最近のように特に大きく株価が下げているときは、ショートつまり空売りを中心としたトレードになるわけですが、米国株の場合は、アンショータブル銘柄というのがあって、基本的にショートできない銘柄があります。
このショートできない銘柄リストは毎日変わるうえ、口座を開いているブローカーによっても、違ってくるのです。
事前にショートできるようにしてブローカーへ頼んで設定してもらうことはできるのですが、最近のように対象銘柄が多いと、ショートできる銘柄を選んでトレードをした方が、面倒がなくていいわけです。
このアンショータブル銘柄に関して、近況報告?を兼ねた、こういうご質問をいただきました。
いつもお世話になります 9月にライブトレードセミナーに参加しました***です。ハッチさんがNET AIDに載せて頂いてるUNSHORTABLE LIST ですがNWTの五十嵐さんからメールで送って頂いたのですがかなり数が多くてビックリなのですが、そこから目視で拾い上げて行くのでしょうか?出来うる限り自分で行える様にと考えております どういう課程で手元にくるのでしょうか?
セミナーのお陰で前進しておりますデモですがショートサイドのトレンドとなっておりますので連日カットロス無しで1,000から2,000ドルの利益が出ています。いつまで続くのか? とにかく負け無しです! 調子に乗らずガンバリマス!
私の場合、ブローカーに頼んでいますので、リストが掲載されたテキストファイルが添付されたメールが毎日送られてきます。
多分この方にも、同じものが送られてきているのだと思います。
このリストですが、正確には Easy to Borrow List と呼ばれるもので、「ショートできる銘柄」名が記載されているので、ものすごい数の銘柄が記載されています。
参考までに、どうものかがわかるようにこちらへ Easy To Borrow List をリンクしておきます。
ですが、こちらとしては「ショートできない銘柄名」を知りたいわけです。
せっかくショートできる銘柄リストを送ってもらっても、このリストにない銘柄を照合しながら探さなければなりませんから、気の遠くなるような根気が必要になります。(笑)
でも、ブローカー側としても、リストはこれしかないようなのです。
しかし、こんな根気の必要なことを、毎日やるわけにはゆかないので、最初エクセルのマクロで動くプログラムを使って、抽出していました。
最近はネットエイド用で使うため、自動的に抽出するプログラムを作ってもらい、それを利用しています。
このプログラムでは、上のように「新しいリスト」へ送られてきたリストの銘柄をコピペで貼り付けると、上の「アンショータブル銘柄リスト」へショートできない銘柄が表示されます。
これをコピペで、ネットエイドへ貼り付けているわけです。
下はショートサイド銘柄のリストですが、アンショータブル銘柄が黄色い色で表示されるようになっています。
このリストをABC順に並べた、リアルティックというトレード用ソフトのマーケットマインダーという銘柄を管理するリストと比べながら。手動で該当銘柄をリストから消しています。
ネットエイドでは、こうしてアンショータブル銘柄を消したマーケットマインダーをABC順位並べたリストを、事前チェックの時間に貼り付けているというわけです。
依然面倒といえば面倒ですが、ショートできる銘柄リストから、リストにない銘柄を照合しながら探す手間を考えるとそのラクさ加減は「月とすっぽん」ほどの違いがあります。(笑)
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