2009年04月12日 のCoolに過ごそう

トレーニング雑感

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5日間単位での参加者の方がジリジリと増えている。

一日、二日参加された方が、改めて継続参加されるというケースも少なくない。

0412ExecuttionerB.jpg

とにかくガイドの通りに同時ホールドをしながら、1時間で30トレードほどすると、最初は1000ドルから2000ドルのレンジでロスを出し続けることになる。

頭の中がパニック状態になるからで、いってみれば当然のこと。

まさに息つく暇なく売買を繰り返しながら、横ばいで動かないときには、4銘柄以上を同時にホールドし続けなければならないため、まさに大リーグボール養成ギブスを嵌めた状態になるからだ。(笑)

逆に言えば、大きなストレスを受けることで弱点がすべて浮き彫りになるためで、トレーニング途中で誰もが体験するプロセスだといえるだろう。

気がついたら逃げ遅れ、慌ててカットロスをするというパターンが続出するためだが、高値のヒゲの先でエントリーをして、大きく下げて反転するところの下ヒゲの先で脱出するという、ようろうとしてもなかなかできない芸当をやってのける方が後を絶たない。

誰が見ても上げている最中に執行すれば高値掴みになるのは当たり前だ。

もちろんシミュレーションだから、大きなロスを出しても全く問題ないわけだが。

心理的に大きなダメージを受け、その後のトレードに影響が出ると、トレードが雑になり、注意力も低下するため、さらに被害が拡大し、マイナスの数字が積み上がる。

 

だがトレーニングを続けることで、余裕が生まれ、徐々に改善されるサマは、まさに劇的と呼んで差し支えないだろう。

何故なら負けた後でも正しいトレードを続ければ利益が積み上がり、一人だけでのトレードでは決してできなかった、マイナスがプラスに転じるという過程を体験することで、大きな負荷を掛けても心理的なパニックが起こらなくなってくるためだ。

特に、最近は反対サイドのローソク足が一本出れば、次に継続した色が見えた瞬間に切る訓練を徹底している。

何故なら、これこそがトレードの最も基本的なスキルだからだ。

だがほとんどのトレーダーは、この単純な訓練をすることなくマーケットへ参入し、ロスを出し続けることになる。

 

ホールドをする訓練はこれができてから。

素早いカットロスと、利益を伸ばす技術を同時に身につけようとしても、そうは問屋が卸さない。

素早いカットロスができなければ、利益を伸ばすためのホールドなどまた夢の夢。

逆に反対サイドへ振られた状態で、長時間ホールドしなければならないハメになる。

 

先週木曜のナスダックでのマーケットでは、こちらにあるようにQCOMを30分、EXPDを20分ホールドすれば、それだけで1500ドルのゲインというパターンだったが、ホールド指令を守ることができたトレーダーは誰一人としていなかったのだ。

だかれこそ一つひとつの重要なスキルを、一つ一つカラダが覚え込むまで繰り返すことが大事なのだ。

 

4月アタマに一名が神戸へ引っ越しをされたが、来週末にさらに一名が東京から引っ越して来られる。

こうした現状をサポートするため、最低限の生活のための手法も用意している。

それは日本株を10分の一トレードサイズで実行し50ティック前後、金額でいえば一日1万円を獲得するというもの。

日本株は動く速度が遅く、さらに約定代金が1000万円までなら一日定額900円という手数料の証券会社があるため実現できる、ちょっと特殊な手法なのだが、実トレードでもまず負けることはないという実績を構築済み。

ただ、日本株は出来高が少ないので、いくらポジションサイズが小さいからと言って、大々的にこの方法を広めるわけにはゆかないのが、残念なところ。

iPhone

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携帯を iPhone に替えてからかなり経つので、ここらでちょっと触れてみようと思う。

とにかく家にいないときにネットへアクセスしたいときには、メチャクチャ便利。

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特にトレーニングを始めてからは、全国から来られるトレーダーと一緒にランチを食べに行ったりするとき、グーグルで検索したいという機会が増えてきている。

おまけに、iPhoneがあればどこでも現在地を確認できるわけだしね。

私はゲームはやらないが、日経の記事でちょっと面白いものがあったので、要約がてらご紹介。

 

iPhone用ゲームに群がる新興企業

2008年のトップ10に入ったiPhone用ゲームタイトル

というわけだが、要はiPhone というのは、かなり革新的なプラットフォームだということ。

北米のApp Storeのダウンロードランキング1位は毎日1万ダウンロードあるという。

50位だと1000ダウンロードまで下がるのだが、上位100タイトルのうち40タイトル以上が、最低価格の115円(0.99ドル)の設定。

だが全体の90%のタイトルは200~1000ダウンロードで、ダウンロード数が1万を超えてトップチャート入りして人気を継続できるタイトルは全体の3%に過ぎないという。

 

とにかくアップストアでランキングに入ることができなければ、ダウンロード数は少なく非常に厳しい結果になるわけだ。

つまり大半のアプリケーションは大きな利益を生み出せていないわけだが、その理由は多くのタイトルが無料かそれに近い金額でリリースされることが基本になってしまったために、ユーザーを高い価格帯に誘導することは難しいから。

iPhoneが切り開いたネット販売のようなオープン型のビデオゲームビジネスは、他のプラットフォームにも大きく影響を与えることになるはずで、具体的に表に出てくるのは来年だろうという。

アップルはこの分野では大きく先行しているというが、iPhone向けゲームは、開発会社にとってみれば参入障壁がきわめて低いため、小規模なゲーム会社が進出しやすいようなのだ。

 

iPhone2B.jpg

 

アメリカでは iPhoneユーザーが多いというが、特にサンフランシスコでは、新規購入される端末の6割はiPhoneではないかなども言われている。

とにかく、そこらじゅうでiPhoneを片手に何かしている人を見かけるという。

米国の携帯電話は、統一的なプラットフォームがなく、ゲーム会社が苦労して参入する割には魅力の薄いものだったが、その状況をiPhoneはひっくり返したようなのだ。

こうした理由で、日本との温度差はかなり大きいのが現実だ。

 

 
iPhone新OSのここに注目 ソフトバンクはどう対応?

次期iPhoneはiPhone OS 3.0を搭載、既存のiPhoneユーザーも今夏には無償でアップデートできるようになるという。

目玉はアプリ内の決済が可能となることで、ゲームアプリで続きのステージを購入する、観光ガイドで地域別のコンテンツを購入する、といった応用が期待できる。

もうひとつの注目点は、周辺機器との通信・制御が解禁となったこと。

コネクタ部分で接続できるようになるためMトランスミッターやiPhone対応のスピーカーが登場するため、ますます普及に拍車がかかるはず。

また今夏には、初代発売当初から要望のあったコピー&ペーストにも対応。

端末内やメールサーバー(IMAP)内のデータを簡単に検索できるようになるという。

SMS(ショートメッセージング)の発展型であるMMS(マルチメディアメッセージング)もサポート、テキストだけでなく写真や音楽ファイルなどを添付して送れるため、日本の携帯電話メールとほぼ同等の使い勝手になる。

ソフトバンクモバイルが昨年日本で発売したiPhone 3Gは、MMSをサポートしていないため、「@i.softbank.jp」というアカウントを発行して、携帯電話メールに近い利便性を提供していた。

iPhone OS 3.0でMMSがサポートされるが、ソフトバンクモバイルがどのような対応をするのか?

  

iPhoneBlueB.jpg

 

周辺機器メーカーの立場からすると、iPhoneはまさにコンピューター。

接続することで、周辺機器に頭脳が載ることになるだけに、いろいろな夢は広がる・・というのがメーカー関係者の弁だという。

というわけで、エグゼキューショナーのトレーニングに参加されるトレーダーのみなさん方も、徐々に iPhone 使用者が増えているようだ。

何故なら、ネットエイドや、ボトムスキャンも iPhone で、鮮明に表示させることができるからね。

 

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