ボトムスキャンに表示されるセットアップ情報は、銘柄選択の際の重要な決め手になるのだが、これは特に東京マーケットでは強力な武器になる。
何故なら日本株では購買力が戻らないために、撃てる弾数が限られるからだ。
では14日の東京マーケットでの実際の使い方をチェックしてみよう。
ネットエイドの書き込みをチェックすると、ショートサイドへ3銘柄を選択している。
塩野義製薬(4507) ・ セブン & アイ(3382) ・ 第一三共(4568)の3銘柄だ。
下は2分の時点のボトムスキャンだが、ロングサイドの銘柄群よりショートサイド銘柄群の方が動く幅が大きいことがわかる。
このうちの塩野義製薬(4507)はダブルセットアップそしてセブン & アイ(3382)は、クアトロセットアップマークが表示されている。
結局塩野義製薬(4507)は+10ティック、セブン & アイ(3382)は+12ティック。
所要時間はわずか2分だ。
下は先物の1分チャートだが、2分目の頭はツラ位置の位置から下げ始めているから、トレンドの方向に沿った正しいエントリーだったことがわかるだろう。
そして第二波は下のチャートのように下げ止まったあとの9時13分頃から先物が反転上昇を始めている。
つまりここからはロングサイド銘柄、つまりトレンドに沿ったトレードをするわけだ。
下は14分時点でのボトムスキャンの表示だ。
ここで選択したのは住友電工(5802) ・ ブリヂストン(5108) ・ 小松製作所(6301)の3銘柄でこれでトータル6トレード。
それぞれは+6ティック、+5ティック、+5ティックのゲイン。
トータルで6トレード +43ティック 1000株で4万3千円なり。
いかがだろうか。
とても単純な方法だが、トータルでの所要時間は20分ほど。
高い集中力が発揮できる時間というのは以外と短いのだ。