2004 0801-


0814 Sat.

昨夜の米国ナスダックマーケットは、ギャップアップしたが個別銘柄では、ギャップダウンの銘柄が多いという、少し判定の難しいパターンで開始。

ここに詳細があるが、ギャップダウン銘柄は30分チャートで見るとギャップの大きな銘柄が多く、思い切って入りずらい銘柄が多く、オープニング30分を過ぎてから は、SBUX に代表されるようなはっきりとしたショートサイドマーケットとなった。

NTES は素晴らしい下落だったが、Unshortable。

ショートできたらなあ・・(笑)

 

受講者用掲示板への書き込みがとても盛況で喜ばしいことなのだけれど、うまく行かない、つまり負けが続くケースも時々見受けられる。

チェックしてみると、トレンドをきちんと掴めていないことが原因になっているものがほとんどだ。

多分ご本人は、そうしたことを自覚されていないのだと思うが、トレードではその時点でのローソク足が、どちらかサイドの大きなトレンドの中にいるのかどうかを、常に意識している必要がある。

これが自然に身につくような訓練ができているかどうかだ。

まず大事な点は、エントリーをするためのチャートのタイムフレームより大きなタイムフレームを使って、株価がトレンドのどこにいるのかを確認し、トレード中はそれを意識することだ。

エントリー前にすでにセットアップに嵌っているゾーンに入っていれば、その日のブレイクアウトのポイントは単なるきっかけに過ぎない。

だから、できるだけ早く入ることだ。

エントリー前に株価がすでにその方向へのトレンドの中にいることが自覚できていれば、早く入れるはずだ。

エントリーが遅れる方は、多分こうした感覚でトレードをされていないのだろうと思う。

 

昨夜の例での、WFMI はショートゾーンにいることが確実なポイント、この場合は30分チャートの週足の抵抗線をきっかけにしている。

エントリーポイントの前に株価はすでに前日の1分足の抵抗線を切った、赤いガイドラインのショートゾーンに突入している。
 

ターゲットは0.1ポイント。

このケースでは0.3ポイントの利益ゾーンとなっている。

エントリーが遅れるとプロフィットが出ないうちに、プルバックに引っかかってカットロスというパターンに陥りやすくなる。

もちろん、74.60を切ったあたりのペナントから外れる位置でのショートだとこうした点でのリスクは減少する。

だがペナントでのエントリーは、水平線のブレイクアウトに比べると反転のリスクが高くなる。

最初はリスクを下げることを第一に考えたトレードをするべきだろう。

トレンドに入っていれば、その方向へ動く可能性が高いのだからね。

こうした感覚が身についていない方は、CQGの自動ガイドライン描画システムを使って、訓練をするのが最も効果的だ。

今日から始まる、日本株ライブトレードセミナーではこうした点を徹底してトレーニングするプログラムを用意している。

さて来週末の結果はどうなるか?

楽しみだ。

 

 

 

0813 Fri.

昨夜の米国マーケットは、終わってみると軟調で推移。

週足を見ればどういうトレンドかは一目瞭然、つまり大きな流れはショートサイドということだ。

難しいマーケットの場合、まず最初のトレードで確実に勝つために、オープニング時のオーバーシュートを狙うというのは、昔からやっていた方法なのだが、これを体系的にシステマチックにできないものかどうかというのが、最近の研究テーマ。

つまり誰にでもわかるルール作りだ。

昨夜のマーケットではここに詳細があるが、マーケット開始前から KMRT 狙い。

何故ダブルセットアップの KMRT なのか?

それは事前のリサーチで、すでにギャップアップした位置から始まることがわかっていたからだ。
 


 

【16780】KMRT   はっち - 04/8/12(木) 22:30 -

Long 67.36

【16781】Re(1):KMRT out   はっち - 04/8/12(木) 22:31 -

67.96
 

0.7ポイント以上のオーバーシュートだったが、0.6ポイントをゲットできれば万々歳だ。


30分チャートを見るとリバーサルパターンだが、秋にはリリースを予定しているブレイクスキャンプロと組み合わせることで、確実に獲ることができるいわゆるアドバンスプレイだ。

30分足と1分足とレベル2を見ながら、お互いがある条件に嵌ったらエントリーをするのだが、詳細は来年のアドバンスセミナーで解説する予定。

って、鬼が笑いそうだな。(笑)

まあこれだけヒントを書いているから、わかる人はわかるだろうけどね。

 

このように米国マーケットでは、新しい手法を開発できる柔軟さを持っているのも、大きな魅力の一つだ。

米国マーケットには世界最強のトレード用ツールが揃っているからね。

プレイのバラエティーという面から見ると、日本のマーケットはとても限定されたプレイしかできない。

いわゆる外人機関投資家が牛耳り、限られた個人のトレーダーが日本人ばかりという、競争がほとんどない世界では、優れたツールが登場する必然性も環境もないために、米国並の優れたツールがないからだ。

さらに米国市場は、世界中で最もルールが公正なマーケットと言っていいだろう。

米国以外の居住者でも簡単に口座を開くことができる、つまりマーケットがオープンなのも、日本の市場とは大きな違いだ。

米国に住んでいるアメリカ人が日本の証券会社にネットで口座を開いてオンラインでトレードできるかどうかを考えれば、そのオープンさがよくわかるはずだ。

だからこそ多くの個人トレーダーが集まることになり、当然出来高も増える、つまり売買する相手が多くなるわけで、売買の執行も瞬時に行われ、さらにチャートもセオリーどおりに動きやすくなるというメリットがある。

メソッドのセオリーに忠実だからこそ、マーケットの変化を敏感にキャッチすることができるから、そうした変化に対応することができるのだ。

それに、世界で一番強くて安全な通貨はドルだから、自分の資産の一部をドルで保有するというのは、リスクを下げる意味でも当たり前の考え方だと思う。

自分のお金を預けておくなら、強く安全な通貨の方が安心なのは当然こと。

さらに口座のキャッシュがオーバーナイトする際に、日本とは比べ物にならない金利が付くというのも、あまり知られていない利点の一つだ。

さて、今夜のマーケットはどうなるか?

楽しみだ。

 

0812 Thurs.

昨夜のマーケットのオープニングは、ショートサイドとロングサイドが混在。

こちらに詳細があるが、下がるものは下がるし、上がるものは上がるという、当たり前の展開となったが、書き込み後は BRCM KLAC がよく下げた。

だが、それもマーケット開始後30分まで。

30分ほどで第一波が終わってしまうのは最近のマーケットの特徴で、以前とは大きく様変わりしていることがよくわかる。

このようにマーケットは常に変化している。

ちょうど一年前のギャッパーズアイを見ると、break Scan のブレイクアウトを3分足を使って解説している。

リリース前のテスト段階での解説だが、仕組みがよくわかるだろう。

 

だが、いつのマーケットでも普遍的に有効な方法は、オープニング時のモメンタムの流れの中で0.1ポイントだけ獲るという手法だ。

8月の基礎セミナーでは、こうした手法を具体的に集中解説。

昨日に引き続き、セミナーの感想をいただいたが、ここでも他の受講者の方と同様、このまず0.1ポイントを獲る手法について高い評価をされている。
 

Mabuchiさん、Tamuraさん、基礎トレードセミナーでは大変お世話になりました。

秋田から参加した、**です。

昨日(11日)にやっと東京から秋田に帰ってきましたのでお礼が遅れて申し訳ございません・・

2年ほどデモ・トレードをほぼ毎日してトレードログをとっておりましたが、銘柄を選ぶ基準も分からず毎日DELLばかりトレードしておりました(笑)。

時間を浪費してしまった感もありますが・・

基礎セミナーの3日間は密度が濃く大変有意義なものでした。

兼好法師の言うとおり、何事にも先達はあらまほしきものかな・・という気持ちです。

技術やメソッドは言うまでもありませんが、自分にとってデイトレードをどういう位置づけにするかという点で、いままでもやもやしていた霧が晴れました。

トレードで大儲けしようとは思っておりませんでしたし、自分のやりたいことがあるのでトレードでコンスタントに0.1ポイント取るというスタンスは非常に共感できるものでした。

まずは口座を開設し少ないボリュームで仮免トレードしていこうと思ってます。

では、お礼まで・・
 

 

現在この手法をさらに進化させた方法を検証している。

昨夜のマーケットを例に挙げてみよう。

 

 

 

以下は最初の3分間でどれくらい動いたかを

1分チャートで表示したものだ。

 

 

 

 

 

 

3分間でそれぞれが  0.38・0.38・0.39・0.54・0.67 ポイント動いている。

ギャップが大き過ぎるものがあるにもかかわらず、この5銘柄はすべて、素晴らしいゲインを示している。

この5銘柄はブレイクスキャンプロで、あるマークがついた5銘柄なのだ。

現在ブレイクスキャンプロはテスト段階なのだが、現在のバージョンを普通のブレイクスキャンと比べてみよう。

 

下が Break Scan Pro

 

 

下が Break Scan Pro

ブレイクスキャンプロでマークが付いている5銘柄のチャートが

上記の5銘柄に該当している。

 

こうしたオープニング時の超短期のトレードスタイルのメリットは何だろう?

オープニング直後に、もし非常に高い確率で方向が特定できるのなら、多い株数で短時間トレードをするという方法で、なおかつ自動売買も可能になる。

特にオープニング時は出来高が多いため、多い株数でも全く問題なく執行される。

 

トレードは「金魚すくい」に例えるとよくわかるだろう。

トレードというのは、長い間水につけておくと破れやすくなる「ひしゃく」で金魚を掬(すく)うようなものだ。

長い間水につけておく(長い期間保有する)と、強い水流(予想外のニュース)などで破れやすくなる。

だから「大きなひしゃく」(高いレバレッジまたは多い株数)で、金魚がたくさんいる群れ(ブレイクするタイミングは大きく動く)を狙って、一瞬だけ水につけて掬えば(短期間保有)、破れる(金魚が掬えないまたは逃げられる)可能性はとても少なくなるというわけだ。


 

ここ数日パソコンがいきなり落ちるという症状が勃発。

結局昨日TAMURA氏に自宅まで来ていただいて、お世話になることに・・

結局ウィンドウズのシステムを修復することになり、5時間ほどかけて修復。

夜のマーケット開始前までには直ったのでヤレヤレ。

で色々いじってもらっているときにふと、排気ファンが一つ回っていないことに気が付いた。

 

ファンをはずしてカバーを開けたままオーバーナイト(笑)

 

よく熱暴走しなかったなあ・・(笑)

 


Zoom

早速翌日、ビッグカメラでファンを購入。

 


Zoom

修復



しかし自分一人ではこうしたレベルの修復もできないということが、よくわかってガックり。

TAMURA氏によると、普通は無理だとのご宣託。

今後の対策として、パソコンをもう一台用意して、トレード用パソコンは一切他のソフトをインストールせず、トレード以外作業は別のもう一台のパソコンで済ませるというのが現時点でのベストな解決方法のようだ。

 

 

0811 Wed.

米国株基礎セミナーのご感想

米国株基礎セミナーを受講された方から、下記のようなセミナーの感想をいただいた。


横浜から参加した**です。

はっちさん、TAMURAさん、3日間ありがとうございました。

最終日は、終電の関係でお礼もそこそこにお先に失礼してしまったのですが、その後1時過ぎまでセミナは続いたとのことで、最後まで参加できずとても残念です。

車で行った方がよかったかなあと少し後悔しています。

前回2002年の1月に3Dayセミナを受講してこれまで独力でトレードを行っていたのですが、なかなか上手くいかず、またWeb上で公開されるいろいろなメソッドも完全に理解することができず、悶々としていました。

先日のオンラインセミナを見て、ますますセミナを受けたいという気持ちが強くなり、また丁度日程も合ったので今回参加することにしました。

セミナの内容ですが、百聞は一見にしかずですね。

目からウロコが落ちるように今まで疑問に思っていたことを理解することができました。

本当に参加して良かったです。

これからは、頭で理解したことを機械的にできるよう訓練していきたいと思います。

まだまだ先は長いかもしれませんが、着実に一歩づつ前進していきたいと思います。

本当にありがとうございました。

PS:

オンラインセミナの感想をCOOLに載せて頂きありがとうございました。

お礼を言おうと思っていたのですが、言いそびれてしまいました・・・
 


 

こんにちは。

名古屋の**です。

hatchさん、田村さん、ありがとうございました。

受講された皆さん、おつかれさまでした。

夏休みで高速も混んでいましたが、無事帰ることができました。

セミナーが終わって、ようやくスタートだな〜というのが実感です。

4年前にデイトレーダーを書店で見かけてから、HPを見るだけの毎日でしたが待った甲斐がありました。

中途半端に始めなくてよかったです、ホントに。

世間からはギャンブル的に見られる事の多いデイトレですが、普通の仕事となんら変わりがないというのが私の実感です。


 

私は商売を営んでおりますが、安く仕入れて安く売るのが信条です。

安く仕入れて高く売れれば、こんなにいい事はありませんが、お客さんもそんなに甘くはありません(笑)。

遠回りな様ですが堅い商売が一番だと思います。

トレードもそう感じました。

ルールを守って、0.1ポイントを目指す。

儲けは薄く、自分で決めたルールは堅く守る。

私は副業としてではなく仕事として取り組みます。

投資でプロフィットを獲るというスタンスよりも、仕事として0.1ポイントづつ稼ぐスタイルで行きます。

言葉が違うだけなんですけど、獲る!ってなっちゃうとなんか欲張っちゃうような気がします。

逆に仕事として利益を稼ぐと考えれば冷静に対処できるのではないでしょうか。



経費もほとんどかかりませんし、いい仕事だと思います。

とりあえず引越しが終わればPCを購入してCQG等の契約。

それからのペーパーが楽しみです。

年内はペーパーのみで1000ノックですね。

実トレードはガマンガマン(笑)。

あたりまえですけど、普通の仕事はシュミレーションなんてできませんからね(笑)。

ペーパーができるってなんてすばらしいんでしょう!

またいろいろとお世話になると思います。

よろしくお願いします。
 

 

米国株3DAY基礎セミナーに参加させていただきました、**です。

今回、セミナーに参加させていただいたのは、セミナーの時に述べたように、馬渕さんの著書、デイトレーダーが発売されて読ませていただいたのがきっかけとなります。

しかし、その当時、資金もなく、一般的な環境もトレードがやりやすい状況ではないと感じ、日本のネット系証券会社で口座をつくったりしたものの何もしないまま、時間だけが過ぎるだけでした。

ただ、トレードをするためにはある程度の資金は必要であると感じていたので、その間、車に乗るのもやめ、固定経費のがかかるものはなるべくなくして、少しでも資金が増えるようにとしていました。

(98年に会社を辞めて以来、今現在は業務委託というかたちで仕事をしていますので、毎年、確定申告をし、税金、社会保険料を自分で納めるのですが、これがなければ、結構、お金が貯まるのにと感じたりします。
サラリーマンの方は、額面では分かっていても、給料から天引きされていると、その様な感覚は薄いかもしれませんが。)

以前にくらべれば資金にも余裕ができ、平日につづけて休みがとれるのはこの時期しかなく、この機会をのがすことは出来ないと思いセミナーに参加させていただきました。



他の参加された皆さんは何らかトレードの経験をお持ちのようでしたが、私自身は、米国株はもちろん、日本株のトレードの経験もなく、トレードに関する予備知識はほとんどない状態での参加でした。

セミナーを受けてみて、トレードのテクニックやチャートの分析方法については、その場だけで理解、修得するというのはやはり無理で、今回のセミナーを受けて学習を重ねてセミナーの再受講をするか、ライブトレードセミナーへの参加が必要ではないかと感じました。

そして、実際のトレードにあたっては、特に事前のトレーニングの必要性と重要性を感じました。

また、セミナーを通して、トレードに使用するパソコンやトレードに必要なソフト、必要な資金の量、市場やトレードについての現状について知ることができ、今後、実際に自分でトレードをおこなうためにはどのように計画を立てていけばよいか、計画の目安と自分自身の現状の把握をすることができました。
 


また、実際に、馬渕さんから直接話しを聴き、接することができ、うわべだけの話しや知識一辺倒ではなく、話しの中から、馬渕さんの生き方の一端とトレードに対する哲学を感じることができたように思います。

他のセミナーには参加したことはありませんが、他のセミナーではそのような感覚はもてなかったであろうと思います。

田村さんからは、トレードするためには、パソコンとソフトについてどのような環境が必要となるのか的確に指導いただき、私の場合、トレードをはじめるには、まずはパソコン選びが必要ということにいたりました。

また、馬淵さんとは対照的に日本株をされている方と実際に接することができたのもよかったです。


今後、トレードをはじめるには何をすればよいのか、そして、トレードを実際にはじめればどのようにしていけばよいのか、すべては自分自身が判断して決断することであり、また、その結果がどうであろうと、決して他者や環境をもって言い訳とせず,行動してくのがトレードの世界ではないかと感じました。

(組織の中では、うまくいかないことは、とかく、組織や他者のせいにしがちですが、トレードではそれが許されない環境であると感じました。)

とはいえ、トレードの世界のように、会社の為に働くでもなく、経営者なら社員を養うために働くのでもなく、自分の為に、自分の能力を働かせることができる環境は、実社会ではなかなか無いように思います。

いろいろな思いが浮かんできて、長々と書き連ねてしまいましまいすみません。

東京で比較的自由な時間が持てたのは、以前勤めていた会社の本社が新宿にあり、92年に一ヶ月間の新入社員研修を受けた以来であり、

(その会社は業績が悪く、メインバンクによって2年ほど前に事業部門ごとにバラ売りされたのですが、9日(月)の空いた時間にその本社のあった場所へ行ってみると、なんとちょうど解体工事中で、工事をしているのはそのメインバンクの系列にあるゼネコンで、建築計画にある事業主もそのメインバンクの系列という具合でした。ただ、その銀行は、5,000億円もらって他の銀行に飲み込まれてしまいそうですが)

そのような中、知人との思いもしない再会や、新しい人との出会い、発見があったりして、セミナーも含めそれ以外にも充実した時間を過ごせ今回の東京行き本当によかったです。



是非、ライブトレードセミナーに参加したいのですが、今の仕事をしている以上無理な状況です。

しかし、何とかライブトレードセミナーに参加できる機会を作り出せるよう、自分自身でこの状況を変えていきたいです。

最後に、セミナーの休憩中に聴いた音楽、心地よかったです。

お世話になりありがとうございました。

 

いただいた感想でいみじくも、お一人の方が「普通の仕事はシュミレーションなんてできませんからね」と書かれていたが、仕事をよりうまく進めるために、途中でシミュレーションに切り替えて訓練をするなんて事は、他の仕事では考えも付かない発想だろう。

先入観がない状態でトレーディングという仕事を考えると、普通の仕事?にはない数多くのアドバンテージがあることがわかるが、そういうことがダイレクトに伝わりやすくなってきたのは、ひとえにトレード用のツールが進化したこととも大きな要因のひとつだ。

8月から、日本株、米株ともにCQGのオートマチックシステムは、完全にリアルタイムで動くものを使っていただけることになったので、特に米国株のライブトレードセミナーでは、その威力を感じていただけると思う。

募集を開始した9月のナイトライブトレードセミナーは席が残り少なくなってきましたので、参加希望の方はお申し込みをお急ぎください。

「チャートを読む」ためのガイドラインがリアルタイムでオートマチックに引かれるというアドバンテージは、トレードの経験がある方でないと、なかなか伝わらない。

昨年くらいからようやくパソコンのスペックが、こうしたプロ用トレードツールが動く最低の仕様を満たすようになってきたため、一般の個人トレーダーもその恩恵を受けることができるようになったのだが、今後さらにスペックが上がってくると、より強力なツールを提供できる可能性が広がってくる。

まさにトレーダーにとっては、「黄金の時代」になってきたといってもいいだろう。

 

 

0810 Tues.

次のようなご質問をいただきました。
 

今日の京セラ(6971)について、質問させてください。

チャートを貼り付ける方法がわからず、文章で失礼します。

30分足でギャップアップして、ギャップの中にギャップウィークがあるパターンだったので、1分チャートで9時17分にピークボディを抜けるのを確認してから8,500でエントリーしたのですが、すぐに下がり始めたので、9時21分に8,450でロスカットしました。

最終的には、上昇してきているのですが、ロスカットのタイミングは早すぎたのでしょうか?

また、思うように上昇しなかったのはギャップの幅が適正値よりも大きすぎたのが原因なのでしょうか?

基本的な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

それからもう一点、セミナールームでのBGMがとても心地よかったので、お薦めのCDがありましたら、いくつか紹介してください。

 


1分チャート上で再現してみました。

米株で換算すると、80ドルの銘柄を1000株で、450ドルのロス、または500株で、225ドルのロスといったところでしょうか。

この銘柄は、10円刻みですから、5ティックのロスですね。

ロスをどれだけ取ればいいのかは、資金と経験、それまでの成績にもよるので、どこでカットロスをすればいいのかということについては、一概には言えません。

カットロスが予定通りの位置だったのなら、正解のトレードといえますね。

ですから拝見した文章だけでは、返事が難しいですね。
 

30分チャートで見ると、形はいいですのですが、ギャップが大き過ぎます。


 

日足で見ると、エントリーポイントはレジスタンスに近いですね。

下の日足によるレンジアベレージで見ると、一日の値幅の平均値は、215円から230円ですから、198円というギャップ幅は、90%以上になり大き過ぎます。

30分足、日足を目視でチェックしても、ギャップは大き過ぎる例だと思います。

日本株はどうしても板寄方式で、マーケットが形成されていますから、ギャップが大きくなりがちです。

この日も1分足で見ると9時5分に寄り付いていますから、ギャップが大きいのは当然ともいえます。
 


 

ギャップが大きすぎる場合は避けた方が安全だということは、セミナーでは繰り返し説明していますが、この例ではその典型的なパターンとなったようです。

カットロスをしないで頑張れば上がったのは結果論で、薄いロスで出るのが基本です。

この銘柄のカットロスは最大で90円ですが、そこまでリスクを受け入れてゲインを追うには、ギャップが大きすぎるのと、日足のパターンが悪いですね。
 

参考までにこうしたケースでの私のルールは・・
 

ギャップが大きすぎるものは避ける。

ギャップアップしてすぐに上がらないものには入らない。

もし入ったのなら、薄い利益ですぐに出る。

出るだけの利益が出ていなくても、反対サイドの動き(この場合赤いローソク足)が出ればすぐにカットロスをする。

といったところです。


私は米株なのでその世界を基準に考えると、レベル2が0.1ポイント刻みの銘柄ということになります。

脱出するときに足を突いたら、普段の10倍もの幅の階段にしか足をつけない、つまり普段の10倍のリスクを抱えるということになり、恐ろしくて、とてもトレードをする気にはなれません。

おまけに執行ソフトは前時代的なひどい代物ばかり。

日本株をトレードされている方には、ちょっと聞き捨てならないフレーズになってしまい申し訳ないのですが、日本株をトレードしない(怖くてできない?)正直な理由です。(笑)

 


CDですが、COOLで紹介しているアルバムを含め組み合わせて編集して、お気に入りのCDを作っています。

買ったCDの中から、気に入った曲を組み合わせると、また違った雰囲気になりますから面白いものです。


返事が遅くなってごめんなさい。

 

 

0809 Mon.

今日は恒例の、米国株基礎セミナー最終日のライブWatch。

今回からナスダックもCQGのセミオートチャートシステムは、15分遅れではなく、リアルタイムで動作するため、CQGの解説時間は長めのプログラムに変更。

 


Zoom > 800 × 600

 

ワインブレイクのワインのチョイスは、いつも鶯谷「よろずや」さんにお願いしている。


今回のワインのラインアップは・・

シャンパーニュは前にもお持ちしたドゥ・スーサのキュヴェコダリー。

並み居る有名蔵を抜き、評価絶大のシャンパンです。

赤はラングドックのCH.ランガランのキュヴェ・ケトン。

コノワインはフランス三ツ星にオンリスト多数。

パンチよりエレガントさのあるワインです。

白はローヌ地方で造られるコンドリューというワイン。

ウ゛ィオニエという特有の白葡萄を使用し、花のような香りが特徴です。

ノンフィルターに近いので浮遊物も見えますが害はありません。



今回もおいしかった。<あたりまえ?(笑)




Zoom > 800 × 600

 

事前のリサーチでは、ショートサイドに都合のいいパターンが多かったが、マーケットはギャップアップで開始。

こういう展開になると、いわゆるアドリブ?でトレードができないと、エントリーすることができない。

ということなので、違う2銘柄のロングサイドとショートサイドの両サイドへ入るヘッジプレイ。

こちらに詳細があるが、それぞれの銘柄とタイミングを解説をしながら、なおかつ掲示板へ書き込みながらだったが、2銘柄ともうまくエントリー方向へ動いてくれた。

20分を過ぎるとかなり難しいので、今日は20分で終わりだと解説したが、終わってみると、ここにあるように、サイドウェイのナローレンジでの展開となっていた。

30分で終ることを目標にしてトレードをする有利さを、目の当たりに体験できることになったが、参加された皆さんは、大いに納得された様子。

その後マーケットは動かなかったため、1時頃にお開きとなった。



Zoom > 800 × 600

CPU使用率を監視しながら自動描画の設定をチェック。

 

 

0808 Sun.

魂の洗濯

セミナー終了後、久しぶりに友人たちとジャズのライブを聴きに行ってきたが、ライブの独特の臨場感はいつ味わってもいいものだ。

特に大きなハコではなく、歌手の近くで聴いて見ることができる、いわゆるジャズ喫茶の形態は、大きなコンサート会場での楽しき方とはまた違った味がある。

 



久しぶりに唄を聴いて感動した。

また、聴きたいと思わせてくれる歌手というのはなかなかいないものだ。

感性をリフレッシュできる機会というものは、そうそうないからなあ。




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六本木ハードロックカフェ


帰りにしばらくぶりに六本木のハードロックカフェで、ワイワイと飲んで食べて帰宅。

魂の洗濯デイ。

 

 

 

 

0807 Sat.

練習のコツ

昨夜の米国マーケットは、いきなりショートサイド銘柄が10銘柄が以上登場。

昨夜のようなマーケットでは、事前に銘柄をチェックしておいて狙い撃ちをする。

前日の終わった状態のブレイクスキャンを見れば予想がつくだろう。

マーケット開始前3分ほどでレベル2におおよその現在の値段が表示されるので、前日のチャートと見比べると、どの程度のギャップダウンかがわかる。

そしてマーケットが始まったら、ブレイクスキャンでテスト表示されている銘柄を1分チャートへタイプして表示させる。

事前に目をつけておいた銘柄は重点的にチェックをしながらだ。

詳細はここにあるが、マーケット開始直後に、事前チェックの7銘柄はすべてブレイクスキャンに表示された。

この7銘柄はすでにチャートに表示しているから、NVEC KMRT などのunshotable を除き、DELL やスプレッドの大きい銘柄を省くと、追加する銘柄はわずかで済むというわけだ。

 

最初のトレードで勝つためには、見ている銘柄の中で30分チャートが最もいい形のもので、早く動いたものを見つけることができるかどうかだ。

30分チャートでよい形の銘柄を見つけることができれば、よりゲインが高く有利な位置で脱出できる可能性が高くなる。

そうなればゲインが大きい位置で余裕を持って、執行ソフトの操作をすることにつながるというわけだ。

30分チャートの形が悪いものに入ると、ブレるわ思うように下がらないわで、すぐにカットロスをしなくてはならなくなってしまう。

そうなると執行ソフトも、大慌て状態で操作をしなければならなくなるのだ。

執行ソフトの操作の練習や脱出の練習は、銘柄を確実に見つけることができてからだ。

順序を間違えると、悪い癖をつける練習をすることになる。

 

まず今何ができるのか?何ができないのか?を自分で切り分け、できない要素を冷静に特定することだ。

そのためにはチャート上にエントリーと脱出が明確にわかるように記録をして、第三者の目で見ることだ。

そして訓練は一つのアクションまたは目的に絞り、確実にできるまで繰り返すこと。

練習の目標は一つだけに絞って練習をすることだ。

できない要素を複数まとめて練習すると、結果が良くなかった場合も良かった場合も、その原因を特定することができなくなってしまうからだ。

曖昧な判定になれば、その対処も曖昧なものにならざるを得ない。

これは楽器の練習と共通している。

 

 

 

0806 Fri.

猛暑が続くときほど体調の維持が大事になるのだが、何といっても最も大事なのは睡眠。

毎日昼寝をする、いわゆるラテン系の生活がベストだ。

そのためにはその前に運動をするなど、カラダを動かすことだが、これだけ暑くなると自転車がいい。

早く移動できるし、一応風を受けて走ることができるからね。

ただそうすると相対的に止まった後が暑いので(笑)、ホットスポットならぬクールスポットを確保しておく必要がある。

銀座は本屋、ブティック、ショールームなどが、密集しているから、すこぶる便利なのだが、ソニービルもなかなかナイス。

 


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夏休みなので子供用のガイドも設置されている。

 


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このように平日はガラガラ。

 


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店内は外人度が高いのも特徴だ。

 


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予約をしていた7月1日単体発売QUALIA(クオリア)ブランドのステレオイヤフォン「MDR-EXQ1」がひょっとして入荷しているかと4Fへ。

 


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7月3日まで予約はすでに入荷したらしいが

残念ながら私の場合はまだ。

8月末になりそうだという。

 


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空いているからゲームも好きなものができる。
 


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いつも人気があるドライビングシミュレーション。

 

喉が渇いたり、食事をしたくなったときはここがお勧め。


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Munch Crunch

見た目はフレンチなのに食べたらちょっと和風!?

 


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5階つまり  Qualia のフロアのすぐ上。  
 


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こじんまりとした店だ。
 


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1000円コース
 


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プラス100円。
 


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他の階にも色々あり。

 

0805 Thurs.

築地本願寺納涼盆踊り

昨日から築地本願寺のそばを通ると音がするので、立ち寄ってみると盆踊り。

そういえば去年も写真を撮ったが、そういえばもう一年になるのだ。

 

 

少し風があったが、湿気が多いので蒸し暑い。

 


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撮影はすべて PowerShot S1 IS だが、この明るさで手持ちでこれだけ撮れるのは手ブレ補正機能の威力だな。

 


 

 

掬っているのは金魚ではなくプラスティックの玉

流れているのはプラスティックの金魚

 

人気のあった射的

 


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記念撮影に便乗(笑)

 

LEDを使った「ヒカリ物」は人気があった。


 

MIQ 原作者のM氏から再びメールが・・


はっちさん、coolとM.I.Q.を愛読されている皆さま、おはようございます、マスヤマコムです。

coolでM.I.Q.のエンディング、アイデアを募集する件について。

まさか、ホントになるとは(笑)。

しかも1万円のDVDが商品で! 私が応募しようかな(インサイダー)。

念のためですが、原作のアイデアについて、考えてないと言いつつ、それなりに考えてはいるので、coolあてに送っていただいたモノを、完全に、そのまま採用!ということは、ありえないと思います。

でも、せっかくの機会ですので、はっちさんと私で「一番おもしろかったアイ
デア」を選ばせていただく、ということでいかがでしょう。

実際にマンガに採用されるかどうかは、まったく別ということです。

締め切りも、8月中旬どこかではっちさんの方で設定お願いします。

ということで、アイデアを考えてみようと思われた方、飲み会での会話ぐらい
のつもりで(笑)、気軽に応募してみてください。

本格的にマンガ原作を目指される方は、週マガ編集部でもどこでも、企画を持ってプレゼンされるといいと思いますよ、私もそうでした(笑


 


ということですので、面白いストーリー展開を考え付いた方は、送ってください。

締め切りは8月15日です。

どうぞ、お気軽にご応募ください。  応募先: hatch@daytradenet.com
 

早速2点応募がありましたので、ご参考までに転載しておきます。


 

2年ほど前にセミナーを受けた**です。

酔い気分で書いてみました。

父親の親父、つまり祖父が職人でコツコツと積み上げる性格だった。

そんな、祖父のやり方が嫌でいろいろ考えたあげく、株で一攫千金を狙う。

最初は順調だが、大きく出たところで失敗し、そこで負けを取り戻そうとしなければ良かったが、悪循環にはまり、一文無しまでいってしまう。という過去が父親にはある。

しかし、父親は挑戦したことで何かを学んでおり、感動したことがある。

父親は孤独の挑戦で、修正がきかなかった。

アキラの情熱に昔の自分を思い出し、過去に学んだ何かをスランプで逃げ出しそうになっているアキラに教える。

2人の良いところが相乗効果を生み、ハッピーエンド。

学んだ何かとは、想像力の大事さかな。

ちょっと漠然として自分でもなんだかなあと思うが、ヒントになってくれるとう
れしい。
 


こんにちは**です。

毎日暑いですね。

このところトレードの成績もイマイチでストレス溜まりまくりです(笑)ロスは少なめで済んでいるのが唯一の救いでしょうか。

実は私「ダメダメ倉庫」というホルダーをつくってロスの大きかったチャートを
とっておいてます。近頃そこに行くのがぐっと減っているので多少進歩があったのかなぁ?と思っています。

さてさて、MIQのオチの件で多少実話も混ぜつつ考えてみました。


アキラの父の実家は何代にもわたる大地主だった



アキラの祖父にあたる人物はお坊ちゃまとして育てられ



結婚し家督を継いだが、放蕩の末についに株に手を出し



大損を出して破産。祖父は蒸発



アキラの父は母親ひとりで苦労に苦労を重ねて育てられた



よってアキラの父は株と祖父を憎んでいる

 

 

このへんまではまぁありがちな(?)話。つづき

 



実は蒸発した祖父は生きていた



家族を捨てて株に人生を賭けた



ホームレスとして暮らしているが実は影の相場士。今もビックマネーを動かしている



これからトレーダーとして成長していくアキラと対立?

 

こんなのどうですかね?

数年前に大金を持ったホームレスが警察に怪しまれてしょっぴかれた事があったでしょ?

確か数千万の現金と株券を所持していたとか。株の世界じゃ有名な人だ
ったらしいですね。

ただホームレスというのがすごい(笑)

家族も家も要らないと捨ててきたらしいですが、今どうしてますかねぇ・・・何故かとても興味があって、その記事を切り抜いて持っていたような気がします。

ではでは、乱筆乱文失礼致しました
 

 

0804 Wed.

少年マガジン第35号掲載の MIQ 原作者のM氏からメールが・・


はっちさん

M.I.Q.のご愛読、ありがとうございます。

原作担当のマスヤマコムです。

8月2日のクールで、アキラの父親がかつて株に失敗したのかどうか、ということが書かれていましたが、今、考え中です、どうすればいいですかねぇ(笑

マンガは、媒体や作家さんによると思いますが、意外と先まで考えていないものです。

というのは、やはりハガキやケイタイからのアンケートの順位が重視されるので、あまりカチっと先まで決めこんでも、方針を変更する必要が出てくる可能性があるからです。

セットアップにハマっていても、市場の動きが変わればエントリーポイントを変える、みたいな。

M.I.Q.の場合は、発売されている号の、だいたい2ヶ月後くらいまで考えてる
というところでしょうか。

今は、一応ワンクールめ(7月〜10月くらい)のエンディングを、どうしようかと考えつつ、その前の部分を考えている最中です。

coolでエンディングのアイデア募集してください(笑

では、また、近いうちにお目にかかります。
 



本日発売の少年マガジン 第36/37号



COOLをご愛読いただいているようで、こちらこそありがとうございます。

しかし「アキラの父親がかつて株に失敗したのかどうかは、考えていなかった」というオチが来るとは思いませんでした。

マーケットより予想が難しいですね。(笑)

セットアップにハマっていても、市場の動きが変わればエントリーポイントを変える、みたいな。

なるほど、さすがトレーダーは書くことが違う。

アキラの父が株の知識を持とうとするアキラを叱る理由についての展開だが、誰でも考えるのはたぶん次のような、ストーリーだろう。

 

父親はもともと商売をやっていた。

あるとき株に手を出して破産。

父親は家族にすまないと思っているため、アキラには株だけにはかかわらせたくないと思っている。

 

ただ、これではあまり面白くないので・・

 

父親は実は証券会社の営業マンだった。

そこで色々な客の悲劇をイヤというほど見てきた。

退職してトレーダーとして仕手を戦い惨敗して職業を変えることになった。

だが、一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いの伝説のトレーダーとして有名だった。

 

これなら色々な展開が可能になるのだが、この程度ではボツかな?(笑)

 

エンディングも、何パターンか考え付きましたが、ここで書くとネタバレになるのでメールで送ります。<オイオイ

というわけでエンディングの面白いアイデアをお持ちの方は、メールでどしどしご連絡ください。

採用された際は、DTN発売予定のDVDをプレゼントします。

奮ってご応募ください。 応募先: hatch@daytradenet.com

 

 

昨夜の米国マーケット、オープニング直後は30分チャートのいいパターンが皆無というパターン。

途中から30分足での呑み込みパターンでエントリーできるものばかり。

こういうのはブレが出るうえ、総じてゲインは少ないからなあ。

だけどこういうときは、ブレイクスキャンがとても便利。

何もブレイクしていないという空白の時間帯があったが、こういうパターンではブレイクスキャンが威力を発揮する。

唯一良かった NTES はショートサイドで、Unshortable 。

こういう日は休んでDVDでも見ていた方がいい。

遅い時間は下げたようだけど・・

 

オフィスのロビーに水槽が登場。

 


Zoom > 800 × 600

 


Zoom > 800 × 600

 

受付嬢の話だと夏季限定らしい。


 


Zoom

 

主役は映画「ファインディング・ニモ」のモデルとなった、「カクレクマノミ」。

オレンジ色の体に白い3本のラインが入っている。

 


Zoom

水槽の中は涼しそう・・

 

 

0803 Tues.

トレードと想像力
 

どの分野でも共通して必要とされる重要な能力を一つ挙げなさい。

と聞かれて「想像力だ」と即座に答えられる人はどれほどいるだろうか?

だから「トレードと想像力」と書いても、その相関関係がピンと来ない方が多いかもしれない。

 

うまいと予想しても、まずかったり、変な味だったりすることが日常茶飯事で起こるのがトレードの世界だ。

だが時々、とんでもなくおいしいものを食べるチャンスにも遭遇する。

だからこそ、こうした過程を繰り返しながらも、いつかはうまいものばかりを食べることができるようになると信じて頑張るわけだ。

だが、カイシャという組織に属していれば、最低限の味は保証されている。

それはひどい味かもしれないけどね。

しかも自分が好きなうまいものばかりを、食べることができるようになることはない。

最後はボスが、最もうまいところを食べるからね。

だから、いわゆるカイシャという組織に属している限り、経営者サイドにもぐりこむ事ができなければ、過去の成果を味がなくなるまでしゃぶりながら 、ときどきうまいものを食べさせてもらう、という毎日を過ごすことになる。

味なんて、ほとんどしなくなったガムでも、そのガムを噛み続けなければならないのだ。

うまいものを好きな時に、好きなだけ食べることって、そんなに難しいことなのだろうか?

組織に属さないと、食べることはできないのだろうか?

 

毎日の生活を進歩させるためには、想像力が不可欠だ。

そして、想像力は時として想像ができないような、素晴らしい結果をもたらすことがある。

どうなるかわからない未来を予測する、トレードという作業にも、この想像力は欠かせない。

組織で動くビジネスは、基本的にはいわゆるゼロサムゲームだ。

たくさんの兵隊を食わせるためには、ある程度の大きさのパイが必要になる。

だから、まだ誰もが参入していない、自分の組織に見合った大きさのあるマーケットを、どうやって見つけるかが勝負になる。

そうしたときに、日本人が好む方法として、ニーズを汲み上げるとか、相手側の ニーズに応じてなどという言い方をする考え方がある。

ではどうやって、汲みあげたり、応じればいいのだろうか?

よく考えてみればわかるが、ニーズを汲み上げる相手は、いつも一人というわけではない。

また、たとえ一人であったとしても、相手のニーズが一つとは限らない。

大勢で知恵を出し合ってニーズを探してみても、探せば探すほど、ニーズだらけになるため、どれを優先していいのかもわからなくなってしまう。

だからといって、こちらだけの考えで優先順位を決めるわけにはゆかない。

そうすると、相手側のニーズを尊重していないということになってしまうからだ。

だが本当に相手の立場に立つとなると、自分側のメリットを完全に捨てるハメになってしまう。

 


もともと人間は、自分を中立の立場や、白紙へ戻した状態で考えるということは得意ではない動物なのだ。

これは戦争の歴史を見ればいちもく明らかだ。

だからボランティアのような慈善の意思がなければ、こうした中立の立場を持ち続けることはできない。

つまり、利益を追う限り、自分だったら何をしてもらいたいかを考え、そうした純粋な欲望に忠実に行動する 方が、相手のニーズを探すより容易でしかも確実なのだ。

これなら、自分の想像力の有無だけで解決することができるからだ。

 

こうした想像力というのは、組織を牛耳っている有名大学出身の秀才たちにとっては、最も不得意とする分野 になる。

というのは想像力が働き出すのは、疑問を抱き始めたときに始まるからだ。

疑問をいだくと、壁に突き当たり、壁にぶつかると、疑問が生まれる。

秀才ゆえに、これまでに壁に突き当たらない道を選んで歩いてきた人たちは、疑間を持つ状況に直面する経験がないわけだ。

あったとしてもその回数はごくわずか。

それも大した壁ではないことが多い。

だから、その疑問を解決するためには、想像力を使って自分の頭で考えて解決しなければならないことがわかるまでの苦痛 を、味わったことがない。

想像力も筋肉と同じで、訓練をしていないと弱くなってしまう。
 


学校でいわゆる「秀才」に属する人たちに想像力が欠けていることが多いのは、こうした理由があるからだ。

だから何かにぶつかったとき、相手はどうなのかとか、隣はどう思うのか?という思考パターンで、人と同じ事をする選択をしてしまう。

これが日本人に最もよく見られる典型的なタイプだ。

このように壁にぶつかりにくい道ばかりを選んで歩いてきた人は、問題が起こった場合に素早く解決することができない。

「自分ならどう考えるだろうか」を常に考え、そして繰り返してきた人は、あらゆること を自分のスタイルで、素早く解決することができるようになる。

具体的な解決策がなければ、アクションに移すことはできないのだ。

トレードで壁にぶつかったとき、「自分ならどう乗り越えるか?」という壁へぶつかることを躊躇なく選べる人は、その壁を突き破る道も素早く見つけることができるだろう。

トレードは「想像力を鍛える」ための絶好の場だと言ってもいいと思う。

 

外はあいかわらず暑いが、トレーダーの皆さんも熱い!

その奮戦振りをご紹介!

Go For It !


 

ブレイクスキャンなしで   aa@kana


ブレークスキャンなしで、きれいなチャートを探していたらやはり時間がかかりますね。大和証券、みずほ(ロング)やCSK(ショート)を探しだしたときは、すでに遅いころでした。

午後は日産7201がきれいにさがりました。

7合目まで運んでくれるというのは、やっぱりいいものですね。

ということで、本日ブレイクスキャンを申し込みました。

今は、チャートを見つける練習、躊躇せずエントリする練習に徹しています。

また指数と反対側にブレイクしている銘柄には、どうしても心理的に入りにくい面(どこかで急激に戻されるのでは????という不安)がありますが、うまく克服する方法はありますか?



Re:ブレイクスキャンなしで  TAMURA 

ペーパートレードの千本ノックで、絶対エントリー方向へ動くと体に思い込ませる(笑。ということはさておき、

30分チャートの形のいい銘柄を選べば、すぐにギャップを埋めることは少ないので、それをチャートで検証し、ペーパートレードも行い、チャートの読みに自信をつけることだと思います。

それでも逆へ行くことがありますので、そのときはすかさず..
 


今日は終わり  pageofcat - 04/7/20(火)

Eトレのレスポンスの悪さ(特に9:00〜9:30)と、楽天でもうすぐ口座が開けそうな事もあって「実トレード、嫌だな」と感じていたところに、昨夜のハッチさんのコラムもあって、初めて掲示板でシミュレーションしてみた。

ハッチさんのコラムの「実トレードより、大きな負荷を掛けたシミュレーション」の意味が、読んだ時はわからなかったが、やってみると意外や、その通りであった。

初めてということもあるが、思っていたよりずっと大変。

すごい負荷である。

いつも通り、場が開く前に選んでおいたロング候補、ショート候補で、ブレイクスキャンに現れたものを、CQGでチェックしてエントリーしていった。

普通だとセクターの強弱も確認してから入るのだが、それを忘れてしまうほどバタバタしてしまった。

結果は、

富士通    ショート +3
損保ジャパン ロング  −3
日立     ショート −1
松下1    ショート +7
松下2    ショート +6

       通算   +12ティック

となった。プラスでなによりだったが、松下ひとつに助けられた感じもする。

40点というところ。

さて、明日はどうすっか?

 


大和證券  pageofcat


大和證券は、「女房を質に入れても」銘柄だと思ったのだけれど、ぜんぜん勢いが無かった。

良く見たら長期移動平均が下向きで、この辺に理由があるのかな?

正直、分からない。チャートを見る訓練が足りない。

ノノジョイフルさんは、同じ銘柄で早々と利益確定されている。

788円での購入も、792円での仕切りも見事すぎる。このセンスは今の私には全く無い。

大変参考になりますので、掲示板の投稿、ぜひ続けて下さい。

お願いします。

商船三井は、過去6日間の指示線を割り込んだ事を理由にショートしたが、指数が上げトレンドに見えたので早々と撤退。

しかしその後も下げた。

で、チャートを見直すと、中・長期移動平均はそろって上向き。

2つの取引とも、中・長期移動平均と反対方向の売買。

必ずしもそれが理由でぱっとしなかったのかどうか分からないけれども、どうせなら長期トレンドに沿った銘柄を選んだ方が無難。

(少なくとも、こうした反省をする必要が無い。)

今日は、ここまで。
 


ご無沙汰しております。  200402NAN - 04/7/29(木) 4:02 -

もう数ヶ月忙しい日々が続いております。

2月のみなさんはいかがお過ごしでしょうか?

あぁ、オンラインでチャートを好きな時間に、好きなだけ見れる日々に早く戻りたい(泣)

以上仕事から戻ったこんな時間に泣き言でした。
 


Re:ご無沙汰しております。 200402Kei

kei は元気で専業やってます。

nan さんも「チャートを好きな時間に好きなだけ見る」為には専業になりましょう。

専業生活の美味しさを味わうと、2度とリーマンには戻る気にならなくなります。

kei も4月から専業を始めて、

4月、5月の稼ぎは生活費に届かずリーマン復帰も考えましたが、

6月、7月でリーマン時代の年収を稼ぎ、その迷いが吹っ飛びました。




7月は・・・  nyanta

7月はトレードルールを再チェック

ある本によるとトレードシステムの中で最も脆弱な部分は人間であるとのことなのでマーケット開始前に人間(自分)の介入を済ませてしまい、マーケットがスタートしたら極力人間が介入できないようルールに手を加えた。

田村さんが馬渕さんのことを”トレード中は考えていない様に見える”とセミナー期間中に発言していたような、間違っていたら ゴメンナサイ・・・

いまのところは・・・

1.マーケット開始前

30位の銘柄を事前にチェックして

30分足でAMGNロングはありえないとか、KLACショートはOKと○×で消していくと、うまい具合にいつも10銘柄ほど残ります。

あとハデな動きをするのもとりあえず避けています。

次に残った10銘柄ほどの日足をチェックして良いものは◎を付けます。

そして優先順位を決めてQチャート上に5分チャートを順番に並べます

最後に30分足の抵抗線を5分チャート上に引いて準備は終わり

時間にして30分〜60分位

5分チャート上のMAは5、10、20、30、100

ボリンジャーとかエンベローブはいまのところなし(画面が汚くなるので)


2.マーケット開始

30分足の抵抗線を超えたものをチェックしてチャートを並べ替えます

あとは5分足で入れそうなパターンで500株TSエントリー

(好みは10MAにての反転)

そしてTS0.2を実施、ロスカットはTSまかせ

うまく0.2の利がのったところで、TSを0.2→0.1位へ変更

あとはこれを繰り返すだけ

将来的には2%ルールが許す限り、複数ホールドTSホーチプレイをやってみたい

これでマーケットが開始してからはあまり考える必要が無くなった。

(感情の起伏が少なくなった)

感覚的にはマーケット開始前自分は軍師で、マーケット開始後は作戦を遂行する

兵隊に変身という様な感じだろうか?

マーケット開始前にもう勝負は見えているというような?

これからは・・・

・動きが派手な銘柄のルールを作成

・”負荷をかけろ”とのことで実践モードにトレードストリームを変更

 ロングバケーションへ突入モードでナローレンジが増えたらどうしよう

これで7月も1cm前進
 

 

7月の反省  200401 harunatsu

取引一回あたりの、手数料を差し引いた純益の割合が以下の推移でした…

この数字だけでは、セミナー前の1月と後の2月のパフォーマンスは大差ないような印象だけど、取引回数が増大しているから、純益の総額は倍以上増加した。

しかし、安心したせいか、3月に入ってパフォーマンスが落ちて4月も変わらず、5月は機械的にロスカットを設定したら大負け…

気を取り直して6月はスイング気味にトレードしたら、取引回数が少なくて、利益率が飛躍的に増大した、しかし、特定の銘柄がヒットしただけなので、継続したゲインは見込めない、

そして、今月7月は、まぁ、こんなものか…取引回数も少ないから、利益の総額はお小遣い程度にしかならなかった。

当面の目標は、取引一回あたりの純益を0.75%から1.00%でセコセコ稼ぎたいです。

1月    0.70%
2月    0.78%
3月    0.42%
4月    0.44%
5月    0.06%
6月    2.07%
7月    0.64%




8月5日より家族旅行  200401弁財天

海に行ってきます。

子供の自由研究のテーマがあってHPで調べたり本を借りてきたりで、つい、また「デイトレーダー」(馬淵一 著)も借りてきてしまった。 

去年も、そうだったよな〜。

子供のテーマというのが「ウミホタル」の採取と発光現象、それと乾燥ウミホタルの作成。

うまくできるとよいが。

道具はすべて作成したし準備OK。

家の水槽でも飼いたいと思い、海水作成用の塩と比重計をゲット。

夜、家の水槽で発光したらけっこう癒し系になるかな?

ブルーの光だそうです、天然イルミネーション。

写真もアップしてみたいと思います。

さて30分足の動きを読む練習を兼ねて前日オーバーナイトした銘柄。

8830三井不動産

8/02  Short 1232円

10:22 Cover 1223円 +9tick

良いカバーのポイントではないな〜。

30分足は、まだ下げるぞーと言っていますよね〜。

じり下げで、もう待てない我慢の限界で出た。

でも、だんだん読めるようになってきているみたい。

三井不動産もギャプアップでよりついていたけど、グーンと上げていたのでGapWeek1238円辺りでどうなるかなとみていた。

8058は、いいな、けど指数がやな感じのところで始まっているしなと感じてエントリーなし。

いいのかこんなんで。

てな、今日一日でした。


 

0802 Mon.

知識は恐怖の解毒剤

少年マガジン第35号掲載の MIQ 第4話では、アキラの父が株の知識を持とうとする アキラを叱るシーンが登場する。

アキラの父は、多分株で大損をした経験があるのだろう。

そのあたりの事情は、話が進むと明らかにされるのだろうか?

楽しみだ。(笑)

ただ、アキラの父が怒ったその理由は、彼自身の言葉にあるように、株をギャンブルとして考えていたからだということがよくわかる。
 


トレードというのはある種の心理戦だ。

だからこそ、欲と恐怖がマーケットでどのように交錯しているのかを知ることによって、自らの欲と恐怖をコントロールすることができるようになる。

「チャート」には心理の軌跡が鮮明に残されている。

こうしたことを理解し、対処方法を訓練することによってのみ、勝者となることができる特殊な世界だといってもいいだろう。

だからこそ、基本を学ぶ必要があるのだ。
 




 

恐怖は常に無知から発生する - エマーソン

 

ストックオプションが終わる日

という少し前のこの記事をご存知だろうか?

内容を要約すると、ストップオプションで行使したのだが、売り時を知らなかったばかりに、自殺してしまったというものだ。

ストックオプションというのは、市場価格より若干安い優待価格で自社株を購入できる権利。

もらった後で値段が上がれば、購入価格との差で儲かるという仕組みだ。

「欲」に駆られた社員たちが一生懸命に働き、その企業に貢献することでその企業の株価が上がることになるため、マイクロソフトに代表されるハイテク企業が一時、こぞって採用したことで一気に有名になった方式だ。

この方式で米国のハイテク産業へは優秀な人材が集まり、彼らの「欲」が彼ら自信をしゃにむに働かせることになり、驚異的な成長を支える原動力となったのだ。

だがこの「欲」が、売るときの判断を狂わせることになろうとは、夢にも思わなかっただろう。
 


自殺をしたのはマサチューセッツ工科大学卒業の優秀な数学者で、元Rambus社員。

Rambus株は2000年初めにIntelがRDRAM導入を発表すると急上昇したため彼のオプションは2000年6月には時価換算500万ドルに達したという。

一生遊んで暮らせると皮算用してオプションを行使して自社株を購入、Rambusを退社したのだが、「欲」を出したために、株をすぐ売らなかったことが運命の分かれ道となってしまった。


退社した6月に1株103ドルだった株価は急落し、退社時には500万ドル(約5億5千万円)だった彼の株は、1年で35万ドル(約3,900万円)程度に下がってしまったのだ。

このように予想を上回る儲けを目の前に見るとさらに「欲」が出てくるため、もっと上がることを期待してしまい、最適な売り時を逃してしまったという、典型的な例だといえるだろう。

弱り目に祟り目とはこのことで、さらにこの「インセンティブ・ストックオプション」と呼ばれるオプションを行使すると、その儲けに対して税特殊な税を支払う義務が生じてしまった。

そのため株価が下がってしまい、持ち株を全部売っても足りないほどの、莫大な税金の支払い義務を背負ってしまい、自殺したというわけだ。

これは何も彼一人だけの特殊な例ではない。

 

マイクロソフトの約9割のストックオプションが、儲けが全くない「アンダーウォーター」と呼ばれる状態に陥っているという。

そのため、マイクロソフトは7月初旬にストックオプションをやめ、ストックアウォード(株式報賞:stock award)に切り替えると発表。

ストックオプションとの訣別はハイテク産業の再生につながるか

これは一定期間(マイクロソフトの場合は5年)後に現物の株がもらえるというもので、5年の間に会社を辞めると権利が消えてしまうというもの。

大きな違いは、ストックオプションは自社の株を「安く買える権利」なのに対し、ストックアウォードは「タダでもらえる」という点だ。

ストックオプションから現物株支給に代わるのと同じことだ。

さらに価値がゼロになっているストックオプションの救済措置として「アンダーウォーター」状態のオプションを第三者の金融機関に有料で引き取ってもらうという移行期の特別措置も発表。

今回の報酬制度改革で、マイクロソフトはストックオプションのシステムから、株という別な手段に全面的に切り替えることになったというわけだ。


 

どちらの例でも、売り時が意外と難しいということに変わりはない。

というのは値段が上がって儲けが出始めると「欲」が出てくるため、もっと上がることを期待してしまうことで、最適な売り時を逃してしまうからだ。

適切な売り時を知るためには、正しいトレードの基本を知る必要がある。

では、Rambus の例を見てみよう。

まず週足を見てみると、この位置が売りのポイントになる。

記事にあった103ドルからほんの少し下がった位置だ。

下の日足チャートだと、さらに正確に最適の位置で売ることができる。

これは日足ギャッププレイによる脱出ポイントだ。

正しいトレード方法を知っていれば、脱出ポイントを確実に特定することができるから、自殺するような事態にはならずに済んだはずだ。

 

 

先日の三菱東京FG(8306)とUFJ(8307)の合併のニュースで、波乱のあった2銘柄を、ニュースによって手がけたトレーダーは多いはずだ。

三菱東京FG(8306)            UFJ(8307)

どちらもニュースが発表された後、大きくギャップアップしている。

 

30分チャートで自動的に売買ポイントを表示するシステムを使えばこのように最適の売買ポイントを掴むことができる。
 



三菱東京FG(8306)

 



UFJ(8307)

では売買のチャンスがないことがよくわかる。

 

 

それまでのUFJ(8307)の合併相手だった住友信託銀行(8403)を見ると・・
 

住友信託銀行(8403)

こちらは赤い表示のゾーンをブレイクダウンした位置が

ショート(空売り)の位置だ。

 

このように、ストックオプションにしろ、ストックアウォードにしろ、株に対する正しい知識があるかないかで、その結果は天と地ほどの差が出てくるのだ。

学生時代からお金や株に対するIQを高くしておく重要性は、このような実社会での例を見ると、よく理解することができるはずだ。


 

DELL について  

こんにちは。

質問があります。

BS にいつも DELL が入っておりますが、Tick 数は非常に大きいと思いますが一日の値幅が 0.5 Point 程度しかありません。

その他の銘柄は、いつも 1 Point 以上ある銘柄が多いと感じております。

このあたりの選択の基準をお伺いしたくお願い致します。

また、選択の基準にチャートの形は考慮されているのでしょうか。

例えばノイズの多い銘柄やチャートの形が明らかに悪い銘柄は除外している等。

以上、よろしくお願い致します。

 

米国株ではティックの多いものから、30銘柄前後を選択しています。

DELL はティックが 5,000 以上あり、銘柄リストに入れる基準を満たしているため、BS銘柄に入っています。

30ドルを切るとリストから外しています。

以上が基準ですが、新しく基準を満たした新規の銘柄は、一応チャートでチェックしています。

ティックと株価の基準を満たせば、チャートで見てカタチが悪いから外す、ということは実際にはありません。

オープニングから1時間程度の時間帯で、チャートのカタチがどうしようもなく悪いというものはないからですが。

ただ、3,000ティック前後のもので、30ドル前後のものという、基準のボーダーラインにある銘柄が複数あって、どちらかに決めかねるというケースでは、チャートのカタチで選択することがあります。

また DELL は、Ask Bid が詰まっていて、値段帯が厚いため、マニュアルでのトレーリングストップの練習には最適な銘柄だと思います。

トレードをするには、値幅が少なすぎますけどね。

 

 

0801 Sun.

F1ドライバーには何が必要か?

フェラーリのミハエル・シューマッカがあまりにも強いため、レースが本来持っている「誰が勝つかわからない」という面白さがなくなってきている。

今のF1は車が速すぎて、抜きにくくなってしまっている。

そのため、ピットストップの回数とタイミングなどの戦略の重要性が高くなっている。

だからといってドライバーの技量の差が、以前ほどレースの結果に影響しなくなっているとは言い切れない。

 

何故シューがこんなにも速いのか?

他のドライバーとの違いは何だろう。

それはまず、チームスタッフが要求するように走れるという点だと思う。

「プッシュしろ」というと、普段手を抜いて走っているわけではないのに、ちゃんとペースを上げることができる。

タイアが後どれくらい持つかというレベルまで、把握できるドラーバーというのは、そうそういるものではない。

彼はレース中にミスをしない。

本番のレースでスピンをする琢磨を見ることはあっても、シューがスピンをする場面は、ほとんど見ることができない。

あれほどのペースで、ファステストラップを叩き出しながら走っていることを考えると、これは凄いことだ。

さらに、ここぞというときの集中力と早さを持っている。

だからこそタイアがあと何周大丈夫ということになると、ピットストップで燃料を増やすなどといった作戦の変更が可能になるわけだ。

こうしたことが可能になる背景として、彼がフェラーリに優秀なスタッフを連れて参加し、ゼロの状態からチームを作り上げたことも影響しているのだろう。

フランスGPの4ストップ作戦も、チームが計算できる精度の走りをシューができるからこそ可能になったのだ。

チームのアイデアをきちんと走りに反映させることができるかどうかが、こうした作戦の成否の鍵を握っているのだから。

 

そういう意味では琢磨はまだアマチュアだ。

彼が表彰台に上がれたのは、車のポテンシャルがあるからだ。

このことは、バトンが表彰台に上がった回数を比べればよくわかる。

11戦の時点で、バトンはチャンピオンシップポイントは53ポイントで3位。

琢磨は14ポイントで8位。

ちなみにトップのシューは100ポイント。

2位のバリケロは74ポイント。

バトンはアメリカGPでのマシントラブルによるリタイアを除けば、すべてのレースでポイントを獲得し、表彰台の常連となっている。

琢磨はヨーロッパGPでバリケロのインを差して接触したことは記憶に新しい。

空いているからといって突っ込み、相手が気付かなければ接触することになる。

ドライバーの気分としては突っ込んで行きたくなるケースだが、そういうときにこそ、プロとして冷静でスマートな判断ができるかどうかが問われる。

コンストラクターズランキングでも、現在BARホンダはルノーまであと9ポイントというところまで来ている。

これはバトンの功績が大きいのだが、琢磨が確実にポイントを獲っていれば、とうに追いついているポイント差だといえるだろう。

バリケロのインを差して接触したレースで、琢磨は高いコンストラクターズポイントを確実に稼ぐことができる位置を走っていたのだ。

琢磨はバトンと比べると、フェラーリのバリケロと同じようなポジションだといっていいだろう。

バトンに近い位置でゴールすることを考え、速い車に仕上げてくれたチームに対してコンストラクターズポイントの面から貢献することを、優先すべきだろう。

琢磨を評価するときは、「贔屓」としての視点ではなく、琢磨が日本人ではない、単なる一人のドライバーだと考えてみることだ。

BARホンダのチーム監督の立場なら、1ポイントでもいいからより確実にコンストラクターズポイントを稼いでくれるドライバーが欲し いはずだ。

琢磨は経験が浅く、まだウデだけで戦えるドライバーとは言えない。

言い換えれば他のチームから、オファーがかかるクラスのドライバーにはなっていないのが現実だ。

だから現在のチームに必要とされる、言いかえればこれから先に「残る」ために、何が欠けているかを考えるべきだろう。

琢磨は、条件さえ揃えば、F1で十分に戦える速さは持っている。

だからこそ、彼に今必要なのは、現状を冷静に分析し、プロドライバーとしての価値を高めることなのだと思う。

「たられば」で物をいっても始まらないのは承知で書けば、こうしたことをきちんとアドバイスできるマネージャーがいれば、結果はまた違っていたのかもしれない。

 

琢磨にマシントラブルが多いのは、走り方が違うため、というのがチーム内での評価だ。

ホンダのF1プロジェクトリーダーによると、バトンと琢磨は乗り方がかなり違うという。

バトンはマシンにやさしい走り、言い換えるとスムースな走りができるため、マシンに負担をかけないでレースができるのだ。

琢磨は素人目には速そうに見えるかもしれないが、無駄な動きが多いため、どうしてもマシンに負担がかかる。

日本のTV局はこうした点を勘違いし、やれ次は優勝だとか騒いでいたが、以前、笑止千万だと書いたのは、このような理由があるからだ。

さて、来週のレースで琢磨はどういった走りを見せてくれるのだろうか?



 

お勧めのトレード用パソコン

CQGを使った、マクロで動作する自動チャート描画システムは、意外とCPUのパワーを使うため、セミナーを受講されると、次のようなPCの買い替えについての相談を受けることが多い。

先日のセミナーに参加しました**です。

お世話になりありがとうございました。

下記についてアドバイスをお願いいたします。

1.パソコン購入の機種について

(1台のPCで2台のDISPLAYが使用できる機種。)
SHOPにいきましたが店員さんも知識が曖昧でした。

通常PC(18万円程度)にDISPLAY1台でもいいのでしょうか。
 

PCのスペックについての最新情報は次々と変わるのだが、トレード用PCではデュアルモニターといって2ディスプレイを使うのだが、そのためにはビデオカードが必要になる。

トレードでは長時間にわたってチャートを見るため、できれば2台ともデジタル接続のできるビデオカードが望ましいといえるだろう。

つまり最初からメーカーでチョイスできるビデオカードが選択できる、価格の比較的安いものというと、どうしてもDELLのPCとなってしまうようだ。

そこでTAMURA氏から現時点でのトレード用PCの選択の注意点について解説していただいた。(緑色の文字)



PCについてです。

ショップ製のPCでデュアルディスプレイをサポートしている機種は、ゲーム向けの上位モデルに限られています。

そうするとファンつきのものが多く、音がうるさいものが多いのです。

トレードの場合は音が静かな方がいいため、注意が必要です。

また、モニターは長時間見ますから、調整の必要なアナログ(VGA)接続よりもデジタル(DVI)接続のほうが眼の疲れは軽減されるでしょう。

現状、デジタル接続のデュアルディスプレイをサポートするメーカー製PCは、Dellぐらいしかないのが現状です。

もし、他のPCを選択される場合には、書店に自作PCに関するムック本などが売られていますので、それを参考にされるとよいと思います。

例えば、ELSA Japanはプロフェッショナル向けのビデオカードを販売しているメーカーで、ビデオカードを追加/交換するときの選択肢のひとつです。

http://www.elsa-jp.co.jp/product/multi.html

 


Dellの場合ですが、OptiPlexシリーズの場合、最初の選択で個人事業主、SOHOのお客様を選んでください。

なお、ワークステーションである、Dell Precision 360 はデュアルディスプレイ対応が基本ですが、OptiPlexシリーズよりもファンの音がやや大きいようです。

ちなみに、Precision 360は個人のお客様のメニューからでも選択することができます。


OptiPlexの場合

現在、GX280 と GX270 の二つのラインアップがあります。

GX280は、最近発売されたシリーズですが、どちらを選んでも、CPUのクロックが同じであれば大きな差はないようです。

GX280で採用されたメモリは市場価格がまだ高いため、GX270に比べて高めになります。

Dellの場合、キャンペーンの選び方や、最初のメニュー選択で合計価格が大きく変化しますので色々選択して検討されたほうがよいでしょう。

*いずれの場合も、ハイパースレッディングは、工場出荷時ONを推奨します。

*ビデオカードは、トレードを主眼に置いているので、ゲーム向きのものではありません。

 


GX270を選択した場合

OSは、構成によりWindowsXP Home を選択できず、Professionalだけの場合があります。

というのはOptiPlexの導入用途が主に企業向けだからです。

CPUは、3GHzあるいは3.20GHzがよいとおもいます。

メモリは、シャーシによっては増設チャンスがないものもあるので、1GBメモリ 400MHz デュアルチャネル DDR-SDRAM NON-ECC (2x512MB) を選択するのが無難です。

シャーシ別には、スモールフォームファクタは、メモリスロットが2本のみで、他は4本です。

2本ずつ実装します。

ビデオコントローラは、128MB NVIDIA GeForceTM FX 5200 VGA/DVIケーブル付を選択してください。

これでデュアル対応になります。

モニタは、Dell製を選ぶ場合、型番の数字が4桁のものを選んでください。

例えば、1703FP (17インチ)です。

3桁のE173FPbはアナログのみの接続です。

CD-ROMドライブは、お好みですが、PC上で直接バックアップをとるには、R/RW機能のついているものを選択したほうがよいでしょう。

 


GX280を選択した場合

 注)現時点でデュアルモニターに構成できるのは、スモールミニタワーだけのようです。

 CPUは、GX270と同様です。

 メモリは、最低でも
   1GBメモリ デュアルチャネル DDR2 SDRAM 400MHz Non-ECC (512MBx2)
 を選択してください。

 ビデオコントローラは、
   インテル Graphics Media Accelerator 900
   DVI アダプタカード(オンボードビデオ用)※スモールミニタワー用

 モニタ、CD-ROMは、GX270と同様です。



Dell Precision 360を選択した場合

CPUは、GX270と同様です。

メモリは現在、4倍増キャンペーンをやっているので、価格を見比べてみてください。

ビデオコントローラは、NVIDIA Quadro NVS 280

モニタ、CD-ROMは、GX270と同様です。
 



ちなみに、私はDellのPCを購入したことがありませんので、実際どうなんだといわれると、わかりません。

受講者掲示板では、「でんこさん」がGX270を購入されてています。

なお、Dimensionシリーズですが、8400あるいはXPSのみデュアルに対応していますが、DVIとVGAの組み合わせのみです。

ファンの音はそれなりのようです。

ちなみに、セミナー用PCは後付けで、PCI用ビデオカードを増設です。

ただし、選択肢が多くなく、シャーシが省スペースタイプだと更に選択肢が限られるのが現状です。

 

 



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2004 0801-

 

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