2005 0801-


0814 Sun.

「ジャーナリスト不在のツケ」への反論

8月9日の「ジャーナリスト不在のツケ」に対して次のようなメールをいただきましたので、引用させていただき、それぞれの疑問に対してお答えします。
 

前略

HPを拝見してメールさせていただいています。

失礼ながら、多くの人が見ている(と思われる)場で、あまりいい加減なことは書かれないほうがよろしいのでは?

底の浅い随想だけならただ読み飛ばせば良いのですが、事実ではないことを堂々と書かれているのはやはりちょっと見過ごせません。
 


>政治屋の談合のため選挙へ行こうと、何も変わらないしなあ。

1票の重さをまるで認識していらっしゃらないようですね。

そういうことを平気で言う馬鹿な大人が多いせいで、政治家が政治屋に成り下がり、一向に日本の政治が成熟しないのですよ。

まさに、あなたのような人が今日のような堕落した日本にしてしまった、ということです。

何故この一文が一票の重さを認識していないという結論になるのかはわかりませんが、30年以上投票してきた結果 の正直な感想です。

国民はいわゆる政治の素人だからこそ、政治のプロとしての政治家へ任せたのです。

日本は直接選挙制ではないのですから、責任は政治家にあると考えるのが、常識ではないでしょうか?

それなのにこの一文から導かれる結論が、私のせいですか。

なかなかユニークな考え方ですね。

 


>TVがどんなことをやっているのかと、久しぶりにチャンネルを回してみると、全局同じ内容。あいかわらず、下請けの製作プロダクションに丸投げだからね。

内情もよく知らないのに適当なことを言わないでください。

確かにバラエティやドラマなどは制作会社に委託することがほとんどですが、報道に関しては違います。

各局ともきちんと社内に政治部を持っており優秀な政治記者が所属しています。

政治家の取材にあたる、いわゆる番記者の仕事がどれほど過酷がわかっていますか?

それこそ24時間朝から晩まで東奔西走しています。

彼らは、あなたのようにただ金を稼げれば良いという考えではなく、誇りと信念を持って仕事にあたっています。
 

何を根拠に優秀と断定されるのかはさておいても、優秀な政治記者が、番記者として飼いならされているからこそ、同じような記事しか書けないのではないでしょうか?

24時間朝から晩まで東奔西走している過酷な仕事の結果が秀逸である、というという評判は少なくとも私のまわりの日本国民である友人からは、ついぞ聞いたことはないのですが、 もしそうであるのなら、そういうこともきちんと伝わるように報道してほしいですね。

「彼らは、あなたのようにただ金を稼げれば良いという考えではなく・・」と 私が誇りも信念もないということを暗示するような記述をされていますが、私の考えをどのようにして判定されたのでしょうか。

この根拠の説明のない思い込みの一文で、あなたの主張は非常に根拠がないものになってしまいますから、以後こういうロジックは避けられたほうがいいと思います。

これは皮肉ですけどね。(笑)

失礼。

無礼には無礼を!です。

 



>日本はやっぱり社会主義国なんだなあと実感。これじゃあ北朝鮮と同じじゃないの。

またまたいつものステレオタイプな思いこみ発言が出ましたね。

ある一日のテレビ番組をチラッと見て各局の内容が似ていたからと言って、それで日本が社会主義国だと定義づける短絡的な思考が理解できません。

アメリカのテレビ番組だって、地上波はどこも似たような内容しか放送していません。

では、アメリカは社会主義国家ですか?

そもそも”社会主義国家”の本当の意味を理解されているのでしょうか?
 

番記者として飼いならされた大本営発表スタイルのマスコミ がみんな同じ視点になるというのを一般的に「社会主義」と呼ぶのは、それほど的外れなものではないと思います。

まあ皮肉って書いてはいますけどね。

アメリカのジャーナリストが、圧力に負けず真実を書いている例は多いですよ。

日本では、そうした「鉄槌」を下せたジャーナリストがいるでしょうか?

番記者では構造上「木を見て森を見ず」になりやすいのですから、そうした期待をしても無駄ではないかと感じています。

残念ですけどね。

離れたところから見たほうが、よく見えるということは、どの世界でもありますからね。



>まず選挙へ行っても何もかわらないのは、選挙権を持っている大多数は、テレビしか見ないで、ボーっとしているから。

違いますね。

日本の政治が変わらないのは、選挙民の半分以上が選挙に行かないからです。

もしも、投票が任意ではなく強制だったとして、選挙民の90%以上が選挙へ行くようになれば、間違いなく日本の政治にも大きな変革が訪れるでしょう。

 

選挙に行くか行かないかの選択権は、有権者にあります。

選挙に行くからマルで行かないからダメという単純な考えこそ、ステレオタイプな考えではないでしょうか。

それに第一、一般大衆というのは 、それほど賢明なものでしょうか?

だからこそ国をよくしてゆくという強い使命を持つ、プロの政治家が必要なのではないでしょうか?

国の運営に関してはアマチュアである一般国民を啓蒙して、正しい方向へリードするのが政治家の仕事です。

そういう意味で、プロではなくなってしまっていると思ったので「政治屋」という表現をしたのです。

しかし「衆議院解散!」の瞬間に、議員の多くが立ち上がり「万歳! 万歳!と声が上がりましたが、これは無職になった瞬間を喜んでいるのでしょうか?

こういう先生方に貼り付いている番記者たちが、どうやって正常な感性を保っているのか、興味のあるところです。

 



>これはメディアの責任大。

いいえ。

あなたのような「自分の力で何かを変えていこう」という気構えのない大人のせいです。

そして、そんな大人に育てられた近頃の若者たちのせいです。

 

私は自分の仕事に関しては、自分のできる範囲で、よい方向へ換えてゆこうと、努力をしています。

当然のことだと思います。

わたしは政治家ではありませんし、ジャーナリストでもありません。

それにもかかわらず、ジャーナリストより私の責任の方が大きいという推測で「あなたのせい」と断言できる結論は、何を根拠に導き出されたのでしょうか?

それに、第一私に気構えがあるかどうかということはこの際の、論点ではありません。

それをあえてどの文章においても論点にされているということは、何か特別な意図をお持ちだと、勘ぐられても仕方ないことになると思います。



>TV局は視聴者、つまり日本国民をほんとバカにしてると思う。

>民放の放送局は、ほんとコンテンツ制作能力が全くないということがわかるね。

昨今の報道番組の質が一見やや低下しているように見えるのは、あなたのようにIQの低い視聴者が多くなったからです。

彼らも忸怩たる思いで、そのレベルに合わせようとしているのです。
 

だから私はそういう視聴者でなくなって何十年にもなるので、TVはほとんど見ていないと、言ってるのですが・・(笑)

視聴者のレベルに合わせて、できるだけ気に入られる様に合わせているのは、視聴率を上げるためだからではないでしょうか。

「昨今の報道番組の質が一見やや低下している」という表現ですが、 私は「さらに低下している」と表現したくなってしまいます。




>大体新聞やTVを見たって、今回の郵政法案の何が問題で、今どうなっているかというのは全くわからない。

きちんと毎日新聞を読んでいれば、ちゃんとわかりますよ。

どうせ法案の内容の概略すらも、きちんと読んでないのでしょう?
 

郵政改革の先に見据えるものが何か?というような議論が起こるように報道をするのが、ジャーナリストのウデというか仕事なのではないでしょうか?

郵政改革に繋がる行財政改革が本当に実行できるようにするためには、政治システムが整っている必要があります。

そうでなければ、数の多い利権・既得権益を守ろうとする派閥勢力に負けてしまい、結局改革が頓挫するか、従来ずっと続けられてきた「先送り」「玉虫色」で終わってしまいます。

そこを強く国民に訴えられなかったメディアの責任は大きいと思いますし、少しは責任を感じて欲しいと思いますね。

テレビのコメンテーター達やその他出演者達も、郵政民営化の目的がよく分らないと言ってますよ。

政府側のアタマというか、説明の悪さもそうだし、伝えるメディア側にも工夫がない。

「国民の力を政権に伝えるという意識」を番記者たちが持っているとは、私には到底思えません。



>私はTVも見ないし新聞も読まないから、詳細は知らない。

そんな人が、どうして

>だってどこも書かないのだから、わかるわけがない。

などと言えるのでしょうか?

読んでいないのであれば、新聞に郵政民営化法案の問題点が書いてあったかどうかの事実すら、わかるはずないですよね?

見てもなければ読んでもいないくせに、思い込みだけで批判をするのは最低の行為です。

しかも、実際にはどの新聞にも再三にわたって法案の具体的内容、また、賛成派と反対派の意見がきちんと掲載されていました。

これを読んでいれば、民営化することによるメリット、デメリット、しないことによるメリット、デメリットはきちんと理解できたはずです。
 

TVや新聞からのそうした情報というのは、役に立たないということを皮肉っぽく書いたのですけどね。

こういうことは、TVや新聞を使わなくても、今は自分でいくらでも調べることができます。

TVや新聞の報道よりも、客観的に 知ることができる方法というのは、工夫をすることで手に入れることができるのです。

ですから民営化することによるメリット、デメリットは認識しています。

 


>大体、留守だと不在票を入れるだけで、郵便局へ取りに来いというのでは、民間に負けるのは当然だ。

郵便局の不在票をきちんと見たことがありますか?

不在票には白と青があります。青は2度目の配達のときに入れるものです。

つまり、郵便局は1度訪れて不在だった場合は、黙ってても2度目の配達に来ているのです。

しかも、不在票には郵便局へ取りに来いなどとは、どこにも書いていません。

電話、ファックス、インターネット、はがき(不在票)、全ての方法で24時間いつでも再配達の申し込みができます。

また、自宅で受け取れない場合は、勤務先やご近所さんなど、異なる場所へ無料で転送もしてくれます。

それでも自分で直接受け取りに行きたいという場合には、管轄局の窓口で24時間いつでも受け取ることができます。

これらのサービスのどこが民間の運送業者と比較して劣っていると言うのでしょうか?

 

それは郵便局の都合で、持ってきてくれるということですね。

だって急いで欲しい場合は、ファクス、ネット、葉書では間に合わないことが多いのです。

ほとんどのケースで、私は郵便局の都合で持ってきてくれるまで待てません。

宅配業者なら電話一本で直ぐに来てくれます。

郵便局は来てくれません。

取りに来いと書いていなくても、結局は取りに行くことになってしまうというわけです。

 



>まあ細かいことを書くと長くなるので書かないが、運用で大赤字を出している郵貯や簡保の資金を日本国内で守ることがきるように変え、

本当に何もご存じないのですね。

ここまで間違いを堂々と書かれる図太い神経には驚かされます。

まず、現在の郵政3事業はいずれも黒字です。

(2007年以降、郵便事業は赤字に転落すると予想されていますが。)

そして、郵貯と簡保の資金は”運用”などされていません。すべて国の財政投融資に回されています。

 

ちょっと調べただけでも、ある程度のことはわかります。

 

郵政収益 年々厳しく 民営化準備室が4事業会社試算(読売オンライン)

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20041118mh05.htm

5500億円にのぼる郵便事業の債務超過をどう解消するかという課題もある。試算では、郵政公社が保有する9兆2000億円の現預金を各社に4等分して配分する前提を設けて、債務超過問題をクリアしたが、方法の妥当性は検証されておらず、今後議論になる可能性がある。
 

http://www.japanpost.jp/top/disclosure/j2003/yubin/4/5.html

日本郵政公社作成の資料

郵便事業の損益計算を始めた昭和49年度から平成14年度までの累積収支率(累積費用/累積収益)については、99.8となっており、100に近い数値になっていることが分かります。

と郵政公社自身の主張にあるように、彼らの主張どおりの計算をしたとしても、100を切るのは赤字だということです。

グラフの49年、50年のゲインが大きいためかろうじて99.8となっていますが、ここ15年で見ると さらに低い数字になることは明らかです。

 

自民党が郵政事業民営化に慎重な理由

http://www.taki-makoto.jp/k-news/yoku01.html

郵便貯金や簡易保険の資金は国の公社公団を通じて無駄な事業の温床になってきたとの批判もあります。しかし、郵便事業の責任ではありません。郵便事業資金の自主運用を妨害し、国の財政投融資に資金を振り当ててきた予算当局の責任です。


というように、無駄なことをやっていることを認めたうえで、責任転換していますが、よくこういうことが平気で書けますね。

こういう姿勢を「厚顔無恥」と呼びます。



>郵便事業は民間の宅配が競争できるようにさえしておけば、郵便局は変革するしかないし、できなければなくなるだけ。

できなければなくなるだけ、ですか。

都会の人にありがちな、完全に地方切捨ての発想ですね。

銀行の支店もなく郵便局だけが頼りの地方など、どうなっても良いということですか。

同じような考えの政治家がいたせいで、ドイツとニュージーランドでは郵便事業の民営化はいずれも失敗しています。

郵便局の統廃合が進み、全国均一のサービスができなくなったからです。

ちなみに、日本に民営化せよ!と言っている当のアメリカですら、郵便事業は公共サービスです。
 

今の郵便局のあり方は、このままでは、なくなるかもしれないということです。

できないから民営化反対ではなく、民営化された場合に、どのようにして地方をカバーするのかという方法を考えるのが、政治家の仕事ではないでしょうか。

民間なら、何とかしてやろうとするでしょう。

だから競争が必要なのだと思います。

官には、柔軟な考え方で国民のために選択肢を広げよう、という意識が欠けていると思います。

アメリカは国が広いので、どの地域でも一律料金というのは採算が合わないから、公共でやっているわけです。

時差がない日本とは事情が違います。




>竹中大臣>(アメリカ)の根拠は、「週刊東洋経済」の2002年11月9日号を読むこと。

そんなものを読まなくても、日曜午前の各局のテレビ討論を見ている人なら誰でも知っていることです。

うちの中学1年生の息子だって知ってますよ?


私は誰も知らないということは書いていません。

論点がずれています。

ちなみに、ここに竹中大臣の「構造改革」日記http://www.president.co.jp/pre/20041213/001.html
これでも「郵政民営化」に反対しますか

があります。



>政治と経済はアメリカに任せたほうが、日本のためになると判定される前に、変われなかった政治家の無能、つまり我々のうっかりを、反省すべきなのだろうと思う。

どうか本気で反省してください。

そして、間違いはきちんとHP上で正してください。
 


大きなトレンドをわかりやすく提示するという点が日本のジャーナリストに欠けている視点だと思います。

政治家も然りです。

ではその大きなトレンドとは何を指すのでしょうか?

もし今後の収益に問題や不安がなくこのまま郵政事業を公社で継続した方がいいということ は、すなわち国から切り離して公社単独としても運営してゆけるということです。

つまり完全民営企業か公設民営企業かだけの形式の違いなら、どちらであって大した問題ではないはずです。

つまり民営化しても問題ないということになります。

民営化反対派は、4つの事業会社の収益を公社全体の収益と考え、公社のままでも全体の収益が十分大きければよい、という判断をしています。

自民党議員は公社を民営化した場合、単に現在の全体を4つに分けただけだから、民営化会社でも公社のままでも、全体の大きさは変わらないといっています。

政府案では、4つの収益を増加させる要因について検討した結果、事業が好調ならば上昇余地が6千億円あり不利益は存在しないとも主張しています。

 

ですがこれからは、今までの資産はもう従来のようには使えなくなるかもしれないという視点からの試算がすっぽりと抜け落ちています。

約350兆円の資産を仮に年利1.5%で運用 すると利息収入は約5.25兆円になりますが、公社の平成15年度利益は2.3兆円程度です。

人件費は約2.4兆円程度なので、人件費を払った残りが、利益になりますが、特に何もしなくても巨大資産があれば、何もしなくても、これだけで利益を残すこと ができるのです。

これが現在の公社の収益に問題がないという考えを支えるロジックです。

簡単なことですから公社であろうと民間であろうと、どこがやっても同じことです。



では、約350兆円の資産が自由にならないということになると、一体どうなるでしょうか。

公社の収益項目のうち、約3.7兆円くらいが預託金の利息収入となっていますが、これは政府系機関への貸出です。

今後の政府の方針は、政府系機関の統廃合や整理縮小するというものですから、今までの預託金は回収され、公社の適当な貸付先はどんどん消えてゆきます。

公社の収益構造を支えていた、預託金収益が大幅に落ち込むのです。

このように貸付がなくなると、公社の収益構造は簡単に崩れ去ります。

 

政府の債務保証付きで国民から集め続けた巨額資産の上にあぐらをかいて「儲けが出ています」と言うのは詭弁か全くの錯覚です 。

これに比べれば、郵便事業の収益など、微々たる物で230億円程度しかないのです。

ここ数年来、郵便物の絶対数の減少という下降トレンドは変わらないでしょう。

郵便事業収益もこれと正比例するわけですがこれをアップトレンドに変える方法は果たしてあるのでしょうか?

このままいけば、郵便事業は将来的には恒常的赤字となりかねないということです。

郵便事業は、一般的な物販などとは違い「ヒット商品」などはないわけですから、急に収益が向上することはありません。

従って構造的不採算が起こり、必ず慢性赤字へ転落してしまいます。

 

どうしたら郵便事業の慢性赤字が回避できるか、政府への増収要因をどのように作ってゆくのか、を検討するのが政治家の仕事です。

財投資金をつぎ込んできた政府系機関を、これからどう整理するのか?

3百兆円を超える債務を抱えた、これらの機関をどう処理するのか?

今までの国鉄、電電、タバコ専売、どれも似たような結末をたどっているのは、こうした 問題点を解決しないままで、将来への大きな流れというトレンドを見ず、小手先のその場逃れの細かいロジックに溺れたからではないでしょうか?

政治については素人ですが、TVや新聞抜きでも、調べればこの程度の 考え方が書けるようになったという点は、大いに喜ぶべきことだと思います。

 

 

0813 Sat.

昨夜の米国マーケットは、ギャップダウンで開始。ギャップは薄かったが DELL だけは大きくギャップダウン。ギャップが大き過ぎだね。

今日からセミナーなので始める前から短く切り上げる予定だったが、オープニングはGOOGがなかなかいいパターン。

ハイローバンドは、基本的にショートサイドだが、ロングサイドもヘッジでパターンのいいものを選択。さてどうなるか?

 


土曜から3日間はセミナーで前後の時間がキツくなるため、3日間は軽めに書く予定。

ここんところ「空調服モノ」が2日続き、どちらもちょっと長かったしね。(笑)

久々に書いた、愚痴もの?(笑)の「ジャーナリスト不在のツケ」では多くのご意見をいただいたが、たまにはこうしたことを真剣に考えるのもいいものだ。

いくつかのご意見をまとめてご紹介する予定。ご意見の数が多いので少しお待ちください。
 

 

スピードファイト2のヘッドライトバルブを交換

昨日はどんよりとした天気なのに、というか、それだからというべきか、外へ出ると湿気が高く蒸し暑かった。

空調服を着用し、スピードファイトのヘッドライトのタマをもう少し明るいものに変えようと、東雲(しののめ)のオートバックスへ。

ここにはバイク専門館があるので、結構品揃えがよく大体のものは手に入る。

このバイクのヘッドライトのタマを交換するには、頭のカバーをはずス必要があるのだが、ネジはちょっと特殊で星型のヘッドのドライバーが必要。
 


 

駐車場へバイクを停め、カバーをはずしてバルブの型番というかカタチを確認してから、適合するものを探すことにしたのだが、こういう作業では、空調服がないと汗ダラダラ状態になるところだ。
 

バルブを探しに館内に入ると、エアコンの冷気が空調服へ送り込まれるため、一気に暑さが収まる。

夏はこれなしでは、外へ出たくなくなってくるな。
 


 

バルブを換えたのでライトは少し明るくなったうえに、ブルーがかかった色なので、見た目にも目元が涼しくなった。

しかし、外での作業では、やっぱり空調服にはファンが4つ欲しい。

実は昨日、ファンと制御ボックスを別売りで購入できませんか?とメーカーへメールを送ったのだが、帰宅してみると常務さんからメールで返事が・・

どれどれ。

「ファンセットは楽天からはまだ購入できないが直接購入は可能」という嬉しい返事ではないか!

メールによると、ファンの穴のフチの部分にはPPリングという、ポリプロビレンのリングが補強のために入っているのだという。

今回注文すると、それを2個無償で分けてもらえるという。

ファン4個 (Quattoro)バージョンへ一歩前進だ!

しかし早くしないと、暑さが峠を越えて涼しくなってしまわないか?

と余計な心配を・・(笑)


 

0812 Fri.

空調服ダイナミックテスト

まずは室内でエアコンを止め、我慢できるところまで我慢してから着用。まずは、スイッチを「弱」にセット。おお涼しい!

「強」にするとパソコンのファンの音がマスキングされて聞こえなくなるほどファンの音は大きくなるが、 ファンの風量も増えるから、当然のことながら、さらに涼しくなる。

デスクワークではファンの音とのバランスを考えると、「弱」で十分だろう。どうしても暑くなってきたら「強」にすればいいからね。

「強」にしてもファンの音は、パソコンの音ほど気にならないのが不思議だ。音というかノイズレベルが大きくても、その効果として「十分に涼しい」からかもしれない。

パソコンだと、「ノイズと引き換えの恩恵」というのは直接カラダには感じないから、この空調服のファンの音よりも絶対的なノイズレベルが低くても、うるさく感じるのだろうと思う。

人間は、「現金」にできているということなのか?(笑)

 

室内で空調服を使用するメリットというか、向いている人は・・

エアコンの設定温度が低いままで長時間過ごすと体調が悪くなる人

エアコンの設定温度を少し高くして電気代を節約したい人

ということになると思うが、汗をよく吸う素材の下着をつけて、水分の補給は忘れずこまめにというのがポイントだろう。

 

次はいよいよ本来の用途としての屋外での使用だ。

外は暑いため基本的にスイッチは「強」出の使用となる。

まずはエレベーターの中。

よほど大きなオフィスビルでない限り、エレベーターの中にエアコンはついていないのが普通だ。

だから外が暑い時に、屋外からエレベーターに乗るというケースでは、さらに暑くなり非常に不快になるのだが、空調服だと風が常に吹き込むからとても快適だ。

だが問題は音。

エレベーターの中というのは、かなり静かなのだ。

あなたが空調服を着た状態で最上階などから一人だけ乗っているとしよう。

途中の階で誰も乗って来なければいいのだが、もし誰かが乗って来た場合どうなるか?

最初から音がしているわけだから、途中で乗ってきた人は、気がつかないかもしれない。

だがそうだとしても、あなたが先に降りると、その時点でエレベーターの中は一気に静かになる。

つまりよほど耳の悪い人以外「あの音はアイツだったんだ・・」とわかってしまうことになる。

2つのファンがついていることがあからさまにわかる後姿とあいまって、怪しさ満点の評価を受けるだろう。

対策として、エレベーターが止まって誰かが乗ってくるとわかった時点でファンのスイッチを弱にする。

これでほとんどわからないノイズレベルになる。

人がどう思っているかということを普段から気にし過ぎる人は、この空調服を着ると、あらゆる場面で、周りに対して気を使わなくてはならなくなってしまう。

ある意味でつらい人生だな。(笑)

私はそんなことは気にしないタチなので、堂々とうるさいままで乗っているけどね。

それと体臭が強い人は、体臭をファンで撒き散らすことになるから、コロンをつけるとかして気をつけた方がいいと思う。

あとは、もっとデザインや色のバリエーションを増やして欲しい。

娘やカミサンからは「作業員みたい」と評判はイマイチだったからね。

 

だが一歩外へ出ると、音に関しては全く気にならなくなる。

空調服を着たことで「屋外というのは結構うるさいものだ」ということを、改めて認識した次第。

まずは、自転車での使用例。

外に出て外気温が室内より高い場合、スイッチが「強」だと、高い外気温がファンで送られてくることになる。

そのため、汗をかいていない、つまり涼しい室内から外へ出た場合、最初は何だかちょっと暑く感じるが、5分ほど我慢していると、だんだんと涼しくなってくる。

もちろんすでに暑いところでカラダが慣れている場合は、全く問題なく涼しく感じるはずだ。

もともと自転車というのは走っている限り、ある程度風を顔に受けるので、歩くよりは暑さは感じないのだが、問題は止まった時だ。

一気に暑さ感が上昇する。

まあ考えてみれば当然のことで、それまでの運動で体内がヒートアップしているから止まって風が当たらなくなると「汗がダラダラ」という状態になりやすい わけだ。

だから夏は余り頑張って漕がないことにしているのだが、空調服を着用していると、止まったあとの最もツライ時に、その恩恵を最大限に享受することができる。

さらに効果的なのは、一旦銀行やコンビニなどの涼しいところへ退避した場合だ。

エアコンでよく冷えた空気が、ファンから体へ直接送られるわけだから、涼しくないわけがない。

まさに冷えたビールを飲んだ時のような爽快感が、カラダ中をファンから送られる空気と共に駆け巡ることになる。

そのため、あまりの気持ちよさのために恍惚となって、ヨダレを流したりしないように注意をする必要がある。

そして汗が適度に引っ込んだ状態になったら、また外へ出る。

このパターンがお勧めだ。

 

だがここで一つ問題が発生した。

私は自転車で出かける時にはバックパックを背負っているのだが、これが微妙にファンの外側に当たるのだ。

こうなるとバックパックをハンドルの前部にセットするしかない。

ということで適当な金具を探しに、クソ暑い中、バイクで新宿のハンズまで行くことにした。

もちろん空調服のテストのためだ。

そうでなきゃあ、こんな暑い日中にバイクで出かけたりはしないよね。

バイクに乗っている方はよくお分かりになると思うが、フルフェイスのヘルメットというのは、夏はとにかく暑いのだ。

体の熱さが全部頭部に集まってくる暑さといえばいいだろうか・・


 

空調服を着てスピードファイト2という100ccスクーターで、新宿へ向かっていざ出発。

走行中は特別に涼しいといった感じはない。

自転車よりも風が強く当たるうえに、バイク独特の様々な刺激があるためだろう。

空調服は風をあまり通さないので、半そでのTシャツ1枚で走っている250ccに乗るフュージョンのアンチャンの方が、涼しそうに見える。

だけど半袖だと腕だけが異常に日焼けするから、私は必ず長袖を着ている。

いわゆるバイク便のソクハイなど大手のライダーは、すべて袖つきを着ているが、安全を考えれば当然のことだろう。

だがだからといって決して暑いわけではない。でも非常に涼しいというわけでもない。

ちょっと不思議な感じだ。

空調服は汗が出てくるとその汗にファンの風が当たることによって、体温を下げて涼しく感じさせるという仕組みのため、ジワッと汗ばんでくるとその時点から、涼しく感じ始めるというわけだ。

 

空調服を着ていると、交差点で止まった時や渋滞時に天使が舞い降りてくる。

これはいい!

普通バイクは止まってしまうと、それまで当たっていた風がなくなるうえに、直射日光を受けて体温がジリジリと上がり、みぞおちなどから汗が流れ落ちることになる。

同時にヘルメットの中も外からの熱で暑くなってくるから、まさにダブルパンチを喰らうわけだ。

だが、空調服を着ていると、みぞおちや脇の下などに汗がジワっと出始めると、そのあたりがスースーと涼しくなり始めるのだ。

じわりじわりと、暑さが止まり始めると言えばいいだろうか。

カラダを動かして空調服の前部に寄ると、背中部分に風が流れて背中の部分が涼しくなり、空調服の後部へ寄ると、前部に風が流れて「みぞおち」あたりがスースーとし始めるのだ。

もちろん袖口からも空気が出てゆくから、両手を腰に当てて、「エヘン」という姿勢をとるのが全体のバランスとして最も涼しい。(笑)

だがこれだけではない。

空調服の後部へ寄ると、前部に風が流れてみぞおちあたりを通って前部の首辺りから上へ逃げることになる。

つまりは、風がヘルメットの中へ流れ込むことになる。

これがどういう意味を持つかは、バイクに乗っている方ならよくお分かりのはず。

フルフェイスは交差点や渋滞で止まると、透明なシールド部分を少し上げて、隙間を作らないと、暑くてたまらないのだが、空調服を着ていると、閉めたままでもOK。

もちろん開けると、そこから空気が逃げるから首から口あたりまでは涼しくなるが、シールド部分を閉じたままだとヘルメットの頭部へ流れ込むのだ。

もしヘルメットにファンをつけたら、もっと涼しくなるだろうなあ・・

後ろに排出用ファンで、前へ吸入ファン。

どこかのシャチョーさん、作ってくださーい!

 

この日は強い直射日光ではなかったが、薄日が差す天気でかなり暑かったのだけれど、新宿まではほとんど汗をかくこともなく到着。

で一旦ハンズの中へ入るとまさに極楽。

よく冷えた空気は、ファンによって容赦なく体へ吹き付けられるため、余りの涼しさの快感で、思わずニヤケてしまうほどだ。

 

速攻でパーツを見つけ、カミサンとランチに出かけるため、昼前には銀座へ戻る。

昼食後はさらに暑くなってきたので、テストのため青山と六本木へ秋物の服をチェックに出かけることにした。

空調服がなければ、とてもじゃないが、そういう気にはならなかったはずで、これだけでも、如何に暑さに対して有効かがお分かりになるはずだ。


残念ながら午後は、強い直射日光がなかったので、これ以上の効果は不明。

なわけで、日を改めて、さらに暑い直射日光ガンガンの時に、テストしてみようと思う。

って、もっと暑くなるのを待つなんてちょっと変?(笑)

 

しかしこれだけ効果があると、もっと強い風が欲しくなってくる。

制御ボックス用のポケットは左右にあるので、もう一着購入して、適当な位置へさらにファン2個分の穴を開け、2つのファンをセットすれば、4つのファン付が出来るはず。

風量は倍増するわけだ。

宅配バイク用に4つのファンをつけたものを売り出せば、結構売れると思う。

 

だが現状でも、夏のバイクライドには欠かせないアイテムだと思う。

普段常用するうえでの問題点は、見た目が「暑そう」という点だけだろう。

みんなが半袖のTシャツ一枚の時に、この空調服を着ていると暑そうに見えるため、逆にファンを隠さずに、「新しいもの」としてアピールするという手もあるが、下手するとねえ。(笑)

まずはデザインと色のバリエーションがもっと増えればと思う。

記事によるとこの部分は、今後期待できそうだ。


それとサイズは小さめだ。

私は165cm 58kg でMがぴったり。

体型はごく普通なので、太目の方は L がお勧め。

しかし見た目と効果のギャップがこれほど大きな商品というのは、ちょっと珍しい。

 

 

0811 Thurs.

昨夜の米国マーケットはギャップアップで始まったが、イントラデイではいい銘柄がない。ISRGというスプレッドの大きな銘柄しかなかったが、これはやりにくいので避けたいところだが、まあこれは上がるパターンだらからね。

Tradestream は珍しくサーバーのトラブルだったが、昨夜の時点でも、まだ復旧しない方もいらっしゃったようだが、こんなことは初めてだ。だがこうしたリスクは常に存在するということなのだ。

リスク対策をどこまでするかだが、もちろん費用がかかるから、その線引きをどこでやるかは、まさにその人次第。

トレードを長く続けるためには、意外とこういうところが難しかったりするのだが。

 

日本の夏は空調服?

バイクは暑い夏でも、走っている限りは風が当たるので、それほどは暑くはない。だが交差点に止まった時や渋滞にひっかった時が問題だ

それまでの走行風がなくなるから、輪をかけて暑く感じることになる。そこで空調服。詳細は、まずこちらをご覧あれ。

真夏に長袖!なのに裸より涼しい「空調服」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/16/news060.html

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0407/17/news001.html


“空調服”の効果をサーモグラフィで検証してみた

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/14/news014.html

いかがだろうか?

これこそバイクライドにはピッタリではないか? と考えたわけだ。

休みになる、お盆前に下の「楽天」の販売サイトでまずチェック。

空調服販売サイト
http://www.rakuten.co.jp/pc2b/

このサイトを見る限り、選択肢はそれほど多くない。

半袖は袖が空気で突っ張るため奴凧のようになりそうだし、バイク用ならやはり長袖だろう。

薄いグレー系統の色だといかにも作業服なので、ブルーの2種類から選択することにしたが、「厚手作業服 M-500A」は厚手で綿100%。

夏と「厚手」は喰い合わせが悪そうなのでパス。

という消去法で、ポリエステル100%(東レ H2OFF)の「長袖作業服 P-500N」を注文することにした。

結局は作業服か・・(笑)

 


 

早速到着した薄い箱を開梱。服(取説ではブルゾンと呼ぶ)とファンの部分と取説というシンプルさで、組み立て?は至極簡単だ。
 

ファンに左右の区別はなく、出っ張っているほうがブルゾン(服)側になるようにセットする。

ブルゾンを広げると、両袖の下から脇腹に近い部分にファンが2つ付いていることになる。

空気はファンによって、外側から服の内側へ強制的へ吹き込まれる。

パソコンのファンの仕組みを人間に置き換えると、わかりやすいだろう。

汗が水冷の役割をするというわけだ。



内側には、電池ボックス(取説では制御ボックスと呼ぶ)を入れるポケットや、コードが邪魔にならないように留めるためのマジックテープがついている。

手持ちの単三充電池4本を制御ボックスに入れ、ファンをブルゾンへ取り付けるとほぼ準備完了だ。

制御ボックスは左の前の専用ポケットに入れるため、携帯電話をポケットに入れているくらいに左側が少し重く感じるが、すぐに慣れる。

スイッチは2段階。ファンは強で約5時間、弱で約8時間稼動する。
 

襟についている紐を結ぶことによって、首と襟元の隙間を調節して襟元からの空気排出量を調節できるようになっている。

ブルゾンが汚れたら、ファンを外して洗濯することができる。


サイズはMで、私より10センチほど背の低い娘が着るとこういう感じになる。

素材を含めて高級感はないが、かといって安物っぽい雰囲気でもない。

組み合わせるパンツや靴との組み合わせで、それなりの雰囲気を出せる要素はあると思う。


袖の上部にはペンを挿すためのポケットもついている。
 

写真はすべてスイッチを強にした状態で撮影。

吹き込まれる空気で、少し背中が膨らんでいることがわかるだろう。


この角度から見るとファンが目立つ。

ファンがブルゾンと同じ色なら、もう少し目立たなくなるだろう。

だが、これはこれで「一見して普通ではない」ことがわかるから「このクソ暑い時に何故こんなものを着ているのか?」という疑問がある程度は解消されるかもしれない。

まあ希望的観測だけどね。

こうした点から、人によっては着たままで電車に乗るのは、ちょっと勇気がいるかもしれない。

服の内側へ空気が吹き込むまれるために、なんとなく太って見えるかも知れないが、実際に着てみると、そんなことはどうでもよくなるほど涼しい。

ちょうど、わき腹から背骨に沿って空気が抜けてゆく感じで、背筋がひんやりする。 

着ている本人は、外から見るだけでは想像できないほど涼しいのだ。



 

ということで、実際にいろいろなシーンで着てみることにした。

さてどうだったのか?

続く・・

 

 

0810 Wed.

昨夜の米国市場、ナスダック総合指数はギャップアップで開始したが、依然ショートゾーンでウロウロしている。ということはショートサイドは手仕舞いかな?と個別銘柄を見るとやはり手仕舞いしたほうがよさそうだった。

おまけに、FOMC政策金利発表があるから、こういうときは新規エントリーは避ける方が安全だ。 結局0.25ポイントの引き上げが実施され、短期金利は3.5%へ。

Tradestream はマーケット開始前から不調だったので、あらかじめ Real Tick へスイッチ。結局大事な時間には回復しなかったようだが、ソフトというのはどのプラットフォームを使っても必ずこういうことが起こるので、バックアップのためのシステムは大事だ。

Real Tick だと年間で30万円ほどのコストになるが、どんなシステムでも年に数回は必ずトラブルが起こるからね。



昨日は日が落ちてから、ラオックスのコンピュータ館へ英語版ウィンドウズのOSをピックアップにバイクで秋葉原へ。

こういうときは、原付とかわらないサイズのスピードファイトは便利だし第一速い!

フォトショップCS2もついでに購入したが、インストールしてみると、何故か動きが劇的に軽い。いやあスカスカ動くではないか!

詳細は後日改めて・・

 

 

0809 Tues.

ジャーナリスト不在のツケ

最近は政治ネタには一切触れてこなかったが、その理由は自分で何とかできないことを書いても、ハラ立つだけだから。

政治屋の談合のため選挙へ行こうと、何も変わらないしなあ。郵政民営化法案が否決されたのは、みなさんご存知のとおり。

TVがどんなことをやっているのかと、久しぶりにチャンネルを回してみると、全局同じ内容。あいかわらず、下請けの製作プロダクションに丸投げだからね。

日本はやっぱり社会主義国なんだなあと実感。これじゃあ北朝鮮と同じじゃないの。

というわけで、余りのひどさのため今日の日記はガス抜きモード。そういうのが、いやな方は読み飛ばしてください。



まず選挙へ行っても何もかわらないのは、選挙権を持っている大多数は、テレビしか見ないで、ボーっとしているから。

これはメディアの責任大。

バラエティのテレビ番組を見てヘラヘラしていると、思考力がそこで停止してしまうから、そうなると何も変える力はなくなってしまう。

森前首相が小泉首相から寿司ではなくビールを10本しかくれないと愚痴るのを、民放の全局が放送するという異常さは一体どうしたものか。

女子アナというか、キャスターの質問は全くの素人以下。

あれプロとして恥ずかしくない?

森前首相から「アホなことを聞くな」と諭されて、最後に「ありがとうございました」で締めくくるのを見て唖然としたのは私だけだろうか。

 

TV局は視聴者、つまり日本国民をほんとバカにしてると思う。

郵政民営化法案の否決については、インタビューする相手を間違えてる。

血判状がどうのとか、テレビでがなり立ててるのを見ると、地上波民放はもう終わっていることがよくわかると思う。

そんな政治の権力争いにはこっちは興味がないのに、あればっか。

民放の放送局は、ほんとコンテンツ制作能力が全くないということがわかるね。

女子アナとか、バラエティを作ってる連中、出演しているタレントたちがどれくらい放送の責任を自覚しているのか?

 

一部の視聴者のほうが遥か先に行ってることを、下請けに丸投げしているテレビの連中は、いつになったら気づくのだろうか。

まともな奴は、ネットで情報収集した方がいいことくらい、とっくに知ってるわけだから。

つまりもうすっかり先へ行ってしまってるわけで、テレビしか観ずしかも受身でボーっとしている人とは、どんどん差がつくことになるけど、それはつまりは努力の積み重ねの差なのだから自業自得。

 

大体新聞やTVを見たって、今回の郵政法案の何が問題で、今どうなっているかというのは全くわからない。

きちんとわかっている人います?

いるというのなら簡潔に3行以内にまとめて書いて、メールで送ってください。

だってどこも書かないのだから、わかるわけがない。

 

私はTVも見ないし新聞も読まないから、詳細は知らない。

だけど、何も難しいことではなく、公共システムの私物化や天下りを含め、無駄遣いをやめてほしいというのが大多数の国民の願いだと思う。

大体、留守だと不在票を入れるだけで、郵便局へ取りに来いというのでは、民間に負けるのは当然だ。

だって離島なんかでは、とっくに民間に委託しているのだし。

まあ細かいことを書くと長くなるので書かないが、運用で大赤字を出している郵貯や簡保の資金を日本国内で守ることがきるように変え、郵便事業は民間の宅配が競争できるようにさえしておけば、郵便局は変革するしかないし、できなければなくなるだけ。

経済原理の常識であり原則だよね。

 

結局政治力のない日本は、アメリカの描いたシナリオどおりになるだろう。

安全と経済で日本はアメリカに依存してしまっている。

小泉首相の「修正は一切しない」の強気は、竹中大臣(アメリカ)の威を借た代弁だと考えれば、納得できるはずだ。

竹中大臣>(アメリカ)の根拠は、「週刊東洋経済」の2002年11月9日号を読むこと。

そうすれば、大統領経済諮問委員長や米系大手証券の経営幹部とのパイプが、どれほどのものかは、誰にでもわかるだろう。

 

金融担当大臣に任命させ、銀行の不良債権をあぶり出して再生に追い込む。

持合解消を強制して株価を下落させる。

米資本は安いコストで金融機関と優良企業を買収する。

郵貯や簡保の資金も当然狙われている。

 

政治と経済はアメリカに任せたほうが、日本のためになると判定される前に、変われなかった政治家の無能、つまり我々のうっかりを、反省すべきなのだろうと思う。

無念。

 

0808 Mon.

日記の先にあるもの

ものを書く、あるいは「書かなければならない」ケースは、私たちが想像する以上に、そのへんにゴロゴロ転がっています。

ブログのメインは日記ですね。 日記は自己紹介以上に、あなたのことを雄弁に物語ります。 よく考えてみると人は生まれた時から、書くことと密接にかかわっています。

たとえば、学校へ入試から始まり、入社試験や、カイシャがらみの報告書に至るまで「小論文」的なモノを書かなくてはならない機会はますます増えてきています。

ときどきオフィスではペーパーレスへ向かうという話を聞くことがありますが、それは電子的に保存される方向へ転換するだけであり、こうした「文書」の需要は増えることはあっても、減ることはないのです。

なぜでしょうか。

 

「書いたもの」というのは人がヒトを判断するときには、学科試験以上に、その人について知ることができる手がかりになるからです。

お金が絡む仕事という組織に何らかの形でさらに深く関与しようとする時には、「話すことができればいい」レベルだけでは不十分なのです。

実社会でここぞという時には必ず「話し言葉ではなく書き言葉」が選択されるのは、紙あるいは電子的に記録として残す必要があるからです。

このように、話し言葉ではなく、書き言葉で表現することは、学校をはじめとして社会で、ますます必要不可欠なものとなっています。




特に社会に出てからは、いろいろなテーマでそれなりに書ける能力があると、いろいろな場面で有利に事を運ぶことができます。

今の日本の学校では、暗記力があれば何とかなるのですが、学校を出た後の社会では、「書く力」がないと特に経済的な面から、圧倒的に不利な状況に置かれる可能性が高くな ります。

学校での短い論文では読書感想文や作文や日記と異なり、あるテーマについての判定を書かなければならないので、 根拠、体験、およびそれらを結びつける論理性を組み合わせた説得力が要求されます。

ただ実社会での報告書などと違うのは、そのまま仕事に使えるなどという条件がないという点です。

さらに日記の場合は、基本的に記録するだけのものですから、一定の学力さえあれば誰でも書ける のですが、ただ多くの人に読んでもらおうとすると、少しばかりの工夫が必要になります。

ですから、「自分には文章力がどうもないなあ」という場合「日記」から始めるというのは、ハードルが低く、最も挫折しにくい、最高のスタートラインとなるのです。

日記の先には「書く」ということに繋がる大きな可能性を秘めた、広大な原野が広がっているのです。

 



では具体的にどうすればいいのか?



◆まず「書きたいテーマでありふれた日記というのはどのようなものなのか」を見極めること。

書きたいテーマを決めるとき、グーグルなどを使ってそのキーワードで検索することができます。

ですから、そのテーマで書かれた平均的なレベルというものがどれくらいなのかをチェックしたうえで、まずは常識的にありふれた日記でかまいませんから書いてください。

いわゆる土台となるものですから、そのつもりで書きます。
 



◆次のステップでは、ある程度の個性を示すにはどうすればいいのかを考える。

紙の出版物に掲載する場合、ここが最も大事で、勝負をするための武器となるのですけどね。

あなたが読む人に知ってもらいたい、または共有したいと考える自己体験や見聞を「導入部分」や「根拠」として付け加えてください。

どちらかといえば「見聞」より「体験」の方が、強く印象付けるための素材として優れていることも覚えておいてください。
 



◆自分が書きたいことや、どのように書くのかという点から考えるのではなく、読む人が「この日記のレベルならまた読みたい」と思うかどうか を常に意識しながら書く。

これは、「アクセス数」を増やしたいのなら、非常に大事な点となります。

あまりにも、どこにでもあるような、当たり前のことだけしか書いていなければ「また読みたい」とは思わないでしょうし、根拠もないままに突飛なこと が書かれていたのでは「はあ?」ということになってしまいます。

紙の出版物に掲載する場合は、編集者がこうした点をチェックしてくれますが、日記の場合は自分でやらなければなりません。

ですが、SSNで最大の会員数を誇る mixi では「足あと」の数やコメントが、バロメーターとしての役目を果たしてくれますから、こうした点についての修正や方向転換がとてもやりやすいのです。

これは凄いことです。普通のWEBやブログではこうはゆきません。

これこそがクローズドなこうしたシステムの大きなメリットだと思います。

 


日記も含めた書くという行為では、個性をどう表現するかということが、とても大事な点になるのですが、そのためには普段から見聞や体験したことをメモとして、どこかへストックしておきます。

いわゆる下書きです。

テーマに応じて、こうしたストックの中から、そのテーマに最もふさわしいと思われる体験を1つか2つを選び、文章に「埋め込む」のです。

これがあることで日記自体が「当たり前すぎて平凡な結論」でも「かなり突飛で驚いてしまう結論」でも、それなりに見えてしまうのです。

つまりあなたが実際に体験したリアルさが、平凡さや突拍子な不自然さをカバーするだけにとどまらず、さらにはそれが逆に輝いて見えるような働きさえしてくれるのです。

これこそが真実の持つパワーなのでしょうね。

こうして「システム的に書く」ことによって、コンスタントに一定水準の面白さを維持させることが可能になります。

ルールどおりに順序だてて進めることで、淡々とそしてコンスタントに書けるようになるのです。



その結論やエンディングが素晴らしいものでなくても全くかまいません。

最初からそうしたことを望んでいたら、何も書けなくなってしまいます。

大事なことは、コンスタントに、同じ分量のものを毎日書くことなのです。

最初はレベルが低くてもかまいません。

ここがスタートライン。

できることから、やることです。

無理をすると続きませんからね。

何事も「継続はチカラなり」なのです。


 

0807 Sun.

昨日はジャンプアップセミナー。今日はオアゾの丸善を覗いたあと、ランチは蕎麦屋へ。午後はDVDを1本見てから昼寝。

連日の昼間の暑さではバイクに乗る気は起きなかったので、夕食後、涼しくなってきたころを見計らって、夜9時頃から慣らしを兼ねて2時間ほどスピードファイト2で夜の街を流すことにした。

結局湾岸線とレインボーブリッジを1往復するコースを含め、100キロほど走ったが、何の慣らしかというと、こちらで紹介されていた、金属表面改質剤/ミリテック−1

下がその能書き。

ミリテック・ワンはミリテック社と海軍の共同開発により、米国海軍用に誕生した金属表面改質強化剤です。従来の添加剤とは異なり、金属表面に分子結合し(化学変化)、より滑らかで強靱な化学的被膜と均質な細孔を隅々まで形成します。ミリテック・ワンで改質された金属表面は油膜が切れにくく、強力なオイル吸着性を発揮し、金属同士の摩擦と摩耗を大幅に低減します。
その効果はオイル交換後も持続し、水や溶剤の中でも効果を発揮します。ミリテック・ワンは全く固形物を含まない液体成分のため、あらゆるタイプの鉱物油や化学合成油に完全混合し、全ての4サイクルエンジン、ディーゼルエンジン、ロータリーエンジンを始め、ミッション、デフ、パワーステアリング、モーター、コンプレッサー等に使用できます。
規定量を混入するだけで、「金属表面を数ミクロンの深さに亘り最適な潤滑表面へ早期に改質し、その改質された金属表面を長期間、高い耐久性を持って保持する」事ができます。ミリテック・ワンをエンジンに使用した場合、潤滑用オイルが受け持つ本来の最重要役割である「金属表面の最適な潤滑作用」に加え、更に高い効果が発揮できるよう金属表面を、ミリテック・ワンの改質効果により創り出します。ミリテック・ワンは、「潤滑を受け持つオイルの中に、“ある種の物質”が付加されている間のみ、効果を発揮する」という考え方の添加剤とは、この点が全く異なります。

「新車から走行1万km位の走行車は、約1000km走行後見違えるように軽快になります」ということらしいが、50キロほど走ったあたりから、アイドリング時の振動が減ってきたことがはっきりとわかるほど、効果が出ている。

2ストのため、アイドリング時の振動はちょっとラフなため、ミラーが震えるのだが、ミラーの震え方が以前とは、はっきりと違ってきているのだ。

入れた直後も特にフリクションが増えたという感じではなく、2時間ほど走ったあとでは、エンジンがスムースになっている。

昼間はあれほど暑かったのに、夜になると意外と涼しい。

じっとしていると特に涼しくはないけれど、バイクで風を受けながら走ると、なかなか心地よい。

日曜日の夜だから、交通量はとても少なく、レインボーブリッジは夜景を見るためだろうか、車の流れも遅め。

60キロから80キロくらいの速度域は、エンジンのおいしい回転域と一致するためだろうか、スピードファイトの持っている高質なテイストとよく溶け合った乗り味を楽しめるようだ。

基本的にスクーターだから、足元にはバッグを置けるスペースもあるしね。

そのうえ空いている夜の街でも、250ccや400ccのバイクに、十分追従することができる速さがあるうえに、少しペースを落とせば、4輪車の流れと少しリードするくらいのペースで、余裕を持って走ることができる。

もっと大きなサイズのバイクの前傾姿勢で速度を楽しむという種類の楽しさではないけれど、海のそばを走れば、かすかな潮の香りを味わいながら心地よいスピード域で、余裕を持ちながら楽しめるというのが、このクラスのスクーターのよさなんだなあと思う。

 

0806 Sat.

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昨夜の米国マーケット、事前チェックではよいものがなく、もっぱらブレイクスキャン任せ。だがそれでもよい銘柄がないので、GOOGを狙うことに。

待ち時間は少し長かったが、ショートサイドへ2回、次にロングサイド。そしてその利益分をカタにショート。

ギャッパーズアイにも書いたが、peak Body マクロを使い、ローソク足の幅の両サイドをベースプライスとしてゾーンを見つけるというアプローチだ。

このゾーンを軸にエントリーするというわけだ。これはトレンドがないゾーンでは、ブレイクを十分に確認することと、ローソク足の始まりの位置に特に注意することだ。

さて今週は実トレードへ突入されたワトさんのデビューウィークだった。

というわけでご本人のレビューを!

 

実トレ 1週目の結果  ワト

7月下旬に出張に行って以来の久々の書き込みです。7月に予定していた通り、8月1日より実トレへ移行いたしました。心理的なプレッシャーや、自分の欲・恐怖、操作ミスなど新しい体験のオンパレードでしたが、とりあえず結果発表です。

月曜 -71.25$    トータル -71.25$
火曜 -439.17$    トータル -510.42$
水曜 -893.33$   トータル -1403.75$
木曜 +466.08$    トータル -893.33$
金曜 +200.00$程度(手数料不明なため) トータル -693.33$程度

月曜は操作ミスなので仕方ないですが火曜、水曜は一時的にはプラスだったので、完全な脱出ミス。

脱出が遅れたにしても、自分のルール通りに脱出していれば小さなカットロスで済んでいたので、ほんと躊躇というのは恐ろしいものです。

木曜は、それまでの反省を生かし、初めてプラスのトレードができ本日金曜も、無事にプラスで終わることができました。

トータルでは、マイナスになってしまいましたがこれからは、こつこつ小勝ちトレードを続け
来週中にマイナスを返済、残り2週間で8月トータルプラスを目指したいと思います。

今週は本当に色々勉強になりました。
3日連続で負けたときは、いきなりトレードから撤退?!と思いましたがとにかく反省点を見いだし(はっきりしていましたが)それを徹底させることができました。

株価が全く予想外の動きをしたとかではなく単純に自分のルールを破ってしまったものだったので如何に自分との戦いが重要であるか、ということを実感しました。

すぐそこに勝ちはあるのに、なぜか手が届かない、薄いが、なかなか破れない壁があるような感じでした。

トレードの反省をしていると、セミナーのときにはっち先生がおっしゃっていた様々な言葉が思い出され「ああ、こういうことだったのか」「先生のおっしゃる通りだった」というようなことがいくつもありました。

リサさんの言葉も思い出しました。

デモトレードだと、0.05ポイントでカットロスできれば少ないカットロスで抑えられて良かったと思っていましたが実トレードに移行すると、0.05ポイントのマイナスのときに往復手数料40$を考えると、マイナス0.09ポイント。

ほぼマイナス1万円! と思ってしまいつい根拠もなく株価が上がるだろう、と考えてしまい
それが火曜、水曜の大きな負けの原因でした。

デモトレードのときは、こんなことは全くなかったのに。

セミナーで昼食を取ったときに「トレードをするときに手数料を気にしていてはダメですよ」
とGE証券のリサさん。全くその通りでした。リサさんの言葉は、偉大です(^^

トレードで負けている最中に、ちょうどCoolにもトレードの心得が掲載され、まさにナイスなタイミングで感動しました。はっち先生に感謝です。

トレードの世界で末永く生き残っていけるよう、これからさらにがんばろうと思います。

 

おかえりなさ〜い♪>ワトさん  七之助

おかえりなさいです。>ワトさん 実戦開始おめ〜です。
始めはマイナスだったのに、たったの4日目でプラスを出すのは流石ワトさんですっ!お見事です!

>株価が全く予想外の動きをしたとかではなく
>単純に自分のルールを破ってしまったものだったので
>如何に自分との戦いが重要であるか、ということを実感しました。

そうなんです。自分で決めたルールを欲や恐怖でいつの間にか破っているんですよね。私も同じ過ちを先月行なっていました(^^;

>リサさんの言葉も思い出しました。
>セミナーで昼食を取ったときに
>「トレードをするときに手数料を気にしていてはダメですよ」
>とGE証券のリサさん。
>全くその通りでした。
>リサさんの言葉は、偉大です(^^

御蕎麦屋さんでの会話でしたよね?私も覚えています。最終的に勝てるトレードができれば、手数料なんて目じゃありませんからね(笑)

(30$/回)×(50回/月)×(12月/年)≒180万円/年←ちなみこれが年間の手数料ですが(^^;(爆)

>トレードの世界で末永く生き残っていけるよう
>これからさらにがんばろうと思います。

同感です。これからもお互いガンバりましょう!(^^)/~~



Re:実トレ 1週目の結果  たれ蔵

お久しぶりー!

実戦はなかなか難しいです。私は、今日からやり直しというか、実戦になってからシミュレーションでしていないことばかりやって負けたので、シミュレーションでやっていたこと、HLBに戻すことにしました。

欲には勝てないです。イントラだと欲の神さんが消えないですわー

あと手数料も気になりますよねー6〜7月の2ヶ月で、1万ドル払いました。1000株すると一回約45ドルなんですよね。GOOGだと、日で変わるけど55ドルのときもあります。ばかになりませんね。

久しぶりにHLBすると時間がゆっくりでいいですね。私には、こっちの方が合ってます(笑)

これからも、がんばって退場くらわないようにしましょう!!

 

 

 

0805 Fri.

昨夜の米国マーケットは、わかりやすい展開で、早々と店じまい。ハイローバンド候補銘柄はショートサイドが多く、ナスダックのロングサイドへの展開はまだ少し先になりそうだ。

ハイローバンド銘柄は、最近うまい具合に入れ替えができているので、なんとなくとても充実した気分。

ポイントはローソク足の連続しているパターンをよく見て、反転がありそうなところではエントリーを避ける、またはホールドしている場合は利益確定をすることだ。

そして一日分以上の十分な利益がある場合は、ほどほどで出て、新たにパニックが起こったパターンへ乗り換えたほうが、トータルではゲインが大きくなることが多い。

昨夜のBOOMのように出た後で、大ギャップアップを起こすこともあるけどね。(笑)

要は「欲はほどほどに」ということなのでしょうか。


 

昨夜に募集を開始した、9月のジャンプアップセミナーは締め切らせていただきました。

度々のメールで、恐縮ですが、セミナー申し込みに関して、質問があります。9月・1DAYジャンプアップセミナーの参加申し込みフォームで、「募集定員に達しました。」と表示されておりますが、これは、本当ですか?

募集開始からあまりも早かったので、確認致したく、メールしました。返答のほど宜しくお願い致します。

申し訳ございません。今回は募集開始後約7分でほぼ満員となってしまいました。

キャンセル待ちをされている方もいらっしゃいますので、キャンセル待ちをお申し込みいただくのが最もよい方法です。

日程上これ以上セミナー開催回数は増やせないため、キャンセルがない場合は、申し訳ございませんが、次回にお申し込みください。


 

いつかはクラウン

今回の鎌倉行きで借りた車はあの「いつかはクラウン」という宣伝文句で有名な、儲かって仕方ない?トヨタの看板車種クラウン。

いままで一度も乗ったことのない種類の車だが、今までにひととおり、めぼしい車種は借りたので、今回は最上級車種のクラウンを指名。

ゼロクラウンと銘打った新世代の車は果たしてどうだったのか?

 


 

走行距離は2万5千キロほどのクラウンローヤルサルーン 。

まずは運転席だが、木目パネル(石目パネル?)の造りや内装全体のフィニッシュはさすがトヨタ。

デザインも厭味のない豪華さで、インパネの装備は十分過ぎるほど。

こういう精度の高い合わせ目などの工作を見るにつけ、日本ではこういうところの作りのよさで売れるのだろうねえ。

と素直にそう思った。

トヨタは、日本のオッサンの好みというかハートをガッチリと掴んでいるようだ。(笑)

スカットルは低めで、前の視界はいいのだが、走り出して直ぐに感じたのは、フロントの4隅?というか前の角の位置がどこかがわかりにくいという点だ。

午後一時にレンタカー屋で借りたその足で、全員を乗せて八重洲にある蕎麦屋「三日月」の店先へ止めさせてもらい、蕎麦で腹ごしらえ。

しかし狭いところに停めると図体はかなりデカイ。

この車で狭い道には迷い込みたくないぞ。

 


ダッシュボードの操作系は、よく考えられていて使いやすい。

ただナビゲーションシステムは、ワンタッチで広域表示をさせる方法がわからず、これはちょっと不便だった。

助手席の友人もぶ厚いマニュアルを見て、やる気ナッシング状態となり、結局は読まずに使っていたのだけれどね。

マークXもそうだったが、オーディオの調整はナビの液晶画面を切り替えて使う方式。

こういう違った操作体系のものには、独立させたスイッチを割り当てたほうが使いやすいと思うのだけれど、音量ツマミだけは独立してアナログ的に操作ができるから、このオーディオシステムは、微調整をしないという前提で作られているのだろう。

オーディオの音質は、室内の静けさとあいまって、十分なレベルと言っていいと思う。

ドライバーズシートは適度なサイズで形状もよく、ちょうどよい柔らかさで座り心地とホールド性のバランスがよく、長時間座っていても腰が痛くなるということはなかった。

ランバーサポートは調整幅も大きく、各種の調整機構も完備している。

「プリウス」と同じように、インストゥルメントパネル右端にあるエンジンをかけるためのスターターボタンを押すとエンジンがかかる方式だが、ブレーキペダルを踏まないとエンジンはかからない。



3リッターのこの車はジグザグゲート付の6段AT。

変速のショックは非常に少なく、またギアの配分もいい。

というよりも何速のオートマチックかを意識することはないスムースさだといえば、その滑らかさがわかるだろうか。

Dから手前のSに入れるとシーケンシャル操作が可能になるので最初は面白くてシフトしていたが、オートマチックモードがよくできていることに加え、変速をしながらアグレッシブに走るという足回りではないからねえ。

ステアリングコラムにパドルシフトもないこともあって、結局帰路ではほとんど使わなくなった。

新設計の3GR-FSEと呼ばれる、直噴の3リッターV6の回り方はとてもスムース。

高速道路の料金所からのフルスロットルでは、トルクも均一で力強いから、多少の「うなり」は伴うものの、4人乗車でもなかなか力強い加速を見せてくれる。

BMW やポルシェのような回したときの心地よさはないが、よくできたオートマチックとあいまって、この車の性格にはとてもよくマッチしたエンジンだと思う。


 


リアシートは多分クラウンの一等席だろうが、フロントに比べると居住性はわずかに落ちる。

だが肝心のリアのシートベルトが締めにくいのはバツだ。

カミサンがアメリカで乗っていたBMW330Ciカブリオレの、リアシートのシートベルトはこうして比べてみると、よく考えられていたなあと思う。

こうところは、真似すればいいのにねえ。

敷居は高めで、室内はこのボディーサイズにしてはそれほど広くはないが、普通のオトナには十分なスペースがある。

肩まですっぽり納まって、適度にソフトな背面に上体を預けていると、睡魔に誘われるようで帰路でのカミサンたちは、一時熟睡していたようだ。

荷室ラゲージスペースの容量は、外から見たほど大きくはないが、日本的な基準で言えば、はゴルフセットが3名分も積めるということらしいので、まずはOKなのだろう。

リッドはパンパー高さから開くので使いやすいが、運転席からはオープナーが見つからなかったのでリモコンキーを抜いて、そのボタンで開けていた。

普通はガソリンを入れる際のスイッチのそばにあるもので、友人と二人で探し回ったが見つからず。(笑)

マニュアルを読めば書いてあるのだろう。 > マニュアルを読め > オレ(笑)

でもね、トランクには普通のノブをつけて、後部のトランク外から直接開け閉めできるようにしておいて欲しいなトヨタさん。

 

メーターは見やすいけど色気なし(笑)


電動パワーステアリングは、タウンスピードでは操舵力がすこし重めで、なんとなくフリクションあり。

高速走行では少し左右に振られることがあり、ビシっと矢のように突き進むといったレベルでの直進性はあまりよくない。

ステアリングはレガシイやアコードの方がシュアでいい味を出している。

ブレーキは問題なし。

ポルシェのような剛性感の高さは感じないけれど、動力性能に見合った利きを感じるのでまずは安心だ。

帰路は第三京浜を通ったので、車の減ったゾーンでフルスロットルをくれてやると、メーター読みで160キロほどに達した。

特に不安感はなかったが、やはりボディー剛性が、余り高くないのに加え、タイアもあまりいいものを履いていないようだし、この速度域になるとちょっとブレーキが心配になる。

 



最もよくなかった点はといえば、それは乗り心地だ。

NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)の処理はかなり高いレベルなのだが、首都高速の目地段差を通過する際などに、意外と安っぽい揺れが発生し、収束の仕方も高級車らしくない挙動を示すのはちょっと興醒めだ。

鋭い目地段差のような高周波域の振動は、意外によく伝わってくる。

なんとなくシャーシーとサスペンションの間にゴムを介したような感触が付きまとい、おまけに全体のノイズレベルが低いために、何となく安っぽい共鳴音が常に聞こえてくる。

乗り心地に関しては高級車として、洗練されているとは言えない。

このあたりは、依然欧州車とは歴然とした違いがある。

路面の細かなデコボコでは常にサスペンションが細かく動き、完全にそれが吸収される前に次の動きが発生するというように、感触がよくないのだ。

微振動が伝わるたびに、ボディー剛性が低いという印象を受けるため、他の部分のせっかくの高級感が台無しになってしまう。

同じレンタカーでもアコードやレガシイの方がはるかに、しっかりしたいい乗り味だ。

さらに同じトヨタ同士で比べても、乗り味はマークXにも負けていると思う。

 


 

というわけで、自分で買いたいかというとノーサンキュー。

その原因はまずは安っぽい足回りと、さらにはそのスタイリングにある。

細部の造形を見るにつけ、明らかなベンツコンプレックスが見て取れる。

つい最近発表された新しいSクラスのデザインを見ると、さらに一気に古臭く思えてしまう。

ヘッドライトからグリルのイメージ、ルーフラインからCピラーへの造形は一昔前のベンツそのまんま。

足回りにはお金をかけずに、内装などを含めた見栄えに多少コストをかけ、トヨタにとっては儲かる車に仕立て上げたという印象だ。

やはりトヨタの利益率の高さは一時期カローラよりもよく売れたというこのクラウンに、おんぶに抱っこなのかなとも思ったが、でも日本国内での利益はトヨタ全体の利益の20%ほどしかないんだよね。

それはともかくとして、すぐに古臭くなるデザイン込みで、500万円を越える金額を払わなければならないとなると、やはり法人向けの車なのだなあと思ってしまう。

デザインは、いまだに国産車共通の最も大きな欠点で、それを象徴するのがまさにこのクラウンなのかもしれない。

デザイン全体のセンスとしては日産の方が垢抜けていると思うが、だからといって売れると限らないのが面白いところだ。

このクラスの車では絶対にドイツ車には似せないというポリシーがないと、世界には通用しないということを、トヨタは知っているはずなのにねえ。

輸出をしないからこれでいいというのなら、私に言わせれば、日本の消費者をナメているとしか言いようがない。



このスタイリングが日本のマーケットで通用しているということは、大多数のオヤジがこれくらいのマネは何とも思っていないということになるのだろうか?

まあ運転をしていれば、自分からは外側が見えないからね。

こうしたカタチの車がビジネス街をウロウロしているのを見るたびに、うんざりしているのは、私だけなのだろうか?

しかしこうして乗ってみて冷静によく考えてみると、500万円という値段が高いのか安いのかがよくわからない、不思議な車だ。

自動車雑誌では、ここまではっきりとは書いていないけれど、やはり広告をもらっている以上書きにくいのだろうかと、この車に乗ってみて、ふとそう思った次第。

まあ、いろんな意味でトヨタ恐るべし。

というのが結論かな。(笑)
 

 

 

0804 Thurs.

9月の1DAYジャンプアップセミナーの募集は、5日(金曜日)に日付が変わった時点でこちらから開始の予定です。
 

いざ鎌倉

みなさんは「いざ鎌倉」という言葉の意味をご存知だろうか?

五代執権の北条時頼は歴代の北条執権の中でも、名君と呼ばれている。

その理由は、敵対勢力を排除し北条氏による幕府政治を磐石なものとしたからだが、あるとき、その時頼が旅僧に扮して、大雪で道に迷い、近くの貧しい家に宿を請ったことがあったという。

その家の夫婦はもちろん時頼だとは知る由もない。

粟飯を振る舞ってもてなし、貧しいが故に十分な薪もないため、秘蔵の梅、桜、松の鉢の木を炉にくべて暖をとっているとき、時頼はその家の主の素性を尋ねたという。

その家の主人は佐野源左衛門常世という武士で、一族に土地を奪われ落ちぶれてはいるけれど、もし一たび鎌倉に大事が起きれば、「いざ鎌倉」と一番に馳せ参じる覚悟だと語ったという。

後年、軍勢を集めた時頼の下に言葉に違わず一番に馳せ参じたのは、この常世で、その忠節に感激した時頼は、かつての雪の夜のもてなしにちなんで、加賀の梅田、越中の桜井、上野の松枝の各荘を領地として与えたという。

つまり常世の心がけこそが、鎌倉武士の鑑だということで「いざ鎌倉」というフレーズが一気に有名になったというわけだ。

 

と前フリが長くなったが、友人のご夫婦と一緒に2日の昼頃東京を出て「いざ鎌倉」へ向かい、のんびりと休養。

3日にはまた喧騒の東京へ戻ってきた。



 

宿での AirEdge Pro の接続状態は良好。

メールのチェックなどもできたため、リラックスして過ごすことができた原因の一つだと思う。

出先でも「繋がっている」安心感を継続させるというのは私の場合、リラックスするための大きな要因のようだ。

ってネット中毒か?(笑)

 



 

まあそんなこんなで、いきなり「いざ鎌倉」のタイトルになったというわけだが、帰りの首都高速の渋滞では、車外温度は39度を表示するほどで、今日はホント暑い一日だったが、たまにのんびりと骨休めするのもいいものだ。

 


メータ下部の外気温表示は39度!

 

っていっても、会社勤めのストレスとは皆無の毎日だから、のんびりと過ごしているのだが、それでもやはり気分転換というのはよく効いた。

 

 

 

0803 Wed.

宣言

なるほど考えましたね。ということで、ご参考までに・・


こんにちは。

実トレに移って2週目。風邪も回復して元気一杯になってやっておりますがルールを守れない自分に嫌気がさしております。

小さい勝ちを重ねた後に多きな負けがくるという典型的な負けパターンに陥っております。

自分で自分に言い聞かせても駄目なので先生に宣言します。

1.勝負は最初の1時間だけ。1時間たったらトレードストリームを閉じる。
2.損切りは0.5ポイントで必ずやる。
3.予定外のエントリーはやらない。
4.上記のルールを破ったら次の日から1週間謹慎。

今日も細かい勝ちを4回繰り返して0.5ポイントくらい取れてたんですが、見てたらまたやりたくなって、ヒゲをつかんでしまい、1ポイントいかれたところで損切り。

さらにそこからドテンのショートをしたら、そこからまた0.6ポイント逆にいかれて。。。

往復ビンタって奴ですね。

明日こそは30分で0.5ポイントとって、ゆっくりブログの執筆にかかります。

今日もそういう予定だったのですが。。。
 

チャートが読めるようになり、少し場数を経験し、予測で動きがわかるようになると、いつエントリーしても利益が出せるように思えてくるものです。

言い換えれば、欲が出てくるわけです。
 

たとえば、こういう方法があります。

目標とする利益幅を設定したら、まず一ヶ月間その利益幅の20日分をまず獲る練習をすることです。

それができないのに、それ以上獲ろうとすると、結局はトータルで目標利益幅×20日のトータルを必ず下回ってしまうことになります。

デイトレード、特にスカルピングは、感覚的に表現すると「もうちょっといける」と思う80%くらいのところで脱出することです。

それと私はキリのいい数字をターゲットにしています。

これは結構効果があります。

55.60 というようなキリのいい数字があると「踏ん切りがつけやすい」のです。



ドテンはそれまでのトレードで、かなり勝っているとき以外は非常に危険です。

つまりは逆張りなのですから、取れる幅は順張りの30%くらいだと考えることです。

ですから順張りと同じだけの幅を獲ろうと狙うと必ずやられることになります。

特に負けた後のドテンはほぼ間違いなく負けます。



実トレードへ移行されると、よく分かると思いますが、トレード中の心理状態というのは、判断に非常に大きな影響を及ぼします。

負けると、自分の判断に疑問を抱くようになります。

するとそこに躊躇が生まれ、結局はそれが判定の遅れに繋がり、そのトレードが負けトレードになってしまうのです。

ここがトレードの最も難しい部分だと思います。

このレベルになると技術ではなく、自分の心理との戦いになるのですね。
 

どうか慎重に!
 


 

0802 Tues.

昨夜の米国マーケット、事前チェックではめぼしい銘柄は EBAY のみ。鎌田さんがトレーダー掲示板へ書かれていましたが、シティグループがEBAYをホールドから買いに引き上げた効果でしょうね。

鎌田さんの書き込みは私もチェックをして、ハイローバンドでトレードをする場合に参考にしています。

たとえば大き過ぎるギャップアップの銘柄をハイローバンドでトレードをする場合に、こうした格上げなどの理由があれば、リバーサルの心配はかなり減少します。

昨夜のEBAYのギャップは大きすぎたにもかかわらず、ロングサイドのエントリーという判断をしましたが、それはこうした格上げの情報があったからです。

その前日の大きなギャップアップのWFMIやギャップダウンのOSIPという銘柄は特にこうした書き込みがなかったので見送っていますが、昨夜はどちらも反対方向へ動いてしまいましたから、この判断は間違っていませんでしたね。

もちろん自分で調べればいいのですが、オープニングの忙しい時には、そうしたサイトへアクセスする時間はありませんから、あらかじめ書き込まれたこうした掲示板の情報はとても役立ちます。

鎌田さんにも、そうした使い方に役立つような情報の書き込みをお願いしていますので、みなさんもぜひご利用ください。

 


10月セミナースケジュールを掲載

先生には初めてメールします、7月のジャンプアップアップセミナーでお世話になりました****です。

実はセミナーの日程についてお伺いしたくメールしました。おそらく10月に米国基礎セミナーが有ると思うのですが日程をお知らせ願えれば幸いです。

私事ながら大変申し訳ないのですが、ライフライン関係の仕事についている都合上暦どおりの休みではないので。事前(2ヶ月前)に申請する仕組みになっているため是非とも教えていただきたくメールいたしました。

是非とも参加したくよろしくお願いします。

米国基礎セミナーは大変人気が高いとも伺っているので、申し込み日は朝からできるだけPCの前に座れるよう内勤に励みます(笑)

メールの送信ついでと言うわけではないのですが、COOLやGapper's eyeで使われているDOJIやダブルGとはローソクがどのような状態を指すのでしょうか?

初心者の私は、DOJIとは始値と終値がほとんど同じで髭の長いローソクのことだろう?って勝手に思ったりしているのですが。。。お時間の空いた時でかまいませんのでご教授くさだい。

以前受講者用掲示板で田村さんにBulish20/20に教えていただいたり、セミナー同期に”はらみ”を教えてもらったりと大変助かりました。

超初心者の私も歩みは小さいですが1歩1歩、トレ-ダーを目指して努力していきます。もちろん毎日掲示板にも書き込みをしていきます。

10月に、先生にお会いできるのを楽しみにしております。

乱舞乱筆あしからず
 



10月のセミナーのスケジュールはこちらをご覧ください。

https://www.daytradenet.com/Report/SemIndex.htm

募集開始のさらに具体的な時間はあらかじめメールで通知させていただきます。

DOJIは現時点で理解されているように、始値と終値がほとんど同じで髭の長いローソク足のことです。

またダブルGはアドバンスセミナーで解説しいるパターンですので、基本的なトレードでは不要だと思います。

大事な点は、まずトレンドを早く掴む練習をすることです。

イントラデイではクアトロセットアップのゾーンに入ったもので30分足の前日と一週間の高値を抜いた位置で始まる銘柄だけに限定して、できるだけ早くエントリーをするということを守ることです。

ハイローバンドでは、まず基本ルールどおりにシミュレーションをしてその結果を改善するという方向でトレーニングをはじめられてはどうでしょうか。

大事なことは、自分で決めたルールをきちんと守るという訓練をすることです。

そうすれば結果はおのずとついてくるのです。

ルールを破ったり間違ったトレードでも利益が出ていればいいという考え方では、コンスタントに長期間続けてトレードを続けることはできなくなります。

マーケットから消えてゆくトレーダーに共通しているのは、自分のルールが確立されていないか、ルールを破る習慣がついてしまっているトレーダーなのです。

メールにも書かれていますが、着実に一歩一歩前進することを、続けることが最も大事なことだと思います。

時間は十分にありますから、どうかじっくりと取り組んでください。


 

 

0801 Mon.

ファッション

土曜日は久しぶりに、上に着る夏物を探すため新宿へ。 いつも思うのだけれど、男物の服で、買いたくなる服というのはホント少ないと思う。

デパートでもブティックでも、そもそもが基本的に女物ばかり。 何故か? そりゃあ客さん売れるからですよ。という店員の声が聞こえてきそうだが、確かにデパートへ行くと大体入り口のある階には必ず女物が置いてある。

これはアメリカでも同じで、たぶん世界中のどこへ行ってもそうなのだと思う。男物といえば、デパートでは品数は少なく、似たようなちょっと堅めのブランド物ばかりで、おまけにやたら高かったりする。

マルイは若者向けだし、新宿の伊勢丹だって、みんなが騒ぐほどのものでもないと思う。 まあどういうスタイルを選択するかによるのだが。


てなことを考えながら、行きは晴海通りを抜けて青山通りへ。

いつもなら地上の信号を通る日比谷は、地下道を通り抜けて三宅坂から青山通りへ。

こうして原付通行禁止の場所を通ってみると、免許を取ってよかったと痛感する。

早い!

三宅坂あたりで途中で反対車線を走る白バイの出勤に出くわしたため、以後は後方厳重注意モードのボタンをオン。(笑)

赤坂陸橋も始めての通過となったが、うーん気持ちいい!

あまり混んでいない道路では、加速がいいから信号に引っかからないようなペースで走ることもできるようだ。

原宿を右矢印で右折。

右折時にいつも思うのだけれど、右折の信号って正面が赤に変わる前に出るのだが、アメリカって逆なんだけど、あっちの方が理にかなっているなあと激しく思う。

あっちは右側通行なので、日本の左側通行に換算すると、信号は赤から青にいきなり変わるのではなく、まず右折の矢印が出ることになる。

つまり数車線あるレーンの右側の車を減らしてから、青信号になるというわけだ。

混んでいる時はどちらにしても青信号でも右折はできないのだが、先に右折レーンの車をなくして交差点に邪魔者がいなくなるようにするっていうのは、とてもいいアイデアだと思うのだけれど、日本ではほとんどがそうなっていない。

日本のように赤信号になる前に、右折の矢印が出る方式だと、どうしても矢印が消えているのに右折をするという事態が発生するのだが、これはシステム的にとても危ないのだね。

青になってからの右折方式だと、右折の矢印が消えても、青信号なのだから、横から車が来る心配をしなくていいわけだ。

表参道は緑が多いからバイクで走ると、とても気持ちがいい。

で、表参道の神宮前交差点を右折。

ここは車線が狭いから先頭で右折できるメリットを激しく実感できる。

で明治通りに入ってしばらく直進すると、左手に目的地の新宿高島屋が見えてくる。




男が自分で着るものを選ぶとき「陥りやすいパターン」っていうのがあると思う。

まずよくあるのが何十年も前に好きだったものを、体型や年輪の積み重ねを無視してそのまま継承するため、「古いスタイル」で固まっているというもの。

これは40台の男性に多い。

50代以上の男性に多いのは、仕事の虫のため何がいいのかわからいため趣味の悪い奥さん任せとなり、スーツ以外だと見られたものじゃあなくなるというパターン。

一番の問題は、服というのは趣味性が高いものだから、似合っていなくても、誰も本当のことを言ってくれないという点にある。

女性には様々な雑誌などがあるため、まだ男に比べるとまだマシだといえるだろう。

だから目の肥えた奥さんまたは、できれば娘に見立ててもらうというのがベストだ。

だけどその前に、一番肝心なのは「こういう大事な判断を任せていいものかどうか」という点だろう。

つまり、目が肥えていない場合「親亀こけたらみなこけた」になってしまうからだ。




私はもう15年も前にこの作戦に切り替えたので、最近は何とか独力で探せるようになったけれど、自分の着たいものと、似合うものは別だということが、理解できるまでは、やはり他人の目の力を借りたほうがいいと思う。

雑誌を見たって、それはあくまでもそのモデルが似合っているだけであって、自分が着たって似合うかどうかは怪しいものだからね。

それにモデルはプロなのだから何を着たって似合うのだ。

その人の雰囲気なり内面を知っていて、本当のことを言ってくれる「人と服を見る目のある異性」というのは、なかなかいないのが普通だからね。

だって、街を歩いている人の服を見れば、それがよくわかるはずだ。

何事にもショートカットはないのだね。




新宿を見て回り、何点かをゲットしたので帰りは明治通りから新宿4丁目の交差点を右折し甲州街道へ。

ここの地下道がエラい渋滞だったが、この地下道は結構長いため、渋滞していると車の熱気が上へ溜まっている。

そのため出口あたりの上り勾配のあたりは、ものすごく暑い空気が充満しているのだ。

混んでいる時は、信号はあっても新宿御苑の脇を走ったほうがうんと気持ちいい。

トンネルを出ると、通り名前は何故か新宿通りに変わるのだが、四谷見付から麹町を抜けると皇居にぶつかるので半蔵門の交差点を右折。

内掘通りも渋滞が多いよなあ。

渋滞は憂鬱だけど、横に並んだバイクへ話しかけるようにすると、渋滞も結構気にならなくなる。

たいていは、隣のバイクのどこかを誉めるところが見つかるはずだから、それをネタに話しかけることにしている。

誉めるところのない、錆びたスーパーカブのオッサンでも、「暑いねえ・・」と話しかければ、首くらいは振ってくれる。(笑)

昨日は、結構飛ばしていたピカピカの黒いホンダフュージョンを見つけたので、先導車として追従。

バイクの右側のフロアには何と「足の形をしたブレーキペダル」がついていたのだが、これがブレーキになっているようなのだ。

こういうのがアフターパーツであるんだ・・とちょっとびっくり。

四谷見付の交差点で、タバコを吹かしていたアンチャンに、「これブレーキですかあ?」と聞くと、得意げに頷いていたが、人間誉められると悪い気はしないものだ。

誉めるのは先導してもらうお礼。(笑)

250CCのスクーターって結構飛ばしているから、そういうのを見つけて先導してもらうと結構早いし楽しい。

それに先頭を走ると第一目立つし、先導車がいれば、右折車が交差点で突然右折してくるというケースでもより安全だからね。

だから追い抜く必要は全くないわけで、というかこっちは100ccだから当然追い抜けないのだけれどね。

ははは。

白バイも発見したらできるだけ並ぶことにしている。

真横に並ぶとギラっと睨まれるので、控えめに斜め後ろに位置し「かっこいいですねえ」とまずご挨拶。

そこで少し間を空けてから「何CCですか?」と聞くと、必ず答えてくれる。

そりゃあそうだ。納税者からの質問なのだからね。(笑)

だがその後で、「何キロくらい出るんですか?」と聞くと黙って返事をしないか、正直に答えるかという2パターンへ見事に分かれるのが面白い。

お試しあれ。(笑)




桜田門の交差点を通り日比谷を抜けると、晴海通りでもう銀座だ。

しかし早い。

10時に新宿へ着けば、ゆっくり買い物をして、暑くなる前の昼頃には、銀座へ戻ることができるのだから。




服を選ぶ場合に大事なのは、マメに見て歩くことと、数を見ることだろうと思う。

私は時々娘に頼んで、同行してもらうことにしている。

どういうところを見ているのか?そして20代の女性にどう映るのかという点がキーになると思う。

そして具体的にどういうものが似合うのかを、見つけることだ。



もしブティックへ入って、「私がカッコよく見える服をください」って聞いたとしたらどうだろう。

「はあ?」ということになり、似合いもしない高い服を買わされるのがオチだ。

どのような素材のどういう色が似合うかは、なかなか自分ではわかりにくいものなのだが、それがわかるようになれば「黒で光沢感のある薄手のセーター」というように、具体的に指定ができるというわけだ。



こういうことが面倒だと思う人には、最高の解決方法がある。

簡単な話だ。

何を着ても似合う体型を維持するということだ。

適度な運動で日頃から手入れをされている体なら、何を着ても似合うのだからね。

日頃から適度に疲れを取るなどのメンテナスがされ、胸を張った姿勢を長時間保ち続けることができるなら、それこそが本当のお洒落なのだと思う。




ファッションは時代遅れを作るために作られる - シャネル
 

 

 


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2005 0801-

 

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