どこで手仕舞えばいいのか?
これはトレーダーにとって永遠の課題だといってもいいでしょう。
「ココで出た後で上がったら損だしねえ・・」という欲。
そして一方で「ここがピークでここから下がったらどうしよう・・」という恐怖。
これらが入り交じり決断が遅れると、マーケットによって強制的に結果を出さざるを得ないハメに陥ることになります。
エグゼキューショナーの仕事では、手仕舞う位置をどう決めるのか?が問われるのです。
そのためには、素早く適応できる単純なルールが不可欠になります。
というわけで年末スペシャル!(笑)としてナスダックマーケットの例で説明しておきましょう。
この脱出では重要なサインが出ています。
下のチャートを見た瞬間におわかりになるでしょうか?
以下で説明する重要なポイントを見逃すと、ここでは脱出できないでしょうね。
陽線が続き長い上ヒゲが出たら要注意です。
ヒゲ先がどういう位置にあるかをしっかりと見ることです。
この例は非常に多く見られます。陰線が出始めて1分が過ぎたら、ボタンを押す準備です。
陽線がこれだけ続いているというもう一つの要素も含めて考えることです。
下の例もそうですね。
こうして見ると、どこがストップの位置かもおわかりになるはず。