充実した1週間でした。
コマンダーとしての成績はこちらに掲載していますが、この週は一定のレンジで安定した数字となっています。
これはいわば理想のトレードなので、目標はこれの半分くらいと考えています。
継続してトレーニングを続けていると、現時点での課題というのが、自然に浮上してくるのが興味深い点なのですが・・
特に木曜日は、トレーニングをされている皆さんがどの時点で脱出しているのかに注意していたのですが、判断の基準がバラバラのようなのです。
反対方向の動きを示すローソク足が1本出たあとは、必ず反対売買のボタンを押す準備をしていなければなりません。
ロングなら、赤い色の陰線が出て、次のローソク足が下げ始めたら、その時点でクリックしなければならないはずなのです。
ですが、いざ実際のマーケットでトレードを始めると、先物の動きに翻弄されたり、思い込みで躊躇したりと、決まった基準でボタンを押すというアクションができていないのです。
こうした点を改善するには、意識したタイミングでクリックするという訓練を繰り返さないと、なかなか身につかないものなのです。
そのため金曜日には、ここをかなり具体的に念押しをしたガイドをしたのですが、その効果は絶大でした。
コマンダー側も、トレーニングに参加されている皆さんのスキルを正確に判定し、それにあわせてガイドをする必要があるのです。
このように、エグゼキューショナーもコマンダーも、お互いが改善すべき問題点を見つけ、それを翌日のトレーニングに反映させるというのは、こうしたトレーニングでの成果を上げるうえでは、とても重要なポイントなのです。
ですから、そういう意味で「得るもの」は、かなり大きい週でした。
というわけで、明日からは、ここを特化して訓練をする予定です。
現在参加されている方、あるいはこれから参加しようとする方へのアドバイスですが・・
トレーニングの成果を上げるためには、コマンダーの記録とご自分のトレードを照合し、その日の問題点がどこにあったのかを、トレーニングされている本人自身が、しっかりと把握することです。
この分析をしっかりと時間をかけて行い、翌日のトレーニングでは、その問題意識を持ちながら、トレーニングに臨むことです。
次に普段からのトレーニングについてですが、1分足チャートを使い、MAのないローソク足だけで、ワンクリックシミュレーションを数多く繰り返してください。
これは絶大な効果があります。
何故ならローソク足フォーメーションと、抵抗線だけを頼りに、利益確定ポイントや、カットロスポイントを決めなければならないからです。
そして次の段階では、フィボナッチのガイドラインを引いた1分足チャートを使い、MAのないローソク足だけで、ワンクリックシミュレーションを繰り返します。
この段階になれば、ローソク足だけでのワンクリックシミュレーションに比べ、フィボナッチのガイドラインが、利益確定やカットロスポイントの目安として使える「ありがたみ」が身に染みてわかるはずです。
実際のマーケットでは、先物の動きもチェックしますから、さらに予測がラクに感じるようになります。
言い換えれば、現在トレーニングを受けられている方のほとんどは、1分足チャートを使ったワンクリックシミュレーションの訓練が、全く不足しているということになるわけです。
コメントする