東京証券取引所のWEBを見ると・・
当取引所は、株式・CB等のオークション取引において、高速性と信頼性を併せ持つ世界最高水準の取引所システム「arrowhead」(アローヘッド)を、当初予定どおり平成22年1月4日から本番稼働させることを決定いたしましたので、お知らせします。
ということなのですが、現在の4秒毎の執行が大幅に速くなるようですね。
高速性
① 5ミリ秒(注1)の注文応答時間を実現、注文受付通知のレスポンスが高速化されます。
② 3ミリ秒(注1)の情報配信時間を実現、株価・気配情報等の情報配信時間が高速化されます。
昨日の日記でも書いたような我々のトレード手法では、この高速応答性は追い風になりそうなのですが、ちょうどタイミング良く昨日次のような1通のメールが送られてきました。
それはカブドットコムのF氏からでした・・
12月21日(月)に、東証さんと共催で、 個人投資家向け次世代売買システム、アローヘッドの 説明会を、東証アローズで開催することになりました。
案内を添付しましたので、ご覧ください。東証の斉藤社長も出席されますし、アローヘッドのデモ画面も見れます。是非、来て下さい。
今回のアローヘッドは、個人投資家のトレーディングに非常に大きな影響を与えますので、特に、デイトレードを行っている投資家には、多大な影響がでます。
下記が、少し前に書いた文章ですが、中小証券の自己売買は物凄い影響です。何事も、その内容を知っているのと、知らないのとでは大きな差が付くと思います。光証券、自己売買ルール見直し 日本経済新聞 経済1 4面
光証券が、株式の自己売買の基本ルールを見直すとの記事です。今まで、購入した株式は、当日中に売却することが原則でしたが、これを翌日以降も持ち越し出来るように変更するそうです。これは、来年1月4日から導入される東証の次世代売買システム「アローヘッド」への対応のようです。今まで、中小証券の自己売買部門では、ディーラーが特定の銘柄の売買状況(板状況)をじっとチェックしていて、少しの鞘を抜くいわゆるスキャルピングが主でしたが、アローヘッド稼動後は、大口注文も瞬時に約定するので、板を確認してからの発注では間に合わないからでしょうね。半歩先読みすると、来年からは個人投資家のなかで、頻繁に売買を繰り返すいわゆるデイトレーダーの売買手法に変化が現れそうですね。
これは行かなければ・・というわけで、土日のセミナーのあと、月曜日は朝のネットエイドが終わったら東京へ、そして夜の米国マーケットのネットエイドに間に合うように帰る予定。
説明会はこちらから申し込みできるようです。
平成21年12月21日(月) 17:45~18:45(開場17:15)
東京証券取引所 アローズ オープンプラットフォーム
参加料は無料ですが定員は80名で応募者多数の場合、抽選で決定するようです。
というわけで、興味のある方はお急ぎあれ!
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