米国防総省がセントラルパークから回収した撮影済みのテープに録画した送別会のホームビデオを再生するという設定。
事件の説明や解説などはなく、観客もビデオに出てくる若者と同じように事件に巻き込まれてゆくという、いわゆる擬似体験型の映画。
パニックに陥った素人が撮影した小さなビデオカメラの手持ち撮影という前提で、手ぶれがリアリティーを生んでいるが、このあたりの設定はなかなかうまい。
事件の原因がわかってしまうというか、後半で「そのもの」が写ると、ちょっと興ざめするが、まあこのあたりは仕方ないかなと。
このコンセプトで最後まで見せてしまういわゆる「発想の勝利」タイプの映画だ。
男性にはウケル映画だと思うが、女性にはどうなんだろうか?
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