まだ何かに試乗したのかと、期待されていた方もいらっしゃるかも知れませんが、さすがに、もうこれ以上試乗はしませんでした。^^
とりあえず、乗ってみたかった車は、すべて乗りましたからね。
実はもうすぐ引っ越しをします。
残念なことに駐車場がどうしても一台しか確保できないのです。
ほかはすべてOKなのに・・
今よりも車がなくてもいいところなので、不要なのですが、まあ一台はあってもいいかなと思いますし、あればあったで役に立つこともあるでしょうからね。
もちろんどこか少し離れたところに駐車場を借りるという手も考えたのですが、多分そうなるともっと乗らなくなるでしょう。
ボクスターSは、2005年の9月に購入して、この9月で最初の車検なのですがまだ9千キロも走っていないという状態なのですから。
というわけで車が一台になるので、いろいろ試乗して最も気に入った車に乗ることにしよう、できれば4ドアがいいかな、ということになったわけです。
駐車場が一台分しかないので、どちらにしてもボクスターSは手放さなくてはならないので、事と次第では今の2台を売って何かに買い換えようかということで試乗に行ったのですが、私的には、ちょっと意外な展開でした。^^
基本的にはカミサンと娘が中心となって乗るので、まずはカミサンが気に入らなければ、ハナシにならないのですが、今日乗った5台と比べると、今のミニの方がいいというのです。
理由を聞いてみると、最も大きな理由は、小さいから運転しやすいというのです。
それに屋根は開いた方がいいということに加え、デザインが「かわいい」のに高級感があるというダメ押しで、ちょっと対抗馬が見あたらなくなってしまったというわけです。
冷静に考えてみれば、ほとんどが一人か二人しか乗らないわけですし、それほど飛ばすのでなく普通のペースで走るのであれば、何も問題ない車ですからね。
よくよく考えてみると、様々なオープンカーの中でも、幌をすべて下ろさなくても、スライドさせて少しだけ空けることのできるサンルーフ機能や、開け閉めはボタン一つの簡単操作というメリットを備えた車というのは、私の知る限り未だにミニのコンバーチブルしかありません。
さらにこの車は初期のサーブや911のようにフロントのAピラーが立っているため、顔の周りの空間は意外と広く、前を向いている限り、小さな車に乗っているという感覚があまりないという、意外な面も併せ持っているのです。
結局、私がカミサンのためにベストだろうと見立てチョイスした「ミニ」を超えた魅力を感じる車に、今回彼女は出会えなかった、ということだったでしょう。
ちなみに、帰宅後の娘の意見ですが、ミニの買い換えには反対でした。
特に車のマニアでもない、彼女たちに何故これほどまでに人気があるのか。
多くの人に愛された「ミニ」を現代風にアレンジした今の「ミニ」は、今のクルマ達が失ってしまった何らかの魅力を持っているのでしょうか?