ドライビングにはとても良い季節になってきました。
ですが先日うっかりしていて、車検の正確な日付を忘れてしまっていたのです。
そういえば、そろそろだったなと、車検証を見ると・・何と15日の月曜日(敬老の日)が車検の期日。
気がついたのはリミット4日前の11日木曜日。大慌てでネットで探し、ホリデー車検・東神戸を発見、速攻で土曜日に予約。
唯一タイアの溝の残りが基準値を満たしていないという点だけが問題となり、結局タイアを交換。
というわけで無事車検をパスしたのですが、いやあ焦りました。
基本整備4,800円+検査料1万円+事務手数料3,500円+外車割増料1万円
自賠責保険22,470円+重量税37,800円+印紙代1,100円
タイアが73,080円で総計175,379円
乗り心地の良いタイアをリクエストしたところ選択肢は2種類。
結局 Bridgestone の Playz へ交換。
タイアが新しいこともあって、路面との当たりが柔らかく、ご機嫌な乗り心地。
で、ついでといってはナンですが、今回の引っ越しで東京から神戸まで長距離をへ走って気がついたことをいくつか・・
まず地味な部分なのですが、シート。
これはチョイ乗りや、そのあたりをウロウロしているだけでは、気がつかない点なのですが、尻や腰が痛くなることなどは全くなく、とにかく掛け心地がいいのですね。
クーパーSはスポーツシートで、レバー式のハイトコントロールが備わっているため「ちょこん」と独立した少し高い位置にあるシートへ座るという感じで、一般的な応接間のソファっぽいシートとは一線を画したテイスト。
かといってバケットシートのように上体を動かないようにホールドすというタイプではなく、ソフトに背中から乗員を抱きかかえるような座り心地なわけです。
東京から草津まで、4時間以上をノンストップで走ることができたのは、ひとえにシートの座り心地の良さによるものといっても過言ではないでしょう。
そして高速道路を走ってみて、印象的だったのは足腰の強さ。
とにかく元気にキビキビと走るので、眠くならないのですね、これが。
FFの割にトルクステアを感じることはほとんどなく、かすかに感じるそれもキビキビ感に繋がる要素となっている、このあたりの「塩梅」は絶妙といっていいでしょう。
高速道路で見せる町中のゴーカートフィーリングとは違ったドイツ車独特の安定感は、BMWの味付だからでしょうか。
このサイズと重さで過給器付170馬力ですから、当然のことながらパワーは十分。
特に高回転を好むタイプではないのですが、6ATの応答はかなりクイックで、トルクの一番おいしいところを使って走ると、かなり速いのです。
オートモードは意外なお利口さでもって、周りのクルマをリードする程度の少し速いペースから時々必要になる程度の加速なら、十分すぎるほど。
もちろん必要ならマニュアルモードのパドルシフトを使えば、素早いシフトダウンが可能ですが、ま普通は少し深めにガスペダルを踏み込むだけで十分。
一方で普段実用車としての足として使ってみると、低回転から溢れるフラットトルクがクルマを余裕で引っ張ってくれるため、これが街中での意外な使いやすさに繋がっているようなのですね。
気を遣わせないスムーズで速い実用車というキャラも持ち合わせているため、高速道路での印象とは違った、いわゆるジキルとハイド的な二面性を持っていることを、改めて確認したというわけです。
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