世の中の多くの「予測」は「過去を延長したところ」にあるため過去の解説は上手でも「将来」を予測することができないというジレンマを抱えています。
100年に一度と言われている今の不景気は、誰も今までに体験したことがないわけですから、これからどうなるかの予測は不可能だといえるでしょう。
つまり収入は上がらない前提で、どう暮らして行くのかの、設計図をどう描くのか、が問われているのです。
これはトレーディングの世界でも同じ事ではないでしょうか。
現在行っているトレーディングのトレーニングは、訓練によって確率的に予測できる非常に近い未来に絞り込むという作業を毎日繰り返しています。
この半年で行ってきた訓練を通じ、現在ではこのトレーディングという「事」を成し遂げるために必要となる、「ツボ」をノウハウとして、蓄積してきたわけです。
そうして検証した仮説をエグゼキューショナーへフィードバックすることで、実証してきました。
このトレーニングでは、コマンダーとエグゼキューショナーは対等で、なおかつお互いを必要とする、というチームを構築することで、お互いに「雇われない働き方」を前提にしています。
これは従来の仕事という観念から見るとまさに「パラダイムシフト」だといっても過言ではないでしょう。
仕事の実働時間は1時間だけ。
お金では買えない貴重な時間を有効に生かすためにも、一定の時間に絞り込み、その範囲で資金をどう運用すればいいのかを徹底的に検証し、できあがったのが現在のトレーニングのシステムなのです。
物事を成し遂げるためには、すべての詳細を知り尽くす必要はありません。
物事の「ツボ」さえ掴むことができれば、うまく事が運ぶことは、皆さんも何らかの体感からご存じのはずです。
専門家が往々にして陥る「細部にこだわる余り短視眼的になる」危険性を避けるためにも、この「コツ」をうまく掴むことが重要となるのです。
こうした「ツボ」を組み合わせて全体をどう組み立てるのか?
これこそが、トレードで最も重要なのではないでしょうか。
そのためにトレーニングでは、コマンダーとして銘柄とタイミングをリアルタイムで記録し、その結果を検証することで、確率的に予測できる非常に近い未来の予測的中率を上げて行くという方法を取ったのです。
そしてようやくその成果が現れてきたのです。
今回の銘柄選択のためのスキャンシステムを新体系へ移行するという「無料バージョンアップ」を行ったのは、この成果を記念したトレーダーの皆さんへのプレゼントだと捉えていただければ幸いです。
すべてのデイトレーディングのための銘柄選択ツールに、スイングスキャンというスイングトレードのツールを加え、2種類のタイムフレームのスキャンシステムを「ワンセット」にすることで、より多くのトレーダーが利益を享受できるようになるはずです。
トレーニングは、トレーディングの利益だけに拘るのではなく、チームとして集うトレーダーのライフスタイルをも、あわせて構築してゆこうという試みも含まれています。
「神戸」という地の利を生かし、「温泉」を組み込んだ毎日を組み合わせ、トレーディングの訓練とどのように組み合わせ、どのような楽しみ方をすればいいのか?
利益を出す事だけではなく、その利益をどのように使い、毎日の生活の中でどのように活用すれば、充実した一日を過ごせるのか?
これこそが、今の私にとってはもっとも重要なポイントなのです。
トレーニングの後の温泉は、10月まで「おとめ塚温泉」を利用していましたが、11月からは米国が冬時間へ移行するため、トレーニングの開始時間が11時半からとなります。
トレーニングが終わるのは12時半ですから、この時間帯になると利用できるのは、「クアハウス」に限定されてしまいます。
問題はクアハウスの「お湯」は「おとめ塚温泉」のような細かい気泡(バブル)が含まれていないという点です。
ですがこの問題を解決するための糸口を、意外なところから見つけたのです!
大成博文さんのブログをご覧ください。
http://www.tokuyama.ac.jp/profiles/oonari.html
希望という名の光
http://nanoplanet.weblogs.jp/blog/2009/02/post-bfde.html
2009年2月のブログには「温泉」について書かれています。
http://nanoplanet.weblogs.jp/blog/2009/02/index.html