2008 0301-
0314 Fri.
今週最後となる金曜のマーケットも結局軟調で、大きく下落。トレンドとしてはショートサイドへのエントリーなのにギャップアップで開始というちょっとやりにくい展開だったが、長めにホールドすればウハウハの銘柄も取り混ぜて、ネットエイドでしっかりガイド。
こういうときにブレイクスキャン・プロをどう使ったか? 動画
金曜は恒例のネットエイド無料利用日だったが、日米ともに弱く、米国マーケットもオープニングはギャップアップ。まあ、それだけ難しいわけで、開催していた甲斐があったわけだ。
上のチャートのように、この位置からだとロングサイドが期待できるパターンだったが、終わってみるとワイドレンジの陰線。
ブレイクスキャン・プロをどう使ったか? 動画
はっち3ギャッププレイ銘柄として珍しくBIDUが登場。昼間にしっかりと背中を鍼でほぐしたあとの昼寝で、コンディションを調整し、渾身のガイド。というわけでなかなかおいしいパターンとなった。 詳細はこちら 動画
人前でアガらずに話す方法
極度というほどのアガリ症ではなくても、人前で話す段になると、緊張してうまく話せないことがあります。
ではどのような場合に緊張するのか?
一般的に「聴衆がが自分のことをよく知ってくれている」場合で、さらに話す内容が頭にしっかり入っている状態だと、緊張しにくいといえるでしょう。
逆にこちらが相手のことを知りすぎている場合や、相手が自分のことをよく知らないと思われるケースでは緊張しがちになります。
といっても、適度な緊張状態であれば、それはそれで悪いことではなく、かえってテンションを上げてくれる効果があったりするものです。
私の場合セミナーを通じて、10年近く人の前で話しをしてきましたので、アガルと言うことはありません。
それは自分の言いたいこと、興味のあることにテーマを絞って話しているからですが、話の中身に集中することができれば、緊張などしている暇というかそういう余地がなくなるというわけです
ね。
セミナーでは、トレードの話のため、いわば得意分野。
というわけで全くの余裕でもって、緊張することなどほとんどないのですが、いつもと違う場所でセミナーをやるときや、対象となる聞き手がいつもと違う場合は、それなりに工夫をしています。
その工夫というのは、テーマとおおよその時間を書いた進行表などのメモを作っておくということです。
そのメモをテーブルの上に置き、チラチラと見ながら話すようにしています。
そうすることで、話のヌケがなくなり、いつもとペースが違ってきた場合ても、押して時間がなくなり慌てる、などという失敗も防ぐことができます。
まあカンペキでなくても、テーマさえ面白ければ、感心して聞いてくれるものですから、パーフェクトを目指さないとというのも大事な点かも知れません。
その場をうまく切り抜けられればいいのですからね。
要は自分のペースに持ち込むことです。
以前どこかの予備校の名物先生の講義の様子を見てことがあるのですが、生徒の心をグイグイと掴むサマを見て感心したことがあります。
そのときに「なるほどねえ」と感心した点のいくつかのワザをここでご紹介しましょう。
ってちょっと大げさ?(笑)
まず最初から、いきなりテーマへ入らない。
これは大事です。
会場のある土地について知っている点、あるいは印象、または朝起きてから今日会場まで来た際の心境など、ちょっとした世間話的な前フリをまず話します。
これはお互いの緊張を解くためです。
そして3分ほどして頃合いを見計らい、大事な点を無理矢理にでもいいので、あらかじめ3つにまとめたポイントを、相手に質問として投げかけるのです。
ですがここで、その3つをうっかり忘れしまうと、余計にアガりますから、気をつけてください。(笑)
メモにでも短く箇条書きをしておけばいいでしょう。
そして「今日のテーマについて、3つの大きなポイントがあるのですが、みなさんおわかりになるでしょうか?」
とゆっくり会場を見回し、数秒間「マ」を置くのです。
ココも大事で一瞬の沈黙が必要です。
聞いている人は、その一言で条件反射的に考えることになります。
ですが、普通疑問を投げかけられたって、あらかじめ考えていたことではないので、すぐにはわからないのが普通です。
わからないのが当たり前なわけで、私だって何かのテーマでいきなり3つの大事なポイントって聞かれたって、すぐにはわかりません。(笑)
そんなものです。
このようにタイミングのよい「投げかけ」というのは、聞く人に強い興味を抱かせる効果があります。
さらに、ここが大事な点なのですが「その場の空気を一変させることができたかのような錯覚」をも、話し手に抱かせてくれます。
これが大事なのです。
そうした自信から生まれる話し手の確信が、あなたを落ち着かせ、さらには聴衆の心を掴むのです。
お試しアレ。
0313 Thurs.
昨日12日の東京マーケットはナローレンジで終了。つまり余り動かなかったというわけだが、こちらのタイトルを「渋く動かないマーケット」と書いたように、非常に難しい展開。
だがバージョンアップされたスペシャルフィルターを備えた「ブレイクスキャン・プロ」を使うことで、ストレスの少ない、安定したパフォーマンスを残すことができる。
この日ブレイクスキャン・プロ
をどのように使ったのか?(動画)
そして夜の米国NASDAQマーケットはギャップアップで開始。
「はっち3ギャッププレイ」を、このブレイクスキャン・プロをつかってどうトレードをするのか?などの密度の濃いネットエイドで、多くの方が確実な利益をモノにされている。
>> 昨日の米国株は4連勝でした!ブレイクスキャンとはっち先生のガイドのおかげです!ありがとうございました!
>> 今日は、PACRでオープニング ちょっと取られました。エントリーの遅いのと出るのが、遅いのが、よくわかる失敗です。ハッチ3号のすごさに脱帽です。
というホットな展開。
どのようにブレイクスキャン・プロを使ったのか?(動画)
凸凹島からの手紙
はっちさんは、株式の専門家、こんなこと聞くのは、本当に失礼とは、思いましたが、百も承知でお聞きします。すいません。
今、自分は、積み立て型株式投資信託「日経225ノーロードオープン」というのを、毎月少ないお金(具体的な金額をこの際だから言います2万円)ですが入れております。
今ちょうどいれはじめて2年目ですが、初めは、2万ぐらいの+2万ぐらい出ていたのですが、それから下がっていって3ヶ月前は−18000ぐらいそして、3ヶ月で今回は−6万まで膨れ上がりました。
ちょっと心配でありまして、知り合いの銀行員に聞いたところ、そういうのは5年〜10年のスパンでみるもので、今はおろさないほうがいいというアドバイスをいただきました。
とても心配でありまして、ここはこんなこと聞くのは、失礼だということは百も承知でありますが、ここは馬渕先生に意見を頂きたいと思いました。
あと、知り合いから「もっと株式について勉強したほうがいい」と言われました。すいません、あとなにか「いい本」がありましたら、失礼も承知ですが、教えていただきたいです。
すいません、こんな話で 失礼いたします。
これですね。こちらに目論見書があります。
平成10年8月10日からの日経平均連動型で、平成19年9月で1000億円規模の投資信託。
ファナック・京セラ・キヤノン・TDK・KDDI・アドバンテスト・信越化学・東京エレクトロン・武田薬品・本田技研・トヨタ・ファーストリテーリング・ソフトバンク・ソニー・セコム・NTTデータ・テルモ・アステラス製薬・代金・エーザイ・富士フイルム・オリンパス・トレンドマイクロ・CSK・ミツミ・デンソー・日本碍子・住友不動産・ニコン・小松製作所
一銘柄につき資金の2.4%から0.76%を分散、電気機器分野が20.3%で最も比重が大きくなっています。トータルでは9年間預けっぱなしにしていると17.86%。つまり年1.98%の利回り
。
信託報酬として 0.84% 、あと解約しようが、利益が出ようが
10% が差し引かれます。運用する側は、利益が出ようと出まいが、年8億あまりの報酬で運用するというわけです。
元本保証ではないので、下がっても文句はいえませんが、日経平均を見ていいところで買って、いいところで売る、ということでやるしかないでしょうが、肝心の日経平均が下がっていますからね。
毎月2万円で24ヶ月ですから48万円の資金で、現在-6万円ということは、25%のドローダウン
。
2年だと4%くらいの利回りですから、利益としての目標は2年で、9600円というところです。
利回りとしては、うまく事が運べば、銀行へ預けるよりもいいことになりますが、今回のように下がると、ボロボロになるわけです。
日経平均連動型というのはこういうチャートと連動していることになります。
つまり上のチャートはパフォーマンス曲線そのもの。
赤い線を見るとダウントレンドですから、こういうチャートで買えば損をするのは当たり前でしょう。
「知り合いの銀行員に聞いたところ、そういうのは5年〜10年のスパンでみるもので、今はおろさないほうがいい」というのは、何も知らないことを暴露しているようなものですね。
上のチャートで5年10年保有すると、どうなるかは一目瞭然。(笑)
銀行員のようなどちらかというと、「いわゆるファンド側」ですから、解約されて資金が減ると困るのに加え、トレードのことを知らないからそう言ったのでしょう。
資金を分散して買われているのが二年前からというと、わかりやすくグラフにすると、この赤いゾーンでナンピン買いをしていることになります。
ですから、自然に上昇して、またプラスになる、つまり損を取り戻すのはまず無理でしょう。
冷たい言い方をすれば「自分で何もせず人任せであわよくば」という、リスキーなことをやると、こういう事になっても仕方ないと言うことです。
これから下がらないというチャートではないので、最悪でもこんな程度で済んだと思って、解約した方がいいと思います。
下は私のシステムのここ二年間のパフォーマンス曲線です。
詳細はこちら。
https://www.daytradenet.com/hiloband/archives/2008/03/081305.php
いきなり、メッセージを送ってしまって、すいません。 **と言うものです。 はっちさんの日記を読ませて貰っています。僕はFXと株をやっています。
正直、僕は今まで色々なことに対して上手くやってきました。(対人関係や、仕事はそうでもありません。大学は行きましたが、高校は辞めました笑 )貯金もかなりもっていました。僕自身の将来の為、病気のこともあり、貯えがいると思ってFXを始めました。
初めは恐ろしいほど、(約2か月間)上手くいってました。でも、サブプライムで大きな損失を出してしまい、それから、転がるように貯金が無くなりました。自信が全くなくなり、何もかも自暴自棄になっていました。そんなときに、はっちさんの日記を知りました。
僕は、FXでただ必死になっていただけで、努力は人よりしていないことに気が付きました。 自分で言うのもなんですが、頭の良さに自信があって、人より努力もせずに、今までは物事が上手くいっていました。(そんな気がしていただけでしょう)
でも、それは「驕り」でした。
なんて自分は愚かだったのだろう。と思いました。
はっちさんの日記を読んで、僕は自分の過ちと、また立ち上がる勇気を頂きました。 はっちさんの日記はとても論理的で
「本当に物事が上手くいっている人は、しっかりものを考えて行動しているんだ。」と思いました。
僕は、お金をある程度貯めて、もう一度FXします。 努力もします。
成功するか失敗するかは分りません。 でも、失敗したら、潔くFX、株を辞め、他の事に力を向けて前向きに生きて行こうと思います。
自分勝手なメッセージを送って不快に思われたかもしれません。
本当にスイマセン。 僕の意思というか、はっちさんの日記から頂いたモノを感謝していることを伝えたかったので・・・(最後まで自分勝手ですいません。)
日記、これからも読ませて頂きます。
FXというのは、とてもギャンブリーなマーケットです。
つまりバイイングパワーが株式の4倍どころではなく、10倍から250倍あるため、勝てれば大きいが、負けても大きいという、ベリー!ベリー!ハイリスクなマーケットです。
本屋でFX関連の本を見かけるのは、昨今のマーケットでは、みんな損をしてお金がないため、資金が少なくてもできる、というのが魅力だからでしょう。
若いうちのお金は、無駄な使い方を知るということも大事ですから、そういう意味では、今回の経験というのは、良い経験になったはずです。
こうしたやりとりができる「きっかけ」にもなったわけですし。(笑)
私は「いきなり仕事がなくなる」という、経済的な基盤を
揺るがす体験をしたのですが、そこを乗り切ってみると「人にできない体験ができた」とポジティブに考えるしかなくなることに気づきます。
扉は開いてみないと、その先に何があるかはわからないし、そこで何かを見つける努力をするしかありません。そうした体験は、いろいろなことを教えてくれます。
自分の愚かな部分を見つめることで、人の愚かな行いをも許せるようになります。
人への優しさや思いやりの深さは、こうした内なる部分から沸き上がってくるものですから、お金では買えないものです。
お金というのは、人が考えた仕組みですから、人が喜ぶために使うというのが、うまく事を運ぶための基本だと思います。
あそこへ行けば働き甲斐があるからと、優秀なお金が仲間を連れて集まってきてくれることで、仲間が増えるわけです。
目的もなく手元に置いておくと、いなくなるという性質があります。
周りの人間関係である、家族や友人などに喜んでもらうためには、何をすればいいのか?
ヒントは意外なところにあったりするものです。
お金は、毎日の生活のために必要なだけあれば十分だと考え、もっと大事なことにアタマを使うことで、ストレスの少ない生活ができると思います。
0312 Wed.
昨日の東京マーケットは二日続落のあとの買い戻しパターン。
多くのトレーダーから絶賛のバージョンアップされた「ブレイクスキャン・プロ」。簡単な使い方さえマスターすれば、昨今のマーケットでも素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。
この日のブレイクスキャン・プロの使い方(動画)
さてオープニングが終わったNASDAQマーケットはギャップアップで開始。この調子なら陽線で終わるはず。
という地合でのブレイクスキャン・プロの使い方(動画)
0311 Tues.
下げ止まらない日米マーケット
夏時間に変更され、夜の10時半からとなった昨夜の米国NASDAQマーケットも東京マーケット戸同じように軟調。終わってみると、日足チャートはワイドレンジの陰線。
だがネットエイドは盛況で書き込みが多く楽しい。一時間早くなるとつい終わりが押してしまいがちだが、手応えのあるトレーダーが多く、質疑応答が多いとあっという間に時間が経過する。
昨夜のマーケットでのブレイクスキャン・プロの使い方(動画)
10日
月曜日の東京マーケットは依然軟調。ついにサポートまで下落。さてこの先どこまで下げるのか?
イントラデイの、いわゆるデイトレードでは上げようが下げようが関係ないわけで、これが大きなメリットといえるだろうが、それも利益を出せるという前提があってこそ。
新しいブレイクスキャンプロの、フィルターの強力さについては、ベテランの域に入っているトレーダーからも好評をいただいているが、フィルターの使い方さえわかれば、シンプルでストレスの少ないトレードができるはず。
というわけで、その月曜日のマーケットでの使い方について、「よくわかる!」と好評をいただいているこブレイクスキャン
・プロの使い方(動画)で解説をしています。
0310 Mon.
10日(月曜日)からの夜の米国マーケットは、夏時間のため夜10時30分開場です。
スキャンシステムのトライアルサービスの適用範囲を拡大
ブレイクスキャン・プロの新機能追加に伴い、以前にトライアルを試用した方でも、再びトライアルができるようにしました。
今までに有料サービス(ブレイクスキャン、スイングスキャン、ネットエイド)あるいはDVD購入履歴がある場合、前回のトライアルから半年を経過すると再び申し込むことができます。
・有料サービス、DVD購入履歴があれば、各トライアルを半年に一度、試用していただくことができます。
・スイングスキャン・プロ(はっち3号)の試用は従来、ブレイクスキャンあるいはスイングスキャンを一度以上利用された場合のみ可能でしたが、有料サービス、DVD購入履歴がある方も可能になりました。
・さらに今までは、同時に一つのみ可能でしたが、複数サービスのトライアルが同時に試用可能となりました。
これを機会にぜひ、スキャンシステムの性能を体験してください。
ということなのですが、これはいわば日本株対策。
日経平均指数を見ると、今週は下にあるサポートがテストされることになるはず。
ご承知のように東京マーケットは出来高が少なく、スイングでオーバーナイトするとブレやすく、ストレスの高いトレードとなることは、ネットエイドで取り上げる銘柄の日足チャートを見れば一目瞭然です。
これは、何よりも HiLoBand GAPS のシミュレーションの数字が物語っています。
https://www.daytradenet.com/Service/robot/index.htm
傾向として、日本株はスイングスキャンプロの W レベルでの成績の方が良く、米国株は、 H
レベルでの成績の方が良いことからも明らかです。
同じ期間での利益幅を比べれば、こうした傾向は簡単にわかるのですが、米株は2万5千ドル(255万円)で、5万3千ドル(540万円)の利益。
一方日本株は500万円で、利益は265万円。
米株での資金が550万円なら、利益は1080万円。
セミナーで解説しているような現象が、実際のマーケットで起こっているのです。
じゃあどうすればいいのか?
現時点での私の知る限りの解決策は、週足ベースでのトレードに切り替えるか、「5ティック抜き」かということになります。
ある程度の知識と経験がある方は、「5ティック抜き」に目が向くのは当然でしょう。
それはトレードとしての「面白さ」が断然違うからです。
もちろん利益が伴わなければ、面白さもクソもないわけですが、単に資金を増やすだけなら、こちらにある方法がダントツなことは、実際に運用されている方はよくおわかりのはず。
https://www.daytradenet.com/hiloband/archives/2008/03/081305.php
こうしたマーケット環境のためネットエイドでは、「5ティック抜き」を徹底してサポートしているわけですが、日足チャートのトレンドをベースに、イントラデイでの少し大き目のトレンドを掴めば、それほど難しいことではありません。
先週末の金曜日のマーケットでの、キリンHD(2503)・アサヒビール(2502)https://www.daytradenet.com/Gappers/Japanese/2008/03/0307J.htm
木曜日のマーケットでのパイオニア(6773)などがその例となります。
https://www.daytradenet.com/Gappers/Japanese/2008/03/0306J.htm
こちらに動画での説明がありますが、ブレイクスキャンプロを使った、とてもシンプルな方法です。https://www.daytradenet.com/Service/movie/BBS/BSP3/BSP3.html
過去ログを使うことによって、この動画の解説のようなシミュレーションが可能です。
今回の無料トライアルを利用して、ぜひこの難しいマーケットを乗り越えてください!
0309 Sun.
10日(月曜日)からの夜の米国マーケットは、夏時間のため夜10時30分開場です。
ご注意ください。
突発的な動きを予想できるのか?
昨日のセミナーで、突然起こる突発的な動きを予想できるのか?という説明のときに、確か以前書いたなあと探して見つからなかった説明を探しあてました。
というわけで以下は、2005年の3月に書いたものとほぼ同じものの再掲載となりますが、同じじゃあまりにも能がないので、(笑)チャートへわかりやすい解説を加えておきました。
セミナーで説明している、「ハイローバンドギャッププレイ」というトレード方法の基本は、数日間保有するとオーバーナイトのプレイという、いわゆるスウィングトレード
で、最もベーシックなトレード戦略です。
1998年の10月のコラムではDELL のオーバーナイトについて書いていますが、株価分割前の値上がりを狙った方法というのは、当時多くのトレーダーが実行していた方法です。
マーケットの裏には様々な思惑が隠れているものなのですが、それを「あぶり出してくれる」のがチャート
で、どのような動きもハッキリと現れるのです。
企業の業績などは、ネットへ掲載される以前に、プロのアナリストが常に企業からの情報を元に、誰よりも早くチェックしています。
業績が大幅に変化する兆候があれば、彼らは自分の雇用主である投資信託などを運用している機関投資家へ、真っ先にその情報を伝えます。
そして、できるだけ手口がわからないように、徐々に然るべき方向へ売買するのですが、このときにどのような方向へどのようなアクションをとっているかは、必ずチャートに現われ
るのです。
ですから、株価の予測には会社四季報などの「ぶっとい」数字だらけの本や、経済専門誌を読む必要は全くないのです。
なぜなら我々はチャートを見るだけで、そうした動きを一目瞭然でキャッチできるからです。
もし大手の投資家が、ある企業の先行きが怪しいと判断すれば、手持ちのポジションを処分し始めますが、そうした動きは必ずローソク足に変化として表われます。
ですから、そこでアクションを取れば、あなたが何百万株もの大株主でもない限り、わざわざニュースや日程をチェックしていなくても、十分に間に合うというわけです。
こうした仕組みを知っていれば、どういう時点でどのような損切りや利益確定をすればよいのかの判断は、自然とわかるようになります。
以上のような理由を証明する典型的な例を挙げておきましょう。
下はコンチネンタル航空のチャートです。
みなさんよくご存知の、9月11日に米国で起こったいわゆる「テロ」と目された事件ですが、その前後の日足チャートです。
これはエアラインインデックスという航空業界の指数を見ても同じようなチャートなのですが、赤い移動平均線は200日、灰色は40日、あとの3本はハイローバンドギャッププレイで使う3本の移動平均線です。
この5本の移動平均線を切ってきたら、もし株を持っていれば、当然手仕舞いをして脱出するポイントなのです。
そして「カラ売り」という絶好のショートゾーンへ突入したということでもあるのです。
この事件を画策したとされている、「ビンラディン一派」なら、このあたりから、バイイングパワー全開でショートをしていたはずです。
(笑)
ハイローバンドギャッププレイを当てはめると、事件の3日前の8日または、2日前の9日がショートのエントリーポイントとなります。
ルールでは5日後に手仕舞いをしますから、このショートポイントは、ドンピシャのタイミングだったと言えますね。
また下のナスダック総合指数を見れば、8月30日がショートのターニングポイントになります。
いかがでしょうか?
っていっても「わかりにくいなあ・・」という方は、こちらの動画でどうぞ。
チャートさえ読めれば、こうした突発的なアクションにも対応できるというわけですね。
今私たちは、パソコンを使うことで、素晴らしいポテンシャルを手に入れることができる時代に生きていることが実感でき
ます。
こちらに動画による解説があります。
https://www.daytradenet.com/Service/movie/netaidPassport/netaidPassport.html
0308 Sat.
大騒ぎのロジック
中国産冷凍食品に殺虫剤が混入していた問題での、ヒステリックと言っていいほどの報道でふと疑問に思う点があります。
マスコミからは「安物にはそれなりの短所がつきまとう」という前提に蓋をして、「中国の衛生管理は信用できない」という発言ばかり聞かされてきたわけです。
じゃあそれで事態は解決したのか?
結局結論は出ることはなくウヤムヤになってしまうでしょう。
というのは、中国を叩けば解決できる問題ではないからです。
では何が問題なのでしょうか?
豆腐でも蕎麦でも、いくつかの例外を除けば、高価なもののほうが「安全」で「おいしい」という傾向について、異論を挟む人はいないはずです。
ですが同じロジックで「手を掛けていないコストの安いものの安全性が低くなるのは仕方ない」という意見が日本で支持されないのは何故でしょうか?
それは、「安いから安全でなくていいのか?」というツッコミが怖いからです。
「安全でなくていい」と考える人はいないにもかかわらず「安いから安全でなくていいのか?」という小学生の喧嘩のような理屈を恐れてモノが言えないというのは冷静に考えれば、ずいぶん可笑しいことなのです。
80円より1個250円の豆腐の方が「手間もコストもかかっている」ことは誰だってわかる道理です。
これはトレードの世界でも同じです。
絶対に損をしたくなければ、銀行へ預けておけばいいのです。
ですが、それよりも大きな利益が欲しくて、トレードをするのにもかかわらず、あるトレード手法で、ある日少し大きな損失を出したとします。
同じくらいの大きな利益を出す時の方が多いにもかかわらず、今日ははこれだけ損をしたと、騒ぐのと同じ事なのです。
「大きなプロフィットを出すためには、それなりのリスクが存在すると」いう常識に蓋をして、このトレード手法は信用できないと騒いだとしたらどうでしょうか?
トレードでは3勝一敗で、銀行に預けるよりも利益を出せればいいのです。
「トータルで勝てば、損をしてもいいのか?」というツッコミが怖くて、モノが言えないとしたらどうでしょうか?
「損をしてもいい」と思う人はいないのにです。
このように損を出して誰かが騒いだ場合の問題は、トレード手法そのものの問題ではないことはハッキリしていますね。
何を根拠に安価な商品の安全性を信じればいいのか?
こうした点についても、明確な基準を設定しなければ、線は引けないのです。
これは「何でも自民党に反対しておいた方がいい」という政党が政権を取れないことや「この製品は再生紙を利用しています」などと誇らしげに謳う製品を信じられないのと同じことではないでしょうか。
再生紙を使うことを誇らしげに印刷することに偽善的な臭いがするのは、再生紙をつくるためにどれだけ余分なコストとエネルギーが必要で、さらに過剰なCO2をどれくらい吐き出しているかを自分で調べて把握し、知っているのかどうかが明確ではないからです。
こうした手間のかかるプロセスを省き「地球温暖化反対」「値上げ反対」「格差社会を是正」「スピードを出すと危険だ」などというスローガンさえ掲げておけばいいという風潮が日本のメディアを覆っています。
こうした小学生レベルの妙な理屈を恐れたヒステリックともいえる状況になると、異論を唱えるには、かなりの勇気が必要になるという奇妙なことが起こるわけですね。
いつの間に誰も異論を唱えない、まるで共産主義国のようになったのでしょうか?
0307 Fri.
抵抗線を監視するブレイクスキャンプロ
お世話様です。セミナーではHLBGPをご紹介いただきましたが、現在のような環境でのオーバーナイトは危険と判断し、専らイントラのタイムフレームで監視しております。
最近特にですが、イントラでのトレードについては抵抗・支持線を如何に正確に発見するかが、非常に重要であると感じております。
私は、東証1部の約定回数上位100銘柄を対象にして、週足・日足のHLBandの並びと、ローソク足のフォーメイションが良いものを選び、添付ファイルにありますように、週足から日足・30分足・3分足へと時間軸を変えながら抵抗・支持線と思われる水平線を描き、最終的には1分足で監視しております。
以前は、ローソク足10本程度の高値・安値ラインを指標にしていたのですが、チャートが見にくく、また銘柄毎に最適な時間軸が異なるなど、あまり使い勝手は良くありませんでした。
そこで質問をさせていただきたいのですが、DTN様では、30分足や3分足の抵抗・支持線について、CQG社のマクロで判定されていらっしゃると思いますが、どのような定義づけをされているのでしょうか?
お答えいただける範囲でご検討いただけますと幸いです。
以上、宜しくお願い申し上げます。
オーバーナイトしないデイトレードの場合は、3分足の抵抗線をブレイクするタイミングを基本として、売買のっきかけを掴むという方法をメインとしています。
CQGは月額使用料金が6万円以上のため、多くの方がブレイクスキャンを使ってこのて抵抗線をブレイクタイミングをチェック
されています。
このシステムでは、30分足の抵抗線、日足での5日間の抵抗線をフィルタリングして、その条件にあてはまった銘柄を表示する機能があります。
チャートでの抵抗線が見にくいソフトを使う場合はもちろんのこと、抵抗線の意味がよく理解できれば、このブレイクスキャンプロを使うことで、抵抗線そのものをチャートへ表示させる必要もなくなります。
なぜなら、銘柄が抵抗線へ近づいてきた時点でその銘柄が表示されるからです。
9時55分の時点で丸紅(8002)が表示されています。
あとはチャートを見ながら、ブレイクアウトを待てばいいわけです。
10円抜きとなりましたから、4000株だと+4万円の利益です。
10時04分の時点で丸紅(8002)がギャップの上のエッジでもある抵抗線をブレイクアウトしました。ブレイクスキャンプロではブレイクと表示されています。
こちらに3月6日の日本マーケットでの使い方を動画
で解説したものがあります。
さらにこちらでは、昨夜(3月6日)の米国株マーケットの判定方法についての考え方を動画で解説していますので、ぜひご覧ください。
こうした動画でも、基本はギャップを含む抵抗線が非常に重要だということが、よくおわかりいただけると思います。
0306 Thurs.
動画で見る新ブレイクスキャンの使い方
今日の東京マーケットは堅調に推移し、陽線で終了。
ネットエイドもまず最初にガイドしたパイオニア(6773)が見事に上昇したが、これは、日足チャートのトレンドもチェックできる機能を備えた、新しいブレイクスキャンプロの威力と言っていいだろう。
ネットエイドパスポートで参加されている方が、思わず書き込まれた投稿
2008-03-06 09:34:13kotaro
>> BreakScanPro、恐るべし!!
の意味をわかりやすく説明した動画をこちらへアップしました。
是非ご覧ください。
一粒で二度おいしいパターン
昨夜の米国マーケットはギャップアップで開始。結局何とか陽線で終了。
NASDAQ総合指数の日足チャート
ネットエイドパスポートの参加者の皆さんは、連続参加の3日目だが、ジワジワとその効果が出てきているようだ。
昨日は、「はっち3ギャッププレイ」銘柄として COST が表示されたが、オープニング直後にブレイクダウン。
10分チャートで見たCOST。
一日の動く値幅近くまで下げたところで、手仕舞いをするというガイドをしたのだが、その後またオープニングの位置まで上昇してきたので、再度ショート。
最初のエントリーは、30分ギャッププレイパターン
-
その後、オープニングから約1時間後、オープニングの位置あたりで上がってきたので、またショートだ。
まさに「一粒で二度おいしいアーモンドグリコ」パターンとなったが・・
参加者の皆さんもウハウハモードで、初日に1万ドル近くのゲインのあったAさんは、この日も1000ドルオーバーという好調さ。
参加される方が多いとネットエイドは、ああでもない、こうでもないと、なかなか楽しい。
普通だと一回だけのエントリーだから、こういう事なのだが・・
詳細はこちらからどうぞ。
0305 Wed.
幸せになるためのヒント
駅やバス停で人を意識していないときや、街を歩いている人の表情が、険しく暗いのは、どうしてなのでしょうか?
って気になるのは、私だけなのかも知れませんが。
ストレスを溜めないためには、「自分に甘く他人にも甘く」という姿勢がいいわけですが、日本はどちらかというと、「自分に厳しい」のがマル、とされている社会です。
自分に厳しく、ということを追求してゆくと、完璧さを求めるため、あらゆる事態に対応しようということになり、すべてを把握していないと、気が済まなくなりがちです。
特に会社という日本の組織の中では特に「知りません」って言いづらく、どうしても心理的に他人にも厳しくなってしまい「知りません」という人間を許せなくなるというわけです。
何しろ仕事ではすべてを「知っている」ことを求められるからです。
ときどき客という立場と「カネ」にものを言わせて食って掛かり、対応している人を追い詰める、という場面を目にすることがあります。
横で聞いていると、それほどの大問題ではなく、些細なことだとしか思えないことであってもです。
こういうのを見ると、相手をどんどん「追い詰めることに快感を覚えている」のではないのか?と思ってしまいます。
ときどき製品のサポートへ電話することがあるのですが、そうした際にもこうした影響を強く感じることがあります。
「そこまで気を遣わなくても・・」という事も多く、時には行きすぎるほどの「バカ丁寧」さのレベルにまで到達していることもあります。
理不尽な客にも笑顔を絶やさずへりくだらなくてはならないとしたら、ストレスが溜まるのは当たり前でしょう。
こうしたいわゆる「悪循環」ができあがってしまうと、一部の「お客様」はますます増長するわけですね。
そういう人たちを相手に、あらゆる不平不満に対応しようとすると、「精神的な健全さという面においては、とてもツラい状態に陥ることになります。
ですから気持ちよくサポートを受けるためにも、そういうときはできるだけユーモアのある会話ができるように心がけています。
そういう客は少ないと見え、ちょっとした一言がとてもよく効きます。
まあこれも一日一善運動の一環なんですけどね。(笑)
顧客の要求への対応と、従業員の人間としての尊厳の尊重、という二つの要素は相反する要素のため、こうした状態が続くと「キレやすい」人間が生まれることにもなります。
顧客に対して、自分の感情を押し殺してまでサービスを強いられる、というのは、不本意なことですから、行きすぎると精神を蝕むことになります。
こうしたことに陥りやすい仕事に関わっている人は、自分を守るためにも、こうしたバランスをうまくとるために、どうすればいいのかについて、常日頃から考えておくことです。
上司とこういう点について話してみるとかね。
アメリカでは、レジ係が知り合いとおしゃべりに夢中になっている光景を、よく目にすることがあります。
でも後ろに行列ができている客は平気というか、我慢をしているのかもしれませんが、「自分に甘く他人にも甘く」というベースがあるからなのでしょうか。
一日の笑顔の総量にも限度があるはずです。
仕事で笑顔を使い果たしてしまうと、プライベートではブスッとせざるを得なくなるのは当然でしょう。
駅やバス停でのあの不機嫌そうな暗い表情の理由は、こうした背景から生まれているのかもしれません。
穏和で穏やかな表情というのは、普段の顔つきから生まれるものです。
いくら美人であっても「険」のある表情で、すべては台無しになってしまうわけですが、当の本人はそれに気がつかない。というケースは決して少なくはないのです。
厳しい顔つきは、普段の様々な厳しい人間関係から生まれるのですが、だからこそ、常にユーモアを忘れないことです。
ユーモアの気持ちを忘れず持ち続けることに対しては、自分自身でさえ過小評価しがちです。
その人の幸福度は「毎日どれだけ笑ったか?」によるわけですし、ユーモアのある心持ちは、人間関係を穏やかなものに変え、自らの仕草や表情にもよい影響を与えます。
相手が笑えば、そのお釣りで自分も笑うことになり、自然と幸せになれるのですからね。
0304 Tues.
好調なネットエイドパスポート組
昨夜の米国マーケット、ナスダック総合指数は ナローレンジの陰線で終了。
3月から始まった月極サービスのネットエイドですが、参加されているみなさんは、熱心な方ばかり。
質疑応答も盛んで、こちらとしても、やりがいがありますし、なんだかんだといいながらのトレードは結構楽しいですからね。
で、昨夜のはっち3号銘柄はAPOL。
ガイドでは下の位置あたりでしたが・・
ナンピンでショートをするという、強者が出現。
より有利な位置でのナンピンならOKですからね。
008-03-04 00:10:51*****
>> apol追加ショートしました。
>>
イントラで764jのゲイン。apolショートしてタイムトリガーで出るか、どこかで逆指し値の保険をかけるか、もう少し様子を見ます。
2008-03-04 00:27:16*****
>> 平均売り価格は、59.68です。
結果はご覧の通り。 いやあ、恐れ入りました。
0303 Mon.
ネットエイドパスポート初日・軟調な東京マーケット
日経平均指数は大きくギャップダウンでリバサールもなく、ジリジリと下げる展開。
ヤマトホールディングス(9064)・旭硝子(5201)・大和ハウス工業(1925)などがショート対象銘柄。
先物は下にサポートがあるので、今日はこれ以上下がる可能性は低いだろう。
さて終わってみると・・これはさらに下げそうだなあ^^
ネットエイドパスポートの初日。素晴らしいトレーダーが・・
詳細はこちらからどうぞ。
シミュレーションの重要性
トレードを成功させるには、トレードを始める前からすでに起こりうる可能性を、あらかじめ想定しておくことです。
シミュレーションを通じてあらゆるケースでの対処法を身につけてい
れば、不測の事態が起こっても、すぐに素早い対処を正確な判断のもとで行うことができます。
さらにシミュレーションを通じて得た自信は、トレードに起こりがちな不安を一掃し、自信を持ってトレードに臨むことができる原動力とな
ります。
そのためには、正しいシミュレーション方法を知ることです。基本は途中でルールを変えないことです。一定期間同じルールで、シミュレーションを行うことが重要なの
です。
はっち3ギャッププレイの場合、すでに21ヶ月という期間にわたってシミュレーションを続けています。
このトレード方法で、トレードを始められた方の中にも、勝ち負けに動揺し、ルールを微妙に変えていることに気が付かないケースが
少なくないのです。
これではなんのためにシミュレーション結果を掲載しているのか、わからなくなってしまいます。シミュレーションでは、最終的な結果を出すことが目的なのでは
ありません。そのルールがどの程度の性能を持っているのかを見定めることが重要なのです。
今回も「はっち3ギャッププレイのパフォーマンス」の最新結果をアップしましたが、利益を示すグラフは、見事なアップトレンドラインを形成しています。
また実際にネットエイドでのガイドでの裁量判断によるトレードでは、2月4日から29日までだけの期間でも、シミュレーションよりも何と1万ドルも多い利益を計上しています。
もしこの割合での違いが、21ヶ月分続くとどうなるか?
想像しただけでもワクワクしますね。
このシミュレーションとの違いに関しては、今後もネットエイドを通じてWEBサイトで毎日の様子を記録、解説してゆきます。
0302 Sun.
ネットエイドパスポート
一足早く「ハイローバンド・ギャッププレイを徹底解説!!」のスレッドでアナウンスしましたが、「ネットエイドパスポート」というサービスを始めました。
今までのサービスは、「都度申込み」のためそのたびに申し込まなければなりませんでしたが、月額固定料金の「ネットエイドパスポート」では最初にお申し込みいただくだけで、マーケットデイでの一ヶ月をガイド付きで体験できるというわけです。
詳細は新サービス!ネトエイドパスポートに掲載しています。
解説を見るには登録してログインする必要があるため、今回はここでその詳細解説の部分をアップしておきます。
ネットエイドパスポートについて(動画)
ネットエイドの無料開催時には、多くの方が利益を出されていることからも、ほとんどの方は、どこでエントリーすべきかは、おおよそわかっているワケです。
ですがほんの少しの躊躇が結果に結びつかなケースでは、ネットエイドのような、しかるべき「心理のよりどころ」さえあれば、ストレスの少ないトレードが可能になり、それは当然の結果として利益と結びつくわけです。
金曜の米国マーケットでは、多くの方が利益を出され、中には2000ドルオーバーの利益を出された方もいらっしゃいました。
このように、心理的な保険をかけることで利益へと繋がり、それは良い気分で週末を過ごせるという、お金だけでは手に入れることができないものも、手に入れることができるのです。
どうか、このチャンスをお見逃しなく!
0301 Sat.
30年米国債先物のティックの値幅が3月から縮小
Minimum Tick Size Modification for Treasury Bond Futures
これはかなり大きな変更だと言っていいだろう。というのは、この変更によって流動性とレスポンスが良くなるからだ。
シカゴ先物商品取引所「CME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)」の発表によると、米国債先物の1ティックの値幅が3月3日から半分に縮小され、応答時間も50%ほど早くなるという。
Minimum Tick Size Modification for 30-Treasury Bond Futures, 5-Year
Treasury Note Futures & Options, and 5-Year Treasury Note Flexible
Options Contracts - UPDATED INFORMATION
Effective March 3, 2008, CME Group will reduce
the minimum tick size for the following Treasury contacts:
· 30-Year U.S. Treasury Bond Futures from 1/32 nd to ½ of 1/32 nd
(from $31.25 to $15.625)
· 5-Year U.S. Treasury Note Futures from ½ OF 1/32 nd to 1/4 th of
1/32 nd (from $15.625 to $7.8125)
· 5-Year U. S. Treasury Note Options from 1/64 th to ½ of 1/64 th
from ($15.625 to $7.8125)
· 5-Year U.S. Treasury Note Flexible Options from 1/64 th to ½ of
1/64 th from ($15.625 to $7.8125)*
During testing, under a replay of peak market
conditions the upgraded CME Globex platform demonstrated over a 50
percent reduction in response time, from an average of 31
milliseconds down to approximately 16.5 milliseconds.
1万ドルあれば、デイトレーディングなら約4枚までトレードが可能だから、30年物の国債先物だと、31.25ドル×4で、1ティック動けば、125ドルのゲインとなるわけだ。
だが逆に動けば、1枚ならで1ティック分で 31.25ドル のロスになる。
それが半分になるというのは、多くのトレーダーにとっては、心理的にかなりラクになるはずだ。
株式だと最小値刻みが1ティックで1000株なら10ドルとなり、株数を減らせば、実質的にはさらに小さくできる。
そのためTボンドは確実に勝てるトレーダーにとってはおいしいマーケットなのだが、そうでなければ、ちょっとリスキーだということになる。
これが半分になるというわけだ。
ちなみに資金に対するバイイングパワーというかレバレッジは、米国株式でイントラデイなら4倍、日本株は3倍前後。
Emini NASDAQ100 は20倍、Emini S&P500 は50倍、30年米国債先物は100倍、日経先物なんて1000倍。
CQGだと、シンボルは F.USAA。
Futures Chicago Board of Trade 30 Yr US Treasury Bonds -Combined
これは30分足チャートだが、意外ときれいに動く。
2月28日は1枚で約750ドル、2月29日なら約500ドル。
1万ドルあれば、デイトレーディングなら4枚までトレードが可能だから、利益は2月28日が約3000ドル、2月29日だと約2000ドル。
MarketWatch
にも関連ニュースが掲載されているが、レスポンスの時間が50%も短縮されることになるそうだが、
現状でもオーダーを出してからの、レスポンスというのはとても早いわけだ。
それがさらに良くなるわけだから、まさに瞬間的に約定されることになる。
トレードの枚数が多い人にとっては、なかなか魅力的な変更だといっていいだろう。
それに1万ドルの資金で、これだけに張り付いていれば、それなりに獲れるというのも、人によっては大きな魅力となるはずだからね。
Home /
Index
of Cool
2008
0301-