2002 0615-


0630 Sun.

奄美地方は梅雨明けらしいが、東京もこれから晴れるかな?

長野県ダム中止問題で田中康夫知事と議会の関係を、TVや新聞は議員が自分の名前の札を倒すところを何度もリピートする映像を流し、あいもかわらない芸能ニュースと同じノリでセンセーショナルな場面を垂れ流し。

肝心の「どうなっているのか」という我々の最も知りたいことは、一切わからず。

こういうときこそ「どこでもネット」。

K嬢の長野県政ウォッチング日記をご覧あれ。

TVや新聞以外からの視点を見ることができる。

 

エビスビール

昨日は夕方から、有志のトレーダーのみなさんの飲み会に参加。

恵比寿の「麦酒記念館」へ。

ここは恵比寿ガーデンプレイス内にあるいわゆるサッポロビールのプロモーション施設。


 

明治初期からの恵比寿工場を中心としたビール史として実物資料、写真パネル、明治期のビールラベルなどの展示あり。
 

 

入場無料。

 

クラシックのピアノ演奏あり。

予約すれば、弾くことができるという。

 

 


CMポスターの変遷も見ることができる。

 

 

これくらいの時代のがレトロでよかった。



 

で、どんどん進んでゆくと、テイスティング・ラウンジというところにブチ当たる。

予想どおりの展開。(笑)

限定醸造ビールを飲ませてくれるのというので400円の「飲み比べセット」をオーダー。
 



 

まだ販売前のビールを飲ませてくれるのだが、グラスの下はアンケート用紙で、評判がよければ販売しようということらしく、4種類を飲み比べてみたが・・

違いはあまりないように感じた。

というかテスター向きの繊細な舌ではないようで、個人的な感想としては、もっとはっきりした違いを出さないと、酔ってくるとどれかわからなくなってくる。

私はアサヒスーパードライ派。

エビスビールはいろいろなシチュエーションで飲んだことがあるが、一度もうまいと思ったことはない。

4種類をテストして飲んでみたが、全部飲みきれなかった。

どれもねえ・・

参加者の皆さんも、全部飲んだのは一人だけ。

ほらね。(笑)

 

 

0629 Sat.

宴の後

世界的に株価が低迷している。

そこで、「週末版・勝手な憶測シリーズ」(笑)

マスコミは、あいからわず間抜けなことばかりを報道しているが、これは来るべき戦争の前兆。

マーケットは混乱を嫌うからね。

日本のテレビの経済評論家のエライさんたちは、誰一人としてこういうことを言わない不思議というか、みなさん勉強やリサーチなんぞしていないということが、こういうところでバレバレ。

長い話を思い切り短くまとめると・・

 

まず、イスラエルのシャロン首相とブッシュ大統領の会談中にイスラエルで起こされたパレスチナ反主流派による複数の自爆テロが勃発。

イスラエルのシャロン首相は「アラファトは目立ちたがりで援助金をネコババすることしか頭にないテロリスト」と叫び、「ブッシュの中東和平化への努力」がムダとなってしまった。

こうなると、和平を期待していた米国民や世論も「戦争も仕方ないかなあ」という流れになってしまう。

アメリカは同胞のイスラエルに圧力をかけてまで、和平に努力しているという役割を演じ続け、イスラエルのシャロン首相はアラファトを監禁。

アラファトの自治機構援助金を隠している個人銀行口座を凍結し、アラファト以外の幹部へ援助金口座の管理を移せばアラファトは「用なし」となり、パレスチナ自治機構から葬り去られるだろうという目論見。

イスラエルのシャロン首相は「パレスチナ自治機構」などはありもしない話で、あんなものはタダのテロ集団だと主張。

イスラエルで自爆テロが続くと、イスラエルのシャロン首相は「待ってました」とばかりにパレスチナ再侵攻を始める。

もしイスラム過激派がイスラエルでテロを起こさなければ、イスラエル諜報機関が偽装テロを起こすという007真っ青のサポートも用意されている。

 

どちらにしても、パレスチナの和平に望みがなるのは、火を見るよりも明らかでいよいよ和平に望みがなくなったまさにそのとき、アメリカはイラクを攻撃するという 按配だ。

最後の仕上げは、カナダのサミットで「イラクを攻撃するよ」と各国首相へ耳打ち。

世情不安となると、マーケットは臆病だから即株価は低迷。

 

フセインがイスラエル攻撃をすれば、アラブ諸国から援助金がガッポリ。

金はアラファトからサダム・フセインへシフトする。

金に目が眩むフセインもバカだなあ。

ブッシュは笑いをこらえるのが大変だろう。

という見事な筋書きは、さすがトム・クランシーを生んだアメリカならでは。

 

日本や韓国がサッカーに浮かれている間に、アメリカは着々と根回し。

こんなことをやってりゃあ、ブッシュはサッカーなんて見ている暇はない。

だが戦争が始まれば、当然アメリカから日本へ戦争代金の負担金請求書が送られてくる。

そこでやっと、宗男等の内輪もめにかまけ、サッカーにウツツを抜かしていた代償が、とても高いものに気がつくという日本の政治家ども。

日本は金があるから大丈夫だって?

だから成金だって言われるんだよなあ。

まあ、そういう政治家を選んだのは我々で、全くトホホだけど。

目くそが鼻くそを笑っても仕方ないが、とにかくサッカーの後のメインイベントは、アメリカが主役の「中東バトル」 になりそう。

そうならないことを祈るばかりだが、戦争というメインイベントの前座のシメはサッカーというわけで、さて明日のブラジルとドイツ はどちらが勝つか?

そしてアメリカとイラクはどちらが勝つか?

どっちの予想のほうが難しいかは、わかりますね。(笑)


 

0628 Fri.

新サーバーへ移行

日本土曜6月29日の午後(米国時間で土曜夜中)ごろに、DNSの内容変更を行い、新しいサーバーへ移行します。

新しいサーバーへ自動的に移行するまで、お使いのプロバイダーによっては、約一日ほどアクセスできないケースが考えられます。

その時は、次のアドレスへアクセスしてください。

新しいサーバー http://209.67.70.91/

古いサーバー  http://216.122.48.48/

新しいサーバーのデータが一部古いままのケース、または表示できないケースの場合は、古いサーバーの内容をご覧ください。

ギャッパーズアイやチャートで見るマーケットなどの内容は、新しいサーバーでも、過去のデータを見ることはできますから、ご安心ください。

ただし、受講生掲示板を含めたすべての掲示板の内容は、新しいサーバーへ転記しません。古いサーバーは、7月末まで稼動していますので、古いデータはそちらをご覧ください。

ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

 

 

0627 Thurs.

よい金融商品とは

株式市場が低迷している。

こうした環境だと自分で増やすのは難しいと考える人は、こういう地合いの時ほど、「何かよい金融商品はないだろうか?」と考えるはずだ。

一般的には、分散投資をベースにしたものが、安全でよい金融商品とされている。

分散投資というのは、資金をいろいろな国のいろいろな業種の株式、超短期の債券、投資信託などへ分散して預けるということだ。

なぜなら、「絶対儲かるものはない」というこうした種類の金融商品の特性上、勝負は「安全性」ということにならざるを得ないからだ。

では、我々個人投資家は、数ある金融商品のどういった点に注意すればよいのだろうか?

 

換金性

いざというときに、すぐにお金に換えられる換金性は、特に今のようなスピードが要求される時代には大事なポイントだろう。

換金性という面から見たよい商品とは、早い期間でリターンのあるものという言い方もできるだろう。

増えなければ換金しても、手数料だけ損をするわけだから、長期保有しなければ増えない仕組みの商品は、換金性の面から考えるとよい商品とはいえないだろう。

 

収益性

今のように変化の早い時代には、早い期間でリターンがあるものを組み合わせることだ。

余裕のある人は、長期投資、つまりお金を寝かせておくことができるだろうが、そうでないケースでは換金性とともに忘れてはならない点だ。

 

安全性

株式でも20年から30年保有すれば上昇するため、安全性だけを考えれば長期投資が有利になる。

株式を長期で保有するというのは、安全性が高いというのが一般的な概念だった。

だが20年も保有するといった方法は、時代とともに形骸化しているといっていいだろう。

大金持ち以外は、そんなにのんびりとは待っていられないのが普通の事情だからね。

 

「こういうときにこそ専門家に頼むのが一番」、と誰もが考えるはずだ。

では金融商品の専門家に頼む場合、どういう点に注意したらいいのだろうか?

いわゆる金融商品についての専門家の筆頭として脚光を浴びた 「ファイナンシャルプランナー」に相談すると、数年前なら「個人投資家は株式投資をする必要なんてありませんよ。我々が分散投資のお手伝いをさせていただきます」と言われたはず。

特に彼らが薦めた商品、とりわけMMF(マネーマネジメントファンド)は、「郵便貯金並みの安全商品」という売り手の宣伝文句に加え、換金性の高さもあいまって、多くの人に人気があった商品だ。

だが米国のエネルギー卸売り会社であるエンロン社の倒産で、この会社の社債をポートフォリオに組み入れていた日本のMMFは軒並み元本割れを起こしてしまった。

この解約の影響で他のMMFなどにも解約が殺到し、約8兆円が流出したことは記憶に新しい。

さらにこうしたMMFは何の銘柄をポートフォリオとして組み込んでいるかは、個人投資家には、通常わからないようになっている。

MMFなどの商品の売り手は信用力の高い公社債に投資していると説明するはずだ。

しかし現実には、マイカルの破綻などで、元本割れを起こしたMMFがまたぞろ出てくるという有様で、元本保証のない社債は、「保証」という意味での危険度は株式投資と同じなのだが、 多くの消費者はこうしたことを知らない。

無知がさらに被害を大きくしたといえる典型的な例だろう。

 

現在のような超低金利の時代には、相対的に利回りの高い社債を商品に組み入れ、「安全性」を看板にして販売しなければ売れないという、販売側の事情もこうした傾向に拍車をかけている。

さらに昨年の11月には、安全性が高いといわれていた中期国債ファンドさえも元本割れを起こした。

米国同時多発テロの再保険で破綻した大成火災海上のコマーシャルペーパーを組み入れていたからだ。

リスクを計算するプロのはずの保険会社が再保険で破綻するというのはいかにも間抜けな話だが、問題なのは個人投資家がこうしたリスクを見抜くことが、システム上できないようになっているという点だ。

このように、プロが運用する金融商品のリスクを仮に取ったとしても、その見返りとしての利回りはあまりにも低いというのが現状だ。

危ない橋を渡っているのに、橋が崩れ落ちるのだから、まさに踏んだり蹴ったりだ。

株式市場の低迷は、このように金融商品のプロたちにも大きな影響を与えている。

では、個人投資家はどうすればいいのだろうか?

 

答えは、「自分の頭を使え」ということだ。

最近普及してきたADSLという高速回線を使い、インターネットを使って自分で勉強すれば、はるかに安全な投資が可能になる時代になっている。

エンロンもマイカルも、ヤフーの無料株価チャートで見れば、危ないということは事前に予測することができる。

通信環境とパソコンの普及によって、勉強する意思さえあれば、自分の目でリスクとリターンを調べ、そして希望する株式の銘柄を選択すること はそれほど難しいことではない。

自分で投資先を調べ、ポートフォリオを組むことさえ、個人でできる時代なのだ。

こうした手段があるにもかかわらず、それを知らない、言い換えれば少しも勉強をしない個人投資家が、こうした金融商品の餌食になっているのが現状だ。

 

このようにいろいろな面から考えると、金融商品を選ぶといっても、一概にどれがよい商品なのかということを決めるのは、よく考えるとかなり難しいということがわかる。

さらに、今までの常識とされる安全性という点から見ても、短期で高いリターンのあるものが必ずしも安全性が低いとはいえない時代になってきている。

自分で勉強し、中間に介在する過程を省くことで、短期でリターンがあり、なおかつ安全性の高いという一見矛盾するような方法だってあるのだ。

ただしこれは既成金融商品としては販売されていないから 、このWEBで取り上げているような、ダイレクトアクセストレードをするためには、自分で取り組まなければならないのだが。

 

最後に、一般的な金融商品を買う場合、どういうところに気をつければいいだろうか?

運用するファンドマネージャーの、ここ数年の成績がわかるもの以外には手を出さない。

これは当然だろう。

こうした点を答えられらないような商品には、絶対に手を出さないことだ。

成績の悪いファンドマネージャーに、何度も頼むほどあなたはお人よしではないはずだからね。


次に組み込まれている銘柄がわからないものに も手を出さない。

これも大事な点だ。

この二点を必ず厳守すること。



そして、こうした条件にあてはまった商品が見つかり投資を始めることができたら、あなたの投資先、つまり組み込まれている銘柄を一週間に一度だけでもいいから、ネットを使って自分で調べることだ。

大事な自分のお金を人任せにする、という姿勢がリスクを高くする。

自分のお金は自分の責任で守り、そして増やすという当たり前のことを忘れてはならない。
 

 

0626 Wed.

今日は、ご質問について。

ハッチ先生こんにちは。

3月の3日セミナーと4月のペーパートレードセミナーでお世話になった**です。

5月から実トレードを始めて、今はまだどうやって出血を減らすか苦心しています。

今日(6月25日)のGapper'sEyeにQLGCの30分クアトロプレイの話がありました。

その中に日足チャートが載っていて信頼性が高いプレイということがわかるとのことでした。

6月14日の安値からの反転ポイントを下に割り込んでいるからということなのだと思います。

昨夜非常に良く似たパターンのXLNXをショートしたのですが、9:52に23.35ドルでショートしたとたん上がりだして10:15に23.73で損きりしました。

日足チャートはどちらもよく似ていると思います。

しかも14日10時(現地)時点では、どちらも前の日より少し下の位置のドージに見えたと思います。

この時点で下がるQLGCと下がらないXLNXはどのように見分ければよいのでしょう。

ご教示いただければ幸いです。

 

早速分析してみましょう。

>今日(6月25日)のGapper'sEyeにQLGCの30分クアトロプレイの話があ>りました。

というのは、下のチャートの説明ですね。

30分ギャッププレイのクアトロセットアップ。


下は、日足チャート。

ショートサイドへのエントリーは、非常に信頼性が高いことがわかるだろう。

 

>昨夜非常に良く似たパターンのXLNXをショートしたのですが、9:52に23.35ドルでショートしたとたん上がりだして10:15に23.73で損きりしました。

上の1分チャートでは9時52分には$23.35という値段はないようですから、ショートエントリーは、多分赤いマークの位置、つまり9時57分だと思います。

ギャップを抜けた位置ですから多分そうでしょう。

 

>日足チャートはどちらもよく似ていると思います。

とありますので比べてみましょう。

上のチャートはうまく下がったQLGC、下のチャートは下がらなかったXLNX。

どちらも、日足です。

共通点をリストアップすると、どちらも4本のMAの下にあること、それに赤いローソク足が2日以上続き、前日はDOJIが出たという点です。

XLNXはブンブンブンパのパターン「だけ」ですから、24日は上昇する可能性が高いパターンです。

では違う点は?

@上のQLGCは青いギャップゾーンが上値の抵抗線になっています。つまりXLNXより上昇しにくいパターンといえるでしょう。ギャップが閉じられているかどうかは微妙ですが、ローソク足本体とギャップのパターンを見る限り、有効かもしれないと考えておくべきで、さらに24日はサポートゾーンを下へ抜けて始まった、言い換えればこの青いギャップゾーンがサポートゾーンからレジスタンスゾーンに変わった「まさにその日」なのですから、やはり注目するべきでしょう。

AさらにQLGCは6日前の始まりの値段(ブルーの水平線の位置)がサポート。ここを切ると上昇しにくい、言い換えれば下がる可能性が、XLNXより高いと考えるべきではないでしょうか。ショートエントリーは、このブルーの水平線のサポートを切り、サポートがレジスタンスに変わった位置でもあります。

BさらにQLGCは5月初旬に赤く長いローソク足があり、この終値が次のサポート、つまりここまでは下がる可能性があります。

3条件違うと、全く違うと考えるべきではないでしょうか?

これをよく似ていると見るか、違うと見るか?

この判断の違いが、結果的に下がる、下がらないの違いにつながったのではないでしょうか。

参考までに、下は15分チャート。

 

 

0625 Tues.

昏迷する日本を救うもの

シアトルのマウンテンバイクおやじから、メールが・・

馬渕さん

24日月曜のCOOLで行こう、、的確な状況観察ですね。

日本の間違いは、ひとつに権威主義崇拝姿勢にあると思っています。

この点に関して、日本人は自覚をもっていないと思います。

この点の指摘をすれば否定をするでしょう。

しかし、根元は権威主義崇拝姿勢にあるのです。

それが学歴・受験信仰という形であらわれています。

現象としては、次の考え方にみることができます。

1. ドコソコ大学を出たあの人が言っていることだから間違いはない筈
2. 朝日新聞のアタマが良い人たちが間違ったことを言うわけがない。
3. テレビで解説をやっているくらいの人がなんでこんなことを?
4. 良い大学をでて良い会社に入る
5. ETC

こうした思考が、指向、志向、施行、嗜好となって日常生活における判断の
礎となっているのですが、逆にいえば、自分の心や頭脳に基づいた思考展開のチャンスを放棄しているのです。

よって、ひとまず受験戦争をクリアーした権威に判断を委ねる、特に高度な内容ならばそうしておくことが適切だ、というもの。

更には、日常諸事の判断においても、次の判断が基準となっていて、そこには表面現象的な思考しか働いていないのです。

これも自己思考の放棄であり、多数という権威にあわせる姿勢です。

「オトナリも、やっていないから 我々もやらなくてもいいんじゃないか?」
「オトナリがもうやっているのに、我々だけがやらないのはまずい」

日本人のこうした生き方の根元は儒教にあると思っています。

目上に従い忍耐を美とする生き方です。

儒教とは、そもそも権威をもつ側が、権威をもたない側を支配する上での都合の良い考え方を教えるもので、思考力を抜き取られた大衆や愚民たちを支配する上で大きな効果を出したもの、と日本の歴史が示しています。

圧政の日本で革命が起きなかったし、革命の動きすらなかったということが、それの証明です。

百姓たちは搾取され搾りとられた結果餓死までしています。

それでも儒教は辛抱を教えるだけでした。

スペイン征服者たちの植民地主義は宗教支配から手をつけました。

征服ターゲットにおかれた土地の国民をカトリックに改宗して、彼等に時の政権を転覆させる為です。

征服したあとも、宗教を操ることにより支配に困難が伴わないからです。

天草四郎の反乱、伊達正宗とスペインの密着、すべて日本植民地化に向けた征服者たちの陰謀であった。

これらの全てが、日本とタイ国を省くアジアの歴史、そして中南米やアフリカの歴史が証明しているのです。

日本は、台湾や韓国を征服するのに、教育を使いました。

韓国はもともと儒教の国でしたから、宗教は不要でした。

日本に革命がなかったと言うと、明治維新が日本の革命ではなかったのか? と指摘する御仁がかなりいます。

僕はこんな指摘をされると一瞬困惑するのです。

何故ならば、言い手がクーデターと革命を同義語を思っているからです。

僕にしてみれば、二つの違いをわかっていて当然なのですが、この違いを混同している人たちが多くいるようです。

話は大きく外れましたが、日本では権威主義とそれを支える儒教思想が日本の大衆を支配しているのです。

知識派エリートたちは、数字をもって日本の対外貸付金額の高さをもって、日本はまだまだだ、と言います。

しかし、貸付金とは流動金ではありません。

ハッキリといって、日本の現状を救う上ではウンコの役にもたたないのです。

こんな知識派エリートたちは、日本が昏迷の時代に入る前から、ジャーナリズム不在の日本マスコミ(メディア)のいうことだけを、権威主義崇拝態度で信じてきたのです。

ここに日本的知識派=受験勉強結果人たちの限界を見ることができます。

知識をもっているだけで、現実的な解決案をうみ出すことができないし、仮にアイディアを産み出しても、その考えを具体化する為の行動力を示さないのです。

貴殿は、「論理的に自分の頭で考えるという作業を、日常生活の中ですでに放棄してしまっている日本人が、どんどん増えているからだろう。」と指摘されていますが、正にその通り。

更に言えば、「もともと自分の頭で考えるという作業をしていたとは言っても、全てが権威崇拝に基づいているものだったので、それが本当の思考であったといえるのか、という問題にぶつかります。

そして、思考した結果を具体的に応用するという作業までを含めると、日本にはその訓練ができた人が少ないのです。

誰もが、知識ご披露だけを目的とした会話を楽しむだけで、そんなに良い考えならば実行すれば良いと思うのだけれども、誰一人として行動をとる人がいないのです。行動は誰かエライ(権威者)がやってくれるから良いと、羊の群れに隠れます」

ですから、今日の日本を救うには、言っているだけでなく試行錯誤の行動が必要なのに、それを試みる人が必要なのです。

自分の頭で考えるという作業ができる人が少なくなっていては、具体的行動もあったものではないですね。
 

 

0624 Mon.

先日、所用で大阪へ行く機会があり、久しぶりにトレードの世界から少し距離を置いた数日を過ごした。

日本はますます混沌とした方向へ進み、うすうすわかっているが、そしてどうやって修正すればいいのかがわからずに迷走している。

自力で修正するためのシステムが、まるで機能していないように見える。

論理的に自分の頭で考えるという作業を、日常生活の中ですでに放棄してしまっている日本人が、どんどん増えているからだろう。

 

まるで成熟していない子供が、不相応な金銭だけを与えられ、右往左往しているようなものだというのが、私の日本観として一番よくわかるたとえかもしれない。

誰か(マスコミやその世界でのカリスマ?)からテーマを与えられ、煽られ引きずられるままに身を任せ、よく考えもせずに熱中し、その方向へ全力で走り出す。

だが基礎体力がないものだから、投げやりになり、続かなくなり飽きてしまう。

そうして流れから脱落したものが、感情で文句をつけはじめる。

それも一見筋が通っているような理屈で武装し、まわりを困らせるからタチが悪い。

そして、周りがそれに載って騒ぎ始めると、丘に上がってしまうという無責任さも兼ね備えている。

こういう手合いの日本人が確実に増えている。

身近な例では、小泉首相に対する考え方やサッカーに対する熱狂振りというパターンを考えてみれば十分わかるだろう。

 

自分で情報を取捨選択し、自分の頭で考えることを、あきらめないファイトを持ち続ける。

これが大人として、また社会人としての義務だ。

誰でも、時には軌道がずれ、そして間違うことがある。

そんなことで、簡単に闘うことをあきらめてしまう。

こうした大人を見て育つ子供が、好むと好まざるに関わらず、日本の未来を作る。

疲れ果て、夢を持てない大人は、こうしたことをつい忘れてしまう。

自分のことだけ考えるのはラクだから。

トレードという武器をどう使うか?

試行錯誤を続けるファイトをどれだけ持ち続けられるか?

時に旅は、違った角度から考えるチャンスを与え、また感傷的にしてくれる。

 

 

0623 Sun.

トレードと恐怖心

ときどき、セミナーを受けられたことのない方から、次のような内容のメールをいただくことがある。

以前にswingのリクエストをしました**です。

(覚えていらっしゃるでしょうか?)

ほぼ毎日HPを読ませてもらっています。

最近はデイリーの内容も増やしていただいているようで、勝手なリクエストに答えていただき有難うございます。

あつかましいついでに1つ質問があるのですが。

6/21のTOKYOマーケットで富士電で逆立ちのパターンにはまりそうだとの内容がありました。

以前にもデイリーの逆立ちパターン警報があったんですが、それはTOPIX(3/20)だったので、実際には買うことはできませんでした。

そのときのコメントに

 >さて、明日逆立ちプレイのセットアップにはまったら、上がるね。

 >今日の終わり値を抜いたら、買いというパターン。

というのがあるのですが、実際には陰線で終り、逆立ちにはなりませんでした。

しかし、ローソク足ではギャップアップで始まっているようにみえます。

「ということは、マーケット開始早々買いということになるのかな?」とそのとき思ったのですが、まあTOPIXは買えないし、とあまり気にしませんでした。

イントラデイのような10分足なら、急激な反転でもなければ陽線で終わるのか陰線で終わるのかは比較的判断が簡単かもしれませんが、日足ではその日のマーケットが終わってみなければどうなるかわからないような気がします。

であれば、マーケットが終わる頃にならなければ、逆立ちパターンにはまっているかわからないように思えるのです。

自分としては、逆立ちパターンは10MAと50MAの上で陽線−陰線−陰線の組み合わせで、陽線とその次の陰を最後の陰線線が抜くことが条件ではないかと考えています。

やはり単純に今日の終値を切ったから、と言うのではなく、ギャッププレイなどからイントラデイとしても判断するべきなのでしょうか。

私の推理が全然違うのなら質問自体が意味を持ちませんし、セミナーを受ければわかることなのでしょうが、もし、もしよろしければなにかヒントでも一言解説に付け加えていただければ、とあつかましいお願いです。

私はいつも”間違ってはいないだろうか”との恐怖心から売り買いのタイミングが遅くなってしまうので、このようなことが気にかかるのかもしれません。

もちろん、なにもヒントをいただけなくても気にしませんので、適当に読み流してください。

また暑くなりそうなので、夏ばてしないようにがんばってください。
 

P.S.

最近の日本株は返って気持ちがいいくらいババーンと下げているので、

@トレンドラインを切るAレジスタンスを確認するBサポートを切る

の3つの条件を満たした銘柄でShortしてみたところ、少しですが儲かりました。これもハッチさんのおかげです。

有難うございます。

 

メールの内容で、どれくらい理解されているかに応じて、できるだけご質問内容に「ふさわしい」返事を差し上げるようにしている。

けれどメールが多いときは、返事を出すことができずに、そのまま忘れてしまっているケースもあるはず。

申し訳ないが、こちらも自動返信ロボットではないし、返事の出し忘れということも時々あるようなので、その節はご容赦を。

 

>日足ではその日のマーケットが終わってみなければどうなるかわからな>い

これは多くの方が、持たれている疑問でしょう。

このストレスから開放されるために、イントラデイのトレードがあるといっても過言ではないのですが。

 

逆立ちプレイですが・・

@デイリーチャートでの、逆立ちプレイのセットアップにはまったケースでは、ショートサイドの場合、翌日開始後30分待って弱ければ、ショートでギャッププレイ。

A逆立ちプレイのセットアップにはまったケースで、翌日開始後30分待って弱ければ、ショートで、その後オーバーナイト。

B逆立ちプレイのセットアップにはまったケースで、翌日いきなりショート。

というように、大きく分けると、この3つの方法があるはずです。

 

一般的に、信頼性の高さ順では@ABの番号順。

何もしなくていいというか、エントリーポイントで悩まずにすむのはBA@の順、つまりにこの順番にラクなはずです。

ご質問は、多分Bのケースでしょう。

 

ダウントレンドラインが崩壊するまでは、細かいことにこだわってはダメ。

ひたすらショートのままホールド。

もちろんギャップ、抵抗線を見ながらです。

こうした例は、TOKYOマーケットWATCHで時々書いています。

週足・日足をしっかり見て、カットロスがきちんと実行できれば、スウィングプレイでも利益はきちんと出ます。

ガラスの厚さを測るような繊細な分析力と鋼鉄のような忍耐力というコンビネーションが成功への鍵でしょう。

メールで直接返事を差しあげましたが、多くの方が同じような疑問をお持ちかもしれませんので、ここでも取り上げさせていただきました。


 

7月の3DAY基礎セミナーの告知をアップしました。

詳細やお申し込みはこちらからどうぞ。

ペーパートレードセミナーの募集は、いましばらくお待ちください。

 

 

 

0621 Fri.

明石焼をはしご

所用を済ませ、一路明石へ。

ここから出ているフェリーの名前は、何と「たこフェリー」(笑)

 

船自体は普通のフェリー。

 


ここに地図あり


明石まで来た理由は、「明石焼」を、本場?の明石で食べるため。

友人のリサーチで、ここの商店街の奥にうまいところがあるという。



Zoom

ズームで見ればわかるように、「魚の棚」のWEBがある!

約350メートルくらいの通りに、106店もの商店が軒を連ね、通るとあちらこちらから、「負けとくよ」と威勢のいいおばちゃん、おっちゃんの声がかかる。

「ちりめんじゃこ」や「昆布類」などの佃煮など、いわゆる炊き立てのご飯によくあいそうなものが、すべて試食できるシステムで、これでもかとばかりに並んでいる。

安くするから買ってくれという声が、あちらこちらからかかるから、ここを手ぶらで通り抜けるのは、至難のワザだろう。

特にハラが減っているとね。

というわけで、帰りに買うことにして、一路、明石焼きの店へ。

 

看板類がなかなかのアート。

 

目指す店はここ。

どういうわけか、ここ地元の明石では、明石焼きとは呼ばず、「玉子焼」と呼ぶようだ。

タレにつけて食べるが、普通のタコ焼きとの違いは、とても柔らかいという点だ。

 


夕方5時前に店へ入ったら、何と5時でオーダーストップだという!

向かいにも店があったので、食べ比べてみようということになり、4人で2人前の30個をオーダー。一人前600円。

結構なお味でしたが、それじゃあ大阪で食べる「明石焼」とどれくらい違うのかと、突っ込まれると、ちょっと返答に困ってしまう。




皿というか、板は少し斜めになっている。

斜めになっている理由だが、焼く側がこの上に「明石焼」をひっくり返すときに、斜めになっていたほうが都合がいいため、こういう形状になっているのだという。

ただ、食べ終わって下げるときに、この形状は重ねにくそうで、私から見ると、一長一短。

まあ、余計なお世話ですけどね。


そして、食べ終わると向かいの店へ、予定通り「はしご」。

また、4人で2人前の30個をオーダー。

こちらも15個で一人前だが、値段は500円。
 


看板は素人が書いたような手書き。
 

爺さんと、孫娘?かどうかわからないけど、そういう組み合わせの二人だけで切り盛りをしている店のようで、メニューもこの「玉子焼」と飲み物だけ。

だが、中には吉本の芸人のサインと写真が張りまくってあり、写真撮影禁止だという。

なわけで、店の中の写真は有馬温泉。

ははは。 ここで書かなくてどうする。 > 自分。(笑)

さらに、ここの店は4人なら4人前をオーダーしなくてはならないと書いてあったが、すでに前の店で食べたので、恐る恐る二人前だけを注文。

爺さんにギロっと睨まれたが、何も言わず、孫娘風のお姉さんへオーダーを伝えたようなのだが、そのせいかどうかわからないけれど、焼いているお姉さんの機嫌がどうも悪く、「明石焼」をひっくり返すのは、何と割り箸で乱暴にひっくり返し、何だかなあという按配。

もちろん、焼き上がりの形は悪かった。

といういきさつで、この店はこちらがとても気を使わなくてはならず、早々に退散。

味はというと、値段相応というか、さっきの店のほうがおいしかったかな?という程度の違い。

当然帰りには、商店街で「ちりめんじゃこ」や「佃煮類」を買わされ、というか、味見をしておいしかったのばかりを買い、一路神戸へ。
 

北野のそばを通って、7時ごろに新神戸駅へ到着。


新神戸駅


 

大阪の友人たちには、とても世話になった。

よい友人を持つ幸せを実感、友人と別れを惜しみ、東京へ。


 

0620 Thurs.

神戸

一泊させてもらった友人の店で、おいしいコーヒーをご馳走になっているうちに、別の友人が迎えに来てくれ、今日は10年ぶりに神戸へ向かう。
 


足はホンダアコード

しっかりとした足回りで、いい乗り心地でありました。

 

震災の痕跡は、表通りから見る限り跡形もなく、町並みは新しく建てられたり補修されているため、全体的にとてもきれいな印象だ。

東灘の「花みかげ」でランチ。詳細はこちらをどうぞ。

 

おいしいランチのあとは、海を見に行こうということで、ポートアイランドへ。
 

 

ポートアイランドには、ハーバーハイウェイから阪神高速道路湾岸線に直結している大阪方面へのランプがあり、とても便利だ。

ここから三宮までは約10分、大阪までは約30分。

 


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このように地震で受けた被害はきれいに修復されていた。

 


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やしの木風の風景が、神戸らしさ?


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神戸といえばファッシナブルな女性が多いというイメージがあるが、アパレルメーカーのワールド本社ビルのそばには、レストランなどがあるので、ワールドのビルへ。

 


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ワールドの設立は1959年、従業員は約2300人。高級紳士服・婦人服・子供服の企画、販売をメインとしたアパレルメーカー。

ブランドとしては「オゾック」、「インディビ」、 「キクチタケオ」、「アンタイトル」、「オぺーク ギンザ」などがある。

 


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ワールドが経営するイタリアンレストラン TANTO TANTO


 

レストランの横の道を上がると、ワールドの本社ビル。

 

 


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ここにポートアイランドにあるレストランガイド

 


神戸を一望できる場所なら、迷わずポートピアホテル。

 

 

 

30階のスカイラウンジ、プレデントワールからの眺め


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下に見える右側の建物は駐車場。

中央はポートピアホール

以前は野外の駐車場だった。

 


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左側は、全室バルコニー付きのポートピアホテル南館。

昔、夏休みに一週間ほど家族で宿泊し、毎日下にあるプールでのんびり過ごしたことがあったが、あれから10年以上になるのだなあ・・。

 


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山側の眺望


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これが先ほどのワールド本社

 

 

次は海側


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左側に見える観覧車のあたりが、遊園地ポートピアランド

 


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向こうに見えるのは、建設中の神戸空港

滑走路は一本で、平成17年(2005年度)に完成予定。

 

 

そのあと、友人の招待で有馬温泉へ。


会員制ホテルで一泊


 

0619 Wed.

本日は晴天なり

今日は久しぶりにとてもいい天気だったので、昼からカミサンと自転車でドライブ。

 


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かれこれ30年前に、住んでいた代々木の小田急線参宮橋駅前へ。

予想どおり、かなり様子は変わってしまっていたが、住んでいたマンションは、そのまんま。

懐かしかったので記念にと、当時はなかった蕎麦屋でランチ。

店構えは良かったけれど、オーダーしてから出てくるのがいまどき珍しいほど遅い。

さらには、値段が高い割にはおいしくないというおまけつき。

 

のぞみ

大阪へ行く用事があったので、急遽大阪へ。

早めに出ようということで、夕方には東京駅へ向かった。 

新幹線「のぞみ」のグリーンに乗るのは初めて。

東京駅を出ると飛行機のスチュワーデスのような制服を着たお姉さんが、早速検札に。

 

  


シートはガラガラだったせいか、指定席は車両の一番前。

ちょっと気になったのは、客室乗務員や飲み物の売り子などの女性が、目の前のドアを出るたびに、いちいちこちらを振り返ってお辞儀をする。

そこまでしなくていいって。

でも、ドアを入ってくるときはお辞儀なし。

お辞儀するなら、入るときも出るときもすればいいと思うのだけれど、何か決まりがあるのだろうか。

ただ、時間の経過とともに、出るときにも、お辞儀をしなくなってきた。

うーん、お辞儀は気まぐれなんだろうか。

 

コンセントがあるので、ノートブックで作業ができる。

 


 

128Kのワイヤレスモデムは、高速で走る「のぞみ」なだけに使えないかと思ったが、通信状態はよくないものの、WEBのチェックくらいはOK。

ただトンネルに入ると、当然のことながらダメ。

 


 

ネットを使わない、編集とか原稿書きくらいなら、照明灯もあり、シートもリクライニングするので快適に作業できる。

10時前には新大阪へ着き、そのまま友人宅で一泊お世話になる。

 

 

0618 Tues.

トレンド本の運命

O氏から、面白いコラムが・・



雨上がり。

杉並区立中央図書館に行ってきました。

 


 

設計は一般の人にはもっとも有名な黒川記章。

の割には、比較的雰囲気のある外観。

どの世界でも一般の人に有名な人って、その業界ではあまり評価されてないことって多い。

建築界では、この人はその代表。

でも仕事はいっぱいあるみたい。

営業第一。建築もビジネスだからね。

でも、実際は作家タイプ(好きな仕事ができるだけで幸せ)が非常に多い。

だから、みんな貧乏。
 

 


 
 
天井も高くてなかなか贅沢。

杉並区って金あるなあ。

全国に先駆けての「レジ袋税」などをみても比較的行政がしっかりしてるのかな?

新宿の図書館はどこも悲惨。

しかも中央図書館が一番ひどい。
 




 


図書館に行くといつも思うんだけど

雑誌・新聞コーナーにいる人たちって何してる人たちなんだろう?

無職?

平日の昼間からいいご身分だなあ。。
 
 
で。

こんなことを書きたくて書き始めたのではなくて、いつもデジカメ持ち歩いてるんだけどほとんど使わない。

けどこれはちょっと撮っておこうと思った。

これが落ち。↓



 
昔は本屋とか図書館にいくと必ず見るのが建築のコーナー。

でも最近は最初に金融のコーナーにまず足が向く。

ただしロクナ本がない。

誰がセレクションしてるのかなー?

建築にしろ何にしろセンスがない!!

何であの本がないんだ!と思う一方、なんでこんな、時が経つと誰も見向きもしなくなるようなもの置くの!というのが非常に多い。

いわゆるトレンド本ね。
 
その代表がこれ!↓(笑)
 


 


 
 
唐突にあった。

もっとこれ以外に置くべき本があるでしょう!

デイトレードがはやりの時に「一冊くらいいれとかなきゃっ」て仕入れたのかなあ。

実際そういう本多いからなー。 < この場合は結果的に正解。(?)
 
でもね、「統計」のコーナーにあるところには感心させられた。

熟読していてハッチさんのメソッドがなんたるかをよく理解してるってことだ。 
なわけねっつーの!
 

 

論文やコラムを書くために、何かを調べようとするとするとき、いくつかの方法がある。

図書館へ行き資料を調べる、というのもひとつの方法だ。

新聞や、本やネットで資料を調べ、それを元に推論するという方法は非常にラクで早い。

だが、ここには大きな問題がある。

こうした情報の信頼性は、資料のもとになる一次情報によって大きく左右される。

ネットでもっとも信頼性の高い二次情報は、政府や公的機関が発表するもので、二次情報の中でも信頼性の高い二次情報だといえるだろう。

こうした公式情報以外のネットの情報は、それが一次情報によるものなのか、それとも二次情報なのかが判別できないケースが多く、また書き手を信頼できるかどうかという問題もある。

ただ、現場で「きちんと見ることができる」訓練を積んでいるなら、この2次情報を基にした推論でも、面白さという点でいえば、かなりいいモノが書けるだろう。

 

だが、仕事としてモノを書くケースでは、何よりも新鮮さと信頼性が要求される。

こうした「プロの仕事」を遂行するケースでは、ある鉄則を踏むことが常識となっている。

それは、まず「一次情報に当たれ」ということ。

つまり現場に出向いて行き、事実をまず見ろということだ。

一次情報を調べるというのは、言い換えると間に余計なプロセスが入らないから、基本的に信頼性の高い方法だといえるのだが、ここにも問題がある。

取材に出向いたヤツに見る目や分析力がないと、二次情報をもとに洞察力の高いものの方が、本質を突いている、というケースも生まれる。

大きな落とし穴だ。

 

当サイトでも東京WALKは現場へ行ったレポートだからいわゆる一次情報を元にしていえるだろうし、ギャッパーズアイなどチャートを掲載した情報も、マーケットという現場での足跡をもとにしている 。

つまり一次情報を基にした二次情報だといえるだろう。

トレードをする場合を考えてみると、ニュースを基にしたファンダメンタルズ情報でのトレードは、二次情報を使ったトレードだということになる。

一方、チャートを見ながらのトレードは、一次情報を元にしている。

どちらの情報の信頼性が高いかは、言うまでもないだろう。

 

 

0617 Mon.

マーケットから何を学ぶのか?

先日素晴らしいトレードの例として、「亀の甲より年の功」というタイトルでトレードを紹介したH氏からメールをいただきました。

参考になるTIPS満載なので、下記へ掲載させていただきます。
 

この所のマーッケットは、私が一番苦手なカットロスをすると言う勉強には、もってこいのマーッケットです。

カットロスを自分が決めたポイントで確実に行える様に、だんだんなって来ました。

今までは、いつか反転するはずだ、と言う思いで、ずるずるとポジションを持ったまま、ロスが膨らんで、遂に、耐え切れなくなって、ロスカットをすると、それを待っていたかのように、反転する。

正にマーッケットは心理戦であると言う事を思い知らされて来ました。

(これは、昨日RISAさんから送っていただいた、シアトルのプロトレーダーブレントさんのTIPに書かれている通りです。)

そこで、ここ2〜3日は、株数を500株に減らしトレードしています。

そうする事で、ポジションを持った時の、ストレスがなく、また、ロスカットも、確実に行えるようになりました。

500株にしてから、不思議と、ロスカットに遭遇したのが、1度しか無かったのですが・・・

要は、ブレントさんも言う様に、少ない株数で、確実に利益を出せないのに、1000株、2000株でのトレードでうまく行くわけが無いと。

それで私も500株のトレードに切り替えたわけです。

これで、確実に利益を出せる様になったら、また、1000株単位のトレードに戻そうと思っています。

(こんな事セミナーの中で馬渕さんが、何度も言ってますよねー)。

 


また、メソッドも沢山ありますが、やはり、自分が一番得意とする逆立ちプレーに磨きをかけるのが、確実だと思っています。

あとは、最近大きくGAP UP、GAP DOWNする日が多いので、神風ギャップリバーサルプレーも試しています。

エントリーは、比較的スンナリいきますが、やはり脱出が、難しいです。

ロスカットと脱出が、自分が決めた通りに出来る様になれば、確実に毎月プラスになる=プロとして一人前になれる。

と分かってきました。

何か、今までメソッドをあれこれ試して悪戦苦闘してましたが、メソッドなんて、基礎的な事(30分ギャッププレー、200MA、トレンドがどうなっているのか等)さえ分かっていれば、あまりこだわる事では無く、ロスカットと脱出さえ自分のルールを守れば、いいのだと言う事が分かりました。

これが、一回のセミナーで分かれば苦労はしませんが。

ここまで、来るのにずい分回り道と、高い勉強代を払いました。

「ルールを守る」と言う事をメソッドの事だけだと、理解していた自分が情けなくなります。



私の今の心境は、「ルールを守る」と言う50%以上は、ロスカットのルールを守る、30%以上は、脱出のルールを守る、たとえば、1000株でトレードしていれば、$500(0.5ポイント)利益確保出来たら、迷わず脱出する、残りの10〜20%がエントリーのルールを守ると感じています。

・・・こんな事を書くと、メソッドを教えている馬渕さんは、「そんな事ないよ。メソッドが70%〜80%だよ。」と怒られそうですが・・・

最近トレードの回数が少ない方が良い結果をもたらす事も、分かりました。

平均3〜4トレードです。

1時期資金が$25000を割った時に、株価$20以下の銘柄を1トレードしか出来ない状況になりましたが、この時に、1日1トレードですので、銘柄の選択やエントリーに大変慎重になりました。

その結果、この時は、$100〜300程度の利益でしたが、確実に利益が
出ました。

いつもですと、その後もトレードをして最初の利益を吐き出して、マイナスになると言うパターンが多かったのですが、その時は、マージンが使えませんので、1トレードしたら、止めざるを得ないと言う事で、結果的に良かったと思っています。

実トレードを開始した時に1日に40トレード以上して、$7000もの損を出した事があります。

この時は、今考えても何で、そんなに熱くなったのか、分かりません。

多分最初に大きくマイナスして(ロスカットできずに)その後、このロスを少しでも取り返そうとして、ますますロスが大きくなりさらに、1度に取り返そうと株数を増やし、最悪の事態になったと記憶しています。

(トレードではなく、単なる博打ですね)

 

何か、だらだらと長文になって申し訳ありません。

久し振りにメールを差し上げますので、色々と書きました。

また、クールに掲載されて嬉しく思っています。

今後とも、よろしくご指導下さい。

 

H氏は一時期カットロスに苦しまれ、トレーリングストップを使ってトレードをされたり、さまざまなアプローチをされている。

我々がマーケットでコントロールできるのは唯一「ロスのコントロール」だということは、セミナーでも繰り返しているが、資金量・経験が少なくリスクが取れないのなら、最初は少ない株数でトレードするのは当然のことだ。

常識というか少し考えればわかることなのだが、資金量と経験とリスクのとり方の組み合わせによって、トレードは方法が全く変わってくる。

また、保有期間が少し長めのトレードなら、ゲインとリスクの可能性が高くなるため、より少ない株数でトレードするケースが多くなる。

 

メソッドも、基本のメソッドをマスターして、自分のルールを守ることができれば、利益は確実に出せるのですが、より確実にするために、トリプルやクアトロがあるわけです。

基本トレードができるようになれば、いずれトリプルやクアトロのセットアップに行き着きます。

H氏が書かれていることは、本当に基本的なことばかりで、トレードをされたことのない方は、そんな「簡単なことは簡単にできる」と勘違いされるケースが多いのです。

簡単そうに見えるからといって、その操作が簡単だとは限りません。

「わかっているように思えること」を、自分で判断して確実に実行するためには、実際のマーケットで場数を重ねる必要があります。
 

実トレードを開始した時に1日に40トレード以上して、$7000もの損を出した事があります。

この時は、今考えても何で、そんなに熱くなったのか、分かりません。


と書かれていますが、自分のルールを、冷静に守る。

氏の率直な感想からは、これがどれだけ難しいかということが、お分かりになるはずだ。

転べば痛いことは頭ではわかっていても、転んだときの痛さは、転んでみないとわからない。

H氏は、自分のルールを設定することと、それを守ることの重要性を身につけるために、7000ドルという授業料を払われた。

成功するためのアプローチは、10人のトレーダーがいれば、10通りあるだろう。

だが、成功するためのルールはひとつしかない。

「自分のルールを設定し、それを必ず守る」

これに尽きるだろう。


 

0616 Sun.

ザ・クイーンズ・コンサート

エリザベス女王載冠50周年記念番組として、バッキンガム宮殿から、NHKのBSハイビジョンで放送された。

といっても、カメラの元映像はハイビジョンカメラではなく普通のTVカメラによるものだったけれど、出演者は年配の人が多かったから、これでよかった?

バッキンガム宮殿の周りには約100万人が集まり、世界中へTVを通じて中継され2億人が見たという。

見ましたか?
 

このコンサートは、バッキンガム宮殿の裏庭?で開催され、若手からベテランまでイギリスの音楽界に関係のある歌手が総出演。

もちろん、日本人はいなかった。



エルトン・ジョンは、宮殿の中の音楽室から、髪の毛フサフサのカツラで、あいかわらず派手なジャケットで熱演。

クリフ・リチャード、クイーン、シャーリー・バッシー、トム・ジョーンズ、トニー・ベネット(芸能生活62年!)という懐かしいメンバーも登場。

 

司会の年配俳優は女装で「ブレア首相の血管もブッちぎれるぜー」、「エリザベス女王にはちょっと音が大きいですけど」などというノリのジョークで、会場は爆笑の渦。

主賓席の首相から、当の皇室のメンバーまで大笑い。

 

エリック・クラプトンはレイラ


 

ビーチボーイズ>ブライアン・ウィルソン>グッドバイブレーション

ちょっとヨタヨタだったけど、いい曲はいつ聞いてもいいです。

 


スティーブ・ウィンウッドは、ギブ・サム・ラビン

 

ちょっと太った、ジョー・コッカー。

ウッドストックを思い出す

ウィズ・ア・リトル・ビット・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ

カタカナで書くのは結構面倒

 

ロッド・スチュアート

 

 

ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンも出演
 


先日亡くなったジョージ・ハリソンを偲んで、While My Guitar Gently Weeps をクラプトンとポールが演奏。

イントロのポールのピアノがちょっと危なかった。(笑)

 

故ダイアナ妃の旦那のスピーチ、一応ジョークを言ってたけど、面白くなくて・・
 

女王が面白くないジョークに怒って帰るところではありません。(笑)

 


トリはもちろんポール・マッカートニー。

ブラック・バードは生ギター一本だけという趣味のよさはさすが。

 

ホワイトアルバムの、Sergeant Pepper's  から The End までのメドレーが演奏されたり、まさにビートルズ・ソングズメドレー。

いやあ、懐かしかった。
 


 

All You Need is Love に続き、最後は、歌手全員が総出で、Hey Jude を大合唱。

しかしこの曲は、最後が繰り返されるから、こういうときにはぴったりの曲だなあ。

盛り上がるようにできている。

 



最後は、バッキンガム宮殿の上に花火が打ち上げられフィナーレ。

見事な演出でした。

 


 

イギリスのイメージを高めるいわゆる「国家事業」ですから、当然といえば当然ですが・・

 

さて、もし日本がこういうことをやるとなると・・

いわゆるショービジネスと融合させ、世界に向けて「これが日本ですよ」というイメージをアピールできるかどうか?

天皇がらみで、理論的にはできるかもしれないが、登場する歌手たちの質と数が問題だよなあ。

日本を代表する世界的に有名な歌手っているだろうか?

うーん。


 

0615 Sat.

人の振り見て我がフリ直せ

少し時間ができたので、来日中のカミサンとウロウロ。

最初は自転車?とちょっと渋っていたけれど、娘から話を聞いていたようで、移動は一緒に自転車で。

変速の方法を教え、新宿の位置関係を説明するとすぐに把握したようで、先日は一人で走っていたが、ずいぶん遅いと思ったら、少し遠くまで行って道に迷ったらしく、翌日は筋肉痛。 (笑)

 


この自転車はあたかも体の一部になったように、思った方へ曲がると、ママチャリと全然違う乗り味に驚いていたが、値段が違うからねと話すと、納得の様子。

まずは作戦成功。

尻が少し痛いというのは、サドルの位置が少し低いため体重が尻にかかり過ぎるから。

早速、昨日から少し高くしていたようだけれど、まだ低いなあ。

これ以上高くするとコワいというので、まあ仕方ない。

そのうちサドルの位置は、だんだん高くなるはず。

部屋が広くなったので、足りなくなってきたものや、部屋にあわせて少し変えなくてはいけないものを揃えるために奔走。

カミサンはこうしたとき、私の不得意分野をすべてカバーしてくれるので、とても助かる。

 

 


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カミサンと一緒に歩いていると、いろいろなことに気がつく。

で、カミサンと私が一致した意見。

日本は同世代の夫婦を街でほとんど見かけない。

これは、新宿というロケーションがあるのかもしれないが、アメリカに比べて、日本は圧倒的に若者中心の社会だという印象を受ける。

時々、同じ年代もしくは、多分10才くらい若い夫婦を見かけることがあっても、一様に生活に疲れ果て生気がないようなカップルが多い。

言い換えれば、ベースの表情が笑顔を基本としていないということ。

毎日笑顔の少ない、または全くない生活をしていると、普段の顔つきだってそういう風になってくる。

気をつけないとなあ。

 

結婚してからもっとも大事なこと、それは、家族へ対して気持ちのケアをすることだろう。

といっても私だって大したことはしていなが、カミサンや子供に、ちょっとした心遣いを見せ続けるという、努力だけは続けている。

そして、家族を励ます。

そのためには、まず自分がそういうファイトを持って生活しないということなんだけど、現実には肩も腰も凝るしね。
 

アメリカでは、大事だと思う友人同士は、お互いの家へ招待することが多い。

その男について知ろうと思ったら、妻と子供に会うのが一番。

仕事以外の、人間性の部分がある程度わかるからね。

こうした習慣があることも手伝って、ある程度のレベルの教育を受けているアメリカの男性は、奥さんや子供への心遣いをを見せ続けることにかけては、日本の一般的な男性より、うんと努力をしている。

というわけで、私はもっぱら「人の振り見て我がフリ直せ」路線。

継続は力なり。


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2002 0615-

 

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