私のガイドの精度が何故高いのか?と自分で書くのも何なのですが、記録を見ていただければわかるように、最新のボトムスキャンは使いやすいうえに、いろいろなトレード手法を使い分けることができるため、確実に利益を出すことができます。
まさに、究極のデイトレード用銘柄選択ツールと言っていいでしょう。
まず大きな特徴の一つが、トレンドの分かりやすさです。
監視銘柄は日足のトレンド別にアップトレンドサイドか、ダウントレンドサイドかを区分けされていますから、買いか売りかどちらから始めるのかが一目瞭然です。
ですからあとはギャップダウンしているのか、ギャップアップしているのかで、ある程度のリスクを推し量ることができます。
では、そのリスクの見方について、27日夜の米国ナスダックマーケットでのトレーニングで取り上げた銘柄を例として挙げておきましょう。
下は27日(金曜日)のよるのナスダックマーケットの、オープニングから1分経過した時点でのボトムスキャンの表示です。
ショートサイドの銘柄は4銘柄しかありません。
そして GILD と ISRG の change の値がマイナスの赤い文字で表示されています。
ではどちらの銘柄の方が、リスクが少ないのでしょうか?
それはギャップダウンで始まった ISRG の方です。
先物もギャップダウンし、この銘柄もギャップダウンし、さらに最初のローソク足が赤い陰線です。
一方のGILDはギャップアップしています。
ショートを狙っている銘柄がギャップアップしている、つまり「トレンドに逆らった動き」で始まったのです。
トレーニングのガイドでは4銘柄ともチェックしましたが、ESRXはギャップダウン後、ミニガットボトムで落ちるところを狙いました。
SOHUはギャップダウンしているというのはよいサインなのですが、最初のローソク足が長い陽線というトレンドに逆行した動きで始まっています。
そのためローソク足2本目はショートには不適格な動きが、さらに加速され、引き続き陽線が出ているため、ショートエントリーはできない動きとなったわけです。
トレーニングで狙いをつけた銘柄のリスクについて、こうした判断が素早くできるかどうか?
コマンダーが指示を出しても、エグゼキューショナー自身が、こうした視点でその銘柄のチャートを見ることができなければ、良い成績を収めることができる可能性は低くなります。
あたかも右折や左折時に、自然に方向指示器のレバーに手が伸びるように、その銘柄を見た瞬間、真っ先にこうしたポイントに目線がゆくかどうかです。
こうしたトレードの基本が身についていれば、それはエントリーの余裕に繋がり、またカットロスのリスクをも軽減してくれることになります。
そのためには、1分足のローソク足だけを使ったワンクリックシミュレーションを、数多くこなすことです。