2008 0701-


0714 Mon.

ナローレンジで推移した東京マーケット。ギャップダプンで始まったのだが、ブレイクスキャン・プロ 銘柄の中では、意外とロングサイドへ動く銘柄がよかった。

コニカミノルタHD(4902)、オリックス(8591)などだが「スキャンを使わない銘柄選択」でも同じ銘柄を選択 。そして、 Got bottom プレイは、オリックス(8591)・コニカミノルタHD(4902)・野村HD(8604)が上がりきったところで、ショートという作戦。


梅雨明けはまだらしいが、日中は夏らしく暑くなってきたので、今日はバイクには乗らず。やはりバイクでウロウロすると、それなりに疲れるようで、昨日は昼寝で寝過ごし、目が覚めたら指圧の予約時間を過ぎていた。

大慌てで電話をかけて平謝り。火曜日に予約を変更というお粗末。目覚ましを掛けなくても大丈夫だと思っていたら、寝過ぎてしまったというわけだ。

しかしよく眠ることができるというのは、体調のために はいいわけだが、液体ゼオライトを飲み始めてからは、とにかく気持ちよく眠ることができるので、たぶん今回の件もその影響だろう。
 

さて夜の米国マーケット、ギャップアップで始まったのはいいが、オープニングのロングサイドはこちらにあるように、意外と渋い展開。スキャンを使わない銘柄選択でのドアタマで選択した3銘柄も、あまり上がらず。

はっち3ギャッププレイの対象銘柄がなかったため、早速 Got Bottom  プレイ銘柄探しへシフト。オープニングの渋さを解消するようにCSIQがよく動いたが、アンショータブルなので、ブローカーへ連絡をしてショートができるように設定を依頼する必要がある。

こういうこともあるので、ブローカーの担当者とは、メッセンジャーでチャットができるようにしておいた方が絶対に便利。マーケットでは何が起こるかわからないからね。

アドバンスプレイの対象銘柄は2銘柄だったが、それなりに動いたが、ネットエイドの参加者で「よくわからないけど、その方向へ入ったら、うまくいった」というなかなかの強者も登場。そういう「したたかさ」というか、勝つ事への執念が備わってきたというのは、いいこと だ。

結局マーケットは大きく下げてしまったが、サブプライム問題の影響は、結構長引いているようだ。

 

0713 Sun.

バイオ後進国日本

国内最大の製薬メーカー武田薬品工業は、抗がん剤に強みを持つ米バイオベンチャー「ミレニアム・ファーマスーティカルズ」社を9000億円弱で買収 したが、日本の製薬会社では過去最大規模の企業買収だ。

今年2月にも、ガン治療薬で強みを持つ米国のバイオベンチャー「アムジェンの日本法人」を買収 しているが、武田は主力薬が2009年以降、相次いで特許切れを迎えることから、米国市場の強化を急いでいる。

日本国内での抗がん剤研究は、世界の最先端と比べるとかなりの低レベルで、欧米の製薬メーカーと闘うためには、優秀なバイオベンチャーを買収する以外に選択肢がないの が現状だ。
 


バイオというのは、いってみれば資金量の勝負。

米国カリフォルニアにはバイオベンチャーが数多くあり、またカリフォルニア州も莫大な資金を提供している。

さらに大学自身もまた潤沢な資金を持っているため、優秀な頭脳が世界から集まることになる。

 

世界で初めて万能細胞(iPS細胞)の作製に成功したのは、京都大学の山中伸弥教授。

だが、日本が国家をあげて支援するプロジェクトとして文部科学、厚生労働、経済産業の3省による、2008年度に投入する資金は、たったの30億円。

これだけ可能性の大きな研究には、最低でも1000億円くらいの資金は必要になるのだが、道路には10年で59兆円のカネをつぎ込んでも、万能細胞には1年で30億円。

 

日本の医薬品市場は世界市場の1割に満たず、医療費抑制で頭打ちというのが現状だ。

だが、北米市場は世界の半分を占めるうえ、年10%もの高い伸びを続けている。

だが日本のバイオ研究は、国際競争から完全に取り残されてしまっている。

国の認識レベルの低さが改善されない限り、現状から大きく改善されることは、まずないといっていいだろう。

 

 

0712 Sat.

転機

神戸への転居を機に、娘は東京で生活するため、一足先に引っ越すことになった。

カミサンが一生懸命手伝った甲斐あって、娘は昨日、新居の鍵を手に・・

そういえば今日、カーテンを縫いながら「こういうことをやって肩が凝らないのはゼオライトのせいかしら?」という発言あり。^^

それはそうと、彼女の最近のムードの良さは、自分の城を持つときの、あのワクワク感を味わっているからなのだろうか。
 


我々は我々自身が長時間過ごしている環境から、気がつかないうちに、様々な面で影響を受けている。

だから、より住みやすい環境を求める「引越し」では、どこへ住むのかが、大きな意味を持つことになる。

特に半世紀の人生経験を生かし、自分の好きなことを仕事として収入 を得るという生き方を選択した者は、住環境に対して会社勤めの人たちとは違った視点になるのは当然のことだ。

人は住んでいる間に、環境によって、思考や好みなどの部分へ、ゆっくりとだが確実に、さまざまな影響を受け続けることになる。

だが、その変化の速度はあまりにも遅く、なおかつその変化の度合いは、毎日の生活の中で意識されることがないレベルのため、住環境をライフスタイルの変化にあわせて変えるメリットは、過小評価されがちだ。

 

知性の持つ力を侮ってはいけない。

自分の考え方をコントロールするだけで、誰にでも訪れる不運の芽を摘み取り、幸運へと導くことができるのだ。

そればかりではない。

解決の道を見つけ出し、生き生きとした感受性や、豊かな想像力さえも育んでくれる。

そのためには不屈の精神と忍耐力を養わなくてはならないが、疑似的な「逆境」 を作り、そこから必要なアクションが何かを探り出すという方法もあるから、さほど心配することはない。

それに、プロセス途中での評価を気にする必要は全くない。

乗り越えた「その人自身の経験」から、人の生き方と戦い方での「案配」を知ること が目的だからだ。

 

日雇い派遣問題などに代表される「ワーキングプア問題」では、時に常軌を逸する恐れや不安 へ直面すると、無差別殺人などの行動へ繋がる可能性が高くなる点が懸念されている。

自分の時間のコントロール権を他者に奪われる時間が長いと、それが自分の満たされない原因だと考え、そのストレスを、極端な方法によって軽減させようという心理が生まれる。

それがうまくコントロールできない一つの原因というのは「雇われる」という生き方 が、自分の時間のコントロール権を一定時間、他者に委ねることで成立っているからではないだろうか。

 

「起業」の優れているのは、こうした不安とは一線を画しているという点だ。

だが日本では、開業率の4%は廃業率の6%を下回っていることからも伺えるが、海外と比較すると起業する人が少ない。

だが、泳げない人は溺れることがわかっているから「海に飛び込め」といわれても、「はいそうですか」とはゆかないのは当然のこと。

また「独立さえすればいい」という考えからフランチャイズに全人生を吸い取られ、抜け出すことができないでいる人も多い。

だが自分の考え方次第で、いくらでも抜け出す方法はあるのだ。

トレードの面白さがビジネスになる「トレーダー」という仕事にも、当然考え方、ノウハウがある たため、そうした手法をシステム化し、身につけたい方のため、セミナーを開催したり、オンラインのテキストを販売している。

マーケットが上がろうが下がろうが、一日の中で完結するデイトレードだからこそ、「毎日トレードが可能になる」株式市場でのトレードが、大きな意味を持つことになるわけだ。

何事もそうだが、行き詰まったと感じているとしたら、それはブレイクスルーするための、最高の良い機会だという暗示なのではないだろうか。

 

 

 

0711 Fri.

アドバンスセミナーメソッド(PDF版)使用レポート

2008年2月の米国株基礎セミナーを受講された方からのメールを転載させていただきます。

はっち先生、こんばんは!

この週末、購入したアドバンステキストを読み込んではワンクリックシミュレーションを続けてました。

はっち先生の推奨とおり「法華の太鼓」「ダブルG」「安楽椅子」「スカイダイブ」中心。他はチラリと見る程度で無理せず、数ヶ月かけてじっくり理解すればいいかなと考えています。

内容はシンプルで平易だなあと感じたのですが、実は、最初に一読したとき、上
記4つのプレイの違いが今ひとつ分からず、どれも同じように感じてしまいました・・・何度も読み込んで、実際にChart見ていくうちに、徐々に合点がいくようになりました。

それで、自分なりに「法華の太鼓」「ダブルG」「安楽椅子」「スカイダイブ」の共通点と相違点を整理してみました。

 

・・中略・・
 


テキストでは個別にもっと詳細な条件が付加してありますが、同じChart上の流れで見ていくと、こんな感じなのかなあと思われます。

また、アドバンスプレイでワンクリックシミュレーションをやっていて気づいたことがあります。

「きっかけ」が出た後、トレンドが強ければ「法華の太鼓」「ダブルG」「安楽椅子」が、何度も、または全部出現する。

トレンドの終了は、

 @「スカイダイブ」(逆張りの起点)
 A伸びる方向にヒゲが出てきて高値/安値更新しなくなる
 Bトレンドラインを超えて逆方向に伸びる(トレンドの崩壊)

ここまで整理したことで、自分のこれまでのEntryと脱出の欠点が見えてきました。今まで気づきませんでしたが、やはり重大な欠点がありました!それは2点あります。

 @BreakOutの判断が不正確
 Aトレンドラインに無頓着

BreakOutについては、これまでは「抵抗線を超えた瞬間」がEntryPointと考えて
いましたが、それだけでは不十分で「抵抗線を確実に超えて引けた後」にEntry
する、ということ。

また、短いローソク足ではなくてある程度の長さが必要ということ。

トレンドラインについては、いちいちライン引いているヒマはないので全く無頓着だったのですが、例えばLongでLo-Bandを長めローソク足で割るようなときは上昇のトレンドラインも崩壊してるからもう脱出のシグナルなんですね。

これまでは、右肩上がりのトレンドラインを割って下がってるのにHoldしたりしてましたからね・・・粘ってはいけないパターンも見えてきました。

「スカイダイブ」のおかげで、「きっかけ」を超えて逆の方向に伸びたら脱出、ということも分かってきました。

「きっかけ」が潰れたのですから、順張りでEntryする根拠がもう存在しなくなったわけですね。

実際にワンクリックシミュレーションをやってみましたが、以前とハッキリ違ってきました!

狭いレンジでのもみ合いが続くときに、手を出すことが無くなってきました!

この結果、シミュレーションでもEntry乱発が減ってきました。特に、マーケット始まって1、2時間経つとアドバンスでEntryする機会ががくんと減りますね。

今までは無理にEntryして結果は勝ったり負けたりでした・・・

ロスカットポイントもハッキリ見えてきました!Entryした直後からすぐ脱出の準備をしておかないといけないんですね、そうでないと「きっかけ」が潰れたときにすぐ脱出できない!

アドバンステキストを購入する前は、まだ経験浅いのにレベル高いプレイに手を出して混乱すると元も子もないあ、と考えていましたが、実際読んでみると、シンプルな手法のばかりですし、理解することでむしろ以前よりエントリ基準や脱出基準が明確になってきました!

こんなに参考になるんだったら、もっと早くに買っておけばよかった・・・

まだまだテキスト読み込んでワンクリックシミュレーションを何度も繰り返して精度を上げる必要がありますが、まずは最初に挙げた4つのプレイを完全に自分のものにするように頑張っていきます。

来週からのマーケットが楽しみです。

ありがとうございました!ではでは失礼します。
 

問題点を把握し、恐れずチャレンジする勇気が、この方の武器なんだと思います。

半年も経たずにこのレベルへ到達出来た理由はというのは、前向き(ポジティブ)な考えと、その考えを実行するガッツを持ち続けているからでしょう。

良い気分で週末を過ごせそうです。

メールをありがとうございます。

 

購入をご希望の方は・・  http://www.breakscan.com/ ログインして、ダウンロードサービスをご利用ください。ご利用にはメンバー登録(無料)が必要です。

現在は下記の3種類の、メソッドをPDF形式で提供しています。

 

 

 

0710 Thurs.

戻ってきたスピードファイト

結局一日だけの入院で、スピードファイトは完治。

エンジンの始動性が悪かったのは、キャブレターの中にある、スタータージェットという、ガソリンを噴射する小さな穴が汚れ、詰まり気味になっていたからだという。

作業明細を見るとプラグ洗浄・エアクリーナー洗浄・バッテリー電圧チェック・電気系統のチェック・キャブレター洗浄で、締めて6300円ナリ。
 


エンジンはちょっと拍子抜けするくらい「あっけなく」かかるようになった。(笑)

バイクを受け取って、路上へ出ると、まるでドーピングをしたかのように、パワーが漲っている感じがする。

ワオ!

ヤマハAXIS100の、全体に「もっさり」とした反応に、カラダが慣れていたからだろうか、やけにクイックに感じられるのが嬉しい。

特に20から40キロくらいまでの速度域での、濃厚なトルク感 を駆使した走りは、実に楽しい。



しかもブレーキレバーのタッチから、利き具合に至るまで、精密な機械に触れているという手応えが伝わってくるのが、ヤマハとの何よりも大きな違いだ。

ブレーキレバーを握る強さに応じてリニアに反応し、着実に速度を殺す、その仕事ぶりは、ライダーに大きな安心感をもたらしてくれる。

凸凹した路面からの様々なキックバックはサスがしっかり吸収し、いやな突き上げは、巧みに「いなされ」ていることがわかる。



スピードファイトは、実用速度全域にわたって、アクセルを開けたときのパワーの出方が、どの開度でも同じ割合のため、そうしたところへ神経を使わず、自然に走ることができる。

ヤマハAXIS100は、何故か20から40キロくらいまでの 速度域で、肩すかしを食らったように、加速が鈍くなり、トルクによる押し出し感が抜けてしまったように薄く感じるのだ。

コストを優先しましたといわんばかりの味気のないビジネスライクなヤマハAXIS100のメーター周りと比べると、スピードファイトのメーター周りは、実にカラフルで「走る雰囲気」にマッチしたデザインだ。

エンジン音は全体にヤマハより大きいが、決してウルサイというわけではなく、走りの活発さをライダーへ伝える要素として、これくらいの元気のあるサウンドのほうがいいと思う。

ただ、ガソリンメーターを見ていると、何となく減り方が早い気がする。(笑)

つまり今の時代の「エコ」には逆行しているわけだが、まあこれだけアクセルを開けると、当然燃費はけっしてよくはないはず。

さらに、横に並んだライダーや横断歩道を渡る歩行者から浴びる、高い注目度は、このバイクを所有する喜びの一つと言っていいだろう。

これは、ほとんど見かける事がないというだけの理由ではなく、エクステリアデザインとカラーリングの成せるワザだろうか。

というわけでスピードファイトで、さしたる用事がなくても走り回っている今日この頃であります。^^
 

 

 

0709 Wed.

梅雨明けはまだか?

スッキリしない天気なので、今日は梅雨明け祈願日記。





ご無沙汰いたしております。福井の**です。COOLを読んでびっくりしました。来月から神戸へ移られるのですね。私としては嬉しさこの上ないくらいです。(笑)

セミナー受講しに行くために、宿泊のことや交通の便のことを気にしなくて良くなりますからね。というのは、私は学生時代(先生が渡米される1年ほど前まで)大阪の吹田市に住んでいたことと叔父が神戸にいたので、しょっちゅう行き来しており、神戸は結構土地勘があるのですね。

今でも毎年ルミナリエに行っていますし、私の居住地からでも車で3時間もあれば到着してしまうのがホント嬉しいです。なんだか理由もなく神戸に行くことが増えてしまいそう。(笑)

フィボナッチのテキストを購入したことや、5月のセミナーの際にうっすらとお聞きしていた液体ゼオライトも先生のご紹介で購入し、昨日から飲んでいることを、いずれまとめて報告しようと考えていたのですが、今日のCOOLを読んで、いてもたってもいられなくなってついメールを送ってしまいました。

何より、先生にとってお父上との蟠りが終息に向かいつつあるのが一番よろしかったのではないかと思います。

様々な出来事があったことは先生のご著書などで伺ってはおりましたが、お父上はお父上のお立場で先生のことを心配し、先生は先生のお立場でお父上のことを案じておられる。

「家族ならではですよね…。」と思ってしまう訳です。はい。

私は結婚を機に父母と別居を始めたのですが、母親を9年前に亡くしました。父親は母との思い出がある場所を離れたくないのでしょう、未だひとり暮らしをしています。

ですが私としては、父がこのままひとり暮らしを望むにせよ、何かの際にはすぐに駆けつけられるようもっと近くに父を置いておきたい、父に何の不安もなくこれからも過ごしてもらいたいという気持ちがあるのです。

車で10分ほどの距離なのですが、これだけ近くにいても「何食べているかな?」とか「今日は暑いけど体調は大丈夫かいな?」と 日々心配してしまいます。トレードを始めた理由の一部がここにありますしね…

ですので、ある種の感情を10年余り心の奥底に封じておられた先生と先生の奥様の気持ちというのも理解できます。

私が申し上げるのもなんですが、本当に良かったですね。なんだか脈路のないメールになってしまいました。お引っ越しの準備などでお忙しいこととは存じますが、暑さの折 くれぐれもご自愛くださいませ。



私が書きたかったことが一部代弁されている?!部分があることに加え、何よりもこのメールの持つ暖かさの、お裾分けということで、引用させていただきます。

一般的に家族との関わりというのは、面倒なものです。

でもそうした面倒のない「自由」を手に入れたとたん、今度は「どこか満たされない隙間のある気分」に思いがけず囚われる自分に驚くことになります。

十分すぎる「時間」をかけ、冷静な目で何度も昔を振り返れば、誰もが「思い当たること」があるもの。

これが「時が解決してくれる」ということなのでしょう。

こうしたプロセスを経ると、あとは「きっかけ」です。

どこかで自分なりの踏ん切りをつける勇気なり、ケジメなり、まあ何でもいいわけですが、そういったものがないと、この「きっかけ」というのは、なかなか掴めないものです。

ですから、そう言う意味では、ラッキーでした。

チャンスは、普段からの「想い」の重さが、射止め、そして繋ぎ止めるのかも知れません。

両親が健在なうちに、後悔をしないよう、できるだけのことをしておく時期がが来たのだと思います。

ひいては、自分の気持ちのためでもあるのですけどね。

そうすることで、そのあとの人生が、何倍にも充実したものになるはずです。




付録

ちなみに・・

「新しい単位」世界単位認定協会篇 扶桑社 ISBN4-594-05128-6

による「親不孝」の単位。





詰襟の下に赤いTシャツを着る親不孝の単位を、1AKT(アカティー)とすると・・


母親に「クソババア」と言う親不孝:10AKT

ちゃぶ台をひっくり返す親不孝:80AKT

高校中退する親不孝:240AKT

豊胸手術をする親不孝:720AKT

全国に指名手配される親不孝:1800AKT

親より早く逝ってしまう親不孝:2200AKT

42才、いまだ独身:2400AKT

 

 

0708 Tues.

ヒゲか本体か?

毎日、Gapper’s Eyeを楽しみに拝見させて頂いております。
そこで、かねがね疑問に思っていた事がありまして、これまでお尋ねするのを躊躇しておりましたが、この際、思い切ってご質問させて頂きたいと思います。要点をまとめると次の通りです。

(疑問点)
「CQGとRTでのRenge Aveの定義は異なるか否か」ということです。

(疑問の背景)
毎日のGapper’s EyeでのGot Bottom Play を拝見しておりますと、先生のフィボナッチの始点がローソク足の本体の初値か終値となっているように思われます。

小生はRTを使用しているため幾つか確認してみたところ、R-Aveは当日のMinのヒゲの先端からMaxのヒゲの先端であると理解しております。ところが、先生は
CQGをご使用されていることから、CQGでのR-Ave.はRTとは異なり、ローソク足本体のMinからMaxまでということなのかな、と思ったりしております。

お忙しいところ、稚拙のうえ不躾で勝手なお願いで誠に恐縮ですが、時間の許す範囲で、かつ、差し支えのない範囲で結構ですので、ご教授頂ければ幸いです。

 

確かに最初のうちはヒゲの先から計測していましたが、CQGではギャップバンドの縦線とヒゲが重なりヒゲの先が分かりずらいため、今はローソク足の本体の下の位置で計測しています。

数百株だけがトレードされた場合でもヒゲとなりますし、エラーでヒゲになることもあります。

これは後で訂正されるケースもありますし、そうでないこともあります。

多くの例を見ると、ローソク足本体に比べると、ヒゲの方が判断基準として使える確率は低くなります。

それと、ローソク足本体とひげの先で計測した程度の違いは、フィボナッチを使う場合、まず問題になりません。

例を挙げてみましょう。Got Bottom でショートをする場合です。
 

上はローソク足本体を基準に計測した1分チャート

下はヒゲの先を基準に計測した1分チャート

上のチャートでの、0.382 のフィボナッチのライン位置が、下のチャートでは 0.5 の位置とほとんど同じです。

これがフィボナッチの使いやすさに繋がっているのですが、このように多少の始点終点の違いは、実際には問題とはならないのです。

というのは、エントリーポイントは、フィボナッチのラインだけで決めているわけではないからです。

フィボナッチはローソク足フォーメーションに、より高い信頼性を与えるためのツールですから、あくまでも決定を「念押し」するための目安として使うわけです。

次のローソク足でショートをした方がいいということは、上下どちらのチャートを使おうと、同じようにわかるはずです。


このように、実際のマーケットでは多少の始点終点の違いにこだわるよりも、早くラインを引いてしまう方が大事なのです。

このことは、より多くのフィボナッチを実際のマーケットで引くことで、納得できるようになると思います。

 

 

 

0707 Mon.

液体ゼオライト

今日の日記は「Natural Cellular Defense」で書いた液体ゼオライト購入のための登録をされた方のための日記です。
 


 

10名を越える方が登録されたため、サポート?!(笑)の意味合いを込めてです。

この10名の方にとって、私がエンローラーであり、スポンサーになるということです。

なぜわかるのかというと、私の番号を書いて申し込まれると、どなたが登録されたのか?などという簡単な連絡先の下記のようなメールで送られてきます。

情報はすべてローマ字。


記載されているのは、メールアドレス、電話番号、お名前。

 

またログインして表示されるメニューから

エンロール状況 > Enrollment Activity

を選択すると自分のダウンが何名かがわかります。

ですがメールアドレスはここには掲載されていないのです。

 

メールアドレスを知るには、

傘下組織図/図 > Linear View

で下記のような表が表示されます。



フルタイムで取り組まれる方は、登録された自分のダウンラインの方へかなり積極的に販促やサポートをされるようですが、私の場合は自分の分が購入できるくらいのボーナス&コミッションがあればいいので、こうして書くくらいのサポートならするつもりですが、それ以上の時間を割くことができませんのでご了承ください。

私でわからないことは、私のアップの方へ問い合わせると、メールで教えて貰えるので重宝しています。

 

それと「アドバンテージシップ」で、3本セットが毎月自動的に送られてくるようにセットしておいた方が便利です。

どちらにしても飲み続けるのであれば、一ヶ月分に相当する3本パック(110PV)が毎月送られてくる方が、いちいちオーダーをする手間が省けますからね。

毎月大体100PV(パーソナル・ボリューム)分、つまり毎月100ドル分くらいの製品を購入しないと、ダウン方が購入された場合の還元分を受け取ることができないからです。

うっかりして、100ドル分の製品を購入し忘れて、還元分を貰えないというリスクがなくなります。

 

 

今日は、飲み始めて見られた好転反応をざっと箇条書きしておきます。
 

・皮膚、目などが少し痒くなったり、ごく軽い頭痛。(すぐに消える)

・腕の内側あたりの皮膚に一粒くらいの塩のような粒が出てくる。

・胃あるいは内臓のあたりが少し熱く感じる。

 


使用前・使用後の現象

土曜日は暑い日中にバイクで走り回り、昼寝をしないでも夜中まで元気に動き回ることができたのには、ちょっとびっくり。昨日の日曜も昼寝なしですからねえ・・

私的には凄いことなのですけどね。

そして最近は自閉症の息子と、カミサンにも説得し、飲ませ始めたのですが、すでに以前と明らかに変わった点があらわれてきました。

それは鼾(イビキ)をかかなくなったこと。

息子は結構な鼾をかいていたのですが、最近は余り静かに寝ているので、大丈夫かなとちょっと気になるほど。

カミサンも、拍子抜けするほど、イビキをかかなくなったのです。

まあ、それだけのことなんですけどね。なわけで、「だから何なんだよ!」というツッコミはご遠慮ください。(笑)

 

 

0706 Sun.

夏はバイク

日記「バイク復活」で書いたように、スピードファイトはバッテリーを変えたばかりだというのに、5日もするとなかなかエンジンがかからない。

スターターは回っている風なのに、なかなか点火しないとは如何に?

というわけで意を決し、昼頃から一路永福のコネクティングロッドを目指す。

結局「お預かりして・・ということで、社長に代車の有無を尋ねたら、ヤマハの100CCスクーターAXIS100を貸してくれた。

ついでに、神戸近辺で整備してくれるところを紹介してもらう。



 

一時過ぎ、強くなった日差しの中へ走り出すと、ウム・・ずいぶん違うものだ。

路面フィールや、ブレーキ、サスなどのいわゆる、路面からのフィールのすべてのカドが丸められている。

数十メートルも走ると、スピードファイトの剛性感というのは、かなりなものだということを再認識。

だがスピードファイトは走行3500キロ、片やヤマハは1万 4千キロだからねえ。

プラスティッ部分などはかなりゲンナリするヤレ具合で、自分のバイクだと、どうなんだろう、とちょっと考えてしまった。

色と表面処理で何とかなりそうなのに・・・それとスピードメータ周りの色気のなさ。

発進するときの20から40キロくらいまでのトルクが薄め。

この速度域での濃厚なトルク感でグイグイ加速できるスピードファイトとの違いは嬉しい驚き。^^

スピードファイトは2ストというのも、トルクの厚さに関係しているのかも知れない。

でもここの速度域の、アクセル開度に対する、トルクの「ツキ」具合というのは使い勝手に大いに影響するからねえ。

ここのトルクが厚いと、動きがキビキビすることになるので、普段の足として使うには、結構大事な部分だと思う。

 

帰りに近くに住んでいる友人宅へ前触れなく立ち寄り、携帯でから無理矢理カキ氷を食べに行こうと呼び出し、ジョナサンでカキ氷を食べる。

結局「カキ氷を食べながら打ち合わせ」モードとなり、4時半頃に帰宅。

今日はG8絡みだろうか、至る所で検問をしていたが、止められたら聞いてみようと思っているのに、全くお呼びではなかったのがちと残念。^^

といっても、わざわざ止まってまでして聞くほどのことでもなさそうだしね。

 

今日は結構暑かった。

だけどまだ空調服が必要というレベルではない。

まあこの程度の暑さなら、気持ちよさの方が上回っているからね。

普段エアコンの効いた部屋にいること多いので、夏はできるだけ暑さにもメゲないためにも、日中外に出るようにしている。

そうすると、自分の部屋の居心地が数段よくなったように感じるからね。^^

今日走っているとき、都心の空気の汚れが気になるというか、カラダに悪そうだなと、ふと考えたのは、液体ゼオライトを飲み始めたからなのだろうか?

夜は、久しぶりにグリンゴへ顔を出す。

 

 

0705 Sat.

きっかけ完結編

思い返せば正月明けのことだった。

私にとっては人生の節目にあたる年ということもあって、カミサンへ頼み父へ賀状を出してもらった。

カミサンに頼むという腰の引け方は、返事がなかったときのことを考えてしまったからだ。

だがすぐに送られてきた賀状には「10年余りの間、どのように過ごしているのかと案じ続けた思いは、これで終わりにしたい。」と添えられていた。

この一文は、10年来心の奥深くに淀んでいた澱を瞬時に消し去り、カミサンは泣いて喜んでくれた。





以後半年、これから何をすべきかを考えた末、8月から家族と神戸へ移ることにした。

私の仕事は高速の光ファイバー回線さえあれば、どこであろうと不都合はないからだ。

それにセミナー開催頻度を減らしても、オンラインセミナーやテキスト販売で補完する仕組みはすでに構築済み。

唯一の変化は、今後も時折開催するであろうセミナー開催場所が新神戸駅のそばへ移動するという点だけだ。

というわけで、日頃のルーティンワークに加え、少しずつ忙しくなってきている今日この頃。

 

しかし今日は暑い・・

 

 

0704 Fri.

ネットワークビジネス

先日の日記で書いた液体ゼオライトを購入するには、ワイオラ WAIORA 社のネットワークから購入する必要があります。

店舗での小売り販売をしていないので、入手するためには最初、誰かの紹介で買う必要があるのです。

もちろんWEBサイトで、誰の紹介もなく申し込んでも買うことができますが、誰かの紹介という形で購入した方が、安く買うことができるのです。

そのためには登録が必要なのですが、その登録料を含めても、一般価格134ドル95セントで購入するより安く購入することができます。

というわけで、私もこの製品を教えて貰った方の紹介という形で、登録したあとで購入したわけです。

聞き慣れない言葉や仕組みが目白押しで、正直言って最初面倒だなあと思いました。

ですが私にとって大事だったのは、ワイオラ社の液体ゼオライトが、本当に効くのかどうか?でしたから、購入の形態はともかくとして、まずは自分のカラダを使って試し てみたのです。





ワイオラ WAIORA 社は、液体ゼオライトを、アフィリエイト方式を利用することで、広告宣伝にかかる莫大な費用を紹介者(ディストリビュータと呼ぶ)へ還元するいわゆるネットワーク方式を採用しています。

このネットワーク方式というのは、マルチとか、ネズミ講と混同される事が多く、世間一般では、ネットワーク方式での販売と聞いただけで毛嫌いする方も少なくないはずです。

ネットワークビジネスは、ねずみ講とどう違うのか?と聞かれて、即答できる人は少ないでしょう。

実は私もそうでした。

そのため飲み始めてから効果がわかるまでに少し時間があったので、この販売方式について調べてみました。


 

まずは「ねずみ講」とは何ぞや?です。

ねずみ算式に子が増えることからこうした名前がついているのですが、たとえば「親」が「子」を5人持てるとします。

すると「親」から見た組織全体では、「孫」の時点で 1+5+5 の2乗で31人という構成になります。

そして「ひ孫」・・へと同じような構造で続いてゆくわけです。

冷静に考えれば、別にこの仕組み自体が悪い訳ではなく、仕組み自体に嘘があったり、必要な情報開示がなかったりすることが問題なのです。

ですから仕組みだけを見れば、ネットワークビジネスもネズミ講も、同じような組織体系で構成されています。

じゃあネットワークビジネスと「ねずみ講」との違いは何なのか? というと、まず第一に商品があるか無いかです。

というのは「ねずみ講」の場合「金銭の配当」だけが目的ですから、商品は二の次です。

ですから、商品はあるのだけれど、代価には全く見合わないような品物を売っていたりするわけです。



ねずみ講で上の世代の人それぞれに対して10%ずつ支払われるとすると、10世代以降の人達には収入が発生しないか、若しくはマイナスになってしまいます。
 
「まともなネットワークビジネスのシステム」では、こうした問題が起こらないよう、配当金を受け取ることのできる世代を、階層が下がるごとに取り分の割合を下げるなどの 工夫がされています。

ボーナスプランの設定などで、組織に早く加入した人達ばかりが儲かり、後から参加した人達が損をしたり、不利になったりしないように考えられているのです。

ネットワークビジネスと「ねずみ講」との違いは、組織内での金銭配分方法の決め方にも見られます。

本来ネットワークビジネスというのは、流通を促すための販売手法の一形態なのですからね。


 
ではネットワークビジネスとマルチ商法の違いは何でしょうか?

ネットワークビジネスは、マルチ・レベル・マーケティング、MLM((Multi Level Marketing)とも呼ばれます。

ネットワークビジネスについてよく知らないと、正式名称である、マルチ・レベル・マーケティングの中の、最初の「マルチ」という言葉 に過剰反応することになり「なーんだ、マルチ商法かよ」ということになってしまうわけです。

本来の悪い意味?!でのマルチ商法というのは、要は商品のある「ねずみ講」のことを指します。

組織のトップ付近にいる人達ばかりが儲かり、後から参加した人達が成功できないような構造になっていたり、代価には全然見合わないような物を売っていたりするわけです。
 

 

ネットワークビジネスのメリット

普通の販売の場合、商品が消費者に渡るまでには、メーカー>卸売業者>小売業者>消費者、というルートを辿ります。

しかし、MLMの場合は、メーカー>消費者と、いうように構造はいたってシンプルです。

ネットワークビジネスでは消費者によって宣伝と販売が行われるため、企業にとっては中間業者が不要にな るため、中間マージンを払わなくて済むわけです。

この中間マージンの内訳というのは、人件費と広告費がほとんどのため、消費者が宣伝と販売をやってくれると、この経費を丸々浮かすことができます。

しかも、店舗を構える必要もありませんから、建設、維持の経費と、労力、時間も削減できます。

そのため高品質の商品を、安くで提供することが可能になります。

良い商品を売りたいのだけれど宣伝費を捻出できないという、ベンチャー企業にとっては、比較的短期間に流通網を開拓できる可能性を持つ、有効な戦略となり得 るわけです。


 
企業にとっては「顧客が離れにくい」というメリットがあります。

企業にとって繰り返し製品を購入してくれるリピーターは、ネットワークビジネスの場合、顧客自身がビジネス参加しているため、リピート客として確保することが容易 になるというメリットがあります。

一方顧客にとっては、その企業と製品が信頼できるものであり、よいサービスとボーナスプランを持っているかどうかが大事となるわけです。

ですからネットワークビジネスをよく知らない人や、こうした点を見抜くことができない人にとっては、不安を抱きやすい販売方法だということが言えるでしょう。

ですが私にとっては、この製品はメリットのあるものだということがわかったため、このWEBサイトご覧になって、私が紹介者という形で購入される方が増えれば、自分の購入する液体ゼオライト分くらいは賄うことができるだろうというわけで、これは結構、魅力的です。





ネットワークビジネスでは顧客が企業に新しい会員を紹介するという方式で、新規の顧客を獲得します。

つまり企業の代わりに宣伝と販売を請け負うことになるため、参加者にはお金という報酬が支払われます。

ネットワークビジネスでは、参加者のことを「ディストリビューター」と呼びます が、この新規の顧客獲得は、ねずみ講で言えば「子」を作ることであり、マルチ・レベル・マーケティング(MLM)では、リクルートと呼ばれています。

リクルートする事のできた参加者に対して、企業は売上の何%かを、報酬として支払うのです。

この報酬の財源は、本来かかるはずだった宣伝と販売費、つまり削減できた営業のコスト 分を使います。

ネットワークビジネスは、消費者の活動によって浮かすことのできた営業費を、消費者自身に報酬として還元する事によって成立しているのです。

ちなみに、ワイオラ社では製品総売上の50%を会員に還元しています。
 

 

0703 Thurs.

マーケットは依然軟調だが、ネットエイドの参加者の皆さんの収益曲線はアップトレンド。

2008-07-03 22:58:18
>> 今日は、ZION,WYNNのショートで、3750ドル。INFYは、やられました。

2008-07-03 23:00:00
>> 明日から、7月いっぱい夏休みです。トレード復帰は、8月になります。

こちらの動画にあるように、この二銘柄はアドバンスプレイの対象銘柄。

この例のように、多くの銘柄の中から良いものだけを選択するため、マーケットが上がろうが下がろうが、毎日新しいチャンスがあるわけで、まさに「マーケットがどう動こうが関係なし!」

オープニングの時間帯の後も、多くの方にとってトレードをしやすい Got Bottom プレイでチャンスがあるため、トータルでの収支がプラスになる方が増えてくることになり、ガイドをする側も気合いが入ろうというもの。

さらにデイトレードでは、保有中に反対方向へ動いて損をするというリスクがないため安定した収益が期待できるわけですということで、参加者の皆さんのモチベーションは右上がり。

4日の夜の米国マーケットは、独立記念日のため休場です。

 

0702 Wed.

エキスパートとマネージメント能力

トレードの世界では「要素と構造」がマッチしているかどうか?を見抜く能力がモノを言います。

たとえば Got Bottom プレイの場合、対象となる銘柄を選択するための「重要な要素」が何かを熟知している必要があります。

こうした条件を満たす要素が咄嗟に頭へ浮かばないと、銘柄を探すために時間がかかるうえ、よいパターンを「見抜く」ことができません。

そして次に大事なことは「その構造」をよく知っているかどうかです。

何故、Got Bottom プレイでは利益を出しやすいのか?

「そう動かざるを得ない」構造的な必然性がある場合、株価がその方向へ動く可能性は高くなります。



ですがこうしたことを「その都度考えている」と、判定に時間がかかります。

そのためこうした要素は「テンプレート化」して覚えるのです。

テンプレートというのは、いわゆる「雛形(ひながた)」のこと。

たとえば、手紙を書くときに、文例集のようなサンプルがあると、必要な項目を網羅し、素早く書くことができることからもわかるように、テンプレート化するというのは様々な分野で使われています。

トレードでも、こうしたテンプレートを使うのですが、そのテンプレートに名前を付けたのが、いわゆる「アドバンスプレイ」 なのです。

 

チャートの観察がきちんとできない人は、そこで「すでに出会っているパターン」を見ても気がつきません。

または「ああ、これはあれと同じだな」と、見逃すことになります。

ですが、普段からチャートをよく観察している人は、「この現象はいままでと違う」ということがすぐにわかるはずです。

今までの現象から学んだ自分の経験値の中で構築されたテンプレートに「マッチしているのかどうか」に、気がつくのです。

ですが、それがわからないケースでは、新たなテンプレートを構築し、その現象の要素や構造を自分の中でしっかりと咀嚼する必要があります。

このようにして、テンプレートの数を頭の中に増やすことで、出会ったパターンと瞬時に照合させ、その後どう動くのかが推測できるようになります。

おいしい料理を食べても「おいしさの基準となるテンプレート」を知らない人には、その旨さがわからないわけです。

パターンを知らない人には、画期的な布石が見えないのと同じことなのです。

 

トレードの世界で使うチャートは、マーケットへ参加している人の、「欲と恐怖」という心理の軌跡そのものです。

人間の心理というのは、時代や肌の色や話す言葉が違っても同じです。

そのため、人間関係においても、トレードの能力というエキスパートの能力を、流用させることができるようになります。

マーケットへ参加している人の心理を見抜き、マーケットで勝てるようになると、マネジメントの能力も相対的にアップすることになります。

これが普通の仕事と、トレードという仕事の大きな違い、の一つなのではないでしょうか。

つまりトレードのエキスパートになった時点で、マネジメントの能力は自然に身についているはずなのです。

何故なら、さまざまな場面での「経験」から生まれる応用力や知識は「想像力」の幅を広げてくれるからです。

 

第三者を納得させるためには「自分の考え方」という狭い枠ではなく、第三者空の目線をどれだけ想定できるか、という能力を鍛える必要があります。

「オレに言わせれば・俺の若い頃は」などという、自慢話ベースの体験談でもって納得させようというのは、マネージメント能力の欠如を公言している ようなものです。

いわゆる会社員の場合、特定分野のエキスパート(専門家)に、会社などの管理運営というマネージメント能力が備わっていないケースが多いのは、人の心理を相手にしているのではなく、知識や技術を相手にしている ことが多いからではないでしょうか。

一般的に技術系エキスパートの能力が強いと、どうしてもマネジメント能力が欠落しがちです。

そういう人は独立しても、食っていくことができないうえ、「潰しが効きにくい」のです。

というのも会社員の場合、往々にしてマネジメントとエキスパートの両能力が欠落していても、給料が貰えるケースがあるからなのですけどね。


 

逆に両方の能力ともに優れていても、欠落した人と同じレベルの給料しか貰えないという場合もあります。

そういう人は独立した方が、毎日をよい精神状態で過ごすことができるでしょう。

自分の好きな仕事で毎日を過ごすことができるという「幸福感」というのは、気分のよい精神状態が一日のうち、どの程度の割合を占めるのか?によって左右されることになります。

つまりマネージメントの本質というのは、自分の気分を良い状態のままで長時間継続できる能力と、それが外からの要因によって乱されるときに、どれだけ自分に合った方法でコントロールできるのかという点に集約できるのではないか?

そう睨んでいます。 たはっ!

 

0701 Tues.

立ち直りのメカニズム

昨年秋以来のサブプライム問題での金融危機は全世界へ波及し、各国の金融当局は、あらゆる手段で危機の回避に努め たが、その影響は未だに各方面に尾を引いている。

日本は今、原油高の影響による物価上昇で、心理的にも不景気な状態になってしまっているが、さてこの後の展開はどうなるのだろうか?

そこで過去のマーケットを見ると、経済危機の後には、必ずバブルが発生するという「サイクル」が存在するようだ。

1949年にドッジ特使が、円の角度は360度だという根拠で1ドル360円に設定した「固定相場制」は71年 まで続いたが、ニクソン大統領がドル流失を防ぐため、通貨の多国間調整(金1オンス=35ドル→38ドル、1ドル=360円→308円に切り上げ)を行なったため、マーケットは「ニクソンショック」に見舞われることになる。

それがきっかけとなって1973年には変動相場制に切り替わることになったのだが、その後「日本列島改造論」 で日本は大相場へ。



85年9月には円高容認のプラザ合意後の不動産バブルが勃発。

その後続いた不景気は2003年の竹中構造改革による金融危機後に、デフレバブルで一旦収束。

そして今回はサブプライム問題と、原油高不況のダブルパンチとなったわけだ。

 

米国マーケットも98年のLTCM危機後にはITバブル。

そしてエンロンやワールドコム破綻の後には、サブプライム危機に繋がる不動産バブル。

今回は、その不動産バブルが崩壊し、サブプライム問題が発生 することになったというわけだ。

上の日経平均と下のダウ指数チャートを比べると、米国マーケットの回復の早さに大きな違いがあることがわかる。

 


経済危機の後には、バブルが発生するという「サイクル」は、何故生まれるのか?

マーケットが急落すると、政府や中央銀行は、数カ月遅れて発表される経済指標を見ながら政策を決定することになる。

だがその実行までには数カ月以上を要する。

そして悲観的観測が楽観的に変わる頃には、様々な対策が効果を発揮し始めるというわけだ。

その結果、過度に景気を刺激することになり、再びバブルが発生することになる。

今回のサブプライム問題でも、金融機関の資金繰りで問題が発生すると欧米中央銀行は、素早い数々の金融政策を繰り出している。

だが、その効果は早くても今秋以降となるはず。

夏以降の景気が良くならなければ、刺激策は続くはずで、そうなるとやがてパブルが起こるということになりそうだ。
 


86年は日本の不動産、2000年は米国のIT、そして07年は米国の不動産がバブルの原因となった。

今回のサブプライム問題は米国の住宅価格がフロリダやカリフォルニアなどの大都市などで急上昇し、それに乗じた返済能力の低い人への貸し出しが原因となったわけだ。

だが米国の人口は毎年約300万人ずつ増えているため、4人家族を前提とすると、毎年75万戸の新規住宅が必要になる。

最近の米国での住宅着工戸数は年間200万戸から100万戸台に落ちているため、供給はかなり絞られている。

住宅の下落が止まれば住宅担保証券に対する不安は解消され、その価格は本来の住宅価値を反映した水準に上昇することになる。

中東や中国、シンガポールの政府系ファンドが、米国の金融機関へ巨額の資本を提供したのは、この利益を狙っているからだ。



米国経済は、今回のような経済危機に直面したときに、強力な回復システムとして働くメカニズムを構造的に持ち合わせている。

手順としては、まず責任者を迅速に交代させ、後任は過去の損失だけではなく将来予想される損失までも前倒しで計上、できるだけ悪い決算を行う。

前任者には多額の退職金を払い黙らせ、後任者は業績悪化を理由に一気にリストラや不採算部門の整理を行うというわけだ。

このプロセスには日本のような「ためらい」が生まれる要因がないため、急速なV字回復が可能となり、後任者は高い評価を受けることになる。

米国経済は今回のサブプライム問題を機に、戦後最長となる2001年以来の景気拡大の中で溜まった慢心や澱を吐き出している最中だといえるだろう。

つまり米国は、新大統領誕生に合わせ、立ち直る絶好の機会を手に入れたことになる。

さて今回の回復は、いつ始まるのだろう?

しばらくの間チャートから目が離せない。
 

 


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2008 0701-

 

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