神戸空港は人工島ポートアイランド沖南側にある日本で97番目の愛称「マリンエア」と呼ばれる2,500m滑走路1本を持つ海上空港。
空港島の造成や連絡橋(神戸スカイブリッジ)等を含めた建設費3140億のうち90%以上を神戸市が拠出して運営する、いわゆる市営空港で、2006年2月16日に開港。
今の季節は幌を下ろして走るには絶好の季節。
なわけで、天気がいい日には、神戸空港までのんびりと走ることがあるのだが、この道はホント気持ちがいい。
連絡橋の利用はすべて無料で、とにかく道が空いているのだ。
途中にはイケアや、ガソリンの安い行きつけのガソリンスタンドや、レッドブルを置いているコンビニなどがあり、何かとよく利用する道なのだ。
空港から自宅のあるマンションビルまでは約8キロの真っ直ぐな直線距離上にあり、空港から自宅まではクルマで約20分。
上の写真では、自宅のあるマンションは、正面右側の佐川急便のビルの向こうに見えている。
成田や羽田、シアトルタコマ空港ンドと比べても、これほど街へ近く便利な空港は類を見ない。
5月に始めて始めてこの空港を利用したときの強烈な印象は、未だに脳裏に焼き付いている。
神戸を離れ東京へ戻った際、羽田からのモノレールでの移動で感じた東京という街の持つ味気なさは、決して心踊らせる類のものではなかったことを、何故か思い出してしまう。
成田から電車に乗り一時間以上かけて都心へ戻る際の、殺風景な味気なさもまた然り。
シアトルタコマ空港からは、車での移動に加え、自然の豊かさにおいては、神戸に勝るとも劣らないため、フライトでの疲れの残り具合は遙かに軽微に思える。
だが神戸空港から街へ近づくにつれ、山と空が織りなす対比の美しさが揺り動かす感動は「今という瞬間は二度と来ないのだ」という想いを強く抱かせてくれる。
六甲山系へ真っ直ぐに向かう車中からの景色は、リゾート地と呼べるレベルの自然の持つ魅力に溢れ、天気が良ければ、あたかも、魂を癒してくれるかのような錯覚を、存分に味わわせてくれる。
嗚呼・・