2005 0515-


0531 Tues.

アロマディフューザー

4月頃からセミナールームで、エッセンシャルオイルを使っている。セミナー中、適当なタイミングで香りを流すためだ。

スプレー式の芳香剤だと、トイレのようになるし、香水では甘すぎるうえに好みがかなり分かれてしまうため、エッセンシャルオイルを熱で暖め、香りを空気中に拡散させている。

空気中に拡散された香りは鼻から大脳へ、また口から気管を通じて循環器系から体全体に運ばれ、心と体のバランスを整える効果があるといわれている。


 

この香りのもとになるエッセンシャルオイルは数多くの種類があり、目的別に何種類かを組み合わせて使用する。

それぞれの香りには特有の効能があり、たとえば、ウッディーでスパイシーなバラを思わせる「ローズウッド」は、中枢神経系を安定させる力があり、精神的に疲れた時に気持ちを前向きにしてくれる働きがあるという。

オフィスビルの受付では、時々熱を使った方式でエッセンシャルオイルの香りを拡散しているが、自宅では新しいタイプのディフューザーを導入。

使ってみるとなかなかの優れものなので、セミナールームにも導入したというわけだ。



 

グラスチャンバー(本体ガラス部分) は手作りで、振動音を減少するだけでなく、ホコリによる汚れを極力さえぎり、エッセンシャルオイルの科学変化を防ぐようにデザインされている。

熱を使用しないため値段は少し高くなるが、エッセンシャルオイルの酸化や、残り香の変化の心配がないという優れものだ。

大量のマイナスイオンを発生させながら、5分間香りを流し、25分間休むというサイクルを7回繰り返し、自動的にスイッチがOFFになる。
 

写真の「つまみ」を回すことで、オンオフと香りの吐出量を調節することができる。

自宅から自転車で5分のところにある、Larutan (ラルタン)という店で購入したのだが、オンラインでも購入することができる。


 

◆ご質問

トレードに関する本は何を読めばいいのか?


はっち先生こんにちは,***です.

パニックの判定方法についての解説ありがとうございました.

その当日のローソク足しか見ていなかった私にはとうてい理解できなかったはずです.

買い手や売り手の圧力なんてものは,セミナーで少し聞いた記憶があるくらいで全然考えていませんでした.

明日のさらに詳しい解説を期待しております.

また,今日からのアドバンスセミナー頑張って下さい!!

それと,はっち先生お勧めの,マーケットの魔術師を読んでの感想です.

かなり難しく未だに理解できないとろこも多くありますが,たまに一人で笑ってしまうところもあり,驚愕するところもありと非常におもしろかったです.

そして,そのプロのトレーダー達に共通しているところは,ほとんどはっち先生がセミナーで言っていたことと同じでした.

徹底したリスクの管理や決められたルールに従うことなど.

確かに,トレードする前に読むべき本であり,非常に参考になりました.

何度か読み返した後,残り2冊の続編も買おうと思います.

勧めていただいてありがとうございました.

そして,できればマーケットの魔術師”日本版”を,はっち先生,TAMURAさん,Daytraitorさんや今話題のよん様さんでぜひ出版を・・・(笑).

 


はじめまして、こんにちは。デイトレードという事を知ってまだ日は浅いですというか株の知識も初心者です。

現在の仕事もお客様相手の接客業で金融知識も無いです。

始めるにあたってコツコツお金を貯めている最中で来年の秋に退職をして、スタート(退職前の春か夏にもしくは退職後の秋にこちらのセミナーの基礎と実技を受ける計画)でいます!。

それで、少しアドバイスがほしいのですが!DVDは購入さして頂き、時々観ているんですが。。株の知識に関する本も読みたいんですが!多くありすぎてどれが良いのか?全然わからなくて参考として、おすすめの本があれば教えて頂きだいです!!


 

◆答え

読むならマーケットの魔術師シリーズがお勧めです。

リンダ・ラシュキさんも本ならこれだけ読んでおけばいいとおっしゃってましたね。

トレードの経験がないと、読んだからといって特別にメリットを感じないかもしませんが、どういう世界なのかを知っておいて損はないですからね。

あとは、ギャッパーズアイやCOOLに過ごそうを読まれて、わからない単語があれば、調べておくくらいでいいでしょう。

ネットで検索すれば、用語集を見つけるのは簡単ですし、なんといっても無料で、その気になればいくらでも調べることができるのがネットのいいところですから。

ささやかながら、当サイトでもココに 用語集があります。

 

 

0530 Mon.

BRAUN メンズシェーバー アクティベーターX BS8585

男の醍醐味

男に生まれてよかった!という「男の醍醐味」を感じることのできる瞬間の一つに、髭剃りがある。いわゆる床屋でのヒゲソリはまさに快感そのもの。熱い蒸しタオルを口の周りに載せられて、ヒゲを蒸しながら待っている間の心地よさは、女性が決して知ることができない世界だ。

そして絶妙なタッチを生み出す、プロの使う剃刀の精緻な刃が肌と触れあって生じるヒゲを剃る音を聞きながら、過ごす数分間を過ごす時、つくづく、男に生まれてよかったと思う。

だが一方で自分で髭を剃るということになると、事情は大幅に変わってしまうのがオトコのつらいところだ。

毎日のヒゲソリは朝風呂に入る時にシックの4枚刃で、シェービングフォームを使っている。だが夕方などに少しヒゲを剃っておきたい時は、手軽な電気カミソリがあればなにかと便利。

そこで実際に売り場で剃り比べ、他社メーカー製と比較検討したのがこのブラウンの電動シェーバー「アクティベーターシリーズ」。購入後約2年以上使用しているが、その切れ味は最初の頃の状態をいまだに保持している。
 

アクティベーターシリーズのラインアップは3種類あり、8795は充電残量表示が液晶表示で希望小売価格が43,050円。8790は充電残量表示が5段階表示で希望小売価格は36,487円。

購入した8585モデルは少し古いモデルなので当然液晶ではないが、充電残量を2段階で表示してくれるので、実用上全く問題なし。

値段差は、この充電残量表示が違うだけで、いわゆる「本体の剃り上げ性能」は全く同じだ。

値段はビックカメラ有楽町店で、確か2万円を切る程度だったと思う。

フルネームは長いので通称と言うか愛称?は「アクティベーターX」と呼ぶらしい。


剃り味と性能

まず最初の謳い文句は「さまざまな方向に伸びるひげを、20パターンの「アクティベーターパターンの網目で確実にとらえ、どんなくせヒゲも逃さずカットする」というものだ。

「どれどれ」とシェーバーのヘッド部分に目を凝らすと、形の異なる4つの網目を5つの方向に配列した「アクティベーターパターン」が特徴だというメーカーの主張がすぐわかるユニークな形状だ。

シェーバーヘッドと呼ばれる刃の部分は4方向へ動く。

つまり様々な方向へ、さまざまな長さで生えているヒゲを1本1本確実に剃るためには、ヘッドがヒゲにあわせて自由に動くという条件がまず満たされていなくてはならないからだ。

だがブラウンの、機能攻勢はそれだけにはとどまらない。

ヘッドが持つ4つの形状の網刃に5つの方向を与え「4種類×5方向=20パターン」という網目が、どんなくせヒゲも次々に取り込み、従来の網刃では成し得なかった、スピーディかつ効率的な深剃りが可能になったという。

さらにヘッドを高速で振動させ、網刃がヒゲを取り込むエリアを広げる機能「ふるえるヘッド」も組み込まれている。

まさに至れり尽くせりだ。

 

 

この効果についてのメーカーの言い分によると、従来型の網刃に比べ、シェービングエリアが約18.3%も広がったという。

この剃るという性能に関して公表されている数値としては、さらに62枚に増えた内刃とアクティベーターパターンの網刃で、シェービング効率が最大35%アップされていると、さらに追い討ちをかける姿勢は、購入する際に、なかなかのインパクトを与える役目を果たしている。

ここまでをまとめると、「首振りヘッド」と「ふるえるヘッド」で、肌と網刃は常にジャストフィットさせ、様々な曲面を描く人間の顔に対し、ヘッドを常に垂直に保つことで、アゴ下や喉下などの剃りにくい部分へもしっかりと喰らいつき、理想のシェービングアングルを死守するという仕組みらしい。

だがここで注意したいのは、よく剃れるということは裏返せば、ヒゲと同時に肌の表面へも刃が当っているという点だ。

冷静に考えると「肌に優しい」と「深剃り」は、相反する要素だということがわかる。

「アゴ下や喉元などの剃りにくい所も逃しませんぜ、ダンナ」というなかなか頼もしいヤツにもかかわらず、お肌への負担軽減も実現して差し上げましょうという、矛盾することを堂々と主張するだけあって、キレイに剃り上げるには少し時間がかかるのだが、さすがメイドインジャーマニー、理詰めで勝負するだけの事はある。

実際に使ってみると、気持ちいいほど良く剃れる。

だが、ビックカメラ有楽町店地下一階のコーナーの一角に陣取っている我が日本の誇るナショナル製の展示スペースにも、スペック上では負けじ劣らずの売り文句が並んでいる。

困ったことに試し剃りに熱中しすぎて、すでに剃るヒゲがなくなってしまっているため、ナショナル製を試すことができないという抜き差しならない状況になってしまったのだが、これは何も私だけが陥る状況ではないだろう。

男の本能が大事な時に「比較のために剃る分を残す」という冷静な判断を失わせてしまうという、新たな発見をするも、すでに遅し。

これを「後の祭り」と呼ぶ。

 


 

クリーン&チャージ機能

だがブラウンは、こうした状況が起こる可能性をあらかじめ知っていたかのように、さらに次のステップで追い討ちをかけてくるのは、さすがドイツ野郎。

BMWに通じるドイツ流の道具としての精緻さに加え、使った後の清掃の部分にもブラウンのこだわりを感じてもらおうという作戦のようだ。

ブラウン独自の全自動洗浄システム「クリーン&チャージ」が最後まで面倒を見てくれるというわけだ。

汚れに応じて3つの洗浄レベルを自動選択することができる機能を詳細にチェックすると

まずはアルコール洗浄でヘッドのヒゲくずや皮脂を取り除き、しっかりと洗浄するというのが第一段階だ。

このアルコールの使い方も、半端ではない。

intensive洗浄と呼ぶこの方法では、アルコール洗浄液を内蔵ヒーターが約40℃*に温めてから洗浄することで、シェーバーにこびりついた皮脂の汚れまで、しっかりと洗浄することができるという。

ブラウン側の発表によると、このアルコール洗浄方式は、水洗いの何と10倍だという。

ただし洗浄開始後数分間は「ギャーーン」というかなり大き目の洗浄音が響き渡るの、驚いてうろたえないようにご注意いただきたい。

さらに洗浄後は内蔵ヒーターがヒーター乾燥温度を70℃にアップしてヘッドを温風乾燥し、シェーバーヘッドの細菌繁殖を防止するという仕組みだ。

毎日のヒゲ剃り、よりクリーンかつ快適に行えるように、最後まで面倒を見るという合理性と機能性は、さすがといっていいだろう。

乾燥終了後には自動で本体を充電し始め、ほとんど電力が残っていない状態からでも、約1時間で充電を完了し、フル充電時の使用日数は約2週間にも達するという。

ただしアルコールのカートリッジの交換は二ヶ月おきだということで、まるで車のオイル交換のようだが、ここまでの手入れをしないで剃ったまま放置しておくと、かなり不潔な状態になるだろうということは、容易に想像することができるだろう。

特に室温が高くなる日本の夏では、シェーバーが細菌の温床になりかねないから、こうした「クリーン&チャージ」。

 

本体の後ろ上のボタンを押すとこのように前面が開き

「洗浄液」カートリッジを交換することができる。

カートリッジは1個で約40日間持ち、3個で1,600円ほどのコスト

写真はほとんど液がなく交換寸前の状態のもの
 

さらにバッテリーのパワーを常に最大限に保ち、常に安定したモーターパワーを持続するスマートロジック機能が組み込まれているため、自動的にバッテリーの活性化を行うという。

スマートロジック機能というのは、継ぎ足し充電等で、電池の能力が約80%以下になったときには自動的に電池を一度全て空にしてから、再度フル充電するというもの。

全体のシステムとして、洗浄・殺菌、乾燥、充電が1台のクレードルで行える合理的な「クリーン&チャージ」方式というという、が、購入を決定する際に最後のトドメとなる。

日本メーカーのライバルたちより、洗練されたデザインとオリジナリティーという武器で勝負ありだった。

まあいまどき、どれを買っても決定的に不満という製品はないだろうけどね。

付属品は専用クリーン&チャージ付(カートリッジ1個付き)とハードケースに、専用電源コード。

AC100から240Vなのでもちろん海外での使用もOKだ。

水洗いをしてはならないということなので、この点は気をつける必要がある。

本体にはキワゾリ刃がつき、ハードケースも付属している。

本体サイズは、幅55×高さ140×奥行35mmで本体重量は225g。

保証期間は12ヶ月。


いかがだろうか?

ヒゲソリという目的のために徹底した機能をはじめて電動カミソリの世界に持ち込み、さらに清潔に保つという機能を極限まで追及したこのブラウンのアクティベーターシリーズは、まさに電動ヒゲソリ界のポルシェと言う称号を与えてもいいと思う。

2万円を切る値段でポルシェが買えるというのに、ブラウンの物マネをした日本製を買う決断ができる人は逆に「えらいなあ」と思う。

ちなみに、私はブラウンの電気カミソリの販売員でもないし、確かドイツのブラウンさんとも親戚ではなかったと思う。

念のためカミサンにブラウンさんの親戚と知り合いかどうかを確認してみたところ「何を言ってるの・・いるわけがないでしょ!」という回答が得られた。

 

 

 

0529 Sun.

実は昨日、シアトルで知り合ったアメリカの弁護士Yさんから連絡があり来日されているというので、OAZOで落ち合って食事をしながら積もる話をしました。アメリカの弁護士さんといっても、日本人なのですけどね。
彼の専門は M&A つまり企業合併とか買収の分野。



例の本が丸善で金融雑誌コーナーの特等席へ昇格していた!
 

M&Aは買収する方の役員が、されるほうの役員に対して、パラシュートを渡す、つまり十分な報酬を渡すという契約をしてまとめるのが普通だそうで、これをうまくやらないと話がこじれるそうです。

彼とはいわゆる年の近い友達で、昔一度だけ仕事を依頼したことがあるくらいで、ここ数年は時々仕事で来日される時に、食事をしながら雑談をするという間柄。

で、その時に「体調管理のアドバンスプレイ 」で書いた食事法について話をしたのですが、彼も一日二食だというのです。道理で年齢の割に体型がスリムだなと思っていたのですが、なるほど。

早速18時間の間をあけて食事をするというスタイルへシフトしてみるとのことでしたが、体調はどこも悪くないそうで、基本的に2食のスタイルなのですから、健康なのは当然のことなのかもしれません。

彼の体験からも食べ過ぎるとカラダが重くなるというのは確かだ、と強調されていました。ただカラダが鈍感になっていると、食べ過ぎても何ともないということになり、また食べてしまうという悪循環に陥るようです。
 

Yさんと食事をしたOAZOの5階にある小松庵

蕎麦は東京でもトップクラスにランクされる味だと思う。

Yさんも「ここの蕎麦はうまい」と感激されていました。


17日に書いた「体調管理のアドバンスプレイ」に対して、メールや掲示板でいろいろなご意見をいただきましたので、下記へ転載させていただきます。

 

いつもありがとうございます。

本年1月の日本株基礎と4月の米国j株基礎を受講させていただいた**です。

さて、本日のCOOLに過ごそう『体調管理のアドバンスプレイ』を拝読いたしました。

実は私の妻は体の右側に痛みがあり、ときには眠れない夜もあります。

それは右足から腰にかけて痛むようで病院で受診しても痛み止めの薬と安静にしているしかないとのことです。

このことは私の前職の時間が不規則であったためとても遅い夕食になってしまった日が多かったことも原因になったかもしれないと感じた次第です。

大変貴重なお話をありがとうございました。

絶好調で毎日を過ごすことができよかったですね。

私も早速ご紹介の本を読んで妻ともどもトライしたいと思います。

ところでトレードはその後もシミュレーションを継続しております。

4月のセミナー直後にPCが不調になりメールデータを全て消失してしまいました。

結局、復元もほとんどできず困ってしまいましたが、気を取り直して新しいPCにして再スタートです。

先生が口酸っぱく仰られているように受講者掲示板を利用してチャートを貼り付けていくことが成功する上で必要なことでありこれからは実行して参ります。

ほんに入り口ですがトレードの世界の奥深さも少しは理解できてきたように感じます。

又、セミナーを受講させていただきたいと思いますし、トレードと人生のアドバンスプレイのご指導よろしくお願いいたします。
 

 

 

先日蕎麦やさんではっちさんを見た時に気づいて、言おうとおもっていたのに言いそびれたことが。

まさに「あれ肌がつやつやで若返ってる」。

いっとけばよかったな。気のせいかと思った。

ちなみに私は既に朝食抜き&たまに1食モードなので、変化を楽しめないのが残念。(笑)

ただ昨年の暮れくらいから、肉、魚を摂らない。。というかあまり食べたくなくなってきてそれと同時にアルコールもほとんど飲みたくなくなった。

さらに毎日泳いでいたりするので、こりゃ長生きするわな。

別に長生きしたくもないけど、死ぬ直前まで健康であるべき。

不健康なくせに長生きしたいと言っている現代人は理解不能。(笑)

最近、昔大嫌いだった豆乳を飲んでいるんだけど、これがいい!

なんで嫌いだったかというと、調整された偽物を飲んでいたからだった。

300mlで250円位するちゃんとしたやつはうまい。

たぶん人間は豆乳だけでも生きていける気がする。

というか、食べなくても生きていけるんだから当たり前だけどね。
 

まめをまめに摂るのがいいのは、遠くて(生物学的属性)、近い(物理的距離)ものを食べるのがよいと言われていることに繋がります。

逆に、最もよくないのが近くて遠いもの。例えば、アメリカの牛肉。

こんなものしょっちゅう食べていればそりゃ病気にもなる。

まめはまめでも米国産のまめは、

遠くて
遠い

のでもう一歩。

というわけで、国産の大豆がベスト。

動物性食物で、前者の距離で、近いもの順だと

牛→豚→鶏→卵→牛乳

「身土不二」。

人と土は一体である。人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。

という言葉からも、生物学的属性に”近い”牛よりも、土に近い生物の方が、人間に”近い”のかもしれません。
 


 

 

 

0528 Sat.

昨夜のマーケットは出だしでつまずくものの、そのあとは割と楽なパターンの展開。ハイローバンドはで切るだけ銘柄を抑える作戦。これは入らないとねえという確信のあるものだけに絞るということなので、これはこれでラク。

リスクを下げるためなので、朝になって上がっているものがあっても、全くOK。っていうかそれがわかれば苦労しないよね。

20インチディスプレイ使用雑感

20インチの縦置きディスプレイはホント便利。3台とも縦置きで使っているのだけれど、今となればもっと前に変えればよかったって思うけれど、頭の中だけの想像力だけでは、踏み切らせるだけのチカラ不足で、やはり使ってみないとそのよさってわからない。

それとやはりもう一つの条件は値段だよね。ナナオのは今でもやたら高いからねえ。まあそれなりに画質はいいけれど、写真のプロでもないので、そこまでの色の再現性はいらないからなあ。

DELLのキャンペーンを使うと、6万円台で買えるのだけれど、そうなると17インチが出始めた頃の値段より安いわけで、購入のための強力なセットアップ条件の一つになるよね。

6万円を切ると普及に弾みがつくかもしれないので、それまでは DELL に頑張ってもらいましょう。

わかりやすいメリットとしては、何よりも上下スクロールの頻度が激減する。さらに文章を書く時は全体の見通しがいいから、文章をまとめやすいのだ。だからといって残念ながら直接文体が劇的によくなるって言う効果はないのだけれど、書くことがとてもラクに思えるのが不思議だ。

WEBはもちろん広い範囲が一度に見渡せるうえ、PDFファイルや、パブリッシャーはほぼ1ページを丸々表示することができる。

チャートだって一度に見渡せる範囲が圧倒的に広いから、たくさんの数を監視することができるし、Gapper's Eye や COOL を書く時のキャプチュア作業もラクラクで、もう一枚あってもいいなと思うほどだ。

この下に受講者用掲示板WATCHと題して、画像を追加で貼り付けてみたが、こういうのってテキストとチャートを組み合わせて再現しようとすると、非常に面倒なのだが、すべて画像にして貼り付けるといとも簡単。

横幅を一定幅に抑えるために細切れにしてキャプチュアしたのだが、ファイルサイズもこれくらい小ささければ問題ないしね。

ただ、オフィスで17インチを使うと、スクロールが面倒だなって思ってしまう。

慣れとは恐ろしいものだ。

 

◆ご質問

ハッチさん、ご無沙汰しております。日本株受講(2004年/4&5月)の**です。ハイローバンドギャッププレーのルールについて質問させて下さい。

質問1:

2004年8月28日のCoolに、「反対のバンドに当たってから、最初のギャップアップでエントリーすることです。ロスを出されているケースでは、いずれも2回目のギャップアップで入られています。」という記述があります。

しかしGapper’s Eyeでは、例えば今年5月5日のSBUXのように、トリガーが引かれてから6日目、その間にギャップが5回開けられていながら、エントリーされています。


このSBUXのようなのは、言わばトレンドフォロー+ギャップ・プレーであって厳密にはハイローバンドプレーではないのか、あるいは何らかの条件が揃って、単なるトレンドフォロー+ギャップ・プレー以上の信頼性があるから、「ハイローバンドギャッププレイWatch」に掲載されているのでしょうか?

質問2:

ギャップ幅については、スイングが前提の場合はRange Averageの30%〜100%程度が適当と理解していますが、これで正しいでしょうか?

またデイトレの場合、例えば「朝のGo」的なエントリー条件と損切ルールを設定していれば、ギャップ幅は大きい分には特に制限は無い、という理解は正しいでしょうか?

以上2点、真にお手数とは存じますが、よろしくお願い致します。



◆回答

2004年8月28日の「COOLに過ごそう」に掲載した解説は、ごく基本的なルールに絞った解説となっています。

一方5月5日のギャッパーズアイでは最初のエントリーできなかったため、次のポイントでエントリーについて解説しています。

トレードの世界では、数学と違って正解が一つだけというわけではありません。

そのため、それぞれのケースで別の判断があることを知っていただくために、解説は時間の経過と共に、少しずつ違ったルールを適用する例を加えています。

このWEBサイトのギャッパーズアイやCOOLに過ごそうでは、基本ルールだけではなく、アドバンスプレイでのエントリーの例も混じっています。

特に明確なトレンドが続いているケースでは、どこでエントリーしてもカットロスのポイントさえ的確に設定しておけば、大きなゲインを掴むことができます。

アドバンスセミナーでは、ハイローバンドギャッププレイが、様々な可能性のある奥深いプレイだということを知っていただくため、こうした具体的な方法も解説しています。

ご質問2のギャップ幅についてですが、トレードは、様々な要素の組み合わせによって判定をするため、ギャップ幅も他の要素とのバランスで決める必要があります。

ですから大き過ぎるギャップでもエントリーすることもあれば、適正なギャップ幅であってもエントリーをしないという判断をすることだってあるわけです。

目指す山へ登るにも様々なルートがあり、それぞれのルート固有の危険度や難易度は違います。

セミナーでは全体の地図や、コンパスの読み方や、方向を特定する方法やそれぞれのルートの特徴や危険度も詳細に説明し、さらに私が選択する であろうルートや、どういうときに登頂を断念するのかといった判断の基準も解説しています。

ですが全員がそのルートを登るのが正解なのかどうかは、わかりません。

どのルートを選択するのかを決めるのは、自分なのです。

ギャッパーズアイでは毎日判定例を掲載していますから、その後の株価を追跡しながら、ご自分でルールを設定する際にぜひ役立ててください。

 

受講者用掲示板WATCH

 

 


 

 

0527 Fri.

体調管理のアドバンスプレイ

「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」これはシャネラーというシャネルファンを生み出すまでになった、有名ブランド創立者ココ・シャネル の言葉だ。

精神的なものだけではなく、体調が悪い場合も顔つきに影響を及ぼすことになる。最近の傾向として10代20代の若さにもかかわらずどことなく不調を訴える人が増えている。

何を隠そう、私もここ10年来カラダ右側の腰痛に悩まされ続けてきた。

昔音楽をやっていたことがあったおかげで、常に腹八分目という食生活だったためだろうか、体型は今も昔もそれほど変わることなく、どちらかといえば体調もいい方だった。

だが右側の腰痛だけは、だんだんとひどくなり、忙しくなってくると週3回はマッサージへ行く必要が出るほどに深刻化していたのだ。

持病だから仕方ないと思いながらも、いろいろなタイプの鍼灸師・マッサージ指圧師にかかったが、腰は別にそれほど悪くないという意見がほとんどだった。

事の始まりは、ある指圧師からの「ひょっとすると胃などの内臓から来ているかもしれない・・」という言葉がきっかけだった。

ある日たまたま、本屋で一冊の本に出会った。それがきっかけとなり、長年の悪友だった腰痛は2週間ほどで跡形もなく消え去り、今では絶好調で毎日を過ごすことができるようになったのだ。

20年前の体調より今の方がいい、と言っても信じてもらえないかもしれない。先日のアドバンスセミナーで、たまたまこの秘訣を話したところ、誰もご存じなかったため、思い切ってここで書くことにした。

といってもこれは「費用がかからず効果絶大」という、あたかも詐欺の謳い文句のような驚くべき方法なのだ。

まさに「体調管理のアドバンスプレイ」と言い切っていいと思う。

 

その方法とは「夕食のあと18時間経過してから食事をする」というものだ。

まずこれを一週間続ける。

つまり午後7時までに夕食を終えると、翌日は午後1時に昼食をするということになる。

5時半までに夕食を終われば昼は11時半。

最初はあまり厳密にやる必要はなく、2時間くらい時間が前後しても大丈夫だ。

当たり前だが最初の1週間は、昼前になるとやはりハラが減ってくる。

朝起きてから、りんごとにんじんとセロリの野菜ジュースをコップ2杯ほど飲めばとりあえず空腹感は誤魔化すことができる。

あとは水を多めに飲むことだ。

注意点として、夜食は絶対にダメ。

どうしても空腹感に襲われたり、甘いものが欲しくなったときは、紅茶に蜂蜜と生姜を少々入れたものを飲んでしのぐという手がある。

「一日に一度食事の間隔を18時間空ける」という点さえ守ることができれば、物理的に一日2回になる食事は、いつもどおりで問題ない。

そして徐々にこの習慣に慣れてくれば、自然に昼と夜をハラ八分目で抑えるという次のステップへ進みたくなるはずだ。

さらに次の段階になると、食事の内容をより質の高いものに変えるということになるが、ココまで到達できれば、こうした変化は我慢ではなく、喜びとなるはずだから、難関は最初の1週間だけだと考えればいいだろう。

基本的に食べない方が健康にいいということがわかっていれば、空腹というのはかなり我慢できるもので、一週間もすればすっかり慣れてしまった。


空腹を我慢する代償として手に入れることができるものは、概して予期することができないものばかりで、さらに想像を上回るものばかりだった。

そのためはじめてから一定期間が過ぎれば、こうした習慣をを身に着けるための行動には、さらに拍車がかかることになる。

腰痛消失の次に驚いたことがある。

たぶんキーボードとマウスの使用時間が長いためだと思うが、左手の中指と右手の人差し指に現われ、ここ6年ほどでメキメキと成長した魚の目が、1ヵ月半ほどで消失してしまったのだ。

にわかには信じがたいことだったがこの本を見るとそういう症例も記載されているではないか。

 

こうした習慣がもたらす効果は、本人は気がつかないほど「かすかだが確実に」微細な変化として現われてくる。

当然のことながら指圧へ行く頻度は激減した。

最初の1週間は取り立てて説明できるだけの大きな変化が感じられなかったため、いつものかかりつけの指圧師には、こうした習慣を始めたことは黙っていた。

が2週間ほどしたときだろうか、指圧中に突然「筋肉が最近やわらかくなってきたように思うのですが、ずいぶん調子がいいようですね?何かやってるんですか?」と突然聞かれたのだ。

ヤッタね!となんだかとても嬉しかった。

こうしたことがきっかけで、結局彼もこの方法に興味を持つことになったのだが、彼は30歳前半なのにもかかわらず、こうした習慣を身に着けようと考える理由があったのかもしれない。

こうしてはじめてから2週間ほどで、週一度だけカラダの全体的な疲れを取るというメンテナスをするだけで、自分の体が内側からさまざまに変化をし始めたのだ。

以前に比べ、起きている間の頭の中は常にスッキリとしていながらも、常に最高の集中力をいつでも出せるのだという、漠然とした感覚がカラダの奥深くに宿ることによって生まれる自分自身への自信を、言葉でどう説明すればいいだろうか。

自分が本来持っているエネルギーの大きさを感じながら、毎日をとてもエネルギッシュに充足感と共に過ごすことができる素晴らしさは、朝起きるたびに、神への感謝の気持ちを呼び起こしてくれる。

 

この習慣が身についてくると、このようなたぐいのダイレクトな効果ばかりではなく、毎日実感することができるまた違った種類の新しい感動と共に毎日を過ごすことができるようになる。

まず強調しておきたいのは、メシが確実にうまくなるということ。

当たり前のことかもしれないが、一日2回の食事はどちらかといえば常に空腹の状態で取ることになるため、とにかくおいしく感じるのだ。

味覚という感覚を、気がつかないうちに覆っていた、計測することが不可能なほど薄いベールが、まるで毎食ごとに剥がれてゆくようだ、といえばわかりやすいかもしれない。

自分の味覚がこれほどまでにデリケートで繊細だということを、これほどまでに強烈に感じることができるのは、内なる変化が持つパワーによるものなのだろう。

想像だにすることのなかった、意表を突かれたと言っていい肉体の変化は、内に宿る精神にも多大な影響を与えるのだろう、毎日何を食べようかと考えること自体が喜びと変わるのだ。

食事をすることが惰性になりがちだった毎日が、今日の昼はどこで食べようか、今日の夕食は何を食べようかと、食事に対してよりポジティブに変わってゆくダイナミックさをどう表現すればいいのだろう。

そうした感性を自分が持ち合わせていたということ自体が愉快であり、それと同時に毎日を輝くものにしてくれるのだ。

 

このように食事の質を高めてゆくと必然的に食事は簡素なものになってゆくのだが、時に反作用としていわゆるヘビーなものを無性に食べたくなることがある。

また人との付き合いや成り行きで、いわゆるカラダに悪い食事をしなければならない場合もあるが、そういうときは遠慮なく食べることだ。

だがいざ食べてみると、カラダがすでに質の高い食べ物に慣れてしまっているからだろうか、頭で考えていたほど、おいしく感じないのも新しい発見だった。

こうした点で言えばセミナーがあるときには、比較的カラダには悪いものを食べる機会となってしまう傾向にあるのだが、気をつければその影響を最小限に抑えるようにコントロールできるのだから、こうしたことは大した問題ではなくなってしまう。

この人知れず身に着けた習慣は、あなたの感覚をあたかもポルシェをドライブするように、食べ過ぎた時や悪い食べ物に対してダイレクトにリアクションを感じるまでのレベルに引き上げてくれるはずだ。

食べた瞬間からカラダがハッキリと重く感じるようになり、翌日の体調に影響が出るのが手に取るようにわかるようになるだろう。


この食事法をはじめてから一ヶ月ほどで、一日一食という体験もできるようになった。

やってみるとわかるが、このレベルまで到達することができれば、空腹感というものは意外と気にならないほど、何かに対して一生懸命になることができる集中力が備わってきていることが実感できるだろう。

一日一食という体験が意外とラクだったのは、自分の頭の中がさらに一歩踏み込んだ未知の領域へと突入し始めたことを感じて分泌されるエンドルフィンの効果によって、恍惚とした状態になっていたからかもしれない。

この食事法についての詳細はこちらにある素晴らしいサイトをご覧いただきたい。

最初の一週間は空腹感と戦うことになるが、そういうときには「信じるものは救われる」と唱えることだ。

だが本当に気をつけなければならないのは一週間以後だ。

体験したことのない、わかには信じられない感覚があなたを襲い、それをカラダで感じた瞬間、そのあまりの変化によって、突然感動の海に溺れそうになるかもしれないからだ。

ご注意を!

 

 

0526 Thurs.

昨夜はとうとうギャップダウンで開始。いくらなんでも、そろそろ下げるだろうと思っていたら、とうとう下げましたね。って別に上がらないのを期待するわけではないのだけれど、緩まないと伸びないからね。

それはそうとこういうときは、上げているものはなかなかショートできない領域にいるのだが、オープニングのオーバーシュート狙いでは、アップティックルールがあるので、できればロングから入りたいところ。

結局、ロング・ショート・ショート・ロング・ショート・ロング・ロング・ロング・ロングということになったが、最初の4つは我慢で塵も積もれば作戦を取らざるを得なかったのだけれど、その後にチャンスはやってきた。

こういう日は特に最初細かく堅く獲るという「我慢」が必要だなと改めて認識することになったが、一方でハイローバンドはロングサイドをすべて手仕舞って、ショートサイドを増量。詳細はこちら

ここがプルバックか、本格的にもう少し下げるのかはわからないが、こういうときほど基本に忠実に従うことだ。

今日も天気がいい。

 

エントリーのタイミングの判定はどうすればいいのか?


◆ご質問

はじめまして。現在、カリフォルニア州でペーパートレードで修行中のものですが、いつもGapper's Eyeを見て勉強させていただいています。

他のサイトにはない飛び抜けた情報量と「科学と学習」のようなビジュアルでわかりやすい解説で、非常に感謝しています。

アメリカにあるデイトレサイトと比べても、先生のサイトの内容の質は日米のトップに位置するのではないかと自分では思っています。

将来的には、東京のセミナーに参加できれば嬉しいのですが、西海岸でセミナーされるご予定はありますか?

...カリフォルニアは無理でも、 ご在住のシアトルなどで開かれるとありがたいのですが。もし無理なようならkyさんのようにいつかは東京に飛んでいきたいと思っています。

ところで、質問があるのですが、ギャップアップのあと、パターンが形成されるまで数分様子をみてブレークアウトのところで入られる場合と、ギャップアップした銘柄にオープンして一分以内に入られる場合があるように思うのですが、それはやはり指数やMAとの関係を見て判断されているのですか?

自分は初心者ということもあり、今はもっぱらギャップアップのあと最低10分はパターンを見てブレークアウトを待ち受ける方法に徹しているのですが、最初の一分にどんどんのびるものもあり、やはりオープニングインでの一瞬勝負をやるべきか、それはやはり初心者には危険なギャンブルなのかと迷っています。

ぶしつけですが、なにかアドバイスをしていただければ幸いです。

◆回答

ありがとうございます。最近は同じ質問に何度も答えなくてもいいようにと、図入りでわかりやすく書くようにしているのですが、そのかわり書くのに時間はかかります。でも結局はそのほうが自分の身を助けることにもなるのですが。

知っていることと、できることは別の問題ですから、すべてを書いてもそれを実際に生かせる人というのは、限られるようですが、ここではセミナーと違って文章だけでのやりとりなので、手取り足取りという解説はできませんが、どうせ書くのならその時のベストを尽くして書くようにしています。

それが蓄積することで、1+1が3以上にもなるという結果に繋がることはわかっているのですが、毎日のことなのでモチベーションをどのように保持するかという点のほうが難しいですね。

家で篭って書いているとこうした面で不利なため、午前中はできるだけ外へ出るようにしています。

セミナーの開催地についてですが、今は西海岸でセミナーを開催するための時間的な余裕がないため、日本だけで開催しています。

直伝というオンラインでの実況中継や、DVDなどで基本的な部分はカバーできると思いますので、そうした手段でまずは少しずつ知識を増やすことからはじめられればいいと思います。

 

すぐにエントリーする場合と、少し待ってエントリーする場合の判断基準についてのご質問ですね。

基本的にいきなりエントリーする場合は自分で決めているルールに嵌ったときだけです。

この時間帯でのエントリーの場合は、自由度といういわゆる「遊び」のノリしろがあまりないので、かなりシビアです。

あらかじめ決めてあるパターン、以外は手を出さないということをどれだけ守れるかです。

私の場合は1分足と30分足の抵抗線を超えた位置から始まらない銘柄には手を出さないというルールを必ず守るようにしています。

勝てない人は、訓練不足ということも影響するのだと思いますが、ここの部分がまず守れないのです。

マーケットの激しい動きに影響されて、興奮して我を忘れ、自分の「感」を優先させてしまいがちです。

ですがそうしたことをしたいのなら、ラスベガスへ行くべきですね。

自分で決めたエントリーしてもよい条件のパターンが複数ある場合は、ギャップの大きさと、動き出すタイミングの比較になります。

これはチャートのレイアウトや使うPCの性能にもかなり影響されますから、この部分に投資を惜しむ人もまず勝てません。

 

次に大事なのは戦略です。最初の一発はまず勝つことが目標ですから、0.1ポイント狙いです。

1000株でまず1万円を取るということに徹するわけですが、運がよければ、目標以上に獲れる事があります。

デイトレードでは、こうして獲得した元手で、次のトレードへ臨むのですが、このやり方の目的は「原資を減らさない」という点にあります。

これを、実際に確実に実行できるように訓練をするのです。

これさえできれば、2戦目以後は、油断さえしなければ、負けることはほとんどありません。

理想的なパターンがなければ、相対的に最もよい条件のものを狙うことになりますが、セミナーを受講されると様々な例で解説をしますから、基本がわかれば別に難しいことではありません。

受講者の方が記録をされている、専用掲示板を見るとよくわかりますが、コンスタントに同じ調子で機械的にトレードができれば、成績は非常に安定します。

ルールを守れたり守れなかったりという変動の多い人は、成績も比例して変動している様を見ると、このことはとてもよくわかるはずです。

自分のことはなかなかわかりにくいものなので、受講された方用に専用の受講者用掲示板を設けています。

受講された方には、「成功したいのならその掲示板へチャートをアップし、少し時間を置いてから、他人の目になって自分のトレードを見る習慣を身に着けなさい」とうるさく言っていますが、それでもそれをやろうと考えて実行できる人は20%以下というのが現実です。

 

トレードではまず最初に勝つことです。

これはDVDでも最初に話していますが、心理的な側面から考えるとよく納得できると思いますが、最初の一発目だけは保険がないのです。

2発目からは、最初のゲインを保険として使いますから、心理的には圧倒的にラクになります。

これは非常に重要なポイントです。

実際のマーケットでは、テクニックも必要ですが、それがある程度の水準に達した後は、欲と恐怖をどのように克服するかという点の方が重要になるのです。

つまり自分の「我」に対し、どれだけ冷静に対処できるのかという能力を身に着けることです。

これができるようになると、トレードだけではなく、毎日の生活にも大きな影響を与えることになり、ますますその重要性を認識できるようになります。

2戦目以後のトレードは、その理由を含めたエントリーポイントや、脱出ポイントに対する自由度を大きくすることができます。

最初のトレードで得たゲインという保険があるわけですから、集中力の面からはかなりラクになり、その分自由度が増えるのです。

この最初と2回目以後のトレードに対してのメリハリを意識することはとても重要です。

デイトレードで勝つには長時間持続させることができないほど高い集中力が必要になります。

ですからこの大事な集中力を、まず最初のトレードに生かして使うことが大事になります。ですから、集中力をどのようにして効率よく生かせるかという点を、よく考えて作戦を立てることです。

 

 

0525 Wed.

昨夜の米国マーケットはギャップダウンで開始。そろそろ下げるだろうとGOOGの手仕舞いタイミングを見ていたら、どんどん上がるではないか!

イントラデイとスウィングで関わっていたGOOG関係者は笑いが止まらないだろう、というほど上昇した。

だが途中のティック数も凄かった。30分で2万ティックという普通の銘柄の一日のティック数の倍という凄まじさのため、CQGのCPUダメダメマークが出てきたので、慌ててレベル2を一つクローズ。

結局は7日連続で上げたが、そろそろ利益確定の売りが出てもおかしくないからね。

ハイローバンド銘柄は入れ替えて、ショートサイドも1銘柄混ぜてこれからのプルバックまたは下落に備えることにしたが、さてどうなるか?

 

◆ご質問

トリガーの判定

2005年5月の日本株基礎セミナーを受講した**です。
(HN 魔人高木ブウ)

その節はお世話になりましたm(_ _)m(セミナー終わった日に送るべきですね ゲフゲフ)

1クリックシュミレーションをやってて、今さながら疑問点がでてきたので質問です。

自分の今のルールはCOOLでも書かれてたのですが、ロングサイドの場合トリガーがひかれ、3本のMAの上にギャップアップに伴ったものにエントリーという条件でやってますが、自分がトリガーと思ってるものがトリガーかどうか気になったのでお願いします。

これってトリガーでしょうか?2004年4月22日、6月9日 ソフトバンク(9984)



2005年5月23日マーケットシュミレーションをまだ早いと思いながらもやったのですが、スイングスキャンで松下電器産業(6752)トリガーの効果があるマークついてます。

 


自分もトリガーと認識しました、チャートを見るとナロウレンジ、陰線ですが。
 


千代田化工建設(6366)はトリガーと思ってたのですがトリガーマークが無かったです。

前日はトリガーマークあったのですが陽線が続いてることから買い手の売り圧力が溜まったってことですか?

判定のほどよろしくお願いしますm(_ _)m
 

◆回答

トリガーの判定は、問題ありません。

またカットロスも一日の平均的な値幅でカットロスをするという条件でシミュレーションをされているのでしたら、 言ってみれば必要経費なのですから心配することはありません。

このトレードは基本的に資金を複数銘柄に分散して「トータルで勝つ」という考え方なので、時々カットロスになってもかまいません。

どうしてもカットロスの確率を下げたいのなら、移動平均線の並び順がよくて、角度も右上がりのものばかりに絞ることです。

リスクを下げればチャンスは減り、リスクを高くすればチャンスは増えるのですからね。

このトレードの肝は「トリガー、抵抗線、ギャップという3つの要素をどのように読むのか?」という点にあります。


この例ですが私ならエントリーしません。

理由は下のチャートのように、下降トレンドラインをブレイクしていませんし、ギャップダウンしたゾーンが上にありますからね。

 

 

下の例も私ならエントリーしません。

もしエントリーしてしまったら、この時点ではまだカットロスはしないでしょう。

理由は下のチャートのように、ギャップのサポートがあるからです。

このギャップを埋める、つまりブレイクダウンするまで我慢します。
 

この後どうなったのかは下のチャートをご覧ください。

このギャップがサポートとしてよく効いていることがわかると思います。

 

 

 

0524 Tues.

アドバンスセミナー終了

昨夜寝たのは午前3時ごろだったので、今日のギャッパーズアイのアップは遅くなる予定。しかしナスダックは強かった、GOOGがまた強かったんだなあ・・(笑)

恒例のワインブレイクのワインはちょっと奮発しただけあって、おいしかった。


スーサ・コーダリー・グランクリュ V V シャンパン \9,240-

あとはライブのマーケットWATCHだけだったので、「まあいいか」といつもよりちょっと多めに飲んだのだけれど、リラックスし過ぎて、ラウンジからは5分前にセミナールームへゲットバック。


01シャトーヌフデュパフ V V ルージュジュリアンヌ 赤 \17,800-
写真上

02 クロ ドゥ ラ クーレド セラン  白 \8,400-

トレードストリームのリストと今週のブレイクスキャン銘柄との照合がまだだった事を思い出して大慌てで作業をして事前チェックをしているうちにマーケットが始まってしまい、ちょっとアセッたが気がつくと後ろには人だかりの気配。

「背後からWatcher」 だった、ハンドル名「たれ蔵」さんが早速受講者用掲示板へ書き込まれたが、どんな感じだったかがよくわかる書き込みなのでご紹介。
 

【2763】アドバンスセミナー 3日目  200412@たれ蔵

3日目は、残りのメソッドをいくつか解説した後、ワインブレーク。

家では安いワインしか飲まないので、おいしかったです。

なんぼでも飲めるくらい口当たりがよかったですね。

赤ワインは、初めての口当たりでビックリしました。

シャンパン、白ワインもおいしかったですー

ワインの名前、メモしとけばよかったー

しまったです。

みなさん話に夢中で、マーケット5分前ギリギリまで飲んでました。

マーケットウォッチは、基礎、ライブセミナーの時と違い、ほとんどの人がトレードしていませんでした(笑)

私も今日は、始めから決めてたんですが、師匠のパソコンをみんなで囲んで、師匠の背後からプロのトレードを実際に見て感じていました。

画面・キー操作、エントリー・脱出のタイミングなど淡々と機械的に、的確に実行されていました。

常に何かチェックしていて、手が止まっている時間が、ほとんどないですね。

一番の収穫は、エントリーのタイミングでしょうか。

他に感じたのは、指数のチェックが本当に的確で、個別のチェックと見事にシンクロさせていました。

まだまだ自分は、チェックが甘いですね。

指値、トレーディングストップも、状況に合わせて使い分けされていました。

エントリーは指値、脱出はトレーディングストップを使ってた感じでした。

このイメージを忘れないようにして、反射的にトレードできるまで、ひたすら訓練を続けないといけませんね。

今後の予定は、実トレに向けてHLBのルール確認を重点的に続けます。
 


というわけで、実際にどのようにトレードをするのかを解説をしながら、オープニングから3銘柄をデモンストレーション。

3戦3勝だったが、酔っ払いモードだったのと、こう言う状況で負けるとやっぱ、まずいよなあ・・という内なる声のプレッシャー(笑)で、少し暑かった。

話しながらだったため、掲示板には書けかなかったので、翌日の解説のためにと執行済みの画面をキャプチュアしておいたが、やっぱり後で解析をするときには、ホント役に立つよなあ・・

というわけで掲示板に記録を貼り付ける重要性を再確認した次第。




まず一発目は AAPL。

下は30分チャートだが、まさに理想的なパターン。

レベル2を見ていて、キーとなる値段を切らなかったので、速攻でエントリー。当然リミットオーダー。

この一発目のトレードはまず勝つのが目的。

GOOG が上昇してきたので、GOOGのチャートを横目で見ながらというタイミングだったため、途中で見捨てモードへ変更してトレーリングをかけて脱出。

チャートを見るとその後も上昇しているが、この値段帯の銘柄はあまり上がらないのでどちらにしても、よりよく動く GOOG が動き出せば即乗り換えの予定だった。

オフィスのPCはシングルCPUのため、トレードストリームの執行ウィンドウが一つしか出せないのがつらい。

自宅のPCならレベル2ウィンドウを2つ開くことができるので、こういうときでも、AAPL が下がるまでホールドしておけるのだけれどオフィスのシングルCPUマシンでは仕方ない。

脱出後 AAPL は上げたけれど、0.3ポイントしか上がらなかった。
 

 

で第二弾は狙っていた GOOGは AAPL の脱出とクロスするタイミングでミットオーダーを使ってエントリー。

マーケットオーダーは白紙小切手を切るのと同じ、と最初に教わったので、リミットオーダーを徹底的に練習したことが、今になってみれば、よかったのだと思う。

 

脱出はトレーリングストップを使用。

少し間を置いて RIMM が30分足の抵抗線(下のチャートだと細い青い水平ライン)をブレイク。

こういうケースでのエントリーは、必ず抵抗線が抵抗線の上から始まるローソク足の始値が形成された瞬間にエントリーすることだ。

下のチャートで図解したが、その一つ前の抵抗線を突き刺しているところで、入るとヒゲ掴みになる可能性が高くなるからね。
 


エントリーは45分の時点。

下が指数の1分チャートだが、45分に抵抗線をブレイクアウトしている。

上のチャートでのエントリーポイントのローソク足の始値の位置も45分になっている。

つまりエントリーを、指数の抵抗線ブレイクアウトのタイミングに合わせたというわけだ。

こういう少し遅めの時間帯に、抵抗線を下から串刺しにして上昇するゾーンでエントリーする場合は、細かくチェックすべき点を確認してエントリーしないと、上ヒゲを掴むことになる可能性が高い。

だから最近はこういう時間帯は、その前にかなり大きなゲインをすでに上げているときか、よほどのことがない限り、トレードを避けるようにしている。
 

 

その後は、下の3分チャートを見ればわかるが、GOOGの独壇場だった。

 


 

1年ぶりのアドバンスセミナーだったけど、皆さんとはすっかり顔なじみだったので、気分的にとてもリラックスした状態で過ごせたのが何よりだった。

半年に一度開催して欲しいとの強い要望もいただいたので、現在「思案橋ブルース」?!

 

 

0523 Mon.

アドバンスセミナーの二日目も無事終了。基礎セミナーなどを再受講されている方がほとんどのため、皆さんとはいわゆる顔なじみ状態で、ざっくばらんに親しい友人同士といった気分で話せるのがいい。
 

アドバンスセミナーには最初の二日間のランチとディナーがついているので、受講されているみなさんとトレードの話や、いろいろなジャンルの話題について、ああでもないこうでもないといいながら、レストランでおいしい料理を楽しみながら過ごすのはホント楽しい。

プログラムは今日の夜を残すだけとなったが、昨夜のディナーはカニ。次から次へとカニ関連セクターの料理が、これでもか、とばかりに登場しまさにカニブレイクデイ。コースの最後に近づいてくると「まだカニ料理が続くのカニ?」と思ったが最後のデザートは、カニとは無関係だった。

アドバンスセミナーを3カ月おきに開催して欲しいなど、忌憚のないご意見も聞くことができるのもアドバンスセミナーの醍醐味かな。
 

受講者用掲示板には、早速参加された方の投稿も登場。受講された皆さんは、トレードに関してはかなりのレベルの方もいらっしゃるので、今後のアドバンスセミナーの効果が楽しみ。
 

さて今日はその受講者掲示板で一度に表示できる範囲を全キャプチャーしてご紹介。

掲示板の雰囲気がどんなものかが、お分かりいただけると思います。

題して受講者用掲示板WATCH。



 

 

 

 

0522 Sun.

心理の真理

私のトレード方法でのテクニカル分析では、見えていない先を判断するために、長期間検証をした結果、最も信頼できると考えている仮説を使 っています。

その根拠となっているのは、チャートという 、マーケットへ参加している買い手や売り手たちの過去の売買の足跡です。その足跡を見ながら、その時の買い手や売り手の心理状態を考えるわけで 、言い換えると心理の足跡を見るということです。

そして、その後がどうなったかを追跡調査して、その判断がどうだったかを検証するのですが、この作業にはかなり時間が必要です。
 

一方結論の出てしまっている、つまりすでに見えている部分のチャートを見て、あそこではこうすべきだなどと、ああでもない、こうでもないと言うのが、ファンダメンタル手法で 、ニュースと照らし合わせて、このニュースが出たからこう動いたのだというこうした手法は、人にそうかもしれないと思わせるだけの説得力 を持っています。

ですから、その時点でニュースをメインにしたそれなりの「らしい結論」を、速攻で繰り出すことができるこの手法に、多くの人がハマるのはもっともな話です。

ただしこれは単なる「解説」であって、何故そうなるのかという仮設を基にした理論の構築をするという訓練には全くならないため、いくら数をこなしても、予測 ができるようにはならないのですけどね。

テクニカル分析は注目を集めやすいニュースというのは一切使いませんから、テクニカル分析ができない、いわゆる部外の人たちにとってはわかりにくく、とっつきにくいためでしょうか、あまり人気 がありません。


西部劇の映画には、インディアンが足跡をたどって追跡をするシーンがありますが、私のテクニカル分析は、あれと同じようなことをやっている といえばわかりやすいかもしれません。

一方で街を仕切っている保安官は、多くの人を巻き込んで追跡したいため、周りの人を説得する必要があります。

そのためには、周りの人の心理を考えて感情を煽るのが一番手っ取り早いわけで、まず周りの取り巻きの人たちの心理をいかに煽るかが優先されます。

この時点で周りの取り巻きの心理を考えるのか、それとも、追いかけている獲物の心理を考えるのかという違いが出てきます。

多くのアマチュアのトレーダーは、保安官タイプで、プロトレーダーというのは、インディアンタイプだと言えばわかりやすいでしょう。

保安官がインディアンをいくら説得しても、インディアンを納得させることはできないけれど、インディアンが獲物を追う能力に対して保安官が疑いを持たないのは、こうした理由からです。

 

「何故そうなるのか?」という「問いかけ」をもとにしたものと、すでに起こってしまって見えている部分を、ニュースを使って「解説」をもとにしたものは、このように全く違うものです。

結論が出てしまっていることについて論じるのは、トレーダーがやることではなく、新聞や雑誌の記者の仕事なんですけどね。

トレーダーの仕事は、結論が出たその日のことではなく、その結論が出るもっと以前の足跡で仮設を立て、結論が出てしまった後の動きを見てその結果を検証することなのです。

自分の仮説の信頼性を高めてゆく行為が、収入に直結しているわけですからね。

 

株価がどのように動くだろうか?という「問いかけ」に対する答えというのは、ある程度その時代というかマーケットが変化するにつれて、微妙に変化をしています。

そのためこうした変化を敏感に嗅ぎ分ける能力も必要になります。

一例を挙げてみましょう。

2002年1月29日のギャッパーズアイでの神風ギャッププレイで下のような XLNX のチャートが掲載されています。

いやあ、懐かしいチャートですね。



この2002年1月−6月の目次を見ると、神風ギャッププレイが頻出していることがわかりますが、この時期のマーケットでは3分足を基準にしていました。

その理由は3分足でのパターンが多く出現していたからなのですが、この神風ギャッププレイは、ある条件の幅のギャップアップが起こった後、3分足の平均的な値幅で3本分上昇したら、4本目の始値つまり10分 前後の時点でエントリーするという方法です。

この時代は、「オープニングから30分待ってその時点での高値または安値をブレイクしたところでエントリーする」という、「30分ギャッププレイ」がメインの手法でしたから、10分 くらいでエントリーするというこの手法に対しては「エエッ?そんなに早くエントリーするの?」というのが、当時の多くのトレーダーの反応でした。

今のようにパソコンや回線速度が速くなく、ソフトも手動でしたから、銘柄を探してエントリーの条件を判定するには、ある程度時間が必要でした。

その後、少しずつこの3分足でのパターンは出なくなってしまうように見えますが、こうした心理状態のパターンというのは、時代の移り変わりと共により早く 変化しただけなのです。

それがよくわかる例を挙げてみましょう。

下はギャッパーズアイの5月3日のBIIB のチャートです。

2005年5月3日の BIIB のパターンは、神風ギャッププレイそのものなのです。

下はその解析ですが、「ある条件の幅のギャップアップが起こった後、3分足の平均的な値幅で3本分上昇したら、4本目の始値あたりでエントリーする」というルールの3分足を1分足に変化させれば、全く同じ条件です。

時間の基準が3分だったものが、1分に変化しただけなので、より短いタイムフレームで見れば、同じパターンだということはすぐわかります。
 

2002年の1月では3分だったタイムフレームは、2005年5月だと1分に変化している、つまりそれだけ、動きが速くなっているということです。

いいかえれば人間の心理のパターンはいつの時代も同じなのですが、ただ基準になる時間が3倍速くなったということです。

時代の変化で世の中の動きが、2002年のときよりも2005年の方がより早くなっているということが影響しているのかもしれませんね。

もう一例は、下のチャートで、2005年5月18日のグーグルです。


 

とうとう、今でもあいかわらず2002年と同じ事をやっていることが、バレてしまいましたね。こういうのを「何とかの一つ覚え」ともいいます。(笑)

いまはCQGのマクロプログラムでガイドラインを自動的に描画できるシステムを使っていますから、これだけ早くパターンが現われても対応できるようになったわけです。

 

ブレイクスキャンは「神風ギャッププレイ」デジタル探知システム?

ということは、もし1分足のローソク足が3本、平均的な値幅で上昇したら、つまりは3分足のローソク足一本が形成されることになります。

ブレイクスキャンは3分足の一本目が確定し、その高値をブレイクすると、ブレイクスキャンが Break と表示しますね。
 


つまりブレイクスキャンというのは、1分足を使った神風ギャッププレイのためのシステムだとも言えるのです。

ということは3分足のクイックマジックプレイというのは、実は1分足を使った神風ギャッププレイのことなのです。

ただ、CQGの3分足でのガイドラインを使えば、抵抗線をブレイクすればエントーすればいいのですが、最初のブレイク表示の位置でエントリーすれば、それは神風ギャッププレイなのです。

このシステムのガイドライン、つまり抵抗線をブレイクすればどこでエントリーしてもいいのですから、プレイの名前は別にどうでもいいので、あえそういう呼び方はしていなかっただけなのです。

実は何を隠そう今日アドバンスセミナーでネタばらしをしてしまったので、こうやって書いているのですけどね。(笑)

 

こうしたマーケットの変化を察知するのは、何も難しいことではありません。

自分がトレードをする時間帯を区切って、毎日比較すればいいのです。

一日中マーケットを見ていると、チャートはめまぐるしく変化して、多くのパターンが生まれています。

長い時間だと、あまりにも変化のパターンが多いために、単純な比較をすることができません。

毎日違って見えるだけです。

これは私がトレードフロアで何年も一日中マーケットを見ていた経験から 考えた方法なのですが、そこで発生している動きを掴むためにはパターンとして分類できるまで、短い時間に区切って比較することです。

たとえばマーケット開始から30分だけだと、ギャップや抵抗線のパターンとの組み合わせは、一日中発生する数と比べると、非常に少なくなります。

この区切りの時間を極限まで短くして、マーケット開始から1分足のローソク足3本分だけに限定して、動くパターンを比較するのです。

もちろん株価の動きにはギャップの大きさや、抵抗線の位置なども関連しますから、これだけの条件でもかなりの組みあわせパターンが発生します。

そうしてパターンを掴むことができれば、あとは実際のマーケットで繰り返し訓練をします。

1分足3本分のパターンを「瞬時に認識できるパブロフの犬」になりきればいいのです。

「何とかの一つ覚え」で、毎日同じことをやっていれば、できるようになります。

ただし「エントリーをする」「エントリーをしない」が問題になるトレーダーは、アクションを起こすまでの間、この二つの相反する要素の真ん中に、ニュートラルな状態でいる必要があります。

訓練でそれができるようになれば、時代が変化したり、マーケットがめまぐるしく動くような場面へ直面しても、ニュートラルな状態で判断できるようになります。

 

こうした能力が備わってくると、ニュースを聞いたときの考え方というか消化の仕方は、それまでとは大きく変わってきます。

ニュースというのは客観的な事実の報道だけにとどまらずに、書き手の意見が入っていることが多いのです。

特に日本のメディアではそうした傾向が顕著です。

ですから、本来ニュートラルな判断をしなくてはならないときに、「ある特定の意見を排除し、出来事をもとにしてあたかも客観的な意見のように見えるけれども偏った主張が根底に流れている」ニュースを見たり聞いたりすると、ニュートラルな状態でいることは不可能になります。

過去に起こったことで結論を出してしまっているニュースが持っている主張が、次回に起こったときに全く同じ論調になるという保証は全くありません。

脱線事故を起こす前に「高収益=JR西日本」という評価が仮にあったとしても、脱線事故を起こした後では「多くの死者を出した管理体制=JR西日本」という評価に変わってしまうのです。

そうなると「JR西日本」関与するビジネスに関与した企業の株に対しても、「もうこれで対策がなされるのでこれからはよくなるだろう」と考える人は買うでしょうし、「この体質は当分の間よくならない」と考える人は、空売りをする ことになります。

対策がなされているか、体質が変わらないかを、われわれが客観的に知ることなどは到底不可能です。

「ある特定の意見を排除し、出来事をもとにしてあたかも客観的な意見のように見えるけれども偏った主張が根底に流れている」かもしれないニュースを通じてしか知ることはできないのです。

ですが、その答えはチャートを見れば一目瞭然です。


チャートを見れば、事故を起こす1週間前から、買っったままで保有していてはいけないゾーンへ、突入していることがわかります。

実は事故当日の始値の位置は、空売りというショートのゾーンでフェイクフェードアウトというアドバンプレイでの、絶好のエントリーポイントなのです。

何故高い確率で、動きを予測することが可能になるのか?

これは単なる偶然なのでしょうか?



ニュースを基にした評価というものは、予期できないことが突発的に起こると、いとも簡単に手のひらを返したように、ひっくり返ってしまいます。

それにこうしたニュースをもとにした評価の効果というのは、人々の興味がなくなると消費されてしまうために短命です。

そのためニュースが出た後でそこでだけしか有効ではない後付の解説をいくら繰り返し聞いたとしても、その後の予測に 役立つ能力を育てることはできません。

ですが、ここでいうところのテクニカル分析のもとになっている、人間の心理は50年経っても100年経っても、またマーケットがどのように動いても、本質的に変わらないものです。

テクニカル分析が一生の仕事として取り組むだけの奥深さを持っているように思えるのは、不可解なようでいて、よく観察すると変わることのない一定のパターンがある、という人間の心理の動きをダイレクトに感じることができるからかもしれません。

 

 

0521 Sat.

パニックの判定方法

こんばんは,現在ワンクリックシミュレーションばかりやっている,3月日本株基礎受講生の***です.さっそくですが,質問させていただきます.

5月13日のGapper's Eyeで,はっち先生はBIIBについて「ギャップアップ幅が少ないので手仕舞いもう一つの理由はギャップアップ後パニックが起こっていないため。」,FITBについて,「ギャップアップしたが見送り このギャップをつけてもパニックが起こっていないのはおかしい」との解説で,すばらしい読みを披露されていました.


このようにリスクを回避することは,利益を出すこと以上に大切だと思い,感動しました.

そして,パニックとは株価が大きく動いた(今回の場合ではギャップアップ)場合,多くの人が買い,または売りを行い,株価がさらにその方向へ動くということ・・・だと思うのですが,はっち先生はオープニング直後にいったい何を見てパニックが起こっているか,いないかを判定されたのでしょうか?


Gapper's Eyeのチャートを見てもまったく分かりませんでした.

また,このパニックについても間違って理解しているようでしたら,ぜひ正しい解説をお願いします.

アドバンスセミナーの準備でお忙しいとは思いますが,よろしくお願いします.
 

下はFITBのその後のチャートですが、ハイローバンドギャッププレイではエントリーのチャンスはその後もありませんし、ホールドしていても大きなゲインが望めなかったことがわかります。


下はその後のBIIBのチャートです。

緑のゾーンで脱出したのですが、その後エントリーのチャンスは有馬温泉。

チャートの解説をすると、灰色のゾーンにいる多くの買い手たちが、利益確定のために売っているのが赤いゾーンです。

そして緑色のゾーンの左下の位置がエントリーポイントとなったわけですがその後の上昇が思わしくありません。

灰色の部分でエネルギーを使ってしまったためでしょうか、赤いゾーンで消化された買い手の売り圧力の減少だけでは、買い手のエネルギーが回復しなかったようです。

マーケットメーカーがはっきりとした買いの姿勢を見せていないことはチャートから判断できますから、ここでは安全に獲れるだけの利益分だけで脱出した方がよいと判断したのです。
 

緑のゾーンの左下にある始値の位置はギャップアップしているわけですから、この日は陽線つまり青いローソク足が出現するはずです。

つまりパニックが起こるはずなのですが、赤いローソク足で終わってしまいました。ただまだこの時点ではチャンスはありました。

下ヒゲの先はローバンドへ接触しています。言い換えるとこの位置まで売り手が優勢だったのです。トリガーは引かれたのです。

売り手がここまで進攻して下げたので、売り圧力は解消されたはずですね。

そうであれば、あとは買い手ばかりになって、大きくギャップアップするはずです。

ですが翌日は、ほとんどギャップアップなしで始まりました。売り圧力は十分に解消されていなかったのです。この時点で、このトレードは終了です。

上がらないのだから仕方ありません。何故かはわかりませんが、 パニックは起きなかったのです。翌日にギャップアップがほとんどないというのは、よくないサインです。

ただ幸いなことに青いローソク足で終わったために、含みの損益計算ではプラスにはなりました。

こうなると翌日にギャップアップしても、ギャップダウンしても脱出です。

トレードでは理論上可能性の高いポイントでエントリーした場合、上がらな ければ、その可能性が外れたわけですから、早く脱出してもっと生きのいい銘柄へ乗り換えることです。

幸いなことに翌日はギャップアップで始まったので、そこで脱出です。

緑のゾーンの利益だけでも獲れたのは御の字で、ラッキーだったといえます。

その証拠に、脱出した日は赤い長い陰線で終わり、さらに翌日も下げてしまいました。

そして翌日は青い短いローソク足が出ましたが、ギャップダウンで始まったので、脱出していなければ、たぶんここでカットロスになっていたでしょう。

そして反転したのですが、このことから、このケースでは灰色のゾーンにいた買い手たちの売り圧力が解消されるには、8日間かかったことがわかりますね。

5日の高値ブレイクという条件でエントリーしても、このケースでは条件としては不十分だったのです。

これがこのトレードの、それぞれの時点での判定理由と、アクションのすべてです。

明日は、この方法が何故有効なのかについて、詳しく解説する予定です。

乞うご期待。

 

0520 Fri.

昨夜のマーケットはギャップアップで開始。ブルマーケットが続いているが、陽線やギャップアップが続いている場合は、それまでの買い手が利益確定のために売るタイミングが近づいているかもしれないと言う点を忘れてはならない。

こういう強い時にこそ、リスクを下げるべきで負けトレードになる可能性を低く抑える戦略をとることだ。イケイケで出動するタイミングとしては遅過ぎるということを肝に命じておきたい。

このようにトリガーが引かれずにどんどん上昇するマーケットで、安全にエントリーのタイミングを見つようとするときは、アドバンスプレイが威力を発揮する。



アドバンスプレイとは?

アドバンスセミナーというと、やたら値段が高いとか、自分はトレードを始めたばかりだから関係ない、などと考える人が多いだろう。

受講者の方へ「何故トレードをやりたいのか」と聞くと、最も多い答えは「できればプロになりたい」というものだ。

車の運転にたとえるなら「何故ドライブしたいのか」と言う答えとして「できればプロのドライバーになりたい」ということなのだろう。

プロのドライバーといっても、F1レーサーから、バイク便のドライバーまで選択肢があり、自分の現状を考えると目指すレベルは様々に分かれるはずで、最終的にはF1レーサーを目指すにしても、常識的に考えて実現可能な段階を経て、ステップアップするのが普通だ。

一口にドライバーといっても、バスやタクシーの運転手、バイク便の運転手などは人をモノを運んで対価を得るため、スピードよりも確実安全に走ることが重要となる。

だが、レーサーとなると、チームとの契約金や、高い優勝賞金によって大きく稼ぐことができるため、どちらにしても、人よりも早く走れなければならない。

プロのトレーダーの場合も同じで、ある基準以上に早く走れないと、賞金が出ない仕組みだと考えるとわかりやすいだろう。

トレーダーの場合も、車のレースと同じでシミュレーションといういわゆるテスト走行でよい成績を収めなければ、実際のレースで勝てる見込みはない。

そのためには、まず基本的なドライブの正しい知識が必要になるのだが、車の運転と違って、トレードになると突然普段の常識的な考えから逸脱する人が多い。

ストレートでのトップスピードが出ないという、いわゆる資金が不足している場合、タイムを早くしたいために「コーナーはできるだけ早いスピードで駆け抜けたい」とアクセルを踏んで加速をしながらコーナーへ突っ込むケースが多く、そうなるとトラクションというトレンドを掴めないためコントロールを失い、スピンした挙句にコースアウトということになってしまう。

これが「逆張り」という走り方だ。

コーナーの手前では十分に減速して、トラクションという路面とタイアの間できちんと駆動力が伝わっているかどうかを確認しながら走るのがいわゆる順バリのトレード手法に相当する。

コーナーをできるだけ早いスピードで駆け抜けるためには、どういう路面状況ならどの程度のトラクションが適切なのかを正しく把握し、その状況にあった速度まで事前に減速してから、トレンド(トラクション)を確認しながら走るという訓練が必要になる。

そのためにはまず、そうした路面からのインフォメーションが正しく伝わる車が必要になるのだが、そうした車の値段は決して安くはない。

トレードでいえば、CQGやTradestream のソフトを組み合わせたシステム該当するだろう。

多くの日本の証券会社が提供しているチャートソフトは、いってみればレンタカーのようなもので、安い値段で多くの人に利用してもらうことによって、レンタカー屋がそのレンタル料金を儲けるというのが目的なのだ。

プロのレーサーが競争をするための車ではない、ということは知っておいたほうがいいだろう。

セミナーではそうした路面からのインフォメーションが正しく伝わるレベルの車に相当するチャートソフトを使いながら操作方法を解説し、車でいえばトラクションコントロールに相当する「マクロプログラムによるガイドライン」という自動システムを使ってトレンドを確認しながら、レースというマーケットのコンディションにあわせた走り方を解説している。

トレードの世界では、車のレースと違って、スタート地点では晴れていても、数分で天候が激しく変わり、時にはいきなり土砂降りとなる、といったことが起こるのだ。

区間タイムがある基準以上なら、賞金が出るというのが、スカルピングに相当し、1周から5週くらいのタイムが基準以上なら、賞金が出るというのが、スウィングトレードといえばわかりやすいかもしれない。

どちらにしても、そうした基準以上のタイムを残すには、基本的なライン取りを知らなければ無理で、そういったことを教えるのが基礎セミナーやライブトレードセミナーだ。

こうしたことがだんだんとわかってくると、多くのドライバーは次のステップとして、違ったラインを使った走り方を知りたくなるだろう。

特定のコース状態でプロのドライバーが記録する速いスーパーラッブを刻む際には、基本とは違うブレーキング技術やアクセルワーク、さらにはカウンターステアなどを使うのだが、微妙なタイミングなどは、外から見ているだけではわからない。

このような様々なラインのとり方や、コースの状況に応じた変則的なアクセルやブレーキの踏み方についての根拠や具体的な方法を知りたい方のために、年に一度開催しているのがアドバンスセミナーだ。

今回はアドバンスプレイが、実際のマーケットで有効だということを知っていただくため、19日のギャッパーズアイではすべてのエントリーのタイミングとそのきっかけになったプレイの名前を明記してみた。

アドバンスセミナーを受講されると、オープニングのオーバーシュートのプレイの多くは、より信頼性を高めるための判断として、アドバンスプレイの理論を応用しているということがお分かりいただけるだろう。

というわけで、ここにある19日のギャッパーズアイは、今週末に開催されるアドバンスセミナーで使うための記述となっている。

 

 

0519 Thurs.

アドバンスセミナー最終準備

昨夜は所用のためトレーダー掲示板への書き込みはできず。ナスダック総合指数はギャップアップで開始したが、よかったのは GOOG と RIMM という株価が高めのものだが、ゲインが大きいから、トレンドが強くなってきたときには狙い目だ。

どちらも値段を考えるとスプレッドは小さいから、執行しやすいのも追い風だ。

ハイローバンド銘柄も数は続出したが、ギャップが薄すぎるものが多く、結局は GOOG を倍のポジションで買いという作戦。資金の多い人にはうれしいマーケットだ。

詳細はこちらをご覧ください。

今週末から始まるアドバンスセミナーは、レストランの予約確認も終わり、今日からテキストの印刷。

再受講の方が2名いらっしゃるので、今回の参加者の方は合計9名ということになった。

そのため、メソッド内容には適所にハイローバンドとの組み合わせや、アドバンスプレイを3つ組み合わせたものなど、かなりバエティー豊かな組み合わのプレイも解説している。

今回初めて登場するのはフィボナッチ。

わかりやすく言えば「タイムサイクル」と呼ぶ「マーケットはでたらめに動くのではなく、調和のとれた幾何学的なバランスがある」という考え方に基づいた時間の周期という視点からのセオリーだ。

今回は、6つの応用例を網羅した内容となっているが、フィボナッチはどちらかというとわかりにくいため、わかりやすい図解での解説に少し時間がかかったのだが、労力を掛けただけのできあがりになったと自負している。

また、ハイローバンドギャッププレイも、アドバンスプレイとしてゲインを伸ばす方法を解説しているが、フィボナッチと組み合わせることで、長時間ホールドする場合でもストレスを大幅に減少させることができる。

通常のセミナーでは、解説する側からすると毎回同じようなことを解説しているのだが、土曜から始まるこのアドバンスセミナーでは、アメリカから鎌田氏をゲスト講師として招聘することができたこともあって、解説する側にとっても新鮮で、そういう意味で今からセミナーの3日間をとても楽しみにしている。

下はテキストの索引。


 

0518 Wed.

自助努力

トレーダー用掲示板へ珍しく有用な投稿をいただきましたので、書き込みのために見えなくなる前に、こちらへ転載させていただきます。

この方も書かれているように、どんなトレード手法も「一日にしてローマはならず」というように、自分のものにするには時間がかかります。

受講者の方でも成功されている方は、何度もセミナーを受講される方の割合が非常に高いのが特徴です。

こうしたセミナーは、意外に口コミや評判のウェイトが大きく、セミナーを始めて3年ほどの時期は、成功されるトレーダーのみなさんの熟成期間?だったこともあって、受講したものの時間的にも経済的にも打撃を受けられた方などから、詐欺呼ばわりをされたことも、今となっては懐かしい思い出です。

当時は今のような優れたシステムがなかったため、受講者の方が一定の結果を出されるまでに時間がかかっていたこともあって、一時期は受講者の方が少なく、セミナーとしては赤字を続けていたため、持ち出しでやっていた事を知っていたカミサンには、ずいぶん心配をかけたものです。

フィボナッチ IndependentStockTrader - 05/5/17(火) 15:56 -

私はあまりセミナーを主催するサイトは見ませんが時には他のトレーダーを助けるためにこのような投稿をします。(日本、アメリカを問わず)。セミナーで得る事も多いと思いますがその前に少し自助努力をしてみてはどうでしょう。

下に次のセミナーで解説予定Fibonacci系のArticlesのリンクを貼りました。ある人はセミナーう受けずともここから何かを得るかもしれません。
そうでない人セミナーを受講されるかも知れませんが予備知識を身につけれるでしょう。講師が冷や汗を掻くほどの質問をできるかもしれません。


Leonardo Fibonacci
http://www.enthios.com/Lessons/TradingPrimer/FibonacciPrimer.htm

Larry Pesavent
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips30.htm

Pesavento Patterns
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips35.htm

Pesavento's Price and Time
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips51.htm

Gann, Elliott, and Fibonacci Techniques
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips19.htm#Gann
Gann Square
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips14.htm#Gann

Gann Squares and Fibonacci Circles
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips19.htm#Circles

Timing with Gann Angles
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips07.htm#Timing

Elliott Wave
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips50.htm#Application
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips24.htm#Elliott
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips50.htm#Elliott
http://www.trading-naked.com/Brach.htm
http://www.enthios.com/mary.htm#elliot
http://www.enthios.com/Lessons/Maryscharts/mary.htm#fibs

Andrews Median Lines
http://www.medianline.com/Andrews_FAQ.html
http://www.medianline.com/recent.html
http://www.swingcharts.com/
http://www.trading-naked.com/TimMorgemisc.htm


Fibonacci Dividers
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips25.htm#Fibonacci

Gartley Pattern
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips30.htm#Gartley
http://www.enthios.com/Lessons/Maryscharts/mary.htm#gartley

A-B-C Wave Forecast
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips09.htm#A-B-C

Time and Price
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips13.htm#Time

The Geometry of Draw Tools
http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips60.htm#Geometry

フィボナッチに関する本なら

Jardine, Michael 
New Frontiers in Fibonacci Trading

http://www.traderslibrary.com/moreinfo.asp?item=1739885&lc=c86pdf

彼のサイトにはEnsignのチャートテンプレートがあり(もちろん無料)、彼は毎日トレーダーとチャットを通して(もちろん無料)リアルタイムで自分のエントリー、Exitを知らせています。

どんな手法も一日で習得する事はできません(そういう宣伝をしている
セミナーサイトは敬遠すべきです)。

手法を身につける事は感情をコントロールすることでもあるからです。

それが同じ手法でトレードしているのにベテランと素人で利益の差が出る理由です。

それでは皆さん頑張ってください。


受講される方のほとんどの方が、トレードを勉強しようと考えられた時、まず巷に溢れている多くのトレード関連の本から始められています。

皆さんもすでにご承知のように、本屋には多くのトレード関連の本があり、ジャンルも著者も様々です。

残念なことに、ほとんどの本は危険な逆張りの手法で書かれているうえに、実際にトレードができるほど具体的に記述されているものは皆無といっていいでしょう。

私の見るところ、著者の多くはトレーダーというより「編集業者」で、WEBでも同じ傾向にあります。

WEBでセミナーを開催しているところもありますが、ほとんどがブラックボックスで、どのような効果があるどのような手法を、どうやって教えるのかがという肝心なことについては、わからないものがほとんどです。

一時期そうしたセミナーは避けたほうがいいという趣旨のことを書いたら、営業を妨害するなら裁判をするぞと、脅されたこともありました。

高いセミナーだから、良質な指導をしているということにはならないのですが、だからといって無料でメソッドの内容がある程度わかるレベルまで書いているところも、私の知る限りですが、ほとんどないのが現状です。

このような状況で自助努力をしようとする人にとっては、どれがいいのかを見分ける事から、まずはじめなければなりません。

ですが、基本的なことを知っていればまだしも、トレードを全く知らないまたは、うまくゆかない人に、そうしたことを求めるのはどう考えても無理があります。

英語のサイトならネットで検索すれば、山ほど見つかりますが、問題は英語です。

これからトレードの勉強を始めたいと考えている人が、英語で難解なトレード用語を理解して、なおかつそのメソッドが有効かどうかを検証しながら判定できる可能性は、ほとんどないといっていいでしょう。

ではある程度経験がある人なら、それほど難しくないものなのでしょうか?

トレードは一つの条件判断だけで売買のタイミングを決定する、というのは非常にリスクが高くなります。

いいかえれば、ある手法はある条件の時には、正しく判断できる可能性が高くても、ある条件の時には全くダメというものも多いのです。

ですから、自分のお金を運用する際には、実際のマーケットでのトレードを経験して有効だという確率が確認された、複数の判定条件を組み合わせたものが必要になります。

このWEBでは、こうした方のために、自分で書くのもなんですが、内容の良質さと膨大な情報量にもかかわらず、無料でセミナーでのメソッドについても詳細に記述し、トレード掲示板でその有効性を判定できるような工夫もしています。

ってたまには自分で褒めないとね。(笑)

ただ、こうしたことをやるにしても、お金はかかります。

そのためにセミナーでそのための原資を手当てしているわけで、その恩恵をネットを通じて多くの方に無料で還元しようというわけです。

こうした方法で、トレードの正しい基礎をある程度理解できるようになれば、英語で書かれた膨大なWEBでの情報も使い方によっては血となり肉となるかもしれません。

ですが全く知識のない方が素材だけを提供されても、料理方法を知らなければ、おいしい料理は作れないのと同じで、自助努力も気持ちだけのうえで、実際には空回りすることが多いのが現実です。

セミナーでは作る料理を限定し、素材の選択方法から、その素材の持ち味や、それをどのように料理して、どのようにおいしそうな商品(利益の出せるトレード手法)にするのかという領域までを日本語でわかりやすく解説しています。

もちろんどのようなスパイスが味を引き立てるか、といったレベルまでも言及しています。

PCの組み立ても本やWEBで勉強すれば、パーツを組み合わせて完成品を作ることはできます。

ですが、時間や興味の点でそういうことができない、またはしたくない人もいるわけで、そういう場合は結局デルのオンラインサイトで組み合わせて購入することになります。

そこまでも詳しくないから組み合わせもできない人は、出来合いのメーカー製のPCを購入するわけです。

まあPCの場合はどうしようもないものは、自然に淘汰されてゆきますから、ひどいものを掴まされる可能性は低いのですけどね。

長くなりましたが、基本がわかった方で、さらに勉強したい方は、上記のような英語のサイトへぜひ挑戦し、私が冷や汗を掻くほどの質問ができるようになって、再受講してください。

CQGというソフトだって、もとはといえば、ある受講者の方から教えてもらったのが、使い始めるきっかけなのですからね。

6月の日本株ライブトレードセミナーの募集はこちらで明日開始の予定です。

 

 

0517 Tues.

フィボナッチ

はっち先生こんばんは。

12月基礎・3月ライブ受講者のペペロンチーノこと**です。最近フィボナッチに興味を持って勉強しようと、参考書を探しているのですがたくさんあってどれが良いか悩んでいます。技術とは別に知識を得ようとしております。

StockのTradeに適したものを、ご存知のようでしたら教えていただけると大変幸せです。英文でもかまいませんので、御教授よろしくお願い申し上げます。

今ちょうど、鎌田氏からの資料をもとにアドバンスセミナーのテキストの作成中ですので、鎌田氏に教えてもらいましたが、Fibonacci Ratios with Pattern Recognition という Larry Pesavento という人の書いた本がお勧めだとのことです。

実際にフィボナッチを使ってトレードをしている人の本ですので、とても実践的に書かれています。 アマゾンのこちらで買うことができます。

今回のアドバンスセミナーでは、このフィボナッチについてかなり突っ込んだ手法を解説する予定です。もちろんすべて日本語で、わかりやすい図解入りでです。現在編集中のテキストのイントロダクションを一部引用すると・・


タイムサイクル

ヘッジファンドのトレーダーとして有名なラリー・ぺサベント氏は、雑誌インタビューでこんなことを語っている。

「私は一般に使われている移動平均線やオシレーターには全く興味がありません。それらは値動きを先行するものではなく、常にマーケットアクションを後から追うものだからです。私たちはチャートを使ってトレードするわけですが、ほとんどのトレーダーは値動きばかりに気をとられています。チャートで最も重要な要素は、株価や指数の動きではありません.。私たちが一番注目しなければならないのは時間、言い換えればサイクルなのです。」

サイクルを重要視するのはぺサベント氏だけではない。

古いところではWDギャン、最近では以前フィデリティーでヘッドトレーダーを歴任し、現在ヘッジファンドをマネージするケビン・ハガティー氏も5月4日にこんなことを書いている。

「来週は大きなフィボナッチタイムゾーンが控えている。短期的な転換点になる可能性が高いため、絶好なトレードチャンスになるだろう。」

マーケットのベテランたちは積極的にタイムサイクルを利用している。


もちろん100パーセント確実に未来を予測する方法などないが、三日後に反転が来そうだ、明日が転換点になりそうだといった情報はトレードを計画する上で大きな利点になるだけでなく、一般トレーダーたちの先を行くことが可能になる。

タイムサイクルを使ったトレード方法は、大きく分けると三つある。

フィボナッチの数字を利用したもの、ギャンの理論を使ったもの、そしてトレンドラインを利用したものがある。

さっそくフィボナッチから説明しよう。
 

ということなのですが、基本はタイムサイクルを利用したものです。

複数の高値とフィボナッチを利用したものや、「ギャンの鏡」と呼ばれる理論を基にした「ギャンのデスゾーン」や、トレンドラインとフィボナッチを組み合わせ、反転のタイミングを掴む方法から始まり、ボリンジャーバンドのスクイーズをとケルトナーチャンネルを組み合わせた方法、さらにはあまりにも簡単なので命名された「チンパンジークロス」、実際に使えるストキャススティックや RSI さらにはオプションなどの手法まで、非常にユニークで目から鱗の手法がてんこ盛りです。

またハイローバンドギャッププレイのアドバンス手法として、ハイローバンドビッグギャップや、ハイローバンドシンコペーション、さらには1銘柄に張り付いてトコトンまで利益を搾り取ることができる「ホールドと利益確定のアドバンスプレイ」も解説する予定です。

もちろん今後6月にリリース予定の新サービスを提供後は、こうしたアドバンスプレイを経験の少ない方のためにモディファイした、いわゆる基礎セミナーとアドバンストセミナーの中間に相当するセミナーも3ヶ月おきに開催する予定です。

F1のレースで培った技術を、市販車へフィードバックするという考え方と同じですね。

ポルシェで言えば、カレラに対する、カレラGT3のような位置づけだといえば、わかりやすいかもしれません。

えっ?かえってわかりにくい?(笑)m(_ _)m

 

0516 Mon.

シミュレーションの考え方

こんばんわ 4月米国基礎セミナー受講した**です。パスポートの申請の遅れ等により、5月より1クリックシミュレーションを開始して、やっとですが1銘柄終了しました。エクセルにチャートを貼って記録を残しています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、時間があるときでかまいませんので、目をとおして、欠点等指摘してくだされば幸いです。

大変わがままで申し訳ございません急ぎませんので、本当に時間のあるときで結構です。宜しくお願いいたします。
 

条件(ルール)

Longサイドの場合、トリガーが引かれ3本のMAの上へ前日からGap upを伴ったものにエントリー

Longサイドに動いたらホールド(翌日ギャップアップしたらホールド)

反対に動いたら翌日脱出

感想(反省)

トータルではかろうじて、プラスになったが、 エントリーするポイント手仕舞いするポイントともに始値という設定のため、反対にうごいてもプラスになるケース多い。

トリガーがどれになるのか、いまいちはっきりしていない。

ギャップの大きさの適正がいまいちつかめていない。
 

長くなるので、ここでは転載しませんが、添付されたチャートによると、約一ヶ月のトータルで 25.59ポイントのゲインとなっています。

ざっと目を通しましたが、コメントも的確で、トリガーの認定も基本的に問題はないと思います。

欠点は誰にでもありますし、ミスをするのは人間であれば当然ですから、欠点についてあまりシビアに考え過ぎないことも大事だと思います。

特に、トレードの経験が少ないうちは、様々な失敗やミスを犯すのが普通ですからね。 シミュレーションで思いっきりそういう体験をしておくことです。

実トレードでのミスは、誰だってノーサンキュですからね。(笑)

拝見したところ設定された基本ルールどおりにシミュレーションをされていますし、特に問題はないと思いますよ。

結果もプラスになっていますしね。



ただ、何故値段がこういう10ドル以下のゾーンを選ばれたのかがよくわかりません。

こういう安い値段のゾーンというのはブレやすい傾向にありますから、シミュレーションをされるなら、ブレイクスキャン銘柄の30ドル以上のゾーンでシミュレーションをされたほうが現実的で、なおかつ成績も安定すると思います。
 

シミュレーションというのは、繰り返しの作業です。

せっかく時間をかけてシミュレーションをするのですから、ただ機械的に検証するだけでは勿体無いですね。

ですから、私はそのシミュレーションを通じて、自分の能力や思考パターン、時には視点の設定などについての「よい習慣を身に着ける」ためにはどのような方法がよいのかを常に考えることにしています。

例を挙げてみますが、次のステップとして脱出のポイントの設定を横ばいの時とトレンドに乗って動いている時とで変えてみることです。

ワンパターンから2パターンへ変化させるのです。

これならそれほど難しくはありませんね。


トレードの基本を理解しているという前提での話としてですが、トレードというのは一般的に言って、エントリーポイントの設定はそれほど難しいことではないのです。

どちらかといえば脱出の方が、はるかに難しいのです。

脱出の方が難しいその理由ですが、利益確定のときは「欲」が、そしてカットロスの時は「恐怖」が、判断をする時の心理状態に影響を与え、冷静さを失わせるからです。

そのため、エントリーと同じか、それ以上に明確なルールの設定が必要になります。

一例としてトレンドが強くなりかけているポイントでのエントリーと脱出例を挙げておきます。



上のチャートは添付されたチャートですが、陰線の終わりで脱出されています。

反対に動いたら翌日脱出

というルールを設定されていますが、横ばいのトレンドでは、このルールか、当日の終わりで脱出かでいいと思います。

ですがこの例のように移動平均線が本来の位置関係になりかけているポイントでエントリーした場合、はっきりとしたトレンドになりかけている位置なのですから、下のように「ギャップをサポートと考え、その下のエッジを切らなければホールドする」というルールを設定してみてください。


 

下のチャートでわかるように、この銘柄の平均的な値幅は0.4ポイントほどですから、そのゲインを獲れたゾーンで脱出するという利益確定のルールも追加設定して、もう一度同じエントリーのポイントで再シミュレーションをされてはいかがでしょうか。

 


 


エントリーのポイントは同じでかまいませんから、横ばいのトレンドのゾーンとはっきりしたトレンドのゾーンとで、脱出のルールと利益確定のルールを変えてみるのです。

このルールでシミュレーションを続けていると、そこがサイドウェイ(横ばい)ゾーンなのか、はっきりとしたトレンドが出ているゾーンなのかを、常に意識する習慣が身についてきます。

そうなればしめたもので、あなたはチャートを見た瞬間に、横ばいゾーンか、トレンドゾーンかを、無意識のうちに判定する「パブロフの犬」になっているはずです。

今回は「トレードでのパターン認識」を例に挙げましたが、自分の能力をできる限り高いレベルで維持するためには、どのようにすればよいのかを常に考える習慣が、あなたを想像以上の領域へ導いてくれる原動力となるのです。

目標はできるだけ高く掲げ、実行はできるだけ素早く行うという習慣を身につけることを毎日の生活の中でも心がけていれば、それは必ずトレードにも影響を与えます。

長い時間をかけて、取り組むべき価値のある考え方だと思いませんか?

 

 

 

0515 Sun.

4月のハイローバンドギャッププレイの成績

2005年4月のハイローバンドギャッププレイの成績を検証。

1トレードでの最も大きなロスは ADBE の2.0だ。だがこのロス分は、基本的な方法には含まれない、いわゆるアドバンスプレイに分類される「スワッププレイ 」を使っって、トータルとしてプラスへ転換している。

これを除けばロスはすべて1ポイント以下。最大で5銘柄前後を保有する方法では、大体30から50ポイントといったところが平均値だ。

と1月27日にこのコラムで書いたが、公開した6ヶ月間の記録を振り返ると、月によっては当然デコボコはあるが、大体予想どおりの結果となっている 。長年にわたっての平均値とほぼ一致しているから、まあ当たり前 といえば当たり前の結果なのだが・・

エントリーの頻度を見ると・・

12月39トレード

1月28トレード

2月40トレード

3月35トレード

4月46トレード

と、4月が最も多い回数を記録している。


 

 

Symbol

Point

Comission

Balance

4

1

YHOO

2.00

0.03

1.97

4

1

XMSR

0.60

0.03

2.54

4

5

BMET

0.20

0.03

2.71

4

5

OSIP

0.00

0.03

2.68

4

5

SBUX

-0.10

0.03

2.55

4

6

YHOO

0.10

0.03

2.62

4

6

TEVA

0.50

0.03

3.09

4

6

COST

0.90

0.03

3.96

4

6

AMZN

-0.20

0.03

3.73

4

6

DELL

0.10

0.03

3.80

4

7

STLD

-0.30

0.03

3.47

4

8

GOOG

5.70

0.03

9.14

4

8

GILD

1.50

0.03

10.61

4

8

QCOM

0.40

0.03

10.98

4

8

LLTC

0.30

0.03

11.25

4

8

GENZ

1.70

0.03

12.92

4

12

SBUX

3.50

0.03

16.39

4

12

YELL

3.50

0.03

19.86

4

12

STLD

0.30

0.03

20.13

4

13

ADBE

-2.00

0.03

18.10

4

15

DELL

1.90

0.03

19.97

4

15

TZOO

6.50

0.03

26.44

4

15

QCOM

1.20

0.03

27.61

4

15

STLD

1.50

0.03

29.08

4

19

ADBE

9.80

0.03

38.85

4

19

AAPL

2.80

0.03

41.62

4

19

AMZN

1.40

0.03

42.99

4

19

GOOG

1.00

0.03

43.96

4

21

AMGN

0.50

0.03

44.43

4

21

BIIB

0.35

0.03

44.75

4

21

SBUX

-0.20

0.03

44.52

4

21

CMCSA

-0.45

0.03

44.04

4

21

COST

0.20

0.03

44.21

4

22

SEPR

0.70

0.03

44.88

4

22

GOOG

19.45

0.03

64.30

4

22

YHOO

0.40

0.03

64.67

4

22

GILD

1.20

0.03

65.84

4

25

RIMM

1.60

0.03

67.41

4

27

ERTS

2.00

0.03

69.38

4

28

EBAY

-0.40

0.03

68.95

4

28

AMGN

0.00

0.03

68.92

4

28

LLTC

0.70

0.03

69.59

4

28

BMET

0.00

0.03

69.56

4

29

RIMM

1.40

0.03

70.93

4

29

KLAC

2.90

0.03

73.80

4

29

QLGC

0.20

0.03

73.97

4

 

 

75.35

1.38

 


次に獲得ポイントで比較してみると次のようになる。

2004年

11月40ポイント

12月38.15ポイント

2005年

01月38.21ポイント

02月37.6ポイント

03月32.45ポイント

04月73.97ポイント。
 

と4月は、GOOG の 19.45ポイントが効いているが、これはラッキーなチャンスに遭遇しただけなので、こいつを差し引くと 54.52ポイント となる。

それでもギャッパーズアイへ掲載を始めてからだけに限定すると、最もよい結果が出ている。

 

4月

総獲得ポイント 75.35ポイント

手数料 1.38ポイント

最終差引獲得ポイント 73.97ポイント

1000株換算での利益  73,970ドル

500株換算での利益 36,985ドル

 

3月

35トレード

総獲得ポイント 33.50ポイント

手数料 1.05ポイント

最終差引獲得ポイント 32.45ポイント

1000株換算での利益  32,450ドル

500株換算での利益 16,225ドル
 

 

2月

40トレード

総獲得ポイント 38.80ポイント

手数料 1.2ポイント

最終差引獲得ポイント 37.60ポイント

1000株換算での利益  37,600ドル

500株換算での利益 18,800ドル



では4月はそれまでと何が違っていたかというと、テスト使用したスイングスキャンを使ったという点だ。

今までは、マーケットのオープニングが一段落したり、エントリーポイントを狙うための待ち受け時間などの時間が適当にあるタイミングでブレイクスキャン銘柄30銘柄を日足で表示したページ を表示し 、チャートパターンを見ながら銘柄を選択していた。

この方法だと、イントラデイのトレード用ページから別のページへ表示しなおすため、データの読み込みに時間がかかる。

そのため、チェックのための30秒から1分ほどの時間に加え、往復のページ切り替えの時間が1分以上余計にかかることになる。

つまりイントラデイでの動きが一段落した時を見計らってからでないと、チェックすることができないという問題点があった。

そのためイントラデイチャートから目が離せない時には、イントラデイトレード用のページへ日足チャートを2つほど表示しておき、順に銘柄のティッカーシンボルを30回ほど打ち込んで 、それぞれの銘柄を表示させてチェックするという、まあ今から思えばかなり面倒なことをやっていたわけだ。

そして一通りチェックして、よさそうな銘柄をポストイットに書き出し、そのあともう一度そのリストの銘柄を比較して、最終的に銘柄を決める、という やり方をしていた。

だがスイングスキャンというツールを使えば、マーケット開始後15秒ほどで該当銘柄が表示される。

実際にやってみればわかるが、この違いは大きい。

4月のギャッパーズアイの書き込み、つまり掲示板へのリアルタイムでの書き込みを解析したものを注意深くご覧になれば、そこには膨大なヒントが隠されていることがお分かりになるはずだ。

だがその膨大な「鍵となる重要なヒント」は、同じように掲示板へ書き込みをしている人にしか見えないことも多いのだ。

 

トレードの技術というものは、いわゆる学校で習うような誰にでもできるという万人向けのものではない。

WEBやテキストに書いてあること、あるいはセミナー中に説明している技術的な部分や方法論などの中から、その時点での本当に自分に必要な 部分を見極め、「行動を起こすという種類の自分への投資」をする必要があるのだ。

トレードを学ぶというのは義務教育ではないのだから、受身ではなく働きかけるというアクションを積極的に起こす姿勢がまず何よりも必要になる。

そうして行動を起こした結果、アクションを起こす前にあれこれ考えただけの、いわゆる「机上の論理」からは見てこないものが必ず生まれてくる。

そうして生まれたいい意味での予想を裏切る意外性が、また次のステップへのエネルギーとなって、次々と「進歩を生み出すための循環」を促進することになる。

こうした体験からを生み出される「理屈だけでは想像がつかない」類の大きな飛躍へとつながってゆく事実があることは、実際にそうした経験をお持ちの方なら、ごく当たり前で当然のことのように思われる はずだ。

たとえば受講者用掲示板へ自分のトレードをシミュレーション、実トレードの区別なく投稿しまくる、という今までやっていなかった行動を自分で始めれば、 必ず見方が大きく変わってくるのに、それをしない人がセミナー受講者の80%もいるのだ。

「でも自分は、パソコンには疎いし、画像を貼りこむ技術もないから、そんなことはとてもできない」と考える人もいるだろう。

実はプロから見ると、そうした技術の部分というのは、あまり重要ではない。

技術はなくても、何とかして書き込もう、画像を貼り込もうとする強い意志さえあれば、こうした低い限界はいとも簡単に突破できるものなのだ。

技術の部分の比重を大きく感じるのは、自分である限界を設定しまっているために「技術化」しなければやってゆけなくなってしまうからだ。

特にアマチュアは、その限界を低く設定してしまっているから、より技術志向に向いてしまうという悪循環に陥ってしまう。

トレードの「プロになりたい」という人は、 えてしてトレードの技術を習得したい、知りたいという方向だけに絞ってしまいやすく、その結果として逆に「自ら低い限界」を知らず知らずのうちに設定してしまっていることが多いのだ。

スイングスキャンは、そうした技術に依存する部分はシステムに任せ、本来、人がやるべきことをやるための、「負担軽減ツール」としての大きな役割を担うことができると思う。

現在、このスイングスキャンう使うことができる本格的なサービス開始に向けて、準備をしているところだが、ギャッパーズアイへは、毎日このツールでの表示の見方を解説している から、継続してご覧いただくと、サービス開始 時点には「どの項目をどのように読めばいいのか?」という点については、かなり理解していただけるはず。

6月予定のサービス開始まで、今しばらくお待ちください。

 

 

 

 


Home / Index of Cool


2005 0515-

 

ブラウザを<更新><リロード>して最新の情報をご覧ください