2006 0401-


0414 Sat.

昨夜の米国マーケット

今週最後の米国マーケット、ナスダック総合指数日足チャートは イマイチな位置でオープン。ゾーンとしては日足チャートのレジスタンスをテストする位置なのだが・・。そういう意味では今週はちょっとストレスのかかりやすいマーケットだったと言っていいだろう。


だがオープンニングあたりで買って、終わり際に手仕舞うというスタイルのトレードは 、ストレスの少なさが持ち味。ということでお気楽に行ってみよう。

週足はどうなのよ?モードでは理想的なパターンはない。ということになる。

Band のボタンをはずすと・・

週足のMAがちょっとねえというところ。

ギャップが大きめなのでオープンニングあたりで買って、
終わり際に手仕舞うというスタイルのトレードは、
もちろんパスしてもOKだが、下のように「はっち3号」でも
同じ銘柄が表示されている。

さてどうなったか?は、こちらにある詳細からどうぞ。

 

 

 

マイホームは「男の城」か?

今日の日記は意図した独断と偏見色特濃版。

面白くするため、かなり強引な作為と、フィクションも入り交じっていることを、あらかじめお断りしておきます。

いわゆる都内で賃貸マンションを購入している人たちは現在、首都圏の中心部の狭いエリアに集中しています。

ではこうしたマンションは、いったい誰が買っているのでしょうか?

それは公務員、高齢者、子なし、レディー、それにダブルインカムの共稼ぎカップルです。

意外ですか?

これに、数少ないでしょうが「勝ち組サラリーマン」や「ローン大好き金持ち」が加わります。

この々が、今のいわゆる「優良住宅」の買い手たちです。

彼らは、お金持ちだけあって、郊外のリーズナブルな値段の住宅地には目も向けません。

しかし、ここでリストをよく見ると、こうした購買層からは、今日まで日本の住宅市場を支えてきた平均的中年サラリーマンが見あたりません。

特に独身キャリアウーマンはお金がたくさんあるため、都心のコンパクトマンションを購入するケースが多いようです。

では彼女たちは「勝ち組」なのでしょうか?

残念ながら?あながちそうとも言えないのです。

酒井順子氏による「負け犬の遠吠え」という本をご存じでしょうか?

このベストセラー「負け犬の遠吠え」には、こんな記述があります。

「30代を過ぎて独身の女性は負け犬である」



ですが負け犬として生きる以上、家だけはちゃんとしたところに住まないと、ということで仕事をガンバり、豪華マンションを購入することになります。

ですがあまりにも素敵な住居に独居すると、負け犬だと思っている本人の思惑とは裏腹に、それはそれでちょっと予想外の気分になってしまうことがあります。

ヨーロッパ製のシステムキッチンに洒落た北欧の家具、寝室には素敵なベッドに囲まれ、しかも風呂はジェットバスという生活はとても快適です。

ただ、あまりに完壁になってしまった住居へ独りで住むと、かえってそこに「何か」が欠けていることがより鮮明に浮き彫りになってしまうのです。

キャリア女性から見ると、普通のサラリーマンは40歳までは忠犬となり「俺もやっと中堅か」と錯覚する40歳過ぎになると、会社からリストラに遭い、本当に人生の「負け犬」に映るそうです。

ですから才女は、ハナからそうした男は相手にしません。

会社の犬ではない本物の犬、ペットに走るというわけです。

そして、才女は犬のあと、リッチなマンションへと突っ走るのです。

独身キャリアウーマンは、通勤に便利な立地と、自分仕様の個性的な間取りという「安らぎの空間」にこだわるとなると、ワンルームに手を出す場合が多いようです。

 

ですがここには、落とし穴があります。

リッチなマンションだと思えたワンルームは、都内の地域内にあっても、実はリスキーな要素の多いマンションなのです。

つまりそのワンルームは「負け犬」の彼女たちを、本当の「負け組」に転落させてしまう可能性が高いのです。

マイホームは「貸せる物件」を買いなさい!という(ダイアモンド社)の著者・山崎隆氏は、ワンルーム購入はやめましょうと述べています。

ワンルームの問題点は三つあるといいます。

一つは、居住環境が悪化しやすいこと。

二つめは、長期的な安定収入が約束されてないこと。

そして、最後に換金性が悪いこと。

というわけで、ワンルームはいくら都心にあろうと「負け犬になりやすいマンション」だということになるそうです。
 

 

日本では、戦後一貫して土地は必ず値上がりするという「土地神話」の後押しで「マイホーム」を持つことが、長年のサラリーマンの目標となってきた 歴史があることは、みなさんよくご存じのことと思います。

ですが「土地神話」はバブル崩壊で終わってしまっているにもかかわらず、今でも多くの人が新築マンションや新築住宅を買い、それが「男の城」と思い込 んでいるふしが伺えるのです。

小金しか持ったことがないのに、金利込みで年収の数倍もの住宅を、よく考えずに買ってしまう。

それは新築物件によって一生つきまとわれるリスクを、身近なものとして感じていないというのも一つの原因かもしれません。

よくよく考えれば、中古という安い物件ならいくらでもあるのですから、安い中古物件」で練習をしてから、新築の物件を購入しても遅くはないのにです。

今の時代は、不動産との離婚のしやすさ、清算のしやすさというのは、とても大事なポイントなのですから。

では何故にこれだけ多くの人が、国や銀行、住宅、不動産、建設業界のセールストークに惑わされ、思うつぼに嵌ってしまい、高い新築物件という「処女物件」に目が眩 むのでしょうか?

老後の不安から、家だけは確保したいという心理が働くからでしょうか?

ですが、たったそれだけの理由で、一戸建てや高額なマンションを購入してしまうものなのでしょうか?

 

マイホーム神話が何故日本で蔓延したのか?

ここで女性論、家庭論に造詣が深く、女子大や短大で教職歴が長い、小倉千賀子さんの名著「結婚の条件」(朝日新聞社)をご紹介。

この本は「マイホーム神話は短大卒女性が完成させた」とも解釈できるパラダイムによって構成されている、ある種の名著だといってもいいでしょう。

その内容をざっとかいつまんで、拡大解釈をし、ゴマをパラパラと振りかけると次のような料理ができあがりました。

まず、短大卒の女性が持つ「専業主婦願望」は、とても強烈だというところから始まります。

そもそも短大の英文科や国文科に進学する女性は、入学時には明確な入学目的もキャリア計画も持たないことが多いのです。

自分が在学する間に、同じような階層の友人たちと同調競争し、職業も一時就労型で、友人たちが退職すると同じように退職し、友人たちと同じような結婚を志向します。

ですが、その結婚相手には自分が扶養されるのは当然であり、専業主婦として友人に恥じない相手を見つけ、やさしい夫と可愛い赤ちゃんに囲まれた幸せな家庭を夢見ています。
 


仕事と家庭を両立させる大変さからは、逃れたいのです。

ですから、とうの昔に最初就職した上場企業は辞めてしまっていることが多く、安定した給料を得られる仕事に再び就くというケースは、意外と少ないのです。

こうした彼女たちにとっての結婚というのは「依存」そのものとなってしまいがち。

これは、従来から女性学の世界では「短大生パーソナリティ」と呼ばれていたものだそうです。

つまり、高卒者の堅実さとも四大卒のキャリア志向とも違い、ただひたすら家庭でのパワー拡大を目指すというものです。

彼女たちは、この「依存」結婚を目指して、相手探しに専念します。

ただ、現実にはそんなに都合のいい男性ばかりではないため、晩婚化はヒタヒタと進行してしまったというわけです。

短大に入る女性には何の思想もない、といっては怒られますが、一般に「横並び教」の信者兼実践者であるのは間違いないところです。



彼女たちは、バージンロードを踏みしめるころには、早くも家が欲しくて欲しくてたまらなくなります。

そして当然のことながら、結婚しても常に家にいるので別にリスクが高くても一戸建てなら構わない、と考える傾向があるようです。

つまりこの傾向が、結婚相手の男に「男の城」という幻想で、マイホームをローンで買わせるのです。

日本人が世界に誇る「マイホーム神話」というウサギ小屋を邸宅と信じ込むことは、幸せ感に浸るための完璧なパターンなのです。

旦那の会社から2時間ほど離れたマイホームで、彼女たちは奥様雑誌を熱心に読みながら午後の一時をのんびりと過ごし、仕事や人生や男日照りに悩むキャリアウーマンに「あなたにはかなわないわ」と声をかけまくります。

ですがキャリアウーマン側も、家族とマイホームを写した彼女たちの年賀状を見るたびに「いい独身男なんていないわね」と不倫に熱中することになります。

キャリアウーマンは、心ひそかに「私ってこの先行かず後家かしら」と観念し、都内の高級ワンルームマンションに走るのです。

このようにして「マイホーム神話」は拡大されてきたというわけです。



こうして、短大卒専業主婦、四大卒キャリアウーマンが、結局最後に行き着く先は「一戸建て住宅」。

キャリアウーマンは、都内の高級ワンルームマンションに走る、というわけでこうした物件はローンでバンバン売れるわけです。

女性同士では「短大卒と四大卒とどちらが、結局、負け犬か?」という議論もあるようですが、そんなことはどちらでもいいのです。

結婚すると仕事で忙しい男は、家庭内での階級闘争においては、家でパワーを蓄えている女性に敗れることになります。

私は暇で、パワーを温存していますから、今のところ踏ん張っていますけどね。(笑)

こうした背景のため、ほとんどのケースで「男の城」と錯覚し「女の城」を30年ローンで買ってしまうのです。

考えてみてください。

毎日の仕事や残業、そして通勤に追われている人が「男の城」でゆったりとした気分で、のんびりと過ごした時間というのは、一年でどれくらいある ものなのでしょうか?

マイホームというのは実は「男の城」ではなく、妻と子が暮らすための「女の城」であった、というのがその実態なのではないでしょうか?

どちらにせよそれで二人が幸せなら、他人がとやかく口を挟むことではないのですけどね。

それはともかく、とにかく女性の皆さん、石を投げないでください。

下の資料をもとに、面白くなるよう、編集しただけなのですから・・


参考資料

小倉 千賀子 氏著「結婚の条件」(朝日新聞社)

立木 信 氏著 地価「最終」暴落(光文社)

酒井 順子 氏著「負け犬の遠吠え」(講談社)

山崎 隆 氏著 「マイホームは貸せる物件を買いなさい!」(ダイアモンド社)

 

 

0413 Fri.

昨夜の米国マーケット

昨夜の米国マーケット、ナスダック総合指数日足チャートはギャップダウンで開始。陽線の後でほとんどギャップなしでオープン。 ロングサイドのゾーン なのに・・というわけででちょっと心配だったが、オープンニングあたりで買って、終わり際に手仕舞うというスタイルのトレードにはちょっと厳しい地合いだ。 さてどうだったのか?

さて始まると、週足もいいよ!というのはこれだけ。

問題はちょっとギャップが大きいのと、陽線が2本続いているという点だ。


 

というわけで、週足はベストなパターンじゃないけど、日足はいいよという条件の2銘柄という合計3銘柄でさて結果は?


 

ポジションは SEPR LRCX 500株、MEDI 1000株という絶妙のバランス?!

「 ほんまかいな創価学会?」と思った方は、こちらの詳細からどうぞ。 (笑)

 

 

住めば住むほど得する理想の住宅

3月14日号のニューズウィーク誌で「住めば住むほど得する理想の住宅」という特集が組まれていました。

「30年後も快適に暮らせて資産価値も保てる住宅作りの条件を世界に学ぶ」というタイトルの興味深い記事でした。



 

そこで今日は、この記事からざっと要点をまとめ、昨日の日記の関連した部分について言及しておきたいと思います。

ニューズウィークではまず冒頭で、「買うなら中古住宅というのが世界の常識だ」と断言してます。

日本の住宅は寿命が短く、マンションや戸建てをあわせた全住宅の平均寿命は45年。

一方諸外国ではアメリカは71年、ドイツは141年、イギリスは143年もの長寿命なのです。

日本の木造住宅は、税法上では20年から22年、鉄筋コンクリートでは47年が経過すると、法定耐用年数になるため、市場では賞味期限切れとなります。

欧米では中古住宅市場が確立されているため、売買される住宅における中古の割合は、アメリカで77%、イギリスで86%、フランスでは71%と高いのですが、日本ではこうした寿命の短さの影響でしょうか、たったの13%でしかないのです。

 

日本以外の国では家の寿命が長く、住宅が資産になるのはなぜなのでしょうか。

たとえばイギリスには、地域全体の徹底管理で一等地に成長した住宅街があります。

ドイツでは、劣エネ認証の取得が住宅の価値を決める条件となり、消耗する設備の交換を念頭に置いた住宅「スケルトン・インフィル(SI)」や、エネルギー効率を高める「高断熱住宅」など、住宅の質を劣化させない仕組みがあります。

アメリカでは欠陥や偽装工事を防ぎ、建物の品質を確保する「コンストラクション・マネジメント」や、民間と政府による徹底検査などの管理体制が確立しています。

ですが日本の古いマンションでは、水回りの故障が深刻で、多くのケースでは配管の詳しい設計書は残っていないことが多いのです。

一般に住宅が20年から30年が経過すると、まず問題になるのは配管のサビです。

水が赤褐色に濁り、次に継ぎ目からの漏水が始まるのですが、耐久性の高い材質の配管でも、寿命は30年から40年ほど。

さらに、日本の古い住宅では配管の交換が、むずかしいケースが多いのです。

とくに主給排水管は、建物内の各住戸の壁の中の専有部分にあり、配管の設置が複雑で改修費用もかさむため、住民の同意を得るのがむずかしいのです。

一方、欧米の共同住宅では、配管などの交換については、はるかに容易に設計されています。

共用の縦配管は各戸の専有部分ではなく、住戸の外側の共有スペースへまとめ、各戸に延びる横の配管も床下や天井裏の空間に収めるのが一般的です。

私がアメリカで学んだことの一つは、購入予定の投資物件を見る際には、必ずこうした配管部分をチェックするという点でした。

かなり古い物件でも、アメリカではガスと上下水道の配管は通常床下にあり、床を上げれば比較的簡単に交換できるようになっています。

こうした発想の延長線上にあるのが、機能性を追求した「スケルトン・インフィル」で、集合住宅を耐用期間が100年ほどの構造体と、30年ほどの内装・設備に分けて考え、内装の取り換えを容易にしたシステムで、オランダで40年ほど前に提唱されたものです。

こうした点がすでに取り入れられている多くの一般欧米住宅は、古いにもかかわらず価値は上がるのが普通です。

 

日本ではデザイナーズ住宅というのは人気があるのですが、欧米では資産にならないケースが多いのもまた、日本と欧米との大きな違いです。

資産としてはデザインより立地や歴史的価値が評価されることが多く、有名建築家が手がけた住宅も、大半は無名の建築家の建物と大差ない価格で流通しています。

有名建築家の奇抜な住宅は歴史の検証を受けていないため、アメリカの金融機関ではリスクと考えられ、融資の評価は低くなることの方が多いのです。

またデザイナーズ住宅では耐震面のリスクが多いのも問題となっています。

建物は上から見た重心と耐力壁のつり合いで見た剛心が近いほどバランスがよいのですが、ザイン性を追求するほど、二つの中心の差は大きくなるのです。

耐震基準をクリアしても、安全性で差が出る場合があり、耐震性では建物は直方体が理想なのです。

 

日本は戦後、住宅不足を解消するため、一貫して量の拡大をめざしてきました。

ですが今後訪れる人口減少と高齢社会では、住宅が余る一方です。

国も今後、中古住宅を重視すると宣言しはじめていますが、そうしたまさに転換期を象徴するような出来事が2005年の耐震偽装事件でした。

住宅の質に対する信用を確保できなければ、中古住宅の取引の基盤は根底から崩れます。

どうすれば流通する住宅の欠陥や手抜き工事を見抜けるのか。

アメリカでは検査確認体制は厳重で、地方自治体の建築検査員が基礎、配管など工事の各段階で検査に入るうえ、施工者や建築主とは無関係の民間検査業者(ホームインスペクター)による検査の2本立てになっています。

新築住宅の50〜75%はホームインスペクターの検査を受けるのです。

なぜなら検査を受けていないと、高い値段では売れないからです。

さらに集合住宅の場合、「コンストラクション・マネジメント」という効率的かつ経済的に建設を行うための考え方が業界に浸透しています。

これは、建材や人件費の予算の細目から工期にいたるまで徹底的に管理することで、建設過程の透明度を高めるものなのです。

施主側に立って施工業者を監督し、予算に見合う品質かどうか確かめるのがコンストラクション・マネジャーの仕事で、全米で約43万人がこの仕事に就いています。



ですが、日本の住宅事情が戦後一貫して悪いままだったわけではなく、日本の住宅1戸当たりの延べ面積は78年の約75平方メートルから、98年には約90平方メートルと、イギリスと同程度に増加しています。

住宅の寿命も今後は、延びる傾向にあります。

これまで短期で壊された建物の多くは、高度成長期までに建てられた低水準のもので、60%を占める80年以降の住宅は、高齢化で、建て替える経済力もなくなるため、壊される可能性は低くなるはずです。

木造家屋が密集していた江戸では、大火事が頻繁に起き、明暦の大火(1657年)では江戸の半分が焼け、10万人の死者が出ました。

150年ほどの間に、記録に残る大火が10回もあったのですが、地震や火災など頻繁に起こる天災への無力感が、日本人の刹那的な住宅観を生み出したともいえるのかもしれません。

農家の家などのしっかりした家は伝統的に長もちをするのですが、こうした背景のため、日本では庶民の家はほとんど残らないのです。



さらに日本では地震が多いという特殊な事情が存在しています。

2006年の12月末に、耐震強度偽装事件の「実行犯」姉歯秀次元一級建築士に罰金180万円、懲役5年の地裁判決が下されました。

ですが、その後も住宅の欠陥や偽装を防ぐ法整備はいっこうに進んでいないのが現実です。

新しい耐震基準を満たさない中古物件も、全国に数えきれないほど残っています。

たとえ政府の規定をクリアしても、絶対安全とはかぎらないのです。

現在、新築の建物は81年6月に改正された建築基準法の新耐震基準を満たすことが義務づけられています。

ですが改正前に建てられた中古マンション・住宅は、改修しなくても法には触れないのです。

こうした「既存不適格」の建築物の危うさは、95年の阪神淡路大震災が証明しています。

当時の犠牲者6400人以上のうち、8〜9割が建物の倒壊による窒息死、圧死で、その大半が81年以前の建物で亡くなっているのです。

2006年1月、政府は建築物の耐震改修促進法を改正し、15年までに81年の基準を満たす建物の割合を90%に高めるため、地方自治体に改修促進計画の策定と補助制度の整備を求めています。

ですが実際は、所有者は資金の問題で、なかなか建て替えに踏み切れないのです。

 

法律で定めているのはあくまで最低ラインで「住人が死なないように」という基準です。

これは大地震のたびに改定されてきました。

78年の宮城沖地震の後に81年の新耐震基準、95年の阪神淡路大震災の後に2000年の新新耐震基準が定められました。

予想される東海大地震や首都直下地震では、揺れの激しい地域は震度7が想定されています。

ですが81年の基準は、震度6強以上では「倒壊を免れること」を目標にしたもので、実際に大地震が起これば、「倒壊しなくても多くの建物が居住不能となり、住民の多くが二重ローンをかかえて苦しむことになるのです。

そのため専門家は、強い地盤と弱い地盤で基準を変えるべきだと主張しています。

いくら建物の構造や基礎を強固につくっても、地盤が悪ければ建物自体が沈下してしまうからです。

 

今の法整備では、手抜き工事や偽装がひそかに行われても見抜く手だてはありません。

昨年、建築基準法と建築士法が改正され、建築士などの違反行為への罰則強化や構造専門家による適合性判定や、一定の建築士に講習を義務づけるなどの変更が行われました。

ですがその実効性には疑問が残るのです。

今国会では、欠陥住宅による被害を補償する制度の法案提出が見込まれています。

成立すれば、欠陥住宅の売り主が倒産しても被害者側が二重ローンで苦しまないように、保険と供託金で建て替えを行えるようになります。

現時点では、保険に加入しているマンション販売業者は全体の12〜13%程度なのです。

ですから、どの業者を信頼すればいいのかという点については、消費者が見極めなければならないのです。

国土交通省の関係者は消費者が厳しく売り主を選別するしかないと自己責任を強調するだけなのです。

 

私は渡米時に、コンサルティング会社やアメリカの不動産のプロから多くを学び、その結果として、日本のマーケットの不動産ではなく、アメリカの不動産を選択しました。

10年前に米国で当時購入した不動産と、現在の日本の不動産の価値を比べると、どちらの物件がよい買い物だったのかは一目瞭然です。

幸いにも仕事としてだけではなく、アメリカで自宅としての中古の住宅を2度も売買した経験は、こうした点を考えるときに、とても役立っています。

ですからこうした不動産については、私自身が身をもって体験したことも加味しながら書いているのですが、この点こそが机上で議論を重ねるだけの、売り手サイドのバイアスの掛かった人たちとの大きな違いだと自負する次第です。

 

 

 

0412 Thurs.

昨夜の米国マーケット

昨夜の米国マーケット 、ナスダック総合指数の日足チャートを見ると、陽線の後でほとんどギャップなしでオープン。 ロングサイドのゾーンではあるが相変わらずはっきりしない地合いだ。
さてどういう作戦だったのか?。詳細はこちらからどうぞ。

リスクの高いことをやるとどうなるかという説明もしてみたが「はっち3号」は銘柄の株価によって自動的に最適ポジションを計算してくれる機能があるが、これは実際に使ってみると、とても便利だ。

複数で運用すればトップページにあるリストのような、イマイチな結果にはならないことは今週の月曜日からの日米両方のマーケットでの検証で、ある程度おわかりになるだろう。

明日まで5日間の10パターンでさてどれくらいの結果になるのかが楽しみだ。

 

ダッジの2座小型ロードスター


 

典型的なダッジグリルの付いた巨大なロ元は、野獣の牙のように見え、鋭い目は硬直したように攻撃的に前を見据えている。

クライスラーはジュネーブ・オートサロンで、コンセプトカーとしてダッジ・デーモンを公開。

メルセデスプラットフォームから生み出された小さなロードスターは、クライスラークロスファイアに用いられたメルセデスSLKの可動フロアグループを切り詰めて使用、2008年には量産体制に入る準備ができているという。



1997年にダッジ・コパーヘッドで実現するはずが、ダイムラー・クライスラー社のコスト計算部門が首を縦に振らなかったのだという。



ボディ前後オーバーハングは非常に短く、エッジの立ったサイドのエアインテーク付きのタイヤハウス、低いフロントウインドウが特徴的。

全長は4mを切る3974mm、全幅1736mm、全高1315mmで、マツダ・ロードスターとほぼ同じ。
 




リアアクスルの後ろには、深いトランクルームと、電動式2分割式メタルリトラクタブルトップが収納されている。

このままのデザインで発売されるのか?
 


ボンネット内には2.44直列4気筒が縦置きにレイアウトされ172hpを生み出すという。

パワーは6速マニュアルの短いギアシフトで分配され、わずか1200kgの車重により、0→100km/hはポルシェボクスターレベルの6秒以下だという。



クライスラーデザインによるスッキリとしたスイッチ類が並び、簡潔なインストルメントパネルが見える。

3本のダブルスポークのステアリング越しに、小さな時計と燃料計、水温計が両脇を固め、ナセルの下の中央にタコメーターと速度計2つの計器が並ぶ。

こちらには、さらにダッジ・デーモンの写真あり。

http://www.carview.co.jp/gms/2007/take_car/dodge_demon/default.asp

こちらに動画あり。

http://tv.carview.co.jp/mov.aspx?mid=1860

こちらにはジュネーブショーの写真が多数あり。

http://www.carview.co.jp/gms/2007/list.asp

 

 

 

0411 Wed.

昨夜の米国マーケット

昨夜の米国マーケット 、ナスダック総合指数の日足チャートを見ると、陰線の後でほとんどギャップなしというかギャップダウン気味でオープン。下の緑のマークの位置が始まった位置。当然リバーサル も予想されるためイントラデイだとかなり難しいパターンでしょう。
さてどういう作戦だったのか?。詳細はこちらからどうぞ。

 

いつもお世話になっております。まだ参加表明していないのですが、シフトがわかり次第東京のセミナーに申し込もうと思っております。早速現時点ではっち3号トレードについて判らない点なのですが

1、プルバックが予想されるマーケットでの戦略
2、週足がよければ日足の陽線2本分続いているからパスなどの配慮は必要ないのか
3、オープニングで下げずに上がってしまった銘柄はどの程度垂れてきたらエントリーなのか
4、平均的な一日の値幅いっぱいではなく、ある程度上がったものはすぐにエントリーしてもよいのか、またすぐに入ってしまうのか垂れるまで待つのかの判断の仕方
5、これは現在自分の課題なのですが、ここがボトムだという判断がなかなかできてません。ボトムだと思ってエントリーしてもジリジリ下がってしまうことが多々あります。このボトムを判断する方法
6、Newスイングスキャンの条件を緩めないと銘柄が出てこないようなときはノートレードくらいの気持ちでよいのか、こういうときはこの条件を緩める!みたいな方法があればその方法
以上、現在自分がわからず戸惑っている点です。多くの質問を書いてしまいましたが詳しく解説していただけると助かります。参加できる人数も少なく、まだ参加できるかどうかわかりませんが当日よろしくお願いいたします 。
 

今日のギャッパーズアイに答えは全部書きました。

プルバックが予想されるというのは、まさに昨日今日がそのパターンに該当すると思います。

基本は個別銘柄のチャートに従う。ということです。

ですが、アクセルの踏み加減というか資金の投入する度合いを、プルバックが来そうな日は控えるということです。

週足がよくても、特に「はっち3号」でのトレード方法のようなその日だけの勝負では、日足のローソク足パターンは大事です。

数日ホールドするのであれば、その優先度は少し低くしてもいいと思います。

オープニングで上がったのはすぐに入ります。

そこでいわゆる短いイントラデイプレイをやって、脱出したら、垂れてくるのを待って、ボトムから反転するところでエントリーして、最後までホールドという方法をとることもあります。

慣れないときは、10分から15分待ってからでいいと思います。

イントラデイがうまくゆかない人は、アタマでの短い保有時間のトレードを無理にやる必要はありません。

4・ですがこれはしばらくアップしますので、継続してご覧になると、どうすればいいのかが分かると思います。

5は、日足がよければ、エントリー位置は適当でOKです。どのみち日足ベースと週足では上がるという前提なのですから。アバウトでいいのがこのトレード方法の良さです。

10分から15分待ってからでいいという余裕は、3銘柄くらいまでの同時保有銘柄を探す場合、イントラデイが出来る人には、ものすごくゆっくりに思えるはずです。

つまりとてもストレスの少ない方法だと思います。

出来るだけ下げた有利な位置で入れば、日足ベースと週足では上がるというトレンドの銘柄なのですから、複数で保有すれば、先ず負けることはありません。

毎日アップしますから、このことは、だんだん納得されるようになると思います。
 

6、Newスイングスキャンの条件を緩めないと銘柄が出てこないようなときはノートレードくらいの気持ちでよいのか、こういうときはこの条件を緩める!みたいな方法があればその方法

これはトレードの経験次第です。手堅く行くのなら、ノートレードでしょう。いいときはガーンと獲れますから。でもイントラのプレイができると圧倒的に有利です。

今までと違って、エントリーは高値ブレイクアウトではないケースが多いのですが、これは最も長いイントラデイ、つまりデイトレードなのですから、イントラデイのボトムからの反転で入ると有利になります。

日足ベースだと下ヒゲで入ることになるわけで、DOJIで終わてもプラスになるわけです。

もちろん髭の長さにもよりますけどね。

昨年の縦断セミナーでやった8倍プレイを思い出してください。

エントリーして反対へ動いたら30分後にカットロスして、反転したらその方向へ入るというやり方でしたが、あれと同じことをやるわけです。

ここでは「エントリーして反対へ動いたら30分後にカットロス」という部分がないと思ってください。

そうすればよく分かると思います。

これでセミナーへ来なくてもOK?(笑)

でもセミナーではさらに多くのノウハウを公開します。

だって有料なのですからね。


 

0410 Tues.

昨夜の米国マーケットは陽線3本の後で大きめのギャップアップで開始。当然リバーサルが予想される。というわけでロングサイド3銘柄のタイミングが大事なパターンとなった。詳細はこちらからどうぞ。


 



日本株で特に便利な購買力計算機能

「はっち3号」はバイイングパワーを計算する機能がついているが、日本株ではとても便利な機能だ。


 

これは3銘柄を4単元という設定だがこれだと、必要なバイイングパワーは 1,415万6,000円だと表示されている。

信用取引ならこの約三分の一が必要な資金なので、500万円あればトレードが可能になる。

ちょっと資金が少ないとか、リスクを低くしたいという場合、下のように2単元に変更して、update ボタンをクリックすると、必要なバイイングパワーは 707万8,000円だということがわかる。

結果がどうだったのかは、昨日の日記をご参照ください。


 

 

 

0409 Mon.

スイングスキャンのバージョンアップ版をリリース

いよいよスイングスキャンのバージョンアップ版がリリースされました。

ボタンの数は増えましたが、デフォルトの状態では、特に日本株の場合、数がかなり絞り込まれることが多くなるはずです。

というのは「週足はどうなのよ?」フィルターによって、週足チャートがよいものが自動的に選別された銘柄が表示されるからです。

つまり選択する対象銘柄が少なくなればなるほど、チャートでチェックしなければならない数も少なくなるわけですから、早い判断が可能になります。

今回のバージョンアップでは、使い勝手の部分が非常にリファインされたものになったと自負しています。

私は早い時期からこのスイングスキャンのバージョンアップ版を実マーケットでの評価のために使ってきました。

そうした際にここでこういうのがあったら、もっと早く銘柄を見つけられるのに、などといった使い勝手の意見を開発サイドにフィードバックする、という作業を通して今回のバージョンアップ版が完成しました。

ちょうど先週のネットエイド開催中には、毎日「はっち3号」の改良版が投入され、一日ごとに機能が充実してゆくのを、ダイレクトに感じながら、ネットエイドに臨んでいたのですが、とてもエキサイティングな体験でした。

要求どおりのスペックを実装してくれたT氏の技量は、まさにプロフェッショナル。

火曜日

水曜日

木曜日


 

あたかもF1マシンのセッティングが煮詰められるにつれて、運転しやすい車に変貌し、車がどんどんよくなりながら仕上がってゆくかのようで、とにかくストレスが減ってゆくのが何よりも嬉しい点でした。

この時期には、すでにスイングスキャンへの新しいエンジンの実装は終了していたため「はっち3号」の最終的なユーザーインターフェースの部分の煮詰めが中心となっていました。

実はスイングスキャンと「はっち3号」は銘柄を選択するいわゆるエンジン部分のチューニングは少し違います。

「はっち3号」で公表している数値はいわゆる、車でいえば自動制御の入らない素のままの性能だといっていいでしょう。

つまりハイローバンドギャッププレイを基本としたもので、多少のチューニングはしてありますが、ロジック的に特に変わったことはしていません。

一年間は基本的なセッティングは変えず実マーケットでのテストをしているのは、あえて高値づかみなどでドローダウンが大きくなる部分の制御をかけず、どれくらいの頻度で滅多に起こらない大きなドローダウンが起こるのかを、観察しているのです。

こうした経験を元に、各種のフィルターを用意して、毎日のマーケットにアジャストした制御を手動で選択できるように設計してあります。

つまりレースの日のコース状態や天候によって、シャーシーセッティングを煮詰めるのと同じことができるように設計されているというわけです。

元々は、私が自分のためのシステムとして考えていたものですから、トレーダーの裁量能力が出来るだけ生かせるような設計になっています。

 

そのため重要なファクターとなる「今日はどのセッティングで行けばいいのか?」という点については、サービスの提供と同時にネットエイドでサポートをします。

つまり私なら今日はこのフィルターを使って、こういうセッティングで銘柄を選択しますよと言う点を、その理由も含めてリアルタイムで解説しようというわけです。

今回のネットエイドでのパフォーマンスを検証を検証すると、最低資金の2万5千ドルでの資金だと4日間で +5.85ポイント 6勝1敗1引分 +5,448ドル。

単純計算だとこのペースなら一ヶ月で27,240ドル。約月300万円。

一ヶ月換算では108.96%の単純利回り、年間だと1,300%以上という、嘘のような数字となってしまいます。

まあこれは数字での単なる計算ですから、実際にどうなるかは、また別問題ですが。

訓練された人間が決定する裁量判断を「はっち3号」へフィードバックさせることで、高い性能を発揮させることができることが伺える結果だと、言えるのではないでしょうか。

別の表現をすると、訓練されたトレーダーの裁量判断をネットエイドを通じてシェアするというトータルでのトレーディングシステムの一部が「はっち3号」なのだという言い方ができると思います。

このシステムへの参加方法を含めた詳細な点については、14日東京・15日東京・21日名古屋・22日大阪のセミナーで解説します。

 

 

 

0408 Sun.

スイングスキャン・バージョンアップ決定!

4月9日(月曜日)の東京マーケットから新しいバージョンが使用可能です。

つまり明日から使用していただけるということです。


スイングスキャンのバージョンアップについて

チャートを見なくても、スイングスキャンを見るだけで表示される情報量を増やしました。最終的にはチャートを見るのですが、表示されるマークを見るだけで、大体どういうパターンなのかがわかるようになりました。

つまりチャートを見なくても、より素早く、その銘柄の日足と週足の動きを掴むことができるような表示の工夫がされています。

起動すると上のような表示になり、デフォルトは「週足はどうなのよ?」ボタン の WBが赤い色、つまり「オン」になっています。

上の状態のように、比較する銘柄が少ない場合は、WB ボタンをクリックして青い色へ変更すると、下の表示のように、より多くの銘柄が表示される可能性が高くなります。


今回のバージョンアップでの表示項目の変更としては、週足に関する情報の追加です。

つまり日足より大きなトレンドである、週足のトレンドの判定機能が付加された点です。

 

日本株表示

上が今までのスイングスキャン

 

米国株表示

下がバージョンアップしたスイングスキャン


 


・Week ラベル(追加)

このラベルの位置には、週足で移動平均線の順番がそろっているか、前5週間高値(安値)を抜けているかが表示されます。





Weekの左側アイコンは、下のように、週足で移動平均線の順番がそろっている銘柄をマークで表示します。



Weekの右側アイコンは、下のように、前5週間の本体高値(安値)を抜けた位置から始まった銘柄をマークで表示します。



該当する週がどの週になるのかという点については、前の5本をブレイクして抜けているかどうかというフィルターでチェックされるため、気にする必要はありません。

上のチャートで見ると、黄色いゾーンにある、5本のローソク足の本体をブレイクアウトしていることがわかります。



直近の日足の動きに関する情報を追加

・Trgラベル(変更)



Trgの左側アイコンですが、旧バージョンでは呑み込みブル/呑み込みベアのアイコンでしたが、新しいバージョンでは、前二日間の長さに変更しました。

前々日の始値から前日終値までの長さ(Two days Width)を、20日間のローソク足本体の平均な長さを基準にして表示します。
 

上の表示のように Trg ラベル の一番左の長い上向きの青い矢印は、下のチャートのように、かなり上げていることを示しています。

 

上の表示のように Trg ラベル の左から2番目の赤いマークは、YW (Yesterday Wids) の状態を示しています。

下のチャートのように、EBAY では 前日のローソク足が赤い陰線ですが、それがスイングスキャンでわかるということです。




2.フィルター項目の変更

ギャップ・フィルター

より小さいギャップ(10%)と小さいギャップ(10%〜50%で可変)の二段階で表示を選択することが可能になりました。

左側のボタンをクリックすると、平均的なローソク足の長さの10%以上のギャップ幅を持つ銘柄が表示されます。

イントラデイのトレード対象銘柄を選択するときに、なかなか使える機能です。



WBボタンは 週足・フィルターです。

詳細な条件は部外秘なので公表しませんが、基本的には移動平均線とローソク足の関係で、好ましくない銘柄を非表示にする機能を持っています。



前二日間ローソク足長さ・フィルター



 

TW2.0のボタンをクリックしてオンにすると、 前々日の始値から前日終値までの長さ(Two days Width)が、設定値以上の銘柄を非表示にします。

ここでの表示は 2.0 ですが、デフォルト値は3.0にしています。

この値は Conf で設定変更が可能です。

下のようにオフにすると、黄色いゾーンに表示されている銘柄は、すでに平均的な長さのローソク足の2本分以上上昇している銘柄も含まれて表示されます。



3.Conf 設定の変更



TWボタンの設定値を追加

ここで、TW ボタンのローソク足本体の長さを設定することができます。

 

スクロールバーの表示/非表示設定を追加

将来起動メニューをひとつにするためのものです。



Hidden scroll bar を選択すると下のようにスクロールバーは表示されません。

表示の下の部分を見るにはウィンドウを下へドラッグすることになります。

 


 

Visible scroll bar を選択すると下のようにスクロールバーが表示されます。

表示の下の部分を見るにはスクロールバーをドラッグすることになります。



日本株においては、Copy SymbolsでRealTickのフォーマットに対応しました。




RealTickformat にチェックマークを入れ、SET ボタンをクリックし、Go copy symbols & paste any arrlication をクリックすると、下のようにクリップボードへ自動的にコピーされます。

 

そしてリアルティックのマーケットマインダーという銘柄リストへ一発でコピーすることができます。

リアルティックで日本株のチャートを見るときに便利な機能です。

 


 

受講者用掲示板でいただいたご意見について

掲示板だけではなく、直接にメールでも多くのご意見、ご提言をいただきました。

ありがとうございます。

ご意見については、真摯に検討させていただきました。

当方で改善した方ががよいと思われる、曖昧なために紛らわしい表現などが存在していたことが、受講者の皆さんの誤解を招く結果に繋がったことは否定できないと、受け止めています。

そのため、当方で改善した方ががよいと思われる点については、早速実施することにしました。

今後、ブローカとの関係については、曖昧な表現や明記の不足がないように改め、テキストのマニュアルにもその旨記載し、ブローカーを選ぶときの注意点などにも、この点は下記のように追加記載するようにします。



セミナーでは信頼あるブローカー紹介、口座開設のアシスト、執行ソフトの利用方法も含めて基本からパッケージで提供しています。

ご紹介しているブローカーからは、英語に不慣れな日本人トレーダーのためのサービスをセミナー受講生のため、特別に提供してもらっています。

日本語サポートがあることと、サポートの確実性、また総合的なサービスのバランスを考えたうえで、現在ノースウェスト・トレーディングからデモソフトの提供を受け、
受講者の皆さんへ提供しています。

手数料は一般的なブローカーとして平均的なもので、手数料が特別安いというわけではありませんが、10年近い日本語サポートの実績があるうえ、サポートレベルも満足の行くレベルです。

ですが、他のブローカーへ口座開設したうえでセミナー受講をされても一向に構いません。

ただ上記の提供ブローカーとの関係上、受講者掲示板での他のブローカーへのリンクや、露骨な宣伝活動は謹んでいただくことをお願いしていますので、ご了承ください。



そしてセミナーでは口頭でも、以上の点は明確に周知徹底するよう、改めることにします。

週明け前にこのような決定をすることができたことは、多くの建設的なご意見のおかげだと、スタッフ一同感謝しています。

ありがとうございました。
 

 

 

 

0407 Sat.

購買力自動計算機能

「はっち3号」は銘柄を自動選択してくれるシステムです。

ブラウザさえあれば、ソフトをインストールしたり、プログラムを書いたりする必要がありません。

もちろん自動的に売買してくれるわけではないので、執行は自分でクリックしなければなりません。

ですがそのかわりに非常に大きなメリットがあります。

それは自分が今までに手に馴染んで使われてきたソフトで、執行できるという点です。

日本株であれ米国株であれ、プラットフォームを選ばないので、自分の気に入ったトレードソフトが使えるのです。

起動してマーケットが始まると、マーケット開始後20秒ほどでこういう表示になります。

デフォルトは下の表示で、YHOOを1200株回買えばいいことが分かります。

Limit の数字は保有する銘柄数で、デフォルトは1銘柄の設定です。

この日はこちらの成績表にあるように、-48ドルのロスとなっています。

   ↓

このリストの数字はオープニングの値段でエントリーして、クロージングの値段で手仕舞うという基準で計算されたものです。

下は3分足のチャートですが、慌ててエントリーする必要はなく、大体開始から30分くらいの間で底値から少し上あたり、この例では31.85くらいで1200株買えばOK。

あとはマーケットの終了間際に反対売買をすればOKです。

米国株では私はリアルティックを使っていますから、ここにあるようなコンディショナルオーダーで、終了10分前にトレーリングストップで売りを入れておきます。

心配な方は、ブローカーへ、マーケットの終了5分前にまだ保有していたら、反対売買をしておいてくれと、頼んでおけばいいでしょう。

下は10分チャートですが、結局+0.09ポイント。

手数料を引いても、70ドルくらいのプラスとなりました。

このように実際にやってみると、こちらの成績表にあるよりはるかに良いパフォーマンスが出ています。

実際のチャートを見ると、始まった位置は下のように緑のマークのある位置です。

チャートを見ると赤いゾーンの抵抗線が上にあります。

多分これが原因で上がらなかったのでしょうね。

そこで、ちょっと気に入らないなあ・・と思った方は、ボタンを一つクリックしてください。

WBというボタンをクリックするとボタンが赤くなります。

つまり「週足はどうなのよ?」という基準でより大きなトレンドのよいものが、選択されたわけです。

下は1分足チャートですが、青いマークの位置で買うと・・

下は10分チャートですが、612ドルのプラスとなりました。

3銘柄に資金を分散させたい場合は Limit を3にして update ボタンをクリック。

ですが表示は変わりません。

この日はつまり「週足はどうなのよ?」という基準で見た場合、他にはいいものがない、ということを示しているのです。

じゃあ週足はよくなくてもいいからから、ということで WBをクリックして青い色になったのを確認します。

この表示では日足だけでのハイローバンドギャッププレイ銘柄で「いいだろう」というものを選択して表示します。

4銘柄に分散しようと言う場合、Limit を4にして update ボタンをクリック。

RIMMは株価が高いので、自動的に株数が最適されて300株と表示されます。

賢いですね。

Cost の右の数字を見ると 190,839ドルのバイイングパワーが必要だということがわかります。

つまりバイイングパワーはイントラデイの場合、米国マーケットでは4倍ですから、5万ドルつまり600万円あればこの4銘柄をトレードできるわけです。

トータルでは、EBAYが324ドルのマイナス、RIMMは386ドルのプラス、YHOOは70ドルのプラスで、週足だけの時より、132ドルのプラスですから、120ドルの手数料を引くと、週足のよいものを1銘柄だけトレードしたときと、余り変わらないという結果になってしまいました。


 

俺は最低資金が2万5千ドルしかないつまりバイイングパワーは10万ドル以下でトレードをしたいというときは、Limit を600株にすると、Cost が 95,420ドルとなり、それぞれの銘柄でこの金額にあわせた株数が表示されます。



日本株の場合も単元を計算して自動的に表示しますから、この機能はよりありがたいと感じるはずです。

 

 

 

0406 Fri.

昨夜の米国マーケットは、ギャップアップオープン。で、どうだったかはこちらにある、昨夜のネットエイドの記録からどうぞ。
 


 

「はっち3号」のパフォーマンス

今回のネットエイドでのパフォーマンスを検証を検証してみましょう。

最低資金の2万5千ドルでの資金だと4日間で +5.85ポイント 6勝1敗1引分 +5,448ドル。

単純計算だとこのペースなら一ヶ月で27,240ドル。約月300万円。

資金を増やせばその割合で利益は増えることになります。



詳細な記録は下記の日付のリンクをクリックすると、見ることができます。

すべてリアルタイムでの書き込みの記録で、多くの参加者の方がインチキなしだということはを先刻ご承知です。^^


4月5日(木) 612ドル

10分足チャート

+0.51ポイント 1200 株 > 612ドル

 

4月4日(水) 2040ドル

10分足チャート

IMCL +1.04 ポイント 1200 株 > 1,248ドル
 

+0.66ポイント。1200 株 > 792ドル
 

4月3日(火) +1212ドル

10分足チャート

-0.18ポイント。600株 > 108ドル

 

+1.11ポイント。600株 > 666ドル

 

+0.73ポイント。 600株 > 438ドル


 

4月2日(月)+1584ドル

ブレイクイーブン 

 

+1.98 ポイント 800株 1584ドル

 

ドローダウン対策機能

こちらにあるはっち3号の成績をチェックすると大きなドローダウンが数回あります。

ではこのドローダウンを、大きなものからチェックしてみましょう。

このリストの数字はオープニングの値段でエントリーして、クロージングの値段で手仕舞うという基準で計算されたものです。

大きく下げても途中でカットロスはしません。これがルールです。

12月22日のRIMM600株で5,976ドルのドローダウンとなっています。
 


ですが実際にトレードをする場合、下の1分チャートを見ればわかるように、リバーサルでどんどん下がっているためエントリーすることはできません。

つまり下げたのを待って反転したところでエントリーするのですが・・
 

それでもこの日はさらに大きく下げたため、ここでエントリーしたとしても2,514ドルのドローダウンとなってしまいます。

実際のエントリーでは計算上の数字より3,462ドルをセーブできるのです。


 

ですが今度のはっち3号では「週足はどうなのよ?」フィルターで避けることができるのです。

 


では次に多きなドローダウンを見てみましょう。

2007年02月21日の CROX 1200株 -4200ドル

実際にトレードをする場合下の1分チャートを見ればエントリーはマークのあたりで下げたのを待って反転したところでエントリーするのですが・・

それでも下げたためここでエントリーしたとしても2604ドルのドローダウンです。

エントリーのタイミングの工夫で1,596ドルをセーブできるのです。
 

 

ですがこれも、今度のはっち3号では「週足はどうなのよ?」フィルターで避けることができます。


 

同じように2006年05月23日KOMG 1200株 -3876ドル ですが・・

これも、今度のはっち3号では「週足はどうなのよ?」フィルターで避けることができるのです。



2006年12月18日JOYG 1200株 -2700ドル

 

これは無理です。仕方ありません。
 

ですがこれらをすべて喰らったとして、現状でも単純年利で77%以上のパフォーマンスなのです。

このリストの数字はオープニングの値段でエントリーして、クロージングの値段で手仕舞うという基準で計算されたものですから、上記のように実際には計算値よりもはりかによい結果が出るのです。

つまり、はっち3号の機能を使えば3銘柄トータルで、合計14,052ドルのドローダウン分を避けることができるのです。

さらに、最新版のはっち3号の機能を使えば、現時点でのトータルの利益は33,000ドルとなり、単純な年利で132%ということになります。

これがこの「はっち3号」の持つ「トレーダーの裁量を生かすことができる」様々な機能を備えた、新しいバージョンの大きなメリットなのです。

もちろんこの機能で、エントリーの機会は減るかもしれませんが、トータルのパフォーマンスがどれくらいになるかは、これからの実際のマーケットでのテストで、明らかになるはずです。
 

今回のネットエイドでのパフォーマンスを検証すればわかるように、チャートをきちんと見ることができるトレーダーが使えば、少ないストレスで非常に柔軟なトレードが可能になります。

またこのはっち3号のリリースに伴い、定期的に「はっち3号」でのトレードをサポートするネットエイドを開催する予定です。

ですから最初は、ネットエイドに参加されれば、一日単位で間接的に「はっち3号」のトレード手法によるトレードができるということになります。

ガイドによって、エントリーの値段をリアルタイムで知ることができるうえ、様々な機能の使い方もリアルタイムで学習し、疑問があればその場で質問することができます。

さらに「はっち3号」を実際に使いながら、ネットエイドへ参加されれば、まさに「鬼に金棒」という環境でトレードができるというわけです。

 

掲示板への書き込みについて

掲示板への書き込みについてですが、書かれた内容にどういうバイアスがかかっているにせよ、意見を書き込まれることについては、それなりのエネルギーと決心が必要だったことはよく理解していますし、ありがたいことだと思っています。

こうしたことにまつわる文を書くこと自体、かなりエネルギーが必要になりますからね。

他の受講者の皆さんのことや、当社の立場も考えたうえで、コメントを書かれているかどうかについては、複数のスタッフが慎重に文面から読み取ったうえで、皆さんのご意見は、真摯に受け止めています。

 

現実問題として、一つのブローカーを選択すれば、他のブローカーは競争相手になります。

つまりこうしたブローカーを比較をするために、公平で客観的な情報を書き込んだつもりでも、書き込む人の心情によって、必ず何らかのバイアスが掛かることになるのは、致し方ないことだと思います。

私がどこのブローカーを選択したとしても、必ず長所短所はあるわけですから、また別の短所に不満を持たれることは十分に考えられることで、同じようなことが起こるのです。

こうしたことは、何も今に限ったことではなく、以前も今回と同じようなことがありました。

日本語のサポートがあるというキャッチフレーズで、手数料が安いからと日本人の顧客を集めていたところがあったのですが、2年くらいで日本人へのサポートをとりやめたため、そちらへ移動された多くの方から、泣きつかれたことがあります。

そういった際にも、今のブローカーの社長は、好意を持ってきちんとサポートをしてくれたのです。

プラットフォームを提供してくれるところは、競争の激しいアメリカのマーケットでビジネスとしてやっているところですから、日本語のサポート実績がきちんとあって、そのうえでデモを丸々1週間分提供してくれるところは、探してもなかなか見つからないのが現状です。

しっかりしたサポートを継続させるためには、コストが掛かるのは当然のことです。

現在のプラットフォームを提供してくれているところを何故はじめにお勧めしているかというと、平均的な手数料水準で、5年以上の安定した日本人サポートの実績を残されているという点を、私は高く評価しているからです。

 

手数料は安い方がいいという考えもありますし、平均的な値段でもサポートが確実な方がいいとい考える方もいっしゃいます。

価値観は人それぞれですから、すべての受講者の方が満足できるサービスを提供できる可能性のあるブローカーをということになると、現実にはかなり難しいことになります。

私のセミナーは、ブローカーを選択するための情報を提供することではなく、勝てる技術を身につけて貰うためのものです。

 

またこうした手数料の問題は、他の物事に置き換えた方がわかりやすいことがあります。

たとえで言えば、お客様は神様です、というトヨタ商法でゆくのか、それともポルシェのように数少ないけれど、その価値を受け止めて貰える顧客に絞るのか?

というようなポリシーの問題も、絡んでいると思います。

「車はこちらで指定したところで整備することを推薦していますが、安いところがよければそちらへ持ち込んでもかまいません。ですがウチのショールームへ、安い整備工場の看板を出して貰っては困ります。」

という自動車ディーラーの姿勢が、顧客の利益を損なっているとは言えないと思うのは私だけでしょうか?

当方の掲示板の管理基準が不満な方は、削除をされていやな思いをするより、他の掲示板なりWEBサイトで伸び伸びと書き込まれたほうが、幸せな気分になれると思います。

 

 

 

0405 Thurs.

昨夜の米国マーケットは、ギャップアップオープン。
で、どうだったかはこちらにある、昨夜のネットエイドの記録からどうぞ。




ネットエイドでは、こういうご質問がありました。

2007-04-04 23:34:45フリット
>> はっち3号形式でトレードする場合、VSEAなんですが日足で見ると平均的な値幅を超えています 前日も陽線なのでホールドしても明日はプルバックが予想されます こういう場合は終わり間際に手仕舞いではなく今の時点で脱出したほうが良いのでしょうか?






VSEAのようにオープニングから、上昇し始めた銘柄というのは、スイングでトレードをする場合オープニングから、大体0.30ポイント以内でエントリーする ことにしています。

イントラデイでも下のように0.3ポイント以内でエントリーするようにしています。
 

 

逃したら落ちてくるのを待つしかないのですが、IMCLのように下げているのは、下に落ちて反発するところの 41.25 あたりでエントリー したわけです。
 


 

このようにオープニングで反対方向へ動いた場合は、下がり切って反転するまで待つことです。

オープニングでエントリーすると、+0.7 ポイントしかゲインはありませんが、下げて反転したあたりで入ると、1.04 ポイントと、ゲインが大きくなります。

「はっち3号」はこのようにトレーダーの裁量で、パフォーマンスを上げることができます。
 


VSEAですが、ご質問があった、23:35 あたりというのは、下のチャートの黄色いマークのあたりです。

ただここからだと、すでにかなり上げていますから、ここでエントリーして終り際に 手仕舞いをするということはやりません。

値段が上がりすぎています。


一日の終わりまで持つと決めたら、途中で出たり入ったりせずに、終わりまで持つべきですし、イントラデイでトレードをすると決めたらイントラデイでずっとやるべきです。

それができるようになったら、イントラデーをやりながら、ハッチ3号のプレイをやるということも可能ですが、最初は、分けて、やったほうがいい ですね。

タイムタイムフレームを混同してしまいやすいのです。
 

ルール通りの売買ポイントの場合、+0.66ポイントくらいですが、今日の記録のように、イントラデイでのトレードで、 うまくトレードすれば、今日の場合 VSEA は +2.09ポイント。

VSEA 0.56 point
VSEA -0.05
CELG 0.19
CELG -0.16
VSEA 0.31
VSEA 0.63
VSEA 0.25
VSEA 0.15
VSEA 0.16
VSEA -0.11  7勝3敗

VSEA +2.09point

CELG +0.03point 
total 2.12point
  - comission 0.3point = +1.82point

このように、ルール通りの売買ポイントの倍以上のパフォーマンスを出すことが出来るというわけです。

個人が使うトレードシステムというのは、このように、使う人の技量を反映させることができる設計の方が、使いやすいと思います。

 

プログラムで機械的に執行まで自動売買するものは、いわば自分ではトレードができないから、プログラムでお願いしますよ、というトレーダーを対象にしたコンセプトのものが多いようです。

「はっち3号」では、そういう人の場合、デフォルトの設定どおりに売買すれば、こちらにある結果のように最低限のパフォーマンスが期待できるわけです。

ですが、ある程度トレードが出来るようになってくると「はっち3号」使う人の技量を反映させることができる設計では、スキルのある人間の裁量に任せた方がトータルでは遙かに良い成績が出せるということを、今日のネットエイドの記録は物語っています。

それに機械任せでトレードをしていると、自分で判断指定する機会がないわけで、トレードの腕はさらに落ちますよね。

つまりプログラムがないと「なにもできない」ということになってしまいかねないのです。

私はこれではちょっとナサケナイかなと思いますが、まあ儲かればそんなことはどうでもいい、という考え方も理解できますけどね。

考え方は人それぞれですから、別にそれが悪いと言っているわけではありませんよ。

自分は将来こういうトレーダーになりたい、という目標を持ち続けるというのは、モチベーションを保ち続けるためにも大事ですし、トレードで仕事をしているという誇りにも通じるものだと思うのです。

自分が将来どういうトレーダーになりたいのか?という目標によって、どういうシステムを選択するのかを決めるという考えの方が私は好きです。

「手っ取り早く儲かりそうだ」といって、よく考えずにシステムを選択すると、自分が将来どういうトレーダーになれるのかという限界が、プログラムによって制限されてしまうことにもなりかねないからです。

リリースに先駆け、はっち3号の使い方と、バージョンアップ予定のスイングスキャンの使い方を解説するためのセミナーを、今月開催することになりました。

<名古屋セミナー>4月21日(土) 午後2-3時間程度

<大阪セミナー>4月22日(日) 
午後2-3時間程度

なおセミナーの詳細については近日中にアップの予定です。

今しばらくお待ちください。

 

個人のプログラム売買普及度

話は変わりますが、US Market Watch を書いていただいている、ロスの鎌田さんにmオートマチックトレードについて調べてもらったのですが、結論を先に言いますと、アメリカの個人トレーダーに、どの程度オートマチックトレードが普及しているかは、実際のデータが無いので分かりません。


トレードステーション以外にも

http://www.commandtrade.com/tour.asp
https://www.cool-trade.com:443/Default.asp
http://www.benchmarksimulation.com:80/index.htm

などがありますが上記は単なる例で、本当に宣伝どおり優れているかは分かりません。他にも、色々なオートマチックトレードソフトがあります。

少し変わったところでは、どのトレードシステムが優れているかを探してくれるソフトもあります。

http://www.stratasearch.com:80/home.html

ということで、オートマチックトレードに関して、鎌田さんが人の知人に尋ねてみたそうです。

先ず、ファンドマネージャーのデービッド・ランドリーさんからの回答です。

鎌田:Dave, I want to ask you questions. Do you know how many percentages of individual traders are utilizing automated stock trading?

何パーセントの個人トレーダーが、オートマチックトレードしてるか分かりますか?

ランドリーさんからの返答: I have no idea. I would imagine that a lot who claim they do, overide their systems often---so they're still a discretionary trader.

正確な数字は分からない。オートマチックトレードをしている人の多くは、まだ最終的には自分の判断を優先しているから、現段階では裁量的なトレーダー(discretionary trader)だ。)

次は、投資家に広く読まれている新聞、インベスターズ・ビジネス・デイリーで記者をしているビンセント・マオさんからの返事。

鎌田: Vince, I'm wondering do you have any information about automated stock trading among individual traders? How wide spread is this?
個人トレーダーの間で、オートマチックトレードはどれくらい普及しているのかな?

マオさんからの返答: Sorry, not familiar with the subject. I don't think that most of our readers are that tech savy. They generally use our Daily Graphs or Wonda (the institutional version).

ごめん、その件に関してはよく分からない。うちの新聞の読者は、そこまでコ
ンピュータに詳しくないからね。読者は、うちから出してるデイリー・グラフを利用してるし、機関投資家はウォンダを使っている。

プログラムによる自動売買で本当に優れたものがあれば、彼らの誰かの耳に必ず入るはずだと思いますが、とにかくプログラムによる自動売買は、まだごく一部の人たちが使っているにすぎない、と結論してよさそうです。
 

 

 

0404 Wed.

新年度の予定

スイングスキャンのリリースから5月で早一年が経過しようとしています。

その5月には一周年を記念して、スイングスキャンのメジャーバージョンアップと、「はっち3号」のリリースを予定しています。

また私の2冊目の本も、編集者の方からは「こぼれても5月のGW開け」というかなり確実な線が見えてきています。

というわけで、昨夜のネットエイドは、5月に予定をしている、「はっち3号」のリリースのための手順説明にもなる解説をしました。

「はっち3号」を使ったトレードでは、表示された株数でその銘柄をその方向へエントリーして、終わり間際に反対売買をして終わるという、少し長めの時間保有するトレード方法を採用しています。

バイイングパワーを4倍使い、毎日のオープニングではフルにその購買力を生かすというトレード方法です。

「はっち3号」は、米国マーケットではマーケット開始から遅くとも20秒で下記のようなリストを表示します。
 


 

日本株は、特別気配の場合、銘柄が寄りつくまで1分から5分くらいかかるためすべての銘柄が出揃うまでは少し時間がかかります。

マーケットの開始から大体30分以内くらいの時間に、表示された銘柄を表示された方向へ売買します。

米国株の場合は、 Real tick というソフトを使えば、コンディショナルオーダーで反対売買の設定をしておくと終わり間際に自動的に執行してくれます。

この表示では Share に 1200 と表示されていますが、STLDを1200株トレードしたときに、必要になるバイイングパワー(購買力)が Cost : のところへ 52,380 と表示されています。

もちろん STLD を 1200株売買してもかまいません。

この日は、資金を3銘柄に分散させましたから、それぞれの銘柄は400株ずつ売買することになりました。

このあたりは、ご自分の資金量と相談のうえ、決めることになります。
 

こちらにある記録は、オープニングの値段で売買して、終わりの値段で手仕舞いをするという前提で計算していますが、実際のトレードではそれは不可能です。

株価はオープニングから30分くらいの間には、エントリーしたい方向と逆に動くケースがありますから、買うなら下げきって反転したと思われるところでエントリーすればいいわけですから、全く慌てる必要はありません。

私はそのタイミングを見るために、1分足にハイローバンドを設定したチャートを見て、判定しています。

詳細は昨夜のネットエイドの記録をご覧ください。
 

2007-04-03 22:43:13 はっちshadow
この辺で、どれもエントリーしておくといいとおもいます



 


2007-04-03 22:43:13 はっちshadow
この辺で、どれもエントリーしておくといいとおもいます

1200 株の場合 3銘柄だと400株ずつ。

400株だと17.4ドル相当の銘柄をホールドするのと同じことです。
 

400株だと30.7ドル相当の銘柄をホールドするのと同じです。

 

400株だと21.72ドル相当の銘柄をホールドするのと同じ。

3銘柄で69.82ドルの銘柄を1000株ホールドすることと同じになります。

17,455ドルの資金でOKなわけです。

さて結果です。

 

 



3銘柄だと69.82ドルの銘柄を1000株ホールドすることと同じになります。
17,455ドルの資金でOK。

ゲインは1.66ポイントなので、400株だと0.66ポイントで660ドル。

手数料を引いても550ドル(約66,000円)の利益です。

1$=120yenで換算
 

1000株だと174.55ドル相当の銘柄をホールドするのと同じことになりますから、

43,638ドルの資金が必要ですが、そのかわりゲインは1.66ポイントだと、1000株では1,660ドル。

手数料を引いても1,570ドル(約188,400円)のゲインとなります。

 

このようにマーケットの状態に応じて、トレーダーが自分の判断をできるような機能を備えています。

つまりある程度経験のあるトレーダーが、裁量による判断ができるような余地を、残してあるというわけです。

そのためデイトレードの際にも、ブレイクスキャンと併用することで、ストレスの少ない安定した成績を上げることができる使い方が可能になります。

そのため、リリースに先駆け、はっち3号の使い方と、バージョンアップ予定のスイングスキャンの使い方を解説するためのセミナーを、今月開催することになりました。

<名古屋セミナー>4月21日(土) 午後2-3時間程度

<大阪セミナー>4月22日(日) 
午後2-3時間程度

なおセミナーの詳細については近日中にアップの予定です。

今しばらくお待ちください。

 

 

 

0403 Tues.

己を知る難しさ

昨日書いた「訓練の方法」について、次のようなメールをいただきました。

こんばんは。

200603JUMPの取立屋こと福井の**です。COOL「訓練の方法」を読んでいて、一点気になったことがあったのでメールいたしました。

「現実は、受講者用掲示板を見てください。」というくだりですが、先生がここでおっしゃりたいことは、以下@ORA、若しくは両方だと思うのですがいかがでしょうか。

@(プロを目指して受講したはずの)セミナー受講生の数に比べ(半年以上の)書き込みを続ける方が少ない。

A書き込みする方はそれなりにいるけど、トレードとは関係ないことを書いていたり、折角チャートを貼り付けたもののそこでの主張が理解できない。

私自身は、JUMPセミナー受講当時、先生がおっしゃられた「掲示板にチャートを半年間貼り付けて記録を残す方は必ず成功しますよ。」とのお言葉を信じ、今日まで書き込みやチャートの貼り付けを続けてきました。

が、「貼り付けたチャートから思考過程が読み取れないものが多すぎるヨ…」という先生のご見解であれば自分にも反省点アリと考えます。

最近の掲示板は手数料のことが問題になっていますが、COOLからは「手数料のことを気にしなくてもいいくらい自信を持ったトレードをするべきだし、またそうなるまで実マーケットでトレードするのは危険ですよ。」という先生のメッセージをひしと感じるのは私だけでしょうか?

勝手な解釈でしたらごめんなさい。(笑)お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけたらとっても嬉しいです。
 

こうしてメールをいただいたので、書き込みを拝見しました。

どのようなトレードをされているかは一目瞭然のとてもわかりやすいチャートを貼り込まれていますね。

ほぼ一年間続けてこられた成果が、十分に伺えます。

まず次の3つの点を明確にしてみてください。
 

1・取立屋さんが現在、ご自身で改善したいと考えている点は何でしょう。

2・そしてそれを改善するための具体的な方法を見つけられているでしょうか。

3・そしてそれに対して具体的に取り組まれているでしょうか。


この3点を正しく判定し、それを実行するのは難しいと感じるかもしれません。

ですが、いくら悩んでいても、誰も手助けはしてくれません。

自分でやるしかないのです。

 

ざっと拝見して、私なりのアドバイスを。

ご自身も書かれていますが、問題は一点だけ。エントリーが遅いという点です。

私なら緑のマークの位置でエントリーします。

黄色いゾーンは、本来エントリーすべきポイントと、実際にエントリーされたポイントとの差分を表示したものです。



 

実際得られたプロフィットゾーンと比較すると、黄色いゾーンの方が縦に広いことがわかります。

正しい位置でエントリーできれば、かなりのゲインがあることがわかるはずです。

エントリーが遅れなければどれだけ違うのか?

上のLAM なら 0.1ポイント が 0.3 ポイントに、AAPL なら 0.2 ポイント弱が 0.6 ポイントへと、大きくゲインが伸びるのです。

さてこれで原因究明はおしまいです。

わかりやすいチャートは、問題点を浮き彫りにしてくれるのです。

 

この一連の作業の結果を、わかりやすくチャート付きで、毎日受講者用掲示板へ書き込んでください。

3ヶ月続ければ、必ず儲けることができるトレーダーになることができます。

それでも、ダメなら6ヶ月続けてください。

 

と昨日書きましたが、こうして第一番目の改善点が見つかったら、次はその理由を見つけることです。

何故遅れたのでしょうか。

考えられる原因としては・・

1・銘柄を見つけるのが遅い。

2・躊躇した。

このどちらかしかないと思います。

この原因によって、対策方法は全く違ってくるのです。

 

さて、ではどちらかが原因だとします。

ではそれを改善するためには何をすればいいのでしょうか?

ご自身だけで出来ることは、たぶんすでにされていると思います。

なのに改善されないのであれば、トレーニングの方法が間違っているか、効率が悪いかのどちらかではないでしょうか。

 

先ほど書いた

一連の作業の結果を、わかりやすくチャート付きで、毎日受講者用掲示板へ書き込んでください。

3ヶ月続ければ、必ず儲けることができるトレーダーになることができます。

というのは、下の3つの行程が、実行されているということを前提にしています。


1・取立屋さんが現在、ご自身で改善したいと考えている点は何でしょう。

2・そしてそれを改善するための具体的な方法を見つけられているでしょうか。

3・そしてそれに対して具体的に取り組まれているでしょうか。

 

原因が明確ではなく、改善方法が定まらなければ、いくら掲示場版へ書き込んでも進歩はありません。

同じところを、グルグル回るだけです。

多くの方が、ご自身のトレードの問題点を「エントリーが遅い」と指摘されている方が多いのですが、ではその効果的な改善策を見つけて、それを訓練されている方がどれくらいいらっしゃるでしょうか?

そのためにネットエイドや再受講コースを設けています。

こちらにある昨日の夜のマーケットでの記録を見てください。

最初の3銘柄のエントリーのタイミングは1分以内です。

2つはOKですが一つはカットロスでしたが、出入りが早くできれば、全く問題ありません。

正しいことを、知っていることを、出来るのとでは世界が全く違ってきます。

 

同じところをグルグル回る無駄な時間のコストを考えるべきです。

そしてエントリーが遅くなることで獲りそこねたゲインを積み上げれば、どれくらいになるのかを計算してみてください。

こうした正しいアプローチをやるか、やらないか、それが分かれ道になります。

最近の掲示板は手数料のことが問題になっていますが、COOLからは「手数料のことを気にしなくてもいいくらい自信を持ったトレードをするべきだし、またそうなるまで実マーケットでトレードするのは危険ですよ。」という先生のメッセージをひしと感じるのは私だけでしょうか?

と書かれていますが、まさにその通りですね。^^

手数料が高いの安いのという前に、ゲインを大きくのばす努力をすべきなのです。

王道を歩く人が成功するのです。

売り上げが伸びないからと、電気代節約のため電気を消しまくるのが悪いとはいいません。

節約は大事です。

ですがそれは、まず売れる製品をつくるなりサービスを改善し、収入を増やすことをやってからのことではないでしょうか?


 

 

0402 Mon.

訓練の方法

昨日のここで取り上げたご質問ですが、基本的に「はっち3号」を使うというのは、背水の陣でトレードをするときのためのものと考えておいてください。

その前にできれば、自分の判定能力で、銘柄を選択出来るようにすることです。

そうすれば、500万円の資金があれば、少なくとも米株なら月30万円、日本株なら15万円は確実に利益を出すことが出来ます。

これは「はっち3号」と同じパフォーマンスでの話です。

 

この「はっち3号」のリリースの前に、まず現在のスイングスキャンのバージョンアップを予定しています。

先日からこのバージョンアップ部分のメインとなる「週足はどうなのよ?」フィルターが搭載される予定です。

つまりより大きなトレンドをデジタル表示して、まずその銘柄のチャートから優先して見ることができるようにというわけです。

米国マーケットではマーケット開始から20秒でリストが表示されます。

日本株は、特別気配の場合、銘柄が寄りつくまで1分から5分くらいかかるためすべての銘柄が出揃うまでは少し時間がかかります。

実際のマーケットでの判断に必要な時間を短縮して、よりストレスの少ないトレードを可能にするという目的のためには、この「週足はどうなのよ?」フィルターの威力は目覚ましいものがあります。

今夜月曜日から金曜日までの1週間連続開催する米国マーケットでのネットエイドでは、「週足はどうなのよ?」フィルターについてさらに詳しい解説をしますので、時間がある方はぜひ、ご参加ください。(有料)

 

アクセルの踏み加減

先ず最も大事なポイントを今日は解説しておきます。

それは「今日はアクセルをどれくらい踏めばいいのか?」という点をまず明確にしておくということなのです。

このことは絶対に忘れないでください。

ではそれをどうやって判定するのか?

下のは、今日の日経平均の日足チャートです。

右にある緑のマークが始まった位置です。

先ずサポートとレジスタンスのギャップの位置を特定します。

下がその2つのギャップに色をつけたチャートです。

赤(レジスタンス)と青(サポート)のちょうど間に緑のマークがあります。

つまり横ばいまっただ中だということです。

黄色い色のゾーンが横ばいのゾーン。

緑のマークはこの横ばいゾーンのまっただ中なのです。

横倍のマーケット、つまりトレンドがはっきりしない位置で、バイイングパワーを全開にして売買するのは、滑りやすい路面でアクセルを全開で踏むことと同じなのです。

終わってみると上のようなチャートで終了しました。

 

 

さてスイングスキャンの「週足はどうなのよ?」フィルターをオンにしたものが下の表示です。

下は、それぞれの銘柄の始まった位置に緑のマークをつけたチャートです。

さてあなたならどうしますか?

どちらへエントリーするでしょうか?


 

答えを書く前に、箇条書きで何故それを選択したのか?

を書いてください。

この一連の作業の結果を、わかりやすくチャート付きで、毎日受講者用掲示板へ書き込んでください。

3ヶ月続ければ、必ず儲けることができるトレーダーになることができます。

それでも、ダメなら6ヶ月続けてください。

厳しいことを書くと、これくらいのことができないで、月100万円以上儲けようというのは虫が良すぎます。

プロになるためには、これくらいのことを続ける情熱と努力が必要なのです。

現実は、受講者用掲示板を見てください。

それができない人がほとんどだというのが、現実なのです。

「はっち3号」は、まさにそうした方を、救済するためのサービスなのです。

 

下が今日終了したチャートです。

両方を選択した人は、引き分け。

どちらかを選ぶとしたら、日東電工(6988)です。

下の旭硝子(5201)はレジスタンスのオンラインにぶつかっています。

またMAが交錯したのち、からはかなり上げた位置に来ています。

ネガティブな要素が二つあるため、二択では日東電工(6988)した方が安全だということになります。


 

今夜月曜日から金曜日までの1週間連続開催する米国マーケットでのネットエイドでは、「週足はどうなのよ?」フィルターについて のさらに詳しい解説とさらに、付加する特別な機能について説明をします。

有料ですがたったの4000円です。金曜まで毎日開催していますので、ぜひ時間を作って、一度ご参加ください。

 

 

0401 Sun.

上達するためには?

下記のようなご質問をいただきました。

いつもお世話になっております。0701日本基礎の**です。
どうやったら毎日コンスタントに1日1万円の利益を上げ続けていけるのか日々悩んでます。資金は500万円です。
どういう練習方法があるんでしょうか?どうやったら上達するんでしょうか?
どうしたらいいのかわからずに壁にブチ当たってます。
具体的なトレードの質問ではありませんが、どんな些細なことでもいいのでアドバイス頂けたら幸いです。
喝を入れてやってください。
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。

1月に受講されたのでまだ2ヶ月ほどですね。

この段階では、まずはチャートを沢山見てください。

セミナーで解説したワンクリックシミュレーションで、ハイローバンドギャッププレイをマスターするのがもっとも簡単だと思います。

いわゆるスイングトレードです。

この条件を頭の中へ叩き込んでください。

 

こうしたトレーニング方法はいままでも、ここで沢山書いてきていますが、トレードのためのソフトや、PCそして光ファイバーなどのいわゆるトレード環境が整ってくるにつれ、トレードで確実に収入を得たいと希望される方の裾野が広がってきています。

そうするともっと簡単にトレードができないかという、ご要望が増えてくることは容易に推測できるというわけです。

そのため、リアルタイムで運用するという実用化のため、テストを繰り返してきました。

そしてついに完成したのです。

方法は簡単です。

ブラウザで「はっち3号」が指示する1銘柄だけを売買するだけ。

マーケットが始まったら大体30分以内に、指示通りの方向へエントリーつまりオーダーを出して、あとは終了10分前に反対売買をするオーダーを出しておくだけ。

どれくらいのパフォーマンスかはこちらにある「はっち3号」の記録をご覧ください。

 

このシステムのプログラムでのテストでは、昨年の5月のスイングスキャンのサービス開始時から、今までのほぼ1年間をかけて、毎日その記録を公開し、システムに改良を加え、「はっち1号」から「はっち3号」からバージョンアップを 繰り返し、完成度を高めてきました。

そしてようやく約一ヶ月後には、こちらにある「はっち3号」をリアルタイムで使っていただけるようなサービスの提供 にメドが立ってきたというわけです。

現在、新規にサーバーを追加し、運用のための準備をしている最中です。

 

米国株では資金が2万5千ドルで利益が2万ドルですから、仮に5月の時点で2万ドルと仮定します。

すると年間で資金に対して単利で80%の利回りになります。

日本株の場合、今日時点で正確には197,0500円ですが、も同じように、5月の時点で200万円の利益が出ていると仮定します。

資金は500万円ですから、この投資資金に対して一年間で40%の単純利回りとなります。

利益は再投資しない、つまり使うことを前提にしています。

この日本株と米国株の利回りの差は、バイイングパワーの違いと、マーケットへの参加者の数の違い、マーケットを形成する方式の違いなどによるものです。

これはセミナーで詳しく解説していますから、ここでの細かい説明は省略します。

 

 

米国株の例で解説しておきます。

下が3月28日のマーケットでのスイングスキャンの表示です。

ギャップをデフォルトの30%にすると、ギャップの大きな LAMR だけになってしまっていたので、ここでは10%にしてより多くの候補が表示されるようにしています。

スイングスキャンの場合は、この4銘柄から1銘柄を選択して、売買するわけですが、「はっち3号」はこの中から最適な銘柄を自動的に一銘柄だけ選択してくれるのです。

その結果の集大成が、こちらにあるリストなわけです。



 

下は「はっち3号」で、「週足はどうなのよ」フィルターを動作させることができる最新の機能を装備しています。

これはスイングプレイでの、より大きなトレンドをチェックすることの重要性は、ギャッパーズアイでも繰り返し解説しています。

最新の「はっち3号」はこの、この「週足はどうなのよ」フィルターで、より大きなトレンドをチェックするができ、よりトレードの安全性を高める機能 として動作するような設計になっています。

スイングスキャンにも近いうちに、この「週足はどうなのよ」フィルターを装備するというバージョンアップを予定していますけどね。
 


 

この「はっち3号」では、自分の現在の使える資金つまり購買力を計算する機能があります。

上の表示では、 BRCM を1200株売買すると、38,316 ドルが必要だということがわかります。

使える資金が1万7000ドルしかない場合は1200株の時の38,316 ドルの半分以下なわけですから、500株で計算させると、15.965ドルとなり、1万7000ドルの範囲内で収まるということがわかります。
 


 

ショートをして、マーケット終了時の10分前にコンディショナルオーダーで、買い戻しのオーダーを入れておきます。

あとはパソコンの電源を入れたままで寝ればOK。

朝起きると、売買は終了。

下が日足チャートです。
 


 

下は10分チャートで見た BRCM 。

0.41 ドル手数料を引いても 0.4 ポイントつまり、1200株なら480ドル(約5万2千円)、200ドル(約2万2千円)の利益となります。


いかがでしょうか?

基本的にはスイングスキャンからこれはという銘柄を自分で選択すればいいのですが、それが不安だったり自信がない場合に「はっち3号」を使い、そこで表示されている銘柄を売買すれば、何も考えなくてもこちらにあるリストのように、ある程度の結果を出してくれるというわけです。

続く・・

 

 


Home / Index of Cool


2006 0401-

 

ブラウザを<更新><リロード>して最新の情報をご覧ください