2006 0315-


0331 Fri.

昨夜の米国マーケットは、ギャップアップオープン。だが前日の日足チャートは長い陽線。つまり一旦上昇が止まるかもしれないデイということで、事前チェック でもいい銘柄が少なく、また始まった位置もあまりいいものがなかった。

ハイローバンド保有銘柄だったGOOGは5日目で脱出のタイミングだったが、ギャップダウン幅が大きめでチト残念でありました。

スイングスキャンはトリガーマークが大きすぎて目立っていたためサイズ変更。トレンドが強いときは、余り関係がないマークでもあるわけだしね。ブレイクスキャンプロも、 細かい手直し中。ということで機能面での微調整などの最終的な詰めの段階であります。ということで、今しばらくお待ちを!

明日はエイプリルフールの日なので、WEBを見るときは気をつけましょう。(笑)


フラグとペナントブレイク

【11】[質問]ハイローバンドのエントリ条件について
まに - 06/3/30(木) 0:08 -

こんばんわ〜少々気になったので質問です。

今更ながらセミナーで「長い抵抗線を越えるとパニックを起こす」と言うのを思い出したのですが。

エントリは抵抗線を越えた後日にして後はハイローバンドのルールに従って脱出してたと記憶してます。(少し曖昧なので間違ってたらすみません)

ハイローバンドのエントリ条件がギャップによるパニックだとすれば、三角形・フラッグ・ペナント等からのブレイクアウト時もパニックを起こすと言われているのでエントリ条件になりうるでしょうか?

少々思いつきな感じでの質問で申し訳ないです。

 

【13】Re:[質問]ハイローバンドのエントリ条件につ...
KANI - 06/3/30(木) 2:31 -

こんばんは、ちょっと眠れなっかたので真夜中の投稿にて失礼します。
先日の受講時はいろいろ有難うございました。

それでまにさんのご質問への参考になるかわかりませんが「CooLに過ごそうの2006年3月1日」のコラムの中の受講生のやすけさんの質問に対する馬渕先生の回答を一度読まれてみては如何でしょうか。

的をはずしたてら御免なさい。

 

該当の場所を引用しますと・・
 

この日は、米国株基礎セミナーの最終日でしたので事前に、この日のハイローバンドギャッププレイについての注意点を解説をしたのですが、この日のギャッパーズアイは、そのままの内容に基づいて解説をしています。

が補足をしておきますと・・


チャートA


上はナスダック総合指数の前日までのチャートです。

マークの位置がオープニングの位置です。

もしこのチャートが個別銘柄なら、この位置でのエントリーはどちらサイドを選択するでしょうか?

ギャップの幅も薄過ぎず適当ですから、当然ロングサイドですよね?

ですから個別銘柄も積極的にロングサイドへ入ればいいというわけです。


ということになりますが、同じナスダックでも次のチャートを見てください。

 

チャートB
 

これはブレイクの失敗例です。


5日間の高値ブレイクを何故条件に取り入れているかが、このチャートを見るとよくお分かりになるはずです。

ですがチャートAも5日間の高値はブレイクしていません。

ですが、こちらはその後上昇しました。

このようにペナントブレイクは、5日間の高値をブレイクするよりもリスクは高いといえるでしょう。

ただトレードは同じカットロスでも脱出の条件が適切なら、恐れる必要はありません。

そのためにハイローバンドギャッププレイでは、複数銘柄でトレードするわけです。

リスクコントロールとも密接に関わる問題ですから、どうか十分に検証してください。

 

表参道ヒルズ

引き続き春物の服をチェックのため、表参道ヒルズへ。

カミサンと娘と3人のため今日はミニで、青山通りを一路原宿へ。
 

途中の三宅坂付近の桜はかなり開いているが、これから週末にかけてが見頃かな。


関東大震災後の1927年に建てられた同潤会青山アパートは、耐震、耐火性の高い、日本の先駆的な集合住宅建築として知られていたが、老朽化のため取り壊され、東京・表参道のランドマークとして「表参道ヒルズ」の名称で生まれ変わった。


建築家安藤忠雄氏が設計を担当し、総工費は189億円。

 

この建物は可能な限り屋上緑化を実現し、歴史的景観や環境への配慮のため、地上6階、地下6階と高さを抑えて設計されたのだという。

 

正面が青山通り方面。建物は写真の左側に位置している。

敷地面積は6051.36平方メートルと広いが、地上6階/地下6階と“高さ”を抑えているのが特徴で、最大23.3メートルの高さに対して深さは31.4メートルと地下部分のほうが大きい。

 

 

これは、容積を確保しながら周囲の景観や旧同潤会青山アパートのイメージを壊すことのないように配慮したためで、住宅施設の名称は、ケヤキの英語名「ゼルコバ」にちなんで「ゼルコバテラス」と呼ばれている。

 


 

「表参道ヒルズ」の特徴は地下3階から地上3階までひとつの回廊で結ばれた大胆な吹き抜けで、その周囲を螺旋状の通路と店舗が囲んでいる。

 


各階を結ぶのは階段ではなくゆるやかなスロープで、この螺旋状の通路は「スパイラルスロープ」と呼ばれ、全長は約700メートル。

この距離は、表参道の交差点から神宮前交差点までとほぼ同じらしい。

 

通路は緩やかなスロープのため、エスカレーターや階段を使わなくても上から下まで見て回ることができるようになっている。

 

 

ちなみにスロープの傾斜角も表参道に合わせてあって、吹き抜けの天井から差し込む外光とともに「路面感覚のショッピング」を目指しているという。

 

地下3階から地上3階の商業施設は38戸の住宅のほか、駐車場(約200台収容)を完備し、年間1000万人以上の来場を見込むという。

 

ポルシェデザインストア・オモテサンドウ
 

3階が飲食店、2階から地下1階がファッション、地下2階と3階にはライフスタイル提案型の雑貨店などが中心になっている。


 

ドルチェアンドガッパーナオモテサンドウ

 

この水玉のシャツには、8万円近いプライスタグが付いていた!

ざっと見て回ったが、ブランド料が加算されているので素材の割りに高い。


ちなみにゼルコバテラスと呼ばれる賃貸住宅は、アンファニッシュドタイプ (家具なし)の2ベッドルーム(62.25平方米)で家賃は90万円。ワンルームで70万円。
 


 

とにかくほとんどのショップは11時オープンなので、オープンと同時に着くように出かけたのだけれど、とにかく人が多くゲンナリ。

結局ランチを食べて何も買わずに帰宅となった。


ランチの後は少し人通りは落ち着いたようだが、ほとんどの人は徒歩で出向いてくるようで、駐車場は意外と空いていた。
 

収納式のガレージなので車が出てくるまで、少し待たされる。
 

この通り駐車場の人は少ない。

ガラガラだった。

5000円以上の買い物をすると一時間の駐車が無料になる。

 

スロープは広め。
 

駐車場への入り口だが、青山通り側からは中央分離帯があるので入れないのご注意を。

 

 

0330 Thurs.

利上げ発表後はじめての昨夜の米国マーケットは、ギャップアップでオープン。事前チェックのビフォアマーケットでの取引状況でもGOOGだけがいいポジション。

米国株は日本株と違って、マーケット開始前からおおよその始まる値段がわかるから、まさに相手の手を見ながらポーカーをするような有利さがあるのが魅力だ。

結局GOOG一本勝負となったが、ハイローバンド保有銘柄なので無理してイントラデイを頑張る必要はないというわけだ。

あいかわらずGOOGの1分チャートはセオリーどおりに動くし何よりも美しい。日本株は1分チャートではきれいなチャートがないため、3分チャートで見ることになるが、その東京マーケットも強い。

日米ともチャート的によい位置に来たため、4月が楽しみだ。サクラサク?(笑)

 

受講者用掲示板を有効に使うために

参考になると思いますので下記に引用させていただきました。受講者用掲示板への書き込みを卒業される方もいらっしゃいますし、目標が達成できれば、ブログに移行されるのもいいアイデアだと思います。

何のために書くのかは人それぞれでしょうから、これは試行錯誤で自分のスタイルを決めることになると思いますが、まあこれは日記の場合でも同じことが言えるでしょうね。

書くことは習慣になればチャートの貼り付けはそれほど大変なことではなくなりますし、チャートへマークを記入するときに、もう一度自分のトレードを振り返ることができるというメリットは、とても大きいと思います。

日記の場合は書きたいから書いているのですが、チャートの場合は客観的に自分のトレードを見つめるることができるという点にメリットがあると考えています。特に一定の時間が経過すると第三者の目で見ることができますからね。

ということで遅くなりましたが、メールをありがとうございました。


 

受講者用掲示板をZAPPINGして感じたことを少し。

まずチャートを毎日貼り付けている人の努力は賞賛に値する。でどうせ貼り付けるなら、さらなる工夫をすることで、より効果的にそして自分のトレードがハッキリと見える余地があるかどうかを考えるのは、悪くないアイデアではないだろうか。

つまり貼り付けることの目的をハッキリさせるということ。単なる自分の記録なのか、それとも誰かから何かのアドバイスが欲しいのか、それとも誰かとのコミュニケーションツールなのか?という点を絞り込むことで、また一歩前進できるはず。

貼り付けているチャートというのは、まさに自分の頭の中で見えているものに近いことが多い。分かりにくいチャートは、やはりそのように見えているはずだし、分かりやすいチャートを貼り付けている人は、それなりの結果を残せているという傾向があることは確かだからね。

それとPCの性能が足らないためにしわ寄せを受けるトレードをしている人を見かけるが、PCはF1ドライバーで言えば車に相当することを忘れてはならない。うまいドライバーは、早いマシンに乗りたがるものだ。なぜなら勝ちたいからだ。F1を見ればよくわかるが、早い車に乗れなくなって、遅い車でドライブしても何も意味はない。参加することに意味がある?それはアマチュアの考えだ。最高の環境で全力で戦うという姿勢を忘れては、よい結果は残せない。

何のためにトレードをするのか?これはすべてのトレーダーにとって、常に見直すに値するテーマだと思う。これは自分に対する言葉なんだけどね。

 

はっち先生、こんにちは。

 200412月基礎で投稿中のペペロンチーノこと**です。今日のCOOLを読んで掲示板に以下の文章を貼り付けようとしたのですが、ちょっと個人的なので僭越ですが、メールさせていただきました。ちょうど、今後の進め方をどうすべきか、悩んでいるところでしたので、こんな悩み方をしている受講生がいるんだ程度で、お読みいただければ幸いです。

 ◇◇◇

そうですね。遠慮することはないのですが。私は、基本的には記録のつもりで、Entryしたものは、区別なく毎日投稿していますし、投稿は、無意識のうちに、義務化することで強制的に緊張感を高めていると思っているのかもしれません。13ヶ月が過ぎようとしていますけどまだまだ未熟と感じています。だいぶわかってきたようなつもりではありますが、もう一つ足りない気がしています。もうちょっと、何かなあ・・・・・。それがわかるか、そんな気がしなくなったら、卒業します。ブログって手もありますよね。今年の方針に従って、とりあえず、四半期毎にレビューしてどうするか見直していくつもりですので、もう少し考えさせてください。ただ、この掲示板がHOME GROUNDであることは、たぶん一生変わらないでしょうけど。

 目標は、そんなに急いでいませんけど、できるだけ早くNasdaqで(日本株ではありません)専業化です。日本株が嫌いなわけじゃないですが、ChartSpeedSystemMarketの質も大きさも段違いですし、やりがいたっぷり。と思った200412月の思いと興奮は今も変わっていません。というか、母集団が大きくてダイレクトなほどScientificに判断できますよね?FibRCOMPは良く見える気がしています。以上、素人判断の甘い思いですが、志は高く大きく(笑)。

で、最初に戻って、毎日自分のトレードに疑問がないわけでないので、だめもとで、「Q:」マークを目印に師匠にコメントいただければと思って今日から始めてみます。ここまで書いて何にもないと非常に寂しいですが(笑)。当面は今のスタイルで投稿してきますが、何を投稿するか、投稿以外の記録方法含めてちょっと工夫してみます。ちょうど、悩んでいたところでもありましたので。

−以上、今日のCOOLを読んで−

◇◇◇

以上ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

PS:賛否両論ありますが、The Ultimate Adventureは私的には満足。特に、"King&Queen" acoustic pianoのフレーズ気に入りました。でもこれ8 beatでしょうか?


チック・コリアの新作の件ですね。King & Queen は3拍子です。ちょっと変わった雰囲気がありますが、ユニゾンでの合わせのフレーズが多いのでこれは演奏が難しそうな曲です。

 

 

 

 

0329 Wed.

昨夜の米国マーケットは、利上げ発表待ちのため動けず。バーナンキ氏がFRB議長に就任してから初めてのFOMC、連邦公開市場委員会が27日と28日の2日間開かれたが二日も続けては困るよね。イントラデイが動かないじゃないの。(笑)困ったときのGOOGで何とか凌ぐが、ハイローバンド銘柄はいいものが皆無。

結局下記のようにフェデラルファンド金利は0.25%引き上げられ、年4.75%に。結局下記のように利上げとなったが、まあ順当なところか。鎌田さんが金利が上がって困るってボヤいてましたが・・(笑)

FRBはこれまで2004年6月から14回連続で利上げを実施してきたが、5月のFOMCでは追加利上げがあるかどうかだが・・


 【25880】予想どおりの金利引き上げでドルに買い dtnLA853 - 06/3/29(水) 6:44 -

0.25ポイントの金利引き上げは皆が予期していたことだが、一つややガッカリな材料があった。FOMC終了後の声明文には、前回と同様な内容が見られ、これで次回の利上げがほぼ確実になっただけでなく、金利引き上げ政策終了がいつになるか、ますます分からなくなってしまった。
 

For immediate release

The Federal Open Market Committee decided today to raise its target for the federal funds rate by 25 basis points to 4-3/4 percent.

The slowing of the growth of real GDP in the fourth quarter of 2005 seems largely to have reflected temporary or special factors. Economic growth has rebounded strongly in the current quarter but appears likely to moderate to a more sustainable pace. As yet, the run-up in the prices of energy and other commodities appears to have had only a modest effect on core inflation, ongoing productivity gains have helped to hold the growth of unit labor costs in check, and inflation expectations remain contained. Still, possible increases in resource utilization, in combination with the elevated prices of energy and other commodities, have the potential to add to inflation pressures.

The Committee judges that some further policy firming may be needed to keep the risks to the attainment of both sustainable economic growth and price stability roughly in balance. In any event, the Committee will respond to changes in economic prospects as needed to foster these objectives.

Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Susan S. Bies; Jack Guynn; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Jeffrey M. Lacker; Mark W. Olson; Sandra Pianalto; Kevin M. Warsh; and Janet L. Yellen.

In a related action, the Board of Governors approved a 25-basis-point increase in the discount rate to 5-3/4 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of Boston, New York, Philadelphia, Cleveland,

 

春物

急に春めいてきたので、春物をチェックのためまず新宿の高島屋へ。

10時のオープンの時間に予定通り到着。


ざっと見て回ったけれど、気に入ったものがはなく、それでも一応靴下とタイを購入後、そのあとすぐに伊勢丹へ。

春物といっても男物は、なんだかあまり春らしい色のものがなく、どこも似たりよったりのものしか置いていないという印象だった。



伊勢丹では全く気に入ったものが見つからない。

さらにモノのわりにやたらと高い。

あれじゃあ売れないよなあ、というかみんな買っているのだろうか?

で、カミサンと娘と待ち合わせしてランチを食べることになったので、大慌てで新宿を後にして銀座へ戻る。


 
 

ランチのあとは、カミサンを乗っけて今度は六本木へ。

いつも行くところでは、カミサンにも1枚選んでもらって、トータルでシャツを合計3枚ほどゲット。
 


 

かなり暖かくなってきたので、幌を下ろしてオープンで走ることが多くなってきたが、暑くも寒くもない気持ちのいい季節だ。

桜も今週末が見頃か・・

 

 

で、そのあとは指圧へ電話をして、一時間ほどゆっくりと疲れをほぐす。

筋トレやってるんですか?ってO先生に聞かれたが、心当たりなし。

ナマらない程度には動かしてはいるけどね。

水泳と自転車のおかげかな。

遅い昼寝のあとの夕食後に、自転車で山野楽器へ。

映画のDVDを仕入れてマーケット開始前まで映画三昧。

明日は原宿へでも出かけてみようかな。

って今日は「まんま」の日記だ。(笑)

 

 

 

0328 Tues.

日本株の基礎セミナーも終わり、一段落。東京マーケットは期待の持てそうな地合いで終了したが、さて昨夜の米国マーケットは、ほとんどギャップのない状態で開始。

事前チェックではロングサイド銘柄が多いものの、ギャップアップ幅が全体に少ないというか、薄い。ナスダック総合指数の週足を見ると 、一応ロングサイドのゾーンではあるのだけれど、イケイケで会のポジションを持つという位置でもないのだ。

イントラデイ ではスプレッドの大きな銘柄は上がるのだけれど、入れるものがない。仕方ないので、伝家の宝刀であるスカルピングのワザを繰り出す。サポートでの反転でロング狙い。ということなので詳しい解説はなしであります。

逆張りのように見えるが、というかまあ逆張りといえばそうかもしれないという、危険なプレイだが、基本的にスイングでのホールド銘柄だから、それがどうしたモード。(笑)

30分マジッククロスフィルターは、自画自賛になるが、なかなかの成績を叩き出している。ブレイクスキャンプロとしてリリースするだけの機能を備えた、と自信を持って言える段階にまでようやく漕ぎ着けた。

昨夜は夜中の2時頃からプロバイダーの、いわゆるデータセンターのネットワークIPアドレスが変更になったため、もとのIPアドレスでのアクセスがしばらくできなくなったようで、多少のダウンタイムが発生したようだが、朝には自動的に書き換わって、問題なくアクセスできているので、まずはヤレヤレ。
 


トミー・カストロ Tommy Castro

ゴキゲンなロックンロールとブルースを堪能したいときはトミー・カストロ。こんなにゴキゲンなバンドなのにググッても見当たらないので、ここでご紹介。フィルモアでのライブだが1999年の3月6日に収録したもの。このDVDはシアトルに住んでいるときに買ったものだが、日本ではこのDVDは売っていないようだ。



だが、このDVDはこちらから購入することができる。



トミー・カストロはウェストコーストの白人ギタリスト。



このDVDはサンフランシスコでのライヴを収録したもの。

ジャンルとしてはロックとブルースのミックスと言えばいいだろうか。


 

ロックンロールの本当のノリとはどういうものか見せてやろうじゃないの、といわんばかりのミュージシャンの表情を見ると、どれだけノッているかがおわかりいただけるはずだ。

ノリのいいストレートな演奏で、ファンでない人も聴いていて十分に楽しめる演奏だ。

 

 


ギンギン弾きまくりもあるが、全体としてはノリ中心でどちらかといえば、節度をもった演奏だといえるだろう。

サウンドとすれば、クラプトンのようなブルースバンドだが、とてもストレートでケレンミのないプレイだ。

 




一曲目は、ミディアムテンポでリフが特徴的、ところどころでコーラスが入る。

基本的に、トミーのボーカルで聴かせるバンドだ。
 


 

ドラムのビリーは難しいことはしていないのだが、ノリで勝負。

しかし全員が実に楽しそうに演奏している。

 

 

それが始めて観るものをも惹きつける魅力となっている。

何よりも見せてくれるから映像としても飽きない。


 

基本的にはギター、ベース、ドラム、サックスの4人のユニットで、ホーンやハモンドを加えた編成。
 



ジミーによるハモンドのソロも、レズリー早回しという例のサウンドで熱くキメてくれるから嬉しくなってしまう。

このハモンドのレズリー回しという泣かせるサウンドはこのバンドのすべての曲の随所に散りばめられている。

 


 

トミーのギターソロも大向こうを唸らせるような技巧的で派手なプレイではないのだけれど、何というか音楽が好きなんだなあ・・ということがビンビン伝わってくるのだね。



ロックをコアにしたブルースを、ミディアムから早め、そしてスローまで次々と繰り出すのだが、お約束どおりの文法はキッチリ守っているから、この手の音楽が好きな人には堪らない。



またホーンセクションも派手さこそはないが、サウンドを分厚くそしてキレのいいものに仕立て上げている。



 

首フリフリのサウンドは、ヒュールイスのようなポップさや曲のキャッチーさはないのだが、その分渋さのある魅力といえばいいだろうか。


観客はこういう状態。(笑)

 

シャッフル気味のブルースでは、ハモンドのリフトの入れ方といい、バランスといい、同じリフを繰り返し徐々に会場を沸かせてゆく。

 


全米をツアーで回っているだけあって、始めて観るものをも、ノリのよさでもってファンにしてしまうだけの魅力を十二分に備えている。



屈託のないそのストレートさと素朴さこそが、このバンドの真骨頂だといっていいだろう。

全員白人という独特のサウンドも、こういう種類の音楽をこうして聴いてみるとなかなかいいものだ。
 


 

アメリカの音楽の層の厚さを、まざまざと感じさせてくれるバンドだ。

 

 

 

0327 Mon.

醍醐味

トレードの世界での売買は買いか売りかの2つのうちのどちらかの選択で、流れを判定する際もアップトレンドかダウントレンドかという2つのトレンドのどちらかを選択して決めることになる。

じゃあ世の中にある仕事を「2択」で分類してみると、どういうことになるのか?

とセミナーでの自己紹介で、現在何の仕事をしているのかを聞いているうちにふと思いついた。

単純な区分けをすると「入り口が難関となっている職業」と「入り口が事実上フリーパスとなっている職業」とに分けることができるだろう。

前者は「就職という難関のあるサラリーマン」「免許という難関のある役人・弁護士・医者」「入学試験とい難関はあるが、誰でもほとんどが卒業できる日本の大学」「開店には敷金などという難関のある一般の既存最寄店」などがあげられる。

これらは、その難関さえ越えることができれば毎月決まった収入を得る。

ただどちらかといえば潰しは利かないし、売る時間が長くなるため拘束感が強く、どちらかといえば自分の自由がなくなるわけだ。

また参入するための競争が厳しい世界ほど、一旦入ってしまったその世界の中では、うぬぼれや勘違いなどのチェックが働かないため、実力は落ちてゆかざるをえない仕組みだ。

その結果として、だんだんと一人だけのチカラでは通用しなくなってゆくわけだ。



もう一方である後者の「入り口が事実上フリーパスとなっている職業」とはどういうものか?

「誰でも口座を開くことができるトレーダー」「名刺に書けばすぐになれるモノ書きや、カメラマン」「入学は比較的簡単だが、卒業するのはかなり難しい米国の大学」「誰でもが少ない初期投資で簡単に開くことができるネット通販店」などがあげられるだろう。

つまり免許や資格が不要だから、その気になれば誰でもその世界に入ることができるから時間は自由になるが、家族を十分に養うだけの年収を稼ぐのは難しい世界だ。

つまり参入するための競争がない世界ほど、誰でもができるわけだから、実の競争は激しく、その世界の中ではチカラがないとやってゆけないから。

つまり真の実力が試されることになり、結果として、一人だけでもやってゆけるようになる可能性が高くなるということになる。

 

とまあかなり乱暴な区分けだが(笑)さてあなたなら、どちらを選択するだろうか?

 


で、私は後者のガイド役というかそれが通用するための具体的な方法を、知っている限りのすべてを誰にでも教えるというセミナーを開いているわけだ。

「入り口が難関となっている職業」では、肝心なところは特許や企業秘密という「難関」でガードしておいしいところは公開しない世界となっている。

ここが受講される場合に、ちょっと戸惑われる部分のようで、よくどうしてそんな大事なことを簡単に教えるんですか?という質問をされる。

別に教えたって、私は損するわけじゃあないし、教えてもらったほうが皆さん助かるでしょうから、かまわないじゃあないですか?

でセミナーの初日が終わると、疑惑が確信に変わり、みなさんの目の色が変わってくるわけで、これがセミナーの醍醐味といっていいと思う。

ってチョッと書く時間がなかったので、ササっと30分で書いたので、突っ込みはなしですぜ。(笑)

 

 

0326 Sun.

女性向け住宅ローン

銀行はついに女性向け住宅ローンを扱い始めた。TVでインタビューをされていた女性は「これだけわかりやすい説明をしてもらえると、買っちゃいますね。」と屈託のない笑顔で答えていた。

こうした説明会は住宅ローンの金利で儲けようという銀行の思惑があるため、反対サイドのリスクについての説明はないのが普通だ。

以前の日記で「家を買う本当のリスクとは?」というタイトルで確か書いたのだけれど、今日は住宅ローンや家を売る側にとってはイヤなヤツの視点で触れてみよう。(笑)


まず、賃貸と所有のどちらが有利なのか?お金の面だけでいえば答えは明白だ。

住宅販売会社は賃すよりも売った方が遥かに儲かるのだ。そのため、売る側は都合のよいシミュレーションの雛形を用意している。だがよくよく注意してみると、ヘンなところがたくさんあるのだけどね。

まず住宅ローンの典型パターンというのは35年間払い続けるというものだ。現実には60歳定年がほとんどだから、現実的には25歳からスタートして35年間払い続けなければならない。だがほとんどの顧客は25歳以上なのだ。



そこで間髪をあけずに「住宅には資産価値がある」というフレーズを繰り出すわけだ。

だがそれは買ったときだけの話だ。

その価値は年々下がり続け、金利のために価格の2倍もの額を返し終わった35年後の時点で残る家の評価など、ほとんど無に等しいのだ。

「持ち家だと信用がありますし、年を取ると賃貸住宅はなかなか借りられませんからねえ」という常套句もよく用いられる。

ローンのために担保となっている家で、実際にお金を借りようとしてみればいかに信用がないかを思い知ることになるはずだし、年を取って収入がなくなった場合に賃貸住宅は借りられないのは当然で、収入がないのならローンだって返せないわけだ。

収入さえあれば何も問題なく貸してくれるわけだし、これからやってくる家が余る時代になれば、貸し手はいくらでも増えるから、心配する必要は全くないのだ。

2003年の税制改正で、3500万円までは非課税で贈与できることになったため、娘や息子に贈与すると3500万円が得だというようなニュアンスで、親を攻めるケースも多い。

だが相続時には贈与された財産は相続財産として課税されるため、家を売って相続税を払うハメになるのだ。

だが業者はあくまでも贈与税のことだけしか触れないのだ。

 

さらに賃貸と購入の計算例を見せ、総額が変わらないのなら、買ったほうが得という理屈を持ち出すかもしれない。

賃貸では状況が変われば家賃の安いところへ移るという選択肢が残っているが、買ってしまえばこうした融通は一切利かないのだ。

終身雇用の時代はとっくに終わっているのに、業者のシミュレーションは古いままなのだ。

そんなにお得でよい物件なら、そのセールスの人にそうした物件を買ったのかどうかを訪ねてみればいい。

「私なんかにはとてもじゃないけど買えません」という答えが返ってくるはずだ。

だが彼はあなたに、いろんな意味で「とてもじゃないけど買えない」ものを買わせようとしているのだ。(笑)

 

こうして消費者にとってではなく「売る側にとっての視点」を冷静に見れば分かるはずのことに何故気がつかないのか?

買う側はTVCMや豪華なパンフレットや広告を見て夢を描き、さらに一生に一度の最も高い買い物だけに、買う側は心理的にすでに冷静さを失ってしまっていることが多いのだ。

まさに売り手の思う壺だ。

いまだに家を持たないと「不安」という人が多い現状を見ると「家を建てて一人前」という、見栄を逆手に取った政府の長年に渡る刷り込み教育が、如何に有効に機能してきたかがわかろうというものだ。

低利の金融公庫や銀行の住宅ローンは、いわば政府の景気浮揚策のための政治手法の一部なのだということも、覚えておいたほうがいいだろう。

 

今のような低金利時代は売り手にとっては実に都合がいい状況だ。

日本では最低金利まで下がっているため、これからの金利は上がることはあっても、下がることはありえないのだ。

つい先日、銀行は定期預金の金利を上げたが、当然住宅ローンなどの金利もこれからは上がることになるわけだ。

つまり、いま家を買うと「金利上昇」というリスクに晒されるのだ。

簡単な計算をすれば分かるが3000万円のローンを組んで、0.1%金利が上がると、平均的な年収のボーナス1回分が消える。もし1%上昇すると、元利を合わせた返済額は420万円増えることになる。

つまり高級乗用車一台分だ。

このように冷静に損得を考えるとどちらが有利かは明らかであり、何よりも収益性を重んじる企業自体のトレンド自体が、自社ビルは売却して賃貸ビルへ入居するというように変化しているのを見ても明らかだ。

土地神話をベースに成長を遂げ、巨大な資本を持つダイエーや西武グループでさえ、土地神話の崩壊という流れには逆らえなかったのだ。

 

所有するよりも利用するメリットの方が高いという事実は、不況の時により鮮明になる。

ライフスタイルが多様になり、また変化が激しくなっている現代社会では、家を買うことで、ローンと家という経済面と物理面で二重の奴隷となり、自らの選択肢を狭めてしまう。

さまざまなサイズの家に住み替えるという習慣のない日本では、いざ売ろうと思っても、買い手はいないうえに、市場価格は下がっているという、これまた二重の大きな障害に直面することになる。

アメリカでは住宅に関する考え方が、日本とはかなり異なっている。

20才台は都会の仕事場に近いところに住み、結婚して子供ができたら郊外の広めのアパートへ引っ越して、子供が独立したらまた狭いアパートへ住むというのが普通だ。

家を買う場合でも、子供ができたら家を買い、子供が成長した20年後にその家を売れば、ほぼ倍になるのだ。

そのため子供が独立したら家を売り、夫婦2人で狭いアパートへ住めば家の値段分の蓄えを持ったまま、老後を過ごすことができるのだ。

こうした仕組みが非常によくできているし、それはいまのところうまく機能している。


 

どこに住めばいいのかという問題を冷静に考えると、税金を含めた住みやすさが大きく影響するのだが、これだけは実際に住んでみないと分からない。

だから買う場合でも、まず賃貸で住んでみて、そこでの住み心地がよければ、条件にあった物件を探して買う、というくらいの慎重さがあってしかるべきだろう。

なぜなら、家を買ってしまってからでは近所との折り合いが悪かったり、子供がいじめられても、そこから簡単に離れることはできないからだ。

家を買うということは、つまり不動産と運命を共にする決意が必要になるのだから。

だが家を持たなければ、人生の自由度は大きなままで、経済的にも精神的にも多くの選択肢を持った状態で毎日を過ごすことができる。

家を買ってメリットのあるケースは、キャッシュで買える場合かほとんど借金がない状態で買える場合だけだ。

ローンがなければ売るのに手間取っても大きな問題にはならないし、人に貸すという選択肢も効果的に働くわけで、あらゆる面のリスクを最小限に抑えることができるからだ。

何よりも日本は地震という大きなリスクがあることを頭に入れておくべきで、ダメージを受けた家の資産価値は大きく下落するうえ、どのような事態になろうと、ローンだけは35年間返済し続けなければならないのだ。

 

住宅ローンが払えなくなり、自殺で家族を助けようとする例は後を絶たない。

1999年度に生保会社が自殺に支払った保険金は12万件で、全体の5.7%、金額では約2000億円にものぼっている。

昨年の自己破産者数は約24万人で、自殺者数は3万2千人。

厚生労働省が行う人口動態統計の死因別死亡者数を見ると、失業者数と自殺者数は見事に比例している。

WHOによる自殺統計によると人口10万人当たりの死亡者数で比較すると、先進国では世界1の自殺率となっている。

さらに範囲を広げた国際比較では、リトアニア、ロシア、ウクライナ、ハンガリーなどに次ぐ世界第10位の自殺率の高さだ。

国内の混乱が続く体制移行国に次いで高いという日本の自殺率は、異常な値だといっていいだろう。

ばら色の夢が大きければ大きいほどその夢が破れたときには比例して挫折感も大きく、長期間にわたる経済的なストレスは人の正常な精神を蝕み、やがて自らを精神的に追い詰めることになる。

無理をして家を買うことだけは、やめたほうがいい。

人生で最も高い買い物なのだから。

 

 

0325 Sat.

昨夜の米国マーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の週足を見ると もう少し我慢の位置だが、日足ではロングサイドへはいいものがあれば入りたいパターンだ。イントラデイ一発目は指数が上がらず不発。ハイローバンド はさりげなく銘柄数を追加(笑)。

自転車のリアの変速機のレバーの戻りが悪くなり、結局前後とも新品へ交換。やはりスカスカと快調に変速できるというのは気持ちいいものだと改めて実感。春を前に自転車に乗る時間が増えそうな気配だ。

指圧の先生もこの段階まで来たら、もう少し筋力をつけたほうがいいというので、ちょっと意識したコギに変えるかな。みなさんよい週末をお過ごしください。
 

メガネの薦め

明日から3日間のセミナーが始まるのだが、長年の腰痛もここ数年の撃退作戦が功を奏して、封じ込めることにようやく成功。春を前によい兆候だ。!

今日も指圧の先生と話したのだが、もうオモテには出てこないので、体に違和感のあるところが全くない状態で、体重も57キロとベストの状態。

ということもあって、ここんところ日記は少し長文化しているのだが、これにはもう少し理由があるので今日はそのことについて。

 

ほとんどの方は、PCの前にいる時間についていえば年々長くなっていると思うのだけれど、パソコンは仕事でなくてはならないものとなり、また私生活でもかなり依存する状態になっている方は多いはず。

だがパソコンは困ったことに人の体にとっては、全くよい影響はないというシロモノで、長くつきあえばつきあうほど、肩も凝るし目も疲れることになる。

まず第一の問題は、座りっぱなしというか同じ姿勢を長く続けるという点で、これの対処方法としては同じ姿勢を続ける時間を短くするしかないわけだ。

だが現実にはなかなかそうもゆかないので、椅子や机の位置を調整したり、品物のよいものを使うことで対応することになる。

運動をしたり姿勢に気をつけるということも含めて、効果がありまた気をつけなければならない対処法は、多くの方がご存知であり実践されていることと思う。

 

で最も未開拓の分野、それは多分「目」の問題だろう。

セミナーでも、仕事柄ディスプレイの品質などについても言及しているのだが、これは実はかなり重要な部分であり、要は目が悪くなると、あらゆる点においてカラダに悪影響が出るからだ。

というのも目が疲れると、首から肩や背中が凝ることになり、最後にはこれは腰にまで影響することになる。

 

私のかかりつけのO先生はこうしたカラダのメカニズムに関してはプロであり、なおかつ仕事でありながら指圧が趣味という、かなり変わったというか、こだわりのあるエキスパートであらせられるのだが、ここ数ヶ月のアドバイスによる対応を含め、今日は私の現段階での対応方法について触れてみよう。

といちょっと大げさな前フリになってしまったのだけれど、ポイントはメガネ。

これはO先生とメガネの専門家に相談した結果なのだけれど、実は先日パソコン用のメガネができあがってきたので、ここ数日はそれを使っているのだが、すこぶる調子がいいのだ。

結論から先に書くと、目に負担をかけないメガネを使い、ゆがみのない画像を見るというのがベストの対応法なのだ。

 

メガネをかけるというメリットは、まず、目とメガネの間に溜まっている空気が水分を保持して、目を乾燥から守ることができるという点だ。

だからメガネのレンズのサイズは少し大きめで、これは正しいメガネの専門店を選択すれば、相談に乗ってくれるはず。

実をいうと信頼の置けるメガネ店を探すというのが実はかなり大変なことで、私も数店の眼鏡屋を経由して今のメガネ店に行き着いたのだが・・

方法としては、店でメガネを作ったら他の複数の眼鏡屋で鑑定してもらうこと。

メガネを作るつもりで相談すればきちんと測定してくれるが、実は眼鏡屋によってはかなりいい加減なところが多いのだ。

このやり方の欠点は、そういう店に行き着くまでに少なからぬメガネ代が、かかってしまうという点なのだけどね。(笑)

 

コンタクトレンズをしている人はかなり多いと思うが、これはPCのディスプレイを見るには、実は最も目によくないことなのだ。

多分一旦コンタクトレンズに慣れてしまうと、眼鏡をほとんど掛けないということになると思うが、目のためには必ず毎日眼鏡を使用することだ。

いくら酸素透過性のレンズをつけても、装着している限り、黒目に対しての酸素は十分に行き渡らないと考えていいだろう。

厳密な言い方をすると、コンタクトレンズを外して、はじめて黒目がうまく呼吸できるようになるのだ。

さらに言えばいくらコンタクトを外していても、睡眠中は瞼に覆われているため黒目は空気に接触できないことになり、やはり酸素が不足してしまう。

よって目にとって最もよい状態というのは、コンタクトを外してから寝るまでの間の時間ということになるわけだ。

眼鏡をかけていないほとんどの方は、寝る直前になってはじめてコンタクトを外すケースが多いはず。

というのはコンタクトレンズをはずすと見えなくなるからね。(笑)

ところがこういうことを毎日続けていると、黒目は一日中呼吸しにくい状態が続いているわけで、積もり積もって角膜内皮に悪影響が出てくることになる。

 

コンタクトレンズは角膜という眼の表面の黒目の部分に直接載せるレンズなのだが、角膜も体のほかの器官と同様に酸素が必要で、もし酸素が足りない状態が長く続くと角膜の細胞がどんどん死んでゆくわけだ。

しかも、この角膜の細胞は一度死んでしまうと新しく作られることはない。

角膜の細胞は角膜全体に栄養を行き渡らせる役割があり、空気という栄養が不足すると、透明だった角膜は白濁化してゆくことになる。

このように角膜はいつも酸素と栄養を必要としているわけだが、コンタクトレンズを角膜の上にのせると、角膜が空気に直接触れずにコンタクトレンズ越しに酸素を吸入することになる。

最近のコンタクトレンズは酸素透化性が高いものが多く、かなりの程度の酸素を得ることができるのだが、それでも目のためを考えると、裸眼の状態にはとてもかなわないのだ。

研究によるとコンタクトレンズを何年も使用している人は、コンタクトレンズをしていない人に比べ、角膜の細胞の数が少なくなる傾向が見られるという。

そのためコンタクトレンズには装用時間というものが決められているはずで、本来は医師の許可よりも長くならないようにしなければならないのだが、ほとんどの人はルール違反をして装着をしているというのが現状だろう。

コンタクトレンズは改良を重ねられ、使い捨てや頻回交換などで安全性は昔に比べると高められてはいるが、基本的に眼に対して異物である以上、どんなに優れた物であってもダメージはゼロにはならないということなのだ。

眼科へ行って相談すると、まともなところなら、自宅に帰ったらすぐコンタクトをはずし、眼鏡を必ず毎日6時間使用するように指導されるはず。

指圧のO先生いわく、コンタクトレンズを使うのなら、会社までの往復はコンタクトレンズを使って、会社でPCの前に座ったらメガネに変えるというのが、本来のコンタクトレンズの使い方なのだという。

というわけで、どうしても目が疲れる人は、ディスプレイの品質以前にコンタクトレンズをやめてメガネに変えることをお勧めする。



私は車に乗るときは遠くがよく見えるメガネをかけているが、かけると視力は1.2ほどになるのだが、眼鏡屋に言わせるとちょっと見え過ぎらしい。

人によっては、見え過ぎると疲れを覚える人もいるというが、見えたほうがいい人という人もいるので、このあたりの按配は自分で決めればいいだろう。

私はクッキリと見えたほうがいい派なので、メガネをかけて1.2の視力になるようなメガネをかけている。

だからPCのディスプレイを見るときには、メガネをはずすとちょうど、いい見栄具合だったと思っていたのだけれど、今回ベストなメガネをかけてみると、ちゃんと見えていなかったということがよくわかったというわけだ。(笑)

 

パソコンの画面を見るときは、目の位置からディスプレイまでの距離から言えば中近用メガネが最も適しているのだという。

遠近両用メガネというのもあるが、あれも2種類のレンズがコンビネーションで組み込まれているらしく、試用してみてわかったのだが、結局どちらも中途半端な見え方になってしまうのだ。

この点からもコンタクトレンズは問題ありで、遠くを見てはっきり見えるのなら、近くのPCのディスプレイを見るときは、焦点が合わずに見ているわけで、どちらにしてもすべての焦点距離をカバーできるレンズというのはないのだけどね。

言い換えれば、遠くを見るための焦点距離に設定されたメガネは、パソコンでは使えないということ。

またパソコン用の中近用メガネだと遠くははっきりと見えないことになり、目のために理想的なメガネをということになると、結局2種類必要になるというわけだ。

目のためを考えると、ガネをかける面倒さは我慢しなければならないということになってしまうのだけどね。

 

で、目の疲れに一番よくないのは乱視なのだという。

もちろん焦点が合っているという前提での話だけどね。

乱視もなく視力が裸眼で1.2以上という人は、30歳を過ぎると非常に少ないはずだ。

私の視力はパソコンを見ている時間の長さから言えば優秀な方らしく、そのためもあって、今まではメガネをかけなくても見えていたのだけれど、今回メガネを作ったのはこの乱視が入って見えている状態から脱却して、本来の歪みのない状態でディスプレイを見るためなのだ。

それと目を乾燥から守るというメリットもあるわけで、一石二鳥の効果があるため、思い切ってメガネを作ったというわわけだ。

私は DELL の20インチモニターを縦置きで3台使っているが、それほど目が疲れないのは、コンタクトレンズを使っていなかったからだろうと思う。

でそのメガネを使っての使用感だが、このメガネは中近両用なのでバシっと焦点が合うところと、あわないところの差がある程度あるのだ。

つまり手元のいわゆ本を見る角度でのレンズの具合と、目線が正面の部分とのレンズの効き具合が違っているわけだ。

だから、3台のディスプレイを見る場合、目の玉だけを動かすのではなく、ディスプレイの方へ顔を動かして見るのが使いこなしのポイントとなる。

メガネをかけて数時間もすればすぐに慣れたけれど、このメガネをかけると、いかに今まで目の玉だけを動かして見ていたかということがよくわかる。(笑)

 

 

O先生やメガネ店からのアドバイスを総合すると、DELL のディスプレイを使って目が疲れるのは、目の状態あるいは使用状況に問題があるのではないかということだった。

白人で目の色素が薄い場合目の色素が濃い日と比べて明るさには弱い傾向にはあるらしいが、乱視さえなければ、少々明るかったり暗かったりしても、目には本来の調節機能があるわけで、本来裸眼でもそれほど目が疲れるものではないのだという。

海辺の強い日差しのところや、日陰を出たり入ったりしても目が悪くならないのは、この調節機能があるからで、目が健康ならそれほど神経質になる必要はないのだ。

それよりもディスプレイを見る場合、焦点が合ってなかったり、乱視が入った状態で見ることのほうのが、はるかに目に悪いのだという。

 


とにかくこのメガネをかけると、ディスプレイの目地のザラザラ?までもが見えるほどクッキリ見えるのだが、ディスプレイのザラザラが見えても、それが目の疲れに繋がるわけではないので安心していいということだった。

フレームは LINDBERG / リンドバーグ

それと長時間ディスプレイを見ていても、このメガネをかけていると、目が乾燥しないという感じが高いのは確かだ。

あとアドバイスとしては、時々メガネをはずして、遠くをぼんやり見て休憩するというのが、目にはとてもいいことなのだと言う。

コンタクトレンズは、こういう脱着については、メガネよりさらに面倒だから、ますますハンディーとなるわけだ。

ということで、現在コンタクトレンズを使っていて目が疲れる方は、メガネに変更されることを強くお勧めする次第。

ウチはカミサンの場合、視力は私より悪いがやはりメガネで、娘も最近PCのせいで目が悪くなったらしいが同じくメガネ派だ。

ということで今回は、映画俳優などの仕事で、どうしてもメガネをかけるとまずいというケース以外、メガネにした方が何かとカラダにはいいですよ、というオチとなりましたけどね。

長い日記も、多分メガネのせいだな。(笑)

 

 

 

0324 Fri.

昨夜の米国マーケットはギャップダウンで開始。日足を見ると何とも中途半端な位置だ。イントラデイはいつもと同じで例の通りだが(笑)、問題はハイローバンド。被害が少ない位置で脱出できるものは脱出だが、新規のものもあまりよい形のものがない。

カットロスのケースも入るところと出るところを工夫すると、何とかなるもんだね。(笑)ということで今週はあと一日か。さて土曜から3日のセミナーだ。

京橋の行きつけの蕎麦屋(三日月)がビルの建替えのためあと一ヶ月ほどで閉めるという。おまけにオーナーが急死したとのことで、そのあとの再開のメドが立っていないのだという。カミサンはショックなようで「蕎麦の打ち方を習いに行こうかしら・・」って言い出す始末。(笑)
 

報道管制

英国のBBC放送のネットには大飯原発での2006年3月22日の火災事故が掲載されているが、「大飯原発」のキーワードでググッても日本語では一つのサイトも出てこない。

日本語では、かろうじて「時事通信」が報道したようだが、大手のメディアはだんまり。

気味の悪い話だ。

念のため、BBC NEWS のサイトの内容を、以下に転載させていただく。
 

Blaze at Japanese nuclear plant

Nuclear power supplies a third of Japan's energy needs
A fire has broken out at a nuclear plant in western Japan, injuring two people but causing no radiation leak, officials say.
The blaze took hold in a waste disposal facility at the Ohi power plant in Fukui, 380km (236 miles) west of Tokyo.



Two workers were taken to hospital with smoke inhalation. Officials have told the AP news agency the fire is now out.

Japan is heavily reliant on nuclear power but confidence has been hit by a series of incidents in recent years.

The Ohi plant is run by Kansai Electric Power Co (Kepco).

Although the waste disposal facility is situated between two reactors, Kepco said the generators were not affected and were operating normally.


'Thick smoke'

Kepco said the blaze appeared to have begun in an area where ash is packed into steel barrels.

Some employees were evacuated after smoke filled the facility but workers in other areas were allowed to remain at their stations.

Kepco's Ikuo Muramatsu said the smoke had delayed fire-fighters getting to the blaze for two hours.

A prefectural official said the waste facility contained very low-level radioactive waste.

"There was no impact on the environment and we have verified that the employees did not come in contact with unusual radiation," Reuters news agency quoted the unnamed official as saying.

Japan has 55 nuclear reactors supplying one-third of its energy needs.

The government says it wants to build 11 more plants.

In August 2004 Kepco closed its plants temporarily after the worst-ever accident in Japan's nuclear power industry.

Steam from a broken pipe killed five workers at one plant.

 

以下は「ハッピープラネット」での記事内容をまとめなおしたものです。

日本政府は原子力発電は、近年ブームの感もある「地球温暖化」に効果があると謳っている。

だが実態は、温暖化にやさしいどころか、消費電力をアップさせ、二酸化炭素の排出量を大きくし、しかもコストアップによる電力料金が割高になるのだ。

その理由は構造上出力調整が細かくできないため、需要がないときの余計な電力の捨て場である揚水発電所を建設しなくてはならないからだ。

そのため、消費される無駄な電力の分、余計に二酸化炭素を増やすことになるのだが、さらに電力の需要にあわせて供給することができないので、常に多量の電力を出し続けなければならず、結果的には電力を大量に消費して、二酸化炭素を大量に増やすことになるわけだ。

しかも、揚水発電にかかるコストは水力発電として記録されているため、原子力発電はコストが安いように発表されているが、実はそうではない。

原発を増やすと火力発電が減ると思われているが、原発はベースロールという深夜で使っている電力分しか充足できず、昼間の変動分は、ほとんど火力で調整運転をしているのだ実態だ。

つまり原発というものは、深夜電力を超える電力生産をしていないと、成立しないのだ。

しかも、現在、原発は容量一杯のところまで来ているが、政府はさらに20基の増設を計画している。

20基増やすということは、夜の深夜電力も20基分増やさなければならないということなのだ。

夜の消費電力が増えれば、必然的に昼間の消費電力が引き上げられ、炭酸ガスの発生量が増えることになる。

結局、これは省エネにも、石油の節約にも、炭酸ガスの発生抑制にもならない。

それよりも、いかに夜の消費電力を増やすかということが課題になる訳だ。

例えば日本は清涼飲料水の自動販売機だけで、200万キロワットの電力を使っているが、これは原発2基分にも相当するのだ。

アメリカで自動販売機がないのは、盗難だけの問題ではないのだ。



永続する放射性廃棄物の毒性

原発では、作られたエネルギーの3分の2が海に捨てられる。

海水温が上昇し、水に溶け込んでいる二酸化炭素が放出されることになる。

つまり炭酸ガスの抑制にはならないのだ。



さらに原発は、基本的に最も大きな放射能の問題が未解決なのだ。

 

原発には次の3つの問題があげられる。

1.大事故が起ったときの大気汚染

2.日常的な原発の運転による被爆労働者問題

3.放射能廃棄物問題。

 

放射性廃棄物の量は膨大で、1基の原発で発生する廃棄物の量は、広島の原子爆弾の千発分に相当する。

それが日本に52基、世界で420基以上あり、毎年生産されているのだ。

死の灰 と呼ばれる放射性廃棄物には、多くの種類の放射性物質が含まれ、それぞれの放射性物質は、それぞれの物理的性質によって放射能が減衰して半分の量にまで減衰する時間があり、これを半減期と呼んでいる。

チェルノブイリの事故で、一番強い放射能を出しているのは、セシウム137という物質だがこれは、半減期が30年。1000分の1まで減衰するには、半減期の十倍の時間が必要なので、300年で1000分の1になる。

プルトニウムの場合は、半減期が2万4000年。十半減期では24万年になるのだ。

物理現象の時間は、10倍単位の対数メモリで計測するが、30年前というと、ベトナム戦争が終わった頃で300年前は赤穂浪士の吉良邸討ち入り、3000年前だと、ソロモン王の旧約聖書の時代、3万年前は、クロマニオン人時代で30万年前は直立猿人の時代になる。

そういった時間スケールで毒性を持ち続ける廃棄物を人間の技術で扱えるのか?

これが最初からの重要な問題だったのだ。



行き場のない放射性廃棄物

放射性廃棄物を処理するに当たっての大原則は、水に触れないということだ。

水に触れると人間の環境のなかへ放出されるため、水とどう隔離するかが切実な問題となる。

当初、南極の氷は何万年分の雪が降り積もって固まっているから、南極の氷の中に捨てようという考え方があったのだが、南極の氷の下は水だということが分かってボツ。

次に岩塩鉱にスポットライトを当てたのだ。

岩塩というのは、塩だから水に溶けるわけで岩塩鉱を掘った跡の穴というのは、地下水と接触しないのではないかと思われていたのだが、アメリカの岩塩鉱は、水没していたことが分かってボツ。

次に考えられたのが、宇宙廃棄でロケットで宇宙へ捨てようと言うわけだが発射成功確率から言えば、一度でも失敗すると大惨事が発生することになるわけで、これもボツ。

 

そこで、推進派は2つの方法を考えついたのだ。

一つは、放射能を消滅させようという考え方だ。

死の灰をもう一度原発の中に入れて、中性子線をあてて他の元素に変えてしまおうというわけだ。

だがそのためには、莫大なエネルギーが必要で、しかもある物質を消滅したときに他の物質を放射能に変えてしまう可能性も出てくる。

もし、それを本気でやろうとすると、膨大な量の何百種類もある死の灰を全部分離するという分離工場を作る必要が出てくる。
 


もう一つの方法は再処理という考え方で、そのためには死の灰の中からプルトニウムだけを取り出す工場が必要になる。

それがいわゆる「再処理工場」なのだが、これだけでも、あれだけ大変なしかけが必要になるのだ。

何百種類もの原子核を分離するには、実は何百種類もの工場を作らなければならない。

そしてそこから出る放射能廃棄物の量は、膨大なものになる。

ということで、消滅処理は、机上の空論であって、技術的には不可能なのだ。
 



日本における放射性廃棄物の実態

今日本がやろうとしていることは、放射性廃棄物を溶けたガラスの中に混ぜて冷やし、ステンレスの容器に詰め、さらに厚さ10センチ程の鉄の容器に密閉し、その周りを粘土で固め、地下100メートルに埋めるというもの。

これを最終処分と呼ぶが、最終処分場をどこに作るかが問題になっているのだ。

候補地として上がっているのは、北海道の幌延町、青森県の六ヶ所村、岐阜県の瑞浪市、岡山県の人形峠。

候補地が全部駄目になった場合、永久的に6ヶ所村から運び出されない可能性があるわけだが、じつはもうほとんどそうなりかけているのだけどね。

ところで、皆さんご存知のように日本という国は4枚のプレートの攻めぎ合いでできた島で、毎年太平洋プレートは、7cmから9cmのスピードで押し寄せてきている。

だから数万年という時間単位の中で、そうした地層が安定であるということは、とても考えられないわけだ。

現在、瑞浪市の東濃鉱山で予定地としての工事が始まっているのだが、地下1000メートルのボーリングしたサンプルを見ると、ずたずたに石が崩れ、表面は赤く変色し、明らかに地下水が流れた形跡があるのだ。

つまり、日本に地下水に触れない安定した地層が存在する可能性はゼロなのだ。

だから、放射性廃棄物の処理や処分というのは、永久的に不可能なのだ。




日本の奴隷制度 > 被爆労働者問題

原発では、TVの画面でよく登場するのですでにおなじみだと思うが、コンピューターの入っている中央制御室で運転をすれば済むと思われている。

だが定期検査の場合や、事故が起きたときには、大量の労働者が原子炉の格納容器の内部など放射性の高い領域で働かなければならない。

それは、多重下請け構造に支えられ、過酷な労働になればなるほど、第二次、第三次・…第五次という下請けが担当することになる。

最も過酷な労働は、修理をする人達が現場で働く前に、その現場の放射能をぞうきんで拭き取る作業をする清掃労働だ。

これに最も大量の労働者が動員される。

そこで働くのは、農村、漁村からの出稼ぎ労働者、それからヨセバ労働者、野宿労働者など、社会の最下層労働者が主に従事することになる。

今、福島第一原発では、原子炉の一番中心部にあるシュラウドという構造体の交換作業が行われている。

原子炉の中に千人余りの労働者が入って作業をするわけだが、それは今まで考えられたことのないほど、過酷な被爆労働になるのが実態なのだ。

原子炉の中に人が入るということは、もともと考えられていなかったことなのだ。

寿命の来た原発の寿命を、60年を延ばそうとすると、部品は全部交換しなければならない。

ほとんど新品の原子炉へ作り替えることになる。

そのため大量の被爆労働が、今この瞬間にも行われているのだ。



日本では原子力に関する報道はタブー

日本では原子力問題は、基本的にタブーで、原子力を扱ったジャーナリストは、飛ばされるのだ通例となっている。

つまり知ってても報道しないというか、できない構造になっているのだ。

良心のある報道ディレクターは、一発報道して転職するしか方法がないわけだ。

特に被爆労働の問題は、差別が絡むため難しい問題となっている。

こうした問題に取り組んでいる民間の心ある人たちは、ヨセバ野宿者に「原発に行くな、殺されるぞ」いうチラシを配布するという運動を行っている。

横浜の駅周辺の野宿者のパトロールを手伝いながら、日本中の野宿者にメッセージを送るわけだが、そこには在日朝鮮韓国人、被差別部落の人達、アイヌの人達、琉球の人達が住んでいるのだ。

こういう人達が汚い、臭い、恐いなどという差別蔑称の中で路上で暮らしているわけだが、Kさんという52才の男性は5年近く福井県の大井原発に溶接工として働いていたのだが、きっかけは新聞広告による「溶接工募集」だった。

だが現場では溶接ではなく、原発の蒸気発生器の交換作業で、主な仕事は、汚染されたところを雑巾で拭いたり、ビニールシートを貼ったり、という作業だったのだ。

ある日、配管を切る作業があったのだが、その配管の中にもし少しでも水が残っていると、放射能が漏れることになる。

そのため2人でビニールシートで持って、待機していたら、運悪く配管は水が抜かれていなかったため、大量の水を頭から浴びることになったのだ。

そのため、恐くなって退職して以来、ヘモクロマトーシスという難病で寝たり起きたりの生活が続くことになった。

そうして入退院を繰り返し生活保護を受けて暮らしていたが、あるとき倒れて救急車で運ばれたあと、連絡がとれなくなってしまったという。

 

これまで日本の原発で働いた人の数は約30万人。

これまで、恐らく数百人の規模で死亡していると思われるが、野宿者などは補償がなく、また住民票もないことが多いため、実態は全く闇の中だ。

そういう人達の命と引き換えの犠牲の上でしか成立しないのが日本の原子力発電の実態なのだ。

さらに言えば被爆と病気の因果関係を実証することは、事実上できない。

ガンで亡くなった場合、原発で働いていたからなのかそれとも、排気ガスなのか、たばこなのかの原因が特定できないわけだから、因果関係を立証することができないのだが実態だ。

それをいいことに、使い捨て労働者を導入しているがこれはまさに、日本の奴隷制度といってもいいだろう。



科学技術庁では、原発が他の電力源より安いコストを見積もっている。

だがこのコストには廃棄物処理コストは、入っていないのだ。

これからの問題になるのだから、現時点では分からない訳で、そのため計上できないのだという。

膨大な額になる可能性があるのだが、安く済ませようと穴を掘って埋めるわけにはゆかない。

安くあげようとすると、いい加減なことしかできないのだ。

処理をきちんとしようとすれば、我々国民が負担しなければならないし、いい加減にやれば、日本中が放射能で汚染されるかもしれないのだ。

 

それに万が一事が起こったら誰が責任を取るのか?

これはコストの問題はなく、仮にコスト安かろうが、やっていけないことというのはあるわけで、原子力問題がまさにそうなのだ。

つまりこれはコストの問題ではないのだ。

1万年後も消えない毒物を生産した会社が100年後に存在しているだろうか?

動燃という組織は30年で解体してしまったという実績があるのだ。

電力会社は、戦後まだ50年ほどしか経っていないが、東京電力が1000年後に存在しているだろうか?

それ以前に日本という国家が存在しているのか、という問題に突き当たるわけだ。

数百年後に放射能汚染の問題が顕在化したときに、一体誰がその責任をとるのか?

 


エネルギー問題という壁

では原発をやめたら、どういうエネルギーが考えられるだろうか?

こういうエネルギー問題は短期、中期、長期、超長期、というレンジで考える必要があるのだが、一番長いレンジで考えると、縄文時代から勘定すると約2000年が経過するのだが、これからの1000年間は、頭に2がつくことになる。

頭に1のついた時代は、千年続き、さきごろ終わったばかりだ。

100年単位をセンチュリー、1000年単位をミレニウムと呼ぶのだが、今我々は3回目のミレニウムに入ることになる。

実は過去一万年くらいの人類の使った一人当たりの消費エネルギーというものは、あまり変わっていないのだ。

もちろん増加はしているのだが、長いスパンで見るとあまり増えていないのだ。

第2ミレニウムの最後のセンチュリーの最後の50年というのが1950年で、ここらあたりから石油に依存した社会構造になり、エネルギー消費量が飛躍的に増えたわけだ。

 

成長経済が続くと消費は増え続けるという考え方で、もし本当にそのまま増え続けていったらどうなるのか?

一つは資源枯渇つまり資源の制約がある。

もう一つは環境の制約で、資源を使ったことによる環境汚染によって、生命の活動に重大な問題をもたらすわけだ。

つまり今の段階では、資源制約と環境制約の問題が第3ミレニウムの早い時期に起ることが予想されているのだ。

だがそれは、たぶんエネルギー問題ではなくて、食糧危機というみたい形で地球全体に大騒乱が起るということが言われている。
 


どちらにしても、何千年も続いてきた成長をどのようにして、元の水準にもどすのか?

これが原子力発電問題を考えるときの、難しさなのだ。

二十世紀人が三十世紀の人たちにどういう地球を残すのか?

千年単位でものを考えるには、やはり、できるだけ早い段階で1950年の水準にエネルギーの消費構造を転換してゆかなければならない。

ドイツでは今一生懸命「戻す」というか、「前向きに戻してゆく」ということに対して取り組んでいる。

だが日本政府の原発推進への方向は変わらない。

ヨーロッパでは、チェルノブイリの事故以降、原発廃止の方向に向かっている。

アメリカでは、スリーマイル島の事故後、規制がきびしくなり、原発ではコスト高で採算が合わないことから、天然ガスなどへの切り替えが行われたのだ。

日本の原子力安全委員会は、「安全に対する万全な対策は充分に実施する」と述べているが、地震列島の日本で、はたして本当に大丈夫なのだろうか?

それよりも、何故今回の事故を報道しないのだろう?

 

 

0323 Thurs.

F1というブランド

今年のF1は、1995年から実施されてきた3リッターエンジンから、2400ccV8エンジンへ。そしてタイヤの無交換レギュレーションが撤廃され、2004年と同じようにタイヤ交換が許されるようになった。

予選は土曜日の1時間セッションを3回に分け、最初の15分で遅い6台が脱落、次の15分でさらに6台が脱落、最後は10台による20分セッションという「ノックアウト方式」だ。

つまり予選上位を狙うには、最初からフルアタックをかけなければならない。シングルカークオリファイではないので、予選中の駆け引きも熾烈になり、見る側にとっては面白くなったわけだ。

ちなみに燃料は最初の2ステージが積載量自由。つまり軽い燃料タンクでのフルアタック。最後の20分は決勝の最初のスティントを含めた燃料積載量となる。

最初の2ステージで脱落したマシンは、予選終了後に決勝燃料を積載して、以後のセッティングはできない。

 

開幕の2レースを終えて印象的なのはルノーの強さだ。予選のタイムだとホンダもそこそこに早いのだが、実戦のレースになるとルノーが圧勝している。

ホンダとルノーのパワーはほぼ互角。タイヤはミシュランの同じスペックなので、ホンダとのタイム差はレース本番でのガソリン搭載量やタイヤの磨耗などを見据えたルノーの巧妙な戦略によるものだろう。

バトンがピットストップで逆転されたのはルノーの作戦能力が卓越していたからで、ホンダにはそうしたシステム戦略の部分が欠けているように見受けられる。

トヨタは昨季、二度の2位を含め5度も表彰台に立ち、コンストラクター部門でも2004年シーズンの8位から2005年は4位へと躍進した。

だが今年はイマイチで、同じタイアを履くウィリアムズの速さを見ると、トヨタのサスペンションのセッティングがブリヂストンタイヤの特性をうまく生かせていないようだ。

 

 

 

予想外だったのは新設計のV8エンジンの耐久性のなさで、フェラーリをはじめとしてほとんどのエンジンがダメ。

無事に2レースを1エンジンで完走したのは、バトンとアロンソとトゥルーリくらいという有様だ。

これだけエンジン交換による脱落者が多いと、決勝レースを読むことは難しくなるが、逆に誰が勝つか分からないというわけだ。

開幕前の予想では、エンジンがV10からV8になると遅くなると言われていたが、実際はどうなのだろうか?

エンジンパワーは確実に落ちているため、最高速は各マシンとも昨年よりも大体20キロほど遅くなっている。

2006年と2005年のバーレーンGPの各チームのベストラップの比較をしたのが下のリストだ。
 

ウェーバー・ウィリアムズ  −0.427秒
シューマッカ・フェラーリ  −0.363秒
クルサード・レッドブル −0.041秒
モンテイロ・ミッドランド  +0.196秒 
バトン・ホンダ +0.318秒 
アロンソ・ルノー   +0.821秒 
ライコネン・マクラーレン +1.042秒 
ビルヌーブ・BMW  +0.236秒 
トゥルーリ・トヨタ  +2.528秒 

タイヤ交換の復活でタイヤのグリップが向上しているため、トータルで早くなっているのだろう。

 

2005年と2006年のマレーシアGPの各チームのベストラップの比較をしたのが下のリストだ。

サバイバルの様相を呈したマレーシアGPだったので比較対象は少ないのだが、驚くべきことに全てが大幅にタイムを上げている。

ビルヌーブ・BMW  −2.056秒  
シューマッカ・フェラーリ  −1.335秒  
アロンソ・ルノー  −1.096秒  
モントーヤ・マクラーレン  −1.019秒  
モンテイロ・ミッドランド  −0.922秒  
シューマッッカ・トヨタ  −0.635秒  

ブリジストンタイヤ勢は比較的速いが、トヨタだけは他と比べて圧倒的にタイムが落ちているのが気になるところだ。

こうして見てみるとタイムだけなら遅くなったという印象は少なく、今後マシンの進歩とタイヤのグリップの向上が進めば中盤には昨年より速いタイムで走る事も可能になるだろう。

ペースを遅くするという、レギュレーション変更の目論見は、見事に崩れ去ったようだ。



2005年の年間予算から見ると、ホンダとトヨタがトップクラスを形成している。

ホンダの投入資金は総額で約5億6000万ドル(約640億円)。

続くトヨタは約600億円で、3番目はフェラーリの約510億円。

だが驚くべきは、フィアットがわずか12億円しかフェラーリF1プロジェクトに投資していないという点だ。

最高年俸のミハエル シューマッハを抱えるフェラーリの資金のほとんどはボーダフォンやマールボロといったメジャースポンサーによるものだ。

一方で2005年のダブルタイトルを獲得したルノーは、約342億円と最も効率よく資金を投入したチームだといえるだろう。

昨年限りでF1から撤退してしまったミナルディは同じカテゴリーのレースなのに他チームよりケタがひとつ少ない62億円。

そう考えると昨年のミナルディは本当によく頑張っていたといえる。
 

 

トヨタのF1参戦の目的は、高い技術力を市販車に反映できることに加え、 レース界での知名度向上によって「トヨタ」のイメージを確保するためだ。

2006年冒頭で渡辺社長は「参戦後はとくに若い人たちに、わくわくしてもらっている。こうした流れを加速させるため、表彰台の真ん中に立ちたい」と強調したが、思惑通りに事は運ぶだろうか。

2006年開幕戦から厳しい結果となっているが、シャシー部門テクニカルディレクターのマイク・ガスコインは次のように話している。
 
「レース・ペースはもっといいと予想していた。テストでは相当な量のロングランをこなしたし、ライバルチームに関するあらゆるデータとの比較もできていたので、自分たちの位置も推測できていた。

だが今回はまったくその予想レベルに到達していなかった。現段階ではその理由はわからない。

レース後にわれわれのクルマのタイヤを確認してみたが、まるで新品のような状態だった。ブリヂストンのスタッフもわれわれと同じくらい驚いていたが、もちろん彼らに対する批判はない。

ブリヂストンを履いたクルマが2位になったわけだし、しかもあと一歩で優勝するところだったんだからね。だがわれわれは明らかにタイヤを使いこなせていなかった。

われわれの何が間違っていたのか、何かヒントになるような情報を提供してもらえないか、すでにブリヂストンに依頼している。

クルマに何も悪い所がないのにとにかく遅い、というコメントがドライバーから返ってくるのは普通のことではない。

ダウンフォースが足りなかったとか、そういったことが要因として考えられる、という状況でもない。

とにかくこの問題を解決できることを願っている」
 

 

レクサスがライバルとするメルセデス・ベンツのブランドは、100年の歴史の中で生まれた安全神話やル・マンでの「シルバーアロー伝説」などの華々しい歴史を通じ、すでに確固たるイメージを確立している。

モータースポーツにおける「物語」はブランドに伝統という奥行きを加えることができるため、トヨタは莫大な費用を投入してF1に参戦したのだろう。

現時点では単に品質の良いプレミアムカーだけでしかないレクサスブランドに、何らかの「物語」を与えることで、若者に対してのイメージ向上やヨーロッパにおけるイメージアップを計ろうというわけだ。

単に故障をしないイコール優秀な車というレベルの自動車メーカーが、ブランドラを獲得するための手段として、F1に参戦する。

自動車の文化としての象徴であるF1に参戦することで、その自動車文化の発展に寄与しようというわけだ。

優秀なドライバーやエンジニア、コンストラクターを育てるためには、莫大な資金が必要だが、文化の発展に寄与することを考えると、今のトヨタの儲けからすれば、それほど高いものではないのかもしれない。

現代のパトロンのような役割で、一種の貴族的な遊びとして、レクサスブランドに箔をつけたいのだろう。

だが、今のやり方は、金に物を言わせて若い女を口説こうとするオヤジのような、あまりにも見え透いた手口だと言っていいだろう。
 


トヨタは最も効果的なアプローチを忘れるべきではない。

一年で600億円もつぎ込む余裕があるのなら、ソアラやMR2のレベルではない、世界の車好きが認める真の2座スポーツカーを作ることだ。

これぞトヨタの考えるスポーツカーだと世に問えばいい。

セルシオが乗用車の世界へ影響を与えたように、スポーツカーの世界に、トヨタあるいはレクサスというブランドで問うことだ。

真の車としての魅力溢れるスポーツカーを今のトヨタに作れるだろうか?

F1より遥かに安くそして効果的に、スポーツという若者にアピールするブランドイメージを確立したいのなら、正攻法が最も効果的だと思うのだが、いかがだろうか?

 

 

0322 Wed.

昨夜の米国マーケットは先物はギャップなし、ナスダック総合指数はギャップダウンで開始。事前チェックは分かりやすいパターン。イントラデイ はGOOGがわかりやすいブレイクアウト。

ハイローバンド は複数銘柄の編隊飛行に切り替えたが、指数の方向性がないのでショートを一発ヘッジでかまして様子見だ。基本的に短期決戦方式だ。というのは、やはり3日前のローソク足本体の高値である2320あたりをブレイクできるかどうか がキーだからね。

その方向へ動けばよし、ダメなら出ればいいわけだからね。って楽観的過ぎ?(笑)

ブレイクスキャンプロの30分マジッククロスフィルターを最終テスト中だが、これはなかなかいい。ハイローバンドからイントラデイへ移行するには、複数銘柄でアプローチするデイトレ手法と言うのは、ストレスが少ないからね。さてXデイは近いのか?!(笑)

 

受講者用掲示板をZAPPINGして感じたことを少し。

まずチャートを毎日貼り付けている人の努力は賞賛に値する。でどうせ貼り付けるなら、さらなる工夫をすることで、より効果的にそして自分のトレードがハッキリと見える余地があるかどうかを考えるのは、悪くないアイデアではないだろうか。

つまり貼り付けることの目的をハッキリさせるということ。単なる自分の記録なのか、それとも誰かから何かのアドバイスが欲しいのか、それとも誰かとのコミュニケーションツールなのか?という点を絞り込むことで、また一歩前進できるはず。

貼り付けているチャートというのは、まさに自分の頭の中で見えているものに近いことが多い。分かりにくいチャートは、やはりそのように見えているはずだし、分かりやすいチャートを貼り付けている人は、それなりの結果を残せているという傾向があることは確かだからね。

それとPCの性能が足らないためにしわ寄せを受けるトレードをしている人を見かけるが、PCはF1ドライバーで言えば車に相当することを忘れてはならない。うまいドライバーは、早いマシンに乗りたがるものだ。なぜなら勝ちたいからだ。F1を見ればよくわかるが、早い車に乗れなくなって、遅い車でドライブしても何も意味はない。参加することに意味がある?それはアマチュアの考えだ。最高の環境で全力で戦うという姿勢を忘れては、よい結果は残せない。

何のためにトレードをするのか?これはすべてのトレーダーにとって、常に見直すに値するテーマだと思う。これは自分に対する言葉なんだけどね。

 

スケール練習

楽譜作成やシーケンスソフトなどの操作にかまけていたため、WX5の練習がおろそかになっていたので、ここ数日はちょっとまじめに、スケールの練習。

といっても単純なフレーズだけど。

サックスやフルートの場合はシ・ド・レの指使いがクロスする指使いのため、四分音符で120くらいのテンポで、16部音符のフレーズで ソラシド・ラシドレ・シドレミ・ドレミファ、というフレーズを吹くのは結構難しいの

もちろんいきなりは、無理なので、Live 5 でバックのコードをループで循環させ、そのリズムにあわせてテンポ80くらいからゆっくりと練習するわけだ。


最終的には楽譜のようなフレーズを吹くのだが、難しいのがソラシド・ラシドレ・シドレミ・ドレミファ、という黄色い色のついている部分。

ここができれば、その前のフレーズから黄色い部分を通過するように練習して、最後は、この楽譜どおりにできるまで練習するわけだが、練習をしているとあっという間に1時間が過ぎてゆく。

で、そのテンポでできるようになったら、85のテンポに上げるのだが、数字で言えば80から85というのは5つ分早くなっただけだが、実際に演奏してみると、かなり難しくなって指がもつれてしまう。

で午前中にテンポ85まで上げたら肩から腕が凝ったので、午後からはマッサージを予約して、60分コースの極楽タイム。

セミナーの疲れもあったためだろうか、かなりガチガチだったが、フニフニになったところで、また少し練習。

SONY F1 のヘッドホンはこうした際には、軽く掛け心地がいいためこういう練習にはピッタリだ。

テンポ120までの道のりは遠いが、まあ何ヶ月もかければできるようになるだろう、というかなり気の長い話だけどね。




といってもある程度できるようになれば、あとは結構早く吹ける様になることもあるので、それを期待して練習するわけだ。

というわけで、何も考えずに一心不乱に指の練習をするというのは、気分転換にはかなり効果がある。

少しできるようになると、なんとなくいい気分になれるし、まあ完全に吹けるようにならなくても、一生懸命に練習したという充実感が心地よい。

言ってみれば、自己満足の世界だけどね。(笑)
 

 

 

0321 Tues.

昨夜の米国マーケットはギャップアップで開始。だが事前チェックではあまりよさそうなものがない。イントラデイもハイローバンドもだ。ナスダック総合指数はかなり頑張っているが、問題は2日前のローソク足本体の高値である2320あたりをブレイクできるかどうかだ。

ここを抜けなければズルズルと下がるというシナリオも十分にあるわけで、まだイケイケになれるわけではないので要注意だ。下のナスダック総合指数の週足を見れば分かるけど、このレジスタンスを突破できるかどうかが、今後の展開を大きく左右するはずだ。

 

Dear フランキー

家族の幸せは偽りから始まるのか?と映画を見た人しかわらからないイントロで始めたが、今日は2004年のイギリス映画「Dear フランキー」をご紹介。

地味な作品だが、イギリス映画らしい味のある、そして情報を最小限にして観客へ想像する余地を残しているという映画らしくない?数少ない映画だ。

リジー(エミリー・モーティマー)は、母親と難聴の一人息子と3人で転々とする生活。軟調の息子フランキーの唯一の楽しみは船旅に出ている父親と手紙でやりとりをすることだが、実はその手紙は父になりすました母親が書き続けたもの。

引越し先のグラスゴーで彼女がウソで書いた父の乗る船が実際に街に寄港する事になり、彼女は素性の判らない男(ジェラルド・バトラー)に1日だけ父親の役を頼むと言う展開だ。

不在の父の代わりを演じ続けた母、そしてその母の代わりにさらに父を演じる男が現れ、みんなで辻褄あわせをしてフランキーに本当のことを教えないというというところからど のようにオチをつけるのか?

ネタバレになるので書きませんので、是非DVDを買って見てください。(笑)

 

 

では終わってしまうので、少し核心部分について書くと・・

フランキーの愛は実は母の想像以上に深かったと言うオチが、観る者の涙を誘うのだが、父親役の男が「君は彼を守っている」と 母親に告げるシーンがある。

だが実は「フランキーが母を手紙を書くことで支えていた」といういわば二重構造が、感動をより深くそして効果的にしているのだ。

ってネタバレし過ぎ?(笑)

フランキーが父親に始めて会う時の反応がちょっとヘンで不自然な喜び方に見えるのは、フランキーがあの手紙が母親が書いているのを知ってしまった からなのか?

母親が彼を喜ばせたいからこそ、ウソの父親を連れてきたのに対し、リジーが傷つかないようにあんな振る舞いをしていたのだろうか?

父親が必要なのはフランキーよりも彼女の方だっということを、最初逢ったときに見抜いていただろうか?

などという深読みを楽しめる映画なので、何度見ても飽きないのだ。

また悪いヤツがムリヤリ出てこないので、安心して映画に浸ることができるという、この手の映画としてのお約束も、きっちりと守られている。


ジェラルド・バトラーは「オペラ座の怪人」で見事な存在感を示したが、この映画ではクールな役柄を演じている。

皮のジャケットが、とてもよく似合っているし、役柄の雰囲気を出しているから、男ならああいったジャケットが欲しくなるはず。

リジー役のエミリー・モーティマーは馴染みのない女優だが、さまざまな心情を持つシングルマザーの演技が見事。

しかしこうした映画を見ると、日本の映画は表層的なレベルでのお涙頂戴映画はあっても、いろんな意味でここまでの深い映画がないことに、ちょっとガックリするけどね。(笑)

 

 

0320 Mon.

休日雑感

BSチャンネルをザッピングしていたら、ハリーポッターを放映していたが、DVDは買っていないのでしばらく見ていたが、なかなかよくできているね。

まず人間にとって何が大事で何が難しいのかという、いわばなくてはならないものが、きちんとストーリーの根底に流れ、それを面白く表現できているのがいい。

子供向けの映画だけど、魔法という舞台のためにCGを効果的に使えるという、有利な点をとてもうまく生かし、そしてそれを制作側が楽しんで使っていることが映画から伝わってくる。

シリーズとして制作されているので、定番となっているシーンでは、ノウハウを行かせるをプログラムを使いまわしできるだろうし、小説でもってストーリーに関するリスクはないことがわかっているわけだから、制作側としてもなかなか「おいしい」シリーズといっていいだろう。

もし自分に小さい子供がいたら、ハリーポッターシリーズのDVDは全部買うだろうね。


銀座クレムリのソフトクリーム

最近嵌っているのが銀座クレムリのソフトクリーム。

家からは至近距離なのも嬉しい。



牛乳分たっぷり(90%以上)で作ったソフトクリームは、甘すぎない抑えた甘さで、ミルクソフトクリームは263円というリーズナブルなお値段。

こちらにおいしそうな写真あり。

 


食後のソフトクリームを楽しむのに、ランチやディナーの量を抑え気味にしているが、なんでもそうだが、ほどほどの按配というのは何ごとにおいても大事だよね。

早めにランチをすませて、昼前に行くのがポイント。

とランチタイムに行くと、エライ混むからね。

 


これから熱くなる季節を迎えるとますます、やめられない止まらないモードになりそうだ。

ということで今日はこれからDVDの映画鑑賞モード。

 


 

写真は覆面パトカー。背後についたので激写。

カバンにカメラを入れておくと、こういうシーンをゲットできるからね。ってまあ余り意味はないのだけど。

屋根の赤色灯は、室内から出して置くタイプなので、これを取り外すと見分けるのが難しいという、なかなかの力作だ。

らしくない車両なので、みなさん気をつけて運転しましょうね。(笑)

 

 

0319 Sun.

ハイローバンドのピアノ譜がようやく完成。やたら時間がかかったのは、Allegro という譜面作成ソフトで頭の不要部分を切り取ると、譜面がグシャグシャになったりという事態に遭遇したことに加え操作が慣れないため。

3つの新しいソフトを同時に使ったのも時間がかかった原因なのだけれど、Audio Studio というソフトは、ファイル変換が秀逸で、かなり細かくいろいろな形式の音楽ファイルに変換できるので 、とても便利。値段も安いしね。

それと、譜面にはスペースがあったので、歌詞を楽譜上 に書くことにしたのだけれど、その譜割りの楽譜のどこに該当するのかという位置決めのため、原曲を Live 5  へ読み込んで繰り返し再生したのだが、この機能がまた素晴らしい。

コントロールキーと上下矢印キーの組み合わせで、同じ場所を繰り返し再生するときの機能を自由にコントロールできるのだ。

まさによくできたチャートソフトのようで、ネット上にこのソフトの評価が余りないのはローランドとヤマハの製品のパブリシティーが強力だと言うことなのかもしれないと何となく納得。

Live 5 はどちらかというと「知る人ぞ知る」というソフトなのかもしれない。

ということでこれは素晴らしいソフトだ!って今頃また感激しているわけだが、どちらにしてもまだ機能のごく一部しか使っていないので、これからもう少し触ってみようと思う。

セミナーが終わったので、次のセミナーまで時間はたっぷりあるわけだし。

イヒヒ。(笑)

 

 

オープンエアヘッドホン SONY F1

秋葉原のヨドバシカメラで、ヘッドフォンを衝動買い。

アキバのヨドバシカメラは、何しろ品揃えが豊富なので、何か買い物をするときは最近はつい足が向くのだ。

 


9時30分にオープンするというのも、朝のうちに用事を済ませて起きたいときには何かと便利だのだねこれが。

朝一番のオープン直後なら駐車場はガラガラだしね。

パイオニアやテクにクスなどいろいろなモデルを装着試聴してみたところ、よかったのがこの SONY F1

密閉型は MDR CD900ST を持っているので、自宅で長い間聴くためにはオープンエアタイプで軽いものをというとこればベストだった。

 

 

デザインもモダンで、何といっても 200グラムという軽さが魅力だ。

こちらには MDR-SA シリーズというさらに音質重視モデルがあるのだが、 F1 と比べると装着感が重かったので迷わず F1 を選択。

今も聴きながらこれを書いているが、音質も全く文句の付け用のないレベルだ。

 

0318 Sat.

出版業界の光と影

本屋を訪れると溢れんばかりに本が並べられているが、関係者の話では依然として出版不況が続いているという。 それじゃあと少し調べてみたが・・ 出版業界の規模はどれくらいかご存知だろうか?

2004年度は2兆8212億円で前年比2,6%増だという。これは出版販売額と広告費を足した金額だ。同じ規模としては、民間の放送業界や紳士服業界、在宅介護業界、海外旅行業界がほぼ同じで人材派遣業界が2兆2200億。

DVD業界3200億弱、音楽ソフト業界3800億、化粧品業界1兆2500億。
ドラッグストア4兆2000億、家電量販店業界5兆1400億。
25%のシェアを握る電通の広告業界5兆8500億で、婦人服6兆5500億。
コンビニ業界7兆4700億、百貨店業界7兆8200億。
消費者金融業界12兆9000億、クレジットカード業界30兆2000億。
と比べると規模がよくわかる?


この出版業界で最も大きなシェアを持つのはリクルートで14.5%。 2位はベネッセコーポレーションの7.9%(+0.7)、講談社5.7%(▲0.4)、小学館5.5(+-0)、集英社4.9(▲0.3)と続くのだが、その他が圧倒的多数を占める61.50%(▲1.3)というシェアとなっている。

出所だが出版販売額は出版科学研究所、広告費は電通。シェアは日経による推定。
出版物販売統計によると、出版市場は2003年まで7年連続で前年割れ。
だがこうした数字は、何と「ハリー・ポッター」にかなり依然したものらしく、2003年は2002年に市場を活性化させた「ハリー・ポッター」効果の反動で前年比5%減になったというから、全世界では凄まじい売り上げを記録したことは想像に難くない。

で2004年には8年ぶりに前年を上回ることになったのだが、これはミリオンセラーの影響によるものだ。

発行部数が100万部以上のミリオンセラーは2003年には2タイトルしかなかったのだが、2004年には7タイトルに増えたのがその原因のようで、2004年は「ハリーポッターと不死鳥の騎士団(上・ド)」(静山社)や「世界の中心で、愛をさけぶ」(小学館)などがの大ヒットによるものだ。

だが雑誌は週刊誌を中心に構造的な不況が続いているという。


トップシェアはリクルート。

企業業績の回復で求人広告が増加し、インターネットによる情報提供サービスが軌道に乗ってきたこともあって、2年連続でシェアを伸ばしている。

アルバイト情報誌の版権を子会社から本体に移管したことが最大の要因だというが、自動車・旅行・結婚などを統括する部門、住宅関連部門なども好調で、さらに無料クーポン誌が展開地域を拡大し、増収に貢献。



あまり馴染みのない名前だが、2位はベネッセコーポレーション。

妊娠・出産・育児雑誌などの生活情報誌が堅調でシェアをわずかに上昇させ、教材では従来の万人向けに難易度の高いタイプを加え数年間の減少を食い止めたようで、私立中学受験コースも新設し、教育出版事業の売り上げを拡大。



3,4位の講談社、小学館は横ぼい。

講談社は書籍、雑誌、広告の3本柱が軒並み不調で八年連続の減収だ。



健闘したのは4位の小学館。

「世界の中心で、愛をさけぶ」のほか「いま、会いにゆきます」が純愛小説ブームでヒットしたため雑誌の落ち込みを補い3年ぶりの増収。

だがシェアはかろうじて前年比横ばい。



講談社と集英社はともにシェアを落としたが、両社とも日立ったヒット作がなかったことに加え、雑誌の売れ行きが不調。

圏外で目立ったのは角川ホールディングス。

アスキーとエンターブレインを買収して傘下に収めたことで、シェアは前年より0.7%ヒ昇して3.4%。

順位も学習研究社を抜いて6位に浮上。

だが5位の集英社との差はまだ大きいのだが、豊富な資金力を生かして今後もM&A(企業の合併・買収)を進めてゆくらしいが、どこまで集英社との差を縮められるだろうか?




2005年の出版市場は「ハリーポッター」シリーズの日本語版の出版がないことから、2004年に続きプラスを維持できるかは微妙な状況だ。

1990年代半ばまでドル箱だったコミックは、少子化の影響をモロに受けて不振で、携帯電話やインターネットによる情報収集が追い討ちをかける形で、読者の活学離れが進んでいるようだ。

さらにレンタル書店や新古書店の台頭など、決して先行きは明るくないようだ。

不況になると、当然ライターや作家の原稿料は悪影響を受けることになる。

部数が出ないと、どうしても粗悪乱造状態になりやすく、資産家あるいは別に職をもつ大学教授や天才作家以外、不況であればあるほど、ダンピングの影響をモロに受けることになる。
そのため、下請けの仕事からますます抜け出すことができなくなるというわけだ。




また他の仕事と大きく異なる点は、人件費に相当する原稿料が、40年前からほとんど変わっていないという点だろう。

「メディアアクセスガイド・現代人文社」には133紙誌の原稿料相場が掲載されているが、何と95%が400字単価換算で1000円から1万円の中に収まっているのだ。

これには作家自体が原稿料にこだわらないことを、むしろ誇りにする風潮という、日本独特の体質が残っているため、ますます「質」や「速さ」を度外視することになるのだという。

個人事業主という観点で見ると、多くのライターや作家は、いわゆる潰しの利かない書くだけの技術しか持っていない零細企業だといえるだろう。

こうした理由で基本的な経営や経済観念に対するセンスが備わっていないことが多く、余計にこうした傾向に拍車がかかるというわけだ。

情報収集の手段は世界的に紙媒体からネットへ移行し、雑誌広告の収入が落ち込んでいるという時代の流れにモロ巻き込まれた格好だ。

日本では団塊世代が定年退職する時期を控え、企業の求人意欲は旺盛になってきているにもかかわらず、出版界を覆う構造的な停滞感は変わりそうにない。

また出版業界自体が媒体にこだわらない情報サービス系と従来型の出版会社に分かれ始めているため、出版社にとっても、出版の枠組みの設定目体が難しくなってきているという事情も絡んでいるようだ。


 

 

0317 Fri.

昨夜は米国株ライブトレードセミナーのライブWatchの4日目サイレントデイといって、ガイドなしで、シミュレーショントレードを実行する 日だ。ナスダックは俄然強くなってきたので地合いとしては分かりやすいマーケットと言っていいだろう。

オープニングはQCOMとHANS。HANSはスプレッドが大きい。まあ何とか無事に上昇。30分マジッククロス銘柄が豊作で、イントラデイのトレード方法では、この方法はストレスなく小さいリスクでトレードできるなかなか安全な方法だ。

ハイローバンドは候補が多かったのだが、すでにホールド中の銘柄も多く、意外といい銘柄は少なかったが、朝起きてみると総合指数は弱く陰線で終わっていた。

さがここがプルバックなのか?今夜それが分かるだろうね。ということで、今夜は直伝のネットセミナーで実況中継できる予定。  さてマーケットはどうなるか?

 

目標設定

今年も新入学、新入社のシーズンを迎える。

大学入試は人口の減少に伴ない倍率が実質的に1.0を切った短大が多くなってきている。

つまり競争のない状況では入試を行なう意味が薄れるのだが、同時に国立の東大や京大でも年々著しくなっている学力の低下現象が、人口の減少に比例するのは当然のことだろう。

だが、学力がいかに低下しても、学校や企業を問わず、あらゆる組織にとっては「誰を迎えるか?」は常に最大のテーマだ。

多少景気がよくなろうとも、もし私が雇う側なら「人事部」のような他人ではなく自分で選び、しばらくバイトで様子を見てから優秀なら正規に採用するという方法を採るだろう。

そうした際に採用される最も多くの、そして信頼される方法は、小論文と面接だ。

多数から選別する必要があり、分業化が進む会社という組織では、小論文と面接による選抜が最も効率的でなおかつ有効だからだ。

 

その際まず小論文での選考が行われる。

このように書く能力がまず問われるのは、業務としても文書によるコミュニケーション能力が、仕事としても重要な能力の一つだからだ。

こうした力を身につけるためのある方法をお教えしよう。

それは日記だけではなく、自分と向き合うテーマで何が書けるか?という課題を自分を突きつけることだ。

体験としてまだ「ない」ケースであっても、これからチャレンジするに値するテーマで考え、それをまとめるという作業を繰り返すのだ。

この方法で、書く力をかなりハッキリと知ることができるうえ、書く力は劇的に向上するはずだ。

例を挙げてみよう。


「ここ一年以内に何か新しいことを始めたか?」

「人と違うことで何ができるか?」

「身近な大人から何を学んだか?」


もしあなたが、まだ体験していない未知の領域であったとしても、こうした点を常に考えながら行動することで、行動力を大きく飛躍させるきっかけを掴むことができるようになるだろう。

これらの設問は組織側だけでなく、組織に関わりたい側にとっても、非常に興味のある設問になるはずだ。


言うなればボクはヌーディストキャンプの蚊ですね。何をやればいいのかはわかっているけれど、どこから手をつければいいのかがわからないのです - 初心者トレーダー

 

 

0316 Thurs.

昨夜は米国株ライブトレードセミナーのライブWatchの3日目。前日にナスダックは急騰したため期待のかかるオープニングだったが、RIMMが見事な上げ。

ハイローバンド銘柄では何といってもSHLD。ギャップが大きすぎるのだが、好決算というファンダメンタル要素の追い風なのでこれは買いだろう。だが30分マジッククロスのパターンが意外と不作。よい形のものが少ない。急に上げたのでまだトレンドがイマイチなのだろう。

今回のセミナーは期せずして、スカルピングの解説が多くなってしまったが、今週の金曜日にはこちらにあるように、直伝のネットセミナーを予定しているが、さてマーケットはどうなるか?と一応CMであります。(笑)
 

 

Appleロスレス圧縮

ロスレス圧縮(可逆圧縮)という言葉をご存知だろうか?

「Apple Lossless」というアップルの規格で、新バージョンのiTunes 4.5の新機能として追加されたものだ。

ロスレス圧縮が、iPodで利用可能というのが、どうやら最大のポイントとなっているようだ。

アップルのサイトで該当する箇所を読んでみると、「ファイルのサイズが大きいとハードディスクを占める容量が大きくなりますが、一般的に音質は良くなります。」という記述があるがまさにその通りだと思う。

また「WAV エンコーダ」では曲は圧縮されません。という記述もある。

可逆圧縮フォーマット「Apple Lossless」を通した音は、、「ロスレス」の言葉通り、圧縮されない「WAV エンコーダ」を通した音 と同じ音質なのだろうか?

 

ネットでググッても、テストをしたものが見当たらない。

ここにある、藤本健のDigital Audio Laboratory 第145回:アップルの可逆圧縮フォーマット「Apple Lossless」〜 「iTunes 4.5」の追加機能も検証 〜
では・・

「今回はロスレス圧縮なので、いつもの圧縮フォーマット検証のような音質チェックをしても無意味なので、ここでは行なわない。ただ、本当にロスレス圧縮できているのかを念のためチェックするために、WAVファイルに再変換して、元データと比較してみた。」

という記述があるように、比較視聴をしていないのだ。

話題のナレッジベースでも・・

「ロスレス圧縮なので、圧縮フォーマット検証のような音質チェックをしても無意味だが、本当にロスレス圧縮できているのかを念のためチェックするために、WAVファイルに再変換して元データと比較するとiTunes 4.5ではWAVファイルへの変換も、Apple Losslessへの変換とほぼ同じ手順でできるが、結果の比較は見事というか当然というか、1ビットの違いもなく合致した。」と言う記述があるのみ。

テストをしている人は皆ロスレスは音質が悪くならないと信じているようなので、ググッって探した範囲では比較視聴した情報がないなのだ。

 

というわけで、Apple ロスレス・エンコーダとWAVエンコーダをどちらも自動でCDから変換したもので聴き比べてみることにした。

WAVエンコーダは自動だけではなくカスタムを選択すると、サンプルレートを44.1だけではなく48.0にも変更できるのだが、あくまでも自動エンコード同士での比較だ。

曲はマイケル・バブルのFor Once In My Life。

途中でホーンセクションの間奏があってトランペットのハイノートが炸裂するため、音質の比較には最適だろうということでこの曲をエンコードしたものを聴き比べてみた。

サイズが小さくなっているということは、何らかの違いがあるわけだから、音が同じなはずはないのだが、どうやら文字で読む限り、音は同じだということになるらしい。 

本当に音は悪くならないのか?



 

使ったのは Itune のバージョン6.0.4.2。

WAVエンコーダを使ったファイルは25.9MBのサイズ。

で、ロスレス・エンコーダを使ったファイルだと17.3MB。

実際に圧縮してみると、まさに巷で言われているような圧縮率で、66.79%の圧縮率だった。
 


さて早速聴いてみたが、まずApple ロスレス・エンコーダで通したトラックを聴いて、次にWAVエンコーダを使ったトラックを聴いてみた。

笑ってしまうほど、音が違うではないか!

まず音量が違う。

スノーホワイトという、4倍DACを4個使用して、レベルによる均等な増幅ができるボリュームのプリアンプで言えば、WAVエンコーダで「40-42」の数値でのボリュームはApple ロスレス・エンコーダだと「50」の数値と同じなのだ。

つまり同じボリュームだと ロスレス・エンコーダは音量が小さくエンコードされてしまうのだ。

 

ファイルサイズが小さいのは音量を絞った状態にエンコードされるからなのか?

私はこっちの専門家ではないので、よくわからないが、ロスレス・エンコーダを通したファイルは音量を上げなければならないから、パワーアンプ部分に余計な負担がかかるため、どうしても音質的には不利になるわけだ。

さらに同じ音量で聴いても、音の艶に差があるのだ。

ということで私がテストした結論としては、ロスレス・エンコーダを通すと、明らかに音に魅力がなくなる、ということになったのだが、このあたりは、聴く人の聞き分ける能力にも関係すると思うので、ぜひ皆さんがご自分で比較試聴されることをお勧めする。

 

 

0315 Wed.

昨夜は米国株ライブトレードセミナーのライブWatchの2日目。この日のマーケットも事前チェックでもいいものがなく、スイングスキャンも該当銘柄がないという不作状態。なわけでGOOGでのスカルピングの方法を解説。

指数や、レベル2ウィンドウのAskBid値を見ながら、そのタイミングをリアルタイムで解説。ということで昨夜に引き続き10分でマーケットは終了。朝起きてみると強力な陽線で終了したようだが、さて今夜のマーケットが楽しみだ。

今週の金曜日にはこちらにあるように、直伝のネットセミナーを予定しているが、さてマーケットはどのように動くのか?


カイゼン

東京WALKでご紹介した大江戸温泉物語。流れ出るお湯の表面部分が常に側溝へ流れ出るような仕組みにはなってない点 だけが少し気になっていたのだが、今回再び訪れたところ、見事に改善されていたので今日はそのことについて。

前回訪れたときは、寝湯だけが、表面に浮いている垢やごミなどが流れ出る仕組みだったのだが、 今回は露天風呂を含め、何とすべての浴槽が改善されていたのだ。

カミサンにもこの話をしたら、同じように気が付いていたらしく、女風呂も同じように改善されていたという。

ちなみに1月5日に送付したメールの文面は・・
 

担当者 様

昨日利用させていただきましたが、その際何点か気がついた点がありますので、すでにお気づきかもしれませんが、僭越ながら指摘させていただきます。

こうしたお風呂はどこもお湯をある程度循環させているのだと思いますが、大江戸温泉物語の大浴槽や露天風呂はそのお湯を吸う吸い口の位置が、水面よりかなり下にあります。

具体的な例を挙げさせていただくと「小田原お堀端 万葉の湯」などは、お湯の表面部分が常に側溝へ流れ出るような仕組みになっているため、表面に浮いている垢やごミなどが流れ出るために、見た目にも清潔感が高いのです。

http://www.manyo.co.jp/odawara/

一方の大江戸温泉物語の露天風呂は昼間に見ると、表面に垢やゴミなどが多数浮いている状態でお湯は循環しているにもかかわらず、それが残ったままで見た目に、ちょっと入りたくなくなってしまうほどです。

衛生上の基準は満たしているとは思いますが見た目であまり清潔感がないのが、残念な点です。

また、それぞれの浴槽に設定されている温度計もほとんどが壊れているため、正しい温度は表示されない状態で、シャワーも2機あるうちの1機は使用不能になっていました。

このあたりは一番大事な部分ですから、きちんとメンテナスをされるべきものだと存じます。

大江戸温泉物語は特に規模が大きいため、当然入浴する人数も多く、風呂の大きさは小田原お堀端 万葉の湯とそれほど違わないために、バランスで言えば、大江戸温泉物語の湯の方が遥かに汚れやすいといえるのではないでしょうか。

ただ大江戸温泉物語でも寝湯だけは、お湯の表面部分が常に側溝へ流れ出るような仕組みになっていますので、これは単に設計上の問題であり、貴社側が気がついて取り組めまれればすぐに解決できる問題だと思います。

銀座に居住しているため、場所的にも近くこうした点が改善されればたびたび利用しようと考えているため、こうしてメールを差しあげている次第です。

以上ご参考までに・・

 

それぞれの浴槽に設定されている温度計もきちんと機能していたうえ、シャワーもすべてがきちんと動作していた。

送付したメールが機能して役立ったのかもしれないが、そうだとしたら嬉しい話だ。

資本金が13億5,000万円という、いわばかなり大きな組織の会社によって運営されているようだが、こうした点をきちんと改善する姿勢はさすがだ。

 

というか自分的にはこうした姿勢があたりまえというか、普通なんだけどね。

自分の身の回りに関することのすべてにおいて、昨日より今日、今日より明日と少しずつレベルやグレードをアップさせて住み心地をよくして、毎日を楽しく過ごす工夫をするというのは実に楽しくエキサイティングなものだからね。

ネタはいくらでもあるし、いくらでも奥深く追求できるのだから。

ただしそのためにはある程度のコストはかかることになるが、そのために今の仕事をしているわけだから、そのコストが十分に出せるという環境さえ手に入れることができれば、これほど楽しいことはない。

何のためにトレードをするのか?という一つの答えというのはここにあるといってもいいだろうね。

言ってみれば、際限のないロールプレイイングゲーム?

その結果はモロ自分や家族へフィードバックされて、毎日その恩恵を感じるわけだから。

 

ちなみに写真はすべてケイタイ電話の Vodafone 903SH で撮影。

 


 

あえてまたカイゼンを提案するとすれば、中にある食べ物屋の味だ。

お世辞にもおいしいとはいえないレベルの店ばかりだ。

まあ中にある全部の店で食べたわけではないので、今のところだけどね。

前回食べた蕎麦はちょっと論外だったので今回は無難にと「きつねうどんにわかめをトッピング」(笑)で勝負してみたが、一日2食で朝飯を抜いたかなりの空腹状態で「まあまあ」だった。(笑)

 

 

1枚160円もするこの手焼きせんべいがデザート。

これが唯一お勧めできる食べ物・・というのはちょっと失礼な表現かもしれないけど。(笑)

 

 


 

ピントを自動調節するオートフォーカスに対応した、有効画素数320万画素のCCDカメラを搭載している携帯電話 での画像は、フォトショップでかなり手を加えたベストショットが上の写真程度。

小さいサイズだとまあまあだけど、大きくするとねえ・・

暗いとノイズと色の再現性と言う点から全くダメ。

EOS-5D と比べるわけではないのだけれど、そのレベルの画像を見慣れた目には何ともでありますな。

というわけで、今度は食い物に文句を言ってますが、多分また利用することになるでしょう。

何しろ家に近いからねえ・・(笑)

 

 


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2006 0315-

 

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