ブログでの面白い日記の書き方

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あるSSN でトレードとは全く違う日記をブログで書いているのですが、最も評判がいいテーマが、何と日記の書き方なのです。

そこで今日は、ここでもその一部を紹介することにします。

まず最初に読み手にとって面白い日記というのは何か?ということを決めておきたいと思います。

自分が何か趣味を持っていて、それと関連したテーマの日記を読みたいという場合は、キーワードで検索すれば済むことですから、ここでは除外します。

何か面白い日記はないかなあ・・と読み手が探しているいうケースがあります。

こういうケースでどのように書いて「読み手を」キャッチすればいいのか?そして一度来てもらったら、また見に来たいと思ってもらえるためにはどうすればいいのか?


というケースに限定します。

 

 
まず最初に目に付くのは何といってもビジュアルつまり写真です。

日記は最初、できるだけ幅広く受け入れられそうなテーマで書くことです。

ブログではアクセス数によって、どういうものがウケるのかは、ある程度推測することができますから、急いで方向性を決める必要はありません。

 

ですから最初からあまり趣味性の高い人形やアニメキャラ、あなたの好きなタレントなどをトップページに表示することは、できるだけ避けてください。

一番いいのは、あなた自身の写真です。

特別な感情を読み取れるような表情をつけたものではなく、全体のイメージだけでOKです。

 

つまり写真で日記の内容を特定されることがないような「この程度ならいいかなという」ものを用意してください。

モデルではないので、特別にカッコよくなくて一向にかまいません。

こういうように見られればいいな、という程度のもので十分です。

 

ただ、免許証や履歴書にあるような真正面の写真や、指名手配写真のようなもの、つまり、堅く暗い印象をあたえるようなものも避けてください。

写真がないのはまずいので、何とか用意してください。

写真は強く限定されたイメージを読み手に与えますから、日記の内容に応じて写真を差し替えるというという手も使えますが、最初はそこまで凝ったことをする必要はありません。

 

 

 
自分自身の写真がいいというのには理由があります。

それは身分を明かして「堂々としている」という姿勢に繋がるからです。

ですから自分の写真を人に見せるのが「恥ずかしい」という人が、面白い日記を書いて、多くの人に日記を読んでもらう、というのはかなり難しいと考えてください。

 

というのは、面白い日記というのは、本音が伝わる、あるいは、もともとは本音を伝えるものだからです。

ですから本音を知られたり自分の写真を人に見られるのが恥ずかしい、という考え方では、「ここでいうところの面白い日記」を書くのは無理だということになります。

会社に知られるのはまずいとか、いろいろな事情があるケースもあるとは思いますが、とにかく自分の写真がないと「面白い日記を書く」という点で言えば、不利になるということは承知しておいてください。

 

恥ずかしいという感情を逆手にとり、居直って面白いものを書くという手はありますが、一般的ではないのでここでは触れません。

あとは、タイトルと本文、つまり日記の書き出しです。

タイトルについては後日書きます。

 
  

読む人に自分が伝えたいことをわかりやすく説明するには「書く自分」と「書かれる自分」を行ったり来たりする必要があります。

どうしてかといえば「書く自分」だけの視点しかなければ、それが読まれたときに、「書かれた自分」がどのように見えているのかがわからないからです。

自分のことというのは、客観的に見ることがとても難しいものです。

ですから「書かれた自分」がどのように見えているかを、とときどきチェックしながら書く必要があるのです。

 

 
たとえば「ゴルゴ13」というスナイパーの劇画では「ゴルゴ13は第三者の目で自分を見ることができるから凄い」という設定がなされています。

つまりそれだけ、それができるようになるというのは、「凄いこと」なんだよということなのだと思いますが、確かに自分を冷静に見つめるというのは難しいことです。

ですが、書くという世界では、言葉と違って記録が残りますから「第三者の目で自分を書く」というアプローチがまだやりやすいのです。

そのためには「書く自分」と「書かれる自分」がきちんと分かれていないと、「書く自分」と「書かれる自分」を行ったり来たりできなくなります。

ですから「書く自分」と「書かれる自分」をはっきりと意識しながら書くというのは「書くという世界」での書き手と読み手のコミュニケーションを図るためには、とても大事な点ではないかと思います。
 

  

ブログでは日記の書き出しの冒頭部分の、一部分が表示されるものが多いと思います。

こういうケースではこの一部表示される部分が勝負どころです。

 

 
CD を買う場合、試聴できるときは知っているアーティストでも、必ず試聴することにしています。

そのときはまず一曲目から聴きますが、その一曲目のイントロが始まる瞬間というのはとてもエキサイティングなものです。

私の経験ではイントロを聴いたたけで、そのアルバムが好きか嫌いかは、かなりの確率で当たります。

もちろん制作する側はそういうことは十分承知の上で一曲目のイントロを決めているわけですから、よけいにそういう傾向になるのだと思いますけどね。

 

 
日記の場合でも面白い日記というものは、イントロ、つまり書き出し部分から、すでに興味を持てるように、なっているものなのです。

だからといって、面白い書き出し部分をちょうどブログで一部表示される部分にに収めよう、というような厳密さは不要です。

ではここで、「出だし」のサンプルをいくつか書いてみます。

 

 

今日は気力がないので日記を書く元気が・・

書くことがない・・だけどここ何日も書いて・・

昨日は姉の結婚式。忙しかったのだけれど・・

 

B

まさかと思ったらやっぱりそうだった・・

ひとりのオッサンが、絶妙なタイミングで目の前に・・

いやあ、こんなに感動するとは自分でも・・

 

さてあなたは A と B のどちらの続きを読みたいと思うでしょうか?

多分 B のはずです。

 

何故でしょうか?

 

 
ここでルール1

ネガティブな言葉は使わない。

特に冒頭に持ってくるのは絶対に避けることです。

 

自分を含めて「元気がない」とか「書く事がない」などというネガティブな言葉を、冒頭で見せるということは最もやってはいけないことです。

ただ「俺はバカだ」と言いながら、どこかでそれを許せるようなユーモアへ続けるという方法があります。

ですがこの方法は「欠点」になりそうなネガティブな言葉を丁寧に包み込んで、笑いやユーモアへ導くという作業が必要になります。

 

ですが冒頭の部分だけが表示される場合は、そうしたフォローの部分は見えないわけですから、避けた方が賢明です。

こうした手法を使うのはかなり面白いものが書けるようになってからでも、遅くありません。

もちろん読む人を笑わせることができれば、日記としては大成功なのですが、実はこれは大変難しいことなのです。

自分自身を笑いながらも、自虐的な冷笑や嘲笑ではなく、余裕のある笑い、つまりユーモアで包み込む精神と技術が伴なう必要があるからです。

 

さて次は ルール2

「本文の内容やオチから離れた位置から書き始める」です。

 

続く・・

 

 

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