この方はとても熱心な方で、米国からオンラインでネットエイドに参加され、毎日トレーニングをされています。
メールに記録を添付されて送っていただいたので、今日はここにアップしてアドバイスをさせていただくことにしました。
私が作成したこちらのコマンダーの指示の検証にご自分のトレードを重ねられたチャートを作成されていますが、これはトレーニングでも行っている方法です。
ご自分のトレードをこのようにして分析されると、問題点がよくわかると思います。
では早速、それぞれのトレードを見てみましょう。
2009-10-01 22:31:31 はっちshadow ILMN NTES JBHT
2009-10-01 22:31:53 はっちshadow ILMNきました
9:30の高値をブレイクするまで待ってしまった分、高い位置で入ってしまったか。
おそらく9:31がギャップダウンで陰線が見えたから直ぐに入れなかったのだろう。
236を越えていたらギャップダウンでも直ぐに入るべきだろうか。
トレーニングでは、コマンダーの指示から20秒以内でエントリーする。
まずこれが確実にできるように訓練をしています。
1分目つまり最初のローソク足の終わりの位置を越えたらエントリーですね。
緑色の+0.236のガイドラインを越えていれば迷わずエントリー。
そして三本目の陰線のアタマが2本目の陽線のローソク足本体の高値を越えていません。
始まった位置でボタンを押して脱出です。
始まった瞬間にボタンを押せばスリッページを喰らう確率は減ります。
カットロスの許容範囲は 150ドルとしていますので、-140ドルなら許容範囲ですから、負けましたが決して悪くはないトレードです。
2009-10-01 22:32:19 はっちshadow JBHT ナイス
2009-10-01 22:34:10 はっちshadow JBHT
一度入って急落したから急いで出て、そのあとの陽線二本目で上がるだろうと思って入ったけど下がったから急いで出て2度ともロス。
最初のエントリの後の急落は我慢だったか。 そしてその後の陽線二本の後のギャップダウンですぐにアウトすればブレイクイーブンできたか。
もしくは、一度目は仕方が無いとしても、二度目は1本目の陽線のあとのギャップアップ(わずかだけど)ですぐにエントリして、次のギャップダウンですぐにアウトすれば二度目は少なくともブレイクイーブンだったか。
トレードでは、次のローソク足の始まった位置で判断します。
上がるだろう、下がるだろうなどと考えるのではなく、このケースは、自分のルールだとどうすればいいのか?を考えることです。
上はコマンダーの指示に基づく結果ですが、最初のユニットなので上がらなければ即脱出です。
緑の0.236のガイドラインの位置がサポートです。
上のチャートの黄色でマークしたローソク足の始値はギャップダウン。
飛び出した陽線の終値より下で始まった瞬間にクリックすれば、これよりも良い位置で脱出できるはずです。
ここではチャートでは陰線の終わりまで待って手仕舞いという、最もロスの大きいケースとして掲載しています。
下の先物も黄色でマークしたローソク足が大きく下げてきましたから、ここは出る位置ですね。
2009-10-01 22:33:27 はっちshadow CEPH
2009-10-01 22:35:19 はっちshadow CEPH
2009-10-01 22:36:24 はっちshadow CEPHきってきました
2009-10-01 22:39:59 はっちshadow ORLY CEPH
一回目のエントリで上にぶれたときに我慢ができなかった。
二回目は行くだろうと思って入ったか、もしくは間違ったか。 陽線を見て直ぐに出てしまった。
三回目は結果オーらいだったけど、たまたま下がってくれたし、出るときもその後たまたま止まったから良い位置で出ているように見える。 きちんとルールどおりにやるべきだ。
ここの34分のブレの長いローソク足は、いきなり上げたので対応できませんから、こういう時は反応せずに待つのがルールです。
そのあと陰線ですぐに下げていますね。
それに複数銘柄つまり3銘柄にエントリーしていれば、JBHTを見ているはずで、この位置で反応できる余裕はないはずですから普通はホールドしているはずなのですけどね。
500株ですし、上の-0.236までは150ドル以下の幅ですから我慢できるはずです。
009-10-01 22:33:28 はっちshadow ORLY
2009-10-01 22:35:26 はっちshadow ORLY
2009-10-01 22:39:59 はっちshadow ORLY CEPH
2009-10-01 22:43:37 はっちshadow ORLYいいですね
一回目のは指示があってからずいぶん遅かったけど、安値抜きで入って陰線が続いた後、ひげが出て次の同値開始で脱出。
二回目は上に出してないけど、ここのところこういった「もっといけるだろう」で痛い目を見ることが多い。
うまくいけば「ナイス再エントリ」となるが、結局チャートを見る目がないから、「いける」と思っても反対に動いてしまうのだろう。
自分の欲を抑えるべきか? 反省点は見つかるが、対策が見つからない・・・。
これは最初のユニットの後で指示を出した銘柄です。
指示が出たらすぐに入ることです。
ですがエントリーができなかったようですね。
何故できなかったのか?この原因を考え対策をして翌日のトレードに臨む。
これが上達するための大事なポイントなのです。
2009-10-01 22:41:01 はっちshadow CELG
2009-10-01 22:41:15 はっちshadow CELG ロングサイド
2009-10-01 22:42:55 はっちshadow CELG ロングサイド高値越えきてます
2009-10-01 22:44:22 はっちshadow CELG ジリ上げ
2009-10-01 22:44:49 はっちshadow CELG
2009-10-01 22:48:20 はっちshadow CELG ILMN DLTR
2009-10-01 22:49:17 はっちshadow CELG DLTR
2009-10-01 22:55:20 はっちshadow ロングサイド CELG
2009-10-01 22:56:12 はっちshadow CELG高値ぬくか?
一回目はエントリは良かったけど、脱出時の下げにビビって出てしまったと思われる。もう少し我慢すべき。 結果はプラスだったが・・・。
二回目は同じ間違い。「もっといけるだろう」と。 高値掴みをして、結局ロス。同じことの繰り返しばかりだ・・・。
根拠の無い「いけるだろう」ではリスクが高すぎる。 再エントリのルールがわかっていないからだ。 再エントリのルールって何だ?
それぞれのソーソク足が形成された後のストップがどこになるのか?
これが明確でないとホールドや再エントリーはできません。
ワンクリックシミュレーションで、しっかりと確認してください。
黄色いゾーンの上下幅はほぼ同じ事に注目してください。
トレードでは手仕舞いが最も難しいのですが、こうした点にも自然に目が向くようになると、格段に成績が良くなります。
2009-10-01 23:06:04 はっちshadow WYNN
WYNNやPWRD、NTRSなどのスプレッドが大きかったり値動きが早い銘柄で、1回目のエントリのようなロスを出すことが多い。
この場合は入るタイミングが明らかに遅すぎで、「もっと下がるだろう」という根拠のないエントリ。
一応、安値を切ってきてはいたが、当然プルバックが起こることを頭にいれるべき。
ただ、目の前で下がっているとどうしても入ってしまうんだよな~。
これもエントリーが指示から余りにも遅すぎます。
すべての原因は遅いエントリーにあります。
ホールドができないし、ゲインも伸びないし、出入りを繰り返すことになり手数料負けになりやすいのです。
-0.236から完全に下げた安全な位置であり、なおかつエントリーの指示は陰線が4つめですから多少揉み合う位置。
つまり下へ行ってしまうことがないため、エントリーしやすい位置なのです。
脱出は、わかりやすい長い陰線3本の後の、陽線の終わり。
そして、2つの黄色いゾーンの縦の長さがほぼ同じ事に注目。
コマンダーは10年の経験を生かし、様々な要素をチャートから読み取り、最適のエントリーポイントであると判断しているのです。
ですからまず、指示通りにエントリーする訓練をしてください。
こちらに記録があるように、すべての指示に入ることはできません。
何故なら、エントリーしそびれた方のために、多めに次々と銘柄を選択しているからです。
この日の利益目標はコマンダーのトータルゲインの20%ですから1500ドルです。
このレベルを目指して頑張ってください!