2002 1115 -


1130 Sat.

今日はリンダ・ラシュキ氏のセミナーの初日だ。

受講される方からメールをいただいたので、転載させていただきます。

ジェスの喜ぶ顔が目に浮かびます。


NO PROBLEM 

武道を多少心得ているものならば、時として、師という存在が必ず必要にになる時がある。


居間でコーヒーをすすって、やわらかなソファーの感触に浸りながら、K1を見ていると、これは拷問ではないかと思えるようなトレーニングを課せられる。

実際の武道の険しい試練の道は、まったく異なった次元のお話である。

TVの画面でみる華麗なテクニックは一瞬の出来事。

しかし、その裏に数え切れないほどの挫折と葛藤があることまでは、大方の想像はつくが、やったものでしかわからない。

きっとそれは視聴者が考えるよりも、想像をはるかに超えた苦しくて長い道のりなのである。


剣道、少林寺拳法、ボクシング・・・叩く、投げる、張り倒す。

私は青春の時間の多くをこれに投入した。

メジャーになってないってことは、、、身に付いた技能は唯一つ。  

言うまでもない。・・・・打たれ強いのだ。 




Daytradenet の「 Mark to Market 」 というコラムは私の原点。

マーケットから叩き出されてすがったものは、本でもなく、実際の知り合いでもなく、DTNに掲載されていたコラムであった。

(もちろん、叩きだされる前にすがっていたものは愛読書「ディ・トレーダー」。)

資金を失って素に戻り、屈辱にまみれたトレードの出来ない現状の穴埋めはそのトレードにかかった時間の何十倍も長くて苦しい時の流れだった。

・・・でも、そんな時、失意のどん底から手を差し伸べてくれたのがこのコラム。


アメリカのプロトレーダー、ジョン・ジェッサム氏の執筆したこのコラムは、まるでHPから話し掛けているような展開の気持ちのいいコラム。

会話をしているように私は何度もこのコラムに目を通して「どうしたら、この現状を打破できるのか」ばかりを考え、コラムを読み返しては自分の方向を確かめていたように思う。

ポールマッカ−トニーは名曲「LET IT BE」の中でこう語りかける。


・・・僕が暗く沈んでいると聖母マリアさまが目の前に現れ、こう言った

     なすがままにしなさい、なすがままに、なすがままに。。。



太平洋の向こうに私の「師」がいる。

教えをいただく時が来た。

だが、非現実的なコンタクトのとれない師ではない。

そう直感した私はすぐさま行動に出た。

なすがままに。



「「教えてください。資金を失ったときにどのようにその焼け跡から立ち上がったのですか?」」

トレードのジェダイマスターはこう言った・・・・



***サン、その痛みよくわかりまス・・・・

トレードが望んでいたようにうまくいかナイ。本当に辛いですよネ・・・・
 
僕らが損を出す時ハ、マーケットが君のトレードは間違っているんだヨ、ということを教えてくれているのでス・・・・

少しずつ、少しずつ、ゆっくりと前へ進みまショウ・・・・

僕がどうやってスランプから立ち直ったのカ? という質問だけド、あの時の僕は***さんと同じ心境だったんじゃないかナ。

・・・・でも、僕は諦めはしなかっタ。

自分が学ぶべきことがもっとたくさんあることをわかっていたシ、だからマーケットから逃げなかっタ。

そう、逆に立ち向かって行ったんダ・・・・・・



トレードだけに通じることでない。この言葉は武道でも、人生でも同じだ。

またこれほどまでに闘争心を奮い立たせる言葉もなかろう。

「逃げずに立ち向かう」日本人の忘れている感覚の一つである。

我々は長い平和の時の中で、安泰というものがあたかも当たり前の現象のように日々確約されているものと勘違いしている。

闘う前に相手の実力も、本当の強さも身で感じることのないまま逃げることが、かしこい防御であるとすりかえられ、その場から回避することで自分をかわいがる。



それまでの私のアプローチは一撃必殺の武器をいかに手に入れるかだった。

抜き胴、回し蹴り、カウンターパンチ。


しかしトレードで教えられたものは正反対であった。

いかに早く、瞬時にをデイトレードだと勘違いしていたのである。




師は語りかける・・・・

  すこしずつ、すこしずつ、、、 ゆっくり、ゆっくりと



根本的感覚の改造が必要と思った私はそれからいままでの自分の学んできたスタンスを全て捨てた。

そしてゆっくりと闘うことを決めたのである。

すぐ身に付く技術なんて、考えてみれば長いこと食べていけれる技能ではない。


私がそれからも失望しかけた時や、問題がある時、師は何事も無かったようにこう語りかけた・・・・


    NO PROBLEM  

      sukoshizutu   sukoshizutu


師に会える。

しかも、今回はその師がまた、師と仰ぐ聖母マリア様(?)にも会うことが出来る。


そして半年前のようにまた新幹線に乗って私は東に行くのだ。


PS、 講師の方のセミナー会場での再会をとても楽しみにしております。

 

 

1129 Fri.

リンダ・ラシュキ氏のセミナー開催にあたって

今日はリンダ・ラシュキ氏の無料セミナーとサイン会が開催される。

昨夜久しぶりに会ったジェスと、奥さんのジュリーとは、もうかれこれ10年来のつきあいになる。

だから、彼らがとてもエキサイティングな気分だったことが、とてもよく伝わってきた。

そのジェスからの、受講される皆さんあてのメッセージをお伝えしよう。

 

どうすれば何かに上達できるのか?

子供の頃は誰しもが、夢中になっていた何かに上達するため、身近にいた先輩や先生などをお手本に、努力をしてきたはずだ。

そんな僕も、まだまだ青臭い少年だった頃、自分の技術を磨くためには既にその道を極めている人から直接学ぶしかないと、本能的に感じていた。

そしてその直感こそが、僕を日本に旅出させた理由だった。



僕が大学の頃通っていた空手道場は、大阪のとある流派と提携を結んでいた。

その流派の主席師範の技は、この世界では、ずば抜けた技術として高く評価されていた。

若かった自分にとって、いつしか日本に渡り師範の基で学びたいというのが夢となった。

夢がかない、僕は日本に渡り、師範と最高指導者の後見を受け昇段をすることができ、今現在も空手を続けている。



ビジネスの世界では、僕がまず最初に始めたのは不動産業だった。

成功するために、この道の大先輩である人の基でできる限りの時間を費やし色々なことを学んだ。

人生とは、日々勉強だ。

そして分野に関係なく、その道を熟練し成功するためには、不屈の精神と忍耐力が必要となる。

結果は必ず後からついてくるものだ。

だがトレードの世界では、目標を達成するのは思っているよりも大変なようだ。

何故なら、実際にトレードを職業として生活している人たちは、自分たちの成功の秘訣を進んで他人と分かち合う必要はないからである。



トレードとは、誰も必要としない孤独な仕事である。

だからこそ、トレーダーは例え目標を見つけ出したとしても、それを達成するための道は厳しく、毎日が自分自身との戦いなのである。

僕自身も、トレードの世界で成功するために、この5年間あらゆるセミナーに参加し、関連の本を読みあさり、できる限りの努力を尽くした。

予想していたとおり道のりは決して楽ではなかった。

それだけたくさんの情報源から、どれが正しくて、どれが正しくないのかを見極めるのが、何よりも大変だったのだ。

僕が出会ったセミナー講師の中には、過去のデータからチャートを抜粋し、ここで買うべきだったとか、ここで売るべきだったとか、あたかも自分の予測が当たっていたかのように何の根拠もなく説明していた人もいた。

そんな彼らの共通点は、自分を成功しているトレーダーだと豪語していたことだ。

市場に出回っている情報全てを吸収し、少しでも自分のトレード手法開発に役に立てばと思っていたが、現実はそんなに甘いものじゃなかった。

マーケットを見極める前に、本物の講師を見極める方が大変だった。

だからこそ、先物トレーダーとして前々から有名だったリンダ・ラシュキのセミナーを受講することが決まったとき、楽しみで仕方がなかった。

彼女はアメリカでベストセラーとなったJDシュワッガー著の「新マーケットの魔術師」にナンバーワン短期トレーダーとして紹介されている。

また彼女自身も「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」という本を出版し、こちらもベストセラーとなった。

トレーダーとしてはもちろん、優れた講師としても有名な彼女は、トレードのノウハウを教えてくれるだけではなく、トレードそのものに対する生徒たちの熱意を刺激し、彼らの学習意欲は高めら、そして僕らを次のレベルへと導いてくれるのだ。

彼女の視野は、「証券」だけではなく、先物から商品と幅広く様々なマーケットに向けられていて、そしてその中で、正しい知識と機能、ルールを守りぬく強さがあれば誰でも成功できる、ということを証明してきた。

リンダのセミナーは、カークランドにある僕らのトレードフロアにも大きな影響を与えた。

目からうろこが落ちたとはこのようなことを言うのだろう。

彼女のテクニックは、マーケットに関係なく適応する。

証券からとうもろこし、為替、先物、債権、名を挙げられる全てのマーケットにて、使うことができるのだ。

そして何より、リンダは毎日自分が運営するチャットルームにて、ここでエントリーしてここで脱出というように、ライブタイムで自分のトレードを公開している。

僕自身、今までこんなものは見たことがない。



今日まで僕は、そのチャットルームで彼女のエントリーポイントや利益確定や損切の瞬間をずっと見てきた。

決して後付けの結果ではなく、全てリアルタイムでだ。

以前、仕事で彼女のもとを訪れたときに、日本のセミナーや日本人トレーダーについて話をする機会があった。

そして馬渕さんのウェブサイトや新宿にある素晴らしいフロアの話をしたところ、彼女は日本とそのフロアにとても興味を持ったようで、いつかは日本に行ってみたい、などと話は弾んだ。

そして何とも素晴らしいことに、彼女は日本でセミナーを開くことに合意してくれたのだ!

日本株、米国株、先物、為替、またはドイツの商品インデックスと、マーケットの場所、種類に関係なくどうすればトレーダーとして成功することができるのかを、伝授してくれるだろう。

彼女の繊細かつ丁寧なトレードのノウハウは、僕らのトレードフロアに新風を巻き起こした。

今まで、良い悪い両方の講師に出会ってきた。

その中でも、リンダはトレーダーとしての僕に成功するためにはどうすればいいのかをしっかりと理解させてくれただ唯一の講師だ。

そのリンダのセミナーがいよいよ開催される。

セミナーに参加される方は、自分の目と耳と頭で、僕が書いたことを確かめることができるはずだ。

とにかく、とてもエキサイティングなイベントが開催できるようになったことを素直に感謝したい。
 

今日はセミナーの前に、ビジネススタンダード誌・夕刊フジ・ブルームバーグ・ロイター・ZAIなどのメディアからのインタビューなどがあり、リンダ・ラシュキ氏にとっては、忙しい一日になるだろう。

この素晴らしいセミナーの様子を、このWEBを通じて、できるだけお伝えすることができればと考えている。

そのため東京マーケットWATCHなど、当サイトの一部のコンテンツの更新が遅れるかもしれません。

どうかご了承ください。



 

1128 Thurs.

リンダ・ラシュキさん来日

今日は夕方から、米国側のスタッフと食事をしがてら、リンダさんと顔合わせということで夕食をご一緒し、そのあと一緒に一杯飲んできた。
 


食後は私のお勧めの場所で一杯
 

印象を一言で言うと、きさくでフランクな方。

リンダさんは娘さんとご一緒で、ション・ジェッサム氏は奥さん同伴。

 


ジェスのリクエストで、エステックビル地下二階の土風呂と同じ経営母体の「鳥元」へ。

焼き鳥中心のメニューで夕食。

しかしウエイトレスは全く英語がわからないようで、さらにジェスの日本語もわからない。

ジェスの日本語を私がさらに日本語へ通訳。

なものでオーダーのときはすっかりあてにされてしまった。

だが、ウエイトレスはかなりかわいい娘で、私を「すがるような目つきで」見てくれるので、とても気分がよかった。役得だな。(笑)

メニューはちゃんと英語版があったのはエライ。

 


リンダさんと娘さん


先日のTVプログラムの話をしたら、リンダさんの娘さんが偶然にもTVでそのプログラムを見ていたのだという。

英語で、Where are your eyes? と言うのかと聞いたら、目を白黒させて「えっそれなあに?」という反応。

あなたの目は節穴か!? を説明をしたら、そもそも「節穴」って何だ?ということになり、さらに説明をすると、そう言う風には言わないという。

ジェスが「俺の目はどこへ行った?」と探すジェスチャーをして大爆笑。

どちらにしても、そういう喧嘩のタネになるような言い方は、普通しないとのこと。

とにかく、このネタで一気に盛り上がった。

リンダさんからは、英語が堪能ですねといわれたが、そういう風に言われるということは、大したことがないというレベルだということくらいは知っている。

だが、つたない英語も使いよう?

通じればいいんだよね。(笑)
 

 

 

1127 Wed.

クリスの英語で智アリ

たまたま、今朝松浦で見たプログラムでした。

ちょっとWebをあさってみたら、番組のホームページがありました。

http://www.tbs.co.jp/goodday/english/2002_11/1127.htm

あなたの目は節穴か!?

Where are your eyes?

ですって!


かなりきつい言い方ですよねぇ。

こういう変な表現(?)を全国放送で流していいのかしら・・・。

まぁ、高卒でも6年以上英語を習っているのにしゃべれない国民だからなぁ。


P.S.リンダのセミナー、楽しみにしております。

 

なるほどねえ。

情報を、ありがとうございました。

 

愛する負けとトレードパワー


今年は本当に短かった。

いやまだ、12月にも入ってないのでこんなこというと、私だけ1ヶ月の時差ぼけがあるフューチャーみたいだが、3月のE-miniセミナーからあっという間だった。

また、こんなに自分を深く追求した年はなかったと言ってもよい。

ふーん、、ダイレクトアクセスってそんなに早いのか?

,,,,,,,って感覚だけで手をつけた先物取引だが、本当に早いことだけは確かで、今も自分のキャパシティをこえる判断の早さの要求に、頭も少々オーバーヒート気味。

考えているとあっという間に置いてきぼり。

情けないばかりで、初めは絶対儲からないように仕組まれている取引なんだこれは。

ははーん。

罠に落ちてしまった・・・・とちょっぴり後悔もしたが、でも、、、

でも、、、でも、、、

こんなに面白い世界とでくわすとは思わなかった。




トレードは理屈ではなく、またメソッドでもなく、指標の分析能力でもない。

(必要ではないという事ではない)

最近のトレードから私は偶然に偉大なことを発見した。

トレードの究極技術は「愛」である。

WEBの管理者から殴られようとも、きっと、反対のほほを差し出し、この愛を力説したい。

なにも、トレードに対して恋愛したいと思わないが、この愛をいうことを理解できればトレードでの応用が利くようになる。

まずは重要なロスカット。

自分を愛していなければいつまでもだらしなくポジションをたたまずに自分にうそをつくことになる。

これは自分を愛していない証拠。

だから自分の行為を正当化することではなく、自分を愛することで、トレード継続の為の命の炎である資金を守ってやらなければならない。

ーーー愛の守護神。



次に、ルールの無視。

ルールを愛さなければ、ルールを破って規律が崩れる。

したがって利益からも見放される。

これは絶対の真実。

ーーー愛の規律。



最後は深遠なる愛の持つべきトレードのパワーである。

トレードを愛しているか否か。

これは単なる好きぐらいではだめだ。

トレードが人生だと言い切るぐらいでもだめだ。

私はトレードから生まれ、トレードで育ち、そして来世にいってもトレードをしているだろうと90%ぐらい根拠なく言い張るぐらいでないと、この愛の持つ本当のパワーは享受できない。

ーーー愛のトレードパワー。




ばかばかしくも、恥ずかしいことを言っているのは承知の上。

だれだって、見知らぬ公園で大声上げて道行く人にビートルズの歌を歌うのは勇気が要るだろう。

しかし、その人は恥ずかしさより、歌うことによって自分のビートルズへの愛を自分に取り込んでいるのだ。

だから私も恥ずかしくはない。

堂々とトレードを愛していると言ってそのパワーを取り込みたい。

この感覚を持つと劇的にトレードは変化する。



まずは今まで死刑執行のようなロスカットの恐怖が愛するトレードを継続するため、資金を守るという、見事な行為に変貌するのである。

この感覚の違いが少しのことだが意味するところは大きい。

あっさりカットしてそのりりしさに、喜びさえ覚える。

(つまりエントリーが間違っているわけです)



そして、もっとも大きな心の変革は、負けに対して寛容になっていく自分を発見することだ。

少し考えれば誰にでもわかることだが、100%のマーケットでの勝利はない。

勝って、負けて、また勝って、負けて、、、これを永遠に繰り返すのである。

イチローがマリナーズでどんなにがんばっても10割の打率が不可能なように、まして凡人の私が、トレードでの勝率が10割になるはずがなかろう。

だとすれば負けはトレードの必然的な事象であり、それを避けるべく、とろいことばかり考えて、新鮮な思考回路をことさらにややこしくしているのである。

まずは負けすらも愛することから始めようと思えば気が楽だ。

そうすれば負けていく過程を正当化するいらぬ根拠探しや、少し負けただけで方法や自分のルールを恨むような思考には絶対にならない。

負けた時にこそ自分の変革の芽が出始め、花が咲いた時に結果的に勝ちに転じているのである。



その展開には驚くべきものがある。

いままで、私は日々のトレードを資金の増加や、プロフィットの上下に一喜一憂していた愚か者だった。

+になるにこしたことはない。

でももっと重要なことはトレードを継続して愛し、トレードを決して裏切ることなく挑戦し続けることへの愛である。

このスキルを持った私はこの先の半年にまた何がおこるのであろう。

考えただけでもワクワクする。

新しく違った次元にいく喜びは言葉では言い表せない。

これがあるからDAYTRADEはやめられない。



リンダのセミナー受講の前に心の準備が整った奇跡に感謝したい。


PS お酒、飲んでません。

しらふです。
 

 

「愛は世界を救い自分をも救う」と書くと、私なんかはちょっと気恥ずかしくなってしまうので、それを見越して?かこういう愛の溢れるメールをいただいた。

「しらふ」ですと、断り書きを書かれているように、書かれているご本人も抵抗を感じながらも、情熱で書いてしまった・・というところなんだろうと思う。<と勝手に断定して書いてしまったが。

トレードは飽きることがない。これは確かに言えることだ。

マーケットは毎日違っているし、事前にどうなるかを知ることは不可能だ。

だからこそ可能性を探るという行為には、底知れぬ魅力があるのだと思うし、それがある程度でも当たって、望みの褒美が手に入ろうものなら、まさにネコにマタタビ状態となってしまうのは無理のないことだろうと思う。

だが、一方でハズレた時に受ける気分は、人それぞれ。

ロスが人を臆病にする。

これを解消するには?

ちょっと下世話な話で恐縮だが、わかりやすいのでナンパの例をあげてみよう。

トレードの本質に通じるものがあるかも知れない。

まあないかも知れないが。(笑)

 

30年前のナンパの極意を無料公開(笑)
 

ナンパをするにはかなりの労力が必要だ。

ナンパを成功させるためのトリプルセットアップをご紹介しよう。

ちょっと古いけどね。(笑)



いきなり、大上段に言ってしまうけれど、ナンパというのはイメージと違って難しいものなのだ、ということをまず言っておきたい。

あたたが、お気に入りの女性を見つけるとする。

まず声をかけることだ。

だが普通は相手を意識をすればするほど、声を掛けられないと言うのが、人間の心理というもの。

さらに、いきなり見ず知らずの女性に声を掛けるわけだから、当然無視されたり、時には罵倒されることもあるだろう。

どんなに「カッコいい男」だろうと、ナンパでは普通、話さえ聞いてもらえないケースの方が圧倒的だということを、まず頭に叩き込む必要がある。

 

昔、「あのー」と声を掛けた時点で「忙しいの!」とニベもなく断られて、意気消沈してしまった苦い思い出があるが、そんなことでくじけるようではまだまだ初心者なのだ。

無視されようが、罵られようが、全く気にすることなく次々と声をかける根性というか忍耐力が必要になる。

これさえ備わっていれば、あなたはすでにナンパの上級者だと断言してもいいだろう。

 

最も大事な点は「とにもかくにも声をかける」ということ。

おなたのお気に入りの女性が目の前にいるのに、声をかけることを躊躇しているようでは、その女性とは一生、話をすることすらできない。

恐れる必要も恥ずかしがる必要もない。

まず最初の一歩を踏み出すことだ。

声をかけなければ何も始まらない。

では、何と言って声をかければいいのか?

何でもいい、まず声を掛けろ。

これがまずセットアップのその1。

 

相手の女性が「知らない相手に声を掛けてくるようなのはロクなのがいない」というポリシーの持ち主なら、「ナンパしてもいい?」とアケスケに言おうが「ちょっといいですか?」とナイスに声を掛けようが、結果は同じ事で、無視されてしまうのだ。

ただ、傾向としては、街を歩いている相手にいきなり「どこ行くの?」とか聞くよりも、暇そうに本屋で本を見ていたり、ウィンドウショッピングをしているときに「それいいですよね」と いうように声を掛ける方が、若干成功率は高いと言う程度の成功率の違いでしかない。

ではどんな相手に声をかければいいのか?

ナンパの専門誌?などには、暇そうな子を狙えとか、垢抜けてないタイプがいいとか、もっともらしいことが書かれているが、そういう条件は全く無視することだ。

だいいち、そんな条件に当てはまる相手を待っていたのでは日が暮れてしまう。

そんな選り好みをして無駄な時間を過ごすくらいなら、一人でも多く声をかけること。

つまりは時間効率を優先するのがポイントなのだ。

 

セットアップその2

直感的に「いい」と思う女性には全部声をかける。

いわゆるパターン認識だ。

一見無理そうに見えても意外とOKだったりするから、見た目だけで確実に判断することなどできないのだ。

声をかけようかどうかを迷っているうちに、女はすぐにどこかへ行ってしまう。

「いい」と思った瞬間に、自然と声をかけることができなくてはならない。

不思議なもので、この速攻のタイミングを逃すと、声を掛けられなくなるのだ。

最初は声をかけることに抵抗を感じるだろうが「気付いたらもう声をかけていた」というレベルにまで、最終的には到達しなければならないことをキモに命じておくべきだ。

トレードでも、エントリーしたが一向に上昇しないケースでは、少ないロスでカットロスをするなり、利益が少しでもあるうちに別の銘柄へ乗り換えた方がいいケースが多いのとよく似ている。

結局うまくゆくときは、どんなきっかけの言葉でもOKだし、駄目なときはどういうフレーズであろうと駄目なものなのだ。

大声で話しづらいいわゆる周りが静かな店の中とかでは、携帯のメール送信画面に「迷惑でなかったら、ちょっと話しでもしない?」とか表示させ、相手に見せると言う手もあるわけで、そこでのリアクションがどうなのかが、一番大事なポイントとなる。

そこで相手をするかしないかは、その相手のポリシーによるところが大きいわけだから、声をかけても全くリアクションがない、つまり、無視された場合には、さっさとあきらめて、別の相手を捜した方がいいということだ。

ここの見極めが肝心。

無視されてもメゲてはいけない。

声をかけること自体に抵抗があり、いざというときに声をかけることができないというケースでは、まず一日10人に無視されるまで続けるなどというように自分なりの目標を立てることだ。

無視されることを前提としなければならない。

つまりトレードでロスを出すことに慣れなければならないのと同じ事で、ナンパでは「無視されることに慣れる」必要があるのだ。

無視をされても、何の動揺もなく「あっそう、だけど君はいいチャンスをつかむことができなかったね。かわいそうだけど、こちらは忙しいのでゴメンね」
と素直に思える心境になれればOK。


 

声を掛けることができるようになったとしよう。

次に大事なことは声を掛けた相手がどういう反応を見せるかと言う点だ。

相手が無視することなく、何らかの反応があれば、コミュニケーションを途切れさせないようにしなければならない。

セットアップその3

相手に喋らせること。

けっしてこちらがたくさん喋ってはいけない。

その理由は、こちらが喋ってる間に、相手がいろいろと考えるからだ。

「どこ行くの?」と聞いて

「買い物に行くところ」と言われたら80%は成功したのも同じ事だ。

ビッグチャンスの到来だ。


 

だが喜ぶのはまだ早い。

そこでその会話を終わらせることなく次の質問を畳みかけること。

ナンパと一言で言うが、バカにしてはいけない。

「何買いに行くの?」とか「どこの店に行くの?」というように一つのテーマから話題を次々と展開できなければならない。

そこで「靴を買いに行くところなの」と答えてきたら

「あー、あそこにある店ね。結構かかわいいの売ってるところだよね」とか

知らなければ「へえー、その店ってどこにあるの?」とか「どうして知ってるのの?」とかどんどん聞いてゆくことだ。

適当な質問をしながら、相手にどんどん喋らせて、考える時間を与えない。

ここがこの段階では最も大事なポイントだ。

このレベルまで来れば、まず大丈夫。

 


駄目な人はペーパートレードをするように、シミュレーションを十分にすることだ。

デパート・居酒屋など女性の店員のいるところでまず、話を続けることができるように訓練をすることだ。

こちらは客なのだから、相手の店員は基本的に無視することはできない。

だから、会話を続けることはたやすいはず。

このレベルでできないようでは、実トレードじゃなかった、実ナンパでは全く無理というもの。

やはりシミュレーションを十分に積み重ねることが大事となる。

このレベルでOKでも実ナンパとなると心理的プレッシャーでなかなかうまく行かないのはトレードと同じこと。

 

ついリキが入って長くなってしまった。

だが、トレードもナンパも共通する部分が非常に多いというのは非常に興味深いことだ。

って、まあかなりこじつけですが。(笑)

 

 

1126 Tues.

OFF

久しぶりの休み。

といってもいろいろとやることがある。

まず残りの歯石取りのために歯医者へ。

少し間が空いたため、全部まとめてというわけにはゆかないとのことで、前回は下の歯。

で今回は上の歯。

これはあらかじめ予約してあったのでスッポかすわけにはゆかない。


歯医者のエントランスには、クリスマスの飾り付けがあったが、もうそんな季節になったのだなあ。

 


待合室の壷にもデコレーションが・・

 


これはパークタワーの飾り付け。

 

 

原宿をブラブラ走っていたら、偶然にTVのロケ(多分)をやっていた。

こっちは暇だったので、早速ロケ風景をパチリ。

ニコンCoolPix5000は小さいからいつもバッグへ入れておけるので、こういうときに、改めてこのカメラの良さを実感。

 


Zoom
 


どうやら、この赤いダウンを着たお姉さんが主役?のようだが、外見からは日本人ではないように見える。

はっきりは聞こえなかったけれど、日本語は流暢な様子。
 



Zoom
 

持っている看板?には「クリスの英語で智アリ」というサブタイトルが書いてある。

どうやら「あなたの目は節穴か」というのを英語でどういうのかというのを、通行人に聞いているようだった。

うーん・・普通の日本人では、わからんでしょう。

何人も通行人をつかまえては、インタビュー?していた。

 

「あなたの目は節穴か」を直訳すると・・

Is your eye a knothole ?  となるけれど、何だかなあ。

娘にも話を振ってみたけれど、そもそもアメリカ人はこういうように「節穴」というような比喩を使った会話は、通常あまりしないよねえということで一致。

こういう言い方を覚えてうっかり使ったらケンカになるしねえ。

まあTVだから面白ければいいのかも知れないけれど、もうちょっと実用的なのをやればいいのにと、余計なお節介を言いたくなる。

こういう意味を言うのなら You don't understand what I'm saying.

が普通の会話だろうね。

とにかくインタビューされなくてよかった。

こういうとき、自転車はサっと走り抜けられるからいいなあと思う。ははは。

 

とっさのことで、鍵も掛けずに近くの木に自転車をもたれかけさせていたのため、気が気じゃなくパチパチ撮ってたため、後で見るとほとんどがブレていた。(笑)

なわけで何とか使えそうなのをアップ。

この撮影の後、急いで自転車が大丈夫かと目を向けると、自転車にまたがった若いカップルが私の自転車のそばにいるではないか。

怪しいなあ・・と「すみません」と声を掛けたら、向こうは慌てたようで「すみません、いい自転車なので見てたんです」ということで、まずは一安心。

 

「カーボンですよねえ」

ってしげしげと見ているので

「そうなんです。だから高かったです」

と言うと

「そうでしょうねえ。カーボンを見るのは始めてだったのでつい見てたんです」

 

カップルのまたがっている自転車を見ると、サス付きの車輪の小さな折りたたみ自転車。

ブランドはちょっとわからなかったけど、安ものではなかった。

じゃあ・・と手を振って二人仲良く走っていった後ろ姿を見ていると、なんだかほのぼのとした気分になった。

 


 

1125 Mon.

ペーパートレードセミナー終了

早速受講者用掲示板へ書き込みが・・


皆さん大変お疲れさまでした。

いやはや、私は午後の睡魔との戦いがキビシかったです(笑)。

学生時代を思い出してしまいました。あの頃も眠かった。
 
私は物覚えの悪い人間なので、まだ当分の間セミナーのごやっかいになる事でしょう。
 
それでは皆さん、これからもよろしくお願いしますね。

 

 

みなさん、馬渕先生、スタッフの皆さん9日間おつかれさまでした。
 
右側の列の前から2番目にすわっていた**です。

最初の2日間はRTに操作されているようだった私も、最終日にはすっかり使いこなすことが出来ました。(つもりかも・・・)
 
とにかくこれだけ集中して何かを学ぶというのは大学以来でした。

食後に眠くなるのも大学以来かも(笑)。
 
今後も掲示板を通じて、いろいろと情報やスキルの交換が出来たらとおもっ
ています。
 
今後とも、よろしくお願いします。
 



はっち、さわっち、たちばなっち、おっさー。(ご無礼を)

とっても楽しいペーパーでした。

後半参加のなりっちです。

今回はメソッドが7月Pより、より高度になっていてビックリ。

DTNは高速で進化していたのでした。

夢と希望を万人に分け隔てなく与えて頂き、感謝。

でも東京は遠かった。

関西で情報交換希望の方、カキコ下さい。



 

連続9日間ですから皆さんお疲れのようだったが、私もちょっと疲れた。

昨夜はぐっすりと熟睡。

今日はのんびりと過ごし、昼前から少し昼寝をして、午後は散髪へ。

そのあとで指圧へ行ったので、かなりラクになった。

 

受講者の方からの感想にもあるように、今回は10月のプライベートカウンセリングのフィードバックもあったため、数ヶ月前と比べると、セミナーの内容はかなりグレードアップしていたはず。

教える側からすると、受講者の方から質問がなければ、全部理解されていると考えがちだが、必ずしもそうとは限らない。

というよりも「何がわからないのか?」ということがわからなかったり、何を質問していいのかがわからないといったこともあるわけだ。

ここが難しいところで、多分ここはわかっていないだろうということを予測して、いわゆる手を変え品を変えて、いろいろな角度から説明をしなければならない。

言い換えれば、かなり「至れり尽くせり」で解説をした方が、よりよい結果がでるということが、わかってきたのだ。

普通こうしたトレードの本場であるアメリカのセミナーでは、ここまではやらない。

というよりも、アメリカ人は傾向として、わからなければ必ず聞くし、実際にいろいろなセミナー会場を見ると、日本に比べると、かなり質問が多く活発な質疑が飛び交っている。

だが日本人はシャイというか、「こういう事を聞くとどう思われるだろうか?」などというように、まわりに気を遣う方が多いようだから、セミナーの進め方や説明に工夫をしなければならない。

また「至れり尽くせり」と言っても、その場所を間違えると効果がないわけで、どこがわかりにくいのか、そして多くの場合「どこで引っかかっているのか」という点を解明するのが最も大変な作業となる。

その一つの方法として、参加者の方、それも実トレードで、うまくいったりいかなかったりと、いわゆる「ボーダーラインで苦しんでいる」方のトレードを拝見するのが一番だと考えた次第。

これがプライベートカウンセリングをやろうと思い立ったきっかけだった。

10月の終わりの実施時期では、余り時間がなかったので、数は少なかったが、これは予想以上の成果を上げた。

今回はそのフィードバックをかなり取り入れていたので、その効果はあったと思う。

だが、一番大事な点は、セミナーを受けられた方が毎日努力するという点なのだが、この点をさらにどうサポートすればいいのか。

いろいろ考えると、私もさらに努力をしなければならない課題が、かなりあるようだ。

だが今週末から、リンダ氏のセミナーが始まるので、今日と明日は、ちょっと一休み。

 

 

1124  Sun.

スカルパー
 

【464】今日のリンダのTIP of the Day で・・・  Mana - 02/11/22(金) 21:35 -

「サイドウェイからのブレークアウト」「ショートのスカルピング」って何のことだか教えてください。



【465】Re(1):今日のリンダのTIP of the Day で・...
TAMURA - 02/11/22(金) 22:35 -

▼Manaさん:

Googleなどで用語はだいたい検索できます。

スカルピング行為
http://www.infobank.co.jp/dict_free/dict_23_su.htm

サイドウェイ
株価が狭い幅で推移している状態。

ここの用語集に入っていないな。。。
https://www.daytradenet.com/Service/Thesaurus/Quick.htm


 

http://www.infobank.co.jp/dict_free/dict_23_su.htm

では

スカルピング行為

スカルピング(scalping)とは、一般に株式などを不当に高い値段で売付けて値ザヤを稼ぐ行為をいいます。

投資信託及び投資法人に関する法律の15条1項3号では、信託財産における取引による有価証券やその派生証券の価格変動を利用して、委託会社又は当該取引を行った信託財産に係る受益者以外の第三者の利益を図ることを目的とした取引を行うことを指図してはならないとして、これを禁止行為としています。

とありますが、米国のデイトレーダーたちは、通常このような意味合いには使わない。

不当に高い値段なら誰も買わないわけで、こうした方法で利ザヤを稼ぐことはできないという認識だからだ。

スカルピングは非常に職人的な技術を必要とするため、スキル(技術水準)の高いトレーダーの手法として、認識されているトレード方法だと認知されている。

WEBで用語を調べてみると・・

Scalping

Trading for small gains over a short period of time, usually within a day. In some cases, this may involve taking advantage of very narrow spreads in volatile markets.

非常に短い時間に利益を「削ぎ取る」ように利益を出す手法を「スカルピング」と呼ぶ。

通常はイントラデイといって、保有期間が1日以内のいわゆるデイ・トレーディングの手法として、この言葉を利用している。

株価が上下によく動くいわゆる「ボラティリティー」の高い状態で、1分チャートを使って、ビッドとアスクのスプレッドを利用(売値と買値を見ながら)価格が上下するタイミングを予測して、トレードする手法 だ。


11月20日のリンダの TIP of the Day では・・

Genghis(スカルピングを得意とするリンダのアシスタント)が語るスカルピングとは

スカルパーに必要なのは、正しい思考と執行技術である。

マーケットに飛び込み、短い時間内に1ポイントや2ポイントを掴み取るためには、よほどの集中力と迅速な執行技術が必要となる。

エントリー前に、脱出ポイントをしっかりと把握しておくこと!これが一番大事である。

それをしておかないと、エントリー後にあと知恵に悩まされ正しい判断ができなくなってしまう。

「例えここで1ポイント取れても、その後に5ポイント上がったらどうしよう?」などのくだらない考えに翻弄されてしまうのだ。

万が一、そのような状況になってしまったら、まずは自分自身に、このトレードは5ポイントも保有するためのものではなく、リスクを最大限に抑え、より確実な利益を得るためのものなんだ、ということを思い出させる。

誰もが経験のあることだと思うが、そこで脱出すれば目標である1から2ポイントを得ることができるのに、もっと上がるんじゃないか?という欲から事前に定めた脱出ポイントを過ぎても抜け出さず、気が付けば逆にマイナスになってしまったというパターンがある。

この最悪なパターンを回避するための方法の1つとして、売却時に2分割できるだけの充分なサイズをトレードすることである。

まず、事前に定めてあった脱出ポイントで最初の半分を売却し、残りをエントリー値より少し上でストップオーダーを入れておく。

そうすることにより、残りの半分も少なからずも必ず利益をあげることができる。

この方法を使ったときには、必ず最初の半分と残りの半分の平均利益率を見比べておくべきだ。

もしかすると、わざわざ2分割して脱出するよりは、最初の脱出ポイントで全てを売却していた方が利益率が高いかもしれない。

その他、脱出ポイントであと知恵に悩まされない方法は、エントリー直後にシステム的に脱出オーダーを送信しておくことである。
 

「リスクを最小限に抑え、より確実な利益を得るため」と書かれているように、まさにこれこそがこの手法を使う目的なのだと思う。

私が始めて受けたセミナーというか、いわゆるブートキャンプはオールテックインベストメントの5千ドルもするもので、レベル2ウィンドウを12個ほど並べて、上昇している銘柄を見つければエントリーして、100ドルも儲かればすぐに脱出するというものだった。

もちろんチャートは見ない。

今から思えば無茶なことをやっていたが、知識がなければ、教えられたことを正しいとしか受け止めるとはできない。

だが、こうした体験が、後になってから正しいトレード教育の重要性についての私の考え方に、大きな影響を与えることになった。

 

 

これは私の記念すべき頃のトレードレコード。

1997年後半の時期のものだ。

パーシャルフィルがあるため、エクセルでまとめ、こういうのを毎日作成していた。

アメリカの税務署の時効?になるはずの時期のものを公開。(笑)

右の Time が保有時間。

Accum. がトータルのその日の結果だ。


最初のトレードは始まって6分後にエントリーし保有時間は1分53秒。

結局 5 トレードで、2487.5ドル。


 



途中でやめればいいものを・・(笑)

この頃はバカなことをしていた。



オーバートレードの例、ブローカーだけが喜ぶトレードだ。

ネットスケープとか懐かしい銘柄のシンボルが見える。


執念で、何とかトータルをゼロにして終えた日のもの。(笑)

骨折り損のくたびれ儲けとはまさにこのこと。

左のマークはショートトレード。この頃はロングとショートの割合は、大体これくらいの割合だった。

 

これは忘れもしない生涯で最悪のトレード。

インテルばかりを追いかけ、気がつくと4225ドルの負け。

もう頭の中がパニック状態で何がなんだかわからなくなっていた。

だから記念に残してある。(笑)

 

 

 

1123  Sat.

ネットの時代

昨日は自宅から、完成したリンダの日本語マニュアル原稿を光ファイバーの100メガの回線を使って送った。

時間を計ってみたら・・

32.5メガのサイズのファイルをFTPでアップロードするのに48秒。

ダウンロードには26秒。

回線速度はホント速くなったが、米国では日本よりも、うんと早くから道具としてネットが使われている。

たとえば米国のナスダック市場の株価からは、さまざまな情報を手に入れることができる。
 


つい最近、ナスダック市場の「モストアクティブ」と呼ばれている、いわゆる人気のある銘柄リストでは、ついにEBAY がそれまでの ERTS の67ドルという株価を抜いて、69ドル近い株価でトップに躍り出た。

それまでトップだった銘柄はティッカーシンボルが ERTS のエレクトロニック・アーツ社だ。

中心となるビジネスはエンターテイメントソフトウェアの作成はマーケティングと販売。

EA.com を見るとわかるように、オンラインのゲームと Web サイト広告の作成、マーケティングを含む、いわゆるエンターテイメントソフトウェアの分野をカバーしている。

今年の2月には、ゲームサービス会社の Pogo 株式会社を買収し、着実に業績を伸ばしている。

 

これを追い抜いたのがネットオークションで有名なイー・ベイ。

つまりネットを使った個人オークションという形態で買い物をしたり、品物を売ったりするためのサイトから始まり、いまや車をはじめとした様々な分野をカバーしている。

たとえば、ここではポルシェが、これだけ売買されようとしている。

あらゆるプライスレンジの、さまざまなポルシェを手に入れることができるのだ。

 

日本ではネットの普及で、速い回線が世界一安い価格で使える時代になってきたが、この恩恵を最もダイレクトに享受することができるのが、トレードの世界だ。

最近では、特に年齢の高い層の方が、それまでの人生で蓄積されてきた豊潤な資金を、このネットを利用してうまく運用され、成功されている方が増えてきている。

長いカイシャ勤めから解放されても、その後の収入がまた、カイシャという組織に依存しなければならず、その上それまでより、さらに低い評価しかされないとなれば、モチベーションが下がってしまうのは当然のことだ。

ネットブームが終わった今こそ、本当に役立つ利用方法を考える、よい機会なのだと思う。

じっくりと計画を練り、技術を身につけ、自分の力で安定した収入が可能になるトレーディングというビジネスこそ、これからの時代に個人が実現させることができる唯一の、「夢」が可能になる選択肢なのだと思う。




ブルマーケットがやってくる?

昨日はロスの鎌田氏からこういうメールが・・

Mr. Mabuchi

やっとアップ出来ました。

引け後に電話が殺到してしまい、さすがにマーケットが強くなると違います。

共通しているのは苛立ちです。尻尾から頭まで取れなかったことを、だいぶ

口惜しがっています。贅沢な話です。

鎌田

 


確かにマーケットは強い。

下の日足チャートのように、ナスダックの総合指数はもうすぐ、200日移動平均線間近という位置にまで来ている。



一方の下のチャートは、日経225インデックス。

はっきりとわかる、ダウントレンド。


この大きな違いは、まず日米の経済政策の違いだろう。

世界から投資家のお金を集めるためには、魅力のあるトレード環境を構築することができるかどうかにかかっていると言えるのではないだろうか?

11月・12月・1月と一年中で最もおいしい季節がやってくる。

あなたがトレーダーなら、どちらのマーケットでこのシーズンを過ごしたいと考えるだろうか?

その答えは、これからのマーケットが出してくれるはずだ。

 

 

1122  Fri.

セミナーとリンダ氏のセミナーの準備・その他もろもろで、書く時間がなかなかない。

というわけで、メールの転載でしのいでいる。

だからブルーの文字ばかり。(笑)

ちょっとまずいけど、まあ仕方ない。

ペーパートレードセミナーは、あと3日。

受講者の SHAT さんの昼食レポートです。


 

セミナー・昼めしレポート

by SHAT

今日は昼にエステック情報ビル4Fにあるカレーバイキングの店に入りまし
た。

1000円でカレー4種類、サラダにスープにフルーツにケーキにコーヒー、ワインまで置いてありました。

なかなかお得。

カレーはすべてヨーロッパ風で、これにパルメザンチーズを少し振りかけて
食べるとコクが増しておいしかったです。

12時過ぎると店の外は行列ができるので早めにいきましょう。

 

ちなみに同じエステックビルB2Fの「千代田すし」はイマイチです。

ネタはまだしもシャリが致命的にまずい。

シャリを長時間も作り置きして酢がとんでしまってる感じ。

安いランチだから仕方がない?
 


おなじB2Fのそば屋の「そじ坊」もイマイチ。

関東風味付けの好きな私ですが、それでもなんかツユがショッパイ。
 


同じく「土風炉」は飲み屋でセミナーの懇親会によく使われているようです。

おいしいと思いますがこの前、はっち先生がなまこを食べて「かたいっ」と文句を言っておられました(笑)。

十割そばがウリのようです。


エステックビルを出て地下道をJR新宿方面へ少し行くと中華料理屋があっ
て、先生やスタッフの方たちと一緒に入りましたけど、ここで食べた五目や
きそばはおいしかったです。

でも全体的に価格はちょっと高め。

店の名前は忘れちゃいました。



と言うわけで今日はカレーを食べ過ぎて、午後は睡魔に襲われてしまいまし
た。

リアルティックの操作に慣れなくちゃー、頑張んなきゃーと思いながら時々気を失ってました。

後ろに居たボランティアスタッフのTさんに目撃されたかもっ。

そう言えばTさんの方から声をかけて頂いたりして気を使わせちゃってるなぁ。

私は口ベタ人見知りな所があるもんでスイマセン。

今日は良く寝て、明日からまた頑張ろっと。
 

 

 

1121  Thurs.

キクチのおっさんの唄 前編
 

馬渕 一さま  
 
(長いのでコーヒーブレイクの時にでも読んでいただければ光栄です ^^)
 
 

菓子屋「ヤマグチ」は今はもう無い。

なんでも売っていた。お好み焼きや、焼きそばも鉄板で焼いてくれた。

ブームになるとその対象玩具が店の看板商品になる。

そこのおばちゃんは公園のトレンドを確実に把握し、しかも、トレンドが途切れそうになった時にすかさずグレードUPしたアイテムを仕入れるといった、
C公園トレンド仕掛け人であった。

かなり儲けたに違いない。



しかし、実はもう一人忘れてならないトレンド創作の主に「キクチのおっさん」という年齢不詳のおじさんがいた。

背が高く、結構色男で、年季の入ったドラゴンズの野球帽がトレードマーク。

不思議なおじさんで、必ず我々の遊びにつきあってくれ、お金をもらっているわけでもないのに、竹馬を作ってくれたり、野球の審判をしたり、また子供のケンカがあれば仲直りさせ、その公園の監視役ともいうべき愛する大人だった。

しっかり、子供も2人いて、公園の横に家があったので何か夜の仕事でもしていたのであろう。

でも、いつも公園にいた。

今から考えてもどうやって生活の糧を得ていたのかは不明である。

何でも作って、どんな遊びでもうまく、そして強かった。

子供と大人の実力差を理解していない我々は、おっさんを本当にに凄いと思っていた。

今思えば当たり前であるが、その当時はおっさんの技術を盗もうと真剣に考えたものだ。

作業着ベスト姿は腕利きのガンマンのようであり、「僕の夢ーおっさん」と題して、大きくなったなら「おっさんのようになりたい」と学校の作文に平気で書く仲間までいた。



忘れないブームの一つに「メンコ」があった。

このトレンドは長かった。

半年ぐらいの熱狂が我々を包み込み、魂を揺さぶられるような闘いが何どもあった。

メインステージはおっさんの作った50センチ×30センチくらいの板のついた机。

そこには強いものしか入れてもらえなかった。

というより、強くないと全てメンコを持っていかれてしまうので、勝手に神聖な場所としていたのかもしれない。

その他のステージは公園の水平のいたるところを使って行われた。

毎日必ず5箇所位のグループに分かれており、そこで自信をつけておっさんのステージに行くようなシステムになっていた。

つまりここでメンコの予備弾を奪い合うのである。



おっさんは容赦なかった。

子供だからといって、決してなめたりせず、真剣にメンコをかっさらっていった。

おっさんのメンコはまさに芸術であった。

板にヒットしたときの音がまったく我々と違っていた。

「パン!」ではなく「ビシッ!」なのである。

ホテイの焼き鳥缶位の大きさの、水色地に黒マジックで「おっさん」と書かれたシンプルなそのメンコは次々と立ちはだかるメンコを爆撃して行った。

メンコが裏返った時ももちろんゲットできるのだが、このステージは5センチ位の足がついていたので、その板からはじき出され下に落ちてもOKだった。

「はじき抜き」と呼んでいた手法である。

ゲットし続ける限り、ビリーヤードのヨツ球と同じで永遠に打つことが可能であった。

これがうまく決まった時なんかは、全ていやなことを忘れるくらいの快感が走った。



エスカレートしたメンコブームは他の地区にも及び、隣町の小学校でも流行り始めた。

4小学校が隣接していたところだったので、見知らぬ小学生も公園に来るようになった。

おっさんは他の小学校の子供が来るとおやつを与えたりして、地元の子供と同じように他の地区の子供と接していたが、こんな時は笑ってメンコには参加せず、ステージを設置してレフリーに徹していた。

もちろん我々も遠征したこともあったが、おっさんのいることで要らぬケンカの種が出来ないこのC公園のメンコが一番有名で我々もそのことを誇りに思っていたのである。




ある日、このメンコの闘いに邪道な集団があわられた。

どこで手に入れたのか、ウチハ位の大きさのメンコで、振り下ろす時の風圧で全てのメンコを吹っ飛ばす手法を得意とするO小学校の連中である。

特にサイズを決めていなかった我々はこの集団を「反則じゃないか?」と思いつつも、小さなメンコでもそれなりの技術を持ち、強かったので認めざるをえなかった。

場にメンコが貯まるとサイズを変更して、一気にたたむのである。

これにはいいようもない屈辱と、努力して一つ一つ落とす作業が非常に馬鹿らしく思えた。

彼らが姿を現すと相当の腕の持ち主しかステージに上がらなかった。

おっさんは、この集団に特に何を言うわけでもなく、笑って「おいおい、お前らもがんばれよ」と言って、ふがいない地元の連中に声をかけ、ただ笑ってみているだけだった。

そして、なんとなく劣等感を持って見つめるしかできない私は完全にこの集団にびびっていた。

やられっぱなしの日々が続き、我々は皆で結束して、なんとかこの集団に勝利する手はないかとずっと授業中も考えをめぐらせた。





キクチのおっさんの唄 後編


楽しかったメンコも急におもしろくなくなり、影をひそめるかに思えたが、
C公園に行くと、おっさんがステージを置いて一人でタバコを吸っているので、みんな手ぶらでいかずに次のブームに期待しつつも、やはりメンコ持参でC公園には行っていた。

メンコなんて当時、プラモデルに比べれば安いもので、お小遣いさえあれば、いくらでも購入して遊ぶことはできたが、自分の気に入ったメンコで勝負をかけて、O小学校の連中に負けることは、数の問題ではなく質の問題であることを小学生であった我々もおぼろげながらにわかっていたのかもしれない。

そのなんとなく、釈然としない感覚がこのブームを継続させ、長くつづいたブームの終焉を引き伸ばしていたのであろう。



C公園からそう遠くないところに住むW君はとてもお金もちであった。

家が糸の問屋を営み、その父親はキャデラックに乗っていたが気さくなお父さんであった。

普通小さいいころのお金持ちというと、半ズボンに蝶ネクタイの嫌味な子供のイメージがあるが、このW君は飼っていたチャウチャウ犬を散歩させる時に親からもらった大量の小遣いを物に変え、それをみんなに配っても、学校でおおいばりするような大ばか者ではなかった。

彼は、決して皆に服従を誓わせるようなことはせず奉仕の精神があった(笑)。

初めてマックのハンバーガーを口にできたのもW君のおかげであった。

・・・そのW君がO小学校の連中に食い物にされ、持っていたメンコを総取りされるという事件がおこった。

半泣き状態で、木に犬をつないでメンコを取られていくW君の姿は、我々全員の精神的支えをすべて打ち砕き、もはや、この場所が楽しさを享受するスペースではなく、屈辱に満ちた物悲しい場所であることを認めさせるのに十分であった。



いつもお世話になっていた我々はW君を慰めるための結論として一つの答えを出した。

同じサイズで闘えばよいのではないかという目には目を、の発想である。

いやW君を慰めるというより、自分の姿を投影していたのかもしれない。

とにかく負けっぱなしでは嫌という感覚がパワーとなって結束したのであろう。

どこで手に入れたのか、今となっては記憶はないが、W君はO小学校のサイズと同じ物を手に入れた。

勝利を確信し、O小学校の連中のびっくりする顔を期待しての闘いは突然のおっさんの横は入りで阻まれた。

おっさんはW君の持ってきたそのメンコを使わせなかったのである。

かわりにおっさんはとうとうそのステージに上がった。


ハクション大魔王の絵のついたいつもより少し大きめのサイズを手にしたおっさんは唄を歌いながらO小学校の連中の大サイズのメンコを面白いように
「はじき抜き」で撃墜していった。

なんであんなサイズの違うメンコを落とせるのか魔法のように見ていた我々におっさんは振り向きもせず、ただメンコを落とすのに集中して、場に多くのメンコが貯まると唄を歌いながら狙いを定め、メンコの数を増やして行った。

今でもその時の後姿のかっこよさは忘れない。


 


    〜〜〜くっつしゃみ一つで呼ばれたからにゃ、

           それが私の、ご主人さまあ〜あ〜よ〜〜〜〜


           はっ、 はっ  はくしょ〜お〜〜〜ん 大魔王〜〜〜
 



はっ、 はっ、の時に腕を振り上げては止め、振り上げては止め、「だいまおおーーー」の掛け声高らかにメンコを放つ。

場のメンコはマジックのように裏返ったり、はじき飛ばされ、おっさん愛用の籠行きとなる。

子供の世界に、真剣に大人が介入するのを言いか悪いか別として、何を考えて、どう遊べばよいのかをおっさんは教えていてくれたのかもしれない。

O小学校の連中もそれからC公園には来なくなった。

ブームはおっさんの乱打ちの圧勝で幕を閉じた形になった。




今思えば、はじめからおっさんは我々に、大サイズのメンコをいかに自分達の力で落とせるのか考える時間を与えていてくれたのかもしれない。

W君が持ってきた大サイズのメンコを制したのも、一線を超えさせずに考え一つと技術で可能なんだよ、ということを分からせるための行動だったのだ。

特設ステージは公園に姿を現さなくなり、おっさんはぶんどった大サイズのメンコを皆に配り、大サイズのメンコは代わりに円盤投げのツールとなった。

使っていたステージを正方形にカットしてはりがねでつなぎ、W君が闘おうとした大サイズのメンコに、栄光のハクション大魔王のメンコを中央に張りつけ、あるベルトを作った。

「円盤キング」を名づけられたそのベルトは、一番遠くに飛ばした記録保持者に与えるチャンピオンベルトだった。

・・・また我々の頭は、このチャンピオンベルトの争奪戦で一杯になった。

 



人に物事を教えるのには人それぞれやり方があるが、おっさんの教え方は言葉ではなかった。

行動にいいようもない精神が確かに宿っていた。

いまでも大変感謝している。

そして、頭と知恵を使えば自分だけの方法で物事に対して解決できるという事実を、また楽しみながら工夫するという最も大切なエッセンスも教えてくれたように思う。


C公園を横切る時・・・幼いころはどんなに思い切って飛ばしても、入り口から半分山まで飛ばせなかったことを思い出した。

今ではたいしたことはない。

でも当時は確かに死に物狂いだった。

・・・もちろんとばすときは腕をひねっては止め、ひねっては止め、
    
はっ、 はっ  はあーーーーくしょん!  そら行け−−−−−−!!!!


おっさんの唄はアニメの唄というだけでなく、私にとっては魔法の唄。

そして、考え、工夫する唄なのである。


ほしかった「円盤キングチャンピオンベルト」。

巻いた姿を夢みる少年は、そして大人になった。


---------キクチのおっさんの唄 おわり
 



いまでも、E-miniをしていて、あきらかに変な動きがあっても、このおっさんを思い出します。

このところのE-miniはとんでもない動きをすることがよくあります。

でも唄を歌えば、気持ちはおっさんになります。

またリポートいたします。
 

 

 

1120  Wed.

こんにちわ、馬渕先生。

7月Pセミナーの****です。

Pセミナーでお忙しい中と知りながら質問があってメールさせて頂きました。

昨日11月19日のギャッパーズアイに載っていたERTSについてです。

私自身もこの日の銘柄として監視していました。

30分ギャッププレーとして添付したチャートの赤いところでショートし、緑でカバーしました。

ロスカット位置はギャップの64.6あたりで、目標は日足のギャップあたりとしていました。

自分ではブレイクしたと思っていましたが(←これは危険ですね)先生が書かれていた通り、メジャーサポートがなかなか形成されていなかったせいか、なかなか下げませんでした。

前日からのトレンドはあるようだったので、それを頼りに我慢していました。

以下が質問です。

「もし、先生がこの銘柄をショートするならばチャートの黄色部分 64.1 あたりをブレイクするあたりなのでしょうか?それとも遅い時間なのでブレイクしてもあまり下げる力がないと見て見送った方が良いのでしょうか?」

自分でサポート・レジスタンスを見る眼がまだまだだと感じたのでこの質問をさせていただきました。

お時間のある時で構いませんので何かしらお返事していただければ、と思っています。

どうぞよろしくお願いします。

それでは失礼致します。

こんにちわ。

まず前日までの15分チャートで、大きなトレンドをチェックします。

下はマーケット開始直後の3分チャート。

上のチャートの青いラインが、19日の始まり値です。

ここをブレイクダウンしたらショートというのは、ルール通り。

下は1分チャート。

ですがこの最初の3分足のローソ足の本体の安値を、30分経ってもブレイクダウンしないパターンとなりました。

私ならもっと早くブレイクしそうな、またブレイクしてきた他の銘柄を探してエントリーします。

ですが、

先生がこの銘柄をショートするならばチャートの黄色部分 64.1 あたりをブレイクするあたりなのでしょうか?

というご質問なので、たとえば誰かにエントリーしろと、脅されたとして話をすすめます。(笑)

ご質問の答えは、イエスです。


下の緑のエリアの左上がエントリーのポイントですから、ここでエントリーするでしょう。

緑のゾーンは、このパターンでのプロフィットゾーン。

下の15分チャートがこの日のこの銘柄の動きです。

無事利益を出されたようで、ナイストレードでしたね。

 

餅は餅屋?
 

ハッチさん、ご無沙汰しております。

4月の基礎セミナーを受講した**です。

2月に独学で実トレードに入り、ほとんどトントンかマイナスばかりで、4月に、いてもたまらず基礎セミナーに飛び込みました。

7月まででマイナスのトータルは1万ドル近くにも上っていましたが、8月からはプラスに転じ、現在7月までのマイナスをすべて補うまでになりました。

これもハッチさんはじめ皆さんのおかげだと思っています。

ありがとうございます。

またリンダのセミナーにも是非参加したかったのですが、仕事と家庭の都合で実現できませんでした。

実は税金のことが良く分からないのですが、具体的に質問する前に、もし米国株の税務に関する記述や出版があれば教えて頂けますか?

出来るだけ自分で調べてみようと思います。

もしそういう類のものがないのであれば、質問事項をまとめて、またメールさせていただきたいと思います。


納税の心配をされるレベルまで来られたというのは、素晴らしいことですね。

私はすべて米国と日本の税理士に任せています。

何を目的にして、何をどうされたいのかがわからないとこういうご質問に答えるのは難しいですね、

また私は税理士ではありませんし、アドバイスをするほどの知識もなく、また何よりもそういうことを言える立場でもありません。

餅はモチ屋に任せられてはいかがでしょうか。

というわけで、ご期待に添えなくて、申し訳ありません。

 


 

1117  Sun.

電飾ゴジラ登場

新宿高島屋前に、新しい電飾が登場した。

 


Zoom


日曜日はあまりにも人が多いため、夕食後の少し遅い時間に撮影。

カメラを持った人たちの記念撮影も多く、その合間を縫ってパチリ。

 

 

新宿には、この高島屋の他に、京王デパート、小田急百貨店、伊勢丹、大丸などのいわゆる「デパートメントストア」がある。

これからクリスマスシーズンへ向けて、これだけの電飾を施しているのはこの高島屋のみ。

 

 

私は高島屋、京王デパート、小田急百貨店側が近いので、これらの百貨店を利用するのだけれど、「デパ地下」と呼ばれている地階の食料品売場でのナンバーワンは、高島屋と言い切ってしまっていいと思う。

毎朝ジュースを作るため、リンゴ・セロリ・人参を常に補充しておかなければならないのだけれど、昔ながらのいわゆる地場の「八百屋」というのは衰退気味。

セロリなどは数が少なく高かったりするため、安いのを買おうとすると少し足を延ばさなければならない。

だから、時間とコストを考えると「デパ地下」のほうがうんと安い。
 




Zoom

 

「デパ地下」WATCH

まず京王デパート。

WEBへアクセするといきなり、KEIO DEPARTMENT STORE の表示。

おおっ。実際の店舗とはかなり、かけ離れたイメージ。

ちょっと強引だぜ、京王さん。(笑)

WEBのトップページは思い切りギャップアップだけれど、内容はお歳暮をネットで買えることくらいで、あとは何にもなし。

もうちょっと、楽しさとか、役立つ情報とかそういうことをサービスしようという、心意気はネットからは見られず。

ここは地上からのアクセスだと、地下のリンゴなどの売り場へ降りるには必ず階段を2回下りなければならない。

これは駅のコンコースからのアクセス通路があるために、駅からの食料品売り場への人の流れがあるからなのだが、とにかく人が多い。

これがまず避けたい理由の一つだ。

次に、売り場が狭い。

特に野菜売場は、売り場自体の面積が狭いためかレジが一つしかない。

だから混んでいるときにはえらく待たされる。

この混雑のダブルパンチで、最近はめっきり足が遠のいた。

駅の通勤の帰りに買い物をする人には便利だろうけれど、私の場合はパスだ。

ただ、地下の「立野屋」のあんみつ売り場はお勧め。(笑)

 


 

次に小田急デパート

WEBは唯一ポータルサイトっぽい作り。

内容は他の百貨店と大差なし。

小田急は建物が、2つに分かれているため、最初は大いに迷った。

最近リニューアルされた大ガードよりの地下は、いわゆる食堂街?となり、「たこ焼き屋」などの飲食店がある。

デパ地下は「ハルク」という名称のようだが、この名前を聞くと、どうしてもTV映画シリーズの「超人ハルク」を思い出してしまう。

こういうパブロフの犬状態というか、いわゆる条件反射には困ったものだ。

食料品の調達のための売り場は、甲州街道よりの建物の地下にあるのだが、ここの野菜や果物売り場は、不思議なことに京王デパートと同じか、むしろ少ない品揃えしかない。

取り柄は商品券売場が唯一地下2階にあるので、延々と上へ上がる必要がないということくらいか。(笑)

しかし百貨店のエレベーターというのは、必要とするときに、何故にああも来ないのか?

結局エスカレーターを利用するハメに陥る。

 


で最後は、真打ち?の新宿タカシマヤ

「タイムズスクエア」というNYの例の名称をそのまんまパクリで、最初エエッと驚いたが、今や何とも思わなくなったから、慣れというのは恐ろしい。(笑)

WEBをクリックすると天気図が表示されるのだが、「新宿タカシマヤ周辺」というのがミソ。

東急ハンズが中というか横にあるのがここの特徴かな?

ロケーションが、南口側なのでアクセスがちょっと面倒だが、とにかくデパ地下としては他の2点を圧倒している。

野菜や果物の豊富さはダントツ。

セロリの量が多く安い。

その辺の八百屋も真っ青の量と値段を誇っている。

ぜひ、ご自身の目で確認して頂きたい!と思わず力が入ってしまうほどだ。

そして売り場というか通路が広く、平日の空いている時間帯に行くと、週替わりで名産店が少し変わった和菓子なども売っている。

和菓子や洋菓子などあらゆる食料品が広いワンフロアで展開され、エスカレータや階段をウロウロすることなく、買い物が済んでしまうが、腹が減っているときに行くと、買いすぎるので要注意だ。

そういうときは、ここのフロアにある、立ち食い風の座り食い?カレーを食べてからがお薦め。

午後は半盛りのカレーを確か350円くらいで提供しているが、なかなかおいしい。

ぜひご賞味あれ。

 


さて次は紳士洋品売り場バトル。

いきなり結論として、いいもの順で並び替えをするとこういうチャートになる。



高島屋↓
     GAPダウン ↓
               伊勢丹・大丸↓                                          
                         GAPダウン ↓
                                   小田急・京王

 

日本は若者向けの男性用衣料品は多いのだが、40歳から50歳台用の服となると、全く無惨な状態だ。

いわゆるスーツは揃っているが、仕事にも使える少しお洒落なカジュアルな洋服というのは、ホント少ない。

洒落ているものというと、いきなりブランドもののアルマーニとかで、やたら高くなる。

あとはゴルフウエア。

何故か?

売れないからだ。(笑)

伊勢丹・大丸はブランドもののショップに、店舗としてのいい場所を取られてしまい、ついでにやる気と生気も吸い取られたようで、「軒を貸して母屋取られる」状態。

上の階の服売り場は、哀れなほどの壊滅状態。

全くやる気なし。に見える。

小田急・京王はさらに無惨。

だがタカシマヤは、6階7階にある紳士服売り場は大健闘している。

銀座にも負けていないと思う。
 

 

 

などとエラソウに書いているが、ファッション誌を購読して研究するほど、そっちに興味があるわけではないし、それほどお洒落に気を使う方ではないと思うが、自分なりにどういうものが似合うかくらいは、一応考えている。

というのは私と同じくらいの年代の人のオフの日の私服というのは、世界のいわゆる先進国の中でも、とりわけ経済的に世界第二位だというのに、そのダサさ加減は下から数えた方がいいくらいだ。

結婚を機に「お洒落」というものをあきらめ、ひたすら、家や車に収入を注ぎ込む。

日本人は世界一の個人資産を持っていると言われているが、やっと建てた家といえばほとんどは、子どもの勉強部屋優先。

肝心の大黒柱のための書斎がある家というのは、とても少ない。

家は建てても「志」が貧しい。

メルセデスに乗っている男性は、車には1000万円以上も支払うが、肝心の本人はといえば、どれくらいの人が車の値段と同じだけのコストを自分の服にかけているだろうか?

高級車のドアを開けて紳士が颯爽と登場する、などといった光景には、とんとお目にかかったことがない。

せいぜい高そうなゴルフウエアどまり。

 


デパートの女性向きブランドショップは、高級デパートの最高のロケーションに陣取っていることからも、日本の小売消費を支えているのは女性という個人の「欲望」に頼っているということがよくわかる。

いわゆる見栄という虚栄心だ。

だからといって、女性をナメてはいけない。

虚栄心には「向上心」というパワーも秘めているのだ。

特に中年以上の男性諸君は、これから人生の「一番おいしい収穫期」のはずが、すでにこうした虚栄心や向上心を失ってしまっているように見える。

自分に最も贅沢な投資をすべき年代に、安いランチで食事を済ませる。

自分の味覚を磨くなどいう感覚は、とうの昔に捨て去ってしまったのか。

人間の本能である性欲・食欲・物欲を減退させる最も大きな原因は「不信・不安感」だろう。

そしてそうした本能が衰退すれば、さらに優先順位の低い「自分を磨く」ことに投資をしようなどということを考える力など、残るはずがない。

社長や重役になるために自分を磨き、努力するというストレートな積極さを持つ日本人は、いまや天然記念物になろうとしている。

「あいつの下にはなりたくない、せめて人並のポジションをキープしてリストラの対象化からはずれたい」がために、権力闘争や、人の足を引っ張るという方向へ、努力のベクトルを向けてしまう。

そして負けた時の「不安感」を抱え、ストレスで消耗しながら、カイシャにしがみつく。

そうなると、すでに自分で自分の足を引っ張ってしまっているのだということにも、もはや気が付かなくなってしまう。

 


高級デパートのレストランで、たまにはゆったりとした気分で昼食をとってみれば、こうしたことに否が応にも気が付くだろう。

 

一つも馬鹿なことをしないで生きている人間は、彼が自分で考えているほど賢明ではない - ラ・ロシュフーコー

 

 

 

1116  Sat.

先日しばらくサボっていた歯石とりで歯医者へ。

シアトルのバークホルダー先生から紹介してもらったが、入り口や待合室は日本の歯医者らしくない雰囲気で、なるほどねえ。

 


右側の階段から上がってくる入り口




待合室から治療室側を見る

 


待合室のデコレーション


笑気ガスがないので・・というので、麻酔なしでやりますか?だって。

「そのとき痛いだけですから、麻酔なしでされる方もいらっしゃいますよ」というお誘いをお断りして、麻酔の注射をしてもらったが、その注射が痛かった。(笑)

これは×。

でも小一時間も、麻酔なしでガリガリと痛いのは勘弁してほしいからね。

皆さんはどうしてます?麻酔なし?それとも笑気ガス?

もちろんポータブルCDプレーヤー持参。

例のヘッドホンで音楽を楽しむことができたのが ○。

 

 

1115  Fri.

イラク戦争への本当の理由は?

日本は北朝鮮の拉致問題で右往左往しているが、私が気になるのはむしろアメリカのイラク攻撃。

日本では新聞テレビなどのマスコミなどは、イラク攻撃がなくなったようなことを言っているが、ことはそう簡単ではない。

あきらめません勝つまでは - ブッシュ一家 (笑)

理由は石油狙い。

 

ブッシュの父が仕掛けた湾岸戦争後、国連の常任理事国であるアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国はみんなイラクの石油を狙い、水面下では利権争いが展開されてきた。

イラクにはサウジに次いで世界で2番目の原油が産油国で埋蔵されているが、その埋蔵量は何と140年分!

ブッシュの父が手始めに湾岸戦争で叩いてから早10年。

サウジを中心としたオペック加盟諸国は、インフレのため今や1バーレル25ドル以上。

これ以上値段が上がると、経済不況にあえぐ世界各国は困るというわけだ。

国連の常任理事国であるロシア・フランス・中国は、イラクの油田開発プロジェクトに参画しているため、国連での経済制裁に反対して一部を緩和。

さらに全面的制裁解除運動を展開し、油田開発の利権確保のためフセインにゴマすり。

アメリカは軍をサウジに駐屯させるためフセインを悪党に仕立てたが、おかげでイラクの原油利権には手を出せないというジレンマに陥ってしまった。

おまけにアメリカは石油総消費量の40%を米国内でまかなっているが、2008年頃には採り尽くしてしまう。

そうなると世界の自動車メーカーも困る。

特に日本は困るんじゃないでしょうか?

 

そこでイラクの石油を何とか一気にいただこうという作戦。

アメリカの技術ならゲリラ組織のせいにしてフセインを暗殺するのは簡単だが、アメリカの兵器産業界を睨んだ不況対策に加え、軍人の失業者対策にもなるから戦争の方がうんと都合がいい。

つまりアメリカにとってのトリプルセットアップ条件が揃ったというわけだ。

日本の事情を言えば、朝鮮戦争やベトナム戦争で経済大国としての基礎を作ってきたわけで、政府による経済対策は全く無力。

現時点で唯一あてにできるのは、イラク攻撃の戦争特需による経済回復。

いつもの他力本願。

こういう事情で小泉も竹中もアメリカには逆らえない。

銀行を潰して、アメリカのハゲタカファンドへ売り飛ばしても、十分元は取れるとは竹中竹中金融・経済財政担当大臣の皮算用か?

ハイルブッシュ、じゃなくてブッシュ陛下万歳、じゃなくてアイラブブッシュ?

 



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2002 1115-

 

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