さて翌8月1日(金)は荷物の搬入。大事なのはどこへ何を置くかの指示なのだが、建物の中外の温度差が大きいうえ、引っ越し先のマンションの広い敷地が意外に広く、結局ウロウロとかなり歩き回ることになるため、終わるとグッタリ。
暗くなってから、建物の玄関受付で教えてくれた近所のマッサージへ行くが、イマイチ。まあ、何もしないよりはウンとラクだったけどね。
この日も宿泊は、有馬温泉。
引越先での温泉逗留作戦は大正解で、セミの鳴き声と、温泉へ注がれる湯の音が、疲れたカラダに染み渡る。
引越先での温泉逗留作戦は大正解で、セミの鳴き声と、温泉へ注がれる湯の音が、疲れたカラダに染み渡る。
有馬温泉への行程は緑に囲まれたワインディングロードばかり。
高速を走ると、シアトルのダウンタウンから、マーサーアイランドにかけての景色によく似ている。
上の写真などは、イサクアのパインビューあたりとそっくり。
この日有馬温泉へは、友人ご夫妻も来られ、記念に?と食事をごちそうになってしまった。
夜電話すると、カミサンと娘も、東京側の退出の立ち会いで、かなりくたびれた様子。
マンションの敷地には緑が多く、しかもよく手入れされている。
1Fには大丸ピーコックがあり、とても便利だ。
そして翌2日(土曜日)は荷ほどき。
この日も一日中、ウロウロと歩き回って指示を出すが、住居とオフィスの2室分だから、かなり時間がかかる。
さすがに引越プロジェクト開始の30日から4日目にもなると、かなりの疲労感を覚える。
近所で発見した「蕎麦屋」で夕食を取った後で、何とかベッドをセットして爆睡。
マンションの前の通りも、緑が多く街が何となくシアトルに似ている。
翌3日(日曜日)は、朝イチのオープンの時間に合わせ、大阪の「ウラノマッサージ」へ。
ここは昔、よくお世話になったところなのだが、普通の店と違って、鍼・マッサージ施術者のほとんどの方が盲目。
とにかく誰にあたっても、ハズレがないという、いわゆる「穴場」と呼んでいい店だ。
大阪府豊中市新千里南町3-1-33 アネックス千里1階
TEL 06 - 6835 - 3135
受付時間 9:30 - 21:00
施術時間 10;00 - 22:00
千里店周辺地図
この日あたってくれたのは、この道20年というベテラン。
「お客さんよく凝ってますねえ・・」といいながら「くいくい」と様子を見ながら押してくれる。
年季の入った案配加減が「流石プロ」と納得できる腕の持ち主に多いタイプだ。
揉み始めて2分もすると絶妙の強さとなってくる。
うーむ・・
しかも「強さはいかがですか?」という問いかけてくるその間合いが実に絶妙。
「強めが好きなので、よろしくお願いします」と答えると、まるで重さが「何トン」もあるかのようなタッチの指で、次々とツボを押し始める。
70分後には、この4日間でカラダへ蓄積した澱が、拭い去られたかのような感覚を取り戻す。
彼は昔神戸にある「順天堂」に勤めていたが、地震で建物が倒壊したため、知り合いの「つて」で、こちらで働くようになったという。
神戸と大阪と比べてどうかと尋ねると、彼曰く神戸の方が物価が安いうえ、うんと住みやすいとの返事。
夜は近所の蕎麦屋で、蕎麦焼酎を楽しみ、夜は早めにベッドへ倒れ込み即爆睡モード。
というわけで、前回の日記はEモバイルとVAIOのノートブックを使ったが、今日はメインのVISTAマシンとようやく繋がった光回線を使用。
光電話とLANの設定が一筋縄では行かず、ようやくこうして日記を書ける気分というか状態になったというわけだ。