2003 1115-


1130 Sun.

日本のメディア

セミナー終了後、久しぶりの休日となった週末。

TVやWEBで、いくつかのニュースを見ていたが、どうもおかしい。

こういうときは、海外のメディアをチェックすることにしている。

まず「足利銀行の破綻」についてのニュース。

 

CNBC から気になる部分を引用すると・・

Japan to Nationalize Big Regional Bank

November 29, 2003 09:04:00 AM ET

Ashikaga, believed to the only Japanese bank that has a correspondent banking relationship with North Korea, had told the Financial Services Agency that its results for the half year to September 30 showed it had negative net worth.

「日本は大きな地方銀行を国有化へ」というタイトルで報じている。

(ポイントになる部分を筆者が太字で表示)

この記事のように、足利銀行と北朝鮮との関係を書いているメディアは、日本では私は知る限り一つもない。

このCNBCの記事を読むことで、釈然としなかった部分が、氷解する方は多いはずだ。
 

 

次はスパイ衛星打ち上げ失敗のニュース


朝日新聞のWEB

H2連続失敗から4年、日本の宇宙開発また窮地

先代国産ロケット「H2」の連続失敗から4年。「どん底」からようやくはい上がったかにみえた日本の宇宙開発は、29日の「H2A」6号機による情報収集衛星の打ち上げ失敗で再び窮地に立たされた。


読売新聞

H2A打ち上げ失敗、ロケットを爆破


日経新聞

情報収集衛星H2A打ち上げ失敗、軌道外れ自爆


以上の3つのメディアを読む限り、これがスパイ衛星だということは、文章上からは全く分からない。

特に朝日は「宇宙開発」などという言葉を持ち出して、寝ぼけたことを書いているのには唖然とした。

情報収集衛星ねえ・・(笑)

では海外のメディアはどのように報じているのか?

 

USA Today

Japan destroys rocket carrying spy satellites after launch fails

TOKYO (AP) — A Japanese rocket carrying two spy satellites for monitoring North Korea failed to reach orbit Saturday and had to be destroyed, space officials said, a blow to Japan's space program.

Tokyo sent its first two spy satellites into space in March as part of a $2 billion surveillance project to keep watch on North Korea's missile and nuclear programs. The move prompted protests from Pyongyang, which warned Tokyo against triggering a regional arms race.

Japanese officials say the program was prompted by North Korea's surprise test launch of a long-range missile over Japan's main island in 1998.
 

ハッキリと、「スパイ衛星」と書かれている上に、すでに2つのスパイ衛星が稼働していることや、何故こうした衛星を打ち上げることになったのかが、簡潔に書かれている。

 

CNN

Japan spy satellite launch fails (赤い文字は筆者によるもの)
Saturday, November 29, 2003 Posted: 0641 GMT ( 2:41 PM HKT)

TOKYO, Japan -- A Japanese rocket carrying two satellites to spy on North Korea has been destroyed by mission controllers just minutes after lift-off.

The two satellites on board the rocket were designed to boost Japan's monitoring and intelligence gathering efforts regarding North Korea's nuclear weapons and missile programs.

One of the satellites carried optical sensors, the other was tobe used for radar monitoring.

CNN ではタイトルで、はっきりと「スパイ衛星」の文字が書かれている。

北朝鮮を監視するためという理由も記述されている。

 

Washington Post

Japan Spy Satellite Launch Ends in Failure

Saturday, November 29, 2003; 5:10 AM

TOKYO (Reuters) - Japan blew up a rocket carrying two spy satellites for monitoring secretive neighbor North Korea minutes after launching it on Saturday, echoing failures that dogged its space program in the late 1990s.


The blow this time will be especially severe because of the loss of the spy satellites, which Tokyo was counting on to use in surveillance of North Korea.

The satellite deployment was planned after Pyongyang's 1998 test-firing of a Taepodong ballistic missile, which passed over Japan -- showing that major population areas, including Tokyo, were within the missile's estimated 1,000 km (600 mile) range.

ワシントンポストでもタイトルに「スパイ衛星」の文字を使っている。

北朝鮮を監視する目的だ、ということも書かれている。

 

日本の新聞では、産経新聞が、一部報道しているだどうも歯切れが悪い。

産経新聞のWEB

情報収集衛星打ち上げ失敗 H2Aロケットを指令破壊

情報収集衛星 98年、北朝鮮の弾道ミサイル・テポドン発射を契機に導入が決まった日本初の偵察衛星。軍事拠点の監視と災害状況の把握とが主任務。解像度1メートルで写真撮影する光学衛星と、雲があっても撮影できる解像度1−3メートルのレーダー衛星のセットで、弾道ミサイルが発射台に乗ったかどうかが分かる。2−3年で次々に更新し、5年後には軍事車両が特定できるまでの性能アップを目標にしている。


毎日新聞のWEB

H2A失敗:対北の「監視能力」半減 衛星4基計画、見直しも

情報収集衛星2基の打ち上げが今回失敗したことで、北朝鮮の動向監視に期待された偵察能力は半減し、同衛星4基の運用を前提とする政府の情報収集体制は大きな打撃を受けることになった。今回の失態をきっかけに、米国の商業衛星と変わらない性能の国産衛星開発に多額の費用を注ぎ込むことを疑問視する声が高まり、計画自体の見直しが検討される可能性も出てきた。

 情報収集衛星は98年、北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン」の発射を受け、政府が導入を決めた事実上の偵察衛星。宇宙の平和利用を求めた69年の国会決議があるため、災害情報なども集める多目的衛星とされた経緯がある。

珍しく毎日新聞のWEBでも、このような一文が見られたが北朝鮮の動向監視に期待された偵察能力ではなく北朝鮮の動きを監視するため、と書けばいいのにね。

 

特にテレビではこうした目的が、「ひた隠し」にされている。

特にNHKから民放まで、すべてのTVニュースはロケットの切り離し部分の故障で失敗したという、判で押したような報道で終始していることはみなさんよくご存じのはず。

こうしたどうでもいいところへ目を向けさせ、肝心の「何故北朝鮮をスパイしなければならないのか、どうしてそう決めたのか」などといった、最も肝心なことについては一切報道されていない。

「北朝鮮をスパイするための衛星」を「情報収集衛星」と言い換える、その裏にある理由を知りたいものだ。

北朝鮮は、この衛星の目的は、先刻承知なのに、何に対して気を遣っているのだろう。

それとも「本人には本当のことを教えない」という「癌告知」と基本的に同じ問題に起因しているのだろうか?

どちらにしても、これは危険な兆候だ。

 

必要な事実が含まれず、報道する側が故意に一部分の情報を隠したままで報道する。

今の時代に、戦争中の大本営発表と同じように、都合の悪いことは報道しないという理念を、日本の報道機関が黙認し、それを巧妙に実行している。

これではまるで巧妙な言論統制をされている、自由共産主義国だ。

日本のメディアは、メディアが本体果たす役割を全く放棄してしまって久しい。

くだらない娯楽番組を流し続けることが、日本人の意識を本質からそらせているという自覚さえ、すでにメディアは失っているのだろう。

しかし、この三菱重工製スパイ衛星打ち上げ失敗のニュースを聞いて、北朝鮮の独裁者はさぞ喜んでいることだろう。

トヨタ製なら故障しなかったろうに・・(笑)

 


 

受講者用掲示板に書かれたSHAT さんのコラムをご紹介
 

 軍艦とモーターボート  SHAT

日本の商品相場をトレードするトレーダーの中には、テクニカル分析やファンダメンタル分析などをしてポジションを決める以外に、マーケットメーカーの動向を分析してトレードする「内部要因分析」という分析法を使うトレーダーが多くいます。
 
商社や機関店、実需筋、仕手屋などのビッグプレーヤー達がマーケットを動
かしているわけですから、そうしたマーケットメーカーの動向に注視していれば、マーケットの流れが読めるだろうという根拠で成り立つ分析法です。
 
基本的に長期トレード主体で使われる分析法だと思います。
 
ちなみに私は、この内部要因分析はうまく扱えないです。

私は短期中期トレードが主体ですし、何より利用の仕方がよく分からないからです。

この分析法を否定してるわけじゃないですけど、私にとって性に合わない感じがします。
 
でも、この「内部要因分析」の考え方は、私のような個人トレーダーにひとつの利点を教えてくれました。

それも個人トレーダーが、マーケットメーカーに対抗しうる唯一で最大だと思われる利点を。
 
それは、個人トレーダーはその身の軽さを生かして「小回りを早くできる」
という事です。
 
(; ̄◇ ̄;)у―┛なんじゃそりゃとか言わないように。

私が思うにマーケットメーカー達は「軍艦」です。軍艦のような船の運航は、その巨体ゆえに方向転換ひとつとっても時間がかかります。

進路の安全なども考えながら動かさないといけないので、モーターボートのようにハンドルひとつで瞬間に方向を変えられないハズ。
 
もちろんモーターボートは私たち一般の個人トレーダーです。

巨額な資金量があるわけではない個人トレーダーは、ポジション操作も資金投入もシンプルに行うことができますが、マーケットメーカー達はそうは簡単にいきません。

彼らはマーケットの値段を自ら動かしてしまうほどの資金パワーを持ってるわけですから、ヘタな動き方をすれば自分で自分の首を絞める事になりかねません。

つまりマーケットメーカー達は、彼らの巨額の資金量ゆえにトレードにおいては軍艦を運航するように複雑な操作が必要になるわけです。
 
日本の商品相場ではマーケットメーカー達のポジション推移は毎日公開されてますけど、実際、すっごく複雑なポジション操作をやってますよ。

反対に私たちは、マーケットメーカーが決めた値段には逆らえないです。

マーケットメーカーがチャートを作る者たちなら、私たちはチャートに従う者たちです。

でもそのマーケットメーカーたちは決して素早くマーケットを動かせるわけ
ではないですから、よ〜く注視してチャートを見ていれば、その動きの兆候は必ず現れます。

マーケットメーカー達が作り出す「波」の発生の兆候を掴むスベはあるわけです。

そしてもちろん、その「波」が崩れたり方向を変えたりする兆候やそれを掴むスベも。
 
兆候を掴んでしまえばあとは勇気を持って飛び込んで、その素早い小回りを生かしてマーケットから利益を釣り上げるだけです。
 
私たち個人トレーダーは、マーケットメーカーが作り出す「波」の発生をいかに早く察知して上手くそれに乗るか、その波が崩れてしまう前にいかに上手く脱出するか、見込み違いで波が反対方向に発生した時にはどのように処
置をするか、シンプルにほぼその3点だけわきまえていれば良いのですから、マーケットメーカー達に比べたらずいぶんラクですね。
 
軍艦の動向はパターンとしてチャートに現れてきますから、チャート分析をキチンとできていれば、私にとってとくに内部要因分析は要らないなあと思
うわけです。

すべての要素を織り込んでチャートは形作られますし、付いた値段はマーケットにおいて唯一無二の真実ですからウソも間違いも無いわけですしね。

だからって100%で分析が成功するってわけでもないですが。
 
100%でないって所がトレードを難しくしてますよね。
 
もっとも100%で方向を当てられる分析法が存在したら、市場はその機能を失うでしょうけど。

つまり100%のモノが無いというのはマーケットの本質の一つなわけです。

様々に異なった多くの人々の思惑によってマーケットは動くわけですから、決して簡単に方向が定まるものではありません。

反対に方向が決まってしまうとその力の流れは簡単に変えられないわけです。
 
なにせ大勢の人の思惑がそのベクトルに向いちゃったんですから。

それが「トレンド」という事だと思います。

これに様々なレベルの抵抗線支持線を使ったブレイクアウト手法を当てはめれば、マーケットに参加してる人々の思惑が完璧にではないにしろ、浮かび上がって読めてくるのだと思います。
 
・・・話がそれました(汗)。

言葉は悪いんですが、結局私たち個人トレーダーは、モーターボートで軍艦
について回ってオコボレに預かる「コバンザメ戦法」を使うしかないと思います。

巨額な資金があれば真っ向勝負でビッグプレーヤー達が繰り広げる熾烈なゼロサムゲームに参加してもいいですけどね。

でも無理してそんな軍艦同士の壮絶な戦いに加わらなくても、勝った側に付いておこぼれを貰うだけでも個人の生活を潤すには十分、個人レベルでひと財産築くのに十分なわけです。
 
こうして発生した方向(トレンド)は、それだけの力が加わってるわけですからそうコロコロ変わったりしないと思うので、やはり大勢の流れを見るのはデイトレと言えど大事だと思うのです。

方向を間違わなければ勝てる確率がアップしますよ。

私にとっては、高い安いといった値頃は関係ないです。
 
要は全体の流れと勢いがつき始める時の見極めです。

そして分からない時は手を出さないことです。

マーケットはいつでもそこにあるわけですから、焦ってトレードする必要なんかないです。

手を出したくない時に出さないで良いのは、個人トレーダーの特権ですしね(これも利点か・・)。
 
まあ、私たち個人トレーダーには、個人トレーダーの利点を生かしたトレード手法があるって事です。

これはビッグプレーヤー達にはマネできないやり方です。

ゲームに勝つには、自分に有利な戦法、自分に合った武器で戦うのが秘訣ですよね。

情報戦(ファンダメンタル)にしたって、個人がマーケットメーカー達の情報収集力の高さと速さには到底太刀打ちできませんしね。

もっともその情報さえも、マーケットメーカー達はそれをモトに売買するわけですからチャートの形に兆候として如実に表れますけど。
 
( ̄◇ ̄)у―┛

私はやっぱりチャーティストがいいなっ。


 


1129 Sat.

ライブWATCH最終日


昨夜はライブトレードセミナーの最終日。

指数はほとんどギャップがなく、ナスダック銘柄はまちまちのギャップで開始。

事前の銘柄選択をしておいて、ブレイクスキャンを活用する方法を説明した際、参考のために「バイク乗り」さんの月の受講者用掲示板を見たら・・
 

【14】11/28フルパワー注目銘柄
200206バイク乗り - 03/11/27(木) 10:42 -

BIIB
UTSI
両方ともBS外銘柄だな

今日は、美奈子先生を見れました。
なんかちょっと幸せです

今日の法則
●革パンツは真っ先にファスナーが壊れる。


と言うことだったので、本日だけバージョンとして、この BIIB と UTSI をブレイクスキャンのスキャン銘柄へ追加。

詳細はここにあるが、この2銘柄は見事にヒット。

もちろん「バイク乗り」さんも利益確保。

 

最終日だけあって気合いは十分。


ページレイアウトも、みなさん使いやすく工夫されている。


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左にトレードストリーム、右にCQG。

ブレイクスキャンは右側へセット。

 


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2ディスプレイにわたって、左右へトレードストリームを配置。

右のディスプレイへイントラデイで30銘柄を表示

 


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この方も左右のディスプレイへトレードストリームを配置


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大きめのチャートには、 KLACが表示されているが・・

KLAC はロングサイドへ上昇。

 

 


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この2銘柄のチャート

なかなかいい位置でショートされていますね。

 

1分チャートを使った速攻プレイ。お見事!


 


携帯を使って損益計算。(笑)

 

この日は、ブレイクスキャンへ10分以内に表示されるブレイクアウト銘柄へエントリーをして、大きめにトレーリングストップをかけて、その方向へ動いたら、トレーリング幅を縮めて脱出するというのがテーマ。

で、どうなったか?

10分以内に12銘柄がブレイクアウト表示。

チャートで追跡すると、12銘柄ともその方向へ動いたのだが、この日に限って言えば、100%の確率だ。

あとはトレーリングストップを必ずかけることを忘れなければ、あとは結果が待っている。

12銘柄の第一段階の利益ゾーンはおおよそだが・・

0.12・0.84・0.15・0.10・0.56・0.30・0.24・0.24・0.27・0.15・0.33・0.13ポイント

チャート付きの詳細はこちら

いわゆるクアトロセットアップ条件でトレンドに乗っている銘柄が、どのように動くのかを自分自身の目で確かめることが、実トレードで躊躇なくアクションを起こすためには大事なポイントだ。

プロトレーダーへの最終ステップである、米国株ライブトレードセミナーはこれで今年はすべて終了。

オフィスを出たのは、午前3時過ぎ!

参加者のみなさん、お疲れ様でした。


次のライブトレードセミナーは来月12月の日本株ライブトレードセミナー。

 

 

1128 Fri.

次のような、ご質問をいただきました。


馬淵先生、こんばんわ

今年の春に3DAYSを受講した**と申します

いつもデイトレネットで先生の御活躍を拝見しております。

受講された方々から来る質問に丁寧にわかりやすく解説している姿を見て
思い切ってお伺いしようとメールいたしました

内容は一言で書いてしまいますと

「ブレイクアウト(ブレイクダウン)とは、いったいどんなタイミングなのか」

です。

セミナーの受講中やデイトレネットの書き込みを読みながら、今まではなんとなく見過ごしていたのですが、どうも昨日のトレード中に気になり始めたら
気になって、気になってどうもすっきりしません

添付した画像は11月26日夜のE-miniNASDAQ100オープン直後のものです

トリプルセットアップで前日の高値を越えたらブレイクアウトという考え方で
エントリーを計画しておりました

イメージした瞬間が9:35頃にやってまいりましたので、1minのチャートを見ながら「よし、ブレイクしたぞ」とエントリーをしたのですが、結果は9:46にダウとナスダック指数が直近のMAを切って下がったので、即座にカットロス致しました

そこではたと気が付いたのです、ブレイクしたという自分の感覚だけで、何か明確なルールを持っていないのでは、と。

「いまさら」とか「そんな基本的なこと」と言われてしまいそうな質問なのですが、馬淵先生の持っている御自身の基準などがございましたら、是非、お手すきの時にアドバイスをいただけませんでしょうか。

突然勝手な質問で失礼致しました。

 

下がご質問のトレードのタイミングです。

1コントラクトで30ドルのロスです。

大事な点はカットロスをきちんとされていることです。

ですから良いトレードだったと思います。

上昇が強ければ、ここから上昇するでしょうが、このケースでは下がってしまいましたが、こういうケースは時々起こります。

 

チャートへは、ブレイクアウトしたエリアをブルーの四角で表示しました。

ブレイクアウトしたゾーンでエントリーされていますから、何も問題ないと思います。

たまたま上がらなかっただけです。

 

あえて問題点を探すなら、ブレイクアウトゾーンの始まりから、4ティック上でエントリーされていますから、私の基準では、少し高いことになります。

理想を言えば下のチャートのようなエントリー位置になるというわけですが、エントリーされた位置でも、強ければさらに上昇するものです。

運悪く、余り上がらなかっただけです。

ルールどおりカットロスをされたのですから、このトレードは何も問題はないと思います。

ちなみに下は3分チャートです。

エントリー位置が私の基準では少し高いと思いますが、十分にブレイクアウトを確認してから入る主義の方なら、許容できる位置だと思います。

トレードはご自分のルールで行うものですから、そのルールどおりできたのであればOKです。

トレードでは、負けることを避けることはできません。

ですからロスを小さく抑えておくことです。

そうすれば、トータルでは必ずコンスタントに利益を出すことができます。

 

私はブレイクアウトゾーンからできるだけ、離れていない位置でエントリーする主義です。

ですから、ヒゲで入ってしまって、上がらなかったと言うケースに遭遇することがあります。

そういうケースでは、ブレイクアウトゾーンに入っているのを十分に確認してからというルールのものとでは、エントリーを避けることができるため、ロスを出すことはないという結果に終わるでしょう。

ですからそれぞれのケースで、その人のエントリーのブレーク後のエントリーポイントの位置を比較しても、意味がないとも言えるではないでしょうか。

そこではたと気が付いたのです、ブレイクしたという自分の感覚だけで、何か明確なルールを持っていないのでは、と。

ルールをより明確にしたいということであれば、ブレイクアウトゾーンから何ティック以内でエントリーするなどといった、より具体的なルールを決められればいいと思います。

大事なことは、自分の決めたルールに従うということです。

私には、このケースでは特に問題ないと思えるのですが・・。

 

 

ライブWATCH4日目

昨夜はマーケットが感謝祭で休みだったため、最初の一時間ほどは質疑応答。

 

その後B1のラウンジで、参加者の皆さんとボジョレーワインを楽しんだ。

ワインはボジョレー4本と赤・白で合計6本。

レストランオーナーの T氏の差し入れもあり、おいしいものを食べながらの楽しいひと時だった。

お開きは12時半ごろ。

 

 

1127 Thurs.

ライブWATCH3日目

昨夜のセミナーはライブマーケットの3日目。

3日目になると、ソフトの使い方は、かなり理解できるようになるので、トレード用ソフトの細かい調整やそのノウハウを解説。

参加者の方は、レイアウトを再度確認したうえで、大きくギャップアップしたマーケットに参戦。

 


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この方はうまくレイアウトをまとめられている。

右端のブレイクスキャンウィンドウもトレードストリームのウィンドウ内へ、違和感なくセットされている。

 


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デイリーチャートでは、新たに3本目のMAをセット。
 

 


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マーケット開始直後は強いアップトレンド。

多くの方が、このように買いのオーダーを入れられていた。

 




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この方は反対売買では、このように必ずストップ(トレーリング)を使われている。


 


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途中の急落シーンでは、SNDK を狙い撃ちした。



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どんどん下げる SNDK

 78.69 から、延々とショートを繰り返す。

 

 

受講者の方の、模範的なアップティックルールでの執行の様子だ。

アップティックルールに引っかかると、この画面のように、ショートができずに REJECTED とはじかれてしまう。


 


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Zoom で見ると、SINA は、34.56 では REJECT されたが、34.57 での再執行では、無事執行されていることがわかる。

LLTC で、REJECT されたのをチャートで見ると下のチャートのマークの位置に該当する。

 


 


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下落が一段落して横ばいの動きの NASDAQ 100 Emini




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このあたりで反転するはずだから、逆バリだけど買っておかない?


絶好の仕込み時だからなあ・・

と言ったかどうかはわからないが(笑)もしこの時点で買っていたら?

このように下がってしまった。

だが、このあと、徐々に上昇トレンドへ変化。

 

結局昨夜オフィスを出たのは午前2時半。

遅くなったのはマーケットのせいでしたが、受講者のみなさん、お疲れ様でした。

昨夜の詳細はこちらからどうぞ。

 

日本時間27日夜の米国マーケットは感謝祭のため休場です。

翌日金曜日は、短縮取引の半日営業となります。

NASDAQとNYSEはNY時間午後1時に、CMEは午後1時15分に終了します。


 

 

1126 Wed.


ライブWATCH2日目

昨夜のセミナーはライブマーケットの二日目。

は、まず実際のトレードに即した画面作りのためのノウハウなどを解説。

受講者の皆さんは、黙々と自分用のページのモディファイに専念。




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トレードストリームでは、雛形の保存は簡単なのだが、チャートを新たに作るときには、種類を指定して雛柄を呼び出さなければならない。

これはリアルティックでも同じだ。

選択画面で *.Cha とタイプして候補を選択してから、カーソルで目的のチャートを選択するという手順の段取りがいいようだ。

この作業は最初だけなので、我慢して作り込むしかない。

一度好みのページを作れば、あとはレイアウトに登録し、状況に応じて好みのレイアウトを呼び出すだけでいい。

このように同じチャートを作成するときは、CQGの操作性が群を抜いて素晴らしいことがわかる。

 


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Market View の作り方も説明。みなさんも早速セット。

これは実トレードでは非常に便利な機能だ。

基本的には、ティッカーシンボルのABC順で並べておけばOKだ。

ブレイクスキャンを使えば、項目を並べ替えたりする必要は全くなくなるから、これ以上の機能は必要ないだろう。

ドラッグドロップすればいいから、シンボルをキーボードで打ち込む必要はないうえに、ソフト自体が軽いからサクサク操作できるのが快感だ。

余計な機能を付け加えて、ソフトが重くなるのなら、このままがいいね。




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こうして作成した画面イメージを、他のマシンへインストールする方法は意外と簡単だ。

こうしたアプリケーションをインストールすると Program Files フォルダーの中にフォルダが作成される。

トレードストリームの場合は Tradestream PRO というフォルダーが自動的に生成される。

この中に buf  というフォルダーがあるので、それをフォルダーごと消し、Tradestream PRO というフォルダーごと、トレードストリームをインストールしてある他のマシンへ上書きすればOK。

どのページをコピーするのか?などと考えずに、ゴソっとコピーすればいいということなのだけれど、ただコピーをする保存先のストレージの容量が5メガほど必要になる。

最近は安くなってきているから、持ち運ぶならUSBメモリがいいだろう。

サイズは最小の68メガで十分だ。

このフォルダはプログラムだけで5メガ近くあるので、プログラムを除いてコピーすればサイズは小さくすることができる。
 



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マーケットが始まると、皆さん積極的にエントリーされていたが、最初はマーケットが比較的強かったこともあって、みなさん、なかなかいい成績を収められていたようだ。

私は、ちょっと新しいことをやってみたが、やはりトレンドに沿った銘柄を選択する重要性を改めて確認できたという次第。

詳細はこちらをどうぞ。

この日もオフィスを出たのは午前2時半ごろ。

みなさんお疲れ様でした。

 

 

 

1125 Tues.

トレードストリームの強力機能 > Market View




Zoom > 800 × 600
 

 

この機能は、リアルティックで言うところの、マーケット・マインダー。

で、使い方だが、下のようなメニューから Market View を選択。

するとこのようなウィンドウが表示される。

ウィンドウの中で右クリックすると、次のようなサブメニューが表示される。

Colum を選択すると、次のように表示する項目を設定することができる。

 

Add Symbol  を選択して・・

Symbol へシンボルを入れてエンターキーを押すと

次々とシンボルが登録されるから

あっという間に30銘柄を登録することができる。


もちろんフォントや、バックグラウンドやテキストの色を変更することができるし、いくつものリストを作ってパーツとして保存しておくことができる。

チャートから、この Market View へドラッグするだけでリンクを自動的に貼ることができるのは、リアルティックより便利だ。

Market View の銘柄をチャートへドラッグすれば、そのチャートだけへ特定の銘柄を表示させることができる。

シンボルを昇順・降順に並べかえるときは、Symbol のタブをクリックするとクリックするたびに、昇順・降順へとソートされる。

すべての項目でこの並び替えができる。

さらに項目はドラッグドロップで、左右の希望の位置へ移動させることができる。

使い方としては、たとえば、ブレイクスキャン銘柄30銘柄を登録しておけば、ティッカーシンボルをキーボードから入力する必要は全くなくなるというわけだ。

シンプルな使いやすさは、リアルティックより上だと思う。

トレードストリームユーザーの方には、お勧めの機能だ。


 

 

1124 Mon.

ライブトレードセミナーのライブ初日

マーケットはギャップアップで開始。

マーケットは11時半からだけれど、セミナーは9時から始まり、まず TradeStream のセットアップ。

CQGはデモバージョンではディレイデータのため、リアルタイムで動く Emini S&P500 と Emini NASDAQ100 を指数監視用としてセットアップ。

そしてブレイクスキャンを配置。

参加者の皆さんには、同じように解説しても、みなさんのディスプレイ上のチャートは微妙に違っているのが面白い。
 



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Zoom だよくわかるが、右側のディスプレイへはCQGのデイリーチャートを表示、左のディスプレイには執行用の Tradetream とブレイクスキャンを表示。


 


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右側のディスプレイへはCQGのデイリーチャートを表示、左のディスプレイには執行用の Tradetream とブレイクスキャンを表示。

TradeStream のチャートサイズは大きめ。

 

 


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右側のディスプレイへはCQGのチャートとブレイクスキャンを表示、左のディスプレイには執行用の Tradetream を表示。

 

 


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この方は、少し変わった表示だ。

マーケット開始前に、撮影したので、左下に配置されているブレイクスキャンは、色が付いていない状態で表示されている。

 


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ブレイクスキャンでスキャンする全銘柄をデイリーチャートであらかじめチェックしておくためのレイアウト。

30銘柄が一望できる。

ブレイクスキャンがあれば、CQGでのデイリーチャートを非常に効果的に使うことができるので、その使い方のアイデアも詳細に解説。

その銘柄がどうなったかは、こちらからどうぞ。

オフィスを出たのは、結局午前2時過ぎ。

 

 

こんにちは。

一つ教えていただきたいのですが、先月あたりから緑色のガイドラインをブレークしてエントリーなさっていますが、これはTdayRegとは別のマクロですか?

例えば昨日のS.XLNXでは2本の内どちらかは昨日の高値と思いますがもう1本は何を示しているのですか?

マクロなのですが、私が最後にセミナーを受けたのが6月です。それからかなりバージョンアップされていますか?

DTNのポリーシーでは最新のものはセミナーに参加しないともらえないのですよね?



ご質問の

緑色のガイドラインをブレークしてエントリーなさっていますが、これはTdayRegとは別のマクロですか?

2本のラインは 36.61 と 36.48 の位置ですが、これはエントリーと脱出の位置がわかりやすいように、手動でラインを引いているだけです。

マクロとは全く関係ありません。

またバージョンアップはしていません。


DTNのポリーシーでは最新のものはセミナーに参加しないともらえないのですよね?

これは、使い方についてきちんと理解していただくために設けている基準です。

さらに、メールで個別に問い合わせをされた場合、文章でそれを説明しようとすると、膨大な量を書かなければなりません。

スパムを入れると、現在一日100通以上のメールに目を通しています。

マクロは無料で配布していますし、これ以上この問題で時間を割くのは、ちょっとご勘弁いただきたいということです。

マクロが大幅に改定された場合は、WEBでその理由や適応方法について公開していますので、実用上は現在のポリシーで問題ないと考えています。



 

セミナーに参加されているハンドル名 HCMania さん。

この方はさるイタリアンレストランのオーナー。

 お勧めのボジョレーを味見のため?ハーフボトルでいただいた。

ライブトレードセミナーの木曜日は、米国が感謝祭のためマーケットは開催されない。

そのため夜は、このボジョレヌーボー を HCMania から提供していただけるというので、2種類のボジョレヌーボーが楽しめるというわけだ。

 


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1124 Mon.


馬渕さん

大阪の**です。

お久しぶりです。

休日の朝からメールするほどの内容でもないんですが・・・。(笑)

毎日HP見させていただいてますが、内容がより実践的になってこれでよう儲けんかったらどこで儲けるねんと言う気になります。。(笑)

私のほうも四苦八苦の血みどろの戦いの末(たいそうやなー)、やっと自分なりのスタイルができたように思います。

ほとんど負けません。負けても大きなロスが出ません。

時間かかりました。14ヶ月くらいですかね。

長かったです。

もう手に汗はかかんし、鼓動も変化なし。

自信つきました。

手法はどうであれ、自分の勝ちパターンを身に付けることがどれだけ大切かよくわかりました。

継続は力なり!がんばる元気は馬渕さんや橘さんからいただきました。

本当に感謝します。



ところでご家族がお帰りになって、一緒で淋しくないですね。

よかったですね。(けど、一人のほうが気楽なときもあるでしょ?)(笑)

やっぱり日本人は妻の作る味噌汁ですね。

所帯持ってよかったなーと思う瞬間ですよね。(思いませんか?)

夕べヨーグルトを入れすぎて食べ残したので娘に「はなちゃん、食べるか?」と聞くと「なんでやのん。お父さんの後なんかよう食べんわ!」というので「ほんならお前の子供が残したらどうする?」「子供のは汚くないので食べるわ」

・・・・こんなど憎たらしい娘でも、婿さんのために味噌汁作って、いい奥さんになるんやろなー。

と思うとなんか輪廻と言うか、親から子、子から孫とつながっていくんだなと感じますね。

(なんのこっちゃ)

調子に乗って日本株はじめようかなと思ってます。

メンバーに入らせていただきますのでまたお世話になります。

まあこう言っちゃ何ですが、確かに金はこっちが払ってるのになぜか、ただでとてもお世話になってる気がするんですよね(笑)

このお世話になってる気持ちって何なんでしょうね?

不思議ですね(笑)

またメールします。

馬渕さんもお疲れの出ませんように、またひと踏ん張りお願いします。
 

 

メールをありがとうございます。

元気が出ます。

>このお世話になってる気持ちって何なんでしょうね?

ステップアップクラブの橘さんをはじめとした、ボランティアのサポートや、参加されるプロレーダーの皆さんの心意気から来るものだと思います。

 


 

今回のライブトレードセミナーへでは、岐阜から新幹線で片道2時間以上かけて、毎日東京まで来られる方もいらっしゃいます。

経済的な自立を真剣に考え、どういう方法がベストなのか?

その答えとして、このセミナーを選択された方の期待にどのように応えるか?

セミナーを開催する側にとっても、毎回沢山の課題があり、それを一つ一つ解決してゆくプロセスの積み重ねが、結果へつながるのだと思います。

今年も残すところあと一ヶ月余り。

もう一踏ん張り頑張ります。

 



マウンテンバイクおやじから・・



名前の由来は面白いのがありますね。

Bobに損させるなんて、なんて後ろ向きな動機なんでしょうか。

セーラーに対するパイロット。主体性に欠けてましたね。

松下電器、、陰口は、真似した電器、Panasonic、パナソニックは、マネソニック、何しろ、マネが得意なメーカーです。

Bridgestoneは、略してBSといい、アメリカでもしばらくBSで通してましたが、Bull Shit を略して、BS、、というスラングがあり、けっして良い意味ではないのです。

今では、BSは使ってません。

森永クリープ、クリープとは、変態 の意味、あの人はクリーピーだ、というのは、気味が悪い、という意味です。

観音、、というのは、Can on ということですか?
そんな表現があるんですか、初耳でした。

「canon」の社名を作るときに、まず浮かんだのが「観音」と、その次にできるの意味の「can on」これの融合で「canon」と、キャノンの社員に聞いたことがありますよ

ちなみに調べたらこんなHPがありました(笑)

http://www.usiwakamaru.or.jp/~doraemon/jyuku/syamei.htm

 

早速上のURLを見ました。カメラメーカーだけを引用すると・・


リコー

旧社名が理研光学工業


ミノルタ

創業者・田嶋一雄 田嶋光学機器の英語読み (M)achinery and (IN)struments (O)ptica(L) by (TA)shimaから「稔る田」の意味も。


キヤノン

観音さま→KWANON→CANON。ちなみに正式名称はキヤノン、ヤの字は大きい字 ャではありません


コニカ

薬商の「小西屋六兵衛店」がもと。「小西六」から「コニカ」へ。


OLYMPUS

旧社名の高千穂光学(高千穂が神々のすむ山、洋名にしてオリュンポス山)から


となかな面白いですね。

 

 

1122 Sat.

ボジョレーヌーボー 2003

基礎セミナーの3日目のライブマーケットWATCH前に楽しむワインをチョイスして頂いている「よろずや」さんから、今年のワインが届いた。

 


Zoom > 800 × 600

 


こんにちは。

よろずやの由起子です。

1.ボージョレー出荷!!

今朝フランスからラッフォレのボージョレーが無事出荷されたとの連絡がきました。

*************************************

パリの西岡氏より

ジャジャ〜ン ヌーヴォー出発!!

長さん、待望の 「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」が出荷されました。

先ほどジャン・マーク・ラフォレ氏が訪ねてきて「無事に出荷したよ。」と元気な声でした。

ワインは、昨日アムステルダムに向けて出発!

別に運送会社に問い合わせたところ、天候も良好で順調に日本に到着する見通しらしいです。

会社の向かいにあるカフェに、実はラフォレさんはワインを卸していて、今日はその配達の日でもあったのです。

(会社の正面には、ボジョレーワインの品揃えでメダルを取ったほど評判の高いカフェがあるのはご存知でしたよね?)

怖いほどスイスイ入る!1樽あったら飲み干すかも!?

早速、そこに行って早速2003年ヌーヴォーを開けてみんなで飲みました。

ラフォレさんは、店にたまたまいた他のお客さんにもどんどん振舞って、”今日はヌーヴォー解禁日?” かと錯覚したほどの盛り上がりでした。

5、6分の間に3本、あっという間に飲み干しました。

トロッとまろやか!

今年のヌーヴォーは、アタックにタップリ、まろやかな果実味があり、ほんの微量の炭酸ガスが感じます。

お陰で爽やかな印象を与えます。

華やかで、ほんのりと黒い熟した果実が広がり、最後にチョットだけバナナっぽさが現れます。

強さやコクというより、丸く甘さの感じる心地よいワインですね。

あるメディアが「一生に一度飲めるかどうかの素晴らしい年」と宣伝していますが、ラフォレさんはもっといいワインができると控え目です。

「今年も良いワインができた。いい年だった!」

「ただ、夏の暑さは語り継がれるだろうね。」

以上 あまりに美味しそうな現地メールでしたので転送しました。

 


Zoom > 800 × 600

 

早速1本開けてみた。

酸味とフレッシュさのバランスがとてもいい。

まず一口飲んだときの印象だ。

フレッシュな色もナイス。

キュウリの酢の物と、ソーセージ、さらにうまいフランスパンに無塩バターで楽しんだが、確かに今年は当たり年だったようだ。

今回のライブトレードセミナーの木曜日は、米国の感謝祭のためマーケットは開催されない。

そのため今回は特別に、このボジョレヌーボーを数本確保しておいた。

木曜日は、受講者の皆さんとご一緒に楽しむ予定だ。

 

 

フェアプレイ

バレーボールの試合がTVで放映されている。

日本のバレーは男女ともかなり強いから、応援のしがいもあるというものだ。

だが、観客席のあのマナーはどうしたことだろう。

どの国が主催しても自国のチームを応援する歓声が大きいのは当たり前だ。

だが日本の場合、勝てば割れんばかりの声援を送り、負け出すと手のひらを返したように豹変する。

あまりにも極端に過ぎるように思う。

相手のチームがいいプレイをしても、そこでその素晴らしいプレイを評価する拍手が会場から沸き起こることはない。

自国チームが負けた落胆の雰囲気が漂うだけだ。

 

スポーツは勝ち負けがハッキリしている。

だからこそ、負けた相手がいいプレイをしたときには、惜しみない声援を送る。

米国内での試合で見られるような、スポーツとしてプレイを楽しむという雰囲気ではあたり前のことが、ここ日本では全く見られない。

少なくともサーブをするときだけでも、選手が集中できるよう、静かな時間を創り出すためのリードを主催者側はできるはずだ。

ゴルフでも、テニスでも選手が集中しなければならない一瞬に対して、観客が選手のために協力するのは当たり前だということは、皆さんもテレビを通じてご存じだろう。

主催者側が、こうした点について、ことのほか神経を使っていることは、ゴルフ好きの日本人なら十分に承知しているはずだ。

これは、大人がスポーツを楽しむための、普遍的な姿勢だと思う。

主催者とTV局はイメージキャラクターと呼ぶジャリタレで若者を会場に集めただけで、バレーボールを大人が楽しめるスポーツとして育てよう、という努力を放棄しているように見える。

プレイヤーの最高のプレイを引き出すため、こうした形で観客もプレイに参加することができるということを、主催者は若者に教えるべきだ。

静寂の一瞬は、上質なスパイスのように、エキサイトメントをより高揚させる働きがある。

そのひとときの素晴らしさを、選手とともに味わうことができないのは、何としても勿体ない。

ニッポン・ニッポン・ニッポン・ニッポン・・・・・・・・

永遠に続くようなワンパターンの合唱はもう勘弁して欲しい。

選手は一生懸命にフェアプレイを繰り広げているのだから、観客側もフェアに応援したいものだ。

 

 

 

1121 Fri.

昨夜の米国マーケットは、ギャップダウンリバーサルで上げ、遅い時間にその上げた分を下げてしまうという展開だった。

こういうパターンでは特にロングサイドは、ギャップダウンリバーサルで最初上げたため、それまでのレジスタンスや前日の高値抜きでのエントリーは、少しリスキーな位置になってしまう。

だからこそ、危ないと思ったら、素早く脱出することが大事になるわけで、こういうときこそ、トレーリングストップだ。

5回のチャンスの結果は、+0.22・+0.1・+0.06・+0.35・0.55 と最後の2回が比較的よい結果が出ている。

プロフィットが薄いか厚いかは、脱出した後のことで、最も大事な点は、ルール通りに事を運ぶという点だ。

 

生計を立てる上でも、収支のルールを守れないため、サラ金に付け入られている人の何と多いことか。

サラ金会社はTVなどのメディアで若い女性を使い、簡単に借りられ、安全というイメージを植え付けるため、膨大な宣伝費をかけている。

大多数は、一度借りればどうなるかというルールを頭では分かっているのだが、実行することができないため、ルールを破ってしまうというわけだ。

昨今の不況下ではどの番組もサラ金の広告だらけ。

TVなどのメディアまでもが、サラ金がなければやって行けないサラ金中毒状態。

もっともそうしたルールさえ知らない若者も多く、犯罪の裏や事情の背景には必ず、こうした借金の影がちらついている。

TV局のなりふり構わずの金儲け主義に加え、メディアの果たすべきルール破りのひどさは、最近特に目に余る物がある。

米国のTVではメジャーな時間帯に、こうしたCMを見ることはまずない。

話はそれたが、明日からのライブトレードセミナーでも、こうしたルールの確立と、ルールを守るための工夫にもしっかりと触れるつもりだ。


 

馬渕 様

こんにちは。

**と申します。

昨日の先生のトレードについての質問なのですが、GILDのエントリーのタイミングが23:42頃の55.48となっていますが、通常のGapプレーであれば22:39若しくは、22:40頃がベストの様に思われますが、先生が55:48にエントリーされているのは一昨日のGap55.50付近を意識されていたからでしょうか?

クアトロのセットアップ条件として、昨日、一昨日のGapを突破する事が入っておりますがBSでは、必ずしもその条件に当てはまらなくても、クアトロになっていますよね。

(セミナーでおっしゃていた、クアトロ風味と言うのでしょうか?)

シュミレーションで事前に銘柄を選択する作業で、予めエントリーポイントを決めておく様にしているのですが、本来のクアトロまでエントリーポイントを引き上げるべきなのか、最近ちょっと迷っています。

昨日のGILDでしたら、一昨日のGapを超えてからのエントリーですと、利益幅も薄くなってしまいますよね。

(結果論ですが。)

難しいですね・・・。

本当に細かい事で迷ってしまっています。
 

こんにちわ。

大した理由ではありません。

その前にXLNXを見ていたので、41分までは取り込み中だったためです。


【10703】XLNX 35.51   はっち - 03/11/18(火) 23:38 -

Long


【10704】Re(1):XLNX 35.52   はっち - 03/11/18(火) 23:41 -

Sold




 

55.82がレジスタンスですから、55.48なら0.3くらいは、いけるかなという皮算用でした。
 

 

【10705】GILD 55.48 Long   はっち - 03/11/18(火) 23:43 -

well
 

【10708】Re(1):GILD 55.66  はっち - 03/11/18(火) 23:50 -

sold



39分の55.20あたりで入りたかったですね。

お粗末でした。(笑)
 


Outlook 2003 ショートインプレッション

結論から言えば、これはいい。

Outlook 2003 単体で1万2千円台。

Outlook 2003が含まれている、オフィスプロフェッショナルアップグレード版が、3万5千円台。

かなり迷ったが、「トータルでは高いが、単品計算では割安」というコスコ作戦に弱い私は、結局オフィスプロフェッショナルアップグレード版を購入。

 

このパッケージには、セミナーテキストの編集と印刷に使う Publisher, をはじめとして Word, Excel, Power Pojnt,  IME2003 すべてが含まれている。

Front Page を 2003 に変更した経緯からいえば、メニューのデザインや使いやすさは確実に向上しているはずだし、機能がたとえ劇的に増えていないとしても、「Brand New 感」も支払った金額に入っていると考えれば、それほど高いとは感じない。

それに、これから少なくとも1年以上は使うだろうしね。

私が最もよく使うのは、大きく分けると、トレードソフト・Outlook・フロントページの3種類のアプリケーションソフトだ。

その一つメールを扱うアプリケーションの Outlook。

2003 モデルは、ウィンドウ周りが新しいデザインになり、使い勝手もずいぶん良くなった。




Zoom

 

左から2番目のブロックは、受信トレイ。

日付をチェックして「今日」「昨日」「先週」「2週間前」へ自動的に振り分けてくれる

本文を表示するゾーンは上下一杯に表示されるようにレイアウトされているため、最初は画面が左右へちょっと詰まり気味に感じるが、同じ大きさの画面で表示できる内容が増えているため、上下にスクロールさせる頻度は大幅に減少した。

これだけでも、ずいぶん使い勝手が良くなった気がする。

右端のゾーンは、クリップボードの貯蔵?エリア。

メール作成時のコピーペーストがやりやすくなった。

 


Outlook 2003 は、時間の経過とともにメールボックスの受信トレイへ際限なく溜ってゆくスパムメールを、然るべきフォルダへ自動的に振り分けてくれる。

マイクロソフトは数百万ものスパムメールと普通のメールとを比較検討し、約10万の変数によるフィルタリングシステムを開発したのだという。


 

Outlook 2003 は、受信メールがスパムかどうかを判定し、その基準によって自動的にデフォルトで生成される「迷惑メール」フォルダへ送られる。

英文メールを頻繁に受け取る場合でもメール送信者をセーフリストに追加しておけば、間違って迷惑メールへ区分されることはない。

 

このセーフリストには、デフォルトの状態で既にOutlookの住所録のアドレスが登録されている。

ただ、ユーザーがどのメールを「迷惑メール」と「迷惑メールではないメール」として処理したのかについての、学習機能はないようだ。

 


迷惑メール設定のオプションでは、迷惑メールの処理レベルを「低」と「高」の2種類を選択することができる。

デフォルトの設定は上図のように「低」となっているので、しばらくはこの設定で様子を見るつもりだが、使用2日時点で、この Out Look のフィルタは、ほぼ100%に近い確率で、画像入りのポルノスパムを遮断してくれている。




 

漏れたスパムメールは、右クリックで「迷惑メール」から「送信者を[受信拒否リスト]に追加」を選択することができる。

そうすれば[受信拒否リスト]に登録され、そのメールは受信トレイから「迷惑メール」フォルダへ自動的に振り分けられる。

「迷惑メールフォルダ」をチェックし、もし間違ってスパムと判断されたメールがあれば、上図の選択メニューでその送信者をセーフリストに追加することもできる。

「高」遮断モードに設定すると、Outlookの迷惑メールフィルタは約95%の精度でスパムを受信メールボックスではなく、迷惑メールフォルダに送ってくれるという。
 

 

さらに、このように画像がある場合も、スパムの送り手に情報が送られないよう、デフォルトでは画像は表示されないようになっている。

 


 

大量のメールを処理する場合、後で処理するメールにつけるフラグは種類が豊富に用意され、操作も簡単になった。
 





 

検索についても、検索フォルダが追加され「フラグのついたすべてのメッセージ」などという基準で簡単にメールを表示させることができる。

 

検索を実行するカスタム検索フォルダを作成し、バックグラウンドで自動的に任意の条件選択させたメッセージを、素早く表示させることもできる。


たくさんのメールをやり取りしたり、数多くのスパムメールの振り分けに多くの時間をかけているのなら、この新しい Outlook 2003 は積極的に導入する値打ちがあると思う。


 

 

 

1120 Thurs.

Real Tick Ver.7.7 対処方法


里砂です。

今日はJerryから以下のように連絡が入りました。

actually I think the short term fix is to keep the time the same, but role the date back to New York's date. This didn't happen in 7.6 and has been reported as a high priority item to development.

Please confirm that rolling the date back makes a difference and I will be able to more pressure on to get this fixed.

Thanks,

Jerry


やはり、時間が問題だったようですね。

開発部のほうにすでに連絡済のようですので、修正をしてくれるはずです。

とりあえずそれまでは時間を変更していただくしかありませんね。

テストありがとうございました。

 

マーケット開始後にリアルティック Ver.7.7 を一度落として再起動すると 、チャートの右側の未来(空白部分)が表示され、チャートがないためフラットに 見えてしまうという現象の対処方法です。

 

こうなってしまう

 

 

対処法

タスクバー右下の「日付と時刻のプロパティー」をダブルクリックします。

日本のタイムゾーンになっていると、この問題が発生します。

 


次のように米国標準時へ変更してください。

 

 



これでリアルティックには問題が発生しなくなりますが、そうすると、相手に送ったEメールが米国時間で送られた表示になりますね。確か。

テストしたことはありませんが・・

そうなるはずです。

というわけで、リアルティックを使い終わったら「必ず忘れず」、時間を日本時間へ戻して置くことをお勧めします。

ですが、そんな面倒なことはやりたくないし、第一私は必ず忘れるだろうから、パソコンの時間はズラしません。(笑)

 

 

マルチグラフイックカードの選択  Done3 - 03/11/19(水) 17:08 -

2画面用のカードについてですが、廉価なところで

siluro FX5200 DT (AGP 128MB)

http://kakaku.com/prdsearch/detail.asp?PrdKey=05500610018

辺りはどうなのでしょうか?

玄人志向がもつと安のでしょうが、先日のセミナーで田村さんはDriverが云々と言って
いたように記憶するし・・

セミナールームでは、どんなのを使用しているのでしょうか?


 

受講者用掲示板へ、上記のようなご質問をいただきました。

TAMURAさんからの回答をこちらへ転載させていただきます。
 


最近のnVIDIAのVideo Chipを採用したビデオカードは、nVIDIA社のリファレンスデザインが使われているので、製品間の差はそれほど無いようです。

アナログD-Subについては部品の品質やアナログ回路の取り回しなどで良くないものもあるようなので、価格相応の画質になる可能性はあります。

(まあ使ったことが無いので、よく分からないというのが実情で、Googleや2ちゃんねるなどで評判を調べるしかないですね)

玄人志向のビデオカードは基本的に推奨しません。

(分かって使う分にはいいのですが・・この間は、試行で苦労しました)

結局、故障のようだということがわかり、ビデオカードを入れ替えました。

セミナールームで、プロジェクターに接続しているビデオカードは、Matroxの G450 というもので、古い世代のものです。

受講者用PCには、MatroxのG450 PCIが市場に流通している限り、使おうということにしています。

理由はオフィスで使用するビデオカードがほぼ1種類のドライバソフトになるのと、アナログ画質が良好で、放熱も少ないからです。

問題は、すでに代理店の在庫しか存在せず、2年後に登場する新しいWindowsでは使えないということなのですが・・

(2年以上の先を考えても仕方ないのですけどね)

個人的な主観ですが、長い時間モニターを見る人には、液晶モニターとビデオカードの間を、デジタルインタフェース(DVI)で接続することをお勧めします。

アナログD-Subで接続したときに発生することがある「画質の低下」の可能性を除くことが出来るからです。

ということで、液晶モニターがデジタル接続であることを前提として、

Matrox G550 Dual DVI (次のWindowsではサポートされません)

・・ 私はこれを使用

Matrox P650

http://www.infomagic.co.jp/

Elsa Quadro NVS280(Dellが採用しています)

http://www.elsa-jp.co.jp/product/multi.html

あたりが、私のお勧めですが、いずれも2万円台になります。

実は、デジタル2系統はあまり選択肢が存在しないのです。

ちなみに、今週の週間アスキーは デュアルモニター用のビデオカードの特集でした。

(まあ各メーカーの広告記事のようなものですが)

以上は新たにPCを組むのだけど・・ という前提なのですが。

メーカー製PCで何かをいじる場合には、放熱は、ビデオカードの大きさ、相性などについて大丈夫かどうかなど、色々悩ましいことが出てきますね。

 

 

 

1119 Wed.

FrontPage 2003 使用ショートインプレッション

 


 

とりあえず使ってみて便利だった機能を挙げてみると・・

 

分割ビュー

これは Dream Weaver ではすでに実現されている機能で、遅まきながら、採用といったところだな。

画面を分割してデザイン表示エリア(デザインビュー)とHTMLコードエリア(コードビュー)を同時に表示する機能だが、私はほとんど使わない 。

 


このようにメニューは新しいデザインで、ちょっといい気分。

 


ボタン作成機能

マウスオーバーで形や色が変化するボタンを簡単に作ることができる 。


 

このようにメニューから、[挿入]−インタラクティブボタンを選択すると・・



ボタンの色とデザインを一覧から選択することができる。

 

ボタン上の文字、フォント、マウスオーバー時の文字色なども設定できる 。

 


ボンの大きさは幅と高さをテキストの長さに応じて調節することができる。

「縦横比を維持する」のか、それとも長さと幅を別々の比率で調節するのかの設定も可能だ。

 

 

HTMLの最適化

HTMLファイル中の不要な空白、コメント、空タグ、使われていないスタイルなどを自動的に削除する機能だが、相変わらずゴミを吐いているのかどうかは、当方の技量不足でわからず。(笑)
 

 

  ↑

[ツール]−[最適化]から、最適化の方法を設定するダイアログを開く。

 

ちなみに、チルトホイール式のワイヤレスマウスでの横スクロールは Front Page 2003 上でも効かないようだ。

これはデザインモードでも、プレビューモードでも同じだった。

毎日使う時間が長いので、こうしたツールが新しくなると、気分一新でやる気が出るというのが、現時点での最大の効果かな?

1万円ちょいで「気分」のリフレッシュ効果。

果たして、どれくらい持続するか?

 

 

秋葉原へ行く途中、いやでも目につくのがこのメリルリンチのビル。

そろそろ完成しそうだが、日本のビルらしくない?美しいデザインだ。

 
  
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下は秋葉原入り口にある典型的な日本のビル。

  
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秋葉原でグラフィックボードを購入したついでに、マイクロソフトのマウスの最新モデル、マイクロソフト ワイヤレス インテリマウス エクスプローラを買った。

 

マウスの操作を、3本指パターンに変更してから、約1週間。

最初違和感があった中指でのチルトホイールの操作にも、かなり慣れてきた。

 

エクスプローラの名前がつかないモデルにはなくて、このモデルにあるのは、側面にあるボタンだ。



 

ブラウザでの使用でいえば、幅広いボタンには「戻る」という機能がデフォルトでセットされている。

ワイヤレスのよさは、当たり前の話だが、線が絡まないという点だ。

かといってその便利さと引き換えに、レスポンスが悪いわけではない。

このレベルの応答性なら実用上全く問題が無いと思う。

 

 

 

1118 Tues.

Real Tick Ver.7.7 その後
 

里砂です。

たった今、TALの Joanna というテクニカルサポートの方から連絡がきました。

(今日はすでにJoannaと数回にわたり連絡をとりあっているのですが、やはり原因はわからずとりあえず以下のことを試してみてほしいとのことです)

It's very strange that it only happens to users in Japan.
This was a software bug and should not matter where the user is located...Can you try one more complete uninstall and reinstall with one of the user? This is what I suggest:

1) Save the user's files to another directory. There are three folders in C:\TAL called 'favorites', 'PAGES', and 'PARM'.

2) Remove the program from Add/Remove programs.

3) Delete the TAL folder. (You may need to do step 4 before step 3 if the computer doesn't let you delete the TAL folder)

4) Restart the computer.

5) Download the latest version from www.realtick.com and install.

Let me know if this still doesn't work. At 9:30 EST, the user will get a row of candlesticks from yesterday.

 This is an entirely different issue if the chart flatlines during market hours.

Thank you!

Joanna
 

というわけで、指示通り favorite PAGES PARM のフォルダーと中身を保存。

コントロールパネルから、「プログラムの追加と削除」でアプリケーションを削除して、TAL フォルダーを丸ごと消去。

でパソコンを再起動して、Ver. 7.7 をインストールし、favorite PAGES PARM のフォルダーと中身を戻して、リアルティックを起動。

マーケット開始前にリアルティックを起動していれば、チャートは問題なく表示される。

違うページを読み込んでも大丈夫。

だがマーケット開始後に一度落として、再起動するとダメ。

下がそのダメなチャート。

右側の未来が表示されるが当然チャートはないのでフラットになる。

SYMC の 1min. チャートは少しチャートを戻して表示させたもの。

RISA さんが、ログファイルと、画像イメージを TAL へ送って、再度原因究明に着手。

結果が分かったらまた報告します。

 

 

11月・日本株3DAY基礎セミナーの感想

ハッチさん、田村さん 先週は大変お世話に成りました。

横浜から参加させて頂いた**です。

久振りにワクワクする体験をさせて頂き有難う御座いました。

CQGとブレーク・スキャンとの想像以上のパフォウマンスに感動しました。

3DYA基礎セミナーとCQGの一週間デモを経験し、トレードに対する確かなてごたえを感じました。

それはイントラデーのトレードは初体験の私でも、買いと売りのタイミングだけにに集中させてくれ、ハッチメソッドを忠実に実践することだけで、デモの最終日には、勝率8割を達成する事が出来ました。

また、買いのタイミングの遅さや、自己のルール未確定による、売りの曖昧さが良く自覚させられました。

この経験から、初心者は初期投資として、きちっとしたメソッドと強力なバックアップツールが成功の一番の近道だと確信しました。

以前「クールに過ごそう」にトレーダーとして成功する確率はレストラン経営と同じ10〜20%程度ではないかと書かれていましたが、高性能チャートソフトとブレーク・スキャンのセットを使用すれば、20〜40%の成功率に上がるのではと感じました。

セミナー初日のステップアップクラブの方々と合流して行なわれた懇親会で田村さんより、私が先月導入したブレークスキャンの評価を聞かれ思わず
「1万円は安い。」と言いましたが一週間のCQGデモの経験からその念を強くしました。

このセミナーに参加して、自分の夢と現実を結び付ける方法が曖昧な努力と言った観念的表現の世界から、普遍性と客観性を持つものに変わったと感じました。

最後にセミナーに対しての要望としては、パソコンの知識が余り無い人にも分かる説明をお願いします。

残念ながら、文科系の私には、パソコンの専門用語が出てくると話の半分位しか理解出来ません。

申し訳御座いませんが宜しくお願い致します。

ハッチさんが来年の目標として、高年齢者向けのスイングメソッドを確立普及させたいと仰っていましたが、その時には例えば「エクセル、ワードが少し出来る程度の人のためのテクニカル講座」などの専門講座などは如何でしょうか。

また色々とご教授お願い致します。
 

 

パソコンの用語など、いわゆるハードウエアやソフトウエア関連のセミナーは、8月に2回開催しました。

3時間ほどの予定でしたが、参加者のみなさんがとても熱心で、大幅に時間をオーバー。

こういうご要望が多ければ、定期的に開催する必要があるかもしれません。

開催を検討させていただきます。

 

 

今日はセミナールームのパソコンのダブルディスプレイ化のため秋葉原へ。

グラフィックボードを2枚購入し、そのあと有楽町のビッグカメラへ。

ソフト売り場で、 FrontPage 2003 のアップグレード版を購入後、B2のデジカメ売り場へ立ち寄ってから、B1を通ったらマッサージチェアが目に入った。

オフィスにはマッサージチェアがあるのだが、2年ほど前のこのモデル

この2年間の進歩を試してみようということと、ちょうど秋葉原往復の疲れを癒したい気分とがあいまって、お試しエントリーとなった。

松下電工のマッサージチェア EP3200-HリアルプロG。

肩の上から「つかむようにほぐす」という新「つかみシアツ」マッサージが売りのようだ。

肩の真上まで突出するもみ玉と、エアーで動く親指感覚の「肩つかみエアーユニット」が肩コリのポイントをつかむようにほぐすのだという。

どれどれ・・

これは実によかった。

わかりやすく言えば、肩の部分も動くのだけれど、どちらかといえば肩を上と少し前から押さえた状態で、座面が微妙に上へ持ち上げて、ほぐしてくれるのだ。

肩を上から押すという動作を、座った状態でどれだけ実現させるのかという創意工夫が伝わってくるような出来具合だ。

年配の店員がポツリと「マッサージ椅子はやはり(松下)電工だね。」と確信を持って言い放ったが、まさにその通りだと思う。

なかなかよく考えてあるなあと感心しつつも、正直なところ非常によかった。

さらに恐るべきは「足揉み」も進化していた。

ただ挟むだけというのではなく、とても微妙な動きをするのだ。

「高速給排気ポンプ」と「片足8気室(ふくらはぎ部)のエアーバッグ」で脚の筋肉をギュッギュッと、より手の動きに近いリズミカルな動きで「ほぐしつかみもみ」をしてくれるのだ。

しかしよく効いたなあ・・明日、もう一回お試しに行ってみよう。(笑)

 

 

1117 Mon.

ラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレのランチ

土曜の昼前に以前夕食を食べに行った、近所のラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレへ、急遽出かけた。

 


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予約なしで行ったため、2階はすでに満席。

というわけで、一階のカフェでのランチとなったけれど、1500円のランチはとてもおいしかった。

 


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3人でシェアした別オーダーのサラダ。

 


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オムレツ(卵焼き?)は独特のフワフワ感がナイス。

 


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ちょっとブレています。

1500円ランチのメイン。

 


 

今度はちゃんと予約して、2階で2500円のランチを食べてみよう。

 

最近は秋晴れのいい天気が続いている。

昨日の日曜日も朝からブルースカイ。

 


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気分爽快で朝からビッグカメラへ、デジカメをチェックに。

今日は売り場で、パナソニックの LUMIX FZ10 を手にとってみた。

スイッチを入れてからの起動、合焦が早い。

それにシャッターを押してからの反応時間なども、私の COOLPIX5000に比べると、やたら早くく感じる。

だが、最近のデジカメはこれくらいがアベレージだという。

35ミリカメラで420ミリ相当の望遠レンズの引き寄せ感は、ちょっと感激ものだった。

そのうえ、このカメラの手ブレ補正機能は強力だから、望遠側を使ってもそれほどブレないだろう。

COOLPIX5000では、かなり気を付けていても、暗いところではブレてしまうことが多いから、この手ブレ補正機能にはかなりグラッと来た。

全域で F2.8 というレンズの明るさも魅力だ。

この明るいレンズと手ぶれ補正機構があれば、2、3段遅いシャッタースピードでもOKだろうから、後で大きなサイズを見てブレのためにボツになる枚数が減るだろう・・などと、いろいろな妄想が浮かんで来るのが、また楽しからずや。(笑)

けれど問題は、レンズが普通の35ミリからという点だ。

装着すると28ミリ相当になるワイドコンバージョンレンズが12月に発売されるようだが、しかし装着すると、EOS KISS と同じような大きさになってしまう。

さらに大きな問題は、グリップがホールドしにくいと言う点だ。

左手で、レンズ部分を支えないと、撮りにくい。

グリップのホールドのしやすさは、COOLPIX5000の圧倒的な勝ちだ。

こちらで値段を調べると・・ 54,000円という値段が見える。

取りあえず「Panasonic LUMIX FZ10&FZ2 完全ガイド」という本を購入して、EOS KISS DIGITAL 売り場へ移動。

 

手にとってシャッターを押してみる。

シャッターの反応速度が速く、好きなタイミングでシャッターを切ることができる。

はやり一眼レフカメラはいいなあ・・

そのEOS KISS DIGITAL の価格一覧を見ると、ついに ¥99,000 のところが出てきた。

http://www.coneco.net/PriceList.asp?COM_ID=1030828010+2

 

 

ちょっと、頭を冷やすために、銀座のHMVへ。




 

ちょうど、マラソン大会があったため、数寄屋橋の交差点にはこういう看板があり、車は大渋滞。
 

中央区内での移動は、自転車に限るな。
 

4階のHMVで、Let It Be Naked 他5枚ほどを購入。

8年ほど使ってグリップ部が痛んできたので修理に出していた TUMI のバックパックをピックアップして帰路に。



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Zoom > 1280 × 960 pixel
 




Zoom > 1280 × 960 pixel

 

 


Zoom > 1280 × 960 pixel

 


Zoom の画像を見ると私の用途としては、十分過ぎるくらいで、起動時間やシャッターの「間」はわかっているのだから、今まで通りちょっと待って撮影すればいいのだ。

性能を考えると、COOLPIX5000の軽さと小ささは、未だに素晴らしい点で、だからこそ、今まで文句なく満足して使って来たのだ、と自分に言い聞かせる。

最近のカメラを一度手に取ったため、起動とシャッターを押してからの反応の遅いのがやけに気になり出しただけなのだ。

これは、浮気心を出した報いだな。


 

 

マウンテンバイクおやじから写真が送られてきた・・

Zoom をクリックすると送られてきたオリジナルの画像が表示される。



馬渕さん

CANON EOS KISS
ステージ上のパーカッション(僕はステージにあがって近づいて撮影)
と楽屋の乾杯ショットは内臓フラッシュをたきました。

それ以外は三脚もフラッシュもなし。

WARのステージ写真です。

イオスはイイッス。


Zoom

 


Zoom
 


Zoom
 



Zoom




Zoom



EOS KISS DIGITAL に関しては、WEBにいろいろな情報が掲載されている。

 

外観写真

http://jmall.joshin.jp/servlet/emall.odr_wp?SHP=1&PID=KISSDLKIT



DIGITAL DAY BY DAY

http://www.alao.jp/digitalphotographs1/sitefolder0309/0901.html



本格一眼レフデジカメ 「Canon EOS Digitalを使いこなしたい!」

http://www.synapse.ne.jp/~kazuhiro/d30/d30.html

 

衝動買いチャートは、レジスタンスを突破しそうな勢いで再び上昇中・・(笑)

 

 

 

1116 Sun.

トレードフロア

先週金曜の夜は、2回目のトレードフロア開催日。

ほとんどギャップのない状態でマーケットは開始したが、もちろん個別には、上がる銘柄と下がる銘柄が混在するマーケットとなった。
 


写真はセミナールームの筆者のディスプレイ。

 


左側のモニターををプロジェクターに表示しながら解説。
 

 


途中で絶好のショートマーケットとなったので、銘柄を解説しながら、皆さんをサポート。


当日は全員がダブルモニター。

最近はセミナールームのパソコンを徐々に2ディスプレイ化している。

早速、感想をいただきました。


 
トレードフロア   まねmoney


馬渕先生、田村さん、遅くまでありがとうございました。
 
帰り道で他車に擦りそうになりながらも無事帰りました。
 
昨日は良い刺激でした。

先生のトレードも見れたし、バイク乗りさんやwani3が普段どうやっているかも聞くことができたし、自分の甘さや悔しさも痛感できました。

(アホトレードも含め(笑)。(笑い事じゃないか〜))
 
なんとも盛りだくさんでした。
 
迷っているのが自分だけじゃないんだなあ、と知れたのはよかったです。
 
見ているポイント、エントリー位置はさほど変わらないのにホールドと脱出で個人差が出てしまうのが、今の自分の課題かと思いました。
 
端的には「経験から自信を培うこと」が課題となりました。
 
中学生くらいで数学の公式を習った時、 「これをあてはめればたいてい問題は解ける」と思ってテスト前に公式だけ覚えていったらなんとも応用できないし、なかなか解けないし・・・問題慣れが無かったのでしょうね。

バタバタするわけだ。
 
学生の時マージャンにハマったときがありました。

もっとも効率良く牌を切るには、を学んでも実際にやってみないとなかなか身につかなかったのを思い出します。
 
(トレードはギャンブルじゃないけど、 マージャンを知っている人はトレードとの類似点がよくわかるはず!)
 
2週間前かなりペーパーをやってその後の実トレードはなかなかいい感触でした。
 
まだまだペーパーをやったりチャートとにらめっこする必要があるようです。

というか、この姿勢はいつでも大事ですけどね。
 
ローマへの道は一日にしてならず・・・

千里の道も一歩から・・・

まねmoney
 




参加されたみなさんに共通していた悩みは、ブレイクアウト時に躊躇してなかなか思い切ってエントリーできないというもの。

ショートサイドが一段落したので、BGEN と IDPH が合併した BIIB がロングサイドへ抜けるところで、解説をしながらスカルピング。詳細はこちら

緊張感の中にも、お互いが情報を共有しながら、淡々とトレードを続けるという独特の雰囲気は、やはり楽しい。

というわけで、結局お開きは午前3時過ぎ!

みなさん、お疲れ様でした。

 


 

11月のヘビーローテーションから男性ヴォーカルを一枚ご紹介。

ボズ・スキャッグス(BOZ SCAGGS)のニューアルバム but beautiful。

クアルテットをバックにジャズのスタンダードナンバーをカバーした、アルバムだ。

59才になったボズはヴァージンレコードから離れ、自分のレーベルからの初めてのアルバムをリリースすることになったようだ。


ERIC CRYSTAL のサックスソロと絡み合うボズの歌声は円熟味を加え、数々の名曲をしっとりと謳い上げている。

The New York Times

"A Grammy Award winning artist who has combined rock, R&B, and blues throughout his 30-year career has brought us a stunning collection of jazz standards.

The man has released an incredible sound with a superior production; he and his band have created harmonies whether it's wild or gentle."

ここでこのアルバムから5曲が試聴できる。



ライナーノーツのジャケットを見ると「STANDARDS:VOLUM 1」とあるので、続編が出るのかも知れない。

年齢を重ねるというのは素晴らしいことだ、ということがよくわかるアルバムだと思う。

 

シアトルのマウンテンバイクオヤジから次のようなメールが・・


今週末に古き懐かしき往年のバンドWARの演奏がシアトルであります。

本日、二人がシアトル入りしますが、昨夜はドラムスのHarold Brownがシアトル入り、Lee、Harold,僕、そして彼らのマネージャーの四人で東京レストランでお寿司。
 

WAR時代の写真で原爆ヘアースタイル(アフロ)のLeeの横にいる小アフロ・ヘアーの痩せがハロルドです。




縦写真の右下が、LeeとともにWARを結成した、元アニマルズのEricBurdon.

(House of rising sun, Don't let me be misunderstood、、etc). この頃の音楽はハモンドオルガンの響きがいいですよねえ。

 

東京レストランでの写真は、70年代に一世を風靡した最もポピュラーなバンドであった彼らが、いかにオヤジまで成長したかを示してますが、僕だけが若くみえますね。

ホンマかいな?



土曜日のコンサートの前に、彼らはプライベートコンサートをやりますが、何とGayのパーティーだそうです。僕は行って写真撮影です。

ハロルドには息子がいて、一人は日本在、、日本人の奥さんをもらっていて、日本で演奏活動をしています。

もう一人はハンガリーの奥さんをもらって、ブタペストをベースにヨーロッパで演奏しているそうです。

ハロルドは大学に戻り、音楽史を先攻。

Blues史を本にまとめているそうです。

ニューオルリンズの中心地に住む彼は、ニューオルリンズ・ジャズとブルーズのライブのど真ん中にいます。

Dr.John(New Orleans ブルーズピアノの大御所)とのライブが多いといってました。


 

三月にLeeがシアトルでDr.Johnといっしょに演奏した時の写真も添付します。
 

 

1115 Sat.

ヴァージンメガストア新宿店が閉店


ヴァージンメガストア新宿店が閉店になるようだ。
 

久しぶりに寄ってみたが、5枚で50%OFFのキャンペーンをやっていたので店員に聞いてみたが、来年の1月中旬頃に閉店するとのことで、移転するのではないという。

多分、CDが売れないのだろう。

店内は、相変わらずヘッドフォンでの試聴に邪魔になるボリュームで音楽が鳴っている。

ヘッドフォンでの試聴コーナで、ボリュームを耳が痛くなるほど上げないと、店内の音楽に邪魔されるというのを放置しておくというのは、私が経営者なら、即刻改善するけどね。

店内の音楽は、ヘッドフォンの試聴に邪魔にならないように下げてはどうかと、何度か店員に話したことがあるのだが、未だに改善されていないのは残念だ。

WEBへアクセスしても、この閉店に関しての情報は掲載されていない。

 

で肝心の50%オフの特典?だが、売り尽くしと謳う割に、対象の商品が少な過ぎる。

全体の20%くらいが対象で、魅力のないアルバムばかりにシールが貼ってある。

うーん・・

無理に5枚を揃えようと頑張ったが、結局購入したのは新譜ばかり。

 

 

秋のお気に入りアルバム

週末なので、ちょっと趣向を変えて、私の11月のヘビーローテーションのアルバムをご紹介。

秋から冬にかけては、トランペットの哀愁のあるサウンドが、よく似合う季節だ。

Chris Botti (クリス・ボッティー)の新作、a thousand kisses deep は、昼間の喧噪から離れ、一人きりで気分転換をしたいというときなどに、ぴったりのサウンドが詰まったアルバムだ。


 

幻想的でダンサブルな 8ビートで始まる1曲目 Indian Summer のイントロは、このアルバムのサウンドイメージをよく表わしている。

曲の始めから繰り返されるテーマのあと、エンディング前からのさりげないアドリブからは、彼の実力を伺い知ることができるはずだ。

そして、3曲目のイントロのリズムだけを聞いて、あの the look of loveと思う人はいないだろう。

甘さを抑えて、少し緊張感と哀愁を持たせたサウンドをバックに、あの耳慣れたメロティーが静かに流れ、女性VOCALが流れてくる。

あまりオンにせずに、エコーを少し多めに処理し、少しオフバランスでレコーディングされている。

歌の後のクリスのアドリブが、またいい。

4曲目のアコースティックギターから始まる、a thousand kisses deep はアルバムのタイトルナンバー。

5曲目の、ever since we met は重いミディアムスローと女性コーラスと、ミュートトランペットのコンビネーションはとても都会的なサウンドだ。

途中の何気ない転調の後で、始まるアドリブのメロティーはリリカルで美しい。


 

7曲目は、あの名曲 my funny valentine。

ピアノだけの演奏で聞かせる、この曲のアドリブのメロディーラインは、とてもシンプルで、彼の魅力がよくわかるプレイだ。

秋の夜長に、バカラのグラスを傾けながら、シングルモルトのうまいウィスキーを楽しむ・・そういうシーンが似合う、素晴らしいアルバムだと思う。

 

Stacey Kent (ステイシー・ケント)の新作、The Boy Next Door。

イギリス出身の彼女は、クリント・イーストウッドの70才の誕生パーティーで唄うなど、今やアメリカでも話題にこと欠かない、世界的なジャズシンガーだ。

すでに5枚のベストセラーアルバムをリリースしている。

もちろん彼女のファンである私は5枚とも持っているが、彼女はジョニー・ソマーズにとても近い、キュートな歌声を生まれながらに持っている。

そういう意味でも、彼女はとても個性的な歌手だともいえるだろう。

アルバムタイトルになっている The Boy Next Door は、トニー・ベネットで有名な佳曲だが、このアルバムではフランク・シナトラ、デイブ・ブルーベック、ペリー・コモ、レイ・チャールズなど、彼女が敬愛する歌手の代表的な曲を取りあげている。

我々が馴染みのある曲を、彼女が唄ってくれるという趣向で、彼女のファンである私には、たまらないアルバムに仕上がっている。


 

The Best is Yet to Come では、ベースの軽快な4ビートに、ステイシーのあの声が響けば、彼女のファンならずとも、このアルバムをレジに運びたくなるはずだ。

4曲目は、ペリー・コモの名唱で知られる Say it Isn't So。

Say it isn't so, say it isn't so
Everyone is sayin' you don't love me
Say it isn't so !

Everywhere I go
Everyone I know
Whispers that you're growin' tired of me
Say it isn't so!

People say that you
Found somebody new
And it won't be long before you leave me
Say it isn't true !

Say that everything is still ok

That's all I want to know
And what they're sayin'
Say it isn't so !

. . . and it won't be long before you leave me
Say it isn't true !

Say that everything is still ok
That's all I want to know
And what they're sayin'
Say it isn't so !
 

彼女はフレーズの最後に伸ばすところのロングトーンの部分で、ビブラートが軽くかかるのだけれど、これがこの曲のスローな「間」と相まってとてもチャーミングだ。

JIM TOMLINSON のサックスのソロも秀逸。

バート・バカラックの What the World Needs Now はピアノ伴奏だけだが、彼女の微妙な表現を楽しむことができるし、8曲目にはキャロル・キングのあの名曲 You've got a Friend を取り上げている。

原曲の素朴さを生かした、淡々とした表現からは、彼女の先達の歌手たちへの想いが伝わってくるようだ。

デュークエリントンの I Got it Bad  では、しっとりと、それでいて情熱的に歌い上げている。

そうした彼女のひたむきさが、また魅力だ。

そういうわけで、すっかりこのアルバムに参っている。

 

 

I am going in search of a great perhaps. 私は偉大なる「もしかして」を探しに行くのだ - Rabelais (ラブレー )

について、シアトルのマウンテンバイクオヤジから次のようなメールが送られてきた。


世の中に絶対なんてありえないわけですからね。

上手くいく、上手くいかない、どちらにも絶対なんてありえないわけです。

絶えまぬ努力を続けている限り、希望への道は続く。

これが基本です。

でも、日本の現状は・・・

 

失敗を恐れる余り、絶対的成功が予めないと、足を踏み出さない人が多くいます。

絶対と信じてGoサインで進んだものだって、多くの場合は失敗に終わっているじゃないか、こう言って、賢者たちも若者達の選択をとめようとします。

日本には、受験競争をくぐり抜け、サラリーマン社会に組み込まれて成功、
という絶対を求め、それのみを人生の価値としてきた人が多くいました。

そして、ドングリ社会の中の上下格付けだけで我を満足させたりイライラしたり・・

日本の年長者たち=賢者たちは、将来ある若き人たちをそんな人生に追い込んできたのです。


それは、賢者達がそんな生き方しか知らないからであって、現実は、若者たちが持つ偉大なる可能性が抑圧されているのです。

賢者達が持つ狭い世界観が、若者達が独自の人生を発見する可能性を潰
すのです。

賢者たちが人生の保守しか知らないので、そうなるのです。

 

新しいものは保守からは生まれません。

殻を出て初めて、賢者たちには考えも及ばなかった新しい世界を若者は発見し、その感動に身を震わせます。

そんなperhapsの喜びを若者から奪うことは賢者たちの驕りでしかありませんね。

彼らの将来の責任もとれないくせに押し付けるのは傲慢の一言なのです。

 

生命を誕生させた無限の宇宙が我々に無限の可能性を追うような機会を与えてくれています。

絶対が証明されていない可能性ばかりです。

僕は、人生の喜びがその可能性を追うプロセスにあると信じています。

そのプロセスを剥奪されたところに生きる喜びはないでしょう。

でも人々は、刹那に喜びを感じ、それが幸せだと思っています。

それが現実です。

それが賢者たちが若者たちに押し売りする人生なのです。
 


そのどこが悪い!と応える人は多くいることでしょう。それもムキになって。

そんな人たちは冷静な時には僕に向かって言います。

夢を追うことができていいですね?

冗談じゃない!

僕は夢なんて追ったことがない。

僕は保守に反発し、自分の心に正直だっただけです。


話は飛びますが、日本は、喫煙しても運動をしなくても日本は世界最長寿の国じゃないか?

と言う人と一年に一度くらい出会います。

日本の長寿は、薬漬けの寝たきり長寿であることは周知のこと。

僕は応える気にもなりません。

そこには歴然とした人生の価値観の違いが僕との間にあるのです。

その人は、薬づけの寝たきりでも長寿なら幸せ、、という人生を選んでいて、長寿でもなお自転車で走り続けたい、と願う僕とは人生観を異にしているだけのこと。

どちらが良くて、どちらが悪いというものではなく、価値観の違いなのです。



日本に92歳で敏捷に卓球をする女性がいます。

彼女は、薬漬けでも寝たきりでもない、元気ハツラツな長寿です。

卓球という運動にのめりこんでいるからです。

しかし、そんな方はニュースになるくらいマレな存在。

圧倒的多数は、70にもなる頃から活力が大激減していることが現状ですね。

生きて活きるから、生活=人生なのですが、薬ずけで寝たきりでは生活とも呼ぶ事ができないのでは?

長寿で生活を続ける上でも運動と食事による健康管理が必要と思われます。

僕は92歳でも自転車を走らせていると信じています。



偉大なる可能性に賭けた時、そこには、寝たきりでも薬ずけで長生きできますよ、というような絶対はありません。

失敗したらいけない。だから、やめときなさい!

お前のことを心配するから言っているのだ。

極論ですが、”日本の”賢者たちは、刹那の喜び付の薬漬長寿安定的な人生の選択を若者たちに押し付けてきました。

偉大なるperhapsはその時に消えるのでしょうね。
 

 



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2003 1115-

 

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