東京マーケット4日(金)でのスイングスキャン・プロ銘柄 Watch 、つまりスイングトレード用スイングスキャン・プロ(日足のトレンドベース)を使用した銘柄選択では、選択した銘柄は「負け」という結果となってしまいました。 ではチャートでこの銘柄を分析し、チャートを見てどういうトレードができるのかを説明しておきましょう。
まず下の15分足チャートをご覧ください。青い移動平均線は40MAで赤は200MA。下の日付では黒い部分が前場、白い部分が後場。水平線の位置が1841円が9時5分の値段です。見事な高値掴みとなってしまい(笑)赤い四角いゾーンが負けを表しています。このように15分足チャートでも明確なアップトレンド銘柄だったのですが、不運にも9時5分の値段でエントリーしたとすると、前場の終わりでは負けてしまいました。
次に下は2分足チャートです。9時5分の時点から下げ始めていることがよくわかります。黄色いマークの位置が9時5分の時点の株価です。皆さんのお手元へメールが届くのが、ここからさらに遅れて5分、そして執行の準備ができるまで仮に5分かかったとします。すると1385円あたりの値段で買えることになりますが、それでも前場の終わりで手仕舞いすれば負け幅が少なくなるだけで、負けは負けです。ですから9時5分の時点より有利な値段で買ったとしても、この日の前場の終わりでは負けてしまうことになります。ですが勉強をしてチャートを読めることができるようになれば、勝てるチャンスはあるのです。
ではどうトレードすればいいのか?下のチャートを見てください。1826円の位置にある赤い水平線が、フィボナッチのガイドラインで、この日の始値から23.6%下がった位置にあります。ここで反転する事が多いので待ち受けるわけです。そして反転したらエントリーをして5ティック(5円)を獲ったら脱出します。ここでは7円を獲る事ができます。
では何故ここで反転することがわかったのでしょうか?その秘密は先物のチャートにあります。下のチャートが日経先物ミニの同じ2分チャートです。
このような先物の反転に合わせて資生堂(4911)の反転を捉えることができたというわけです。ちなみにこの資生堂(4911)を5ティック銘柄とも呼んでいます。何故ならこうした反転場所では、非常に高い確率で5ティック(5円)は動くからです。このようにチャートを勉強すれば、こうしたレベルのトレードができるようになるのです。いかがでしょうか?
ぜひチャートを勉強してみてください、勝てるチャンスが大きく広がります!
コメントする