携帯を iPhone に替えてからかなり経つので、ここらでちょっと触れてみようと思う。
とにかく家にいないときにネットへアクセスしたいときには、メチャクチャ便利。
特にトレーニングを始めてからは、全国から来られるトレーダーと一緒にランチを食べに行ったりするとき、グーグルで検索したいという機会が増えてきている。
おまけに、iPhoneがあればどこでも現在地を確認できるわけだしね。
私はゲームはやらないが、日経の記事でちょっと面白いものがあったので、要約がてらご紹介。
というわけだが、要はiPhone というのは、かなり革新的なプラットフォームだということ。
北米のApp Storeのダウンロードランキング1位は毎日1万ダウンロードあるという。
50位だと1000ダウンロードまで下がるのだが、上位100タイトルのうち40タイトル以上が、最低価格の115円(0.99ドル)の設定。
だが全体の90%のタイトルは200~1000ダウンロードで、ダウンロード数が1万を超えてトップチャート入りして人気を継続できるタイトルは全体の3%に過ぎないという。
とにかくアップストアでランキングに入ることができなければ、ダウンロード数は少なく非常に厳しい結果になるわけだ。
つまり大半のアプリケーションは大きな利益を生み出せていないわけだが、その理由は多くのタイトルが無料かそれに近い金額でリリースされることが基本になってしまったために、ユーザーを高い価格帯に誘導することは難しいから。
iPhoneが切り開いたネット販売のようなオープン型のビデオゲームビジネスは、他のプラットフォームにも大きく影響を与えることになるはずで、具体的に表に出てくるのは来年だろうという。
アップルはこの分野では大きく先行しているというが、iPhone向けゲームは、開発会社にとってみれば参入障壁がきわめて低いため、小規模なゲーム会社が進出しやすいようなのだ。
アメリカでは iPhoneユーザーが多いというが、特にサンフランシスコでは、新規購入される端末の6割はiPhoneではないかなども言われている。
とにかく、そこらじゅうでiPhoneを片手に何かしている人を見かけるという。
米国の携帯電話は、統一的なプラットフォームがなく、ゲーム会社が苦労して参入する割には魅力の薄いものだったが、その状況をiPhoneはひっくり返したようなのだ。
こうした理由で、日本との温度差はかなり大きいのが現実だ。
iPhone新OSのここに注目 ソフトバンクはどう対応?
次期iPhoneはiPhone OS 3.0を搭載、既存のiPhoneユーザーも今夏には無償でアップデートできるようになるという。
目玉はアプリ内の決済が可能となることで、ゲームアプリで続きのステージを購入する、観光ガイドで地域別のコンテンツを購入する、といった応用が期待できる。
もうひとつの注目点は、周辺機器との通信・制御が解禁となったこと。
コネクタ部分で接続できるようになるためMトランスミッターやiPhone対応のスピーカーが登場するため、ますます普及に拍車がかかるはず。
また今夏には、初代発売当初から要望のあったコピー&ペーストにも対応。
端末内やメールサーバー(IMAP)内のデータを簡単に検索できるようになるという。
SMS(ショートメッセージング)の発展型であるMMS(マルチメディアメッセージング)もサポート、テキストだけでなく写真や音楽ファイルなどを添付して送れるため、日本の携帯電話メールとほぼ同等の使い勝手になる。
ソフトバンクモバイルが昨年日本で発売したiPhone 3Gは、MMSをサポートしていないため、「@i.softbank.jp」というアカウントを発行して、携帯電話メールに近い利便性を提供していた。
iPhone OS 3.0でMMSがサポートされるが、ソフトバンクモバイルがどのような対応をするのか?
周辺機器メーカーの立場からすると、iPhoneはまさにコンピューター。
接続することで、周辺機器に頭脳が載ることになるだけに、いろいろな夢は広がる・・というのがメーカー関係者の弁だという。
というわけで、エグゼキューショナーのトレーニングに参加されるトレーダーのみなさん方も、徐々に iPhone 使用者が増えているようだ。
何故なら、ネットエイドや、ボトムスキャンも iPhone で、鮮明に表示させることができるからね。
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