金曜日に書斎をセミナールームとして使う部分を何とかフィニッシュ。
もともと二部屋分あった様々なモノや機材を一部屋に集約させるというのは、かなりの工夫と労力が必要だったけど、ノウハウというかコツが習得できたので、そう言う意味ではやった甲斐があったといえるかな。
そして、引っ越しで中断していたセミナーを、一ヶ月ぶりに再開。土曜日に終了し一段落。
参加されたみなさんは四国、大阪、神戸エリアから。「東京だとちょっと遠いしなあ・・」というハードルがなくなったためのようで、終わってからの 懇親会でのノリは、今までとは一味違うラテン系で、いやあ楽しかった。
一日だけのセミナーというのは、一日に集約した密度の濃さのためだろうか、終わった後で、相応の疲れを感じるのだが・・
集中力のコントロールがこのレベルでできるというのは、密かな感動モノ。
こうした新鮮な気分は始めてのタイプだといっていいだろう。
この歳でこれが味わえるとは・・多分ゼオライトのインパクトだろうなこれは。
だが人生いいことばかりではない。
今日は早く寝よう・・としたら、息子の状態がハイになり、なかなか寝てくれず、カミサンともどもストレスの高い状態へ突入。
かみさんはかなりこういうとき、長年の経験でかなり持ちこたえることができるのだが、なんだか限界レンジへとジワジワと近づいてゆくではないか。
こちらは引き摺られないように踏ん張るが、踏ん張るだけではダメなわけなのがオトコのツライところ。
解決法、エイゴでいうとこころの「ソリューション」を見つけて実行し、それが効かないとダメなわけだ。
方程式を解いて答えを見つけるというのは理系には弱いオレには向いていないのになあ・・
だが、そんな風に考える余裕はなかった。
我慢比べしか打つ手がないのかッ!・・・・・
という最中、ふと閃いた。
「ZANTAC」を飲ませたら?
ザンタックはアメリカだとコスコでも売っているポピュラーな胃の薬。
ストレスがかかったりして胃に影響が出るときなど、これが意外と効く事は知っていたのだが、こういうときにもきっと効くだろうと、何となく思ったんだよね。
カミサンも「藁をも掴む思い」だったのだろう、速効で一粒飲ませたらこれが効果テキメン。
満塁逆転ホームランの快感でストレスは一気に解消。
これも多分ゼオライトのインパクトだろう。
で結局ウツラウツラでも眠ることができたのは朝方4時頃。
息子にもゼオライトを飲ませているため、最近は薬の量をかなり減らせるようになってきたのだが、「完全になし」というのはやはりまだ無理だったようだ。
少しずつ様子を見ながらの試行錯誤には、忍耐が必要なのだ。
脳に障害があると環境が変わったことが、健常者よりも大きく影響するのだろう。
ゴールが見えないといういう前提で、こうした事態にその都度対処するのは、一人だとツライ。
だが自立支援センターへ行けば、大半の母親が父親の支援なしで毎日そうした現実と闘っていることを、否が応でも目の当たりにすることになる。
だがこうした世界へ足を踏み入れるというのは、考え方さえ間違わなければ、何を隠そう人を成長させてくれる大きなチャンスなのだ。
だが、アタマというのは「一生涯続けなければならない」という方向に向きやすく、またそうなると、そのサイクルから抜け出すことがなかなかできなくなってしまいがちだ。
自分の精神状態や感情と向き合い、それを客観的に見ようとする努力というのは、頭で考えてはいても、実際にその場面に直面すると、なかなかうまくゆかないもの。
だが成功すれば「このおかげで老け込まずにいられるのだから」と無理矢理方向転換させる、図々しさと、強さを手に入れることができる。
だから毎日カミサンと一緒に送り迎えをしているのだろうと、いうツッコミはなしですぜ旦那。
たはっ!