2006 0115-


0131 Tues.

ハイローバンド 一回目ミーティング

昨夜はまだ風邪が抜け切らず本調子ではないのにもかかわらず、ちょっと打ち合わせに出かけてきました。そのかいがあってか、バンドの件は一歩前進しました。

事のきっかけは、2005年12月のクリスマスパーティー。我々もバンドを組んで来年のパーティーで前座をやろうと盛り上がったのです。バンドの名前は即決まりました。ハイローバンド。(笑)

ですが、光陰矢の如しで、あっという間に2006年ももう一ヶ月が経過し、デビューステージ?まで残り11ヶ月を切ることになってしまいました。

みなさん忙しそうなメンツばかりなので、一応背水の陣ということで、とりあえず一曲、デモを作ってみました。

練習する時間がなさそうだということに加え、まだ楽器編成も決まっていないし、メンバーの力量も未知数なので、とりあえずこのあたりだったらできそうかなという線で勝手に作ってみ たわけです。

で、昨夜のミーティングでこのデモの入ったCDを持っていき 各自に一枚ずつ渡したというわけですが、もちろん自分がやりたい楽器をこのCDにあわせて、練習できるようにカラオケも入れてあります。

 


曲は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のテーマソングか?!と早とちりしてしまう「Fly Me To The Moon」>「私を月に飛ばして!」。

ちょっとした薀蓄を書くと、この曲が作られた1954年のオリジナルのタイトルは「In Other Words」つまり「言いかえれば」だったのです。

最初はほとんど、ヒットはしませんでした。

ですが8年後の1962年、ピアニストのジョー・ハーネルがタイトルを「Fly Me To The Moon」に改め、3拍子のワルツのリズムだった原曲をボサ・ノバにアレンジして、自分のオーケストラでレコーディングしたのです。

アメリカ航空宇宙局(NASA)の設立はちょうど1950年代の終わり頃で、アポロ11号が人類初の月面着陸に成功したのが1969年。

つまり「Fly Me To The Moon」と題名を変えてリリースした当時のアメリカは、実現するかもしれない月旅行の話題でもちきりだった、という時代背景があるのですね。

さらに追い風となったのが、当時ブラジルから上陸した新しいリズム「ボサ・ノバ」に乗せてリメイクしたという点ですね。

このような事情で、この曲は大ヒットして、有名になったというわけです。

 

「月」を歌った曲は、ムーン・リバーとかたくさんあるわけですが「Fly Me To The Moon」は大都会の摩天楼の窓越しに月を見つけたような時、思わず口ずさんでしまいたくなるような曲なんですね。

シャワーを浴びながら、ふと口ずさむことのできる、美しいメロディーと素直なコード進行は、その曲を聴いた誰もを、いい気分にさせてくれる魅力に満ち溢れています。

 
Fly Me To The Moon(1954)
                                        by   Bart Howard(バート・ハワード)

Fly me to the moon
And let me play among the stars
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
In other words hold my hand
In other words darling kiss me
 
Fill my life with song
And let me sing forevermore
You are all I hope for
All I worship and adore
In other words please be true
In other words I love you

repeat 2nd verse, then repeat 1st verse


私を月へ飛ばせ、星の間で遊ばせて。
木星や火星の春がどんな風になっているのか、私に見せて欲しいの。
言いかえると、私の手を握って欲しいっていうことなの。
つまりそれは、私にキスして欲しいっていうことなの。

私の心を歌でいっぱいにして。
そして、ずっといつまでも歌わせて。
あなたは私のあこがれのすべて。
尊敬と崇拝のすべて。
言いかえればつまり、ずっと変わらずに愛して欲しいっていうことなの。
つまりね、私はあなたを愛してるっていうことなの。

 

歌詞を見ると、メロメロのラブソングですね。(笑)

一生に一度でいいから、耳元でこう囁かれてみたいと思う人は多いはずです。

 

でバンドの基本方針ですが、まず最初は難しいことは一切しないということです。

これは練習用の曲なので、本番用の曲はまた考えてもいいという前提です。

何故この曲かと言うと、1625と言うコード進行つまり C - Am - Dm7 - G7 という曲の形態としては最も簡単なコード進行だからです。

まあ、ジャズスクールでは最も最初に練習するパターンとでもいえばいいでしょうか。

いちおうアドリブを「かましてみたい」という方もいらっしゃるかもしれないので、スケールを一種類だけ練習すればいいようにということで、このコード進行にしたわけです。

それじゃあ物足りない言う方はペンタトニックとか、ユニコードのフレーズでも一応合いますからね。

ということで、デモCDには6トラックが入っています。

 

01 > Fly me to the moon

完パケといって完成形のトラックです。

イントロの4小節はパーカッション。

これだけの長さがあれば、テンポは十分わかるだろうということで長めにしてあります。

8小節は合わせのフレーズのイントロです。

1回目(1コーラス目)はフルートでメロディーを吹いています。

2コーラス目もメロディーですがオクターブ高く演奏して、ちょっとおかずを入れています。

3コーラス目はアドリブです。

4コーラス目もアドリブ。

少し指を動かす練習をしましたが、まあ練習をしていないと、こんなもんでしょう。3コーラス目と4コーラス目はアドリブなので、二度と同じ演奏はできませんので悪しからず。(笑)

最後は4小節のエンディングで、キメであわせてスパッと終わります、つまり拍手が起こりやすい配慮まで一応してあります。(笑)

もちろんこのどこかのコーラス部分へ唄を入れるのもありというように、いろいろな展開もできますが、まずはこれを叩き台にするということです。

これで「中止」という事態だけは避けることができそうです。(笑)

 


02 > Drs. + Bass. + Perc. + Key. + Guit

このトラックは、いわゆるカラオケで、バッキングの音圧は高めに録音してあります。

基本となる5つの楽器でのリズムセクションで、3回目の繰り返しからは、ドラムやパーカションのパターンも、盛り上がるようにアレンジしてあります。

つまりワンコーラスごとに微妙に違ったことをして、単調にならないようにしています。

バッキングの基本練習をこのトラックのカラオケでするためのものです。



03 > 02 + Org

これは 02 の5リズムに、ハモンドの音を想定したキーボードを重ねています。

オルガンの音は大きめにトラックダウンしてミキシングしていますから、何をやっているかがわかるようになっています。

あくまでもサンプルですから、適当で譜面はコード進行だけ。

もちろんワンコーラス分のソロをとってもかまいません。

というか曲はいくらでも長くできますからね。(笑)

 

04 > 02 + Piano

02 の5リズムに、エレピを重ねてあります。

これもエレピの音を大きめにトラックダウンしてミキシングしていますから、何をやっているかがわかると思います。

16分音符でのシンコペーションと、2拍3連気味のモタリフレーズで、バッキングのベースがリズムマシンという単調さを何とかしようという作戦です。

これもあくまでもサンプルということで、これもまた適当で、譜面はコード進行だけ。

ハモンドはこのトラックでは入れていません。



05 > 02 + Org + Piano

02 の5リズムに オルガンとエレピをミックスしたトラックです。

音量は各楽器が溶け合うようなレベルでミックスダウンしています。

03と04トラックが合わさってミックスダウンされると、こうなるというサンプルです。

バッキングは適当なので譜面は作っていませんが、書くのは簡単です。

ソロは、このトラックのカラオケで練習するということになります。

 


と言うことなんですが、「ヘイ・ジュード」のように、みんなが知っている曲の方がコードも簡単だし・・という案もあったのですが「それだと楽器を弾きながら歌う練習をする必要が・・」といったら、即テンションが下がってヘイジュード案は却下となってしまいました。(笑)

まあこの曲が仕上がったら、そういう曲を加えてもいいですしね。

ということで、飲み会兼、バンドの打ち合わせは、5人でワイン3本を開けたところでお開きとなりました。

ジャンジャン!(笑)

 

 

0130 Mon.

ソフトクリーム

少し調子よくなったこともあって、カミサンは友人と食事に行くというので、娘とランチを食べに車で近場へ。

出かけるときには、必ずEOS-5Dをバックパックに入れて持ち歩いているのだが、風邪を引いているときは、特に重さを感じる。(笑)

しばらく EF24mm F2.8を使っていたのだけれど、やっぱりズームがあったほうが便利な場面にも遭遇するため、最近はまたEF28-135mm F3.5-5.6 IS USMをつけている。

で、たまたま、こういうシーンにぶつかったので、撮ってみた。

余り見かけない「子連れ狼」ならぬ子連れバイカー。

 

バイクがピンクナンバーでごく普通っぽいのがまたいい。

娘と「カワイイね」と言いながら思わず微笑んだのだが、すかさず持っていたカメラでパチリ。

こういうショットはズームならではだ。


チビはしきりに指を折って何かをカウントしているのだが、何を数えているのだろうか・・

出かけるのが少し遅くなったため、あいにくとOAZOの駐車場は満車。

丸ビルならまだ少し空きがありますよ、という駐車場係のアドバイスに従い丸ビルへ。

たまたまゴルフの隣に停めたのでまたパチリ。

こうして見ると、ミニのAピラー(フロントウィンドウ)の角度はゴルフよりかなり「立っている」ことがよくわかる。

ゴルフは最新のフロントグリルが「あーん」というクチのものより、このデザイン方が好きだね。

でも最近はアウディーも同じような「くち」グリルを採用しているね。

そのうち目が慣れるかと思っていたけれど、いまだに違和感があるんだなあ・・

メルセデスはSクラスがBMWの7シリーズをパクるような体たらくだし、ワーゲンアウディーも決して販売が好調とはいえないのは、デザインの影響が大きいのか?

そのVWに関してだが、2005年9月まではVWの株式18.2%を保有する独ニーダー・ザクセン州が筆頭株主だったが9月にポルシェがVWへの20%超の出資を表明、12月末時点で18.5%の株式を取得してポルシェが筆頭株主に躍り出たのだ。

販売が好調のポルシェは次のモデルとして4ドアのスポーツカー、パナメーラを2008年か2009年に投入する予定らしい。

いろいろなデザイン案のCGが公開されているが、果たしてどの顔になるのだろうか?

 

VWの乗用車部門は、VW、シュコダ、ベントレーを含むVWブランド・グループとアウディ、セアト、ランボルギーニを含むアウディブランド・グループに分けられる。

2004年決算の営業利益は、VWブランド・グループは4400万ユーロの赤字。一方でアウディ・ブランド・グループは12億ユーロの黒字。

2003/04年のポルシェの業績は、販売台数が7万7,000台、売り上げが63億6,000万ユーロ、税引き後利益が6億1,200万ユーロ。

VWは04年で、販売台数が全世界で508万台、売り上げは890億ユーロだが、
税引き後利益は7億1,600万ユーロとポルシェとほとんど同じで、逆に言えばポルシェがいかに儲けているかということになる。

手元資金の利子収入は低金利で少額なうえ課税対象なのに対し、資本参加による配当収入は95%まで非課税のため、VW株取得はポルシェにとって、資金運用目的としては割が合うというわけだ。

VWの株価が将来下落した場合でも、ポルシェはその減価分の一部を償却できるしね。

両社の協力で生まれた最近のヒットはポルシェのSUVカイエンで、カイエンはVWとの共同開発で、シャーシはVWのトゥアレグ(Touareg)と共通だ。

 



車体はVWのブラチスラバ工場で生産され、ポルシェはモーター、ギアなどの最終組み立てをドイツ工場で行っているにすぎない。

さらに両社はフランクフルトで開催された自動車ショーで、ハイブリッド分野での共同開発を発表している。

現在VWを敵対的買収から守るいわゆる「フォルクスワーゲン法」はEUの競争政策に抵触するため廃止される公算が高いらしく、そうなると遠くない将来にVWをめぐる買収合戦が起こる可能性はきわめて高くなる。

こうした事情を総合すると、ポルシェのVW株の取得は、ドイツ企業を外国資本による買収から守る意味あいが強く、言ってみればカイエンの爆発的なヒットで大きな恩恵を受けたポルシェがVW社に恩返しをしたといえるのではないだろうか。

と脱線したので話を元に戻すが、結局ランチは、行ったことのない丸ビル6階にある「一茶庵」へ。


オーダーは「3色もりそば」で、娘は「ゆずもりそば」。


ここは、九段にある一茶庵の系列店だろうか?

味が何となくイマイチだったのは風邪のせいだったのだろうか・・

 

というわけで、目線はそのあとのデザートへ。(笑)
 

娘は「あんみつソフト」
 

私は「深山ソフト」(しんざんそふと)

どちらも甘さを抑えたマイルドな味はたいへん結構でした。


鎌倉一茶庵丸山 丸ビル店

千代田区丸の内2−4−1丸の内ビル6階
03(3201)0755
営業時間:11:00〜15:30/17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日:年中無休(丸ビル休館日に準じる)


ミニって単独で見ると小さく見えるが、こうしてゴルフと並べてみると、それほど小さくはないのだね。

これってデザインのマジック?

 

 

0129 Sun.

風邪

ここ3日ほどは、非常に調子が悪く、セミナーの最後の3日間はどうもテンションが上がらない状態だった。

息子がもらってきた風邪をカミサンがもらって、珍しく最後に私に回ってきたようなのだ。

そういうわけで今日は1週間のライブトレードセミナーが終わったこともあって、脱力抜け殻状態。

風邪を引いたときの対処というのは、多分人それぞれだと思うのだけれど、今回のように確信犯的な菌が周りに蔓延している場合はどうしようもない。


学生のとき風邪を引くとあまりにも熱が出たので、医者の見立てで扁桃腺を切除されたため、喉が痛くなるということはまずないのだけれど、今回のはカミサンの喉がかなりひどい状態で、そのとばっちりで私も珍しく喉が痛く、もっぱら「のどぬーるすぷれー」を愛用。(笑)

長いノズルでもって薬を患部に近いところへ「シュワッ」と散布できるので、ヒット率が高くなるという、なかなか満足感の高い製品だ。

小林製薬のWEBで見ると・・

・ のどの炎症の原因となっている細菌などを有効成分の「ヨウ素」が殺菌・消毒。
・ のどの奥の患部にあたりやすい長いノズルで確実に効目が届く。
・ メントールの清涼感で後味もすっきり。
・ 携帯しやすく必要なときにご使用になれます。(携帯用袋付き)

というわけでWEBを見ると「EXクール」という、喉によりシャープな爽快感を与えるという能書きの新製品も出ているね。

とにかく「のどぬーるすぷれー」は家庭の常備品だといっていいだろう。



他に今回お世話になった製品は、大正製薬のパブロンエース

のどの痛み・せき・熱・鼻みずに効くといういわば風邪薬。

風邪薬は人によって相性があると思うのだけれど、我が家ではこのパブロンエースが非常に評判がよく、寝る前にこれを飲んで寝ると、寝ている最中も起きてからも、確実にカラダが楽になる。

 

それと併用したのが、同じ大正製薬が販売しているエーベル

柴胡・人参をはじめとする8種の生薬エキスに塩化カルニチン、タウリン、ビタミン類を配合した30mLのミニドリンク剤。

かぜなどによる発熱で体力を消耗している時や胃腸の調子が、悪い時などの栄養補給、滋養強壮、虚弱体質などに効果を発揮するというものだが、これも我が家では評価が高いドリンク剤だ。

1本600円くらいだが、ネットだと5本入り2900円を1700円台で販売しているところがあるので、まとめてオーダーしている。

 

とにかく風邪をひいたときは、エーベルとパブロンエースを飲んで、できるだけ暖かくして寝るのがベストの対処法となっている。

それでもある程度は時の経つのを待つしかないわけで、カラダからの休めという合図だと考えて、休養するのが一番だ。

ということで、今日はかなり調子が戻ってきたので、DVDでも見ながらのんびりと過ごす予定。

 

 

TV番組

風邪を引くと、TVの前でタラタラと過ごす時間が増えるので、久しぶりにTV番組を見る機会となったのだけれど、よくもまあみんな評論家となって、ああでもないこうでもないないと、好きなことを言って解説ができるものだと思う。

その無節操さは「面白ければ何をやってもいい」という風潮から来ているのだと思うが、よく考えてみると、これは「儲かるなら何をやってもいい」というのと全く同じなのではないだろうか?

田舎に住んでいる純朴な人や、お年寄りの中には、TVで放送しているものイコール正しい、正確と思っている人も決して少なくはないはずで、これだけ同質な類似性が根底に流れているというのは、よく考えるとコワイことだと思う。

 



ある程度選別したプロの目線で独自色を出してくれればまだしも、同じ局でも番組ごとに、さらに喋る人間ごとに、とんでもない考え方や意見までもが、同じレベルで電波によって日本中にまんべんなく、流されているわけだ。

出演している人には、何とか目立とうとか、面白く喋ろうとか、さまざまな思惑があるだろうから、どうしても内容は井戸端会議のレベルとなりやすく、おもしろおかしく無節操に垂れ流されることになる。

というわけで、TVはすでに、完全な娯楽となってしまっているといっても差し支えないだろう。

正しく物事を判定するためには、TVを見ないという選択肢が一番なのだと、改めて感じた次第で、たまには風邪を引くのも悪くないなかなと・・(笑)




まあニュース番組は、それが仕事なのだからまあ仕方ないといえるけど、ネタがないため、別に知らなくてもいいものまで、お節介にもありとあらゆる目線であれだけ懇切丁寧に垂れ流せば、見ているものにとっては、何が何だかわからなくなるのは当然の話だろう。

見ていると自分も同じように、あれこれ詮索して考えなければ、何だか世の中から取り残されるような気分になってしまう。

TVというのは見るものを、洗脳してしまうものなのだということがホントよくわかる。

うっかり見ていると、思考力がなくなってボケてしまうね。

これでは。

クワバラクワバラ。(笑)
 

でもこういうのって、片っ端から録画しておいて、半年も経ってから、改めて録画したものを見れば、誰がどうで何がどうだったのかは一目瞭然でわかるだろうね。

いまは多くの人がそういうレコーダーを持っているはずだから、この方法が最もTVを有効に楽しめる方法かもしれない。

 

0128 Sat.

昨夜昨夜はライブトレードセミナーのライブWatch の最終目。米国マーケットは、力強いギャップアップで開始。セミナーでは月曜日が最も適した買いのタイミングになるかもしれないと解説したが、早めにチャンスがやってきたようだ。

11時からは直伝のライブトレードセミナーをオンエアしながら、マーケット開始後のイントラデイは結局GOOG。ハイローバンドはSNDKが大きくギャップダウンでアウッチのカットロス。ロスがちょっと大きかったがこれは仕方ない。こういうこともあるというわけだ。あとの銘柄はホールド。

Gapper's Eye は後ほどアップ。というのはここ3日ほど息子がもらってきた風邪をカミサンがもらって、珍しく私にも回ってきたようなのだ。そういうわけで非常に調子が悪く、セミナーの最後の3日間はどうもテンションが上がらない状態。今日はセミナーが終わったこともあって、脱力抜け殻状態。なわけで、アップは遅くなりますので、悪しからず。

 

日記は展開力?

たとえば「今日は日記を休みます。」

これだってリッパな日記だ。

だが、コメントは書きにくいよね。

運がよければ知り合いから「どうしたの?」くらいはあるかもしれない。

取っ掛かりがあまりにもないと、書くほうだってツラくなるわけだ。

 

そこで展開力。

そこには、日記を休む、または休みたい、または休まなければならない、理由があるはずだ。

それを書く。

それがここでいうところの「展開力」。

 

各行の一文字目に「そ」を持ってきて韻を踏んでみた。(笑)


 

それと、あまりにも「自分がかわいい」「自分中心」「自分の気持ちをあらわす感嘆語」>「ま、まさか」「ヤバイ」とかをあまりオモテに出されると、これもまた読むほうがツラくなる。

「一人言」の気持ちはわかるけど、問いかけがないと、やはり読んでいてつらくなる。

誰だってそういう気分はあるから、わかるけどね。

改めてそれを日記で強調されても、何だかなあ・・ってことになるわけですな。

 

まずは「ギブアンドテイク」を考えて書く。

これだと、はずしにくいはず。

つまりは情報の「お裾分け」をどこかでまず実行しておく、つまり書いておけば、かなり違ってくる。

じゃあ「オレだって」と繋がり、コメントが付く可能性が高まるというわけだ。

 

あとは単純な構文の間違いに気をつけることくらいだろうか。

間違うと、わけワカメとなって展開しにくくなるからね。

参考までに、うっかりやってしまいがちな展開をご紹介。

 

「私はそれは違うと思う」

これは複文といって「主節」と「従属節」から構成されているのだが、これも「私」が出すぎるために、引いてしまうパターンだ。

それに主語が複数になると、どうしても文が長くなり、「と」「が」「て」「あり」「さえ」「すら」「まで」「うえに」「・・だから」という助詞や副助詞を多用することになってしまう。

 

こうした事態を避けるには・・

結論をまず短く簡潔に書く。

そして続く説明文はできるだけ短くして、接続詞で繋ぐこと。

並立 >「および」「また」
添加 >「しかも」「なお」
選択 >「または」「それとも」
順接 >「したがって」「だから」
逆接 >「しかし」「けれども」

「・・・。そして」「・・・・。したがって」という具合にね。

英語の文は単語はひとつひとつが「モノ」的に表現されるのが、日本語との大きな違いだといっていいだろう。

接続詞はこのモノとモノを繋ぐ役割があるため、モノとモノの関わりとして認識できる視点で書くと、ちょっとばかり英語的なになるという効果も期待できるというわけだ。

ちょっと難しくなってきたので、このあたりが潮時か。

ジ・エンド。(笑)

 

 

 

0127 Fri.

昨夜はライブトレードセミナーのライブWatch の4日目。掲示板への画像の貼り付け方や、30分ギャッププレイ、神風ギャッププレイの解説など。で肝心のマーケットだがギャップアップしたものの、先物は前日の高値を越えていない位置で始まった。

イントラでは、ERTSは上がらず、結局またGOOG。でハイローバンドは、ナスダック総合指数を見る限りここでは積極的にはホールドしないのが基本方針だが、スイングスキャンの選択銘柄にエントリーするとどうなるか?5日後までには結果が出るはず。

さて今夜はこちらにあるように直伝のライブ中継。さてどうなるか?

 

ワンセグ

ケータイに搭載される機能のひとつでもあるワンセグ。

地上デジタル放送では、1つのチャンネルに対して13のセグメント(帯域)に周波数を分割して割り当てられる。

この13のセグメントの中の12のセグメントを一般家庭向けの放送に利用し、残り1つを移動中の端末向けのテレビ放送として利用する。

これが1セグメント放送、略してワンセグで、安定した画質と少ない消費電力という特徴を備えている。

車のナビだと静止中はある程度の画質で番組が楽しめても、移動中は受信状態が不安定で、ノイズや雑音が入った状態でしか視聴できないことがほとんどだ。

ワンセグは、移動中に視聴することを前提に誤り訂正などの技術などが組み込まれて設計されている。

つまり、移動中でも安定した画質で番組を視聴できるというわけだ。

 



地上アナログテレビチューナーを搭載したケータイは、消費電力が大きく、テレビの連続視聴時間はせいぜい1時間。

だがワンセグ放送チューナーは消費電力が低いため、ケータイでの連続視聴時間も数時間のレベルまで延ばすことが可能だ。

放送される番組は、基本的に地上デジタル放送と同じ内容だが、将来的にはワンセグ放送向けの独自番組を放送することも検討されているという。


ワンセグ放送は今年4月1日に正式サービスが開始される予定.

そのため、昨年暮にはauから初の対応端末が発売され、NTTドコモからも今春をメドに製品が投入される予定になっている。

パソコンや携帯情報端末、携帯用ゲーム機などでも対応製品の販売が計画されているが、キーはソフトだろう。


ニュースや天気予報なら文字情報で十分だ。

では、有料でも見たいと思う魅力のあるコンテンツって何だろうか?

 


調べてみるとワンセグ・モバイル放送は、2003年12月の地上波デジタル放送の開始とともにスタートしたかったようだ 。

できなかった理由は、画像圧縮技術に伴う特許使用料をめぐり、特許団体と地上波局各社との話し合いが決着しなかったからだと言われている。

その問題も決着がついても、サービスが開始されないのは、アナログ周波数変更対策が遅れ、地上波デジタル放送を電波で受信できる地域が限られているからだ。

関東地方でいえば東京タワーからの電波は東京湾に向けているため、電波で受信している世帯はわずか十数万世帯で、残る人たちはケーブルテレビへの加入で地上波デジタル放送を受信しているというのが現状だ。

このような電波受信状況では、携帯電話による移動受信などはまだまだだということになる。



2005年になれば、電波で受信できるエリアが大幅に拡大するということだったが、中部地方や近畿地方では、放送開始当初から電波受信可能なエリアがかなり広範囲だった。

だから特許使用料問題がサービス開始を遅らせたのなら、それが解決された今、中部圏、近畿圏からでもワンセグ・モバイルが開始されて然るべきはず。

つまりスタートできない本当の理由は、ビジネスモデルが確立できないという点ではないだろうか。

電波を送り出す地上波民放の立場になれば、ワンセグ・モバイルを始めたからといって、広告収入がアップすることはほとんど考えられない。

広告費の水準を決める物差しとしては、いまのところ視聴率しかないわけだが、携帯ではカウントできないため、広告費を支払う側が、いくら払えばいいのかがわからないことになる。

携帯電話は持ち運びが自由なので、いつどこでどのテレビ放送を受信しているのか判別できないからだ。



ワンセグ・モバイルはの番組は総務省によって、2008年までは現行のテレビ放送と同内容の番組を流すサイマル放送が義務づけられているわけでだが、まあ放送局からすればありがたい義務になるのではないだろうか。

というのは、ワンセグ・モバイル用に独自の番組を制作することになれば、その制作費をどこからか調達しなければならない。

だが、視聴率がカウントできない以上、広告収入を当てにすることはできない。

有料放送にすることになれば、課金認証システムの構築をはじめとして、さまざまな設備投資を新たに行わなければならなくなる。

ただでさえ、デジタル化投資が大変なのに、ワンセグ・モバイルがどの程度まで利用されるのかが見えない段階で、そうした投資を行うことはできないだろう。

ドラマや映画を画面の小さな携帯機器で見ようと思う視聴者はあまりいないはずだから、情報系の番組を屋外で自由自在に見るくらいしか利用目的は思い浮かばないのが現状だ。



制作費のめどがないまま、サービスは開始できないだろうし、かといって将来放送局側が判断する可能性があっても、安易に無料広告放送を流すリスクは大きい。

有料で始めたものを無料にすることは簡単だが、無料で始めたものを有料にするのはかなり難しいだろう。

地上波デジタル放送の目玉のサービスがこういう状況だから、放送局が地上波デジタル放送と騒いでも、利用者側としては何だかねえ・・(笑)
 

 

0126 Thurs.

昨夜はライブトレードセミナーのライブWatch の3日目。 ライブトレードセミナーは時間が十分にあるので、全員にワンクリックシミュレーションを講師用PCの前で全員に向けて実演していただくのだが、今回はなかなか優秀で、この調子だとホント楽しみ。

米国マーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数は リバーサルもありえると解説したが、終わってみるとやはりリバーサル。当たって欲しくなかった予想だ。(笑)

 

で、イントラデイはGOOG。

 

【24561】Re(1):Log dtnLA853 - 06/1/25(水) 23:38 -

以前、馬渕さんが冗談で言われたことで、「GOOGの10秒足チャートが欲しい」というのがありました。

GOOGを100ティックチャートにすると、一本分がほぼ10秒です。
こんな情報、役立つでしょうか?(笑)

 

ありがとうございます。

ただほとんどの人には役立たないと思います。

下のチャートを見るとわかると思いますが、人間がこのスピードについてゆけないという問題が・・(笑)

 

 

 

酵素風呂

赤坂にある巣鴨酵素風呂というと、何だか少しややこしいが、自宅から最も近い場所ということで、行ってきました。

寒い毎日が続いているので、とにかく暖かい想いをしたい!ということでまだ行ったことのない温泉を探していたところ、たまたま発見したのがっきっかけ。
 

温泉を探すには「関東周辺立ち寄り温泉みしゅらん」とかいろいろなサイトがあるのだけれど、見つけたのは「イイオユドットコム」で。

こちらにその巣鴨酵素風呂の特集があるので、そちらをご覧になれば、大体どんなものなのかが、おわかりいただけるはず。

わかりやすく言えば、温泉地の砂風呂をオガクズに置き換えたと考えれば、当たらずともトウガラシ!


ヒノキのオガクズと米ヌカを混ぜ、数十種の酵素発酵菌を加えて、自然熱を発生させると温度は60度から70℃にもなるのだという。

人間に必要な酵素が身体へ取り入られ、温熱効果で体の芯まで温まり、汗とともに老廃物が出るので健康と美容に大変良いという触れ込みだ。

これは一度行ってみようと、予約してして月曜の午後1時に前に行ってみたら、ちょうど定休日。一日間違えてしまったのだ。(笑)
 

 

赤坂は場所によっては車で行くと、とてもわかりにくいところが多い。

道も細いしね。それよりももっと問題だったのは、このあたりには駐車場があまりないという点だ。

正確に言えば、近くに2ヶ所コインパーキングがあることはあるのだが、収容台数が少ないためだろうか、いつも満杯。

まあ、間違えて行ってもそれなりに成果があったということだが、こういう事情があったため、当日は三日月で蕎麦を食べたあと、早めに赤坂へ。
 

快晴の冬晴れで寒かったけれど、お天気があまりにもよかったので、運よく空いたコインパーキングへ車を滑り込ませて、そばをウロウロしてみた。

ランチタイムだったので、それなりに人は歩いてはいたが、でも人通りは比較的少ない。
 

 

現在、赤坂と呼ばれる坂はない。しかし、赤坂という地名の起源には、いくつかの説があり、現在のところ、どの説が正しいのか定かでない。

赤土の地だから赤坂。この付近一帯は、関東ローム層と呼ばれる赤土のところであるため、そのように言われるようになった説。

茜草(根から赤い染料をとる植物)が多く生えていた場所だから、茜山と呼んだのを中略してアカサカと称したという説。

紀州屋敷つまり現在の元赤坂を赤根山と呼んでいたのだが、赤根山の坂が転じて赤坂になったという説。

紀伊国坂を古くは、赤坂と称したという説。染物屋甚三が、坂に赤い絹を干したためという説。東京放送(TBS)のあるところに上る坂が赤土のため赤坂と呼んだという説。元赤坂の発祥である三宅坂に向かう坂という説。

というように、いろいろな説があるのだけれど、確かに坂は多い。

他に赤坂で有名な坂といえば、乃木坂(のぎざか)。

大正元年(1912)乃木将軍の葬儀までは幽霊坂と呼ばれていたが、以後は乃木坂に改められたという。また、行名坂、なだれ坂とも呼ばれたという。
 


 元禄12年(1699)できた当時は「新しい坂」の意味だった新坂(しんざか)。

 

どれだけ坂があるのかと、一応調べてみると・・

安鎮坂(あんちんざか)・牛鳴坂(うしなきざか)・円通寺坂(えんつうじざか)・榎坂(えのきざか)・紀伊国坂(きのくにざか)・九郎坂(くろぐざか)・転坂(ころびざか)・桜坂(さくらざか)・鮫ヶ橋坂(さめがはしざか)・三分坂(さんぷんざか)・丹後坂(たんござか)・弾正坂(だんじょうざか)・南部坂(なんぶざか)・氷川坂(ひかわざか)・檜坂(ひのきざか)・福吉坂(ふくよしざか)・本氷川坂(みとひかわざか)・薬研坂(やげんざか)・霊南坂(れいなんざか)

というように、うんざりするほど沢山の坂がある。(笑)

 

稲荷坂(いなりざか)

坂下北側に円通院があり、その境内の稲荷への門があったための名前だ。

坂上に江戸城清掃役の町があり、清除坂ともいう。
 

坂より団子(笑)

 

こういうモダンな建物もあり、古きよき時代とが混在した雰囲気が赤坂のよさだろうか・・
 

さて予約した時間になったので、いよいよ酵素風呂へ。

 


 

店の中にはテレビ取材に来たらしいキンキキッズ、松本幸四郎、阿木耀子などの芸能人の写真が飾られている。

 


この写真の右側に男女別で着替えの部屋とシャワーボックスがあり、桶はどうやら男女別々に2つあるようだった。

熱め「ぬるめ」のどちらがいいかと聞かれたので、迷わず「ぬるめでお願いします」。

使い古された花柄のシャワーキャップを被って、トランクスを履き「おがくず」のベッド?へ入ると中は、ほかほかと温かい。

大量のオガクズを体の上にかけられても「おがくず」は軽いうえに肌触りがよいので、心地よい温度とヒノキの香りもあいまって、なんともいえないいい気持ちだ。

こういう体験は初めてだが、なかなかいいものだ。

目の疲れにいいというので、顔をガーゼでカバーし、目の周りに「おがくず」をかぶせてもらって、まずは10分間瞑想状態へ突入。

5分もすると全身から汗が噴き出し始めて、非常に心地よい。

熱くなってきたな・・という頃でちょうど10分。

もう5分やりますか?というので Why Not ?

酵素風呂から出たら、桶の外に出て汗のついたオガクズを刷毛で落として、シャワーを浴びる。

酵素が6時間体に残りじわじわと効くため、体はソープは使わずお湯だけで洗ってくださいとのこと。

その後は下の写真の中央にあるベッドに横たわって、10分ほど金魚運動。



中年の女性二人の接客はとても親切で、ちょっと古めの施設も、よく言えば家庭的な雰囲気を醸し出しているといえるだろう。

お客さんは私以外はすべて女性だった。(笑)

 


 

肌はスベスベになり、体の芯まで暖まったので、帰りは当然幌を下ろして、心地よく感じる冷たい冬の冷気を浴びながら青山通りへ。

3000キロ点検のときに追加したウインドデフレクターの効果は大きく、シートヒーターと、強力なヒーターで全く寒くないが、外気温は何と2度!

交差点で止まると、寒さに震える通行人からは「どうして幌を下ろしてるの?」といわんばかりの好奇心に満ちた視線が飛んでくる。(笑)

午後2時半前の三宅坂へ向かう青山通りはたまたまガラガラだったので、マニュアルモードで、6000回転まで引っ張ると、デジタルの速度表示はあっという間に3桁へ!

アスファルトに水をブチまけたかのような加速感に酔いしれていると、ミラーの遠くに白い二輪車を発見。

三宅坂の手前で車の群れに追いつく頃に、死角に入り後をついてきたので、車線変更と速度に気をつけながら混み始めた晴海通りを銀座方面へ。

5分ほどついてきたのだが途中であきらめたようで、結局は黄色いライン上で車線変更したタクシーの後ろで赤色灯を回したのだが、あれはちょっとかわいそうだったな。


しかし、酵素風呂は暖まる。カラダも心も温めてくれる。

寒い季節にはホントお勧めです。

 

巣鴨酵素風呂・赤坂店

港区赤坂8−8−2(2F) TEL 03‐3423‐1351
料金:大人2500円・タオル、ガウン代300円
受付時間 AM11:00〜PM2:00・PM 5:00〜PM7:00

WEBをプリントアウトして持ってゆくと、500円引きになります。

 

 

0125 Wed.

昨夜はライブトレードセミナーのライブWatch の二日目。米国マーケットはギャップアップで始まったが、ナスダック総合指数はどちらへ動くのかがよくわからない位置。事前のチェックでは、ロングサイドは SNDK と GOOGがよさそうだった。

受講者の方で実トレードをやってみたいという方がいらっしゃったので、ガイドをすることに。まずSNDK。ちょっとエントリーが遅かったようだが、タイミングを説明しながらトレーリングストップで無事脱出。

74.68 to 75.15 0.47ポイントつまり1000株換算で、6万円弱のゲインだが、まずは初トレードで勝利!パチパチパチ!!その後はGOOGがなかなかいい展開だったが、ハイローバンドは、SNDKだけ。

ナスダック総合指数は下に50MA上に20MAとサンドイッチ状態。さてこれからどう動くのか?


CDハイエンドサウンド化作戦

1月20日に書いた「ヘッドフォンでハイエンドサウンド」ではPCに保存されている音楽を、よい音で聞くための方法をご紹介したが、ではCDの音をできるだけいい音で聞くにはどうすれば よいのだろう?

最も簡単な方法は、ハイエンドのCDプレーヤーを使うことだ

エソテリックというティアックのハイエンドブランドで発売している、演奏の空気感、音像、見通し感などのアンビエンス、プレゼンス情報を卓越して再生できる能力を持つ、D-01/P-01というシステムがある。

D-01というDAコンバーターつまりデジタルアナログコンバーターはモノラルで一台が115万5千円。つまりステレオだと231万円。だがこれだけではダメで、これにP-01というトランスポートつまり駆動部が必要でこれが231万円。これを合計すると462万円となるわけだ。

次のランクは、P03+D03で、これだとセットで240万円。

 

じゃあローエンドだと、どれくらいからなのだろうか?

ハイエンドオーディオマニアが読む雑誌 Stereo Sound  2006年 Winter 号を見ると、20万円以下というジャンルでは、デノンDCD1650AEが一位で15万円。二位がマランツの SA15S1 で15万円。

こうしたハイエンドのプレーヤーは、CDとSACDという規格のプレーヤーのため、DVDは見ることができない。

SACDというのは音のいい規格なのだが、発売されているタイトルは非常に少ないのが現状だ。

 

だがどうせなら、DVDプレーヤーで、CDとDVDを楽しみたい。

DVDも見ることができるDVDプレーヤーの値段は2万円台からあるのだが、ハイエンドオーディオ誌ではCDおよびSACDプレーヤーは紹介されていても、DVDも見ることができるいわゆる「ユニバーサルプレーヤー」については全く触れられることはないのが現状だ。

残念ながらユニバーサルプレーヤーの音質に関しては、オーディオ専門家に言わせると、10万円以下の低価格帯のAV製品は、機能こそ満載だが肝心の画質・音質がお粗末で「音楽」「映画」を心から楽しめるとはお世辞にも言い難いレベルのものばかりということになるらしい。

昨年の年末にパーティーを開いたときに、Pioneer DVR-555H というHDD&DVDレコーダーを8万円台を購入したのだが、これはデジタルAV専門誌の2006年1月号で、このクラスとしては最も評価の高かったモデルだ。

では、これくらいのモデルというのは、果たして音質的にどれくらいのレベルなのか?
 


 

Hi-ENDオーディオの終焉」をご覧になれば購入の理由がお分かりになると思うが「大量に生産される普及価格帯のオーディオ製品」をベースに、適切な改良を加えて性能を大きく向上させた、コストパフォーマンスの高いオリジナルチューンナップ製品」を発売しているAIRBOWの製品を購入することにした。

まずは、DV6500/KAI 定価(税別) ¥85,000 を購入。

8万円台で購入した Pioneer DVR-555H とどの程度違うのか?

結論を書くと、明らかに違っていた。

もっと具体的に言えば、低域から高域まで音の全域に渡って、音楽の魅力度が全く違うのだ。

音楽が好きな方でも、満足できるだけの音質を持っていると断言してもいいだろう。

だが、何故この値段でこの音が出せるのか?

 


AIRBOWのWEBサイトを隅々まで読めばわかるが、定評のあるオーディオメーカーがモデルチェンジするときの、いわゆる最終ロットをまとめて安く購入し、それをAIRBOWが独自の技術と経験でチューンアップするという方法を採っているからだ。

価格を抑え、高い品質の音を提供するため、この会社の経営者である社長の、音に対するこだわりと情熱から生まれたこうしたアイデアは、とてもスマートな方法だと思う。

もし、AIRBOW製品がどの程度の実力かを知りたいのなら、視聴機貸出サービスを利用されることをお勧めする。

私がここでこれ以上書くよりも、遥かに的確でダイレクトに、その真価をあなたに伝えてくれるはずだ。

 

 

 

0124 Tues.

東京マーケット

24日終了時点での日足チャート。

日経平均は50MA(一番下の赤い移動平均線)がサポート。


トッピックスも50MAがサポート。

ここを切るとパニックが起こりさらに下がるでしょう。


ライブドアは下げ止まらず・・

 

昨夜から米国株ライブトレードセミナーのライブWatch。初日で期待していたのだが、ギャップアップオープニングのため、イントラデイのいわゆるデイトレードは、事前チェックでよさそうな銘柄が少なく、監視は楽な状態。

RMBSは30分足の抵抗線が邪魔をして上がらず。これはチャートを見れば予想できた展開。次はトレンドのない位置にいたGOOGを監視し始めたとたんに上昇し始め、何と5ポイントも上昇。

素晴らしい勢いのため、セミナールームが一瞬どよめいたほどだ。初日は実際の手順を解説するのが主目的なのだが、全く初めてセミナーを受講される方は一名だけ。さてこの一週間で、どれほどスキルが上がるだろうか?楽しみだ。

さてスイングスキャンだが、近いうちにセミナーへ参加される受講者の方にデモを使用していただき、サーバーへの負荷テストを始める予定。こちらで募集中の2月ライブトレードセミナーの参加者の方には、デモを1週間使っていただける予定。って実トレード組みが増えそうな予感。(笑)

ライブドア問題について毎日新聞のWEBに掲載された記事は、客観的で良い記事だと思いますが、いかがでしょうか?

 

リスク

通常の会社勤めという形態での経済活動では、一時間について一定の割合の対価が支払われることになっている。だがそれは売り上げに応じた割合ではなく、働いた時間に対しての報酬だといっていいだろう。

つまり純粋に売り上げに対しての報酬という意味合いよりも、時間を拘束する対価として支払われるという考え方の方が、実態に近いのではないだろうか。これは組織で動いているために、あるセクションがその売り上げに対してどれくらい貢献したのかということを算定することが難しいからだ。

このように建前と実態とが違っているのだが、こういうことについて気にする人はほとんどいないのが現状だ。

 

だがもっと重要なのは、リスクについてほとんど考える機会がないという点だ。

リスクを考えるといっても、その会社が安全かどうかを考えるといった程度で、一旦会社で働き始めれば、リスクに対してシビアになる必要がなくなるわけだ。

このようにリスクを考える訓練をしていない人がトレードをする場合、リスクに対して全く無防備な状態に晒されることになる。

 

トレードという仕事は、時間の拘束に対する報酬ではなく、株価というマーケットが判定する価値の動きそのものに対しての判断に、報酬が支払われる仕組みだ。

その価値の動きの大きさは、ある程度時間に比例する。

1分間保有するより、24時間保有するほうが、変動の幅が大きいのが普通だ。

では、どのくらいの期間保有するのが最も効率がいい方法なのだろうか?

 

1分間の単位で計算すると、24時間は1,440分となるのだが、では1分間保有するよりも24時間保有する方が、1440倍儲かるのだろうか?

いわゆるスイングトレードの場合は、24時間の場合5銘柄を保有することができるから、その換算で計算し直すと、1分間の保有時間に対して24時間保有したときに一銘柄あたり288倍儲かれば効率としては同じことになる。

だが実際には、24時間保有しても、3分間から5分間保有するケースに比べて、最も効率の良いケースでも、せいぜい10倍くらいにしかならない。

このように時間効率だけを考えても、超短期でトレードした方が、利益率が高いのだ。

 

だがここで問題がある。

それは超短期で保有する方法は熟練が必要になるということだ。

利益率が高いのだから、当然といえば当然のことなのだが、習熟していない場合は、未熟さが損失というリスクの要因となるわけだ。

これは内なるリスクなので、訓練をすることで、リスクを下げることができる。

つまりコントロール可能なリスクだといえるだろう。
 

一方24時間保有する方法には、保有中に急落するリスクが存在する。

これは、外部要因によるリスクなので、コントロールすることができない。

売買をしないという方法でしか、リスクを下げることはできない。

だからセミナーで教えている一日以上保有するトレード方法では、売買をするタイミングを決めるための条件を、具体的に、そして厳しく制限しているのだ。

 

このようにトレードでは、「内」と「外」という2種類のリスクを、どう組みあわせて、どの程度のリスクを受け入れるのかを決める必要があるのだ。

つまり仕事として長期間トレードを続けるには、リスクコントロールが最も重要な要素になるわけだ。

だが、アマチュアのトレーダーは儲けることしか頭にない。

つまりリスクのコントロールを頭に入れていないため、問題が起こったときにはお手上げになることが多いのだ。

 

渦中のライブドア株は、連日のストップ安で200円台まで値を下げた。

現在ライブドア株を買ったままで保有している人の99%は、リスクについて全く頭になかったはずだ。

おまけにストップ安という、東京マーケットが持つ日本株特有のリスクによって、ロスカットのポイントをコントロールできないという状況に陥っている。

私が主催しているトレードセミナーでは、銘柄選択にライブドア株を対象にしたことは、今までに一度もない。

セミナーを受けられた方なら、よくご存知のことなのだが、何故この銘柄が登場しなかったのか?

それは、リスクを考えると選択肢には入らなかったからだ。

ここでは詳しい理由は説明しないが、リスクを下げると、そういう選択になったというわけだ。

株式のトレードで大事なことは、いかに儲けるかということよりも、如何にリスクを下げ、それをどうコントロールするのか、という視点で考えた方が、より簡単でまた結果も確実に良い方向へ繋がることになるのだ。

 

東京証券取引所は、連日のニュースでご承知のように390万の約定数で処理能力の90%を超えてしまうという事態になり、10年前のシステムのままで放置してきた実態が明らかになってきている。

一方米国のニューヨーク証券取引所は、取引量換算では1日あたり70億株、売買高の4倍まで処理できるようにここ3年で3倍まで処理能力を増強している。

では完全な電子取引という最先端のナスダックはどの程度の処理能力を持っているのだろうか?

 

調べてみたところ、誰も知らないのだ。

証券会社やロス在住の鎌田氏にも調べてもらったが、わからないという。

ナスダックへ電話をしてみたら、処理能力(order capacity)は公表できない、という返答で、理由は安全問題(security issue)に関わるからだという。

なぜ処理能力が安全問題に関わっているのか?

つまりはこういうことだ。

処理能力を公表するということはナスダックで使っているコンピュータの性能を表わすことになる。

そのため、そうした性能を公表したら悪用される恐れがあるからだ、という説明だった。

理由はテロリストだけではなくハッカーからの攻撃も含むリスクを下げるため。

具体的なことは一切公表していない理由は、リスク管理の一環だったからだ。



だが、緊急時の対策は万全だという。

ダウ指数がどの程度下げたらナスダックは取引を一時停止するのか、というサーキットブレーカーが設定されているという。
http://www.nasdaqtrader.com/trader/help/circuitbreaker.stm

確かに私が今までナスダックマーケットでトレードをしてきた、1997年からを振り返っても、またあの911のテロの直後も、システム上の限界で取引ができなかったことは一度もなかったことを思い出した。

安心してトレードができる環境が構築されている背景には、ここまでのレベルのリスクを考えているからに他ならない。

こうした姿勢を我々も是非、見習いたいものだ。
 

 

 

0123 Mon.

深大寺温泉ゆかり

風呂付き料亭「城山亭」が、1999年に地下1500メートルで温泉を掘り当て、温泉付き料亭になり、2000年暮れには深大寺温泉「ゆかり」としてオープン。
 


深大寺の南側、中央高速のガード近くの住宅街に位置する「ゆかり」は、そんじょそこいらのレジャー色の強い日帰り温泉施設とは対をなす雰囲気。

いままでの温泉で、ベストとして推薦してもいいだけの「深く暖まる」湯質は何度も、入りたいと思わせるだけの魅力を持っている。

つまり「お湯」そのものが素晴らしいのだ。

裏手は小高い丘で、その向こう側には深大寺というロケーションにある一見普通の和風の建物には、男女別の内風呂、露天風呂、泡風呂、香り(ハーブ)風呂、水風呂、温と寒のサウナなど盛りだくさんの施設があり2階には休憩室と食事処がある。
 

全体の印象としてほかの温泉では感じることのできない、昔ながらの田舎の温泉地という風情が色濃く残っている。

入浴時にタオルとともに館内着を貸してくれるので、風呂からあがった後、館内着に着替えて食事に行くこともできるし、もちろんその後に再び入浴することもできる。

「温泉に来た」というより自宅でのんびりしているようなアットホームな雰囲気があるのは、湯冷めをしないようにという配慮から、はんてんの貸し出しがあったりするからだろう。


「ゆかり」の最大の特徴は風水温泉だという点で、風水に基づいて設計された14種類・20個のユニークな風呂から構成され、浴槽や入浴方法にも風水が反映されている。

そのため男女別で温泉の施設が大きく異なっているようで、そのネーミングも面白い。

例えば女湯にのみにある「赤銅鈴之介」という風呂は、壁一面が赤一色で塗装され、湯船は微弱の電流を流しているという。

赤の波動と低周波の電流で臓器を整え、やる気をもたらし免疫力を高める効果があるのだという。

38度くらいのぬるいお湯でゆっくりのんびりお湯を楽しめるのだという。

「塩釜風呂・蒸しサウナ」は温度が45度、湿度75%ほどの低い温度帯で発汗作用を促し、痩身作用や運動不足の解消、糖尿病、呼吸障害の方にも最適だという。

ジムなどで入るサウナと違い、じわじわっと汗がわいてくる。身体の芯からくる心地よい燃焼感が味わえる。

男湯のみにある「霧の摩周湖」は室温が0-5度という低温に設定されたミストサウナで、身体を冷やすことにより自然治癒力でアミノ酸を引き出し、ツヤのある肌を蘇らせるという効果があるという。

男湯・女湯の両方に備えられている「香り風呂」は木造建築のドーム型の建物にあり欲求本能が活発になり、「若い力」がみなぎってくるのだという。



お湯は新宿十二社温泉に塩辛さをプラスした印象の「黒湯」温泉で、透明度は5cmほどのため、浴槽の中にある段は見えない。ぬめり感も適度にありほんのりとした土の香りがある。

お湯の黒さの理由は、太古の昔の木の葉や海草などが地中に堆積してできた化石物成分だという。

この温泉は一部が掛け流し式で、内湯(42℃)に少量(10L/min程度)の加熱源泉が注入される以外、大部分は循環湯で、塩素臭はほとんど無い。

浴後は温もり感&すべすべ感が強く、湯質のよさが実感できる。
 

ナトリウム−塩化物温泉(等張性弱アルカリ温泉)
Na-Cl・HCO3 泉温40.0℃ 湧出量180L/min pH=7.83
Na=3035 K=107.5 Cl=4080 HCO3=1477 H2SiO3=127.3 有機物=51.7 蒸発残留物=7968mg/kg 総成分=9.01g/kg

浴室からは露天風呂のある中庭がよく見える。「風水」のためだろうか、飾りの水車が回っていたり、噴水があったりする。
 


上の画像から以下の画像すべては、Vodafone 903SH で撮影したもの。

それまでの写真は CANON EOS-5D  レンズはEF24mm F2.8

ピントを自動調節するオートフォーカスに対応した、有効画素数320万画素のCCDカメラを搭載している携帯電話だ。
 

 

個人的に最も気にっているのが露天風呂の五色湖・滝見風呂だ。

風呂底には五色石を敷いてあり、足ツボが刺激されるという仕組みだ。

横にある滝が水しぶきを上げているから、自然のマイナスイオンがたっぷりと充満しているためだろうか、ぬるいお湯の温度とあいまって、理想的な頭寒足熱状態で、のんびりと温泉を楽しむことができる。

露天風呂の各所には玄武(北)・青龍(東)・朱雀(南)・白虎(西)と風水が書かれ、これらの文字は、それぞれ風水生命場を意味しているという。

 

お湯につかりながら上を見上げると、青空と風にそよぐ木々が目に入り、水の音と鳥のさえずりを聞きながら目をつぶっていると、まさに極楽浄土にいるようだ。

十分に暖まったあとは、屋外にある冷たい水風呂がこれまた気持ちいい。

東京近郊でこれだけの自然に囲まれた、こうした雰囲気の温泉があること自体に最初少し驚いた次第で、カミサンも気に入って、もう何度も足を運んでいる。

気になった点といえば、風呂の大きさに比べて体の洗い場の数は少ないといったところくらいだろうか。

だがそんなことはどうでもよくなるほど気に入っている。

とにかくこの温泉でよく暖まると、翌日くらいまで体の中がポカポカとした感じで満たされて、心地よいのだ。
 


 

庭ではふかした饅頭の販売サービスもある。2階にはそれほど広くないが、休憩室と食事処がある。庭にはお休み処や足湯などがある。

平日の朝10時のオープン直後あたりの時間帯で利用すると、とても空いているのだが、週末などはかなり混むようだ。

また、隣接する城山亭で料理を予約すると、昼・夜2部制で最大4時間、温泉は無料で利用できるという。

 


 

マッサージ機のほかに整体師による足底マッサージや全身マッサージ、エステ、アカスリなど、マッサージ関係は充実している。

足底マッサージは20分(2100円)と40分(4200円)の2種類あり、受付時間は11:00〜20:40

全身マッサージは20分(2100円)〜60分(6300円)の3種類で受付時間は11:00〜20:40

 


深大寺温泉 ゆかり

調布市深大寺元町2-12-2
TEL:0424-99-77770

営業時間 10:00−22:00
休館日 第1水曜日
料金 1,650円(タオル、バスタオル含む) 1時間までなら1,000円

中央自動車道の調布ICを降りて、国道20号線(甲州街道)を東京方向へ。下石原交差点で左し、武蔵境通りに入る。深大寺入り口で右折、深大寺通りへ。深大寺バス停近くを左折、1車線の狭い通りに入る。小さな丘を越える。
駐車場はそばに分散しているうえあまり広くない。
 

 

 

0122 Sun.

クオリティー Quality

を辞書で調べると「質・素質・資質・品質」と書かれている。何かを買うときは「品質」の高いものを、できるだけ安く買いたいというのが人情だろう。では品質とは何を指すのだろうか?

タクシーの運転手の間では「クラウンは故障をしない」という理由で、トヨタ自動車のクラウンやセルシオはとても人気がある。日本の車は「品質」を計る要素として「故障しない」という点がまずトップに来るようだ。

そのトヨタは高級車ブランドのレクサスを米国で成功させた余勢を買って、日本国内でもブランドイメージを高め、トヨタは「高級」というイメージを浸透させようとしている。

今までのソアラなどのトヨタブランドの車種を焼きなおし、より高い値段をつけるという手法でレクサスブランドのラインアップを揃えるのに躍起になっているが、そのレクサスブランドのトップに君臨するのが今回発表されたいわゆる「セルシオ」の最新モデルだ。


排気口の処理はマークXを踏襲しているが、世界的にこのクラスは、排気口は下へ向けて、さらに後ろからは見えないように隠すのが主流となっている。

まあそうした些細なことはさておいて、レクサスブランドの車なら室内の高級感などについては、ソツなくまとめられていることは想像に難くない。

だがこのクラスで最も大事な点をないがしろにしているようでは、真のブランドを形成することはできないだろう。

それは他の車のデザインをパクらないという点だ。

ブランドの持つ最も大事な「品質」とは、オリジナリティーであり、意地でも真似をしないという「プライド」なのではないだろうか?

新しいセルシオは私の目には「ダイエットに失敗した7シリーズ」と映るのだが・・


上の写真はBMWの7シリーズだが、リアのハイデッキという斬新な造形については発売当時「アグレッシブ過ぎる」などの賛否両論を巻き起こしたのだが、数年が経過して我々の眼が「デザインに追いつく」ようになると、下の写真のように何と新型のメルセデスまでが、Sクラスで真似をすることとなった。


こうして見ると、最近のBMWのデザインチームは非常によい仕事をしている、といっていいだろう。

最近のメルセデスの品質低下が要因となって、ダイムラーメルセデス社の売り上げと利益は下降トレンドを描いているのだが、さらにこうしたオリジナリティーの放棄という、プライドを捨てた代償が拍車をかけたといっていいだろう。

7シリーズのオリジナリティーは、それだけではなく、室内のスイッチを減らすためのコントロールシステムとしての iDrive についても同じことがいえるだろう。

日本のジャーナリストは、当初パソコンのようにわかりにくいと、低い評価をしていたため、いまだに日本車はそこまでは真似をしていないようだが、メルセデスのSシリーズの新モデルは、これもちゃっかりと真似をしている。

一度節操がなくなれば、「お構いなし」で歯止めがかからなくなるというのは、メルセデスとて同じことなのだろう。


こうした事態を避けるには、トップの「決して真似はするな」というツルの一声が必要なのだが、トップが派閥争いをしているメルセデスは、とてもそこまでは気が回らなかったのだろうか。

とにかく「品質」をどのレベルで考えるのか?というテーマを提示してくれたという点で、レクサスブランドの果たした役割は少なくない。

今までのトヨタの顧客に対してのブランド力を創りあげることはできるかもしれないが、BMWやメルセデスの顧客に対してのブランド力という点ではどうなのだろうか?

と締めるのはイマイチなので、最後はこちらにある鎌田氏の記事「経営者が語る黄金律」を引用させていただきます。

ジェラルディーン・レイボーン氏(オキシジョン・メディア、会長):氏の信条は、「競争相手の成功を妬むな」だ。「テレビ業界は、いつも他のネットワークのことを気にしています。高い視聴率を上げるには、ヒット番組が必要です。ある番組が他のチャンネルで大人気だからといって、似た番組を制作しても失敗するだけです。私もそれで痛い目にあっています。競争相手を調べるのは、どこに盲点があるかを探るためです。相手の真似をするためではありません。」
 

 

0121 Sat.

昨夜の米国マーケットはギャップダウンで開始。事前チェックではいいパターンのものがないうえ、オープニング直後のいいパターンといえば、株価の安いRHATくらい。というわけでトレンドのないGOOGのオーバーシュートを狙う。

ハイローバンドは、前日にハイリスクな選択をしたが、ナスダックが下がったので脱出。まあほとんどゲインがなかったが、朝起きるとすべて陰線で終わっていたが、危ないところだった。

やはりリスクの高いことはやらないほうがいいという、見本となったが、スイングスキャンの使い方が、かなり見えてきたね。なかなかいい。

さて今日からは米国株ライブトレードセミナー。難しいマーケットだが、そのほうがトレーニングとしては効果があるからね。さてどうなるか?

 

写真展

この写真に見覚えのある方もいらっしゃると思いますが、写真展へ行ってきました。

プロカメラマン、横木 安良夫 氏の作品の写真展なのですが、横木さんの写真や表現技法には興味があって、いつもこちらのWEBサイトを拝見していたのです。

現在 Teach Your Children という写真展を2月25日まで開催されていらっしゃるとのことで、一度見に行きたいなと思っていたのですが、なかなか時間が取れなくてズルズルと今日になってしまったというわけです。

ちょうど時間を作ることができたので、できればWEBでご本人がいらっしゃる時間に伺おうと、夕方カミサンが夕食の用意をしている間に一路目黒へ。


写真展は閑静な住宅街にある Art Photo Site Gallery で開催されていました。


ドアを開けると、現像液の匂いが漂う空間にWEBで見た数々の写真が・・

そして、ご本人がいらっしゃいました。

そして話を伺うこともできたのです。

とても気さくな方ですよ。

おまけに、ちょっとしたコツも教えてもらえてラッキーでした!

今発売中の「日本カメラ」で白黒写真のプリントなどについて詳しく書かれていると聞きましたので、早速発売されたばかりの雑誌を買いました。


横木 安良夫 さん
 

左肘左下が若かりし頃のご本人の写真だそうです。

展示してある大小すべての写真は、アーカイバルプリントとして制作し販売されています。

Paper : EPSON 100% Cotton rag 無酸性紙、

VelvetArtPhotoPaper A3ノビ、3x19inch (329x483)

プリント上に余白をつけ、オーバーマットは使用せず。

EPSON PX5500 で印刷された写真は特注のA3ノビサイズがちょうど入るサイズの額に入れられて各10枚限定で販売されています。

横木さんが一枚一枚作成され、展覧会が終わると、サイン入りで送られてくるというので、気に入ったショットを2枚購入しました。

税別で1枚¥1,8000- 安いと思います。

すべてにエディションNo.とサインが入り、総計50部限定なのですからね。

詳細はこちらにあります。

 

スタジオの方に、横木さんと一緒のところを撮ってもらいました。

ちょっと緊張しました。(笑)

いつもの自分の周りとは違う世界を垣間見るというのは、エキサイティングなことです。

いやあよかったです。行った甲斐がありましたね。



興奮を冷ますため、幌を下ろし、冷たい夜風を浴びながら、一路目黒を後にしました。

 

 

0120 Fri.

ヘッドフォンでハイエンドサウンド

iPod を持っていると、当然PCには iTune がインストールされているはず。

私はPCに取り込むときの音楽ファイルはすべてCDと同じWAV形式に変換している。

そのためHDDのサイズが60Gの iPod  を使っている。

WAVというのは圧縮をしない形式のため、ファイルサイズは大きくなるが、そのかわりCDと全く同じ高品質なサウンドを楽しむことができる。

iPod は音楽を持ち運びすることはできるが、WAV形式のファイルであってもイアフォンで聴く限り、音質はそれほど良くない。

使われているDAコンバータのコストの限界が、同時に音質の限界でもあるからだ。

 

これはPCの音楽ファイルを iTune で聴く場合でも事情は同じ事だ。

夜中や早朝には、大音量でガンガン鳴らすわけにはゆかないので、スピーカーではなく、ヘッドフォンで聴くことになるのだが、スピーカーとヘッドフォンの音質のあまりの隔たりに、ガッカリしている方は多いはずだ。

PCに保存されている音楽を聴くときは、こうまで我慢しなければならないのだろうか?

ヘッドフォンの音をもっと「いい音」にする方法はないのだろうか?

 

iTune へ取り込まれたWAVなどの音楽ファイルはデジタルのため、イアフォンやスピーカーで聴くためには、このデジタル信号をアナログに変換しなければならない。

つまりDAコンバーターの品質によって、耳に届く音質が左右されることになるのだが、PCのグラフィックボードを通して聴く音は、オーディオ的にいえば、かなり淋しいレベルの音だといわざるを得ない。

ということはDAコンバーターを高音質なものにすればいいわけだ。

だがある水準以上のDAコンバーターというのは、意外と高額で、オーディオ的にいいものとなると、軽く50万円から100万円を超えるレベルの額になってしまう。

さらに困ったことに、そうしたオーディオ専用のコンバーターには、USBでライン入力ができるものは皆無と言っていい状況なのだ。

だが神は我を見捨てず!

そこで CEC-DA53 という Digital Analog Converter つまりDAコンバーターをご紹介しよう。

ここで音質の評価を見ることができる。

 

夜中になるとこのサイトは繋がらないことがあるので、引用させていただくと・・


音質

音質のチェックは、COAXIAL入力でCD(サンプリング周波数44.1KHz)を演奏して行いました。

透明度が高く明快なサウンドで、クッキリハッキリしていますが、嫌な輪郭はなく「価格より遙かに良い音を聴いている」という印象です。特に、シッカリした芯のある高域が魅力的で、低価格DACにありがちな「高域のもやつき」・「高域の抜けの悪さ」そういったマイナス印象は、まったく感じられず、どちらかと言えば遙かに高額なDACを聴いているような「透明度」と「抜けの良さ」を感じます。

低域もシッカリしており、やはり低価格な製品にありがちな「もやつき」、「にごり」、「ふくらみ」は、一切感じません。高域同様、かなり高級なDACを聴いている印象です。

解像度(音の細やかさ)もかなりのレベルで、通常CDを聴くDACとして使用する限りでは不満は出ないはずです。

もし注文を付けるとすれば「中域にやや硬さを感じる」ことですが、これはテストした個体がまだ十分にエージングが進んでおらず、今後エージングが進むにつれ解決すると思います。

トータルの印象としては、非常に明晰、明快な音で、人間に例えるとすれば、スゴク出来のよい優等生、ウルトラスマートなエリート、といった感じでマイナスのイメージがありません。ものすごく高いレベルでそつなくまとまっています。

難癖を付けるとすれば、「やや人間くささに欠ける」部分でしょうか?「大阪弁」のような、曖昧さや、泥臭さは一切感じられず、やや端正でクールに過ぎる感じがしましたが、その他の長所がそれを補って余りある、素晴らしく出来のよいDACです。個人的には、CECの上級機種のDX51やDX71よりも好ましいとさえ感じました。

CDでのテストの次に、パソコンとUSB接続した音を聴いてみました。パソコン自体は「自作」でペンティアム3/800がデュアルで乗っている、やや旧型のマシンです。付いている、CD−RWも、適当なバルク品で大したものではありません。USBに接続すると、DACのスイッチが切れた状態でも認識され、何の苦労もなく使用可能となります。

音質は、ラインアウトではなく「ヘッドホン端子(USB接続時のみに音が出ます)」で行いましたが、驚きました!

CDを再生しましたが、予想を遙かに覆す望外の高音質です。CDプレーヤーとデジタル接続した場合より、音が良い印象で、気になっていた硬さが取れ、上品な柔らかささえ感じられます。この音質なら、HD53のような「高価なヘッドホンアンプは不要」と断言できます。

パソコンとDA53を繋げる環境で「ヘッドホンで音楽を楽しみたい」とお考えなら、HD53ではなくDA53の導入をお勧めします。パソコンとUSB接続するだけで、素晴らしく音の良いヘッドホンサウンドを楽しめるからです。


ということなのだが、まさにその通りで、このクラスの音を聴いたことがない人は、この音をヘッドフォンで聴いたら、たぶん椅子からずり落ちるはず。

お値段は ¥89,250だが、こちらからだと¥63,000円で購入できる。

普通の店にはこうしたDAコンバーターのようなちょっと特殊なものは、在庫がないことが多いので、ネットで買ったほうが早く入手できるだろう。

 

接続は簡単で、PCとDAコンバーターをUSBケーブルで繋ぐだけ。

ドライバのインストールなどの複雑な設定をすることなく利用できるのが嬉しい。

ヘッドフォンの音量はDA53側にはボリュームが無いので、パソコン側で操作することになる。

つまりパソコン側の音量設定と iTunes のボリュームつまみを動かして調整することになるが、特に不都合はない。

左側にはボリュームつまみがついているので、ヘッドフォン用のものかと思ったのだが、これはマイク端子用の入力調整ボリューム。

 


6月16日の日記で書いた「iPod を最高の音質で楽しむ」で紹介したイアフォン MDR-EXQ1 を普段使っているのだが、iTune での音量調節で言えば 80%くらいの位置でちょうどいい音量になる。

さて肝心の音質だ。

 

WAV形式ファイルでの評価だが、まずそれぞれの楽器の位置が、ヘッドホンを通して手に取るようにわかるだろう。

ベースのアタックのタッチはとても明確で、音が膨らんだりボヤケルといった要素がなくなるために、中音域へのカブりというものがまず存在しなくなる。

そのため、ウッドベースの唸りや、激しく弦がフレットに擦れる音の生々しさに、一瞬たじろぐかもしれない。

シンバルへスティックがアタックした音と、シンバルの響きがこうも違うのかと、耳をそばだてようとするレベルの解像度が、音楽そのものを今までとは少し違って聴かせてくれるはずだ。

若干濁っていた各楽器間のベールがあたかも、何枚も取り去ったように風通しが良くなり、まるで高原の澄み切った空気の中で音楽を聴いているかのような、すがすがしさを感じるだろう。

音質は素直で色付けがなく、そのため長時間聴いていても疲れない。

よい音というのはこういう音のことなのだということが、それまでにこういう音を全く聴いたことのない人にも、端的に理解できるだけの純粋な音の魅力に溢れているといえばいいだろうか。

 

いままで溜めていたPCの音楽ファイルをもう一度片っ端から聴いてみたくなるほど、それぞれの楽器の音が魅力的に響いてくる様は、まさに圧巻と言っていいだろう。

録音する側のこだわりや気配りまでもが聴き手に伝わるかのような、息を飲むような解像度が描き出す世界は、聴いている時間を全く感じさせない。

さらには、時間が経つのがこれほどまでに早く感じることがあるのかという、驚きの経験をも、味わうことができるはずだ。

これ以上のランクの音を聴きたいのなら、あとはマークレビンソンのような150万円以上のプリアンプを使うしか方法はないだろう。

だがこのDAコンバーターは、そうしたハイエンドオーディオの持っているの音の世界を、ヘッドフォンを通してあなたに垣間見せてくれる。

それもたった6万円台でだ。

長生きはするものだと、つくづく思う。

 

 

 

0119 Thurs.

昨夜の米国マーケットは大きくギャップダウン。理由はインテルの業績懸念にヤフー、イーベイの不安材料が加わったためのようだが、下のチャートでわかるように、ナスダック総合指数は20MAの真上 で開始。つまりサポートの真上なので、ハイローバンドギャッププレイではショートサイドへのエントリーは見送りとなってしまった。まあこういう日もあるということだ。

東京マーケットはライブドアの件が引き金になって、今日売らないと明日はどうなるかがわからないという「恐怖」から大きく売られたが、10%くらいの下落は急ではあっても自然な調整幅と見るのが妥当な線だろうね。マスコミがこうしたマーケットに関しては相変わらずの状況音痴だということが露呈しただけだね。

MarketWatch.com によると・・

Merrill Lynch said a recent survey of fund managers indicated that foreign investors were less willing to buy Japanese stocks, following their run-up over the last year, but remain bullish over the medium to long term.

 

波乱の東京マーケット

さて渦中のライブドアの日足チャート。ハイローバンドでは、ポジションなしという位置からの下落だ。16日は大きくギャップダウン。だがギャップが大きすぎるから、ここからのショートも無理だということがわかるだろう。

 

【283】株急落。こ。これはやばい・・  osa - 06/1/18(水) 10:59 -

ほど、儲かってしまう。。(笑)
やっぱり、ベアマーケットっていいですね。
そして改めてHLBのすごさを思い知る。。
はっちスゴイ!! 
すごすぎる!!!
ありがとう!!

 

では18日の東京マーケットはどうだったのかというと・・

 


この中から5銘柄を好きに選べばいいというわかりやすいパターン。

スイングスキャンのフィルタリング機能は見事に危険なパターンを回避して、ルールどおりの銘柄を選択してくれているようだ。

17日と18日は絶好のネギカモ銘柄の狩場になったようだ。

 

 

0118 Wed.

昨夜の米国マーケットはギャップダウンで開始。事前チェックでもショートサイド銘柄ばかり。こういうときのロングサイドはブレイクスキャン頼み。PTEN が見事なロングサイドパターンだったが、GOOGはトレンドのないゾーンなので、ショートとロングの両サイドへのダブルインカムを狙う。

ハイローバンドは、ホールド中のロングサイド銘柄はギャップダウンしたので手仕舞い。ヘッジで仕掛けたショートサイドのWFMIはホールド。

スイングスキャンで表示された銘柄もいいものがない状態だったが、装備されているフィルタリング機能はなかなかのものだ。

リリースの時期は、かなり近づいています。1月中に何とかリリースできるかどうかと言う段階。いわば秒読み段階といっていいだろう。いましばらくお待ちを!

 

リセット

3日間のセミナーが終了したので、疲れを癒すため温泉へ。

ゆっくりとしたスケジュールだったので、久しぶりに20分の足裏マッサージも受けたが「全体にゴリゴリでしたね」との診断。

やはりかなり疲れが溜まっていたようだ。

帰宅後昼寝をした後、かかりつけのO先生による30分の鍼灸とその後60分の指圧というコースで、ようやく生き返った。

このようにセミナーのあとでまず気をつけているのは、体の状態をできるだけ早く元の状態へ戻すという点だ。

まずは何をやるにしても、こうしてカラダを本来の動きができる状態にしたうえでなければ、何事も始まらないからだ。

 

人間の体は車のパーツと違って、壊れたからといって取り替えるわけにはゆかない。

最近では臓器移植なども行われているが、費用を考えると、こうした手段は生死を分けるケースに限られるだろう。

だからパーツは、できるだけ長期間使い回さなければならない。

人間の体はとても長持ちするようにできているし、自己修復能力も持っているが、できるだけ最良の状態へメンテナスをしておくに越したことはないわけだ。

 

普通は溜まった疲れが限界に近づくと、凝りとか痛みとかの信号が出るのだが、それに気がつかないでいたり、無視していると、やがては取り返しがつかないことになる。

だから、まずは疲れを溜めないことだ。

だが普通は溜まってしまって、危険信号が出た時点で、何重にも蓄積された薄い表面の層を取り除くだけで終わってしまう。

本来は蓄積する速度より早く、何重にも蓄積された疲れの層を一枚一枚剥ぎ取る作業をすることが大事なのだが、もちろんこれには少なからぬコストが必要になる。

だからわかっていても、危険信号が出た時だけ、対処療法として病院へ行ったり、マッサージを受けたりすることが多くなるのだ。

 


この問題の優先順位をどこに置けばいいのか?

一般的に毎日の生活を優先するため、この部分への予算は、ほとんど割り当てられないことが多くなりがちだ。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」と昔から言われているように、コンディションが悪ければ、やる気もモチベーションの維持も難しくなる。

頭が痛かったり、腰が痛いと、笑い声や気配りといった、メンタルな部分がまず最も大きな影響を受けるのだ。

優れたドライバーは、マシンを常に最高の状態に保つことを怠らない。


 

体を鍛えるために運動をする場合も、その効果を最大限にするためには、疲れを取りながら、鍛えてゆくというプロセスが必要になる。

だが、鍛えていれば疲れを取る必要はない、あるいは疲れない体になるという錯覚に陥りやすいから、継続して運動をする場合は、特に気をつけなければならない。

運動をしたあとほど、疲れを取るというメンテナスが必要になるのだ。

それができないのなら、ハードな運動というのは、自分の自己満足だけに終わってしまうことになる。

大事なのは、運動をすることによって、まず心拍を上げるという点だ。

つまりフレッシュな血液と酸素を、定期的にカラダの隅々まで送るという作業を怠らないということを優先することだ。

 

だが多くの場合、病院へ入院することになってから、こうした点の重要性に気がつくことが多い。

だが本当はそうなる前に、対策を考え着々と実行していなければならない。

毎日の生活の疲れは、毎日毎日容赦なく積み重なっているのだ。

1987年から20年弱にわたって、多少の波はあっても、こうした点についてはできるだけのコストをかけててさまざまな対策をしているが、その効果は外見的な部分でいえば「年より若く見える」と言う点で確実に実感することができる。

 

私と同じ年代の友人の中には、こうした外見的な面で言えば、ある時点でガックリと老ける人が少なくない。

何が引き金になっているのかは、毎日の生活を共にしているわけではないから、そこまではわからないが、精神的なあるいは肉体的なストレスや疲れというのがある一定の量を超えると、その時点で確実に若さを奪い、老化させることだけは、確かだ。

もちろん今の現代科学では、老化を完全に食い止めることはできない。

だが老化をできるだけ遅くすることは、さまざまな工夫をすることによって、ある程度は可能になるのだ。

質の高い食事、定期的に心拍数を上げる工夫、水分を常に十分に取る習慣、夜間の深い眠りや、睡眠不足を避ける、などといった複合的な対策が、侮れない効果を生むことは頭に入れておきたい。

こうしたことからも、こうした点については、仕事の一環として取り組む価値があると思う。

 

 

0117 Tues.

昨日は日本株基礎セミナーの最終日で、ということでTOKYOマーケットでのライブWATCH。

マーケット開始後セミナーで解説した、私ならこれに入るという銘柄を解説しましたが、マーケットの指数はどちらへ動くかわからないので、個別銘柄のチャートで選択し、数は2-3銘柄くらいがいいだろうということで、3銘柄を選択しました。

結果は3戦3勝。4つ入ると3勝1敗となったということです。


【24362】選択したハイローバンド銘柄  はっち - 06/1/16(月) 9:45 -

商船三井(9104)
日本テレビ放送網(9404)

りそなHD(8308)
本田技研工業(7267)


次点

石川島播磨重工業(7013)
クレディセゾン(8253)
住友信託銀行(8403)


 

2銘柄は簡単でした。

日本テレビ放送網(9404)

商船三井(9104)


さて、3銘柄目はどちらでしょうか?

あなたならどちらを選択しますか?

りそなHD(8308)
 

本田技研工業(7267)

 

私は本田技研工業(7267)を選択しましたが、理由はおわかりでしょうか?

下がその結果です。
 


理由はセミナーで説明していますが、ヒントはサポートです。

わからない方は、再受講でしょうか・・(笑)

 

 

 

ハッチ先生

突然のメール申し訳ありません。私は9月日本株基礎セミナーに参加したあっきちこと**と申します。

ワンクリックシミュレーションからペーパートレードに入り只今精進しているところなのですが、今年に入ってから非常に悪い結果です。

まだ自分のチャートを見る目が不足しているのは十分承知なのですが、先日の日経平均が大きく下げたときに自分のシミュレーションもだいぶひどくて検証しているのですが、いまいち何故?という感じがしてこのままだと同じような繰り返しをするような気がしてメールいたしました。

1月11日のJ8238なのですが、トレンドは上昇していて5日の陰線がトリガーかな?と思いまして10日にギャップアップ、日経平均もギャップアップしておりましたのでエントリーしました。

結果はひどいものでひどいリバーサルをくらったかたちです。

(11日の寄り付きでカットロス)



このエントリーはやっぱり間違っているのでしょうか?

お時間あるときで結構ですので

ご教授お願いできませんでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 

エントリーした場合はカットロスとなりますが、これは仕方ないと思います。

理想的なエントリーポイントは下のチャートの位置です。

エントリーされたタイミングというのはいわば「脱出ポイント」に該当しますね。

つまり利益確定をする位置でエントリーされたと言うわけです。

このように、理想的なエントリーポイントの直後と言うのは、エントリーすると、こうした利益確定の動きに巻き込まれることがあります。
 


ですが、要はトータルで勝てるかどうかです。

ご自分で、何がうまくゆかない原因かは、お分かりになっているのでしょうか?

トレードを進歩させるには、具体的な問題点を見つけて、それを改善する必要があります。

一ヶ月のトータルでの結果などの記録があれば、何が問題なのかがわかると思います。

受講者用掲示板へは毎日投稿されているでしょうか?

そうであれば、ハンドル名を教えてください。

 

 

 

0116 Mon.

意思の持つパワー

今日はある一人のトレーダーの方からのメールをご紹介します。

彼女とは今では、かれこれ足掛け6年もの知り合いなのですが、思い起こせば、キーになるセミナー、たとえばリンダ・ラシュキ氏を招聘して開催したセミナーなどへは、必ずといっていいほど参加されていました。

とにかくトレードに対して、とても粘り強く熱心な方だという印象を持っていました。

そして先日、1月5日に書いた「出る杭」について、次のようなメールをいただきました。


あけましておめでとうございます。

昨年末には楽しいパーティほか、クールに・・・などのコラムでもお世話になりました。

先ほど「クールに過ごそう」を見てびっくりしましたので、メールさせていただきま
した。

私もかれこれ8年前?でしたか、昔のことは忘れてしまいたい性分なので記憶は定かではないのですが、ナポレオンヒルの紹介本(漫画でした)に出会い、カセットや付属の脳波測定&安定?装置の存在を知りました。

しかし当時ウン十万もする代物で、そのまま指をくわえて見ていたのですが、運良く、棚からぼたもち的にお金が入り、買ってしまったのでした。(笑)

当時は私は大学生で、ごく普通に企業に就職し、結婚し、家族のために消極的に生きていく行き方が当然のように感じられた環境におかれていましたので、自分から打破したい、何か選択肢はないのかしら、と模索している最中での、ナポレオンヒルでした。

今思えば、暗中模索の四面楚歌的状態(まあ自分が自分でそう、仕組んでいるのですが)だったのですが「精神的自立は経済的自立があってこそ成立するなー」とは思っていました。

高校時代もそう思っていたので、経済学を専攻したのですが、入学してみると、私の夢を実現してくれそうもないということがわかりました。

何とか人に頭を下げないでお金が稼げないか・・

書いていて、えげつないなーと自分で思いますが・・(笑)

日々感度の悪いアンテナをはっておりましたところ、お金(資本)を使って、お金を稼げる、なんとロスの少ない、しかし悪魔的な(笑)トレードというものの存在に気づいたのです。

それから、トレーダーを養成してくれそうなセミナーを提供してくれそうな、デイトレードネットのシアトルセミナーの参加(2000年4月)につながってゆき、現在に至るわけです。

ナポレオンヒルと聴き、当時の心境が走馬灯のように想い出され、そういえば、シアトルセミナーからの帰り際に、ふとなんとなく「30歳までに、なんとしても、トレードでご飯がたべれるようになりたい!!!」と自分で自分に宣言したなー・・なんてことをと思い出しました。

ははは、書いていて恥ずかしいですね。

でもいま、おかげさまで実現できていることを本当にラッキーなことだと思います。

これも一重にデイトレードネットさんが、今現在まで、途切れず何年も続けてくだ
さったからです。

今振り返る機会に恵まれ、本当にがんばってこられたハッチさんに感謝申し上げま
す。

本当は面と向かって申し上げるのが筋なんでしょうが、メールでご勘弁ください。

とても照れるのです。

ながながとなりましたが、この辺で、失礼したいと思います。

またまた寒くなりそうなので、どうぞお体ご自愛ください。
 

 

ありがとうございます。

私も照れるので、ここで書きますが(笑)よく今まで頑張って来られたなと、実は感心しています。

西日本にお住まいのため、東京でのステップアップクラブなどへも、頻繁に参加されているわけではないので、いわば、かなり孤立した状態で5年以上頑張って来られたわけですね。

トレードという仕事では、勉強を続けるために大事な「やる気」を保ち続けるための「モチベーションの維持」というのは、コンスタントにトレードを続けられてきた方なら、どれだけ大変かはお分かりのはずです。

ですからセミナーでも、この部分についてはかなりの時間を割いて触れています。

何の仕事でもそうだと思うのですが、自分で決めたことを、確実に実行するというのは、文字で書くと簡単で誰でもできそうに思えますが、実際にそれを実行できる人というのは、実は非常に限られたごく一部の人だけなのです。

 

私も1987年ごろ若気の至り?で20万円以上するナポレオンヒルのプログラムを基にしたカセットテープと教材をローンで買いました。

こう書くと、何だかインチキなセールスに引っかかったように思われるかもしれませんが、当時ソフトを販売する会社を経営していたとき、会社へ飛び込みで現われたセールスマンの話術が実に巧みだったため、話を聞いているうちに、いつの間にか買ってしまっていたのです。

こう言ってはそのセールスマンの方にはとても失礼な話ですが、何しろ当時の私にとっては高額な買い物でしたから、買ってしまってから「騙されたかなー」と漠然と思ったことを思い出します。

確かカセットテープが10本くらいのセットでしたので、これは元を取らなきゃあ!と思い、時間を見つけては繰り返し聞いていました。

でも、そうした最初の印象とは違って、中身はとても「まとも」で、なかなかいいことを話しているのですね、これが。

で、繰り返し聞いているうちに、テープで解説している内容が、真剣に実行するに値することだと確信するに至ったのです。

そしてテープを聞いているうちに何とか成功したい!いう想いが嵩じて、ついにはテープでも繰り返し話していた信念に基づき「自分はポルシェに乗るにふさわしいレベルの人間になるのだ!だから1000万円を自分に投資するのだ!俺はそれだけの価値のある人間になるのだ!」と、1987年型の911を新車で買ってしまったのです。

オーマイガッ!

 

こうして、いわば「カタチ」から入ったわけです。

ですが経営していた会社は、当時それほど儲かっていたわけではないので、頭金を200万円を払ったうえで、その後3年ほど毎月30万円近いポルシェのローンを払い続けるのは、結構大変でした。

思い返せば、このことが原因で税務署から呼び出され、毎月のローンは経費とは認めないといわれたため、税理士と一緒に税務署へ出向いたこともありました。

レースで培われた経験を基にして作られた車は世界で一番安全な車である、だから会社の従業員の生活を守るための長として、最も安全な車を選択したわけで、それに何の文句 があるのか?という主張を2時間に渡って押し通しました。

税務署の担当者も根負けしたのでしょうか「今回は認めましょう」と渋々でしたが、とにかく最後には認めてくれたのです。

終わってから税理士は「よく頑張ったなあ・・」と苦笑いしてましたけどね。(笑)


ですがこうしたいきさつがあったおかげで、ポルシェのステアリングを握るたびに「こういうときに最高の考え方をするとなると、どのように考えればいいのか?」ということを意識することができたのです。

結局は「継続してあることを具体的に意識することの威力」をこのとき以来、自分で実感することになったのです。

そしてそうした積み重ねによって1992年には、仕事で渡米することへと繋がっていったのだと思います。

こういうことがあったため、ポルシェには特別な想い入れがあるのです。

 

なんだか小説のようですが、これはすべて本当の話です。

いまやポルシェもミニも、ローンではなくキャッシュで買えるようになりました。

思い返すと、これは潜在的に刷り込まれた、あのプログラムのおかげではないかとも思います。

でも、テープを聴いただけではダメで、その内容を信じ、繰り返し意識しながら、実際に実行することが大事で、これはトレードに限らずどの仕事に対しても全く同じことが言えると思います。

ってお前は「ナポレオン・ヒル・プログラム」のセールスマンか?(笑)

 

 

0115 Sun.

ケイマンS試乗

去年9月末に納車以来、ボクスターSの走行距離はようやく3000キロを過ぎた。

そのため、ボクスターSを定期点検と、ウィンドデフレクター装着のため、水曜日からディーラーへ預けていたのだが、金曜日の夕方にようやくでき上がったのでピックアップのためディーラーへ。

夕方の4時ごろにディーラーへ到着したのだが、あいにくとまだできあがっていなかったので待っていると、幸いなことに、「お待ちいただいている間にケイマンSへ試乗してみませんか?」という有難いお申し出に、Why Not?


早速シートへ収まることにした。

ケイマンとは、いわゆる「屋根つきのボクスターS」なのだが、エンジンはボクスターSより少しパワーアップされている。


室内で前を見ている限り、ボクスターSとの違いというのは、上の写真のように中央の回転計の上のダッシュ部分が盛り上がっている点しか見当たらない。

室内の色は微妙にブルーが入った色だったが、私だったら黒を選択するだろうね。

あの色はあまり高級感のない、中途半端な色だと思う。

まあ色は好みだけどね。

運転席から後ろを見ると、景色はリアシートのない911カレラという風情。

 


 

試乗車はまだ1000キロを越えたばかりで、まだ慣らしは済んでいない状態だったので、一応5000回転までに押さえて試乗することにした。

ディーラーのガレージから車道へ出て気がついたのは、ボクスターSよりステアリングが少し軽くなっているという点だった。

単なる個体差ではないほどの違いがあったので、多分パワーアシストの量が変更されたのだと思うが、セールスの人に確認したら、やはり少し軽くなっているという。

ただ加速をすると、室内の内装なのかエンジンマントなのかはわからないが、アクセルの急激なオンオフで、明らかに重いものが微妙に前後に動く感触があったのだが、これはセールスの人に聞いても理由はわからずじまい。

加速は確かに幾分力強くなっているようだったが、それよりも慣らしが進んでいるボクスターSに慣れているせいか、エンジンの回り方が何だかとても渋いのが気になった。

ケイマンSに積まれた3.4リッターエンジンの本体部分はボクスターSの3.2リッター用をベースとし、シリンダーヘッドを911カレラから移植したものだ。

ただ、普通のボクスターの1リッターあたり89.3psの出力が、よりスポーティであるはずのケイマンSは、何故か87.1psにすぎない。

多分、911に遠慮したのだろうね。(笑)

走行距離がまだ1000キロだったから仕方ないのだろうけれど、何となくザラついた回り方の感触で、あまりいい印象を受けなかった。

できれば慣らしの終わった状態で、ぜひもう一度乗ってみたいところだ。


ボディー剛性は、クーペで屋根がある分確かに上がっているようだが、気になるのは、「ある回転域」で音が室内に篭って、とても耳ざわりだった点だ。

ボクスターSだと屋根の材質が布だから、音はクーペのケイマンSの金属製より抜けやすく、気にならないのだろうか?

ケイマンSは客室が後ろへ伸びている分、室内の容積が大きくなっているから、音の篭る周波数とのマッチングが悪いと、ある帯域の音が共振して、特定のエンジン回転域で、うるさく感じるというのは十分にありえる話だ。

ボクスターSの場合、幌を下ろすとエンジンの音が抜けるため、非常にいい音に感じることでもわかるように、ミッドシップだと、こうした篭り音のチューニングというのは結構微妙で難しいものがあるのではないだろうか。

 

 

試乗後、整備済みのボクスターSへ乗り換えると、ケイマンSとは別物と言っていいほどのスムースなエンジンの回り方で、慣らし運転の効果というのは、バカにできないものなのだと改めて納得。

で早速幌を下ろして、装着したウィンド・デフレクターの効果を試してみた。

以前は肩あたりまで巻き込んでいた風は、頭のてっぺんを撫でる程度に減少することが実感できたが、この程度の巻き込みだと、かなり寒いときでも、オープンにして走ることができそうだ。

ウィンド・デフレクターの装着で、改めて空力の威力を実感した次第だが、冬場にはなかなか効果のあるアイテムといっていいだろう。

ただしお値段は、装着費用も含めて約13万円!

帰り道では、依然レブリミットは5000回転に押さえて走ったのだが、3日間はミニで走っていたため、その感覚が残っていたあとだったためだろうか、ボクスターSの密度の濃い加速を含めた走行感覚というのは、やはり独特のものなのだということを改めて強く感じたという次第。

とにかく回転を5000回転に押さえたままでも、十分に走りを楽しめる車だということを、改めて再認識することとなった。

まあ3000回転も回せば、回りの車たちのほとんどを、後方へ置き去りにできるだけの加速力を持っているからね。


娘に運転させて印象を聞いてみたら、すべての操作が重めのためだろう、ミニと同じチカラでアクセルを踏んだだけではゆっくりとしか加速をしなかったようで「 速く走れない、なんだか遅い・・」とのインプレッションだった。

ムムッ!

なわけで途中で運転を変わってから、一気に5000回転まで踏み込んでやったら、ジェットコースターのような加速感で「怖い」とビビッていた。(笑)

ここからは距離と共に5500から6000へと上げてゆく予定で、5000回転から上の伸びがどの程度のものになるのかが楽しみだ。

 

 


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2006 0115-

 

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