2003 0715-
0731 Thurs.
スペシャリスト
昨日、「多様化するトレーダー」というタイトルで、マーケットの選択肢について書いたが、それぞれのマーケットには、特有の特徴がある。
トレーダーの多くは、あるマーケットだけに特化してトレードをする、いわゆる「専門トレーダー」として存在する。
トレードの世界には、いわゆる株式と、先物、さらにはオプション、という選択肢があり、チャートを使ったトレードでは、通常の株式と、指数を商品化した先物とに大きく分けることができるだろう。
ではざっと、それぞれのマーケットについて簡単に説明してみよう。
E mini
指数を商品化した先物(Futures)で個人トレーダーに人気があるのは、ナスダック100の指数である Emini Nasdaq100 と、S&P500の指数の Emini S&P500 の2種類が、まずあげられるだろう。
マーケットの開始時間は株式市場と同じで、夏時間だと日本時間の午後10時30分から。
株式トレードに比べて安い証拠金で始められるのが魅力だ。
どちらの Emini も、1万ドル程度の証拠金から始めることができる。
基本的には24時間取引のため、マーケット開始前に、チャートを見ることでギャップアップやギャップダウンの予測がつきやすいのも、株式に比べて魅力的な点だ。
取引の単位は枚数で行われるため、ショート(空売り)やロングの執行が非常に早く、株式のようなアップティックルールがないから、こうした部分に習熟しているかどうかによって、パフォーマンスが左右されにくいのもいい点だろう。
ではデメリットは?
まず、トレードの対象が2種類しかないために、いわゆるセットアップ条件に嵌らないと、じっと待っていなければならないことが多い。
セットアップに嵌らなければ、見ているだけでいいから気楽だともいえるが、人によっては、トレードをして利益を出したいのに、チャンスがないとイライラするというケースもあるだろう。
パソコンの前で、いつでも執行もできる状態のまま、じっと我慢強く待つというのは、想像以上に難しい。
レストランで、腹が減っているのに、オーダーをせずに、いいメニューが貼り出されるまで、じっと待つことを考えてみれば、これがなかなか難しいこと だということがわかる。
つい我慢しきれなくなってしまい、セットアップ条件ではない、リスクの高いパターンにエントリーしてしまうという危険性をはらんでいる。
この点さえ克服できれば、Emini は、俄然魅力的に思えるだろう。
使う執行ソフトウエアは J-TRADER という無料のソフトが有名だ。
このソフトは視覚的に利益とカットロスの幅がわかりやすいのがいい。
だが、JAVAベースなので、動作がちょっと遅いことと、何よりもトレーリングストップ機能がついていないのが、個人的には残念だ。
Emini は急に動くケースが多く、反転した場合には、有利なストップの値段に設定しなおすのが、少し面倒なため、どうしても利益確定の面で、トレーリングストップに比べて不利になってしまう傾向にある。
だが、Real Tick を使うという手がある。
つまり、ソフトを選択することでトレーリングストップ機能を使うことができるというわけだ。
そのかわり、ソフトの使用料は有料で(回数をトレードすれば安くなったり無料になったりするが)手数料は、往復で1.5ドルほど高くなる。
この使用レポートは後日改めて書くことにする。
T-Bond
いわゆる米国債で、基本的に2種類あるが、セットアップに嵌るまで待たなければならないのは、Emini と同じことで、証拠金が1万ドル程度から始められるのも、執行が早いのも Emini と同じだ。
唯一、Emini との大きな違いは、マーケットの開始時間が、日本時間でいえば、夏時間だと、午後9時20分からという比較的早い時間から始まるという点だ。
また、比較的大きなトレンドに沿って動くという点も特徴だ。
大きなトレンドに乗ってトレードすることで、大きなゲインを得ることができるのは魅力だ。
デメリットも Emini と同じで、2銘柄しかないからセットアップ条件に嵌るまで、じっと待っていなければならないことが多い。
使う執行ソフトウエアは、Emini と同じ J-TRADER というJAVAベースのソフトが有名だ。
視覚的に利益とカットロスの幅がわかりやすく、ジャバベースなので、急ぐときは動作がちょっと遅いのも Emini のケースと同じだ。
残念ながら、Emini と違って T-BONDは、トレーリングストップ機能のある Real Tick ではトレードすることができないのだ。
もしかすると、トレーリングストップ機能のある、私の知らないソフトがあるかもしれないが・・
米国株
デイトレードをするためには、証拠金が最低で2万5千ドル必要で、執行も先物より難しいといっていいだろう。
だがそれを補って余りある魅力として、トレードできる銘柄が多いという点があげられるだろう。
銘柄をかなり厳選しても基本的には40銘柄くらいからセットアップ条件に嵌った銘柄が選択できるため、先物に比べるとトレードのチャンスが飛躍的に多い というのが特徴だ。
ただ、経験の少ないトレーダーにとっては、銘柄が多過ぎるために、セットアップに嵌る銘柄のどれにエントリーしていいかが、わからなくなるというデメリットが存在するが、これは経験と工夫で克服できるだろう。
また、トレードの歴史が長いために、トレード用のソフトウエアが豊富なため、選択肢が多く、自分に合ったものを選択できるのもいい点だ。
もちろん Real - tick のトレーリングストップ機能が使える。
手数料は基本的に、先物よりも10ドルから25ドルほど高い。
日本株
メリットは、日本の昼の時間帯にトレードできるという点だ。
口座開設から、送金からすべて日本語でOKというのも、多くの人にとってわかりやすく、米国マーケットでのトレードに比べて敷居が低いのが、いい点としてあげられるだろう。
ただ単位株制度とか、昼休みがあるとか、値幅制限があるとか、合理性に欠けると思われるような、そして非常にわかりにくいルールが多く、 初めて日本株を始めようというトレーダーにとっては、かなり荷が重いのも確かだ。
さらに米国マーケットと違って取引量が少ないため、チャートが汚い、つまり読みにくいのだ。
またトレーリングストップ機能のあるソフトウエアは存在しない。
執行とチャートを含めた優秀なトレードソフトが存在しないのも問題点だ。
ただチャートソフトとして、CQGという優秀なソフトウエアが存在するのが、唯一の救いだ。
日本株から始めた人は、気にならないのだろうけれど、米国株から始めたとレーダーにとっては、日本株は以上の点から、非常にトレードがしにくいといっていいだろう。
仮に外国の個人投資家が、口座開設が可能になり日本株をトレードできるようになったとしても、ほとんどの個人とレーダーは、米国マーケットに戻ってしまうだろう。
これこそが、現在の日本株の最も大きな問題点であり、日本の株式市場に関わる多くの人たちにとって、気がつきにくい盲点なのだと思う。
以上のように、それぞれのマーケットを比べると、それぞれにいいと思われる点と悪いと思われる点がある。
だが、たとえば日本株は昼間の時間帯にできるのが利点だともいう考え方と、昼間の時間に拘束されて、自由が利かないという考え方があるように、捉え方によっては、どのようにも評価できるだろう。
ということは、どのマーケットもアイデアと工夫によって、デメリットをメリットへと変えることができるということになる。
それぞれのマーケットのスペシャリストから見れば、「そこ」が最も魅力的に思えるから、そのマーケットでトレードをしているはずで、そこに至るまでの過程では、かなりの工夫と努力があったはずだ。
こうしたスペシャリストの意見を聞くことができる機会には、普段なかなか出会うことができない。
こうした点から、ステップアップクラブでは各開催日ごとに、できるだけ各マーケットのスペシャリストの方にも参加していただき、以上のような点についての意見やノウハウの交換を通じ、お互いがスキルアップができるようにという趣旨で運営されている。
さらにトレーダーの方によるボランティアとして運営されているため、参加者の方同士で利害関係がないのも素晴らしい点だ。
そしてこのステップアップクラブから、着々とプロトレーダーが誕生しているのも心強い
トレードの世界だからこそ実現するこうした試みは、マーケットや年代、仕事の違いを問わず、多くの方から高い評価をいただいている。
もちろん、私もできるだけの協力をさせていただいている。
セミナーを受講された方で、参加された経験のない方は、ぜひともご参加いただきたい。
きっと新しい世界が開けるはずだ。
ステップアップクラブ開催のお知らせ
日時:8月02日(土)14:00 -
テーマ:「キャッシュフローの改善」
場所:DTN B1F ラウンジ
一応「勉強会」という名前がついていますが、内容は堅苦しいものではなく、トレーダーたちが集まってワイワイと日頃の自慢や、失敗を語り合う会 です。
参加資格はセミナーを受講された方に限りますが、参加費用は無料です。
今回は、バイク乗りさんを初めとして、なかなかのメンバーです。
受講者の皆さんやスタッフとも合流して、夕方から懇親会として、一杯やりながら夕食を楽しむというのが、恒例となっているため、これを目当てに参加される方もいらっしゃるようです。
懇親会の食事代は大体4000円前後で、当日に各自、懇親会の会場でお支払いいただきます。
定員一杯になった場合、次回に参加して頂くことになりますのであらかじめ、ご了承ください。
お問い合わせや、お申し込みはこちらからお願いいたします。
0730 Wed.
多様化するトレーダー
最近、米国株だけではなく、日本株、EMINIからTBONDまで、さまざまな分野でトレードをされる方が増えている。
チャートを使うという部分での基本的な考え方は同じであっても、それぞれのマーケットが持つクセや特質は、実際にトレードをしてみると、意外と大きいことがわかる。
たとえば執行のしやすさ、銘柄選択の可能性、マーケットの開いている時間帯、最低取引金額など、さまざまな面で違いがある。
だからこそ自分のライフスタイルや好みに応じて、そのときの自分によりマッチしたマーケットを選択することができれば、トレードそのものが楽しくなるだろうし、トレードを通しての可能性も広がるはずだ。
マーケットが違っても、メソッドは共通して通用することから、こうした傾向は早かれ遅かれ見られると思っていたが、次のような受講者用掲示板や、メールなどのメッセージからも、はっきりと感じることができる。
【29】松下、三菱商、NEC ちょいやん - 03/7/29(火) 21:55 -
昨日はボロ負けしてショックが大きかったので書きませんでした。
そこで今日勝ったので…
松下1481買い1486売り
昨日ショックが残っていてとりあえず勝ちたったので、壁が立つ前に売っちゃった。
三菱商938売り936返済
こっちは入るのが遅れ、出るのも遅れた。
ま、勝ったんで…
NEC785売り780返済
ゲインは少なかったがとりあえずショックが薄れ、本日サポートブレイクダウンエントリー。
馬渕さん、田村さん、受講生のみなさん、セミナーではお世話になりました。
ライブでは2日見学、もう2日は実トレの予定でしたが少し興奮気味になり
見学する事を忘れて初日から実トレになってしまいました。
今回はライブで得たゲインよりも“ライブセミナー”でゲインを得ることが出来たのが大きいと思います。
意味わかります?
すいません僕、気難しい人間なんで…。
もっと経験値を積んでお礼周りに再受講出来るくらいになりたいです。
その時はまたよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
最近の日本株マーケットは、リバーサルパターンが頻発したり、午後に突然動き出したりと、目が離せない展開が多い。
どんなトレーダーも日によって波があるけれど、大事なことは、大きなロスを出さないことです。
これさえ守ることができれば、生き残ることができるはずだし、大きなチャンスを掴むこともできるでしょう。
マーケットのトレンドは依然上昇トレンド。
これからが、楽しみなマーケット環境ですね。
一さん、こんばんは。
先週1週間家族を連れて北海道に里帰りしていて、今日7月28日、実トレードデビューしました。
T-Bond、自分の出来る時間帯では動きがほんと鈍かったですが、$156.25×4枚で$625のプロフィットでした。
E-miniで上出来でそのくらいだと思うので、これでよしです。
デビュー戦なので絶対勝ちたかった。
プレッシャーは執行したときより、フィルされた後のほうが舞い上がってしまいました。(笑)
引越しされたそうですが、皆さんお元気ですか。
またお会いできればと思います。
デビュー戦で華々しいゲイン!
十分な準備をされた成果でしょう。
初めて勝ったトレードは、とても嬉しいですからね。
引っ越しは、ようやく少し落ち着きました。
まだ、段ボールが3つほど残ってますが・・(笑)
掲示板を統合
世界的に、マーケットが活況になってきていることも影響してか、より利益を出しやすいマーケット環境へ移行しているようだ。
「よく見るとデイトレネットの掲示板って種類が多いですよね〜。」
という書き込みをいただきましたが、様々なマーケットに参加されているトレーダーの方が書込みやすいように、8月より日本株トレーダー掲示板と、米国株トレーダー掲示板を統合します。
0729 Tues.
経験と惰性
「経験に裏打ちされる裁量判断」で勝率が上がるのかどうかという点について、掲示板で否定的な意見が書かれていたが、皆さんはどうお考えだろうか?
私は確実に上がると考えている。
というのは、実際に効果を体験しているから断言するのだが。
受講者の方で確実に利益を出されていらっしゃる方からの聞き取り調査でもこれは明らかで、経験が占める割合は非常に大きいと言い切ってもいいと思う。
これはステップアッククラブへ参加されれば、よく理解できるはずだ。
もちろん、みんながみんな、「経験に裏打ちされる裁量判断」で勝率が上がるというわけではない。
「トレードの経験が豊富」にあってもうまく行かない人の方が多いというのは、時間をかけて正しいトレーニングをしていないケースが多いからだ。
本人は一生懸命なのだけれど、一生懸命が「常に勝つ」とは限らないのが現実。
方向が正しくないと、効果が出ないのは当然のこと。
問題を解決できる考え方のシステムを持っていない、またはそれを実行できない何らかの原因があれば、やはりうまくゆかなくなる。
経験があってもうまく行かない人の典型的なパターンは、利食いが早くなり、ロスカットが遅れるため利益が少なく損失が大きくなるというもの。
その原因は何だろうか?
利食いが早くなる原因は、過去のロスによる体験から来る恐怖感によって、チャートでの判断より、感情による判断が優先されるからだ。
これは繰り返し訓練をすることで、防ぐことができる。
だが大半は、徹底的な訓練をすることなしに、何となく大丈夫だろうという中途半端な状態で、実トレードへ戻ってしまう。
完全に払拭されていない恐怖感によって、ふたたびトレードが支配され、ロスを出そうものなら、また自信を失う。
この繰り返しだ。
ロスカットだが、これが遅れるのは、欲を出して粘り過ぎることが原因のことが多い。
そうしたケースでは、悪いことにストップの正しい使い方を知らなかったり、ストップの位置決めが悪かったりするという要素が加わったりするため、ますますうまくゆかなくなるというわけだ。
トレーリングストップを正しく使えば、これはある程度防ぐことができる。
このように、トレードでは原因を究明し、その対策がわかれば、あとはそれを克服するための、訓練をすればいいわけだ。
一週間にわたる、ライブトレードセミナーやペーパートレードセミナーはまさに、こうした問題の対策のためにあるといっていいだろう。
「経験に裏打ちされる裁量判断」というのは、経験があるからといって、今までのトレード方法をなかば惰性で、行き当たりバッタリにトレードをすることではない。
自分で自分の訓練方法を、時間をかけて常に身につけてゆくということなのだ。
メソッドが有効かどうかなんていう次元の話ではなく、もっと大事なステップでの裁量判断なのだ。
実マーケットでのトレードでは、損益によって現時点で問題があるかどうかはすぐにわかる。
だからこそその問題点が見つかれば、つまりロスが連続すれば、その原因を解決する方法を考え、ペーパートレードでそれを解消し、そしてまた実トレードへ戻る。
これを、どれだけ謙虚に認め、実行し、繰り返すことができるか。
私は今でも、実トレードとペーパーを繰り返している。
マーケットは常に変化し、トレードをする側も知らないうちに変化していることがある。
皆さんは最近のマーケットで、モストアクティブ銘柄の場合、ダブルセットアップとトリプルセットアップのどちらの時のエントリーが有利か、おわかりになるだろうか?
また、オーバーナイトをした場合と、オーバーナイトをしない場合とで、どのようにゲインが変わるかをご存じだろうか?
そしてオーバーナイトをするとゲインが悪くなる銘柄を即座に、5銘柄以上リストアップすることができるだろうか?
経験とか裁量とかではなく、数字としてそしてデータとして、こうした点について、納得できる情報を持っているかどうかが、プロとアマチュアの違いだといっていいだろう。
以上のような点をきちんと把握するためには、データに裏付けられたテストが必要になる。
だがこれを個人で実行しようとしても、時間も取れないだろうし、システムもお持ちではないだろう。
8月に開始するメンバーサービスでは、チャットサービスだけではなく、常にアップデートされたこうした情報を24時間見ることができるようなプログラムも用意している。
日頃からこのような重要な要素を把握するように努め、対策を考えて実行する。
これを淡々と、毎日ルーティーンとして常に繰り返すだけの、システムを持ち、そして実際にアクションを起こしているかどうか。
こうした姿勢こそが、本当のシステムトレードと呼べるものなのだと思う。
努力という言葉は知っていても、毎日繰り返し決めたことを実行できる人は、意外と少ないのだ。
0728 Mon.
ナイトライブ ・トレードセミナー開催決定
先日告知したように、8月のサマースペシャル!として夜の米国マーケット時間にライブ実習ができるセミナーを正式に開催することにした。
これは今回のみの限定セミナーだが、先週終了した日本株のライブトレードセミナーでは、今後も継続してこうしたトレードフロアのような環境でトレードをしてみたいという、ご意見があったため、米国株でも思い切って実施してみることにした。
土曜日と日曜日はメソッドと、ソフトの操作を実習、月曜から金曜日の夜9時から12時までの間は、TBONDOからEMINI、米国株まで幅広いマーケットを、ライブで実況しながら、セミナーを進める予定だ。
一応終電車の時間を基準に考えて、予定は12時まで。
時間はオーバーしそうだけどね。(笑)
さらに今回は、新しいトレード専用ソフトのデモを毎日提供できることになった。
デイトレードネットと、TradesStreamGlobal 社は、Trade Stream というダイレクトアクセストレード用のソフトの日本語化を進めている。
↓
そのため、レベル2ウィンドウを使って、執行のデモ操作も体験できるというわけだ。
現物株・EMINI・TBONDまでトレードの執行ができるソフトウエアで、もちろんチャートも表示することができる。
何と一ヶ月100ドル前後というリーズナブルな値段で提供できそうなのだ。
今回提供されるソフトは、日本語化の途中でまだ完成版ではないが、その軽快な操作感覚というか独特の軽さはちょっと感激もの。
さらに現在実トレードをされている方や、すでに Real - Tick を使用されていらっしゃる方は、会場で実トレードをして頂いても一向に構わない。
もちろんノートブックパソコンの持ち込みもOK。
と書くと、セミナー費用を稼ごうとする、実トレード組ばかりになりそうだが、別の言い方をすると、トレードフロアの持つ良さというか雰囲気を是非一度味わって頂きたいと考えたことも開催の理由だ。
信頼できる情報が行き交うフロアでトレードをするのは、非常にストレスが少なく楽しいものだ。
トレードはどうしても孤独になりがちだけれど、全然違った雰囲気のもとでのトレードは、全く違った印象になるはずだ。
近いところへ引っ越したから、こういう事もできるのだけれどね。
詳細はこちらからどうぞ。
0727 Sun.
日本株のライブトレードセミナーに参加された方から、感想をいただきました。
WEBに掲載されることが前提のような内容でしたので(笑)掲載させていただきます。
馬淵さん、田村さん、1週間お世話になりました。
**の**です。
受講者用掲示板に書こうかと思ったのですが、ID・PASSがわからなかったのでメールにて失礼致します。
さて、セミナーの感想なのですが、メソッドを聞いたときは正直言って「う〜む。
そんな単純なセットアップで本当に大丈夫なんかいな?」という感じでした。
で、実際にペーパーライブに移ってから、とにかくメソッドが有効なのかどうかたくさんエントリーしてみよう、どうせペーパーだしってことで、最初の3日間は一応セットアップにはまった銘柄をつぎつぎにエントリーしていったので、チャートのあまりきれいでないものや、値動きのあまり良くないものにもどんどん入っていったため、1日12〜15銘柄エントリーしていました。
午後からの値動きの悪い時間帯にもけっこうエントリーしていったので通常ならそんなに適当に入ったりしないのですが、それでも半分は勝ち。
勝率50%?
ただ、負けだした銘柄を途中から「バイ&ホールドだ!」って言って損切りしなかったりしたので、金額的にはマイナスになりましたが。
やっぱりチャートのきれいなものや、値動きの良いもの、朝の動きのいい時間帯にエントリーすることが大事だと思いました。
最終日はある程度銘柄を選び、ブレイクアウトしても、チャートがあまり良くないものや、遅い時間にブレイクアウトしたものはなるべくさけてみたところ、それでも7エントリーして6勝!
勝ち癖をつけたかったので、ちょっと早すぎる脱出ばかりで、利益は薄かったのですが・・・6勝1敗なら良いですよね?
ただセミナー終えて1日たってみると、まだ、不安と半信半疑でいっぱいです。
しかし同じ受講生の**さんは1週間の宿泊代を実トレードで稼いで帰っていってしまったし、・・・やっぱりこのメソッドはすごいのかな?
「前回もセミナーに来たけど、2度目来てみて良かった」って言ってました。
前に大金払って他のセミナーに行ったけどやり方がひどい。
デイトレネットの方がいいとも言ってました。
僕もそのセミナーに行こうかと候補に上げていたので、行かなくて良かったと思ってます。
そちらもかなり有名なのに。
名前は出しませんが・・・
(上記の他のセミナー文章、Web上まずければ削除していただいて結構です。笑)
ただ、これは僕の理解不足かもしれないのですが、手法としてはスカルピングに近いものを感じ、少しでも早くエントリーしなくては、トレンドが長く続かないと反転をくらいそうな気がしたのですが
(まぁデイトレードという超短期の売買なのであたりまえといえばあたりまえ)
先輩の*さんに15分チャートでもトレードできると教えられ、いろんな応用できるんだということに気づきました。
*さんありがとうございました。
こうやってセミナーを通じて先輩方に教えて頂けるというのも、他のセミナーではないことなので、この辺もデイトレネットの良いところですかね。
他の先輩方もたくさん紹介して頂きましたし、本当にありがとうございました。
遠方なので頻繁には行けませんが、たまにはステップアップセミナーに顔を
だして、先輩方にいろいろ教えて頂きたいと思いますのでその節はよろしくお願いしたいと思います。
僕は普段は日経225F専門なので、今回の個別株のペーパーは、たくさんの銘柄を監視していて、ちょっととまどったのですが、これから、225Fで検証していきたいと思います。
ただ、1銘柄しかやってないと、メソッドにはまらない日は開店休業になってしまうことが考えられますので、個別銘柄の良いものを併用してやるか、または夜E-Miniとかやることを考えないと、いけないのかなという感じを持って帰ってきました。
今後の検討課題です。
最後になりましたが、馬淵さんこれからも良いメソッドを開発してご指導よろしくお願いします。
田村さんも1週間ありがとうございました。
腰をお大事に。
ライブ情報やチャット情報は使い手次第
実際にトレードをされていらっしゃらない方は、ライブトレードセミナーの具体的なイメージが掴みにくいかも知れないので、少し補足をさせて頂く。
ライブトレードセミナーでは、実トレードをされていたTAMURA氏が、主にマーケットの状況を話しながら書き込みもされていたが、エントリーはほとんどされていなかったようだ。
何だか申し訳なかったが、これは当然のことだと思う。
日本株は米国株に比べて、かなり動きが遅い。
それでも、実トレードをされいらっしゃる方に対して、銘柄の動きをリアルタイムで伝えるというのはかなりの集中力が必要になる。
今の時点でどこを見ればいいのか?
指数を見ればいいのか、何か動き出している銘柄を見ればいいのか、ブレイクアウトしそうな銘柄があるのか?
こうした情報は、チャートがきちんと読めれば、非常に有効だが、逆にチャートを読む力がなければ、エントリーの値段を指示したとしても、結局脱出がうまく行かずに、ロスを出すことにも繋がる。
時々、田村氏も私も会場で「**円を抜けたらエントリーだなあ・・」と話すことがある。
その通りにやれば、勝つ確率は非常に高かったことは、セミナーへ参加された方ならよくおわかりのはず。
では、メソッドに信頼を置き、獲れる確率が高い事がわかっているケースで、セミナーの受講者の方が全員エントリーされただろうか?
実際には、同じ銘柄を見ながら、同じ情報をその場で聞いていても、エントリーをしなかった人もいるし、エントリーをした人もいる。
何故か?
それは実トレードをしている人なら、最終的な判断は、人から聞いた情報ではなく、自分の判断で決めるからだ。
こうしたライブでの解説や、チャットなどの情報は、あくまでも「参考」であって絶対ではない。
私だってそうだ。
たとえ経験が30年以上あり、実績も十分にあるスーパートレーダーがいたとして「ここでエントリーだな」と言われても、それが自分にとって納得できなければ、エントリーはできない。
だって、どんなトレーダーだって、必ず負けるトレードがあるわけで、今のエントリー情報そのものが、その負けトレードに該当するかも知れないのだ。
マーケットではメソッドとは関係ないケース、つまり心理的な面やミスなど、トレードがうまくゆかなくなる、実に多くの要因がある。
だからこそ、そのトレードを大きく負けるトレードにするのか、それとも小さいロスで終わらせるのかは、そのトレーダーの裁量次第というケースが圧倒的に多いのだ。
一応セットアップにはまった銘柄をつぎつぎにエントリーしていったので、チャートのあまりきれいでないものや、値動きのあまり良くないものにもどんどん入っていったため、1日12〜15銘柄エントリー・・
午後からの値動きの悪い時間帯にもけっこうエントリーしていったので通常ならそんなに適当に入ったりしないのですが、それでも半分は勝ち。
と書かれているが、この方のこの例でも、本当にこのメソッドのこの方法でいけるかどうかを探るために、ライブの銘柄や動きの情報をもとに、こうして手当たり次第にエントリーされているのだと思う。
そうして、自分なりに判断する目を養いながら次のステップへ進むというわけだ。
最終日はある程度銘柄を選び、ブレイクアウトしても、チャートがあまり良くないものや、遅い時間にブレイクアウトしたものはなるべくさけてみたところ、それでも7エントリーして6勝!
と書かれているように、最終的な判断は、自分で決められている。
こうした情報が自分の判断に大きく貢献すれば、役に立つ情報だった、ということになり、それで負ければ、役に立たない情報だと言うことになってしまう。
ただセミナー終えて1日たってみると、まだ、不安と半信半疑でいっぱいです。
しかし同じ受講生の**さんは1週間の宿泊代を実トレードで稼いで帰っていってしまったし、・・・やっぱりこのメソッドはすごいのかな?
「前回もセミナーに来たけど、2度目来てみて良かった」って言ってました。
と書かれているように、その人の資金量やリスクの取り方、またトレードの経験によって、エントリーをするかしないかについての判断は全く違ってしまう。
ただ銘柄選択のためには、自分が気がつかなかった、銘柄や見逃しかけていた銘柄を、こうした現場やチャットの情報で「押さえる」という使い方をすれば、こうした情報からメリットがもたらされるかもしれない。
あるいは自分の注目していた、またブレイクアウトしそうだと、待ちかまえていた銘柄が、たまたまこうした現場での情報や、チャットでの情報と同じなら、ストレスのないエントリーが可能になる場合もあるだろう。
掲示板などで、時々どこどこのチャットサービスが「よく当たる」とか「当たらない」とかいう議論が展開されているのを目にするが、ある人にとっては有効だろうし、ある人にとっては役に立たないだろう。
現場での実況やチャットの情報を手に入れたからといって、すべての人が儲かるワケがないのだ。
もちろん、現場や、チャットで「ここでロングだな」といったとたんに、株価が下がったら、そりゃダメだけどね。(笑)
先日ここでチャットテストの検証でこうした点がどうだったかのリストを掲載しておいたので参照していただきたい。
はっきり言えば、たかだか、1ヶ月2,3,万円くらいのチャットサービスや有力銘柄情報で、いままで儲からなかった人が、バカスカ儲かるようになると期待する方がどうかしていると思う。
そのメソッドもよく知らず、おまけにそのメソッドを全く信頼していない人が、そのメソッドがわかっていることが前提の現場での実況やチャットの情報で勝てたとしたらそりゃ奇跡だね。
セミナーで腕を磨き、あらゆる機会を設けて、自分のトレード技術を向上させる努力を続けることができる人が、最後は勝利を手に入れることができるのだと思う。
0726 Sat.
引っ越しデイ
引っ越した。
今までは渋谷区代々木、といっても限りなく新宿に近いところ。
今度は中央区、つまりオフィスのそばへ引っ越すことになった。
以前は時々家族が来るだけだったのでそれほど広い間取りは必要なかったのだけれど、今回は家族で住める広さの物件を探し。
同じ家賃なら、オフィスから離れて遠いところにすれば広くなり、都心に近づけば狭くなるという当たり前のジレンマに直面しながらも、ようやく気に入った場所が見つかった。
今回は梱包から引っ越しまですべておまかせコースを選択したので、今までで一番ラクな引っ越しだったと、家族は大喜び。
友人も手伝いに来てくれたおかげで、土曜日中になんとか生活できるところまで復旧。
どちらにしても、梱包を解いての再セッティングは大変。
特にパソコンやオーディオ用の電源や接続コードの山を見るとゲンナリ。
夜は何か食べに行こうということで、ブラブラと出かけたら、何とラーメンの「一風堂」が至近距離にあることが判明。
築地市場まで10分、銀座の和光や三越のある最も賑やかな、銀座4丁目までも、歩いて10分ほど。
オフィスまで自転車で5分!
セミナー終了後の翌日だったこともあり、夜は早めに熟睡モードへ。
0725 Fri.
日本株ライブトレードセミナー最終日
日本株ライブトレードセミナーは、無事終了。
今回は全くの初めての方から、米国株トレーダー、さらには4年にわたって日本株をトレードをされているプロトレーダーの方まで幅広い層の方が参加された。
セミナー後半は、その日のトレードの記録を各自で解説していただいたが、これは、他のトレーダーの方にとっては、非常に参考になったようだ。
一週間にわたっての、ライブマーケットを通じての経験は、今後のトレードのための糧となるはずだ。
初めて参加された方は、ペーパートレードだったけれど、最終日は何と7勝1敗。
薄い利益を積み重ねてプラスサイドへもって行くためには、何が大事なのかというようなノウハウをある程度把握されたようで、間違った方向へ入るトレードがなかったというのは、素晴らしい成果だったと思う。
プロトレーダーの方は、どうしても逆バリのクセが出るため、それを押さえ込むために参加されたというが、一度逆バリで大変な目に遭われて、金輪際やるまいと、決められたとのこと。
今回は実トレードを通じて、自分のルールを厳格に守られていたようだが、ブレイクアウトの際にエントリーするのが、逆バリのクセで、かなり抵抗があるのだという。
また実トレードで素晴らしい成果を上げられたプロトレーダーの方は、宿泊費、交通費、食費をすべてカバーされた。
トレードのスタイルやルールは、まさに人それぞれ。
実マーケットでは気まぐれな動きがあるために、コンスタントに勝ち続けるのは、どのレベルのトレーダーであっても、その人なりにかなり難しいのが現実だ。
他のトレーダーの手法を知ることで、自分のトレードをステップアップさせるための大きなヒントを掴み、またトレードのモチベーションを上げることもできるはずだ。
今回のような機会が、こうした積極的なトレーダーの方に評価をいただいたけたことは、何よりも嬉しい。
米国マーケットナイトLIVEトレードセミナー開催決定
というわけで、今回のセミナーでのご意見をもとに、8月はいよいよ初の米国マーケット・ナイトLIVE・トレードセミナーを開催することとなった。
以前からご要望の多かった「夜の米国ライブマーケットで実習をする!」というセミナーが実現することとなった。
土曜日と日曜日はメソッドと、ソフトの操作を実習し、月曜の夜9時から12時まで、TBONDOからEMINI、米国株まで幅広いマーケットを、ライブで実況しながら、セミナーを進める予定だ。
一応終電車の時間を考え、予定は12時までだが、なんだか遅くなりそうだな。(笑)
受講者の方には、新しいトレード用ソフトのデモを毎日提供できることになった。(このソフトでは実トレードはできないので念のため)
そのため、下のようなレベル2の操作も実体験できるというわけだ。
現在実トレードをされている方や、すでに Real - Tick を使用されていらっしゃる方は、会場で実トレードをして頂いても一向に構わない。
またノートブックパソコンの持ち込みもOK。
と書くと、セミナー費用を稼ごうとする、実トレード組ばかりになりそうだなあ・・(笑)
↓
サマースペシャル!のため、今後継続して開催するかどうかは未定。
まずは今回開催した結果を見て決めようかと考えている。
日程はこちらから・・ほぼ確定で日程の変更はない予定。
詳細は追って、アップし、募集は来週早々にも開始します。
0724 Thurs.
今日の日本株ライブトレードセミナーは、のっけから急騰。
受講者の方の中で積極的にエントリーされた方は、かなり大きなゲインを出されて、セミナー代をカバー?(笑)
実況付きだから、どれが上がるかはかなりの確率でわかるわけで、あとは思い切りの問題?
後場終了の1時間前からは、後場終了後のソニーの業績を睨んでか、TDK・NECなどが次々と急騰。
1名の方は、いわゆる4年にわたる実績をお持ちのプロトレーダー。
彼の意見では、バイイングパワーを午前中に使ってしまうと、こういうときには入りたくても入れず状態となるため、信用と現物を使い分ける必要があり、これが日本株トレードの問題点 のようだ。
一方夜の米国マーケットは意外な展開となった。
午前中は、失業保険申請件数の発表を好感して上昇したが、午後にフィラデルフィアでブッシュ大統領の車の上を飛行機が飛んだため、夕方にも米国のセキュリティー警告レベルを一段上げるだろうという噂で、証券会社の売りプログラムが作動して急落。
CNN Money では、下のようなニュースが・・↓
The selloff was attributed to talk that an automated sell program had kicked in at one of the major brokerage houses, as well as rumors that a
plane flew directly over President Bush's motorcade in Philadelphia and that U.S. Secretary of Homeland Security Tom Ridge might raise the
terror alert level this evening.
結局、午前中の上昇を帳消しにしてしまった。
翌日の日本株マーケットに影響を与えるだろうね。
0723 Wed.
昨夜の米国株マーケットは、反転上昇。
下は日足チャートによるナスダック総合指数だが、見事に上昇トレンドラインに沿って上昇。
だが個別銘柄は意外と不作。
個別銘柄では、最初これしかなかったKLAC。
そしてGENZ、CHIRと順番にブレイクアウト。
目立った、わかりやすい銘柄はこれくらいだった。
チャットテストの検証
先日終了したチャットテストは、6月18日から7月16日まで、ほぼ1ヶ月間実施。
現在その記録を照合し、書き込んだ時の銘柄が、どれくらいのパフォーマンスを発揮したのかを、まとめている。
チャットで書込んだ銘柄をチャートで追跡。
結果は、チャートをつけてギャッパーズアイに掲載 している。
というわけで、数字で7月3日から4日分を公開。
項目は左から・・
月・日・ロングとショートの区別・銘柄
Bigin はチャットで取り上げた注目銘柄がクイックスキャンシステムのガイドラインをブレイクした値段で、End は基本的に次の壁が立ち上がった位置だ。
Diff は、Bigin と End の差額、つまり利益ゾーンの幅をポイント表示。
70%の項目だが、実際にはガイドラインの幅全部は獲れないから、その70%分を実際の利益ゾーンと仮定した数字をポイントで表わしたもの。
70%Total はその実際の数字に近い利益ゾーンの累積合計ポイント。
Return は、純粋なガイドラインの示す利益ゾーンが、投下金額の何パーセントに相当するかを表示している。
基本的に1分チャートでチェックしている。
Diff が 0.1%台のものは実質的には獲れないケースだと思うが、7日のBRCMとYHOOの2銘柄だけ。
まさに、スキャンシステムの威力だ。
ただしこのチャットサービスを本格的に毎日続けるとなると、実トレードを続けながらというわけにはゆかないのが問題点。
トレード自体がかなりひどい状態になるためで、これは実験済み。(笑)
なわけで現在、この対応策のテストを続行中。
最もシンプルな情報としては、どちらサイドにエントリーすればいいのかという点と、ブレイクアウトの値段に絞られるだろう。
詳細は公表できるまで少しお待ちを。
0722 Tues.
日本株ライブトレードWATCH初日
今日は、今回のセミナーでの、日本株のライブトレードWATCHの初日。
TOKYOマーケットは、最初神経質な動きだったが、途中からソフトバンクが上昇。
実トレードをされていた受講者の M さんが 3310円 → 3370円 とセオリー通りにトレードをされ見事勝ちトレード。
300円を抜けてセットアップにはまったため、果敢にエントリー。
そして、ソフトバンクは大引け前に更なるブレイク。
ここで、行かないと!と更に煽りあって、なかなか楽しかった。
最初に取ったプロフィットを保険として、もう一度エントリーすれば、大引けで半分確定、そしてスイングすれば、より大きなプロフィットを得るチャンスだったが、みなさんエントリーせず。(笑)
というわけで、とてもエキサイティングな初日だったが、CQGのクイックスキャンのガイドラインを辿っったライブトレードには感激されたようで、ガイドラインがあるととてもわかりやすい、という感想を述べられていた。
執行はコスモ証券を使い、板は松井証券のネットストックトレーダー、タイムアンドセールスは、DLJのマーケットスピードを使われていた。
ルール通り、淡々とトレードをされたのが勝因だろう。
経験と知識のあるトレーダーほど、考えすぎて失敗するということがよくある。
私も時々ヘマをすることがあるが、まさにこのパターン。(笑)
トレーダーは、どうしてもチャートが今どうなっているのか、ということに集中するよりも、これから先どうなるのかを予測したり、考え過ぎて不安に駆られてしまう。
先を気にし過ぎるよりも、マーケットの「今」を見ながら忠実にトレードをすることだ。
「今チャートがどのような動きをしているのか?」
こうした点がトレードをするうえで、大事なことだと思う。
トレードは一見、困難で複雑なもののように思えるが、意外にシンプルだ。
「普段あまり注目していないところ」に、実は重要なカギが隠れていることがある。
こうしたカギがどこにあるのか?
ライブトレードでは、いろいろな考え方や、どこを見ているのかなどといった点を、いろいろなトレーダーから聞くことができる。
そして、そうしたことがヒントとなって、ふとしたことから、そのカギを掴むことがある。
ボリンジャーバンドや、移動平均線は参考になる、単なる道具に過ぎない。
本当にトレードに必要なものは、相対的なトレンドだ。
さて、明日は?
0721 Mon.
セミナー3日目の夜は米国株マーケットがあるため、日本株セミナーにもかかわらず、NASDAQの銘柄を分析。
そこで、取り上げたのが、 SNDK と QCOM。
SNDKはロング、ショートどちらでも、そして QCOM はショートという作戦。
さてマーケットが始まると SNDK は弱く、 QCOM も軟調で終始。
詳細はこちらにあるが、いいパターンの銘柄自体が少なく、あとはAMGNくらい。
軟調なマーケットが続くと、さらなるショートサイドへのエントリーは反転のリスクが増加することになる。
日足チャートを見ると、6日連続でダウントレンド。
そして、アップトレンドラインにヒット。
明日は反転か、ナローレンジのマーケットになる可能性が高い。
さてどうなるか?
商品先物の世界 SHAT
セミナー後の親睦会などで、はっち先生には少し話した事があるんですけ
ど、実は私が一番最初に参加したマーケットは、日本の商品先物市場です。
当時、株と比べて考えた末に、いろいろ利点が多いように思えたからです。
E−miniをイメージしてもらえれば、なぜ私が商品先物に利点を感じたか理解してもらえると思います。
それと、ここでは畑が違う事もあって言わなかったのですが、今までもずっ
と、オンラインの日本の商品先物ブローカー2社に口座を持っていて、検証
と実験をほぼ毎日のようにやっていました。
50万円程度の小資金をブローカーに預け、それを実際にマーケットに投入
して、練習もやってきました。
話はちょっと違いますが、私がトレードのために用意できる資金は全部で1200万円あります。
別に自慢したくてこんなコト書いてるんじゃありませんからね。
でも、私自身が汗水タラして夜も眠らず、血の涙を流しながらも(爆)頑張って稼いだ大事なお金ですから、恥ずべきモノでもありませんが。
何が言いたいかというと、私の場合、そのうちの50万円だけでトレードをすると、大変高い利益率をたたき出すのです。
セミナーを受けた11月からは、3ヶ月連続で月20パーセント以上の利益率を維持しました。
(実際にマーケットに投入した金額は、リスク等を考えて、50万円のうち最大で20万円程度です。)
だったら、1200万円全部ブローカーに預けてトレードすれば、ひと月240万円の利益が出るじゃないかと皆さんお思いでしょうが、今の私の力では絶対にそんなに稼ぐことはできないと思ってます。
いや、それどころか損失になるかも。
ここが私にとって、最大の落とし穴でもあります。
だって、投入資金が多くなればなるほど、プレッシャーも増大します。
感情のコントロールが難しくなって、プロセスも何も吹っ飛んで、なんか失敗が多くなるんですよね。
未熟モンの私にはまだ、総運用資金に対して20分の1以下のリスクレベルのトレードしかできないようです。
今後の課題です。
私としては、これらは実トレードですが、あくまでトレードの勉強であって、利益を出すためのトレードでは無いという認識ではあるんですけどね。
もしかしたら、練習程度のリスク規模のトレードの方が稼げるのかもしれません。
儲けようと思わない方が儲かるという真理にも通じてます。
何はともあれ、去年の11月からはセミナーで勉強したことを基本に、検証
と実験と練習をしてきましたが、日本の商品先物のザラバ銘柄においても、
その基本は有効だとわかりました。
特に石油系銘柄で。
私は、自分自身がこの先何十年もトレードで生き残るために、いつの時代もマーケットの状況の変化に左右されない、古今東西普遍の法則はないかと探し続けてきましたが、日本の商品先物の世界でも、セミナーで学んだ事が有効であるという発見は、私の普遍の法則を見つけるといった観点からも大変な収穫でした。
まったく別の市場でも、機能したのですから普遍なわけですもんね。
普遍の法則を簡単に言うと、抵抗線の概念とその利用の仕方です。
セミナーで教わるクイックプレイも、セットアップも、銘柄選択方法も、その他すべてこの抵抗線の概念を利用したモノです。
極端なことを言えば、抵抗線の概念とその利用方法を熟知すれば、より自分に合った、さらにやりやすいプレイの開発も可能だと考えます。
私は、はっち先生がセミナーで言っていた「自転車の補助輪」という言葉を思い出します。
はっち先生が開発した各プレイは、あくまで補助輪であって、私がトレーダーとして自立する時は、その補助輪がはずれる時なのだと思います。
私は、いつか補助輪をとっぱらい、最終的に自分でプレイを開発できるだけ
の能力を身につけなければ、この先20年30年とトレードで生き残っていくのは難しいと思っています。
マーケットは変化しますし、いつまでもはっち先生がそばに居て、私を助けてくれる訳ではありません。
いつかは、自立しなければなりません。
だからと言って、私にトレードの力も無いくせに、いきなりオリジナルプレイの開発は無茶ですし、オーバーナイトやスウィングは、リスクの取り方がさらに熟練を要するので、やはりまずはリスクコントロールのしやすいイントラデイのプレイに熟達すべきなのではと私は考えます。
それに1日のイントラデイのチャートには、数週間分もしくは数カ月分のマーケットやトレードの世界のすべてが濃縮されていると思いますから、力をつけるのはもってこいです。
数カ月分のトレンドの栄枯盛衰が、1日のチャートの中に詰め込まれている
と思います。
とにかく、補助輪をつけて自転車を走るのがやっとなのに、補助輪をはずして走ろうとするのは、ケガのもとですもんね。
やはり、トレードの勉強は時間をかけて、焦らずやるのが良いと思う今日この頃です。
で、なんでこんな話をしたかと言いますと、実は迷ってるんです。
やっぱり米国株の口座を開くかどうか。
(まぁーだ、開いてなかったんかーーっ)
(ついでにGEのリサさん、ごめんなさーいっ)
まぁ何とゆーか、私はやっぱり商品先物市場が好きなようです。
一時期は、商品先物から完全にアシをあらい、米国株のみをやろうと考えてた時期もあったのですが。
えーと、ここらへんは、日本株をやってるTAMURAさんあたりと同じ理由だと思うのですが、個人的好みといいますか(笑)。
うーん、それにしてもどーすっかなー。
万が一に備えて米国株にも、もっと精通しておきたいしなー。
しかし現在、仕事と商品先物の分析や練習で手一杯。
この上、夜に米国株はキツイなー。
米国株はトレードしないで、チャートの勉強だけすればいいかなー。
うーん、うーん。
あ、これってもしかして贅沢な悩みなんでしょーか。
それにしても、米国株からも日本株からもハズれる私は、ここでは異端児だ
なぁ。
▼SHATさん: Wavewalker
>マーケットは変化しますし、いつまでもはっち先生がそばに居て、私を助け
>てくれる訳ではありません。
>いつかは、自立しなければなりません。
>同感です。最終的には皆が自分の手法を自分でものにしなければならな
>いと思います。はっち先生もセミナーで言ってましたけど、実際のマーケッ
>トでトレードの判断を下すのは自分しかいないわけですから。
>しかし現在、仕事と商品先物の分析や練習で手一杯。
>この上、夜に米国株はキツイなー。
>米国株はトレードしないで、チャートの勉強だけすればいいかなー。
>うーん、うーん。
>あ、これってもしかして贅沢な悩みなんでしょーか。
>それにしても、米国株からも日本株からもハズれる私は、ここでは異端児
>だなぁ。
良いのではないでしょうか(笑)
ハッチ先生はなにも米国株をやる人のためにセミナーをやっているわけではないと思います。
もちろん、セミナーの内容は米国株にフォーカスされていますが、それが、他のところでも応用できて、SHATさんのトレードがうまくいくのであれば、セミナーの効用は十分にあったということなのですから。
大事なのはセミナーで、トレードに対する姿勢を学ぶことなのだと思います
よ。
もっといえば、トレードに対する姿勢というより、生き方について考えることといっても良いかもしれません。(ちょっと哲学的ですか?(笑))
私自身は、トレードがうまく出来るようになるかどうかは別として、そうした姿勢を学べたり、普段は接することの出来ないような人たちと知り合えることが、自分の視野を広げるという意味で、自分の人生において価値があるものと思っています。
0720 Sun.
昨日から始まった日本株のライブトレードセミナー、今回は月曜日が祝日のため、最初の3日間は、メソッドの説明とトレードソフトのCQGやクイックスキャンシステムを使った説明に十分な時間が割けることになった。
そのため、少しゆったりとしたスケジュールで進行。
昨日はB1のラウンジで、ステップアップクラブの定期ミーティングが開催されたため、セミナー終了後に受講者の皆さんとも合流して、夕食を一緒に食べながらの懇親会。
ロスが止まってきた方、着実に利益を出されていらっしゃる方など、いろいろな方が参加された。
マーケットがよくなってきていることもあるのだろう、参加者の皆さんの表情が明るいのが印象的だった。
下は日経225インデックスの週足チャートだが、100週移動平均線をテストしているところだ。
ここをブレイクアウトすれば、さらに本格的に上昇する展開となるだろう。
下のチャートは、ナスダック総合指数の週足チャートだが、100週移動平均線を、すでにブレイクアウトしている。
米国マーケットは、スウィングプレイで大きなゲインを得られるマーケット環境が一足先に揃っているというわけだ。
皆さんの、顔色が明るいのは、こうした期待を反映していたのだろう。
今年の後半は、トレーダーにとって、楽しみな展開になりそうだ。
SHATさんのコラムをご紹介
美しい景色 SHAT
もし写真とかビデオとかいった映像を記録する技術がなかったら、宇宙から
見た地球の神秘的な美しさも、富士山の山頂から見た雲海の絶景も、結局その場に行かない限り見る事はできないですよね〜。
頑張ってそこまで辿り着くことのできた一部の人にしか見れない景色です。
この山の高さはどの位あるのか分かりませんけど、私はやっと登山道の入り口に辿り着きました。
山登りのためにそれなりに訓練してきたし、準備も整えてきました。
先人のくれた地図も手元にありますが、ロープウェイや整備されたアスファルトの道はなく、先人達が残していってくれた目印や足跡だけが頼りの、道なき道を行く結構たいへんな登山だと思われます。
先に山に入った人たちはどんな景色を見てるんでしょうね。
なかには道に迷ったり、水や食料を切らしたりして、本当の美しい景色を見
る事ができずに山から下りていった人も私は大勢見てきました。
とにかく今、私の居る所からじゃ絶景なんて見る事はできません。
そりゃ勝手に想像してあーだこーだと適当な事は言えますが、実際に登って、その場へ行って自分の目で確かめなきゃ真実なんてわかりません。
だから私は感動するような美しい景色を見いたいがため(見れると信じて)、これから本格的な山登りに挑戦してみたいと思います。
どこまで行けるか分かんないけど、頑張るぞ〜。
山登りを成功させるには、山の事をよく理解し知っておかなければならないと思います。
いくら山に対して、ああでなきゃいけない、こうであるべきだ、などと否定してみたり自分の考えを押し付けたって、山は山です。
よ〜く山を理解しようとする事で、登頂を成功させる確率は飛躍的に高まる と思います。
よく理解すれば、準備や計画は怠りなくできますもんね。
マーケットに対しても、自分の考えを押し通そうとしたり、その価格の動きをを否定したりする事はできません。
そんな事をやれば、マーケットからしっぺ返しを喰らいますもん。
マーケットがどんな動きをしようと、それが絶対無二の真実です。
じゃあどうすべきかと言えば、マーケットの動きを理解しようとする姿勢が何より大事だと思うわけです。
そうすれば、どんな準備をしたらいいか、どんな計画を立て、どんな訓練をしたらいいか、どのようにトレードしたらいいか、わかるようになるんじゃないでしょうか。
マーケットを相手にする私達トレーダーにとって、理解しようとする姿勢は必要な素質の一つだと思うのです。
マーケットに対してだけじゃなく、何でもそうだと思いますけどね。
実生活の中でも、まるで自分が絶対だと言わんばかりに、考え方ややり方を押し付けてきたり、ろくに理解しようともせずに否定ばっかりする人は、困
っちゃいますもんね。
人それぞれ、向いてる方向や立ってる位置の高さは違うから、ぜんぜん違う景色を見てるかも知れないのに。
本質的なことを理解しようとする姿勢、とっても大事だと思います。
0719 Sat.
トレーリングストップを使ったストップロス
参考実例。
↑ストップに当たりそうになったので、チャートを見ながらトレーリング幅を0.3ポイントに変更したが、間に合わず。(笑)
最初設定したトレーリング幅の0.2ポイントだと、ロスはマイナス0.1ポイント。
ロス幅が少な過ぎるので、トレーリング幅を増やしたのだが・・
48.20でロング
48.32 ドルまで上昇したがここだと利益は +0.12ポイント。
0.05のトレーリングで出ると、 +0.07 の利益にしかならない。
そこでさらなる上昇を期待し、上昇を待っている間に、価格は下落。
上と下は3分チャート。
エントリーを決定したタイムフレームだ。
結局 0.1ポイントのロス。
0.1ポイントのロス(リスク)を受け入れたストップ幅 0.2だったので 結局 は 0.1ポイントのロス。
0.2ポイントのロス(リスク)を受け入れて、ストップ幅を0.3に変更できていれば、ストップポイントは48.02。
この後ここのストップには当たらず上昇したため、結局は約 0.22ポイントあたりゲインだった・・
リスクを大きく受け入れれば、ゲインが大きくなるという典型的な例だった。
下は1分チャート。
下はタイムアンドセールス。
エントリーの値段。↑
高値 ↑
ストップに当たった値段 ↑
早く寝なくてはいけないので、ここで我慢すると長引くかも知れない・・と迷いストップ幅を短くしていた。
0.2ポイントのトレーリング幅だと 0.1のロスだったため、もう少し我慢しようと、0.3ポイントの幅に変更したのだが・・
翌日がセミナーのため、早く寝なくてはいけなかったため、ここで我慢すると長引くかも知れない・・と迷い躊躇したのが、ストップ幅変更が間に合わなかった原因だ。
トレード中の迷いはいけない。 < 反省。
0718 Fri.
理想的な脱出
トレードは勝つこともあり、また負けることもある。
自分のエントリーしなかった銘柄の上昇を尻目に、自分のエントリーした銘柄が上昇しないこともあるはずだ。
こうしたいわゆる、「うまくゆかないケース」で大事なことは何だろうか?
それは、ロスをできるだけ少なくすることだ。
ストップの付け方は意外と難しい。
また、欲との戦いでマニュアルで執行すると、思わぬ急落で大きなロスを出すケースにも出喰わすはずだ。
エントリーは正しい方向へ入ることができても、上がらないときの脱出がヘタだと、ロスを拡大することになる。
こうした悩みを持つトレーダーは多いはずだ。
こうしたケースで、是非ともマスターしたいのが トレーリングストップ だ。
執行で、今より 0.1ポイント有利な値段で脱出できたとしよう。
チリも積もれば・・で、一日一回のトレードだとしても1ヶ月/20日トレーディングデイだと2ポイントにもなる。
一日2回だと4ポイントの違いとなる。
募集を開始した8月の基礎セミナーは、このトレーリングストップ を特集する。
設定値を状況にあわせて、どのように変化させればいいのか?
単なるストップとして使う場合。
ピークに近い値段で脱出するといういわゆるベストプライス付近で使う場合、そして値段が下がっているケースでの使い方など、その状況に応じた使い方について、詳しい解説をする予定 。
シンプルイズベスト
この方の受講者用掲示板への投稿は、トレードの本質をかなり正確に書かれている。
文章自体は単純だけれど、とても大事な点について書かれているので、きょうは、少し補足をしながらご紹介させていただこう。
【98】今日は 厚木のしんちゃん - 03/7/10(木) 9:51 -
久しぶりにやりにくいな。
【99】でも 厚木のしんちゃん - 03/7/10(木) 22:31 -
とったどぉ〜〜〜〜〜〜〜(笑)
難しくする必要はないな。
買うべきときに買って売るべきときに売るだけ。
うまく立ち回る必要なし。
それじゃいつまでたってもうまくならないって?
わざわざ難しくする必要があるのか?
シンプルイズベスト
よろしくぅ
まず最初の 99 番。
難しくする必要はない。
買うべきときに買って売るべきときに売る。
うまく立ち回る必要なし。
わざわざ難しくする必要があるのか?
まさにその通りですね。
簡潔にまとめられています。
トレードは、何度も書いているように、どちらへ動くかの確率をどれだけ高くすることができるかという一点に成否がかかっているといっても過言ではないだろう。
だから、メソッドはできるだけシンプルな方がいい。
実際のマーケットでのライブトレードでは、さまざまな情報が手元に集まってくる。
だから、どういう時に、どんな点にフォーカスして見るのか?という点が曖昧なままだと、いくらチャートを見ても勝てるトレードはできない。
セットアップ条件が整ったら、躊躇せずにエントリーする。
それ以外の、上がりそうとか下がりそうとかの予想はしないこも大事なポイントです。
【100】セミナー後6週目の結果報告
厚木のしんちゃん - 03/7/14(月) 0:55 -
セミナー受講後2週目から続けている週間日記も6週目を迎える。
今週の結果の前に2週目から5週目までの結果をまとめてみよう。
36戦28勝8負
勝率は77%を超える。
もちろん週間利益目標はすべての週でクリアしている。
なぜここまで安定して利益を出すことができるのか。
セミナー前とセミナー後の大きな違いはなにか。
それはトレードに迷いがないことだ。
自分がやっていることがわかっていてさらに自信があるから躊躇感はまったくない。
エントリーでもロスカットでも1〜2ティック早く執行できる。
これは小さいようで大きな違い。
誤解のないように言っておくが1〜2ティック早くというのはフライングということではない。
迷いがないから待ち伏せていて即クリックできるからということである。
では、どうすれば自信を付けることができるのか。
これは秘密なんだが今回だけ特別にお教えしよう。
それはセミナーで習ったことを自分で検証すること。
たったこれだけ。
「ふざけんなゴラァ〜、なめとんのか、あ〜、そんなこと誰でも知っとんじゃボケ〜、ハッチが何回も言うとったやんけ〜」と聞こえた(笑)
しかしである。
本当に検証した人がどれぐらいいるだろうか。
もちろんハッチさんが何度も検証し完成されたメソッドだけを教えてもらっているのだから、利益が出るのは当たり前田のクラッカー(古っ)
だからといって自分で検証しなければメソッドを自分のものにはできない。
いまいち成績が芳しくない方は習ったことをもう一度自分で検証してみることだ。
驚くほどの結果があなたを待っている。
今週はcool風になっちゃったな〜(笑)
今週の結果 14戦14勝0負
利益は週間目標の3週間分を超えた。
0717 Thurs.
夜間取引とギャップ
USAA つまり米国債(CBOT)は、日本時間の朝10時から午後9時20分までが、いわゆる米国でのナイトセッション(夜間取引)になる。
本格的に出来高が増えてトレードがしやすくなるのは、日本時間の21:20分から朝の6時までの時間帯だ。
ピットトレードと呼ばれる、いわゆる米国の昼間のトレード時間になる。
一方CMEのEMINIは、夏時間だと日本時間の午後10時30分から、午前5時15分までがデイセッション。
そして、午前5時45分から午後10時半までがナイトセッションということになる。
通常のダイレクトアクセストレード用のソフトウエアでは、このナイトセッションを表示したり、非表示にしたりすることができる。
そうしてこれをトレードに利用することもできる。
EMINIの例で説明しよう。
添付の画像はCQGのセッションパートをキャプチャーしたもの。
ギャップ表示
↑
Primary Only for Intraday にマークがついているが、こうすると日本時間の朝10時から午後9時20分までが表示されずに、
この間の値動きと翌日の始まり値との差分が表示されることになる。
これがいわゆるいわゆるギャップだ。
↓
赤いゾーンがギャップだ。
このギャップを利用するのが、ギャッププレイだ。
ギャップ非表示
次にこのギャップを表示させないチャートを見てみよう。
EPU3 つまり S&P500 の Emini (CME)は、日本時間の朝5時45分から午後10時30分までが、いわゆる米国でのナイトセッション。
デイセッションは、日本時間の22:30分から朝の5時15分までが、米国のいわゆる昼間のトレード時間帯となる。
↑
このチェックボタンをはずすと、連続したチャートが表示されるため、いわゆるギャップがないチャートとなる。
↓
赤い部分を表示すれば、ギャップのないチャートとなり、赤い部分を表示させれば、ギャップのないチャートになる。
慣れないと、わかりにくいかもしれないが、CQGのようなソフトを使えば、こうした時間表示は自動的に表示してくれるため、一度セットして 、そのチャートウィンドウを一旦表示してしまえば、あとはほとんどメンテナスなしでチャートを使うことができる。
ギャップの表示と非表示を使い分ける
ではこの2つを使い分けることで、何がわかるのだろうか?
まずギャップのない連続したセッションのチャートを見ることで、マーケット開始前に、ギャップダウンするのか、ギャップアップするのかがはっきりとわかる。
下チャートでわかるように、赤い部分がギャップを生じさせる原因となる、ナイトセッションの動きだ。
株価がガイドラインを切った後、下げ続け 22:30 のマーケット開始時間を迎えていることがわかる。
つまり赤いガイドラインが続いている、つまりダウントレンドが続いているわけだから、マーケット開始直後にショートをすれば、成功する確率が高いことがわかるだろう。
下はギャップを表示させたチャートだ。
↓
このようにナイトセッションのある、EMINIやTBONDは、同じ銘柄を2種類のチャートで比較することによって、ギャップのできる方向をあらかじめ予測できる可能性が高くなるというわけだ。
一方で、このギャップを使わない、Emini ならではのトレード方法がある。
通常夜間セッションでは出来高が減少する。
つまり一定時間で比較すると値動きの幅も少なくなるわけで、トレードの効率としては悪くなる。
しかし、こうしたナイトセッションでも、日本の夕方からのある時間帯は、出来高の面からも、トレードができるのだ。
こうしたときには、ギャップを表示させない表示を利用するのだが・・
続く・・
0716 Wed.
グリーン・スパンの下院公聴会証言
株式市場は、連邦準備制度理事会議長アラン・グリーンスパンのコメント発表中、乱気流に遭遇したジェットのように、揺れ動いた。
必要な期間中は、現在の低金利を維持するとの、発表にもかかわらず、株式市場は終日軟調。
ダウ・ジョーンズ工業株平均株価は、9128で、48ポイント、0.5%下落。
ナスダックは1753、1ポイント、0.1%、S&P 500は3ポイント、0.3%下落して1000で終了。
ニューヨーク証券取引所の売買高は15億1585万株、ナスダック市場では19億株台。
インテル( INTC )は、マーケット終了後に予定されていた業績発表を控え冴えず。
ボーイング( BA )も、宇宙開発事業の特別損失計上を発表し、第2四半期に11億ドルものコストが必要などというニュースで売られ、ダウ構成銘柄のジョンソン・アンド・ジョンソン(
JNJ )も、第2四半期利益が27%の低下との業績発表のため軟調で終了。
ロングサイドエントリーには厳しい環境だったが、銘柄によっては堅調に上昇した銘柄も見受けられた。
議会証言で、債券市場での長期金利が急上昇したため、売りが優勢になっり米国債は大きく下落。
だがチャートには、その証言の前日14日からすでに下落の兆候が見えている。
↓
15分足チャート
トレジャリーボンド > Treasury bonds ・利付債 30年
T-Bonds(債券)
米国政府が発行する償還期限が10年以上の利付債の総称。
日足チャート
詳細はこちらからどうぞ。
この日の、グリーンスパン氏の発言内容については TheStreet.com のこのコラムにポイントが掲載されている。
グリーンスパン氏は、第2・四半期の企業業績はそれほど悪いものではないから、経済状況は次の四半期にわたって改善されるだろうと言明。
"The FOMC stands prepared to maintain a highly accommodative stance of policy for as long as needed to promote
satisfactory economic performance," Greenspan said.
「連邦準備制度理事会は、満足できるレベルの経済状況を維持するため、必要な制作を継続する準備がある」と、投資家の心理面に効きそうな発言も見られたが、株価は下落。
また、CNBCを見ると Greenspan says Fed can cut rates further というフレーズが見られるように、まだ金利引き下げの用意があるとのグリーンスパンの発言を引用している。
Alan Greenspan ran into unusually tough questioning
とあるように、経済状況は決して楽観視できるような状況ではないことが伺えるが、説明の中で、かなり広範囲にわたっての、見解や分析がされ、悲観的な見解?も、それなりに述べられていた。
このあたりの姿勢は、日本の経済運営当局のおおざっぱで説得力のない見解とは大きくスタンスが違っている。
日本がこのレベルになるのは、いつのことだろうか。
とにかく、昨夜のマーケットは、グリーンスパン発言に好材料が見あたらなかったため、とりあえず利食いだけはしておいて、様子見といった心理からか、積極的な買いに繋がらなかったようだ。
さて今夜のマーケットは?
受講者の方から GOOD NEWS が・・
リベンジ SHAT
ちょっとここの所、日本の商品先物市場に神経を集中してトレードをやって
たので、ごぶさたになっちゃってました〜。
私はトレードを始めて間もなく、この日本の商品市場で大きな損を出しまし が、それから約1年と6ヶ月、やっとすべての損を取り返しましたっ。
やったぜっ、こんちきしょうっ。
やっと、や〜っと、スタート地点に戻って来れた感じです。
これで心おきなく米株にチャレンジできるっ。
日本の商品先物取引で失敗したから、じゃあ別の市場へいって・・・、なんてやってると、問題先送りにして逃げてるだけのような気がして、なんて言うか納得がいかなかったんです。
でもこれで胸のつかえが取れてスッキリしましたっ。
スタート地点に帰ってくるまで、ずいぶん時間がかかりましたが、損を取り
戻すという一つの念願を達成させた事は、まだまだ未熟なトレーダーの私に
とって大きな自信になったように感じます。
日本の商品先物のトレードは、これはこれでやっていきますが、やはりより
魅力的な市場である米国株を本格的にやってみたい。
さぁっ、次の段階に進まねばっ。
という事で最後にもう一回、
やったぜっ、ざまーみろぉぉぉっ。
と、きっと誰も見てない掲示板でひとり喜ぶ私でした〜。
0715 Tues.
ステップアップクラブ開催のお知らせ
日時:7月19日(土)14:00〜
場所:DTN B1F ラウンジ
一応「勉強会」という名前がついていますが、内容は堅苦しいものではなく、トレーダーたちが集まってワイワイと日頃の自慢や、失敗を語り合う会 です。
様々なトレーダーの、様々な手法を知ることができますし、受講者同士でパソコンや回線の情報交換などが、積極的に行われています。
参加資格はセミナーを受講された方に限りますが、参加費用は無料です。
通常は、セミナーが開催される週末に地下のラウンジで行われていますが、今回は日本株ライブトレードセミナーの開催に合わせて開催されます。
受講者の皆さんやスタッフとも合流して、夕方から懇親会として、一杯やりながら夕食を楽しむというのが、恒例となっているため、これを目当てに参加される方もいらっしゃるようです。
懇親会の食事代は大体4000円前後で、当日に各自、懇親会の会場でお支払いいただきます。
定員一杯になった場合、次回に参加して頂くことになりますのであらかじめ、ご了承ください。
お問い合わせや、お申し込みはこちらからお願いいたします。
ライン取りとガイドライン
マーケットは、パターンを持っている。
ファンダメンタル派の人たちの中には、マーケットはランダムに動くから、予測は不可能だと主張する人たちがいる。
本当にそうだろうか?
マーケットのいわゆる「足跡」をたどることができるチャートは、その銘柄をトレードしている人たちの「心理の足跡」を表示していると考えてもいいだろう。
人間の心理状態というものは、肌の色が違っていても、国籍が違っていても、話す言葉が違っていても共通するものだ。
だからその心理状態を表わすチャートに、あるパターンが生まれると考えるのは、それほど突拍子もない考えではないと思う。
たとえば、レースで走る車の軌跡をラインで描くと、ほとんどの車が描くラインは重なるはずだ。
早いドライバーと遅いドライバーの違いは、このライン取りの違いにもはっきりと現われる。
もちろん、ルマン24時間レースのように、マシンの差があれば、その車のパワーの違いなどによって取るラインは多少変わるだろう。
だが基本的なラインというものは同じだ。
トレードでも同じ事だろう。
私は説明をするとき、できるだけチャートを添付している。
その理由は、チャートの基本は同じだということを知ってもらうためで、CQGのガイドラインは、まさにこの目的のために は、まさに最適なツールといっていいだろう。
わかりやすく表現すると、いわゆるガイドラインが青や赤に変わる位置で、アクセルを踏めということだ。
ただ、自分の車のパワーに合ったコースを選択し、天候に合わせたた正しいタイアを選択しなければならない。
これは銘柄選択であり、長めのトレンドを知るということなのだ。
トレードというレースでは、一度走り始めたら(エントリーしたら)タイア交換はできないのだ。
つまり、雨が降りそうなのに、晴れ用のタイアで走れば、いざ雨が降ってきたら、勝つことはできない。
逆に、天候が回復しそうなのに、レインタイアで走れば、これもいい順位を期待することはできない。
車のレースでは、順位を争うが、トレードでは勝ちか負けかのどちらかの結果となるところが、車のレースと違う点だ。
セミナーで、ラインの正しい取り方を知ったからといって、すぐにあなたがシューマッカと同じように走れるわけではない。
そのためには練習や、実トレードの経験が必要になる。
その第一歩として、実際に、高性能なマシンで、サーキットを走りながら、プロの後を追いかけながら、トレードを体験してもらうのが、ライブトレードセミナーだ。
プロの走るライン取りや、注意点を実際のマーケットに参加をしながら学ぶことができる。
何もわからなくても、後をついて走っているウチに、正しいライン取りを覚えることができるようになることもあるだろう。
だから理屈を知らなくても、このガイドラインを追っているウチに走れるようになる。
そこで、「どうしてそうなるのか?」という基本を知るというアプローチもあるだろう。
もちろん普段自分が使っている車(ソフト)を使って、レーシングカー(CQG)の動きについてゆくことができるため、どのようなライン取りが大事なのかという点が よくわかるだろう。
今週末から始まる日本株セミナーは、ライブトレードセミナーのため、実マーケットでこうした手法を検証することができる。
2ヶ月に一度の開催のため、次回は9月を予定している。
セミナーの詳細はこちらからどうぞ。
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2003 0715-