2006 0301-
0314 Tues.
昨夜は米国株ライブトレードセミナーのライブWatch初日だったので掲示板への書き込みはなし。
マーケットは事前チェックでもいいものがなく、イントラデイも不作。スイングスキャンでも該当銘柄がなく、30分マジッククロスもいいパターンがないので、GOOGでスカルピングの方法を解説。
タイミングをリアルタイムで解説をしながら、指数の見方や、レベル2ウィンドウのみ方をレクチャー。ほとんど20分でマーケットは終了。セミナーでの仕事時間は30分以内を実感してもらえたはず。
プリアンプ
さてオーディオシステムのチューンの最後の仕上げとして、あるものを導入することに
したのだが「あるもの」というのはプリアンプ。
モニタースピーカNF-1Aはパワーアンプ内蔵なので、最後の音の出口として「プリアンプ」に「それなりのもの」を使えばいい音になるだろうというわけですね。
理屈で言えば、プリアンプを通さずにスイッチングボックスでライン出力を切り替えた方が音は純粋で、いい音がしそうに思うかもしれません。
ですが現実は違うんですね。
何も足さないほうが音がいいだろうと、プリアンプを使わないケースよりも、それなりのプリアンプを通した方が、遥かに「音の魅力」が際立つのですこれが。
目鼻立ちの整った人はスッピンでも美しいが、上手な化粧をすると、美しさが際立つのと同じことといえばわかりやすいでしょうか。
だから嵌るんですが。(笑)
ということで、楽器用のアンプとかもまわりに設置するので、余りサイズが大きくなくて、それなりの音という条件で探して浮上したのがこの、トライゴンのスノーホワイト。
オーディオ専門誌の評価だと60万円以下のクラスで、ダントツによい評価を受けています。
この上のクラスというと、マッキントッシュとか、マークレビンソンというクラスになるのですが、そうすると今度はスピーカーとか他をいじりたくなるので、とりあえずはここのラインを死守することにしたわけです。
先行きの楽しみも残しておきたいし。(笑)
サウンドはとてもナチュラル。
分解能もかなりあるので、今のシステムのいわゆる「モニターサウンド」という方向としてはなかなかいいバランスでまとまることになりました。
これがマッキントッシュだと、もう少しこってりとした濃厚なサウンドになるのですが、このアンプだと現代的でニュートラルなバランスで、プリアンプのキャラクターを意識することなく聴くことができます。
オーディオではなく、音楽を楽しむというスタンスなので、方向性はよかったかなと思います。
トーンコントロールは付いていませんが、どこかの帯域をブーストしたくなるようなことのない、自然な音のバランスでスピーカーを鳴らしてくれるのはさすがです。
何よりも使い勝手がいいのは、W80×H83×D145
というようにサイズが非常に小ぶりだという点です。重さは本体が3.8kgで電源が0.8kg。
この写真でも分かるように、音質のグレードの高さからいえば、もう少し大きくてもいいくらいで、言い換えれば、これだけの音質のプリアンプをよくこのサイズにまとめたものだと感心するほど、
前面から見る限りコンパクトなサイズに納まっています。
ですが上から見るとかなり奥行きがあることがわかります。
その代わり高さと横幅を押さえているわけですね。
上の写真からも、トータルの基盤の面積としては決して小さくはないことがわかります。
まさにスノーホワイトという名前にぴったりのプリアンプ。
とても気に入っています。
0313 Mon.
敗者
いよいよ2006年のF1が始まった。という思いっきりベタな出だしになってしまったが、フジTVがF1放送を始めて20年だかの記念になるらしく、気合の入ったオープニングでの開幕戦。だが途中でスイッチを切ることになってしまった。
注目のSUPER AGURIではスタート直前、メカニックがスタート15秒前までにグリッドを離れなければならないというルールを犯し、井出にペナルティ審議中の警告が出されることになった。
結局、7周目にドライブスルー・ペナルティを受け、さらに最初のルーティンのピットストップで、2台が同時にピットに入ってきてしまう痛恨のミスで大混乱に陥ってしまったのだ。
あーあ。
だが一方でピット作戦が功を奏して優勝したルノーのアロンソと惜しかった2位のフェラーリのシューとのバトルはなかなか見ごたえがあったし、バトンの操るホンダは惜しくも表彰台を逃し4位。トヨタは14位と16位と全く振るわず。トヨタの車は好きじゃあないので、気にはならないのだけどね。ははは。
ウィリアムズの大物ルーキー、弱冠20歳のニコ・ロズベルグがレース後半になってファステストラップを刻み、次々に前のマシンをオーバーテイクするシーンはなかなかエキサイティングだった。だがフジTVのコメンテイター陣はこの点についてはダンマリ。
おいおいコメンテイターの諸君は番組中に寝ているのか?(笑)
ホンダエンジンを搭載した念願のオール・ジャパンの「純正ニッポン」チームであるスーパーアグリは、佐藤が20番手、井出が21番手からのスタート。
実はマクラーレンのライコネンがクラッシュしたため最下位からのスタートだけは免れたが、実質的にはドンケツでグリッドに並ぶことになったのだが、フジTVを見ている限りは、何だか今にも奇跡が起きて優勝するかのような「はしゃぎ」ようだ。
だが冷静に見ている、どうやら「グリッドに並ぶことが奇跡」なのだという。
ふーん。
非常に感情的で日本サイドへの肩入れと思い入れ過多発言を、番組の間中あれだけずっと続けるというのは、みなさんさすがプロ。
これ皮肉ね。(笑)
精神的に弱くすぐにカッとして冷静な判断ができなくなるというF1ドライバーには向かないタクマは、実はホンダをクビになったのだという本当のことを、ニュアンスとしても少しでも悟られてはならないという、大本営発表番組もそういう目で見ればそれなりに面白い。
肝心なところでミスをするどうしようもないドライバーのために、全く実力のないハリボテのチームで参加するなんて、私に言わせれば真剣にレースに参戦してる他のチームをナメテるとしか思えないのだが・・
それがF1回にとって失礼なことだという謙虚さは微塵もなく、さすがライブドアの件で見る目のなさを証明したフジTVだけのころはあるなと、妙なところで関心しながら見るというのも一興だ。
タクマの遅さが証明されないように、タクマよりも確実に遅い選手を配置した布陣も見事だが、日本のスタジオでは中嶋悟を担ぎ出したのは失敗だったね。
この意味が分かる人は少ないかもしれないが、彼は当然のことながらは、かなり慎重に言葉を選んでいたが、まあ何かのしがらみで担ぎ出されたのだろう。
見ていて気の毒というか自業自得と言うか・・
こうしたメディア関係者たちのが「選手をちやほやして甘やかす」発言は、ストレートに言わせてもらうとタチが悪いと思う。
敗者を敗者として扱えずに腫れ物に触るような「おためごかし」の同情というのは私が最も嫌いなものの一つなのだから仕方がない。
「いつも通りにやれれば可能性は十分にある。リラックスして臨めば奇跡だって起こせるのだ」
アナウンサーやコメンテイターが真顔でそういうが、案の定というか当然のことながら奇跡はそろいらで安売りしているわけではないので、ドンケツとかの惨憺たる結果に終わることになる。
当然だろう。
するとコメンテイター達は「素晴らしいドライビングで、やれるだけのことをやって完走したのは素晴らしかった。ただ今回は残念だったので次の機会に期待したい」というニュアンスで話をまとめるのだ。
ドライバーがダメだったのに気づかない節穴のような眼しかないのかどうかは知らないが、そういうコメンテイターを揃え、気づいているのに隠そうとしているのか?
私には一般大衆をバカにしているとしか思えないのだが、かたくなに現実を見ようとしない連中のコメントは、スポーツ精神とはまったくかけ離れたところにあるとしか思えない。
TVの放送中は全員がそんな調子で、意味なくアグリやタクマを持ち上げ、いずれにしても表面だけで判断すればベタベタと情緒的なことを一時間以上聞かされ続けていると、さすがにウンザリしてきたので途中で見るのをやめてしまった。
結果はWEBをみれば分かるからね。
アグリのチームが本当のドリームチームなのであれば、どうして「声援空しく負けてしまったときは、暖かい声援なんぞはやめて、思いっきりガックリきたことがわかるブーイングを起こす」というストレートな愛情と情熱を見せることができないのだろうか?
本来は十分に戦えなかったものは敗者ではなく、たんなる「負け犬」なのだ。
それが大人の世界であり本物のスポーツの世界なのではないだろうか?
負け犬レベルの「敗者」でも、それが日本人なら「よくやった」とばかりに称えるのは、「敗者」であろうとするものに対する侮辱以外の何者でもない。
そういう態度は、勉強もしないで遊びほうけている不届き者に「人間勉強だけじゃないぞ」といったりするのと同じことなのだ。
そういう視聴者を増やすことに加担するTV番組が日本の空を覆っていることを指摘する論調は、出版物であって今や日本では見ることはできない。
称えるのにふさわしい「よき敗者」を育てるためにも「ぶざま」なミスをした選手を「褒める」ことをしてはならないというのにだ。
敗者になることは、決して恥じるべきことではないのだということをストレートに言える風潮が生まれなければ、オリンピックであれF1レースであれ強い選手は生まれるわけはないと思う。
勝者でもなく、だからといって敗者にさえ「させない」番組を垂れ流すメディアの罪は重い。
0312 Sun.
シーケンスソフト > SONAR5
キーボードを押してから発音するまでのタイムラグ解消のため、先日購入したEDIROLのUA-101。この製品には SONAR LE というシーケンスソフトが同梱されていた。さらに、SONAR5のデモというか解説DVDをもらったので、何気なく見てみると少し難しそうだが、何だかソソられるものがあるのだ。
こうしたシーケンスソフトについて調べてみると、「Logic」・「CubaseSX」・「SONAR」が、いわゆる3大DAW(Digital Audio Workstation)ソフト
と呼ばれているようなのだ。だが「Logic」はマック用。なわけでWindowsベースだと「CubaseSX」・「SONAR」のどちらかを選択することになるようなのだ。
「Cubase」はSteinberg社の製品で「SONAR」
はCakewalk社の製品。Steinbergはその名前でわかるように、ドイツの会社なのだが
、現在ではYAMAHAの100%子会社となっているのだという。で一方のCakewalk社は米国の会社
なのだが、こちらも現在はRolandの資本が入っているようだ。
つまり日本の二大楽器メーカー、YAMAHA 対 Roland という構図だ。
で石橋楽器の店員の方に聞くと、Cubase と SONAR とでは、SONAR の方が軽くてPCに負担がかかりにくいのだという。
せっかくなので、同梱されていたSONAR LE というソフトを少し使ってみたのだが、XGWorks とはずいぶん使い勝手が違う。
本屋で BASIC
MASTER SONAR LE といういわゆる解説書も購入してみたが、細かいところがよくわからないので、ローランドRMS音楽教室首都圏センター渋谷で体験レッスンを受講することにした。
で、ようやく大体だけれど、どのように操作をすればいいのかの、見当はつくようになったというわけだ。
ハイローバンドのために、練習用のカラオケを作る必要があるのだが、こういうソフトを使うと、通常MIDIレコーディングといって、楽器または、楽譜またはステップ入力画面でシコシコと入力することになる。
ちなみにMIDIというのは音程や音量をコントロールする信号のことで、XGWorksや SONAR のようなソフトを使うと、一度データを入力しても、そのデータの修正が簡単にできるというのが大きな特徴なのだ。
音程や音の長さや音量を修正するのはとても簡単で、たとえば譜面エディタ上で音符の位置を変えば、即それが音程や音長として反映されるというわけだ。
一方で、いわゆるハードディスクレコーディングに代表されるオーディオデータを利用した方法がある。
この方法だと生の音声つまりボーカルやアコースティックギターなどがそのまま録音可能なのだが、もし間違えて歌ったり演奏をしたりすると、レコーディングのし直しをしなければならない。
最高のテイクであっても、最後に間違えたら一からやり直す、またはそこだけをもう一度録り直すことになる。
5年以上前のパソコンがまだ非力なときは、MIDIシーケンサではMIDIは扱えてもオーディオを扱うのはほとんど不可能といわれていたが、今のようにPCの性能が高くなってくるにつれて、MIDIシーケンサソフトでもオーディオを扱う機能を装備しているものが主流になってきている。
つまり、XGWorks や SONAR のような DAW(Digital Audio
Workstation)ソフトを使えば、MIDIデータとオーディオデータの両方を使って、効率よく希望するカラオケを作ることができそうなのだ。
ではどうして、せっかく使い方を覚えた XGWorks から、使ったことのない SONAR へ浮気しようとしているのか?(笑)
それは、録音された生音を使ったループレコーディングが、簡単にできる機能がついているからだ。
ループというのは、あるフレーズを切り出したもの、たとえば気に入ったCDの曲のイントロ部分の1小節や、ドラムソロ、ベースフレーズの2小節などのフレーズを、繰り返しリピートさせるというもの。
こうしたループデータという、生音をペタペタと並べるだけで、曲を作ってしまおうというわけで、まさにものぐさな私のためにあるような機能なのだ。(笑)
具体的には、まずこうしたループさせるためのデータをいくつか用意する。
といっても、普通はこういう素材を購入するか、ネットから無料のものをダウンロードしてくるわけだが、そのデータの音程やテンポなどは基本的にバラバラで、最小単位の長さになっている。
実際にどうするのかと言うと、たとえばEのコードでテンポ90のベースフレーズ、Fのコードでテンポ135のピアノフレーズ、テンポ110のドラムフレーズというように、さまざまな素材を集め、すべてEのコードでテンポ120で演奏させるように貼り付ければいいわけだ。
こうした作業が簡単にできるようになっているのが、いわゆるループシーケンサ機能なのだ。
つまり、もともと関係ない曲からとってきたさまざまなフレーズを組み合わせて新しい音楽を作ることができるわけで、コピペを多用するパソコンのアプリケーションソフトと非常に似ているわけだ。
通常MIDIレコーディングというデジタル信号を並べて、音源を慣らすとあたかも楽器で演奏しているような音が出るのだが、たとえばスティーブ・ガッドのようなノリの演奏をさせようと考えると、非常に難しいことになるのだ。
まず音源に、スティーブ・ガッドが使っているような音のするドラムセットが必要になる。
だが普通こうした音源にあるドラムセットというのは、ロック用とかジャズ用というような音楽のジャンルに合うだろうと思われる8種類くらいのセットで構成されている。
とてもじゃないが、スティーブ・ガッドが使っているようなゴキゲンな音はしないのだ。
まあ理論上はイコライザーとか、エフェクトを駆使すれば、近いものにはできるかも知れないが、実際にスティーブ・ガッドが使っているドラムセットの音なんて聴いたことがないから、CDの音で推測するしかないわけだ。
おまけにさらに難しい「ノリ」という微妙な問題が、絡んでくることになる。
MIDIデータはあとでいろいろと加工ができるのだけれど、普通クオンタイズという「ノリ」をあるていど揃えたり、跳ね気味というかシャッフル気味に聞こえるようにできる処理をするのだが、この按配がなかなか難しい。
つまり試行錯誤と経験が必要になってくるのだが、こっちは趣味なので、できるだけ手間をかけずにゴキゲンなカラオケを作りたいわけだ。
理想的には、スティーブ・ガッドが叩くドラムの音を録音した、ループデータがあれば最も話が早いのだが・・
願わくばこちらが作りたい曲によって、4ビート、8ビート、シャッフル気味、3拍子系というように大まかなリズム別に、録音されているのがベストだ。
音の高さやテンポは自由に変えることができるのだが、拍子や、大きなノリという部分までは多分調節できないからね。
ってまだやったことがないから、よくわからんのだが、あくまでも現時点でのあくまでも現時点での願望と想像の入り混じった妄想なんですけどね。
素材がキックの音、スネアの音、シンバルの音というように、細切れになっていれば、それを組み合わせることで、理論上どういう風にもできるはずだが、しかしそうなると、考えただけでも肩が凝りそうだ。(笑)
0311 Sat.
昨夜の米国マーケットは、少しギャップアップで開始したが前日陰線で終わったのでハイローバンドは不作でロングサイドのいいものはなく、イントラデイもいいものがない。だがGOOGは絶好のショートゾーンへネギしょった鴨。(笑)
いやあ気持ちよく下げましたね。ということで早々と店じまい。というのは今日から米国株ライブトレードセミナーだからね。天気もよくなってきたし・・みなさんよい週末を!
疑問点
今回、自分は脱出、先生はホールドと判定した銘柄「EBAY」。この判定の違いの原因としては、やはり指数を意識しすぎているせいだろう。入ってしまえば、あとは指数に寄り過ぎず個別判定でホールドしていけば良いのだろうか?よく『指数はギャップアップ』しても、ショートでエントリーしている『ギャップダウンして始まったショート銘柄』をホールドしているし。
たがそうすると先生は、2/28のギャッパーズアイで『指数ギャップダウン』に伴い、なぜ『ロングサイドを全て手仕舞う』という判断を下せたのだろうか?ここの判定が矛盾しているような気がする。なのにその2/28の判断のおかげで、「GOOG」の急激な下げを回避している。つまり正しい判断なのだ。
あともうひとつ。
「BBBY」より
>ナスダック総合指数はショートゾーンだからこれは見送りだ。
「INTU」より
>ナスダック総合指数はショートゾーンだからロングサイドは入れないよなあ・・
この日の指数を「横ばい」ではなく「ショートゾーン」という判定。
『3本のMAの下に入ればショートサイドゾーン』という考え方なのだろうか?
でもcoolでも
>ショートも積極的にできるゾーンではない。
と書いてあるとおり、『ショート寄り』ではあっても、積極的に出動するほどの強いトレンドを示している位置というわけではないようだ。
3月9日のナスダック総合指数はギャップアップしましたが、依然ショートサイドゾーンです。
これに対しては異存ありませんよね?
青いマークが始まりの位置です。
ですが、ここから陽線で終わるか陰線で終わるかは、オープニングのこの時点では分からないわけです。
つまりここから新規でエントリーする場合は、ショート銘柄が有利なわけです。
ですがホールドしている銘柄をどうするかは、その銘柄のチャートで判断します。
で 下のチャートはEBAY
ですが、これは3日目ですがホールドでしょう。
どうして脱出するのでしょうか?
脱出と言うことは、単にギャップアップしたら脱出というケースだけです。
そうなるとやすけさんがつけたストップの位置は昨日の終値だということになりますが、セミナーではそういうストップのつけ方はルールとして教えていませんね。
下の青い線がストップの位置ですからホールドです。
これも問題ありませんね。
もう一つ脱出するとすれば、ほかに絶好のショート銘柄がたくさんある場合です。
その場合にバイイングパワーを考えて入れ替えたほうがいいと判断した場合、EBAYを脱出することはあります。
ですがこの日はそういう日ではなかったのでやはりホールドです。
さて2月28日のナスダック総合指数はギャップダウンで始まりました。
つまりロングサイドへは消極的な姿勢で臨むのが基本的な姿勢です。
23100にレジスタンスがありますから、上昇するにしてもここが邪魔で上がらないというシナリオは十分に考えられます。
ですからショートサイド1銘柄を残してロングサイドはすべて脱出したわけです。
GOOG以外はすべてギャップダウンしましたからね。
ナスダック総合指数はギャップダウンで始まりましたが、この時点では陽線で終わるか陰線で終わるかはわかりませんね。
もし陽線で終わったらすべてホールドでもかまわないのですが、陰線で終わったらホールド中の銘柄すべてが下落に巻き込まれるわけです。
そのリスクを回避するには?
ロングサイドは一旦利益を確定することです。
さらにロングサイドのいい銘柄が2銘柄新たに登場したわけです。
つまりこの2銘柄をロングしたいわけですが、もしナスダックがここから下げ始めたら、この2銘柄はロスで終わるかもしれません。
ですがロングサイドをすべて手仕舞いしたら、新たな2銘柄がロスを出しても、その手仕舞いした利益分で、十分にロスをカバーすることができます。
それにショートサイドは1銘柄ホールドしていますが、これは新たなロングサイド2銘柄のヘッジとして残してあるわけです。
GOOGだけがギャップアップしましたが、まだMAの並び順がよくないことと、動く幅が大きいので、万が一下げて終わったら、手仕舞いした分
の利益が相殺されてしまいます。
ですからこれも脱出したわけですが、図星でしたね。
この例を見ても、ハイローバンドギャッププレイは、マーケットの動きを非常に正確にまた効率よく捉えることができるように設計された手法だということが、よくお分かりいただけると思います。
やすけさんはEBAYを脱出すると言うシナリオが正しいという根拠で、28日のギャッパーズアイの判定が矛盾していると指摘されています。
ですが、EBAYがホールドなら、全く矛盾してはいませんね。
それにEBAYの3月9日と、2月28日の日とでは、ホールドしている銘柄数が違います。
ナスダック総合指数は、脱出をどうするかと言う点を常に考えるための、とても有効な手がかりになります。
トレードでは、それぞれの要素をトータルでバランスさせて考える必要があるのです。
ですがまずは最初のステップとして、ワンクリックシミュレーションで、ハイローバンドのルールをよく理解することが大事です。
EBAY はここで脱出する理由はありませんね。
ほかにEBAYを脱出してまでエントリーしたくなるような銘柄がたくさんあれば話は別なんですけどね。
ストップの位置のつけ方を、もう一度確認してください。
と書いたところで、メールが送られてきました。
いつもお世話になっております。
2005年「10月jump」と「12月米国基礎」受講者の、「やすけ」こと**です。毎度毎度、質問メールですいません…が、今回も、質問をさせていただきたくメールしました。
「12月米国基礎」の掲示板にも、3/9分のシミュレーション結果の中で、疑問点として書き込みをしておいたのですが、
3/7に、先生と同じ判定でショートエントリーした『EBAY』を、3/9に「指数ともにギャップアップ」という判定のもとで、私は脱出してしまいました。
ここで先生の判断と食い違い、先生は「ストップの位置より下なのでホールド」という判断から、さらにゲインを伸ばしています。
『ストップの位置』というのは、DVD3巻を観て解っていたのですが、私の悪いくせで、また指数の動きにとらわれ過ぎてしまい、指数のギャップアップから、EBAY上昇の恐怖を考えて脱出してしまいました。
そこで、自分なりに出した結論として
「エントリーした後は、指数にとらわれ過ぎず、個別銘柄それぞれの判定でホールドを続ければいい。」
となりました。ホールドの判定自体も、以前アドバイスをいただいた『個別銘柄で判定してエントリーする』のと同じですね。指数にとらわれ過ぎないようにするという。
この考えなら、ギャッパーズアイでもよく『指数はギャップアップ』しても、ショートでエントリーしている『ギャップダウンして始まったショート銘柄』をホールドしている判定にあっているので納得できます。
しかし、2/28のギャッパーズアイでは『ロングサイドを全て手仕舞う』としています。これは指数がギャップダウンしたことに伴った判断だと考えました。
そしてその判断のおかげで、2/28に起きた「GOOG」の急激な下げを回避し、ゲインとしておりました。つまりこれは、正しい判断だったと言うわけですよね?
今回の質問は
3/9は『指数がギャップアップ』し、同じく(薄くですが)ギャップアップしたショートのEBAYは『ホールド』したのに、
2/28は『指数がギャップダウン』したことで、なぜロングサイド銘柄を『全て脱出』と判断したのでしょう?
この二日の判定の違いに私は、『指数を強く意識している日としていない日がある』という矛盾があるように思えたのですが、そこには何かはっきりしたルールがあるのでしょうか?
もし、何かを見落としてしまっていて、見当違いの質問をしていたら申し訳ありませんが、今現在の自分ひとりではどうしても答えを出せないので、どうぞ宜しくお願い致します。
PS:「世紀の相場師ジェシーリバモア」復刊の希望に、投票してくださってありがとうございました!
マーケットの魔術師の次に、是非読んでみたい本のうちの一冊です!
はっち先生はこの本、お持ちですか??
ということですが、回答はすでに書いたとおりです。
あと一点「指数を強く意識している日としていない日がある。という矛盾があるように思えたので、何かはっきりしたルールがあるのでしょうか?」というご質問についてです。
トレードでは、それまでの手持ちの銘柄の利益幅によって、脱出するかどうかを判断することがあります。
別の言い方をすれば、十分な利益があり、これからの上昇があまり見込めなさそうなときは、ストップの位置でなくても脱出することがあるということです。
またその日に新たにエントリーしたくなるような絶好のパターンの銘柄があった場合も、変更することはあります。
つまり新たにエントリーする絶好の銘柄を保有すると、銘柄数が多すぎることになる場合は、それまで保有した銘柄のチャートを見て、銘柄によっては脱出するわけです。
これはその人のバイイングパワーとか、マネーマネージメントに関わる部分ですので、一定のルールというわけにはゆきません。
ケースバイケースで対応するということになります。
PS
「世紀の相場師ジェシーリバモア」は持っていませんし、読んだこともありません。この手のものは、マーケットの魔術師シリーズを読めばそれで十分だと思いますので・・。
0310 Fri.
昨夜の米国マーケットはギャップアップでオープン。下はオープニングの位置にマークをつけた日足チャートだ。ロングは避けた方がいいパターンだが、かといってショートも積極的にできるゾーンではない。ということでオープニング直後のイントラデイも動きのいいものがない。
30分マジッククロスも何と該当なし。こういうときにブレイクスキャンプロは便利。ハイローバンドもフィルタリングの条件を変えてもいいものがなしという不作状態。しかしこうしたスキャンソフトは即決できるのがいいところだ。未練たらしくズルズルと言う事態を避けることができるからね。リリースは今しばらくお待ちを!
ということで、譜面作成ソフトでシコシコと譜面作り。(笑)
馬渕さん、こんにちは。昨年、9月のジャンプアップセミナーに北海道から参加した**です。次のステップのセミナーも受けてみたいと考えているのですが、東京までは遠いですね。疑問点がありますので教えてください。
2月13日のギャッパーズ・アイでGOOG FISV EBAY YHOOのチャートの記載がありすべてパニックパターンではないので見送りと書かれていました。
私もなんとなくいやな予感がしたので、エントリーを見送っていたのですが(あくまでもペーパーですが)、後から見返すと自分自身に説明ができません。
4つともトリガーもあり、ギャップもあり条件は満たしているように見えます。
自分で考えられる、エントリーしなかった理由は、4つともトレンドが強くなっているので反転の可能性がある、前日のローソク足がけっこう長い下ひげがあるので、ショートのエントリーは危険、の2点ぐらいしか思い浮かびません。
申し訳ありませんが、教えてください。
まず注目するのはナスダック総合指数です。
下はその当日のチャートですが、青い水平線より上から始まっています。
ですから、ショートへの積極的なエントリーはしないというのが基本方針です。
言い換えれば、自分のバイイングパワー全開でショートをしないということなのです。
ナスダック総合指数はオープニングの位置がまだ微妙な位置。
ショートサイドへのエントリーはまだ控えたほうがいいだろう。
と書きましたが、下はそのあとのナスダック総合指数です。
そのあとのチャートを見ると、ギャッパーズアイで書いたように
やはり下げませんでしたね。
この判断は正しかったということになります。
では個別の見送った銘柄はその後どうなったでしょうか?
GOOG FISV
EBAY YHOO
この4銘柄についてその後どうなったかのチャートを下に掲載してみました。
13日のギャップがわかるようにゾーンを赤く表示していますが、
ここから4銘柄とも反転しています。
エントリーしていればすべてがカットロスになっていましたね。
4つともトリガーもあり、ギャップもあり条件は満たしているように見えます。
と書かれていますが、この日の位置はそれぞれが、パニックを起こしにくい位置です。
ではそれぞれの銘柄はどこでパニックが起こっているでしょうか?
2月1日にパニックが起こっています。
ですがギャップが大きすぎるので2月1日にはエントリーをしていません。
スイングスキャンにも表示されていません。
2月3日にパニックが起こっています。
2月3日にはこの銘柄へエントリーしています。
スイングスキャンで候補として表示されています。
2月3日にパニックが起こっています。
2月3日にはこの銘柄へエントリーしています。
スイングスキャンで候補として表示されています。
2月3日にパニックが起こっています。
ですがギャップが薄いのでエントリーしていません。
スイングスキャンには表示されていません。
理想的なパニックが起こった最初の位置でエントリーするのがベストです。
そこでバイイングパワーを投入することです。
自分で考えられる、エントリーしなかった理由は、4つともトレンドが強くなっているので反転の可能性がある、前日のローソク足がけっこう長い下ひげがあるので、ショートのエントリーは危険、の2点ぐらいしか思い浮かびません。
トレンドは4銘柄とも強くはありません。
ダウントレンドです。
これはハイローバンドを見れば分かるはずですが。
またハイローバンドギャッププレイの場合、ヒゲは全くエントリー条件には関係ありませんし、影響もありません。
受講者の方で受講者用掲示板へ「ヒゲは・・・」と書かれる方が時々いらっしゃいますが、それは勝手なルール変更です。
そのようなルールはありませんので気をつけてくださいね。(笑)
0309 Thurs.
譜面作成ソフト
楽譜作成ソフトというのは、普通余り馴染みがないシロモノだといっていいだろう。
だがアマチュアバンドであるハイローバンドの練習をする際に必要になるのが、楽譜だ。
各自が自分のパートを聴くだけで、コードを聞き取り、自分で練習しておいて、あとはスタジオで音合わせをするという風にできればベストなのだが、アマチュアバンドの場合そこまでできるメンバーは少ないのが普通。
でも、誰かがやらなければ、前へ進まない。
というわけでシーケンスソフトでデモを作ったのはいいが、楽譜がないと次へ進めない事に気がつき、楽譜を書かなければということになったのだが・・
前は手書きで楽譜を書いていたが、ネットで調べると最近はいろいろなソフトがあるようなので、フリーソフトをまず片っ端からダウンロードして使ってみた。
だが、ほとんどのものは音符の入力時に効率が悪かったり、どのように入力していいのかがわからないものが多い。
それにコードネームを希望する位置に書けなかったりと「あちら立てればこちら立たず」のものばかりで、結局フリーソフトで使えるものはなかった。
それに実際にやってみるとわかるが、多くのフリーソフトが採用しているマウスで音符を正確な位置へ記譜するという作業は、意外とやりにくいのだ。
ワープロのようにデフォルトになる方式がないのが問題なのかもしれないが、それでもいろいろ試しているうちにやっと出会ったのがここの製品。
音符の位置というか高さをキーボードの上下矢印キーで簡単に変更できるというのは、とても使いやすい。
マウスで大体の位置へ音符を置いたあとで、簡単にその位置を修正できるからね。
フリーで使える Finale Note Pad
も、入力はこのように他の値段の高いシリーズと同じなので、とてもやりやすいのだが、楽譜を4小節単位で書くということができなかったり、曲の途中で調号・拍子記号の変更ができないといった風に使えないのだ。
こちらにラインアップと比較表があるが、Finale
(フィナーレ)はクラシックのオーケストラの楽譜を書く場合には必要になるかもしれないが、ジャズやポップスのような少ない編成だと Allegro で十分だ。
なわけで Allegro
(アレグロ)という楽譜作成ソフトを購入。
アクロバットで書かれたヘルプがかなり充実しているので、じっくりと読んで行くうちに何とか使えるようになるのだが、それでも慣れないとなかなか大変だ。
MIDIメニューから「プレイバック開始」を選択すると、書いた楽譜を演奏してくれるため、できあがった楽譜を耳で聞いて間違いがないかを耳でもチェックすることができるのだが、これはなかなかありがたい機能だ。
またタイやスラーがつけやすいというのも大きなポイントで、スラーは変形図形を選択し、始まりの音符の上でダブルクリックをしてから、スラーをつけたい最後の音までドラッグドロップする、というわかりやすい操作だ。
それに下のように、かなり細かい位置の調節ができるうえ、音符が固まっている場所で書き込むスペースがないところでも、変形させて適当にずらして記譜できるのだ。
こうした記譜の際の微調整が、コードネームの記入や、タイトルの書き込みなどのすべての項目でできるというのは、実際に操作をしてみると非常に大事だということがよくわかる。
ということで、ここまでできるとなると、もう手書きには戻れないな。
しかし何だか肩の凝ることばかり、やることになるなあ・・全く。(笑)
0308 Wed.
昨夜のマーケットはギャップダウンで開始したが、下はナスダック総合指数。アップトレンドラインがいきなり崩壊したのだ。22799の水平線が昨夜のオープニングの位置になる。
さてハイローバンド銘柄はどうなったか?もちろん処分したが、これだけのドローダウンにもかかわらず、この日だけのハイローバンドのトータルでのロスは、マイナス2.3ポイントとプラス2.1ポイントでトータルでマイナス0.2ポイント。
まるでイントラデイでのロスのレベルなのだ。さらに30分マジッククロスを組み合わせると、素晴らしいゲインを叩き出せることになった。詳細はこちらを見ていただければお分かりになるはず。
逆指値を一切使わずに、銘柄へリスクを分散するだけでここまでの結果を出せるのは、リリース目前のスキャンシステムの威力だと断言していいだろう。
ということでデイトレードネットは、4月からいよいよ新しい局面へ突入する。具体的なことはまだ書けないが、昨夜のイントラデイのパターンを見ていただくと、今までと少し違うことにお気づきになるはずだ。
公開するとすれば多分5月のアドバンスセミナーになるはずだが、いわゆる「アルゴリズムトレード」あるいは「ロボトレード」に大きく一歩近づくことになるだろう。
ダブルOK手法
昨日書いた「戦略と戦術」は、実は今日の解説のための伏線となるもので、基本的な考え方がより理解しやすいようにと、解説をしたのだが、今日はその具体的な例を4ヶ月間の実例を挙げて解説。
スイングスキャンとブレイクスキャンプロのリリース前に、この2つのシステムを有効に使ってより有効なトレードを行うための考え方を述べておこうというわけだ。
リリース後だと、「気」はそっちのモジュールへ行ってしまうはずだからね。(笑)
以下はギャッパーズアイに掲載した 2005年11月からの4ヶ月のハイローバンドプレイ をまとめたものだ。
下の黄色の部分はナスダック総合指数のそれぞれの月のチャート。
これまでの最高のゲイン92.56ポイントを獲得。
トレンドの強いゾーン。GOOGの2回で60ポイント近くを稼いでいる。
GOOGをはずすと、33ポイント弱のゲインとなる。
一転して難しい横ばいのゾーン。
ハイバンドとローバンドの外にあるローソク足の数はわずかに3本しかないことからも、エントリーのチャンスは少なかったことがわかるだろう。
後半は難しいゾーンへ突入。
後半のハイバンドとローバンドの外にあるローソク足の数は少ない。
2月は神経質で難しい横ばいのゾーン。
ESRXのいきなりの下落には参った。(笑)
エントリー頻度
12月39トレード
2005年
01月28トレード
02月40トレード
03月35トレード(下旬からスイングスキャン使用)
04月46トレード
05月34トレード
06月30トレード
07月36トレード
08月25トレード
09月22トレード
10月37トレード
11月18トレード
12月15トレード
2006年
01月19トレード
02月19トレード
次に獲得ポイントで比較してみると
・・
(1ポイントは1000株だと1000ドルに相当)
2004年
11月40ポイント
12月38.15ポイント
2005年
01月38.21ポイント
02月37.6ポイント
03月32.45ポイント(下旬からスイングスキャン使用)
04月73.97ポイント
05月75.08ポイント
06月54.50ポイント
07月39.62ポイント
08月31.65ポイント
09月71.04ポイント
10月60.42ポイント
11月92.56ポイント
12月17.62ポイント
2006年
01月33.29ポイント
02月28.83ポイント
ここまでの総合計ポイント 764.99ポイント
1ヶ月平均 47.88ポイント
11月からエントリーの数が大幅に減っていることにお気づきになっただろうか?
ナスダック総合指数は2006年1月から添付しているが、エントリー回数を減らすことができるのはこの総合指数を見ながら絞り込んでいるからだ。
「減ら
した理由」はポジションのいわゆる枚数を増やすため。
前月の10月の記録を見ればわかるが、それまでの一ヶ月30トレード前後に比べると回数は、ほぼ半減している。
トレードで勝てるようになってくると、多くの方は利益の額を増やしたいと考えるはずで、そうした場合は2つの選択肢がある。
・取引回数を増やすつまり保有銘柄数を増加させる
・取引回数を増やさずに株数を増加させる
ではそれぞれの方法についてそのメリットとデメリットを考えると・・
・取引回数を増やすつまり保有銘柄数を増加させる
この場合、銘柄数を増やすと、条件の悪い銘柄をポートフォリオの中に入れざるを得ないため、利益率は必ず下がることになる。
また銘柄選択やエントリーのために拘束される時間が長くなるというデメリットがあるのだ。
・取引回数を増やさずに株数を増加させる
利益の額を増やしたい場合、株数を単純に増やすという方法が最もシンプルで心理的な抵抗も少ないためよく行われる手法だ。
銘柄数を増やすわけではないので、銘柄選択やエントリーのために拘束される時間が長くなることはなく、その時間があるのなら、イントラデイプレイのために使うことができるのだ。
30分マジッククロスのようなイントラデイプレイを組み合わせる場合、イントラデイにも株数を回す必要があるため、銘柄数を増やして銘柄選択をする時間を少なくするメリットはより大きくなる。
30分マジッククロスというイントラデイプレイを組み合わせる場合、次のように取引回数を減らすという選択肢が生まれる。
・取引回数を減らして株数を増やす方法
下が回数を減らしてポジションを2倍にした場合のゲインだ。
マネーマネージメントをうまく組み合わせることで、資金量が多くなくてもこのようなゲインを叩き出せるわけだ。
2004年
11月40ポイント
12月38.15ポイント
2005年
01月38.21ポイント
02月37.6ポイント
03月32.45ポイント(下旬からスイングスキャン使用)
04月73.97ポイント
05月75.08ポイント
06月54.50ポイント
07月39.62ポイント
08月31.65ポイント
09月71.04ポイント
10月60.42ポイント
11月125.32ポイント
12月35.24ポイント
2006年
01月66.58ポイント
02月57.66ポイント
11月はGOOGの59.8ポイントはそのままでそれ以外の銘柄の32.76ポイントを2倍にして計算。
65.52ポイント + 59.8 ポイント = 125.32ポイント
もちろん資金が多い場合は、GOOGも2倍にできるから、
65.52ポイント + 119.6ポイント = 185.12ポイント となる。
このように上の結果に加えて、30分マジッククロスのゲインも上乗せすることができるのだ。
ハイローバンドギャッププレイがある程度できるようになれば、スイングスキャンとブレイクスキャンプロを使うことでゲインをさらに向上させることができるうえ、
スイングスキャントブレイクスキャンプロを併用すれば、イントラデイのプレイも、最小限のストレスで楽しめるというわけだ。
0307 Tues.
戦略
と戦術
「戦略なき戦術」と
いう言葉があります。「木を見て森を見ず」というのもこの「戦略なき戦術」の一種といえるでしょう。戦略というのは、わかりやすく言えば、全体の見取り図のことです。
目的を達するためには、常に最悪の事態を想定しておく必要があります。
トレードで言えば、儲かった脱出ポイントを考えるだけではなく、カットロスのポイントを決めてからエントリーするということで、これはワンクリックシミュレーションでも繰り返し解説しています。
つまりエントリーした後でのカットロスポイントの設定は、「戦略なき交渉」になりやすいのです。時間を無駄に遣い、
トレードをギャンブルにしてしまうことにもなりかねません。
一方で戦術というのは、戦略の下位に相当する概念で、軍事的に言うと、一回の戦闘行為における戦力の使用法を戦術と呼んでいます。
ですが一般的には、ある目的を達成するための具体的な方法
を戦術と呼んでいます。
たとえば会社に置き換えると、戦略を「株主や社員に感謝され、社会に貢献する会社」を経営者が目標にしていたとします。
その場合、法を守ることや実力に応じた人事、適切な商品開発、システムの改善
、そしてリストラなど、ほとんどの改善策というものが、戦術となります。
つまり商品開発やリストラは目的ではなく「株主や社員に感謝され
、社会に貢献する会社」にするための手段だということになります。
ではトレードの場合はどうなるでしょうか?
勝率、利益率、マネーマネージメントなどの個々の要因はいわゆる、戦術です。
その戦術を組み合わせて、自分の毎日の生活をどのようなものにするのか、あるいは、得たお金を何のために使うのか?というのが戦略になります。
では誤った手段や戦術を目的としてしまうと、どういうことが起きる
のでしょうか?
個々の要因にこだわりすぎ、それが間違った方向へ進むということはよくあります。
たとえば、勝率はよくないが「儲かりさえすればいい」「儲けが出ていればそれは正しいやり方だ」という考え方があります。
資金がある程度大きくなってくれば、トレンドに沿っている限り、かなり低い勝率でもトータルで利益が出るようになります。
ですがそれは、ただ一つの戦術が初歩の段階で達成できているだけに過ぎないのです。
まず最初は損切りを薄くして、勝率が低くてもトータルで勝てるようになる必要があるのですが、そうした段階を過ぎると、次は戦術をよりブラッシュアップして勝率を上げるという次の目標を設定しなければなりません。
軍隊では指揮官のミスジャッジで、多くの部下の命を危険に晒すことがあります。
戦闘では同じ距離を侵攻するために、部下の死傷者をどれだけ少なくできるのかは、まさに指揮官の戦術の腕次第。
部下の命を失うことを気にしない指揮官のもとへ、優秀な部下が集まることはないということを忘れてはなりません。
では同じことを会社のケースにあてはめてみましょう。
売り上げは大きいが、利益が少ない会社は、いわゆる商品のヒット率が低いということになります。
または経費などの支出が多すぎるケースもあります。
ヒットを出せないいわゆる赤字の部門をどんどんと切り捨てて、儲かった部門だけを残すということは、ごく一般的に行われるやり方です。
ですがこれも程度問題です。
行き過ぎればリストラをやり過ぎて、会社の活力がなくなるなどという弊害で、最後はよくない結果となりやすいのです。
自動車メーカーなら、売り出す車種がすべて採算ラインに乗り、大ヒットするのが理想でしょう。
ですが、現実問題としては、そうはゆかないので、売れない車種は切り捨てるとかモデルチェンジをして対応することで、トータルで黒字にしているわけです。
まともな戦略を保持し続けるためには、自分の位置と実力を客観
的に見ることができなければなりません。
この前提を見誤ってしまえば、どれだけ戦術を
たくさん組み合わせても、結局長いスパンで見るとうまくゆかなくなるのです。
これは歴史が証明しています。
ですから会社がどの程度儲かってきたら、何のために会社を運営するのか?
ということを経営者はよく考える必要があります。
利益が出てくれば、自分の会社の従業員にこそ、利益を分配すべきなのではないでしょうか。
下請けを泣かせて、自分だけ儲かるような仕組みを作る、あるいは儲かっているのに従業員へそれを分配せずに給与をできるだけ抑える。
そうして利益を出せる会社にする。
これは日本の大会社に多く見られる、間違った戦略の結果なのですが、経営者はそれを正しい、あるいはこれこそが儲かる仕組みだと胸を張るのです。
見取り図という戦略がないままでトレードを始めてしまうと、とりあえず「儲かっていればそれは正しいトレード方法だ」という発想にな
ってしまいがちです。
見取り図をつくったうえで、できるだけ短い拘束時間で利益を出す方法や、できるだけ負けない戦術を常に考える、
などという本来の常識的な正論に従って、しっかりと検討し、時にはシミュレーションへ戻り、謙虚な姿勢で次のレベルへと一歩
ずつ進むことは大事なことです。
マーケットの指数を見ながらマーケットが強いときは積極的に進み、トレンドがハッキリしないときはトレードの数を抑えるなどという考え方を「戦略的思考」と
呼びます。
つまり戦略的思考というのは、自分が置かれている状況を正確に把握して、位置づけを客観視できる能力が備わって、初めて可能になる発想
だといってもいいでしょう。
ですがだからといって、見取り図さえあればいい、という問題でもないのです。
そうしたレベルが達成できると、次には儲けたお金を使って、自分の人生をどのように変えたいのかというレベルの戦略を持っているかどうかが問われることになります。
好きになった相手と共に過ごしたい、交際したいという目的で、ストーカーという戦術をとってしまうと、その夢が叶うどころか、逆に警察に逮捕され
ることになってしまいます。
このような例だとよくわかるのに、トレードになると何故見えなくなるのでしょうか。
欲と恐怖の渦巻くマーケットに「どっぷりと嵌っている」時間が長くなると、精神的なバランスをとることが難しくなってきます。
ですから時にはそうした世界から離れ、違う世界へ身を置いてみる、というのが有効な戦術になることもあるのです。
目的とする戦略のために、そのときに最適な戦術を選択し、効果的に使えるように精進する。
これこそが最もやりがいのある、究極の戦略なのかもしれません。
0306 Mon.
脳内ブレーキ
昨日は朝からカミサンとOAZOの丸善へ行き、ランチまで時間があったので喫茶店でお茶を飲む。朝から天気がよかったので、少し春らしくなってきた日が差し込む喫茶店で、のんびりまったりと過ごすのもたまにはいいものだ。
早めのランチだったので、蕎麦屋では最初の客だったが、うまい蕎麦を楽しみ、神戸屋でパンを買い帰宅。途中で午後からの指圧の予約を入れる。
羽生善治さん(棋士)の「決断力」(角川oneテーマ21)には、このような記述がある。
私が、将棋を上達するためにしてきた勉強法は、初心者のころも今も変わらない。基本のプロセスは次の4つだ。
・アイデアを思い浮かべる。
・それがうまくいくか細かく調べる。
・実戦で実行する。
・検証、反省する。
なるほど、これはまさにトレードの手法を考えるときと全く同じだ。
たぶんあらゆる仕事に必須なプロセスだといっていいだろう。
「対局が終わったら検証し、反省する。対局では、常に正確な手を指していることは少なく、どこかでミスをしている。そこで、どこでミスをしたかを確認し、もしミスをしないで進行していたら、どのような展開になったかを検証、反省する。対戦相手がミスをした場合も同様である。対局では、相手がミスしたのでアイデアが生きた、相手が正確に対応していたら成功しなかっただろうということはよくあることだ。」
プロの棋士は「頭の筋力」を鍛えるために、このように脳を鍛えるのだろう。
だがこうした検証は、事前に立てた実践できる仮説があるからこそできるわけで、斬新なアイデアや仮説がまずは大事だということになるのだが、セミナーではマーケットが相手になるわけだ。
セミナーでは、将棋の世界と同じように、トレードの世界における仮説の仕組みを解説しているのだが、昨日は1DAYのセミナー。
そのセミナーではメソッド、いいかえるとこうした「仮説の塊」について解説するのだが、10人に対して理解できるように、一日4時間以上解説するというのは、文字で書かれたものから想像する以上に疲れるものだ。
そのため今日はいわゆる体調を元へ戻すための休養日だったわけだ。
今日は疲労感が強く、そのことを話すと、もうすっかり馴染みになったO先生曰く、頭を使うと凝りは全身へ広がるのだという。
先生には、セミナーの詳しい内容を話したこともないので、彼はどういうセミナーなのかといったことは全く知らないはずだが、終わる間際に「いやあ生き返りました」と言うと「肉体労働というのはそれほどでもないですが、頭の中でブレーキをかけるっていうのは物凄く疲れるものですからね。」
ブレーキねえ・・なかなか面白くユニークな表現だ。
ポルシェのブレーキは、宇宙一よく利くブレーキだといわれているが、だから思い切ってアクセルを蹴飛ばせるわけだ。
この一言からも彼が只者ではないことがわかるだろう。
つくづく、いい先生に巡り合えたものだと思う。
こんばんは。そして、初めまして。First.Zeroと申します。たまに拝見させていただいております。
いきなりですが、上記の基本プロセスは、研究過程に似ています。
・アイデアを思い浮かべる。
→課題の発見
・それがうまくいくか細かく調べる。
→課題を解決方法を研究する
・実戦で実行する。
→実際に実験を行う
・検証、反省する。
→評価を行う。フィードバック
「あらゆる仕事に必須のプロセス」……しっくりときますね。
ここでも、脳内労働は盛んに行われていて、頭を使い続けている筈なのに、肩が張ってきたり、眼も痛くなったり……身体にも確かな異常って感じられますね。
どこまで考えても、結論が見出せない時、際限なく人は考えますね。そこに「ブレーキ」が無ければ、半永久的に思考し続けることになる。そんなの、正直耐えられませんね。どっかで休憩ポイントを取らないと、壊れてしまいます。
ほんと、優良なブレーキを使いこなせるんならば、少々無茶な加速をしても、パッと停止できる。如いては、頭の切り替えの早さに繋がっていくんですね。脳内ブレーキとでも名づけておきます。ほんと、ユニークな表現です。
脳内ブレーキね。なるほど。
で停止後?(笑)点検と調整後、私の場合は音楽です。
聴いたり演奏したりと、気分的に全く違う世界で楽しみます。
加速と減速だけの世界じゃあ、車になっちゃいますからね。(笑)
0305 Sun.
「みんなの意見」は案外正しいか?
IT産業も構造的に、あたかも自動車産業型モデルのように、それぞれの分野で数社しか残らない状況になっている。
利用者層が拡大するにつれ、マイクロソフト・ヤフー・グーグルなどのような大手がシェアを握るという様相を呈している。
所得の高い層は、外へ出かけて観光や遊びに十分なお金を使うことができる。
だがお金のない層ほどインターネットを利用する時間が長くなり、ますますその層は拡大するという傾向があらわれることになる。
年収300万円以下でも月額数百円の携帯電話などのサービスを利用するのはいまや一般的で、いわゆる生活のためのインフラ化という点からも、所得が低い人ほど
割合としてもネット利用が増えることになるわけだ。
つまり低価格で機器やサービスを提供できる、資本の大きなところだけがシェアを握ることができる傾向が強まることになる。
また、ベータ VS VHS の戦いでわかるように、優劣は製品そのものではなく、その周辺に依存することが多くなる。iPod は Music Store があるからこそ、その魅力がより際立つのだ。ウィンドウズの方がマックよりシェアを握ることができるのは、ソフトの数が多いからにほかならない。
トレードの世界でもマック用のソフトがないために、すべてがウィンドウズマシンであり、アップルの製品を使っているユーザーも、トレードを機会にウィンドウズ版へ移行せざるをえなくなっている
。つまり大多数を制するものが勝者になるというわけだ。
そのためコストをどれだけ下げることができるかという点での競争となるが、そうなると無料で提供するサービス上に、さらに別なサービスを載せて提供す
るといった形態でコストを下げることになる。
プロモーションにしても、今までのような広告媒体を利用するのではなく、ブログやメールマガジンなど消費者自身が情報発信を行なうメディアを活用する
というように、多様化し少しずつ様変わりすることになる。
こうした「パイの奪い合い競争」ではまず最初の段階で、競争に勝つこと以上に「生き残るために食べてしまう」ことが重要になる。
薄利多売、時には赤字覚悟で取り組まなければらならないので、財務内容の健全化や若くてやる気のある社員だけに切り替えるといった生き残りのために経営資源を集中する必要が
出てくるのだ。
だが面白いことに、社会の構造は逆になってきている。
これからは高年齢層の人口が増え、若くてやる気のある社員の活力は、その負担のために費やされてしまう。
こうした矛盾に立ち向かうため我々は、違うサイドからの目線が不可欠となるわけだが、問題は日本が「属した組織を一度も辞めたことのない人たち」ばかりで支配されている国だということだ。
だからこそ、そうではない目線が必要になるのではないだろうか?
という長い前フリだったが(笑)今日はこの本をご紹介。
「みんなの意見」は案外正しい
ジェームズ・スロウィッキー (翻訳), 小高 尚子
単行本: 286 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047915068 ; (2006/01/31)
この本の著者は "Wisdom of Crowds" 発生の条件を4つを挙げている。
多様性(各自が独自の私的情報を多少なりとも持っている)
独立性(他者の考えに左右されない)
分散性(身近な情報に特化し、それを利用できる)
集約性(個々人の判断を集計して集団として1つの判断に集約するメカニズムの存在)
これって見方を変えるとトレードそのものではないだろうか?
これまでは、ごく少数の上手くいったやり方が「正しい」とする考え方だったが、この本での筆者は「システムの成功は、どれが敗者かはっきりさせて速やかに淘汰する能力にかかっている。いや、もしかすると、そもそも大量の敗者を輩出できる能力の有無が、システム成功の鍵を握るとも言い換えられたほうがいいのかもしれない。」と述べている。
わたしの専門の分野の株式市場について言わせてもらうなら、データをもとにした裏づけがなく統計学的な手法等での解析がないのが若干気になるのだけれど、身近な例を豊富に挙げることで読みやすくなっているという利点もあるので、このあたりは著者の思惑なのかな?
まあ気にならない読者にはかえってわかりやすいかもしれないが、空売りの説明は、トレードをやったことのない人には、なかなか分かりにくいだろう。
翻訳された方がトレードをされたことがなければ、この部分の翻訳はさぞ大変だったろうと思う。(笑)
目次
集団の知恵
違いから生まれる違い―8の字ダンス、ビッグス湾事件、多様性
ひと真似は近道―模倣、情報の流れ、独立性
ばらばらのカケラを一つに集める―CIA、リナックス、分散性
シャル・ウィ・ダンス?―複雑な世の中でコーディネーションをする
社会は確かに存在している―税金、チップ、テレビ、信頼
渋滞―調整が失敗したとき
科学―協力、競争、名声
委員会、陪審、チーム―コロンビア号の参事と小さなチームの動かし方
企業―新しいボスって、どうよ?
市場―美人投票、ボウリング場、株価
民主主義―公益という夢
という目次でわかるように書いてある事例は面白いから、この本から何か具体的な教訓を読み取ろうとせずに、アメリカという国に属している著者の目線ではそう見えているのか・・という感じで読むと、いろいろと見えてくるものがあると思う。
たとえば・・
この本では集団によって個人の意見が抑圧されてしまう言論弾圧が行われたり、「集団行動を乱したくない」という思いから自ら意見を封じ込めるなどが発生することが指摘されているが、これは日本で起こりやすい現象だといえるだろう。
これからの日本は、大組織中心の高度成長型モデルではない「変化する新しい社会構造に柔軟に対応できる「個と組織との関係」を考えなければならないわけだが、そういうことを感知できる若い人たちが「組織を一度も辞めたことのない」層と同化しないことを祈るばかりだ。
結論:一読に値するまじめな良書。
出版社/著者からの内容紹介
人間は集団になると烏合の衆と化し、愚かな行動に走ると言われてきたが、それは違う。一握りの天才や、専門家たちが下す判断よりも、普通の人の普通の集団の判断の方が実は賢いのだ。多様な人間が、独立して判断を下す重要性を説き、インターネット世界を中心に広まる「たった一人のユーザーの判断の積み重ねが価値を生む」という新しいコミュニケーションのあり方を提言する。来るべき未来社会のスタンダードを示す必読書。
セミナー受講の順番について
前略
馬渕様
初めまして私、現在神奈川県に住む***と申します。先日先生のDVDを拝見させて頂き、是非セミナーを受講してみたいと思いました。
私は現在、会社員です。そのためセミナーの日程の点がもっとも難題になってきます。セミナーを受講したい気持ちが強かったため以前より日程調整をして、ようやく「3月25日からの日本基礎トレードセミナー」5月以降の「米国株ライブトレードセミナー」に申し込みできるような状況となりました。
そこでご質問なのですが本来は「日本基礎トレードセミナーと日本株ライブセミナー」そして「米国株基礎トレードセミナーと米国株ライブセミナー」がセットになっているのでしょうが私が現在、おかれている状況で受講可能なのが「日本基礎トレードセミナーと米国株ライブセミナー」になります。この受講は焦点のはずれた受講なのでしょうか。
ちなみに私のおかれている環境は1ヶ月の内2週間は日本時間で22:30もしくは23:30分からトレードが可能で1ヶ月の残り2週間は9:00からトレードが可能です。
メソッドは両国株同様なので私の計画している受講内容は焦点はずれておらず米国株ライブセミナーを受講すれば日本株にも応用可能なのかそれとも日本株と米国株を分けているのは互いに大きく異なる点、例えば執行スピード等の理由があるため私の受講内容は焦点がずれているのか教えて頂ければと思いメール致しました。
ご多忙かと存じますが何卒、手のすいた時にご回答頂ければと存じます。
追伸:先生のお言葉で「思いたったら行動、心の垢を落とし光を求めよ(先生は覚えていないかもしれませんが)」に感銘を受けました。この言葉のおかげでいつも行動が伴わず口だけ達者の私が日程の点でいろいろ計画だててようやく小さな一歩が踏み出せました。ありがとうございました。
草々
基礎セミナーのメソッドは、日本株でも米国株でも基本的に同じです。
デイトレードでは執行した結果の「約定」がすぐに戻ってこないことがあるという点で、日本のマーケットは、大きなハンディーがありますが、ハイローバンドギャッププレイというスイングトレードならこうしたデメリットは、ほとんどなくなります。
一方、米国マーケットは「英語」と「海外送金」および為替という点で、避ける方も多いようです。
執行ソフトの性能の違いや、マーケットの動くスピード、さらには売買の仕組みつまり板寄せ方式とマーケットメイク方式というように、日本株と米国株では違っている点もかなりあるため、両方のマーケットを実際にご自分で体験されるのが一番だと思います。
そういう意味では、日本基礎トレードセミナーのあとで米国株ライブセミナーという順番の組み合わせでも、問題はないと思います。
0304 Sat.
さて昨夜の米国マーケット。事前チェックではいいものがない。GOOGだけ。細かく狙い撃ち作戦だ。気をつけなければならないのは、トレンドがない位置だという点だ。こういうスカルピングというトレード方法は、ハイローバンドと違ってトレンドがある位置でも、入るのが遅いとうまく行かないのだ。そしてまず1発目に勝つこと。
ダブルGというアドバンスプレイも飛び出したが、そういえば5月はアドバンスセミナーだ。早いものでもう一年か・・鎌田さんに逢えるのが楽しみだ。って書くと怪しい関係のようだがそうでは有馬温泉。<出た!(笑)
ハイローバンド銘柄は我慢のホールド。で1銘柄を追加。どうしてっていう質問が来そうだな。というわけで?今日はジャンプアップセミナーで解説の予定。
絶好の教材だからね。
みなさんよい週末を!
ヘッドセット
出かけるときに忘れると困るもの、それは携帯電話とワイヤレスのヘッドセット。
特に車を運転するときは、なくてはならないアイテムだ。
昨年11月の改正道路交通法によって、こうしたヘッドセットがない状態で運転中に電話をすると、反則金6,000円、行政処分1点の違反となることは皆さんもよくご存知のはず。
ワイヤレスのヘッドセットを使うときになくてはならないものが、Bluetooth。
だが、Bluetooth付きの携帯電話ってとても少ないのだ。
ざっと調べると・・
au W31T、au W21T、au A5504T、DoCoMo FOMA F900iT
Nokia 7600、Vodafone 802SE、Vodafone 703SH、Vodafone 802SH、Vodafone
902SH、Vodafone 903SH、Vodafone 902T
といったところだ。
一口にワイヤレスのヘッドセットといっても、「かけ心地」がいいもので、なおかつデザインもいいものを・・というと非常に選択肢は限られる。
携帯は Vodafone
903SH を使っているのだが、いろいろと試してみて行き着いた先は Plantronics
Voyager 510。
リチウムポリマーバッテリー内蔵で、最長6時間の連続通話、最長100時間の通話待機が可能で、スタイリッシュかつ17gという超軽量がまた嬉しい。
左右どちらの耳にでもワンタッチで装着できる仕組みも、なかなかスマートなやり方で、気に入っている。
Plantronics社のヘッドセットは、NASAが1960年代に実施したアポロ計画でも採用された実績を持っている。
同社のテストでは、自動車の運転シミュレーターを用いて、運転時に携帯電話で通話する場合、ヘッドセットを利用していた方が運転精度が格段に上がるのだという。
片手でハンドルを操作し、もう一方の手で携帯電話を持って運転する場合に比べて、ヘッドセットを装着していれば、反応速度が181%、ハンドル操作の正確さは67%向上する結果になったという。
両手が空く便利さは、パソコンの前でサポートを受ける際の電話のやりとりを一度でも経験すれば、病み付きになるはず。
ワイヤレスなので、携帯電話から10メートル以内なら離れてもOKだしね。
ただよく、聞かれる。
「耳にしているそれって何ですか?」
コミュニケーションにはなくてはならないツールだ。(笑)
0303 Fri.
Yodobashi - Akiba Watch
秋葉原と「つくば」を最短45分で結ぶ「つくばエキスプレス(TX)」が昨年2005年8月24日に開業、その後ヨドバシカメラ、マルチメディアAkiba が9月16日にオープンしたことは、こちらでも「ヨドバシカメラ、マルチメディアAkibaの店内を公開〜アキバ系よりも、家族連れを強く意識した店舗に」というタイトルでかなり大々的に取り上げられたため、ご存知の方も多いだろう。
開店直後は連日凄い人出だったようだが、半年経った今なら、それほどでもないだろうと、二日連続!?で秋葉原のヨドバシカメラへ。
平日は朝9時半から夜10時まで営業をしているという開店時間の長さに加え、400台の大駐車場が嬉しい。
自宅からは車でたった15分から20分の場所で、昭和通りからはすぐなので何かと便利なのだ。
周りの道路は広く、この一角は何というか秋葉原らしくない雰囲気だ。
飲食店が多いのも特徴だ。
駐車場の収容台数は平日の昼前の水準では十分だが・・
地下への通路は狭い。
駐車場には911が・・
左の911に比べるとボクスターは
より柔らかな曲線でデザインされていることがわかる。
こうして比べると、右のボクスターの方がよりヨーロッパ的?
エスカレーターとエレベーターがあるので、売り場へのアクセスは早い。
ここは地上の出入り口。駅と直結した通路もある。
売り場はアメリカのモールのようなサイズで、とにかく巨大だ。
目的はプリンターのインク購入。
ついでに4階へ・・
DJミキサーの最高峰DJM-1000。
DJ / CLUB インタビューがなかなか面白い。なるほどね。
ループ素材音源の品揃えのよさは圧巻だ。
私のように詳しくない人は「遠藤さん」を指名して相談するといいだろう。
これだけの商品知識を持たれているスタッフを配置しているとは・・
ヨドバシカメラ恐るべしだ。
空いていたので結局2時間近く相談に乗ってもらった後に・・
Live 5 と ソフトシンセOPERATOR
のバンドル版と
遠藤さんのお勧めで、SOUND
FORGEの廉価版に相当する
1月20日に発売されたばかりの SONY
Audio Studio を購入。
お勧めのループ素材も数枚見繕ってもらう。
SONAR5 Producer Edition はすでに購入済み。
1時も過ぎてハラが減ったので8階のレストラン街へ
昨日カミサンと行った「さんるーむ」アゲイン。
焼肉屋などは盛況で並んでいたが、ここだけは何故か空いていた。
みなさんの不健康指向のおかげで、並ばずにランチを楽しめました。(笑)
豆腐ハンバーグ定食
和風れんこんハンバーグ定食(麦飯又は黒米・とろろ又はスープ)
もヘルシーでおいしい!
0302 Thurs.
ミニの魅力
クラシックMINIの系譜を受け継いでいる新しいMINIの魅力とは何か?と聞かれたら「国産車にないすべてがMINIにはある」ということになるのだろうか。
まずはそのデザインから。
エクステリアデザインは、往年のMINIをモチーフとしてを全く新しいカタチを作り出したのだが、前の古いミニと比べるとデザインのラインの1本すら同じところは無いのだが、それでもきちんとミニらしさが表現できているというのは驚くべきことだと思う。
一応大学ではインダストリアルデザイン専攻だったので、デザインには一家言持っているのだが、そういった視点からも男女を問わずどんなシーンでも受け入れ、うまく着こなせることのできる外観を創りあげたという点は実に大したものだ。
一流ホテルの前で、臆することなく堂々とバレットパーキングへキーを預けることができるかどうか?というのはそうした一つの判断基準なのだが、オリジナリティーというレベルでこうした点を考えると、国産車はまさに壊滅状態。
このレベルまでデザインという仕事をこなしたというのは、まさにBMWのデザインチームの勝利といっていいと思うが、MINIを生み出したBMWのスタッフたちは、たぶん「MINIの魅力とはなにか?」という点について深いところまで理解していたのだろう。
駐車場へ戻り車が目に入るたびに、キュートでありながら、しっかりとした力強いマスを感じさせるデザインは、所有するものに高い満足感を与えてくれる。
ミニクーパーSのコンパーティブルは、最終的に400万円を超えるプライスタグとなってしまったが、実用として欲しいアクセサリーを加えると、どうしても高くなってしまう。
冷静に考えると定員および車内空間の広さという点からは、かなり割高な車だといっていいだろう。
だがいまだに半年以上待たなければならないほど、日本でもオーダーが殺到しているのだ。
MINIは今でも、日本において毎月1千台前後がコンスタントに売れ続けている。
マツダロードスターと値段は同じか割高な値段で、なおかつ輸入車という条件にもかかわらず、これだけの台数を販売しているということは、多くの人が割高な価格にもかかわらず、それだけの価値があることを認めているということになるのではないだろうか。
だがミニの魅力はその外観だけではない。
BMWによって年々改良され続けたエンジンは、2005年モデルからは爽快に回るフィールを手に入れ、クーパーSではスーパーチャージャーの加給によって、たかだか4気筒だとは思えないトルクとあいまって、1300キロを切るボディーを軽々と加速させる。
ウイーン、というスーパーチャージャーの音がなければ、よくできたNAエンジンかと錯覚するほどよく回るようになったのは、BMWの開発チームの功績と言っていいだろう。
足回りも初期のミニとは別物といっていいほど熟成され、今や海外では1シリーズや3シリーズより高い評価を受けるほどで、乗り心地だけをとってもBMWの1シリーズである130iMスポーツよりも、遥かに洗練された乗り味を提供してくれるのだ。
国産車に劣るのは、狭いリアシートや、小さいトランクといったいわゆる荷物を積むという点だけで、その代償としての走る性能の妥協のなさは、まさにBMWのこだわりから生まれた成果だといっていいだろう。
国産車には望めない高いレベルでバランスされたハンドリングは大きな魅力だし、ステアリングを切ると、フロントから素直に回り込む小気味よさとキビキビ感は、ボクスターとはまた違った Fun
to Drive を提供してくれる。
ハードに攻めれば、それなりに高い次元でシャープに反応するうえ、ステアリングを切るたびに、新鮮なフィールを届けてくれる乗り味は、ドライバーにこの車を買ってよかったという満足感を十分に満たしてくれるのだ。
日本の大手の自動車メーカーのエンジニアに「ウチではこういう味付けは車内基準のため、決して許されることはない」と悔しがらせたという逸話があることからわかるように、これだけ運転する楽しさを味わわせてくれる車は、日本車では皆無と言っていいだろう。
サーキットを走れば決していいタイムではないのだが、自分の腕が上がったかのように錯覚させてくれる、トータルでの味付けのうまさは、車の何が楽しさなのかをよく知っているBMWだからこそ、できたのだろうと思う。
ボクスターから乗り換えても、これはこれで楽しいと思わせてくれるというのは、ある意味では驚くべきことなのではないだろうか。
0301 Wed.
昨夜の、米国マーケットはナスダック総合指数がギャップダウンで開始。イントラデイは、GOOGだけ。ナスダック総合指数は上にレジスタンスがあるから、ロングサイド銘柄は一旦手仕舞い。
月曜は入ったのが遅かったから、高値掴み?(笑)になっているしね。銘柄数で稼ぐというわけだ。やっぱりGOOGはいいね。
ハイローバンドは、ショートサイドを残してすべて手仕舞いしたのでロングサイドの2銘柄を選択。さてどうなるか?昨夜の詳細はこちら。
指数の見方については、セミナーで詳しく解説していますが、ちょうどメールでご質問をいただきましたので、参考までにここで回答させていただきます。
お世話になっております。2005年「12月米国基礎」受講者の、「やすけ」こと**です。先日はcoolでのご丁寧な回答、本当にありがとうございました。その前回に引き続き、今回もギャッパーズアイでの疑問についてメールさせていただきました。
先日の2/27(月曜)の米国マーケット、この日、ナスダック総合指数はギャップアップで開始しましたが、私自身は、左には抵抗線となりそうなローソク足の頭があり、またその抵抗線を抜けきらないギャップアップだったので、プルバックの可能性があると考え、まだ積極的なエントリーは出来ない地合い、もし出動するならば明日ギャップアップしたらだと判断していました。
しかし2/27(月曜)のギャッパーズアイ、HLBGPウォッチで先生は
「ナスダック総合指数はギャップアップで開始。ロングサイドへ積極展開だ。」
と判定し、スイングスキャンでひとつだけ表示されていたショートサイド銘柄はパスし、それ以外のロングサイド表示された銘柄に、6個中5つもエントリーされておりました。
結果、エントリーされた全ての銘柄が上がり、指数自体も反転はなく陽線で終わるという、まさに先生の読みどおりの展開で終わっていました。
左の抵抗線を抜けきれてはおらず、MAの並びも完全に強い形ではなかったので、私はもう一日様子見と判断したのを、先生は一足先にロングサイドへ積極展開という判定を下したのは、どこを見ての判断だったのでしょうか?
「月末なんで、化粧期待の声が多いです。」
というコメントが、何か関係していたのでしょうか?
お時間のあるときでかまいませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
この日は、米国株基礎セミナーの最終日でしたので事前に、この日のハイローバンドギャッププレイについての注意点を解説をしたのですが、この日のギャッパーズアイは、そのままの内容に基づいて解説をしています。
が補足をしておきますと・・
上はナスダック総合指数の前日までのチャートです。
マークの位置がオープニングの位置です。
もしこのチャートが個別銘柄なら、この位置でのエントリーはどちらサイドを選択するでしょうか?
ギャップの幅も薄過ぎず適当ですから、当然ロングサイドですよね?
ですから個別銘柄も積極的にロングサイドへ入ればいいというわけです。
ペナントブレイク、つまり赤と青のトレンドラインをブレイクしたら、5日の高値を越えていなくても、ロングサイドへ積極展開をするという作戦がいい、とセミナー会場で解説をしましたがまさにその通りの展開となりました。
下は終了後のナスダック総合指数です。
ただ 23100 にレジスタンスがあるので、翌日ギャップダウンしたらロングサイドの銘柄は、一旦脱出でしょうね。
いわば典型的なペナントブレイク、つまり三角形のトレンドラインをブレイクするパターンだったというわけです。
「月末なんで、化粧期待の声が多いです。」という鎌田さんのコメントですが、まさにそのとおりになりましたね。
彼はチャーチストつまりチャートを読みそしてファンダメンタルを取り上げるという、手法で記事を書かれていますが、テクニカル分析を面白い読み物に昇華させる名手だと思います。
英語のヤフーファイナンスへ英語で記事を書かれていた実力の持ち主なのですから、まあ当然といえば当然なのかもしれませんが。
とにかく、こちらで月額たった998円で毎日、素晴らしい日本語のコラムが読めるのですからね。
私も毎日楽しみにしているファンの一人なのです。実は。
Home /
Index
of Cool
2006
0301-