2002 0115-


0131 Thurs.

最初に、申し訳ありません。

とお詫びしなければなりません。


ハッチ先生、こんにちは。

お忙しいと思いますが、今日のGapper's Eyeの内、文字は全て入っているのですが、後半の画面が抜けているのは、私の方が原因でしょうか?

それとも、そちらでしょうか?

 

馬淵先生

Jan31/2002

**です。その後、自宅Pトレーニングを経て昨年12月のクリスマス後実トレをはじめております。

毎晩楽しくPC画面のREALに目を凝らしております。今のところ成果は残念ながらNETで微かマイナス。慌ててTRDしてしまうところ反省しております。

もっとあせらず各SYMBOLのCHARTをみればよかったなぁーと、TRD終了時に思います(遅い!)。ただ授業で習ったセオリーの確実さをありがたく実感するばかりです。

機会あれば今年も再度Pトレードに参加し、自分の技量向上を考えております。その節はまたよろしくお願い申し上げます。

毎日、翌日のGapperSを大変ありがたく拝見しておりますが本日(1/30)ぶんのCHARTが一部白紙で表示なくご教授の内容がわかりません。

こちら(私サイド)のPCに問題があるのでしょうか?どうぞ再度CHART表示お願い申し上げます。今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。


こちらのミスです。

自宅と、オフィスの2箇所でアップしたため、片方で画像ファイルのFTP転送を忘れた結果、画像が表示されませんでした。

ごめんなさい。

毎日更新していると、ときどきこういうミスをしてしまう。

日付けや曜日の重複や間違いは、何を隠そう、よくやってしまう。

これは米国マーケットと日本マーケットの両方を書いていると、つい混同してしまうのが原因だ。

ただこういうことがあると、ああ役に立っているのだなあと、実感するのだが、これは情けないことであり、また、あってはいけないことなのだけれど、まあヒトはミスをするものだということで、ご勘弁ください。

 


経済政策とチャート

今日のトップページのニュースにあるように、米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米景気回復の兆しが見え始めていることから、金利を据え置いた。

マーケットはこれを好感し、ナスダック、ダウ指数ともに急反発。

ナスダック総合指数の2日間の10分足チャート ↑

ダウ指数の2日間の10分足チャート ↓


 

ただでさえ難しい株式市場を相手にした、このような舵取りは、まさに「絶妙」と言い切ってもいいだろう。

もちろん、毎回うまく行くわけではないけれど、何とかしようと最善の努力をしていることがわかる。

特に「チャートを見ているととてもよく伝わる」のが不思議だ。

トレードを始めてからは、こうした米政府の経済政策に関しての発表のタイミングがまさにピンポイントで行われているということを感じるようになった。

トレーダーの世界は、いってみれば政治とは直接関係はないのだけれど、チャートを見ていると、これ以上下がるとまずいよなあ・・というようようなタイミングになると、何らかの発表が行われることが多い。

ナスダック総合指数のデイリー(日足)チャート↑

Nov.12 あたりにあるギャップゾーンがサポートになっているのが、おわかりになるだろうか?

Jan.22 - 28 あたりで止まっているのはこの下値抵抗線のせいだろう。

3本の移動平均線を切ってきているから、上昇のためには、そろそろ何かきっかけがほしいタイミングだ。

 

ダウ指数の指数のデイリー(日足)チャート ↓

最後のMAがかろうじてサポートとなっている。

かなり危ないチャートだといえるだろう。


こうしてチャートを見ると、国民との信頼関係で何が大事なのかが、きちんとわかっているのだろうなあ、と思うのは気のせいだけではないと思う。

 

0130 Wed.

最近このコラムは、どうもトレード悩み相談室の様相を呈している。

けれど、「書くことがない」という悩みではないので、どちらかというと嬉しい状態ではあります。

トレードについては興味がないという方にとっては、唯一の読める?コラムなので、トレードとは関係のないことを書いた方がいいのじゃないだろうかと思うのだけれど、まあそうはうまく行かないのが世の常か。

お待たせしましたが、明日は2月のペーパートレードセミナーの募集告知ができると思います。

いましばらく、お待ちください。


 

0129 Tues.

なぜトホホ?

12月ペーパー受講の**と申します。毎晩ペーパートレードに励んでおります。 ちょっと見ていただきたくメールいたしました。 

昨夜1/29  SEBL 10:03  36.73 buy でエントリーしました。 

30分プレイ 高値ブレイク、ギャップ幅問題なし、ブレイクポイントもギャップから離れておらず、デイリーチャートも上昇トレンド、自分では結構、自信を持ってエントリーしましたが、全く上昇せず脱出も出来ずロスカット
自信を持ってエントリーしただけにダメージも大きく・・・・とほほ・・・・な状態となりました。

何か問題点ありましたら指摘していただきたくメールいたしました。 

お忙しいところ、お手数ですが、よろしくお願いいたします。

15分チャートで、まず長めのトレンドを見ておくと・・

29日はそれほど強くないトレンドだということがわかります。

株価はギャップを上から下へ移動中です。

つまり、ギャップの中ですから、基本的に長居は禁物。

 

 

エントリーが遅すぎます。

緑の位置がエントリーポイント。

濃い青がエントリーされた位置ですが、この差はかなり大きいですね。

ロスを出すか、プラスで逃げることができるかの分かれ目といえるでしょう。
 

脱出できずということですが・・

エントリーしたら必ず1分チャートで監視をするというのは、セミナーでも繰り返し説明しましたね。

1分チャートで見ると、エントリーのポイントも、このようにピンポイントでわかります。

そして上昇トレンドを切り、サポートを割ったら脱出です。

呑み込みベアの変形ですからね。

100ドルくらいしか獲れないパターンでしたから、脱出はちょっと難しかったかもしれません。

12月に受講されたということは、マーケットでの経験がまだ少ないわけですから、まあ仕方ないともいえます。

 

トレードをされたSEBLのチャートを見ると、ギャップから上の位置にあるにもかかわらず、どういうわけか30分も上昇していません。

ギャップより上にあるにもかかわらず、何らかの理由で、買われていないわけです。

上昇するかどうかはちょっと怪しいぞ・・ということを考えるには、もう少し経験が必要かもしれません。

それと、Gyapper's Eye でも書きましたが、下図のようなギャップを抜けるパターンがたくさん出現しましたから、こういうパターンの銘柄へ手を出した方が有利です。

これもペーパートレードセミナーで、しつこく繰り返したはずです。

 

同じくらいの値段ですが、パターンがいいですね。

 

これは少し高いが、同じようないいパターンです。



1000株だと2000ドルものゲインです。

自分の買った銘柄は、上がると思い込みやすいのです。

誰だって、上がると考えるからエントリーするわけですから。

大事なことは、確率の高いパターンが出るのを待つことです。

探せなければ、トレードをしない。

セオリーがわかったら、こうしたルールをどれだけ守れるかが、勝負です。

トレードとは、「自分との戦い」なのです。

頑張ってください。

 

 

0128 Mon.

よくある話?

よくある話ですが聞いてください。

10AMにギャップをまさに上に抜こうとしたので43.99ではいりました。

ロスカットはそのロウソク足のOPEN 43.51としました。

30分ギャッププレイとしては、ギャップが大きすぎますね。

ハラハラされたのは、そのせいでしょう。
 

$480です(ちょっと大きいか?)

でもその後さげ続け、下げ止まったのが10:50AM,辛い時間でした。

何しろロスカットまで下がったのですから。

でもその後少しサイドウエイに入ってから上げに入りました。

その間ずっと例によって高値掴みかと自問自答。




青い上昇トレンドラインを株価が割るまでホールドすれば、大きく獲れるでしょう。

12:06PMに$44.25でそれ以上我慢できずEXIT。

$251のゲイン。

自分ではよく我慢したと思ったのもつかの間次の3分で大きく0.20のギャップアップ。

唖然としてみている間に瞬く間に前日の高値を抜いて45.42更には45.56迄上がってしまいました。

まったくレジスタンスがないようです。

一回ラリーが入りますがハッチさんのいう取り敢えず500株処分のスタイルをとれば45.56迄いけたと思います。
 



赤いマークが脱出されたポイント。

紫マークポイントで半分売って、残りは次の紫のマークで売れば、勝てた気分になれたかもしれませんね。

 
これを見てからはもう自己嫌悪になってまったく負けた気分です。

(ロスの時は$100でもゲインがあるほうがいいなんて思っているくせにです)
 
米国株価速報では「doldrumsと呼ばれる中だるみの時間帯」といはれている時間帯ですが時にはこうして大きく動くことがあるようです。
 
残念 いつになったらハッチさんの言うように$1000以上のゲインが得られるのだろう


プラスで終わったのですから、いいのではないでしょうか。

Good Job !

利益が出せない人から見れば、まあゼイタクな悩みかもしれません。

9月受講生の方ですが、立派なものだと思います。

この悔しさをバネとして続けてください。

大きく獲るには、トレンドラインを見ながらトレードをすることです。

それほど難しいことではありません。

あとは忍耐力。

トレーダーは我慢が仕事です。(笑)


 

0127 Sun.

みんなでエントリーするとどうなるか?

面白いメールをいただいた。

Hatch さん こんにちは。

お世話になっております。

先日大阪のユニバーサルスタジオに行ってきました。

そこで、アメリカングラフィティの映画に出ていたMel'sのカフェを模したお店があって、ローラースケートをはいた店員の子はさすがにいませんでしたが、店の前には映画に出ていた車がならび、50'sの曲が流れ、幸せな気分になりました。

そこでまた突飛な夢が浮かんだのですが、こんなカフェレストランの一角にガラスで仕切られたエステックにあるようなセミナールームがあったらステキだなと。

デイトレードのセミナーだけでなく、いろいろなセミナーをこんな場所で開催できたらなと思いました。

お金のこと、健康のこと、パソコン操作のこと、保険のこと、世の中いろいろなセミナーが非常に高いニースで求められていますが、そんな中でちょっと雰囲気の変わった、豊かな生活に豊かな知識をという新しいスタイルのセミナールームがあったらどうかなと思いました。

名付けてダイナー&セミナー。

実現できそうだったらご連絡しますので、ぜひ相談に乗って下さい。

 

夢はさておきちょっと質問なのですが、まだ利益はあまり出てきませんが、無駄なトレードが少なくなってきたのでちょっと嬉しいです。

でもやはりまだ脱出のポイントが見極められないでいます。

今は自信がないので、あらかじめここまでというポイントを決めて、オーダーを入れておくという形にしているので、瞬間的にでもその値段になったら約定されるので、楽なのですが、そろそろ脱出時もチャートをきちんと見極めて自信を持って決めたいと思うのです。

もしできれば、脱出時のポイントを教えていただきたいのですが。

 

それと、これはまったく興味本位の質問なのですが、アメリカでは個人のデイトレーダーは15000人くらいとHatchさんの著書に書かれていたと思うのですが、もし、日本で10000人のデイトレーダーがHatchさんのセミナーを受け、みんな神風や30分ギャップトレードを行うとどうなるのでしょう?

10000人いても、欲深い人や、トレンドを逆に読む人もいるでしょうが、やはりそれぐらいの人数じゃぜんぜんマーケットに影響はないもんなのでしょうか。

脱出時のポイントといわれても、まさにケースバイケース。

トレンドラインを使った脱出ポイントについては、Gapper's Eye や Emini WATCH でもかなり詳しく書いていますから、そちらをご参照ください。

みんなで同じプレイをすればどうなるかというご質問ですが、日本では、こういうダイレクトアクセスによるトレードをしている人は、1万人どころか1000人もいないでしょう。

Most Active 銘柄なら、上位20銘柄のほとんどは1000万株以上の取引高があり、仮に一日1000万株の取引高があるとすると、単純計算で一時間あたりの取引高は154万株。

1分間だと、2万5千株の取引高があることになるから、もし10分間連続して上昇させようとすると、25万株が必要になる。

30分ギャップのパターンだけに絞って考え、仮にナスダックで一日平均5銘柄が確実なパターンにはまるとして、きちんとしたポイントへのエントリーを1000人のうちの15%が実行できたとすると、150人。

その人数が5銘柄に分散すれば、1銘柄につき30人。

一人1000株として、3万株。

全く同時にクリックはできないはずだし、Most Active 銘柄なら、執行についてさえ全く影響ないはず。

仮に10倍の1万人という人数であっても、利益が出るほどの値幅分をこうした要因を使って変動させるために必要な取引高を考えると、チャートには全く影響はないといっていいでしょう。

 

0126 Sat.

ペーパートレードセミナー

1月のペーパートレードセミナーが終了した。

ペーパートレードセミナーというと、文字どおりの意味では、紙の上でトレードをするようなイメージだろう。

だがこれは、シカゴにある複数のサーバーに記録してある過去のマーケットのデータを利用して、トレードのシミュレーションをすることができる。

メソッドが本当に実際のマーケットで通用するのかといった点や、エントリーや脱出のポイントを見極め、自分のトレードスタイルを構築するには、現時点でのベストな方法だろう。

もちろんパソコンと高速回線を使う。

この過程で大事なポイントは、スペキュレーションつまり仮説を立てながら検証するといった作業を正確にできるかどうかという点だろう。

この仮説を立てるという作業は、人間にしかできない。

もちろんパソコンでも簡単なものならできる。

チェスのようなゲームなどでは、そのアルゴリズムさえ完璧なら、相当のレベルまで計算することができる。

だが、トレードの要素は非常に複雑だ。

さらに人間は、デジタル的な計算より、パターン認識といういわゆるアナログ的なアプローチの方が得意だという点を忘れてはならない。

そのための道具としてパソコンを使う。

パソコンが、デジタルデータからチャートを通じたパターンを描画し、人間がそのパターンを判定するというわけだ。

トレードのテクニカル分析の、いわゆる定理という原理的な「演繹」と呼ばれる基本的な部分は、すでに確立されている。

ローソク足の組み合わせ、移動平均線の基本的な使い方などは、書店で本を買えば簡単にわかる。

だがそうした本を読むだけで、成功するトレードができるようにならないという事実は、みなさんよくご存知のはず。

何が欠けているのだろうか?

大事な点は、数学で言えば「帰納」といわれる本質の部分へ、取り組むことだ。

トレードを教える側が犯しやすい大きな間違いは、大部分の学校のように根本的な原理を教えれば、あとは応用できるという考え方をしていることから始まる。

私が以前に教えていたことのある、米国のあるトレード教育システムは、この「演繹」部分に焦点を当てていた。

だが、事実が起こっているマーケットという現場から、方法を煮詰めるといういわば臨床科学のような「帰納」作業をきちんとさせなければ、能力の向上は見込めない。

これには失敗が伴う。

「失敗することは悪いことだ」という考え方から進歩は生まれない。

だから実際のマーケットではなく、シミュレーションで行うわけだ。

3DAYセミナーはわかりやすくいえば「演繹」の部分だ。

だから実トレードへの次のステップとして、こうしたシミュレーションを使った「帰納」の作業を行う必要があると思う。

「演繹」という方法論だけを教えても、リアルマーケットでのトレードの現場で応用できるようにはならない。

これは私が米国でのトレード教育の現場を通じて学んだ点だ。

だが日本では、こうした「演繹」の部分が間違っていたり、中身が何もないといっても過言ではないセミナーが堂々と横行している。

最近はそうしたセミナーを受け、大きなダメージを受けたいわゆる瀕死の状態になった多くの方が当セミナーへ参加されている。

そうしたセミナーの内容は、耳を疑うような「凄い」ものだ。

だがこうした点を私が指摘しなくても、結局は自分で自分の首を絞めることになる。

自業自得というわけだ。

「帰納」という地道な作業の経験や成果のない講師には、共通した特徴がある。

セミナー内容や具体的な方法論などの情報開示ができない。

もともとそうした作業から得たものがないわけだから、当然だろう。

だから感動がない。

「演繹」だけの説明では、発見や感動は生まれない。

これは数学の世界では常識だ。

現在行っているこうしたペーパートレードセミナー、他に類を見ないものだろう。

だから、大多数の人からは、ペーパートレードセミナーというと「?」というリアクションしか帰ってこない。

だが過去一年以上の日本でのセミナーの経験から、このペーパートレードセミナーを複数回受けた方の成功率が、非常に高くなることを体験している。

この「帰納」の作業の重要性は、セミナーを受けられた方が、いちばんよくご存知のはず。

何事も、どんな世界も、基本は同じだろうと思う。

 

0125 Fri.

エントリーについての質問

ハッチ先生。いつも、お世話になります。

9月卒業生の**です。

1/25日のBRCMについてですが、1分チャートで見ると9:43分にギャップを切って行き3分チャートでのエントリーは、9:45分になってからと言う事になりますが、9:43〜9:44の間、下がっているのが、わかっているにも関わらず、指を加えて9:45まで待っているのは、つらい部分があります。

そして、9:45分になって下降を確認後エントリーしたのですが、内心、ギャップラインから位置が遠いし、距離的にもそろそろ、プルバックが入る位置だから、どうしようかな〜 と思いながらのエントリーでしたが、案の定、9:46からプルバックで上昇していきました。

このままギャップラインまで上昇して行き、そこからまた下がって来れば良いが、もし、ギャップラインを上に抜けた時のロスカット幅は、大きくなると思い、安全の為、傷の浅い内にロスカットしました。(運よくショートの為、株数が少ししか、執行されていませんでした。)が、しかし、(ここから本題)

2分チャートで見た場合、9:44分にエントリー出来たはず。

しかも9:44の位置であれば、ギャップラインに近い為、万が一の時ロスカット幅も少なくて済むし、私もこの位置であれば、9:46からのプルバックも我慢できたと思います。

そーすれば、多分44.2位で買い戻し、ばら色のトレード日よりになったと思いますが、この例の様に下がっているのが解っていながら、1〜2分待たなければいけない時は、その時の状況判断で特に急な動きの時は、2分チャートでのエントリーでもOKですか?

どうでしょうか? なにか良いアドバイスをお待ちしています。


ギャップを抜けたらエントリーでですから、このケースでは45分まで待つ必要はありません。

1,2分の前後はOKです。

セミナーでもそう説明しています。



上の3分チャートを見ると、エントリー位置の赤いローソク足がギャップから上下にはみ出ているのがわkるはずだ。

こういうケースでは、「ブレ」る可能性があるため、ギャップに近い位置でエントリーせずに、少し待った方がいい。

下の1分チャートを参照のこと。

 

ちなみに、その後、NTAPで13:00手前のギャッププレイでさっきの負けを十二分に取り返しました。

たぶん、緑のマークの位置でエントリーして、赤いマークの位置で脱出されたのでしょう。

 

ハッチ先生、ありがとうございました。

確かに言われてみればセミナーで、1〜2分の前後はOKだと言ってた記憶があります。

思い出しました。

あの1分チャートを見て、なにか、こうー肌ですっきりした感覚で解りました。

なにかと御足労をお掛けしました。

一回きりセミナーに出ただけでは、やっぱり全てを吸収し、なおかつ身に付けるのは、私には無理だった様です。

納得のいかないロスカットをするたびに、原因を考えると、あれもこれもセミナーで言われた事ばかりでセミナーで言われた事以外のエントリーをするからロスカットになるという事が、最近身にしみて解りました。

逆にセミナーで言われた通りの忠実なエントリーは間違いなく利益を出しています。

頭で解っていても、いざエントリーとなるとぜんぜん違う事をしてしまう。

こればっかりは体に覚えさせる以外にないと思っています。

「やっぱり職人技は体に覚えさせる」これが一番ですね。

その為にも、Pトレがあると思いました。

未熟な私の為にありがとうございました。

最近、寒いですから体を冷やさないようにハッチ先生も体に気をつけて下さい。


頭ではわかっていても、実際のマーケットで理屈どおりに実行するのは、難しいものです。

実マーケットでも、冷静に対処できるようになるためには、ある程度の経験と慣れが必要でしょう。

頑張ってください。

お互い、風邪には気をつけましょう。

 

0124 Thurs.

買ってはいけない?

先日とある本屋で「買ってはいけない」というかなりインパクトのある題名の本が置いてあったので、パラパラとめくってみた。

読んでみた第一印象。

たとえば日本で市販されているパンが、本当にそんなに危険なのだろうか?

根拠になる数字が並んでいるが、これらが果たして本当に信用できるのか?

この本に書いていることが本当だとしたら、何にも食べられないのではないかということで、まずWEBでチェックしてみた。

『買ってはいけない』関連サイトリンク集を発見、調べてみると・・

「買ってはいけない」の一覧まである し、この本の出版社の週間金曜日のWEBなんてのもあった。

いろいろリンクをたどって見ると・・

『買ってはいけない』は嘘である」なんていう本もあるようだ。

なんだか、「買ってはいけない」ワールドは、凄いことになっているようで、野次馬気質がムラムラと湧き上がってきた。

早速本屋へ。

「『買ってはいけない』は嘘である」はなかったけれど、同じ著者である日垣隆氏の「それは違う」という本をみつけた。

パラパラと読んでみたが、早速レジへ。

「それは違う」での著者の日垣隆氏は論理的に説明、「買ってはいけない」側の反論も掲載されている。

私の結論から言えば、明らかに「『買ってはいけない』は嘘である」の勝ちだと思う。

それも余裕でね。

しかし、「買ってはいけない」の執筆陣はいい加減なことを書くよなあ、とあきれてしまった。

ここまで出鱈目な数字を堂々と書かれると、多くの人は本当だと思うからなあ。

数字を「勝手に変えてはいけない」ぞ。

というわけで、一件落着だったが、著者の日垣隆氏の時々ユーモアも交えながらの説得というのがよかった。

著者の日垣隆氏の公式WEBを発見。

ほかの本も読みたくなってきた。
 

0123 Wed.

抵抗線の引き方

日こういうご質問をいただいた。


上のチャートの黒いラインを引いてしまうというご質問だ。

この黒いラインの位置は間違いではない。

トレンドラインをブレイクしたら、最初のレジスタンスを抜けてから入るというのが基本。

つまり青い水平線の位置がエントリーポイントとなる。

だが、黒いラインの位置でエントリーしても、このケースでは、利益を出すことができるということがわかる。

トレードには答えが「いくつもある」。

単純に算数のような足し算や割り算で「正しい答え」が出るといった性質のものではない。

たとえば同じ位置で買っても、「どの値段で売るのか?」また「いつ売るのか?」という答えによって、全く違った結果となってしまう。

つまり買うのは簡単。

その後、いつ売るカということの方が難しい。

もちろん、とんでもないトレンドに反したところで買うなどというのは論外だが、大きなトレンドに沿っていれば、売る場所は人それぞれだろう。

資金量が多ければ強気な位置で売る算段ができるし、それまでに利益がよく出ているトレーダーなら、リスクをとった位置、言い換えればゲインの大きい値段を設定できる。

今開催中のペーパートレードセミナーは、こうした点を解決するために、自分で試行錯誤しながら、その「按配」を決めるために、とても重要なプロセスとなるはずだ。

どのようなポイントで脱出すればいいのかを、さまざまな銘柄のいろいろなタイムフレームのパターンで検証することができる。

またペーパートレードは9時から始まるが、データーが送られる9時30分までの30分間を利用して、前日の米国マーケットの銘柄を解析するというプログラムも加えている。

メソッドの信頼性を、昨夜の実際の米国マーケットの銘柄を例にとって、参加者されている皆さん自身の目でチェックしていただこうというわけだ。

そうしてその成果を、ペーパートレードセミナーのトレードを通じて反映させるという作業を繰り返すことで、あたかも「パブロフの犬」のように、よい条件の銘柄を条件反射的に見つけ出すことができる能力を身につけることができるからだ。

根気と熱意が必要な、とても地味な作業だが、この作業方法を身に着ければ、後は自分でこうしたプロセスを一人で継続することができる。

ペーパートレードなんて、やっても無意味だと考えている人は、実トレードでコンスタントに利益を出すことはできないだろう。

トップクラスのF1ドライバーのほとんどは、長いレースコースを自分の足で歩くという経験があるはずだ。

歩くことによって、それぞれのコーナーの勾配や曲率を見ながら、どのようにクリアするばいいのかといったようなことを、ゆっくりと考えることができる。

どのような分野の仕事でも仕事でも、「職人」の域に到達した人なら、こうしたたぐいの作業は必ず経験しているだろう。

トレードを職業にしようと考えるのなら、こうした、地味で根気の必要な作業を、毎日コツコツと続けることが必要になる。

トレードをよく知らない人が、一般的に抱いているであろうイメージとは、全く違う世界だ。

ペーパートレードセミナーへ参加されたことのある方なら、よくおわかりのはず。

だが、その代償として楽しみも当然用意されている。

そんな地道な作業とはまるで無縁だというような顔をして、さも簡単そうに執行し、人を驚かせることができる。

ものの20分ほどで、数千ドルを稼げば、さらに驚くはずだ。

マウスをクリックするだけだからね。

あとは、さも運がよかったような顔をするだけでいい。

トレーダーって楽しい仕事だ。

努力すれば、あなただってできる可能性があるというのが、またいい。


0122 Tues.

変化を受け入れる

日本は変わらない。変われない。

違う言い方をすれば変わった体験がないから変わることを、恐れているといえばいいだろうか。

 

農耕文化がベースになっている民族は、性(サガ)として変化を恐れる傾向にあるのかもしれない。

毎年変わらない安定した四季が豊かな作物を育てるから、天候の急変には恐怖を感じるだろう。

一方、狩猟文化がベースになっている民族は、変化には慣れている。

獲物がいなくなれば、獲物の群れを求めて、大草原を移動するのは当然のことで、こうした状況の変化に対応することが、獲物を手に入れるために、どれほど重要なのかを、彼らはよく理解している。

獲物を手に入れるという目的のためには、気候の急変する山岳地帯を抜けなければならないこともあるだろう。

もし、今獲物が取れなくて生活が不幸になってきたら、どういったアクションが必要かを考え、必要な変化を受け入れるという勇気が必要になる。

一番の不幸はそうした変化を受け入れられないことだ。

中でも日本の政治家が最も変化を恐れているように見える。

長年享受し続けてきた利権や既得権を失うという変化を恐れ、指導者が変化を受け入れられなければ、その国の成長は停滞する。

今の日本がまさにその典型的な例ではないだろうか。

 

成長は変化を受け入れることから始まる。

ではどこから手をつければいいのだろうか?

企業の例を考えてみよう。

消費者心理の変化を受け入れられない企業、企業のニーズの変化を受け入れられない社員には、 現在のようにいろいろな変化が以前よりうんと早く起こる時代には、より不幸な結果をもたらすことになる。

まず競争相手の変化を知らなければ、変わるための計画を立てることはできない。

競合製品をいくら分解しても、製品を作った人の考え方の変化がわからなければ、その製品を理解することはできないだろう。

 

企業を取り巻く環境が激変していることは、米国マーケットを見れば一目瞭然だ。

競争相手の米国企業のリストラの数や迅速さがわかれば、その大胆さと速さに驚くだろう。

経営者が投資家である株主の利益を守ることの重要性を知っているからだ。

日本はどうだろうか?

経営者は社員の職を確保し、自分のポジションを確保することに躍起になっている。

社員を解雇して嬉しい経営者なんているだろうか。

人間の感情に、日米の違いなんてあるはずがない。

情に溺れずに断固として正しいと信じる道を選んだ結果として、社員を解雇する。

非常に勇気の要る作業だ。

だが日本の経営者は投資家である株主の利益なんて考えていないとしかか考えようのない戦略を、それも日本のトップ企業の多くがいまだに、取り続けているのには驚く。

さらにはこれに対して、融資という投資をしている銀行が一番鈍感だからこうした傾向に拍車をかけることになる。

その結果は、株価に対して如実に表われている。

日本は製品をコピーして改良するだけという単純な作業ができるようになったのだから、もうそろそろ変化してもいいのじゃないだろうか?

安く作るだけという単純な戦略で長期間シェアを維持できるほど、ビジネスの世界は甘くないことくらいわかりそうなものだ。

会社の規模が大きいからといって、特別な便宜をはかり存続を続けさせても、会社のシステムを変えなければ巨額の負債を回収するなんてことができるはずがない。

最後には、国民の税金を民間企業の救済に使うことになる。

こうした恩恵を受けずに倒産した中小の経営者たちは、こうした姿勢をフェアだと考えるだろうか。

こうして考えてみると、今の日本は日本は世界中で「システムとして今の時代に機能しなくなっていることがすでに実証」されている、社会共産主義そのものへ傾倒しているのではないだろうか。

自由民主党は名前を変えるべきだろう。

こうした現実に気がつかずに、支持を続けている国民へ、マスメディアはこのような切り口から報道することができない。

違った解釈をしてわかったと思い込むのは、何もトレードの世界に限ったことではないようだ。

 

トレードだって、自分がエントリーしようとする方向から、逆方向に動き始めるという変化が起こったとき、どこで脱出するかというポイントがあらかじめ決まっていなければ、急落をしてロスを出す過程をただ見ていることしかできないことになる。

だがこうした変化が起こることを受け入れ、またそうしたことが起こることを理解しているなら、カットロスのポイントをきちんと設定し、変化に対応し、そして受け入れることもできるだろう。

トレードができるようになると、いろいろなものが見えるような気がするのは、トレードの副作用なのか?(笑)

 

0121 Mon.

ペーパートレードセミナー3日目

先週末から始まったペーパートレードセミナー。

初日の朝はシカゴのサーバーが調子が悪かった。

まあこれは毎度のこと。(笑)

シカゴへ電話をして、Ping で日本側の回線速度や経路などについて調べたりしながら、ようやくセッティングが完了してから、専用ソフトの操作についての内容が中心。

初日の受講者の皆さんの感想は、「操作が慣れない」「難しい」。

 

二日目の昨日は、みなさん30分ギャッププレイに初挑戦。

ペーパートレードセミナー2回目の受講者の方は、うまく銘柄を見つけられて、PDLIをショート。

私は、そのあと、同じ銘柄の反転プレイをトレンドラインを利用した応用プレイ。

下がそのエントリーと脱出のポイント。

エントリーポイントの理由を説明しながら実演しました。

みなさん、「なるほど・・」
 


ちょうどペーパートレードセミナーの開催中なので、ペーパートレードセミナーを12月に受講された方からの、着きたてホヤホヤのメールを掲載。

受講者の皆さんにとって、少しは何かの参考になれば・・

ということで、以下がそのメールの内容。
 

改めて、明けましておめでとうございます。

某所より横滑り(やや不適切な表現でしょうか?)で12月ペーパートレードセミナーから(3DAYSは未受講)参加の***(TNT4)と申します。

感想ということなのですが、その前に参加までの経緯をカキコさせていただきます。(ちょっと長いですが・・・。)

【参加するに至るまでの経緯】

ナスダックは現在冬時間ということで、日本では午後11:30からのオープンとなり、夜出勤しない限リ、日本国内で実トレード前の教習訓練を受けられる所はないのでは、と半ば諦めかけていた折、ハッチ先生のHPでペーパートレードセミナーを発見し、今回セミナーへ参加の運びとなりました。

Townsent Analyticsからデータをダウンロードしてもらってペーパートレードができるということで、日本にいながら昼間のまとまった時間帯でのトレード訓練が受けられるのは“海外留学も夜出勤もちょっとねぇ〜”という私にとりまして、かなりの朗報!

“しかし・・・ダブル授業料はもったいないかなぁ〜”(これは後に大きな間違えであると気づきましたが)と考え、PCのモニタを2画面にする準備など(なんでも道具から入ってしまうタチです)しつつ、暫く保留のまま過ごしておりました。

考えていても先に進めませんので、某所同期の方と連絡をとってみましたところ、ペーパートレードもそこそこに終え、早々に実トレードに入られて毎晩かかさずトレードするものの苦戦中。

1ヶ月余りの実トレードで累積損失額は約マイナス$2600という話。

メールを幾度かやり取りする中で精神的落ち込みの大きさがひしひしと伝わってきました。

(新年会で先生の話されていたトレードルームの必要性、ひいては、たまに顔を合わせ情報交換のできるトレード仲間の必要性は高いと思います。

仲間なしに“孤独な戦い”をたったひとり長期間続けるのは精神衛生上、かなり厳しいと感じます。)

この話を小耳に挟んだ私も、一旦やる気完全喪失。

DATなどというものに出会ってしまったばかりに・・・(涙)と出遭ったこと自体恨めしくもありましたが、一度知ってしまったものはしかたない。

しかも、これが悔しいかな非常に魅惑的な可能性(成功した場合の収入においてもライフスタイルにおいても)を秘めているとなると忘れ去ることすらできないんですよね。

私の場合、欲との戦いはトレード以前から始まっているのかもしれません。技術系派遣職をしておりますので、いつでも派遣会社に一声掛けて戻ればいいのだからと逃げ道は準備し易くも、本心では“DATの可能性を追求する道の方が数段魅力的!”と思っているから始末におえません。

その後も、気持ちの揺れ動く日々が暫くつづきました。

その頃、また某所同期で前述の方とは別の方と話す機会がありました。やはり、前述の方と同様、利益が出せるというレベルではない様子。

“昼間のまとまった時間帯にリアルタイムのスピードで訓練したい”とのことで、さっさと海外セミナーへ参加(英語は堪能の方です)され、数日前に帰ってきたばかりだと云います。

利益を出すレベルを目指すというよりは、「そろそろ損をしないレベルまでなんとかゆけるかも・・・」とそれでも意気揚々とされていました。(実トレードでのスピードはペーパーよりオーダーも通りにくいので、あらかじめ自動的に損切りできるように設定しておくことが大切、初心者はまずそこからだと教えてくれました。)

うぅーん、成績はともあれ、皆さん頑張っているご様子。

「前進するなら前進する!諦めるなら諦める!私もどっちかにせねば・・・」後述の方の話に背中をポーンと押され、私もやっと一念発起!

「授業料うんぬんと云ったところで$2000や$3000なんて瞬く間に損する世界。

どっちにしろ損するんだから損したつもりでとっとと受講するのが一番の近道かも・・・」と思い立ち(今思うとこれは正解でした)突如ペーパートレードセミナーへの参加を決意するに至りました。

ハッチ先生のHPでも“3DAYSからかペーパートレードセミナーからかの順番について”の質問に対する答えとして(以下抜粋)『どちらのセミナーを先に受けるのかという要素が、トレードを成功させるために障害になることはありません。ご安心ください。

どちらを先に受けるかということよりも、スケジュールが合えば、できるだけ早くアクションを起こされたほうがいい、と いうのが私からのアドバイスです。』といった内容の記述をお見かけしましたので、横着な私の事、“概論は今更不要”とペーパートレードセミナーから受講させて戴いた次第です。

私の場合、某所でも既に基本的なDATについての概論はやっている訳だし、3DAYSでの説明は私には不要であろうと当初、高をくくっておりました。(後にハッチ先生のメソッドはあくまでハッチ先生独自に開拓、発見されたメソッドであり、3DAYSは一般的概論の為のセミナーではなかったことに気づく訳ですが・・・気づいたときには時既に遅しでした。

(**さんはHPで30分ギャッププレイを見てこれは凄い!ということで参加を決められたとのこと、やっぱり経験者は違いますね。)

3DAYSで先生が公開されている独自のメソッドそのものこそが一番のセミナーのウリであることに気づきましたので、機会があれば3DAYSにさかのぼって拝聴するのもいいかなぁと思っています。

ただ、マジックの種は既に見えてしまいました(詳しいことは解かっていませんが)ので、次の機会があればペーパートレードセミナーをもう一度受講したほうが現実的な勉強(車で云うならドライビングテクニックの勉強)にはなるかなぁ〜とも考えてしまうのですが・・・

(お叱り受けるかな?)

いづれにしろ、未だだいぶ先の話にはなりそうです。

受講までの経緯ばかり長くなってしまいました。

 

【本題の授業についての感想】

先生の授業スタイルは非常にアメリカ式。

あまり与えすぎてしまわないで、“とりあえず、さあやってみましょう!”といった感じ。また、話される内容も順を追ってというよりは、その時々にベストなタイミングで必要最小のエッセンス、もしくは、そこから派生した話や余談をされるといった感じでしょうか。

話される情報量も多く、脳みそのCPUやメモリにかなり負荷がかかっている状態でフル稼働、集中しているつもりでも、未だ足りていないというのが授業を受けての正直な感想です。

(とりあえずメモだけはとらなきゃとメモをとるのですが、何についてメモったのか後で見ても今ひとつ解からない。

“解からないことがあったらいつでも質問して下さい”とのことですが、“何が解かってないのかが解かってない”ので質問が出てこない。(苦笑)

また、先生と一問一答でやり取りしながら進めてゆく授業形態にも今ひとつ不慣れ。

先にHPにUPされている**さんの感想文(多分そうでしょう)を読んで、かなり同感の部分もあり、うんうんと思わず頷きながら読んでしまいましたが、**さんの感想文に対しての先生のコメント(以下抜粋)

『セミナーでは、教えるものの努力は当然必要です。ですが、教わる側も教える側から「何かを盗んでやろう」というくらいの意気込みや、情熱も必要です。』

『セミナーでは集中した状態で、大事なエッセンスだけを白紙の状態で聞いていただきたいのです。』

『特に最近の日本の学校の試験では、3択に代表されるように、あらかじめ答えをまとめて書いておいて、 その中から選択する形式ばかりになっています。』

『自分のトレードスタイルを完成させるには、白紙に自分の意見を整理しながらまとめてゆき、時間内にそれを相手にわかるように書くという作業に似ている部分があります。』

『トレードを成功させるには、何を質問すればいいのかがわかるまでは、自分で考えるという作業をするという、「受講者の方の協力」という姿勢も必要なのではないでしょうか。』

以上を読んで感じたことは、自分自身で日々の課題を決め、能動的に自らが学び取ろうとする姿勢(言い替えると、ハングリーに掴み取ってゆく精神そのもの)が今後のトレード生活や自分のトレードスタイルを完成させる上で重要なのだと感じました。

典型的日本人の私(はじめからお膳立ての多い教育、与えられたものにたいして何かする、三択であらかじめ用意された中から回答を選ぶ等のことに慣らされている)には当初少々厳しいものがありましたが、終わってみるととりあえず“エッセンスだけは見えたぞ!”って気はしています。

(とは云え、これは同期の方々のサポートあってのことでした。

特に**さん、**さん、**さんには感謝しています。)

 


【受講を終えて、今後のこと】

正直云って、今の段階で今後どこまでこのトレードという世界を追求してゆけるのか(生活の中でどの程度の配分で関わってゆけるのかなども含め)は全くの未知数。

ほんの入り口に立っただけといった心境です。

あまり“頑張る”という言葉は好きではないので、“マイペース”に息切れしない程度に(時には休み休み)時間をかけてゆっくりとあせらずに歩んでゆきたいと思っています。

ただ、あまりにも大きすぎる損失を出して恨み骨髄ですっかりトレードの世界から離れてしまうことが無いようにだけは気を付たいですね。

30分キャッププレイという大きなアドバンテージのある手法を伝授された今となっては、そんなことはないと信じていますが・・・あとは自ら日々精進して30分キャッププレイを検証してゆくのみってことでしょうか。

神風は暫くお預けです。

 

【本日からの課題】

地方から参加されていた方々は、何年も前からHPを隅々まで読むなど、入念な準備をして参加されていたのかもしれませんが、私の場合、ほとんど何も見ず、思い立って急遽参

加してしまいました。本日からの課題としてはHPの隅々にちりばめられたヒントを少しづつひも解いてゆきたいと思います。

それでは、先生、同期の方々、今後ともどうか宜しくお願い致します。


今晩の米国マーケットは休日ですから、休場。

外は雨が降ってきた・・
 

 

0120 Sun.

英語名言集

週末なので、大人の「えーご」を勉強。

ネタ元はシアトルのマウンテンバイクおやじ。


Women might be able to fake orgasms.

But men can fake whole relationships.

- Sharon Stone

女性はオルガズムにいたったフリをして誤魔化すかもしれないが、

男は恋愛関係に入っていることを誤魔化すことができる。


 

Honesty is the key to a relationship. If you can fake that, you're in.

- Courtney Cox (as Monica on "Friends")

誠意を示すフリができるならそうすべきだ。

なにしろ男女関係を保つ上で、誠意が一番大切だからね。


 

My mother never saw the irony in calling me a son-of-a-bitch.

- Jack Nicholson

son-of-a-bitch とは相手を罵倒する時に使う汚い言葉で、直訳すると、「バイタのガキ]。英語では頻繁に使われる。

日本だと、「あのクソ婆アめが!」というところか。

息子は母親から、この言葉を浴びせられつづけたが、息子イワク、お母さんはこの言葉を僕に浴びせることの皮肉に気がついていなかった。



Women need a reason to have sex. Men just need a place.

- Billy Crystal
 

女性はセックスに意味を求める。

男は場所があればいいだけ。
 


According to a new survey, women say they feel more comfortable undressing in front of men than they do undressing in front of other women. They say that women are too judgmental, where, of course, men are just grateful.

- Robert De Niro

調査の結果、女性は男性の前で衣服を脱ぐ方が楽だということがわかった。

女どもはトヤカク口喧しいが、男性は素直に有難がってくれるからだ。

 

 

PAXNET の新しいチャート

こちらのパックスネットさんに、「チャートの色を逆にしてください」とお願いしていたのだけれど、正直いってあまり期待はしていなかったのだ。

しかし、先日プロトタイプができたという朗報が来た。

これは現在のチャート↑

 

これはWESTERN方式↓

US方式と同じように、陰線が赤いローソク足になっている。

近いうちにこうした選択ができるようになるようで、選択肢が増えるということは素晴らしいことですね。

だいぶ慣れたが、 今のように、日本株のこのチャートと米株のチャートであるReal - Tick では色が逆だから、ギャップラインを引くときにどうしても考えてしまう。

パターン認識できないので、どうしうても時間がかかってしまう。

これで頭の中がパニックにならなくてすむぞ。

 


0119 Sat.

ギャップの大きさ

12月Pに参加した**です。

1つ質問をしたいのですが。エントリーのタイミングについて聞かれている方のノミネートした銘柄のギャップの大きさについてですが。

特にSEBLなどは、結果はオーライなのでしょうが、基本としてギャップの大きさでは問題は無いのでしょうか。

勿論、ボリュームなどその他の要件を満たしてエントリーされているのですが。

宜しくお願いいたします。

ギャップを抜けるケースでは、ギャップの大きさが多少大きすぎたり小さすぎたりしても大丈夫。

ただどれだけリスクを取れるかということにも関連するため、安全性の高いトレードに絞りたい方や、経験の少ない方は見送った方がよいでしょう。

こういうことを自分の目で検証するために、ペーパートレードセミナーを開催しているんですけどね。

何度も参加される方は、こうした点を確認するためというケースが多いようです。

 

ぐったりするのは人間のオスだけではなさそう

シアトルのマウンテンバイクおやじから送られてきた写真付メッセージ

終った後でぐったりするのは人間のオスだけではなさそうです。

ははは。

随分グッタリしてるなあ。

お疲れ様でした。

 

 

0118 Fri.

E mini のアフターマーケット

素朴な疑問です。

多くの方が同じような疑問をお持ちかもしれませんので、ここで取り上げました。


初めてお便りさせて頂きます。

テレビの経済王で拝見して以来、(録画しました)サイトにお邪魔している大阪府在住のNといいます。

DTにずっと、興味を持ち続けてはいるのですが、ナスダック市場の始まる時間帯は勤務中なのです。(不規則な交替制勤務です)

DTを始めるには、退職するか会社が倒産するしかない(笑)

しかし、このご時世この年齢(42)で、いきなり退職はリスクが大きすぎますし、はてさてどうしたものかな?と

思案していた時、目にとまったのがE-miniです。

”24時間トレードできる”ということですが、自分のトレードできる時間にGAPを変えてプレイするというのは、可能なのでしょうか?

また、そうした場合トレードのパフォーマンス(うまく言えないですが)に悪影響は出てきたりはしないのでしょうか?

漠然とした質問で申し訳ないです。

ご返事頂ければ幸いです。
 

これは最新のマーケットでの例ですが。赤いエリアがギャップダウンした部分です。

メソッドでは、エントリーできないという例です。

このチャートですが、米国時間で前日の夕方4時のマーケット終了後から翌日のマーケットが始まる9時半までを表示しないような設定で、表示しています。

ですからギャップができるわけです。

ご質問のように、E - mini は24時間トレードできます。

上と同じチャートのアフターマーケットの部分を表示できるようにしたチャートが下のチャートです。

下の棒グラフが出来高つまり取引量ですが、16時を過ぎると、ガックリと減っていることがわかります。

それに株価があまり動きません。

トレンドラインも抵抗線も引きようがないですね。


さて下は、マーケット開始前の部分を表示したチャート。



値幅が少ないので利益の出しようがありません。

エントリーしても、売買する相手が少な過ぎますよね。

残念ですが以上のような理由で、現時点では、アフターマーケットでトレードする意味がないと思います。


 

0117 Thurs.

エントリーのタイミング

ご質問をいただきましたので、ここで解答させていただきます。

Hatchさんへ。こんにちは。

(ちょっと遅いですが、明けましておめでとうございます)

9月ペーパートレードセミナーを受講しました**です。

今回は、『エントリーのタイミング』について質問をさせて下さい。

以下、1月11日(金)のGapper's Eyeの30分ギャッププレイに掲載されている銘柄を元に質問させて頂きます。

例えば、

◎SEBLでのエントリーに対する認識

10:09の青いローソク足はギャップ上線を上回って上昇いるが、ローソク足本体が抜けている段階ではないので、ここではエントリーはしない。

10:12の青いローソク足は、本体が抜けて上昇しているので、ここで前の10:09のローソク足の高値を上回った段階でエントリーしている。

ローソク足の本体がギャップの上下にはみ出している場合、「ブレ」ている可能性があるので次のローソク足まで待つのであります。
 

(同日の掲載銘柄の、AMGN、CRUSも同じ種類のエントリーに見えます)

最初に飛び出したローソク足の次が、赤いローソク足、そして次は青いだが短い、つまりギャップを少し飛び出しても勢いがない。

なわけで本体で形成されているレジスタンスを抜いたところでエントリーしたほうが安全ではないかというわけです。

 

最初に飛び出したローソク足の次が赤いローソク足、つまり勢いに問題ありということで、念のために次のローソク足まで待ってエントリーです。


◆質問1

この認識で正しいでしょうか?

正しいです。細かいところまでよく観察されていますね。

特に、「前の10:09のローソク足の高値を上回った段階でエントリーしている」という部分に関し、この理解でいいのでしょうか?

そのとおりです。

 

 

また一方、

◎QLGCでのエントリーに関する認識

10:03の青いローソク足において、ギャップ上線を越えた直後の上昇している段階ですぐにエントリーしている(ように見える)。

一気に抜いているので躊躇なしでエントリー。

1分足で見ればよくわかります。


つまり、QLGCのエントリーは、本体がギャップから抜けていないローソク足の段階でエントリーされている。

(同日の掲載銘柄の、BRCMも同じ種類のエントリーに見えます)

これも一気に抜いているのでエントリー。

 

 

◆質問2

なぜQLGCでは、上記SEBLと同じように、ギャップ上線を越えて、青いローソク足が閉じて、次のローソク足が出るのを待たずにエントリーされたのでしょうか?

これは

・3分チャートだけでなく、1分チャート、レベルUも同時に見ており、そこで勢いがあったから

・エントリー直前のNasdaqの動きも参考にしているから

等の理由からでしょうか?

知りたい事柄を一言で言うと、

『ギャップやサポート,レジスタンスを切った、上回ったという判断は、どのようなサインに基づいて行うのが基本か?』

ということなのですが・・・。

お忙しいところ、誠に申し訳ありませんが、ご教示よろしくお願い致します。

それぞれのチャートの下にヒントを書いておきました。

 

 

0116 Wed.

3DAYセミナー雑感

月曜夜のライブマーケットWATCHで、無事3日間のセミナーが終了。

参加者の皆さんは、いつもよりさらに熱い方が多く非常に盛り上がった。

参加者の方から感想だが、この方のメールからは情熱が伝わってくる。

まずセミナー途中でこういうメールをいただいた。

 

**です。

とんでもない時間にメールしてすみません。

ゲーム屋は基本的に24時間営業なので一日中好きな時間に寝起きできる特異体質です。(忙しくなると一日18時間労働)

夜行性が多いので、お昼から翌朝の6時頃まで活動しています。

実は米国マーケットの時間帯いっぱい起きていられるのです。

(前置き長くてすみません)

 

3DAYセミナーも2日目が終了しました。

セミナー受講前までは、あれやこれやと色々悩んでしまいますが、実際に受けてしまえばなんとかなるものですね。

3ヶ月前まで「移動兵金銭」もとい「移動平均線」」なんて言葉すら知らなかったにも関わらず、セミナーの内容をきちんと理解できていることには自分でも大変驚いています。

しっかり予習した成果がでているようです。

実は、公開されている無料コンテンツに全ての奥義が隠されているとは、webしか見ていない人は信じられないでしょうね。

僕はほとんどのコンテンツに全て目を通した上で、プリントアウトしてからファイリングしていますので、今回セミナーの中で「それは知らなかった」ということがほとんどありませんでした。

つまり馬渕先生は、コンテンツの中で繰り返し繰り返し大事なポイントをおっしゃられているわけですね。

でも今回受講された方の何人かは始めて30分ギャッププレーを聞いたかのような質問をされていたので、「え?コンテンツに書いてあったような…」と思ってしまいました。

よ〜く読むとGapper's Eyeに全て載ってますよね?

さては「COOL〜」とか面白くて読みやすいところしか読んでませんね。(笑)

それは冗談ですが、僕も最初Daytradenetを読み始めた時は本当に苦労した覚えがあります。

なにしろ専門用語が多く、赤と青のへんてこりんなグラフ(今思えばチャート)の意味もさっぱりわかりませんでしたから。

そんな人が、プロのトレーダーになろうとしたわけですから、今から考えると恐ろしい話です。

そこで僕は、まず何をしたかと言いますと、株の勉強ではなくDaytradenetを読むための勉強を始めたわけです。

為替、金融、投資信託、株式、テクニカル、日経、産経など意味もわからないまま片っ端から読んでみました。

結局よく分からなかったものの、金融用語の基本だけは覚えられたわけです。

株は金券屋みたいな「株屋」が売ってると思っていたくらいなので大した進歩です。

トレードの用語が解ってしまえばこっちのもので、面白いくらいにDaytradenet が読めるようになりました。

最初のころは、Gapper's Eyeを開いただけで頭が痛くなっていたのですが、今では全部ファイルしてるくらいですからやればできるものですね。

そしてコンテンツの中から特に大事だと思われるものを抜粋して全てメモしておきました。

以下に11月頃、勉強中に書いたメモの一部を書き出してみます。

この時は勉強を始めて2ヶ月くらいなのでどこか間違ってるかもしれません。

(↓セミナーを聞いてから書いたのではありませんよ)

 

<トレードと注意点>

・チャートは投資家の心理の軌跡

・Put your money on the Table.

・複数の条件を満たした時にアクションを起こす

   理由が一つだけのトレードは避ける

・株は知名度で買ってはいけない

   株は人気で値段が決まるのではなく、取引された後で値段が決まる

・銘柄に執着しない

・個人トレーダーが出来ることはロスのコントロールだけ

・トレンドに逆らわない

・IPO銘柄は買わない

   過去の軌跡が無い

   ショートが出来ない(日本株)

・チャートが銘柄の評価をはっきりさせるまで手をださない

・最適のタイムフレームで、トレンドに沿ったトレードをする

・エントリーするにはルールがあり、条件がある

・利益はゆっくり大きく取り、ロスは小さいうちに素早く切る

 

自分でも忘れてましたけどこの2日間で習ったことばかりでした。

ただし、それぞれの理論はセミナーを受けてみないとわからないですね。

では続き。

 

<ギャッププレー>

・ギャッパ−の典型的なトレード方法

   前日の終値と始値を確認

   (この2日間の値段差を「ギャップ・窓」を呼ぶ)

   このギャップを株価がどちらかに抜けたらエントリー

   ギャップアップを上へ抜けたら「買い」

   ギャップダウンを下へ抜けたら「ショート」

・開始30分のギャップを見る

   高値を上に抜けたら買い(トレンドを切ったら売り) 

   安値を下に抜けたらショート  (トレンドを切ったら買い戻し)

 

今読むと解り難い記述ですね。

プロフィットの取り方があいまいなのがいいです。

 

<その他>

・トリプルトップ

   トリプルトップの高値を抜ければ上昇

   抜けなければ下落

・コンティニュアスギャップダウン

   一度ギャップダウンが起きると2回目のギャップダウンが

   起きる確立が高くなる

・ギャップゾーン

   トレンドの転換点になる

・ショートの条件

   移動平均線を下に切る

   トレンドラインを下に切る

   サポートライン(下値抵抗線)を下に切る

・呑み込みブル(牛さんパターン)

   陽線が直前の陰線を呑み込むように覆うと上昇サイン

・呑み込みベア(熊さんパターン)

   陰線が直前の陽線を呑み込むように覆うを下落サイン

このくらいにしときます。

神風は「3本の同じ色のローソクが連続する」というところまでは解読できたのですが、最後の「あれ」にタッチだけは見ぬけませんでした。

いいところまでいったんですけど。

それにしても、無料コンテンツからだけでもかなり情報が拾えるものですね。

ただし、一つ怖いのは、僕の友人がまさにそうだったのですが、webを読んだだけでわかった気になってしまうことです。

(つまり、それくらい解り易く書かれているということだと思います)

「ホームページを見てるだけでもトレードできそうだから、別にセミナーを受けなくてもいいのではないか?」という発言が出た時はひっくり返りそうになりました。

僕も実際に上記のことを理解できたのは、馬渕先生のセミナーを受けてマーケットに参加する投資家の心理とトレードの関係を理解できたからです。

つまり、本当に理解したのは昨日なんです。

色々な事情でセミナーを受けたくても受けられない方も多いと思いますが、案外webだけ読んで知ったかぶりしてる人も多いのではないでしょうか?

本当に怖いことです。

そう考えると無料コンテンツの情報は諸刃の剣と言えるかもしれませんね。

でも、僕はおかげさまで理解を2倍に深めることができました。

実はセミナーは、コンテンツの情報を読み取るところから始まっているのかもしれませんね。

ただ、僕自身もあまい所があって、3DAYだけでもかなりいけるのではないかとタカをくくっていた部分もありました。ただ、、去年の「ゼミ事件」で懲りたのと、トレードの難しさを知るにつけ、ペーパートレードセミナーだけは絶対受けなくてはいけない気にさせられました。

そういえば、せっかくお会いできたのですが、馬渕先生と全然お話してないです。

色々お聞きしたいこともあったのですが僕にとっては雲の上のお方だったので、緊張して全然お話できませんでした。

大体僕は、初対面の人から「この人いつも怒ってるみたいで話かけにくい」という印象を持たれるらしいのでそれも原因かも。

(一年のうち300日くらい機嫌が悪いのも事実ですが、今はその他の65日です)

 

まだ、途中ですがセミナーを受けてみて本当によかったです。

講習費用の金額を気にされる方もいるようですが、僕にとってはそれ以上の価値のあるセミナーです。

あと一日ですが、よろしくお願いいたします。

 

 

さらにこういうメールをいただいた。


**です。

自分なりに3DAYセミナーを振り返ってみたいと思います。

3DAYセミナーを受けることで、トレードに対する自信のようなものが生まれると期待していたのですが、逆に不安になってしまいました。

と言いますのは、セミナーに対する不満があったからではありません。

メソッドをしっかりと学ぶことで、いかに自分がトレードを甘く見ていたかを再認識させられたからです。

大事なことは、「動くマーケットの中でいかにメソッドを活用できるか」ということなんですね。

知識だけで成功できるほど甘い世界ではないと強く感じました。

これは断言できますが、今の自分では100%トレードで利益を出すことはできないと思います。

セミナーを空手で例えるならば、3DAYセミナーは言わば『基本』と『型』を学ぶようなものですね。

帯の締め方から始り、ベーシックな技を学ぶことが『基本』稽古です。

『型』とは過去の戦闘を再現したコンビネーションの練習ですからチャートパターンを分析することがこれにあたると思います。

とすれば、ペーパートレードセミナーで、充分な『組手』を行わなければマーケットという『試合』で勝利すること非常に難しいでしょう。

「馬渕道場」の門を叩き、入門したばかりの自分には、まだ『試合』に参加する資格はなさそうです。

道場の看板に傷をつけるわけにはいきませんからね。

 

 

【セミナーを受けたことによる変化】

セミナーの最後に馬渕先生は、「変化」についての講義をされました。

人は「変化」することに対する恐怖を持っているということ。

そして、変化を受け入れることが出来なければ、自分自身の失敗を認めることが出来ないということ。

おそらくそれが「損失のサイクル」を作り出してしまうのでしょうね。

「変化」に対応できる「心のゆとり」、そして「柔軟性」こそがトレーダーに問われる正しい資質ということでしょうか。

自分に起きた大きな変化は2つあります。

 

・精神的な開放感が得られた

会社に生命線を握られているという恐怖心から少し開放されたようです。

これは人生にもう1枚カードが増えたことによる安心感でしょう。

このワイルドカードを何に使うかは自分次第ですね。

カードとはまさに「切り札」です。

 


・自分の頭で考えてチャートが読めるようになった

今までGapper's Eyeを読んでいた時は、解説を丸暗記してそのまま覚えていただけですが、 実際にチャートから様々な情報が読み取れるようになりました。複数のエントリー条件、カットロスポイント、ギャップの厚みなど、一枚のチャートから色々なことが深読みが出来るようになりました。

 

【メソッドの有効性】

教えていただいたメソッドを一口に説明すると、「群集の欲望とパニックを利用した心理抵抗線プレー」と言えばよいのでしょうか?

このメソッドは「人間の心理には一定不変の法則がある」ことを前提にしているようです。(*個人的な解釈なので間違っているかもしれません。)

だからこそ、ある程度の未来予測が可能であると言えるのだと思います。

実際にセットアップにはまると高確立でゲインが取れるということも確認できました。

非常にシンプルかつ信頼性のある投資方法であることがわかりました。

先生の言われるように、まさにチャートは「心理の軌跡」です。

トレードをするのはあくまで「人間」対「人間」だということを忘れてはいけませんね。

 

【危険なトレード】

このメソッドを学ぶことで、トレードのもつ危険性も同時に理解することができました。

最初のうちは、臆病なくらい慎重で丁度いいのかもしれません。

「条件が揃わない時はエントリーしない」これは原則ですね。

巷には危険な投資を平気で薦める悪質な本も多く出まわっているようです。

中でもよく目につくのは「低位株のナンピン買い」を薦める本です。

本当に書いている著者自身がトレードで利益を出しているのか怪しいものです。

実際にはトレードよりも印税収入の方が多い著者もいることでしょう。

こういう類の本は必ず巻末に推奨銘柄が一覧表になっています。

(自分では相当仕込んでいるんでしょうね)

昨年末、青木建設が破綻した時に低位株が軒並み売られた時期がありました。

(正確にはマイカル倒産の時からこの動きはありましたが)

もしもこの時に「超低位株のナンピン買い」などしていたらどうなってしまったのでしょうか?

これでは「投機家」ならぬマーケットにお金を捨てに来る「投棄家」ですね。

こういった被害を防ぐ為にも、多くの方がこのメソッドを学ばれることを願います。

(実は、低位株に魅力を感じた時期があったので自分への戒めのために書きました)

 

【まとめ 〜セミナー最高!〜】

セミナーではトレードに関することだけではなく、多くの収穫がありました。

それは沢山の「出会い」が用意されていたことです。

馬渕先生はイメージ通りの素晴らしい方でした。

一度社会に出てしまうと、なかなか人から学ぶ機会は得られないものですが、馬渕先生からは、トレードだけではなく生き方そのものも学んでいきたいと思いました。

馬渕先生のようにたくさんの人から慕われる人間になりたいです。

僕の目標は「馬渕先生みたいなカッコイイお父さんになること」ですから。

鎌田先生には、大変為になる講義をしていただきました。

何冊もテクニカルの本を読むよりも鎌田先生のセミナーを受けた方が手っ取り早いですね。

ありがとうございました。

色々とお世話していただいたSさんも本当にありがとうございます。

セミナーの先輩のTさん、また親睦会よろしくお願いします。

今度はトレードのお話も聞かせてください。

そして、同期のセミナー参加者の皆様にも大変感謝しております。

世の中にはこれだけ前向きな人達がいるんだということを再認識させられました。

つくづく自分は狭い世界を生きていたんだなあと感じます。

そして、忘れてはならないのがKさんです。

Dytradenetの縁の下の力持ちですね。

楽しいお話を沢山聞かせていただきました。

自分もいつか色々な形でDytradenetのお力になれると嬉しいのですが。

とりあえず最初の目標である「3DAYセミナー」は無事終えることができました。

正直なところ、セミナーについて行けなかったらどうしようと不安な日々を送っていたのですが、勉強の成果が出たようです。

とにかく事情でセミナーを受けられない人でも、無料コンテンツをしっかり読むことが大事ですね。

経験したから言えるのですが。

次は「ペーパートレードセミナー」です。

前回同様、また勢いで申し込んでしまいました。

「あー、どうしようかなー」などと悩んでいたところ、カミさんに「これで食べていくなら、行くとか行かないの問題じゃないでしょ」と、後押しされた形で申し込みました。

ひとつクリアするごとに新しい問題が増えていきますね。

だからこそ人生は楽しいのかもしれません。

 

 

ファンドマネージャー泣き笑い?

今回はロスから、鎌田氏に特別ゲストとして参加していただき、スウィングトレードを中心に、面白い話をいろいろ聞くことができた。

なので、今日は少しお裾分け。

 

ファンドマネージャーという響きから、皆さんは何を想像されるだろうか?

この下の画面は米国のミューチュアルファンド、つまり日本でいうところの投資信託のファンドマネージャーの成績一覧だ。

もし2001年のダウ指数を買っていたら成績は -5.4%、ナスダックなら -20.8% というのが昨年のマーケット。

ファンドマネージャーの平均成績は -12.5%。

もしあなたが、昨年18%以上の成績を残せたのなら、大いに威張っていいと思う。

ただし彼らは全資金の5%しかショートできないといったようなハンディーを持っているから、ダウントレンドのマーケットで利益を出そうとすれば、かなりまめに売買を繰り返さなければならない。 

反面、人の資金だから負けても自分の懐は痛まないのだから、心理的なプレッシャーは少ない。

さらに少なくとも何十億以上という豊富な投資金額なら、下がった銘柄を買い足してコストを下げるという、いわゆるナンピンはやり放題なのだからとてもラクだともいえる。

ナスダックより成績の悪いファンドマネージャーがこれだけいるということは、QQQを買って、塩漬けになっていた方がはるかにましだというケースがかなりあるということだ。

トップの Cappiello 氏の成績は 17.37%。

個人が、2万5千ドルの資金でデイトレードをして、このトップファンドマネージャーを上回る年間18% で回そうとしたら、年間4500ドルの利益を出せばいいことになる。

一ヶ月で375ドルだけプラスになればいいのだ。

これくらいだったら楽勝だよね?

きちんとしたメソッドを身に着け、自分でチャートを見ながら、ルールを守ってイントラデイでトレードをすれば、ファンドマネージャーなんて問題にはならないパフォーマンスを残すことができる時代なのだ。

今の時代は、いろいろなことが、とても早いスピードで変化している。

いつの時代にも変化についてゆけないものは、恐竜のように滅びるものだと相場は決まっている。

こうしたデータを発表するサイトが米国にあるということを、日本株のファンドマネージャーたちは知っているだろうか?

また日本株のファンドマネージャーは、このように成績を公開できるだろうか?

こうしたオープンな姿勢も、米国マーケットの魅力の一つだろう。

 

 

0115 Tues.

12日に12月の受講生の方のメールをご紹介したが、その続編。


【2002-1-10 THU】

昨日のNASDAQ市場は午後大幅に下げたが今日はどうなるか。

マーケットがオープンしギャップを見ると適正な幅を持った銘柄も散見された。

しかし・・・手痛い仕打ちを受けたのである。

 

◇銘柄:BEAS

    LONG  Buy $21.29 9:44 LC $21.00

        Sell $21.33 10:29 1000株 +$40  手数料分

10時までの高値を越したところでエントリー。

上昇が長く続かず高値$24.60で反転。この時点で脱出すべきかも知れない。

後でふれるが、NASDAQ指数が下げていることは、この時点でキャッチできていない。

LCは$21.00で設定しているものの恐怖感からか、脱出したのであるが結果正解だった。

 

◆銘柄:BLDP

    SHORT Sell $36.50 9:51 LC $36.00

        Buy $35.99 10:06 1000株 -$490

450ドルのロス、手痛いダメージである。

ギャップの抜け方が大きすぎたのか?あるいはもう一本状況を見てから入るべきだったのか。

ルール違反であるようだ。

このようなケース(大きく上昇したとき)について他のケースを調査してみたい。

カットロスの設定の妥当性は?

ギャップ幅の妥当性は?

抜けるときの足の長さは?

他の銘柄も殆ど混迷状態で推移しており、NASDAQ指数も狭い範囲で下がり気味で動いている。

本日はどうもすっきりしないマーケットであり終了とする。

全銘柄を点検してみたところ、36銘柄中1銘柄(CHPT)が対象になっておりギャッパーにとっては、美味しくない日であった。

「休むも相場」なんて格言を認識した日だ。

重要な点は、特にMostActiveの銘柄を選定している以上NASDAQの動きに殆どの銘柄が追随しているのである。

しかもタイムラグもなくである。

【教訓】

 ・NASDAQの動きを注視すること

-反省-

1画面10銘柄、4画面で監視しているが、総合的に監視しきれないため、改善をする。

1画面18銘柄、2画面構成とする。1銘柄あたりの領域は少なくなるが操作性を重視し明日より運用。

-TradeSeekerについて-

1ヶ月の無料使用がOKということでインストールし動かしてみたが、まだまだ、見る余裕はない。

RealTickを充分理解していない、こちらが急務である。

 

 

【2002-1-11 FRI】

昨日は、面白くないマーケットであったが今日は時間外取引はアップしており動きそうであり、現にいくつかの銘柄にチャンスがあった。

◆銘柄:BRCD  SHORT Sell $40.26 9:38 LC $40.35

        Buy $40.07 9:43 1000株 +$190

後でわかったがマーケットオープンで興奮していたのか、足を一本見間違えていた。

つまり陽線が一本あったのである。

しかし、ギャップも埋めての急降下でありSHORTで即エントリー。

神風のルール違反であるが結果オーライとなった。

 

◆銘柄:NXTL  SHORT Sell $10.18 9:51 LC $10.23

        Buy $10.22 10:08 1000株 -$40

ギャップを抜けたところでエントリーしたが思惑通り上がらずLCポイントで脱出。

◇銘柄:AMAT  LONG  Buy $46.70 10:14 LC $46.60

        Sell $46.60 10:23 1000株 +$0

◇銘柄:YHOO   LONG  Buy $20.70 10:20 LC $20.65

        Sell $20.77 11:05 1000株 +$70

暫し我慢して見ていたが、NASDAQも動きがいまいち45分後に脱出。

◇銘柄:CHTR   LONG  Buy $13.80 10:30 LC $13.75

        Sell $14.18 11:04 1000株 +$380

ここまでで+$600でし様バイイングパワーは$131,350。

本日、閉店しようと思ったが、バイイングパワーもまだ有り午後のGOに挑戦。

◇銘柄:SANM   LONG  Buy $21.10 13:18 LC $21.00

        Sell $21.50 13:44 1000株 +$400

Hachi Methodではないが、20移動平均線が本体を切り底値と判断しエントリー。

本日は1000ドルのゲイン。今週4日間で2340ドル。

-反省-

・30分ギャッププレイにはまっている銘柄は他に4銘柄あり、やはり監視方法、パターン認識力に問題があるようだ。

1画面18銘柄に変更したが、F7,F8を駆使し表示方法を工夫すれば、解決できそうである。

マーケットオープン後30分まで、つまり10時とそれ以後を使いわける。

操作上大きな手間はかけずにいけそうである。

 

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2002 0115-

 

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