「ストップをつける」というのは、2種類の目的があります。
ひとつは「負けるときのロスを最小限に抑えるため」のもの。
そしてもう一つは「勝つためのストップ」。
では何故揉み合うところになると、勝てないのか?
それは「勝つためのストップ」をセットしないからなのです。
ハイローバンドギャッププレイの典型的なスイング手法では、保有は長くて5日間まで。
つまりローソク足5本で手仕舞いをするという基本ルールでした。
ですがデイトレードでは「揉み合う」ケースや、またゲインを伸ばす、あるいは揉み合う場合など、ローソク足が5本以上続いた場合でも、持ち続けることがあります。
そうしたとき、どこで手仕舞いをすればいいのか?
ここで迷いがあると、勝つことはできません。
瞬時に手仕舞いの位置を特定できなければなりません。
ですが多くのトレーダーは、「揉み合い」になるとあっけないほど脆くロスを出してしまうのです。
その理由は「勝ちにゆく」ためのストップの位置を決めていないからです。
「勝つためのストップ」をつけていなければ、勝つための具体的な目標がないわけです。
ですから勝てなくなるのは当然なのです。
その方向へ大きく動けば「勝つためのストップ」をつけていなくても、ある程度の利益は確保できますから、誰でも勝てるわけです。
ですが勝つためのストップをつけていないため「揉み合うと勝てない」ことになります。
勝つためのストップがなければ、株価が「負けを抑えるためのストップ」の位置へ戻ってくるのを待つしかなくなるわけです。
ですから負けて当たり前、ということになってしまいます。
ということで、「勝つためのストップ」の付け方の一例を動画で解説をしておきます。
https://www.daytradenet.com/Gappers/archives/2009/07/121700.php