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1999 03 01-


990314  Sun.

ある方から、質問を受けたのでチェックしたら5分間ルールは変更になってました。ごめんなさい。(私はあまりショートはやらないもので・・)

説明です。質問者の方には重複しますが。

今は、例えば1000株を持っていて、売ったとします。すぐに、空売りができます。

空売りとは、もっていない株を先に売って、後で値段が下がったら買うことです。

売買の順序が逆になっているだけだと思ってください。

ですから株価が上昇すると損をしますね。

しかし、ダウンティックつまり、株価が下がっている流れでは空売りはできません。できるのは株価が上がっているときだけ。

空売りするときは、株価が下落する前の、まだ株価が上昇中に空売りするしかありません。

株価が下降前の上昇中に売るというのは心理的に、抵抗がありますね。

よほど読みに自信がないとね。

以前の5分間ルールも、変更になった今回のルールも目的は同じです。

株価の下落は早く値幅も大きいですから、そこでみんなが空売りすると株価の下落に弾みがつきます。

空売りによって下落幅と速度が大きくならないようにしてあるのです。

そこまで無理してカラ売りして儲けようとしなくても、デイ・トレードではもっとストレスのない安全な方法で利益を上げることができますから、基本的に私はショートはやりません。

ショートをするなという意味ではありません。それはあなたの自由です。

長期で見れば優良な銘柄の株価は右上がりになるという暗黙(?)の基本ルールがあるからこそ、多くの人が株式投資をするのですから、みんなが自分の儲けのために空売り攻勢をして結果としてマーケットが潰れる方向へ行かないように、運営されているように思います。

アメリカ市場へ株式投資をしている人はゲームをするためにトレードをしているのではなく、大事なお金の投資として株をトレードしています。

アメリカ人にとって、リタイアメントプランなどで株式や投資信託を組み入れるのは当たり前ですから、アメリカ政府は本来の株式市場の持っている役割が機能するように、サポートしています。

ですから、投資家は安心して株式市場へ投資できるのでしょう。


さて、昨日の続きです。

では、個別に各項目を見て行きましょう。

まずハードウエアと優秀なソフトが必要

All Tech Investment の使用しているATTAIN というソフトウエアシステムは素晴らしい。画面他のDTのソフトを使った経験はありませんが、少なくともこのクラスの機能と応答性がないと、DTで利益を出すのは非常に難しいと思うほど、向いています。そのためのソフトですから当然なのですが。

モディファイつまり自分専用のソフトを作れるといっていいほど、自由度の高いソフトです。

このソフトは、All Tech Investment のフロアで使用する分には無料ですが、自宅のPCにインストールしても使う場合、毎月250ドルを支払わなければなりません。

それでもけっして高くないと思わせるだけの性能を持っています。

250ドルは全く問題のないレベルの収益を産み出すための道具ですから、当然といえば当然なのですが・・逆にいえば、これくらいのソフトがないと、DTで勝ち抜くことはできないともいえます。

チャートは自由に数に制限なく、といってもマシンのメモリにもよりますが、トレードフロアのパソコンは多分128Kのメモリだったと思います。

このチャートの例は色ナシでそっけないですけれど。1日・数日・数ヶ月・数年のチャートを、日足・週足で自由にサイズや数の制限なく、リアルタイムでマーケットの今という瞬間のデータをチャートに反映させることができる性能があります。

先ほど書きましたが、チャートの数はマシンのメモリに左右されますから書き換えの頻度を高くして、多くのチャートを同時に表示させると、ウィンドウがフリーズしてしまいますから、そのあたりの使いこなしも大事です。

そういえば、私もオファーを出す肝心なときに、フリーズさせてしまいリセットして再起動しているいる間に、チャンスを逃がしてしまうという、トホホな事態がありました。

時々私の右隣に座っている、あれはアラブかあっちの方の人だと思うのですが、時々友人が来て、全くワケのわからん言葉でしゃべっていますが、「そんなことしてたらもうかれへんでえ」と、喋れるものなら、河内弁あたりでかましてやろうかと思ったりもしたことがあります。

全く余計なお世話ですけど。

そのオヤジが、よくフリーズさせて、助けを求めてくるので、「リセットするといいですよ」と教えるのですが、同じようになったら何度も聞いてくるので、「いい加減に覚えなさいよ」と思っていたのですが、昨日はいなかったようです。私の座っていた周りの顔ぶれはすっかり入れ替わっていました。何故かはわかりますね。

隣の人が、得をしているのか損をしているのかは、毎日同じ場所に座っていないと意外とわかりません。親しくないと、「どう?」と声をかけても「まあまあだね」という一種の社交辞令パターンになりがちですからね。

しかし挙動、つまり顔の表情でわかりますし、表示している銘柄を見たらかなりの確率で当ります。来なくなったら、9割までは損をしてやめて行った人で、あとは自宅からトレードすることにした人です。

またハナシが脱線しました。もちろん移動平均線などの数・色も任意に設定できますし、キャンドル・スティックつまりローソク足など3種類くらいから選択してチャートを表示させることができます。

チャートの分析のために、チャートへガイドラインを引くツールも、水平・斜め・フリーハンドとその用途の特性に合わせた専用カーソルへ自動的に変化する、というフォトショップも真っ青の機能があります。

株式投資そする人の心理まで知り尽くしたような設計なので思わず遊んでしまいたくなるほどです。そっちにハマリやすい人は、要注意です。

こうして色やフォントは自由に設定できますから、その画面全体に名前をつけて、例えば長期のトレンドを見ることを中心とした、分析画面を、Long とかの名前をつけて保存しておく、などのようにして使います。

目的別に保存しておけば、とてつもなく便利です。

ティッカーシンボル、日本でいうと銘柄コードに該当するものですが、それががわからなければ、会社名をでサーチする機能も、もちろんあります。

ネットではヤフーのこれも良くできてますね。

http://quote.yahoo.com/l
会社名を少々間違っても、似たスペルのティッカーシンボルをリスト表示するのはさすがです。


おまけ

ネットでは、ここのチャートも、なかなかですね。
http://www.pcquote.com/cgi-bin/chart.cgi?size=480x360&Submit=yes&symbol=dell
ここのはどうやら、どうやら上のをリスト表示するのはさすがです。


オールテックのインターネット上のチャートは、ここのをつかっているのですね。

http://webservices.pcquote.com/cgi-bin/attainchart.cgi



実際のマーケットを十分経験する

これは、デイ・トレード(DT)のトレーニングを通して、いやというほど(?)経験することができます。

以前、アメリカの株式市場は、ここ7、8年は月曜日に株価が上昇する率が高く、次に金曜、逆に木曜日は下落する確率が高いと書きましたが、ではデイ・トレードをする1日の時間による比較では、いつが一番上がる確率が高いでしょうか?

1963年から1985年頃までは、2時ごろが一番上がる確率が高かったのですが、今は終了前30分ですね。55.1%とダントツの一位です。

次は、3時ごろからの30分で 53.0%。

そして、朝の開始直後30分の 51.4%。

下がる確率の高い時間は、1963年から1985年頃までは、昼と3時から終了までの時間帯だったのですが、今は10時半頃と1時から3時前まで。

Based on the number  of times
the Dow Jones Industrial average
increased over previous hour.

始めと、終わりが一番よく動き、その間の時間帯は比較的ゆっくりした動きだといえるでしょう。また、その日のダウやナスダック指数と同じように動く銘柄と指標にあまり影響されない銘柄があります。

ですから、この組み合わせで、例えばマーケットがダウンして一つがダメでも、他のもう一つが上がれば、チャラになります。

こういう相反する2銘柄を探してトレードすると、飽きずに緊張感を持って1日を有意義に過ごすこともできますね。疲れますけれど・・

広い意味で、これもリスクのヘッジといえるでしょう。

実際のマーケットに参加するトレーニングで、リアルタイムのシミュレーションを経験するとこの辺りのことは、肌で感じてわかるようになります。

こういうデータで、あらかじめその傾向を把握して、それを実際にどう役立てるのかという目的意識を持ってシミュレートするのと、何もインフォメーションがなくて体験するのとではシミュレートの結果をどう生かすのかという意味では、大きな違いがあります。

では、1ヶ月単位ではどうでしょうか?取引での一月は21日で計算しています。

1953年から1981年までは、月初め4日と月末最終日が最も株価の上がる確率が高かったのです。5日目から半ばにかけては、下がる傾向ですね。

ところが、1982年から1997年になると、9、10日目という月半ばが最も上昇率が高く、次に月末4日と月アタマの2日というように、大きく変わってきています。
Based on the number  of times the S&P composite closed higher than previous day

月の半ばにもチャンスが出てきたということです。

何故でしょうか?

アメリカでは401Kなどの、老後のリタイアメントプランのために、会社と個人が費用を負担して積みたてる制度が一般的です。そして、サラリーは2週間に一度支払われることが多いので、サラリーから、老後の資金の積み立てのための資金が、2週間目に相当する月半ばに、株式市場へ流れ込むことになるからというのが理由のようです。

明日は、その月半ばです。さてどうでしょうか・・



990313  Sat.
ネットと本屋 / 今週のニュースから / DTのキモ?

インターネットは、日本人がアメリカで生活している時の、情報の孤独感(?)にとっては特効薬。バイアグラを飲んだことはありませんが、バイアグラよりよろしいと言い切れるほど、役に立っています。

インターネットフォーカスは、最近記事の量が激減しましたね。

ネットで公開したので、売上が落ちたとでも言うのでしょうか?

以前は、プリントアウトして、家族で楽しんでいたのですが、でもまあこういういってみればゴシップ類は、わざわざ高いお金を払ってまで(送料がかかるので日本の書籍は高い)読みたいとは思いませんが、あるものがなくなるというのは、一抹の淋しさを感じます。

紀伊国屋シアトル店でわざわざ買うほどのことはないと思っていますが、紀伊国屋でもたぶん置いていないんでしょうね。見かけないようです。

シアトルに住んでいる日本人は、あまり読まないんでしょう・・多分。

興味がないのと注意して見ていないので、見逃しているだけかもしれませんが。それとも、ゴッシップが好きな人は定期購読しているのかな?

日本語書籍の本屋は、紀伊国屋シアトル店しかありませんから、余計に読みたくなります。アメリカで生活するためのノウハウ本コーナーは充実しています。まあ、NYほどではありませんが。

NYへ行った時は旭屋書店などもありましたからねえ。いいなあ。ただ、ネットで肝心なことは分かりますから大助かり。アメリカで暮らすにはネットは必需品です。

娘なんか、ネット中毒だと本人が宣言してますし、私は本中毒を自認してますから。うちはジャンキーの集まりか?


今週のニュースから

座礁した、日本の会社が持ち主の貨物船は、無事撃沈されたようです。

岸から300マイルほどのところへ牽引されてですが最初は200マイルといってたのに・・まあどちらでもいいですが船内に爆薬をしかけ、海軍の駆逐艦が艦砲射撃をしましたが沈まなかったので、最後は魚雷を打ち込んで後部から沈んで行きました。

2マイルほどの深さの海底で永眠です。

タイタニックを思い出しました。

海軍の費用ですが、駆逐艦は大体1日のレンタル?料金が10万ドル、1200万円ほど、撃沈の費用が100万ドルほどで合計120万ドルほどかかったようです。

保険会社が払うことになるのでしょう。でもまだ海岸には、三分の一くらいのちぎれた船体が残っています。どうするのでしょうか?

今、North West Cable News で、テキサスの歯医者を紹介していましたが、イビキを止める画期的な方法です。

イビキは喉の奥の肉がいわゆるブラブラ状態で、それが呼吸の時に振動してガーゴーとうるさくなる場合があるそうなのでそういうケースでは、超音波を照射して縮ませ、小さくしてしまうということらしいのですが、手術不要で、所用時間も数分だそうです。

アメリカの卸売り価格が下がっている、つまり物価が上がるというインフレーションの恐れが少なくなってきていますから、金利を上げて鎮静化を図る必要がありません。

ダウが強く1万ドルを騒ぐ背景にはこういうファクターもあるのでしょうね。

マイクロソフトの収益は順調。アナリストは一株あたりの利益を、65セントと予測。去年の同時期は50セントでしたから、まずは、ゲイツ会長もニコニコでしょう。

この四半期の終わりには、オフィス2000がリリースされるようですから、株価への心配は裁判だけでしょう。


DTのキモ

デイ・トレード(DT)のポイントはどこか?という疑問を、多くの方がお持ちのようです。これには多くの要素があります。

まずハードウエアと優秀なソフトが必要。

次に、トレーニングで基本的な操作をマスターする。

実際のマーケットを十分経験する。

銘柄の分析力(注意力?)が必要。

集中力と利益を追求するという強い意志。

トレードの分析とフィードバックで自分の欠点と長所を知る。

ニュースに注意して世の中の動きを良く知る。

どんな状況でも冷静に落ちついて対応できる。

自分で計画をたてて、それを管理できる。

こんなところでしょうか。

単純にこれさえできれば成功する、ということではないようだということは、わかると思います。それぞれの要素はお互いに関連していますから、幅広い知識も必要ですし、精神的なものをどうコントロールするかということも大きなポイントです。

こうして見てみると、賢明な方は、これは普通の仕事にでも通用するというか、共通することだということが、おわかりになると思います。

ですから、会社勤めで有能な方は、DTでもある程度の成果を残すことができそうですね。

ただ、自分の感情をコントロールすることが、不得意な人は向いていないと思います。これは人間として見れば、愛すべき性格ともいえるわけですが、株式のトレードには向いていないというだけですからね。

もちろん、変えようという意志があれば、向いているようにもできますね、まあ本人次第ですが。

意外と誤解されているようなのですが、DTのノウハウは、通常のポジショントレードや短期のスウィングトレードにも非常に有効です。

今までの投資方法はいわば、資金量の大きな機間投資家が行ってきた方法を基盤にして、時の流れによって淘汰され受け継がれてきた手法のため、いわゆる私のような素人にとってシステム的に習得しにくい部分が、あるように感じます。

一方、私達のような個人投資家は、まず資金量が違います。ですからそのニーズにあった方法というのは、いままでの方法論とは違う部分があるのは当然だと思います。

時々、経済情報リンク先の日本の株式市場に関与している人達が書き込まれている伝言板を読んでいると、アメリカの株式投資市場とはずいぶん違うという印象を受けます。まさに東洋の縮図です。

どこが違うか?日本は、手口といわれるような、いわゆる仕手筋の手法を知っていることが魅力に思えるということに代表されるような背景が、あるのではないかということです。

私には実態はわからないので、こういう書き方になってしまいますが、どちらにしても、日本の株式投資市場の持っている背景は、私にとってはより抽象的な部分が多いのです。

アメリカの株式投資市場は、同じいいまわしをすると具体的に、わかりやすい部分が多く、ひいては間口がより広くまた、極一般的な人達を対象にしていることになります。

最近、ある方からのメールで知ったのですが、
http://www.mediaworks.co.jp/alt/taxbbs2/index.html
には、オンライントレーディング掲示板があります。

そこに参加されている方たちの博識に驚きます。参加している人達は、お互いを情報交換によって助け合っています。私は共感し、時々書き込んだりもするようになりました。

そこへ行くと、多くの日本人が、今の日本の株式市場にないものを求めているということを痛感します。

そこでDTを紹介しているのはDTの可能性を知ってもらうためです。

DTをマスターすると、ポジショントレードと組み合わせることで、リスクを減らし、ストレスの非常に少ない、つまり長期間にわたって、安定した利益を出し続けることのできるシステムを、自分のライフスタイルに合わせて構築できる、というのが何よりも大きな魅力だと思います。

パーソナル株式市場を貴方が構築し、あなたがファンドマネージャーとなれるのです。そうして貴方のインカムに貢献すると同時に、いろいろなものや日本とは違う世界に対する幅広い視野を持つことができるようになります。

こういう洗脳は、私なら大歓迎です。あなたはどうですか?



990312  Fri.
今日のニュースから / 1万ドル /スリムかグラマーか?

ここのところ、日記というよりも、トレー・ディング講座もどきになってきました。いただいたメールへの返事に関連した詳細を、皆さんとシェアつまり山分けしましょうという趣旨ですが、このまま突っ走りたいと思います。

ダウはついに 1,9800ドル 台になりました。今日は弱かったですが、ここを読んでこの間の例のエクソン買っていた人がいれば、ここ二日で 7,000ドル近くをゲットできたはずです。厳密には、あれは、デイ・トレードではないんですが、まあ別に何トレードだっていいんですけどね。儲かれば。

とつい口が滑ったじゃなくてタイプを間違えた←(ヘンですね)ようですが、このコラムを最初からずーっと読んで、よく理解されていた方で、現在アメリカノマーケットでトレードをされていた方への、私からのプレゼントのつもりだったのですが、また、やりますからね。


1万ドル

メディアは1万ドルだと、うるさく騒いでますが、私はヘソ曲がりなので、このあたりで、暴落すればいいのになどと、バチ当たりなことを書いてしまいましたが、それくらいみんなでヨイショしているということを言いたかっただけ・・

これが真珠湾攻撃の頃のメンタリティーだったら、こういうデイ・トレードという国家機密に関して情報を日本へ送っているうえに、暴落などという不埒なことを言ってけしからん、などという理由でCIAあたりに監視されていたでしょう。

検索エンジンで、調べればできますからね。スパイ容疑で逮捕または、暗殺されていたかもしれません。

冗談はさておいて、それを考えると、今は良い時代になったものです。

なんたってダウ1万ドルですから。円換算だと日経平均で1万2千円。日本の日経平均株価の方が高い!何かオカシイですなあ。単純に比べるからですね?


スリムかグラマーか?

今日は、久々にトレード。デルを勝負。デイトレードにもスウィングトレードにもいいタイミングに来ています。40ドルちょいの値段ですからお手頃。

デイトレードだと、2万ドル少しの資金でトレードできる株ですね。

経済減速を懸念して、パソコンの売り上げが落ちるのではという背景でのお買い得値段。チャンスです。今日のチャート42ドル少しで週末を迎えました。

ここ1年のチャート
ちょっとスリムだけど好みのタイプ。右上がりのいい形をしてますね。

もうちょっとグラマーでもいいですが。特に、All Tech のトレード仲間のトップトレーダーのMは、ショートも好きデスから、グラマーは好きなはずです。

スリムタイプのチャートは、ゆっくりした値動きですから、スウィングトレードには向いていると思います。

ここ5日のチャート
来週の月曜あたりか?上がってからでも遅くない。というよりも、その方が確実。何故月曜かは、考えてください。

暴落したら大変ですけどね。←また言ってますが冗談ですから無視してください。ですから100%保証はできません。


おまけ

今と昔のマーケットを比べてみました。

1952年から1989年の37年間のアメリカ株式市場のデータですが、どの曜日の株価が一番値上りの率が高いのか。

パフォーマンスの良い順です。

金曜・57.6%
水曜・56.8%
木曜・52.9%
火曜51.5%
月曜は何とマイナス44.5%

1990年から1997年の7年間のデータと比べてみると、

月曜・59.1%
金曜・54.7%
水曜・52.9%
火曜・51.3%
木曜・マイナス49.4%

Based on the number of times
S&P composite index closed higher than previous day.

昔は、文字通りハナの金曜でしたが、最近では週明けの月曜がチャンスのようです。

金曜が高く終わっていれば、月曜の朝までオーバー・ナイトするというスウィング・トレードのパターンが使えますし、ギャップアップの確率も高いですから、願ったりの展開になったりもします。

月曜に幸先がいいと一週間が楽しくなりますね。でも今週末は弱かったので、月曜にチャンスあり!になってきました。

朝一番の動きに注目です。


みなさん、良い週末をお過ごしください。


990311  Thurs.  
今日のニュースから / 外部要因 / フィードバック

ダウは1万ドル直前ですね。パーソナルコンピュータとインターネットは、ここアメリカで驚くべきスピードによって、成長し進化を続けています。

1年前のアメリカ・オンラインは、たった63万人のユーザだけだったなんて、信じられますか?1996年には、ユーザの急増に設備が追いつかず、接続できないという事態を引き起こしました。

その後アメリカ・オンラインはネットワークのアップグレードのために10億ドルを投下しています。

S&P500に加えられることになったアメリカ・オンラインはアメリカの国が持っているダイナミズムを、オンラインを通して、強く訴えつづけ、人々にアメリカン・ドリームの健在を強く印象付けました。

減速気味のアメリカ経済を支え、牽引してきたのは、こうしたネットなどによる、全く新しい顧客層の開拓と心理的に強い求心力を与えつづけることができたという背景が、大きく影響しているように思えます。

日本は、ハードウエアについては先進国です。

しかし、肝心の大規模なプロバイディングサービスやポータルサイトは、ほとんどがアメリカ資本と提携して体力の強化を図っている現状です。

今日の
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00258.html
は、アシストの社長が書いているコラムですが、アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひくという現状に対して、独自の見解を提示しています。

その見解で、
また米国の助言に従うこともやめるべきである。また日本を背負って立つべく将来を嘱望される有能な人物を米国へ留学させるべきではない。日本にではなく、帝国主義者の主人に奉仕するよう洗脳され、マインドコントロールにかかって帰ってくるだけである。

とありますが、そうすると私などは、完全に洗脳され、マインドコントロールにかかっているのでしょうか?いやあ心配になってきました。手遅れか・・ムムッ

この経済戦争については、私もここで1月21日に
http://www.hesjapan.com/Seattle/Cool/C9901.htm
アメリカがどうのこうのという前に、世界第2の経済大国を自負するのだったら、(経済企画庁なんてのとは違う次元の)自前の政府経済情報機関を何故持たないのでしょうね。

と書きましたが、遅まきながら日本の公安当局が各国の人材を増員して、情報収集に努めるということを、ニュースで発表しているようですが、この程度ではねえ・・

米国が経済戦争を仕掛けていることが原因なのであるから、日本の指導者たちは米国の圧力に屈することをやめ、また米国の助言に従うこともやめるべきである。

ともありますが、肝心の政治家がこれを読んでいる可能性は非常に少ないでしょう。メールニュースとして、国会議員全員に送りつけると、スパムメールだと思われるでしょうか?

日本の国会議員
または政治家のうち、どれくらいがメールアドレスを持っているのか、興味がありますね。


外部要因

波乱気味のマーケットになったり、どちらに行くか方向がつかみにくいときでも、デイ・トレードはポジション・トレードに比べると非常に安定した収益を残すことができるのですが、次にその理由を説明します。

デイ・トレードでは上昇をはじめて、動き出したときに飛び乗ったら、その間に外部要因が原因で急落する頻度は非常に少ないのです。

ポジション・トレードでは、買ってから数日で、業績発表やその銘柄と競合している銘柄の買収などで変動することがありますね。予期しない変動に対しての、的確で迅速な対応が、ポジショントレードでは不可能です。

業績が悪い発表などがある場合など、ギャップダウンといいますが、翌朝大幅下落したところで、損切りのために売ることぐらいしか、できることはないのです。

マーケットが開いている途中での業績発表などはありませんから、こういう変動でのリスクは、デイ・トレードではないといってもいいでしょう。

そのうえ All Tech Investment のシアトル支店では、月間数千ドルのブルームバーグの、リアルタイムマーケットニュースを契約しています。

オンラインでモニターしていますから、何かあれば警報(?)が伝えられ、瞬時に脱出することができます。そのうえ、トレードのフロアにはCNBCを常時放送しているモニターが数台設置されていますから、突発の出来事があっても、すぐにわかります。

デイ・トレードのシステムを提供している会社は、沢山ありますが、提供しているサービスの違いは結構大きいですから、要注意です。

たとえブラジルなどで突然何かが勃発しても、移動平均線のサポートラインを割り込めば、どのみちロスを覚悟で売りますから、突発での下落速度に売りのタイミングが追いつけなければ、ロスが多少大きくなるだけですけどね。

ですから、トレーニングでは緊急時に、どのマーケットメーカーへオファーを出したら、一番早いのかということも、きちんと勉強して、体験しておくのです。

これさえできれば、何ポイントも、奈落の底へ下落していくのを黙ってみているという、心臓に悪いストレスに晒されることはありません。

アメリカには、ストップ高も、ストップ安もありませんから・・

グリーンスパンや大統領の会見などのスケジュールのチェックしておいて、こうなったらこうなるだろう、という天気予報を頭に入れておくことは大事です。

「備えあれば憂いなし」。


フィードバック

株式投資では、何故うまくいったのか、何故失敗したのかの原因を自分なりに、きちんと整理できるということは、利益の向上に直結する要素ですが、デイ・トレードは、この点でも大きなアドバンテージがあります。

何故かというと、まず取引する回数が多いこと。つまり場数を踏めるのです。

トレーニングでは、1日20トレードから50トレードくらい、つまり40回から100回の買いまたは売りの判断をするわけです。どうしてこういう結果になったのかを、20回から50回考えるという訓練ができるのですね。

50回だと20日つまり、1ヶ月で1000回の反省です。

実際のトレードでも、少なくとも1日に2回から5回の売買はしますから、3回として1ヶ月60回は何故こうなったのかということを、お金のやり取りを通して真剣に考えざるを得なくなるのです。1年だと720回ですね。

通常のポジショントレードだと、どうでしょうか?あなたは今までに、何回くらいこういう判断とフィードバックをされましたか?

こういうフィードバックは、その原因をできるだけ客観的にきちんと把握することが大事ですが、独りよがりになって、運が悪かった、地合いが悪かったでは、負け犬の遠吠えと同じことです。

何ヶ月も、何年も前に買った銘柄をどういう理由で、どういうマーケットの状態で、判断したのかということは、何かに書いていなければ、忘れてしまうはずです。たとえ覚えていたとしても、曖昧になるのは仕方のないことです。

デイ・トレードだと、買ったときのことは長くても6時間前ですから、鮮明に覚えているはずです。

短ければ5分です。平均して、2、3時間でしょうか。そして、反対売買したあとに、例えば隣の人なり、コーチとディスカッションすることができます。

そこで自分の判断の反省や、良かった点などについての意見が、客観的かどうかの、チェックをすることができます。

何故こんなにうまくいったのか、タイミングなのか、それとも他の要因だろうか・・などと決断した原因が何かを明確にできれば、それだけ次回のトレードで利益を出す確率を、上昇させることが可能になります。

このフィードバックが不充分で、ただ単に同じことの繰り返しになってしまうようなら、デイ・トレードであれポジショントレードであれ、利益を出すことは不可能です。カンに頼るしかありません。

そして後で、自分に対しての言い訳を考えることになり、自分の判断力について自信を失い、自らを混乱させることになります。

ですから確実に利益を出しているデイ・トレーダーは、ずば抜けた判断力を身につけています。時々の損失に対しても、断固とした決断ができるため、ロスを受け入れることができるのです。

原因がハッキリしない、または自分で納得が出来ないと、その結果にこだわり、迷うことにもなります。損をしたときほど、正しいフィードバックが重要なのです。

デイ・トレードを始めた最初の1年は、自分の記録とコンピュータのログを照会するついでに、マーケットの状況や、その原因を記録し続けました。みんな、やってましたね。

その時のトレードした銘柄と、NASDAQのチャートを見ながら読んでも、思い出すのは1ヶ月前が限度です。私の場合は。書くと安心して忘れるというのと、あとはトシのせいですね。

うまくゆくようになってくると、つまり確実に利益をゲットできるようになってくると、不思議なことに、分析しなくても、アタマでまたカラダが、そのときの状況を含めた大事なポイントは、覚えているものです。

こうしてつかんだ自分なりの勝ちパターンは、一生の財産です。ボケ老人にでもならない限り、使えるのです。

学生時代に、これくらい一生懸命勉強していればなあ・・人間、反省することは、たくさんあるものです。

「ソロバンのABっていうのは当ってるわね」カミサンの分析です。きついフィードバックにもめげてはいけませんね?

ちなみに私の血液型はAB型。ウヘッ!



990310  Wed.  
今日のニュースから / チャート / サイン

NYは、ダウとS&P500が、新高値。ダウは9,700ドル突破。というわけで、突破記念!今日は、題してデイ・トレードを応用したポジショントレードの実例を初公開。無料です。これだと日本からでも、Suretrade,Ameritrade,E*Tradeなどを使ってできますね。

今日はオイル関連銘柄が堅調でした。で、今日勝負の銘柄はエクソン。

理由はモービルとエクソンの合併ですね。朝の新聞なりサイトをチェックすれば、U.S.A Today に載っているくらいですから、別に特別なインサイダー情報でもなんでもありません。誰でもわかります。
ですから、今日のデイ・トレードにはぴったり。

今日のチャート
71ドルから74ドル近くまで上昇しました。そう早いペースの上昇ではありませんから、買うのもラクです。ちゃんとした(?)デイ・トレーダーなら2,000ドルの利益はカタイでしょう。

何故この銘柄か?
足掛け3年のチャートを見てください。

ずっと下に書いてますが、右上りチャートですから大丈夫。

次にここ1年のチャートを見てください
64ドルから76ドルまでを、周期的に上下しています。どれくらいの値幅をとるかによって違いますが、68ドルくらいから74ドルまでなら、確実ですね。

ここ10日のチャートです。こういうゆっくりとした動きの確実な銘柄は安心です。ここのチャートは使えますね。

70ドルくらいまでで買えれば、利益は1ヶ月に2千ドルから、2ヶ月で8千ドルクラスです。1000株の計算でです。カタイですね。

ポジショントレードなら7万ドルの投下資金。

デイ・トレードなら3万5千ドルの資金ですみますね。

オーバー・ナイトして不足分を借りても金利はたいしたことありません。トレ−ダー同士でマージンの貸し借りを無料ですることもできます。

ここでは詳しく触れませんが・・

私は、今日の始まりの値段より安く買ってましたから、今日は、トレードは行かずに家から見てるだけ。

電話で売却。ものぐさ、ポジショントレードの典型です。オイルは、イラク爆撃などが始まると、上がりますし、こういう周期的な上下を繰り返す銘柄を、見つけておくのもリスクのヘッジになります。

「探し物は急騰株」というように決めつけないことです。

あなたの予算と、リスクの度合いで、好みの銘柄を見つけておくのは、宝捜しと同じで楽しい作業ですから、お勧めします。


チャート

デイ・トレードの正しいトレーニングをうけて、自分にあった方法を見つけることができれば、デイ・トレードだけにしか使えないのではなく、このようにポジショントレーディングにも使えます。

トレーニングでは、チャートの形に関係なく、流れに乗ってつまり上昇気流に乗ることを教えられます。実は、最初このことが分からなかったのですが、これはデイ・トレードのトレーニングの持つ両刃の剣です。

ですから、デイ・トレードでは、上昇気流の勢いについ目を奪われがちですが、その銘柄の現在までの過去の動きはリスクを考えるときに、非常に大事な要素です。

私の今までの経験でも、株価が買値より下降したときに、チャートが右上がりの銘柄でないと、ロスを受け入れなければならないことが多いのです。

デイ・トレードでオーバー・ナイトしなくてはならなくなったとしても、こういう場合を考えて株式を選択していると、利益が出るまでの回復の時間が、結果として非常に短くなるのです。ポジショントレードでも、右上がり銘柄を選択するのは、リスクを低減してくれます。

ですから、私は基本としてに右上がりのチャートの銘柄を中心に、今日のような銘柄も組み合わせてトレードをします。

うわさや思惑は無視。確実な指標は、その株の過去の動きだけだということを忘れてはいけません。先のことは神様しかわかりません。


サイン

ではどうやって、上昇気流に飛び乗るのか。株価の変動を知るための指標やサインを、見つけるためにデイ・トレーダーは全力をあげます。

これは慣れと注意力、ニュースや債券、先物などの監視、チャートの読み方でつかむことができます。動き出したその瞬間に飛び乗ることはできなくても、飛び乗ることのできる上昇速度のうちに、飛び乗ることはできます。

最安値では、なかなか買えないのと同じ理屈です。

ATTAINというシステム、つまりソフトですが、例えばメリルリンチというマーケットメーカーの動きを反転させておいてどの位置にあるかを監視する機能があります。

上昇や下降の度合いによって、オファーを出しておいて、引っ込めたり、出したりそれは多彩な手口です。

ゴールドマンサックスなどのこういう、ファンドマネージャーがらみのプログラム売買がそれです。「赤上げて、白あげる」 「白上げて赤上げない」って感じです。(?)

ウマが乗り手を振り落とそうとするように、上幅の大きい急騰の途中では、特にこういう「騙し」が頻発します。負けが込んでいると、それ以上のロスが怖くなりビビッてしまい、急落したところで、損切りをしてしまいます。

すると、またすぐに元の値段へ反転上昇してさらに上昇して行くのです。

この間1分ほどです。

アマゾンやヤフーは極端にこの傾向にあります。このリズムは、経験と監視ソフトでわかるようになりますが初心者は手を出さないほうが賢明です。

このように売買のタイミングは、ポジショントレードより、デイ・トレードの方が、はるかにわかりやすく、また頻繁に現われるのです。

そうすると、この騙しの前に売って利益を出したら、騙しの下落時にまた買って、上昇した後また騙しの前に売れば、「一粒で2度おいしいアーモンドグリコ」になるではないかというように思った貴方は鋭い!

ですから、こういう鋭いデイ・トレーダーたちのために?「5分間ルール」があります。1,000株以上は買ってから、5分以内にもう一度買うことはできないのです。

うーん、世の中そう甘くはないですね。

この波動が何度あるのかは、分かりませんから、自分の目標金額がゲットできる値段で、さっさと売るのがベストです。

目標がない人は、欲を出しやすいのですね。短時間でゲットできたら、人間余計に欲が出ます。もう一度と。

イライラしながら5分間待って、また上昇波動に参加した途端に、大きく下落してあとは、上がらずにマーケット終了。お疲れさま。

最大の敵は、自分のエゴ・欲です。これはトレーニングでも繰り返し注意されます。目の前にまずキャッシュを置く。これが大事です。

買ったものは売らなければ利益は出ないのです。

保有している間は、計算上儲かっただけであり、現実のテーブルの上には、計算した紙があるだけなのです。それと、貴方の頭の中にある儲かったという幻想です。売れば儲かるという種類の幻想です。

ポジション・トレードに慣れていると、ここが一番難しいポイントかもしれません。

500ドルの時点で、欲張ったため結局マイナス500ドル・・一度は体験します。

貴方が人間なら必ずです。でも、できるだけ繰り返さないことです。そうすれば、デイ・トレードでは、1日ごとに確実にテーブルの上へ、キャッシュを積み重ねて行くことができます。

Put Money on the Table, Now !



990309  Tues.  
今日のニュースから / トレードの理由 / お金の正体?

インテルの和解は、絶妙のタイミングでした。裁判になると、マイクロソフトと同じように市場を支配しようとする、強欲な会社というイメージを持たれてしまうという大きなリスクがあります。

AMDなど他社との競合もあるため、ここでの裁判は不利です。マイクロソフトは、独占状態のため、この競合問題がなかったことと、ゲイツ氏の性格的なことも影響して、裁判に突入したという側面もあると思います。

マイクロソフトも、和解するわけにはいかないのでしょうか。

ねえ、ゲイツ君?

座礁船は牽引され、木曜には岸から250マイルほどの沈没予定点(?)に到着するとのことで、駆逐艦の射撃または空襲・爆薬で撃沈されるようです。


トレードの理由

トレードを成功させるためには、デイ・トレード、ポジショントレードに関わらず、明確な目標が必要です。

単にお金を儲けたいというより、2ヶ月後に5,000ドルを儲けたいというアプローチの方が、うまく行く可能性が高いのです。

あなたは、ファンド・マネージャではないわけですから、買値から下がったからといって、安値で買い増し、また下がっても、また買い増してというように、そのトータルのコストを下げるというやり方は、資金が数億でもあればハナシは全く別ですが、限度があるのは当然ですね。

こういう一株集中は危険度が高いのです。

仮に、勝負するとしても、数年にわたって、右上がりのチャートを持続している銘柄でなければ、非常にアブナイのです。

右下りチャート銘柄で、こうして儲けてもそれは、たまたまの結果です。まぐれ。バクチと同じです。

5,000ドル分が2ヶ月で上昇するには、どの株を何株買えば、確率が高いのかを、チャートでまず調べる必要があります。

こうして立てた、仮に作戦Aとしましょう。それを実行して、株価が下がってしまったときのことを考えた作戦Bを、予備で考えておかなければなりません。それがダメなときは・・

というように、あなたの手持ちの資金を考えて、作戦Dくらいまで立てるのです。

それでもダメなら、作戦の立て方自体に問題があるのです。たまたま、マーケットの状態が悪かったのではありません。

マーケットの状態が悪くて作戦Cまでがうまくないのなら、作戦Dは資金の25%を温存しておいて、下がって底を打って上がってきたときに買うというものであるべきです。

タマを撃ち尽くすのはやめましょう。金額の大小に関係なくです。余裕を持つというのは大きなアドバンテージですから。

慎重のうえにも、慎重が大事です。それだけ不確実な世界なのです。

特に日本の会社に勤めていると、こういう緊急の状況になるという経験がないのが普通ですから、特に自分の見込みと違う状態になったときに、パニックになって冷静な判断ができなくなりやすいのです。

ただ漫然とお金を儲けたいというだけでは、作戦をたてることはできません。

株式のトレードという戦争に勝つためには、「勝つ」という根性だけでは無理です。局部の作戦での確実な勝利を積み重ねた結果として勝利があるのです。

最後の手段で、カミカゼ特攻隊を・・というのはもちろんダメ。

いきなり実戦でこういうことをするより、シミュレーションでトレーニングとして、こういう作戦をいろいろやってみて、経験を蓄積するのは大事なことです。

どうしても、カミカゼ特攻をやってみたいのなら、ここで存分にできますしね。


お金の正体?

ハナシはちょっと変わりますが、お金は人間が考えて運用しています。

ですからお金の性質を、よく知ることが大事です。人間と同じだと思って、つきあえばうまくいきます。

追えば逃げる。居心地をよくしてできるだけ長く、自分のところに長期逗留をしてもらえるようにする。お金を、人の役に立つ、人が喜ぶように使っていると、お金が仲間を呼んでくれます。働き甲斐のあるところには、やり手のお金が集まります。

お金は、本来人を幸せにするための使命があります。人を苦しめることになったり、自分のことしか考えていない人、またカネカネと呼び捨てにして、お金にしがみついているところからは、逃げ出します。

たとえ、銀行に貯めていたとしても、あなたのためには、本当の意味で働かないお金です。

銀行のためには働いてもです。ですから幸せにはなれません。アメリカ人は、日本人ほど銀行へ貯金をしませんが、こういう背景?も潜在的にあるように感じます。

ですから、自分が大事にしたい人が、喜ぶことのために、デイ・トレードをしています。運も向いてくるようです。

「運も実力のうち?」と信じています。信じるものは救われる?


990308  Mon.  
今日のニュースから / 浸透するデイ・トレードその3

今日のニュースから

先週、クリントン大統領がユタの Park City にあるDolly's Book でスリラーの本などを買って、代金62ドル66セントをアメックスのゴールドカードで支払おうとしたら、何と期限切れ!

前の日に期限が切れていたようで、そばにいたシニアアドバイザーが、あわてて50ドルをそっと渡し、大統領は恥ずかしそうに払ったそうです。

ホワイトハウスへ戻ったら、新しいカードはちゃんと郵送されていたそうですが、こういうドジをするけれどクリントン大統領って結構人気があるのですね。なんとなくわかる気がします。

リッチでお金が余って使い道に困っているあなたには、こういうサイトがあります。

ビバリーヒルズにある Oberhofe's Computer は、素晴らしい木製のコンピュータを受注生産しています。もちろんプロセッサは木ではありません。

外側だけです。

お値段ですが、キーボードは650ドル。ディスプレイは5000ドル。


デイ・トレードその3

Day Trade は基本的に1日で取引を終了させます。

Position Trade または Swing Trade は2日から1週間ほどこのポジション・トレードは、私も時々使います。というよりも、使わなくては仕方ない場合があります。

デイトレードで、損を出したくない場合で、なおかつ今後数日で値上がりが期待できる場合です。

選択する銘柄を間違わなければ、オーバー・ナイトはけっしてこわくないのです。考えてみれば、今までの株式取引は、すべてオーバー・ナイトですからね。

次に、ギャップアップを狙うときには、あえてオーバーナイトを使います。

トレーニングでは、オーバーナイトはダメといわれますが、自分の責任でのオーバーナイトをするには、別に法律に触れるわけではないですからね。

実際には堂々と、いうより仕方なく、そうなるケースの方が決定的に多いのですがね。

今までの投資は、Short Term Investment, Mid Term Investment, Long Term Investment といって、1ヶ月から数年にわたって長期で保有します。

日本の株式投資の本を読むと、ほとんどが長期にわたって、持ちなさいと薦めています。その時に、、ウォーレン・バフェットが引き合いに出されていますね。日本の株式投資のアイドルですね。超有名人です。

しかし、みんなが彼のようになれるのでしょうか。数千万分の1以下の確率でしょう。それを真似して、あなたが、その数千万分の1になれる自信はあるでしょうか?

ウォーレン・バフェットの手法は、現在では、多くのファンドマネージャーが影響を受け、多くの会社を研究して、いわゆるファンダメンタルズを見て、それこそ全精力を注ぎ込み、ポートフォリオを組んで、何千億のお金を運用します。

ですから、今の時代は、彼が大きく儲けたような割安株は殆ど開発されてしまい、宝の山の銘柄を見つけるのは、至難のワザです。

高給取りのファンドマネージャたちが、歩合をあげるため死物狂いで、あなたがねらっているような株を探しているのです。特に今の時代は、コンピュータがありますからね。

60年代70年代という古き良きウォーレン・バフェットの時代は「遠くになりにけり」ですね。

そのうえ、もし割安だと思った銘柄が、何十倍の値上がりをする確率は、普通の人にとっては上がらずに塩漬けになる確率の方がうんと高いのです。

これをリスクが高いというのですが。浅漬けの漬物は大好きですが、株の塩漬けだけは、ごめんこうむりたいものですよね。

もちろん、ポジション・トレードを否定しているわけでは、ありません。ある程度の資産ができて、それを増やしたいという場合にこれを組み合わせるのは、リスクの軽減につながることなのでよい方法だと思います。

これもある意味ではリスク・ヘッジだと思います。

しかし、その前の段階にいる人にとって、今までのポジショントレードが難しいことは、みなさんよくご存知だと思います。それより、全米で少なくとも1万5千人はいるといわれている普通の一般投資家がデイ・トレードで、生活しているという事実をみてもこちらの方が、うんと可能性は高いと思います。

現に、私でもできたわけですからね。

去年の夏つまり1998年の夏ですが、アメリカの株式市場の下落で、ミューチュアルファンド、いわゆる投資信託ですが、惨憺たる成績となり、解約する人が続出して、普通のニュースでも大きくとりあげられました。

こういう外部要因の犠牲になり、何ヶ月もかけて上昇した値幅を数日で消してしまうという、このリスクを避けようというのが、デイ・トレードなのです。

このとき、私は全く影響を受けず、前月より良かったくらいです。当然です。デイトレードは、このリスクをなくするためのシステムなのですから。

もちろん上昇するときは、長期保有の方が、何倍にもなるという魅力はありますが、オーバー・ナイトをしている間に他の国のマーケットの暴落が、影響をするという恐ろしいリスクは、コンピュータやインターネットで情報が瞬時に世界を駆けめぐる今の時代の方が、より大きくなってきているという事実を、インターネットの本場であるアメリカの一般投資家は誰よりもよく知っているのです。

昨日は日曜ですが、マーケットが休みなので、CNBCではデイ・トレードの特集をしていました。The boom in online investing というサブタイトルで
Day Dreamers という番組でした。

All Tech Investmentの、Houtkin会長が、インタビューを受けていました。All Tech Investment を、儲かると宣伝するのは詐欺だと、訴えているところがあるようですね。

最近のデイ・トレード人口ですが、1997年は410万人。1998年までに、750万人。今は、1000万人は超えている?

アメリカ人は、こういう新しいものに比較的抵抗なく飛びつく傾向にあります。

きちんとしたトレーニングをしないでシステムを提供するところが圧倒的に多いようですから、そうなると、自殺行為です。

また、トレード中毒(?)になって、損をしてもやめられない人が、結構多いという。

たまたま一度儲かると、それも短時間にですから、得意になり絶対に損をしないような気分になる人が多いのです。

でも、結局はそれで損をしている人が多いのです。

口座を開く前に、危険性をもっと説明しなくてはならないとか、いやそんな規制は、不要だとか、けんけんがくがくの論争があるようです。

特集では、24歳で会社をやめて専業にしたけれど、損ばかりしている若者や、学生が限度ぎりぎりまで、ヤフー・アマゾンエキサイトなどのアブナイ銘柄をトレードし、株価が下落したため、Amritradeが自動的に持分を売却して、口座を閉鎖したため破産し、弁護士が入って大騒動・・などの顛末など、大ブレイクの副作用がずいぶんとあるようです。

興味のある方は、ゆっくりデイ・トレードの特集をどうぞ。

30歳以下だと難しい・・・これは私の経験からですが、自分の感情をコントロールできない人は、まずダメです。

世の中の辛苦をある程度経験していることも必要でしょう。またお金儲けが目的となるのもちょっとねです。

これについては、明日にでも書きます。

どんな仕事でも、結果としてお金を儲けるということは、大変なことなのです。そうですよね?




990307  Sun.  
今日のニュースから / 浸透するデイ・トレードその2

http://www.hesjapan.com/Seattle/index.htm
のニュースは、シアトルタイムズをチェックして、面白そうな記事を日本語に要約しているのですが、このシアトルタイムズの写真とその編集スタッフが受賞しましたね。

何だか友人が受賞したような気分です。おめでとう!

他の新聞サイトなどもよく見るのですが、シアトルタイムズはニートでプレーンな、よさがあると思います。WEBのデザインは、どうしてもごてごてと派手なページデザインになりがちですが、こうしたシンプルな味をきちんとした内容とバランスでつくりあげるのは、大変なことです。

さっき宇宙ステーションからの非常用脱出カプセルのテストの模様をTVでやっていましたが、スペースシャトルのような形をしています。

滑空して着陸するのではなく、途中からパラシュートを使ってパラグライダーのように着陸するのです。日本でも報道するかな?

今日も天気がいいなあ。


浸透するデイ・トレードその2

昨日の続きです。

デイ・トレーディングが、日本でもできるのか?という疑問をお持だと思いますが、今の時点では、そのようなソフトを供給している証券会社はないようですし、そういうシステムや場所を提供する投資顧問会社もないと思います。

しかし、方法がないわけではありません。

アメリカでトレーニングを受けて、日本でコンピュータへソフトをインストールすれば、個人的に日本から例えば、All Tech へ接続してNASDAQへ接続できますから、可能なわけです。

メールをいただいた方が、All Tech の本社へ問い合わせたそうですがアメリカに住んでいないとダメといわれたそうです。

厳密にはダメではないと思うのですが、まず毎日のレポートを送付するのに、国外、特に日本へ送るのは手間とコストがかかるためだと思います。

翌年には前年の、利益についての税金申告用フォームも送ってきますが、これも同じような理由が発生しますしね。

ただ、これはもうすぐオンラインで、ポートフォリオを見ることができるようになりますから、この問題はなくなりますし、何らかの決まりでダメだというのなら、P.Oボックスつまり、私書箱を開設してそこの郵便物を日本へ転送するようにしておくという手もあります。

ただ、コンピュータの接続が何らかの理由で切断されたときの対策をしておかないといけませんね。

こういう緊急の事態が起こるときというのは、取引量が異常に増えたりしたときにNASDAQのシステムがダウンするケースがあります。

アメリカ国内なら電話をして、反対売買を指示するのですが、日本からだと、国際電話をかけて、英語で指示しなければなりませんから、英語力の問題で、普通の人にはちょっと難しいですね。特に緊急時にはです。

ということは、日本で支店のようなものがあればいいのですが、実は、法的な問題を含めて、シアトル支店のスタッフとこの点を協議しています。

本社とも相談を始めています。将来、日本からでもできるようになればいいですが、問題は需要ですね。20人くらいの希望者がいれば、何とかなりそうです。

でも、日本からだと、時差の問題で、NYのマーケットは日本の夜の11時半から夜中にかけてで、クローズするのは朝の5時です。勤め人にはちょっと無理かな。

ただNYマーケットは、NASDAQとリンクし、2000年の6月には今の倍の時間帯でオープンする予定で、海外への進出はすでに報道されていますからね。

the exchange could add a 5 a.m. ET to 9 a.m. ET time slot, targeted at European investors, and a 6 p.m. ET to 12 a.m. ET shift for investors in Asia.

ということは、ヨーロッパ向けには、日本の時間で夜の、7時から11時まで、ということは仕事が終わってからできるわけです。

アジア向けには、朝10時から夕方4時ですから、昼休みにトレードをする(?)か、会社をやめてトレードしなければなりませんなあ。

日本でも、デイ・トレードがブレークすることになるでしょうか?


990306  Sat.  
今日のニュースから / 浸透するデイ・トレード

うわっ!天気がいい。夏だあー・・というのは行き過ぎですがそれくらい今日は天気がいいので、気分がいい。

IBMとデルが部品の提供で提携を結び、話題になりましたが今度は、ヒューレッドパッカードやサンマイクロシステムズを含む7つの会社にも、IBMの部品が提供されることになったようです。

お互いにとってメリットがあれば、積極的に協力をするというアメリカの伝統ともいえる姿勢がこういう決断を生むのでしょう。

こういう協力体制は、日本では最近のように景気の悪い時に仕方なく行われているというような印象を受けますが、アメリカでは、このように景気がいいときに実行しますが、この大胆さがアメリカン?

よくいわれている Positive Thinking とはこういうことをいうのでしょう。

消費者にとっても、より安く、よい品質の製品が買えることになるのですから大歓迎です。

座礁した船を引っ張る作業は、今TVでやっていますが、これだけ海が穏やかだと、作業は結構はかどるようで、順調に進んでいます。


浸透するデイ・トレード

新高値を更新したダウは、1万ドルの声も聞こえてきているようですが、高値を更新している最中に、昨日CNBCの特集でデイ・トレーディングについて、ゲストを呼んで視聴者からの電話に答えていました。

マーケットが開いていないときに、トレードはできるるのか?とか建設関係の男性からは、どうやってやり方を習えばいいのか?

など、一般の方もずいぶんも興味を持つようになってきたなあという印象を受けました。

傑作だったのは、質問の最後の男性が、「これで損をしたらそのあとどうすればいいのかということがちゃんと答えてくれないと困るじゃないか、大体にこういうことをだな、はっきりしていないというのは何か問題があるということなのにそもそも・・」と少し興奮気味でとりとめのない一方的な話しを始めたのです。

司会者は「まいったなあ」というような表情で、すこし苦笑い気味で 「What's a Point ?」。

と、聞いても、もうひとつなので、司会者はポイントだろうというように話しをまとめ、回答者はそれに対しては無難な返答に終始していましたが、彼はどうやら株でずいぶん損をしたような感じでしたね。

そのやり取りと、心境がおかしくて、大爆笑。

このときに回答していたのが、最近本屋でもベストセラーになっている本を書いている、Broadway Trading という会社のMark Friedfertig 氏と、その会社の社長、George West 氏で、本の題名は、The ELECTRONIC Day Trader.ここの会社は私がトレードをしている、All Tech のようなトレードをするシステムを提供するところのようです。

サブタイトルは Successful Strategies for On-Line Trading.

Mcgraw-Hill の出版で、ここのサイトに詳細がありますビジネスは膨大なリストでかなり重い。時間はかかりますがそのかいのある内容です。

これだけの豊富な本があることにビックリします。

その中から何点かお勧めを紹介しますので、興味のある方は直接オーダーされるか、アマゾンでオーダーされるといいでしょう。

これがその本ですが、デイトレーディングについて書かれています。

トレーニングを受けたあとだとわかりやすいのですが、活字だけだとちょっと難しいかな?チャート分析などの解説は一切ありませんしね。

Broadway Trading という会社の宣伝を兼ねているような
本のような気がします。

The Electronic Day Trader

(May 1998) Hardcover: $34.95US (0-07-015808-8)
Marc Friedfertig  George West
Get more info - or - Place an order

詳しい内容

これは私がトレードをしている、All Tech Investment の創業者が書いていますね。

Secrets of the SOES Bandit:
The Original Electronic Trader Reveals His Battle-
Tested Trading Techniques

(Sep 1998) Hardcover: $29.95US (0-07-030577-3)
Harvey Houtkin David Waldman
Get more info -- or -- Place an order

アメリカ版・会社四季報?のようなものです。

Standard & Poor's 500 Guide, 1999
(Dec 1998) Softcover: $24.95US (0-07-052764-4)
Standard & Poor's
Get more info -- or -- Place an order

こうして、いろいろな本を読んでみると、ファンダメンタルズつまり会社の業績に比べて割安かどうかということを調べるためのものと、テクニカル分析といって、チャートなどを使用して動向を予測するためのものがあります。

デイトレーディングはどちらかといえば、テクニカル寄りというイメージがあるかもしれませんが、デイ・トレーディングはけっして、ゲームのように短期間の売買で利益を得るだけのものではありません。

もちろんそういうことをやろうとすればできるのですが、今までのような中期長期にわたる投資にも非常に有効です。ですからある程度利益が出れば、短期・中期・長期を組み合わせて、リスクの少ない投資をすることが可能になるのです。

さきほどのCNBCでの話に戻りますが、出演していたデイ・トレーダーは、平均して1ヶ月1万ドルから2万ドルあたりを稼ぐようですが、確実に利益を出せるようになると、とりたてて、難しい数字ではありません。

1万ドルだと、1ヶ月20日あるとして、1日500ドルの利益を出せばいいのです。サポートラインとトレンドラインの幅が1日でどれくらいあるかを調べてみてください。

変動幅の25%をとることは、さほど難しくはありません。つまり1日の上下幅が2ドルあれば、1000株単位で売買すれば2000ドルの値幅があることになりますから、そこの500ドルを稼ぐのは、今の株価がトレンドの幅のどこにあるかさえきちんと把握しておけば、簡単とはいいませんが、かなり確実になるのです。

月に1万ドルあれば、物価やドルの違いがあるので、日本だと月収200万円に相当する生活ができます。

税込みですが。長期投資できるだけの余裕は、もちろんできます。

続く・・

今日のおまけ

オールテックインベストメントのサイトに、チャートがありますが便利ですよ。

中長期のチャートを棒フラフ・線グラフ・ローソク足などで表示させることができ、移動平均線を3本まで任意の期間を設定して表示させることができます。


990305  Fri.  
今日のニュースから / Mのトレーニング

今日はフリーウェイ 520 の橋が再開されたのと、お天気も久しぶりによかったこともあって、昨日のような交通渋滞は解消されたようですね。

昨日はキングドームへホームショーを見に行ってきたのですが、混まない時間帯を見計らって、午後2時半頃にダウンタウンへ向ったのです。

マーサーアイランドからすでに数珠つなぎで、よほど側道へ出て、Uターンしようかと思いましたが、明日は金曜で混むし、週末はさらにひどくなるだろうと思って、じっと我慢でしたが、I-90の橋を渡る前ぐらいには、何とか流れてきたのでヤレヤレ。

さて、今日は失業率が上がりましたね。

でもダウは新記録。

通常景気が悪くなると失業率は悪くなるという感覚ですが、アメリカは季節での変動が多く、クリスマス前後は失業率が下がる傾向にあります。

店は全開で売りますから人手は必要になるのですが、今ぐらいの時期は、その反動というか人手は要りませんから、どうしても失業率は、高くなるのです。

この失業率が高くなるという現象は、必ずしもデメリットばかりではありません。

こうしてして、無駄な人件費を削減することによって、製品のコストが下がり、会社の利益が確保されるという側面があります。

おまけに、失業率の計算が日本とは違うので、日本をアメリカ方式で計算したら、失業率いけば4%代どころか8%以上にもなると言われているほどです。

日本と違い、アメリカは不況で失業率が高いというわけではありませんから、この失業率のアップはそれほど驚くことではないのですね。

政府は通常失業率が低くなると、景気の過熱を恐れて、利上げをするのですが、そうすると、投資家のお金は、株式市場から、金利の高くなった方への移動して、株価が下がるわけです。

ところが今回のように、失業率が上がると、景気が悪くなるという方向へ行くという理屈で、利上げは暫くないだろうということになり、みんなのお金が安心して株式市場へ流れ込むので、今日のダウは高値を更新してオール・デイ・ハイになりました。

アメリカにもやはり「風が吹けば、桶屋が儲かる」というのはあるようで、どこも同じですね?



Mのトレーニング


私がトレードをしている、All Tech Investment で一番稼ぐトップトレーダーのMが、先週の土・日とNYへトレーニングに行ってきて、火曜にシアトルへ戻ったのですが、費用は、2日間で3500ドル。

All Tech Investment では、トレーダーに「これは上がるよ」と教えてくれる、いってみれば「今日の注目銘柄」を朝始まる前に配布しています。

Daily stock recommendations for active traders!

All Tech Investment はこれを発行している会社と年間契約をしているのですが、この Pristine という会社の、テクニカルアナリストが講師になって、秘伝の手法を伝授してくれるという講座に参加してきたのです。

20人ほどが参加し、飛行場までリムジンで送迎してくれたそうです。

Mは水曜からこの手法を使って、利益効率がさらに高くなるのかどうかを実地で検証していましたが。これはすごい!!彼は、ショートをやるので私の倍以上稼ぎます。

彼の記録は、去年の12月の約12万ドル。利益ですよ。

まあ毎月こうはいきませんが、さらに勉強するという姿勢がこういう素晴らしい結果を、産み出しています。

でもこれって、誰が発見したのでしょうか。どこかに書いていないか、Burns & Nobell でテクニカル分析の専門書を買い占めてきました。

週末にチェックです。その講座を開いている会社の社長は35歳くらいだそうで、もちろん億万長者です。興味のある方はここのWEBからどうぞ。

今日は、そのキモをタダで聞いてきました。こんど、一杯おごらないと・・



990304  Thurs.  
トレーニング / ブート・キャンプ

デイ・トレードのトレーニングつまりブートキャンプについてのお問い合わせが多いので、今日はちょっとこれについて。

質問:ブートキャンプは大変でしょうか?

その前にブートキャンプについて

この All Tech Investment のAttain というシステムで売買するには、ブートキャンプと呼ばれるトレーニングプログラムを受けることが前提になっています。

ヘッジのかけ方など、トレーダーに必要な
基礎知識を4週間(有料5,000ドル)1クラス12人ほどで参加するこの講座で、専門のコーチが教えます。

ここで、実際にはお金を払わずに、売買に伴う体験ができるペーパートレーディングを約4週間続けます。

利益を出すための、コーチ付きの投資シミュレーションですが最近はトップクラスのトレーダーが、ポイントを披露してくれます。

実際にお金を投資するわけではないので、大損をしたり、大儲けをしたり、様々なアプローチを試し、また体験をすることができるますし、この段階で、利益が出ない場合や、自信のない場合は、さらにペーパートレーディングを続けることもできます。

別にキャンプだからといって、どこかにテントをはったり、泊まったりするわけではありません。キャンプのように、みんなで参加しようくらいの意味です。

念のため。


さて本題のブート・キャンプです。

ニューヨークのマーケットは9時半から始まりますが、シアトルでは時差があるため、朝6時半から始まることになります。

私は、朝5時半には起きていましたね。

早く起きるのは、ちょっと大変なようですが、私の場合は最初緊張していましたから、あまりこれについては、大変ではなかったですね。

どうしても、寝坊な人はNYのそばの支店で、トレーニングを受けるという方法もありますが・・

あとは、まあ言葉の問題ですが、わからなければ聞けば言いわけですし、基本的なソフトの操作などは、難しくはありません。

隣の人のを見るなり聞けば、みんな親切に教えてくれます。珍しい東洋人には特に親切でした。

いつ日本人に会えるのかと、その日を楽しみにしているのですが、1年半が過ぎた今でも、参加する人はいないようです。

本社から派遣されて、各支店を回っているコーチにも時々、どこかの支店で日本人を見かけなかったかと聞いているのですが・・韓国人や、中国人はシアトル支店でも時々、見かけるのですがね。

コーチのいってることが分からなければ、もう一回説明してくれといえば、違う言いまわしで説明してくれますから大丈夫。

情熱があれば、何も難しいことはありません。

私は、リアルタイムでのトレードが体験できるというは、大きなメリットだと思い参加したのですが、知らない専門用語も含まれてますから、半分くらいしか分かりませんでしたね。

これから日本でもこういうトレードが近い将来できるようになれば、比較するための材料にもなりますし、ここで使うソフトは非常によくできていますから、そういう意味でも他のソフトを判断するうえでの基準として使えるでしょう。

まあ、それくらい自由度が高く、よくできています。その画面に名前をつけて、保存しておくことができますし、オプションの価格表示や、フォントサイズ・バックグラウンドの色チャートの縦横比率・チャートを書きかえる間隔も指定できます。

またチャート分析などを、実際にどう使うかという実際での運用についての肝心なところや、ポートフォリオの基本的なことなど実際の投資に必要な知識は、このブートキャンプで得ることができます。

何といっても、自分が実際に投資したとして、どうなるのかという限りなく実際に近いシミュレーションが体験でき、そしてその結果がわかり、そこでの問題点も追求できるますし5千ドルと貴重な時間を使うわけですから、真剣に追求すれば、そのリターンが、信じられないような結果をもたらすということが実際に起こるのです。

このシミュレーションでは、実際のマーケットに参加している、メリルリンチ・ゴルドマンサックスなどにはさまれて、あなたの注文が画面へ表示されます。実際には口座も、資金もないというのにです。どうやっているのでしょうか?

実は、全米の支店で行われている、このペーパートレーディングのために、専門のオペレーターが画面を合成させるソフトを使って、あなたの注文をトレーニングしているマシンの画面に表示させているのです。

ですからあなたの買い注文は、このトレーニングでは、瞬時に売り手が引きうけてくれますが、実際のトレードでは、取引量が少ないときは、瞬時ですが急騰中などは、30秒くらいいわゆるデータの列(?)に並んでいなければならないこともあります。

売り注文などは、その時の状況に合わせた適当なやり方で売らないと、この並んでいる間に値段が急落して、儲けるどころか損をした、という何だかきつねに騙されたような事態も発生しますから、ブート・キャンプというトレーニングが必要なのです。

ですから最初は、マイクロソフト・デル・インテル・シスコなどをシミュレーションで取引するのは、一応ダメだといわれましたね。

今では、アマゾン、ヤフーなどネット関連も、アブナイですね。これぞ、デイ・トレーディングという早さには驚くことでしょう。

儲けるのも損をするのもです。車でいうと普通の取引がカローラとすれば、このシステムは、プロの乗るF1です。

アメリカだからインディーカーかな?ETRADEやシュワッブなどとも、レスポンドが全く違うはずです。

これはやってみないと、文章で伝えるのはかなり難しいのですが、このシステムを使った、デイ・トレーディングは、全く新しい道具というか、システムです。これを、自分の生活なり、これからの将来へ、どう関わらせて行くのかという、自分なりの工夫ができるかどうか、ということの方が、大変だといえるのではないでしょうか。


990303  Wed.  
鬱病臓器移植・だんご3兄弟 / 今日のニュース

今年のシアトルは特に雨が多い。

特に嵐で風が強く、鬱(ウツ)になる割合多いという。太陽がほとんど顔を見せないためビタミンDの分泌が減るという。

ビタミンDを補充しなさいとのことだが、アメリカでは心理学専門家のカウンセリングが気軽に受けられる。

私もカウンセリングを受けたことがあるのだが、1回20ドル。1時間ほど自由に自分の気になっていることや悩みを話す。

「それで、どう思いましたか?」などと誠に聞き上手。全く利害関係がない人だし、ほんとうに自由に話せる。

話したら整理がつくものだし、気分もすっきり。酒を飲んで好きなことをいうというのも、ある意味ではこれと同じ効果があるのかもしれない。

私の場合は、鬱のふりをして、カウンセリングを受けたのですが、話しているうちに、結構ウツになる要素って沢山あるんだなあって妙に感心したことを思い出します。

あとでわかったことなのですが、何とその女性の先生は知人の奥さんと同級生だったそうです。

フリをして、ごめんなさい。

本当にウツになっている人って、こういうようにカウンセリングを受けようというような、ポジティブな考えになれないのでそこが問題のようです。

本当に鬱だと、プロザックという非常に良く効く薬を処方してくれます。日本では、許可になっていない薬です。

日本でも臓器移植がようやく、社会的にも認可されたようですが、あいまいな社会的認知というものを獲得するために、これほどの時間をかけなければならないものなのでしょうか?

ここに特集がありますね。

世界の常識が日本の常識になるためにこれほどまでに時間がかかるという、そういう非常識がいまだにあるのだということを、私達がよく考えるこれはよい機会ではないでしょうか?

心理的な問題が占める割合が多い臓器移植では、カウンセリングを含めた精神面でのケアについて日本は後進国だということも、時間がかかった大きな原因ではないかと思います。

だんご3兄弟」が大ヒットというのでここで聞きました。

なんか「黒猫のタンゴ」に似てません?知らない?

すいません若い人は知らないかもしれませんね。

それほどいいかなあ?

日本に住んでいないので、ズレてきているのでしょうか?不安でウツになりそうです。

冗談はともかく、日本では、このタンゴのリズムは広くウケルようですね。


今日のニュースから

シアトルタイムスのビジネス覧に時々登場するニュースレターはなかなか面白い。Stephen Dunphy / Times Staff Columnist の学者風ヒゲ面は、私にはすっかりおなじみになりましたが、わかりやすく短い記事だが、選択するポイントがいいです。

今日はまず、誰がマイクロソフトの持ち株をいくら売って、どれだけ儲かったかというのが詳しくレポートされていますから興味のある方はどうぞ。

最近はシアトルへの投資というのはアジアより、ヨーロッパの方が多いという。日本はアメリカへ投資と称して、実は寄付をしていたのでしゃないかと思うほど、損をして撤退した実績がありますからね。

ソニー・松下などはハリウッドにとっては、見栄っ張りの絶好のカモだったに違いありません。おかげで十分にお金のかかった面白い映画を見ることができるのですよね?

カナダのドルがまた値打ちを下げているようですから、ここシアトルから3時間もかからないカナダへの買い物客が増えて、週末には国境に大渋滞ができるのでしょうか。


睡眠不足には

ここ大磯小磯で、バランスのいいコラムを楽しんでいますが、レンジローバーのオーナーでもあり、私と同じクルマ好きとお見受けしています。

トランキライザーというテーマで、メラトニンについて書かれていますが、睡眠不足というのは、万病のもとなのです。とかなり断言してしまいいましたが、これにはちょっとした理由があります。

数年前は1年に10回ほど、つまり年末と夏休み以外のほとんど毎月というペースで、日本とアメリカを往復という生活を足掛け3年ほど続けていたことがありました。

問題は、時差ボケ。ジェット・ラグというと言葉の響きはよさそうですが、何の事はありません。月の半分はボーッとして状態で、ボケ老人になったことはまだありませんが、そんな気分です。2年目くらいからは、だんだんつらくなってきました。私は睡眠不足には特に弱いのです。

ちょうどそのころ、ニューズ・ウィークでメラトニンという新薬のことが、掲載されていたのですが、ワケのわからないものは飲みたくありませんよね。

それで、開発した人達の本を読みました。英語の本しかなかったのですが、関連のメラトニン関係の本を何冊か読んでみると、40歳以上になると飲むメリットの方が、不明な潜在副作用の持つデメリットより、はるかにあるという結論に達しました。

飲み始めてかれこれ3年ですが、至極快調。デメリットは、女性が大量に長期間服用したときの、胎児に与える副作用が、現在では不明だという点です。FDAに認可されてから、日が浅いのでこれは時間をかけるしかないようですね。

寝る前に1-3ミリグラムを飲むと、30分くらいで自然に眠くなって、そのあと熟睡することができます。メラトニンがすごいのは、朝起きると疲労感がとれて、熟睡した充実感を感じながら、目がさめるという点です。

量を飲みすぎると、起きてからもうちょっと寝たいという状態になるだけのようです。個人差はあるでしょうけど。

人間は子供の頃から20歳くらいまでは、メラトニンを脳下垂体のあたりにある、「松果体」から分泌しているのです。暗くなるとメラトニン生産して、そのせいで眠くなるのです。

メラトニンは各種ホルモンを適量に配布して寝ている間に、ダメージを回復したり、ウイルスをやっつけたりするのですがこの指令による回復力は自然界の驚異だ!といえるほど実に見事なものらしいのです。ですから、20歳くらいから松果体が擦り減るように機能を失い、メラトニンが分泌されなくって、だんだん枯渇し40台になると、激減してあとは減少の一途。激減する時期は個人差と、ライフスタイルによって違うようです。

そこでメラトニンを補充してやると、子供の頃と同じような修復部隊が、寝ている間に活躍して、バイアグラ不要状態になるというのは、ちょっと言い過ぎにしても、それほどの効果があるようなのです。

メラトニンをやめても、自分のメラトニン生成機能に対しての習慣性が発生することはないそうです。

けっして、メラトニンを飲めといっているわけではありませんからね。判断はご自分でお願いします。これって株式投資のコンサルタントのフレーズに似てますね。



メルセデスベンツが日産の株を50%以上取得の可能性があるようですから、そうなったら日産の株は?投資の判断はご自分でお願いします。


990302  Tues.  
最近のニュースから / Y2K対策

1990年の中頃から州の予算カットのため、フリーウェイの道端に捨てられているゴミが増えているらしいけれどそういえば、時々ハイウェイ沿いにゴミ袋が置かれてます。

ボランティアや州刑務所の囚人も参加して、掃除しているようですが、州側は汚くなるだけで、誰もゴミで実害を受けるわけではないと、予算は増えそうにもないようですがそんなに汚いかな?

高級衣料百貨店のノードストロムは四半期の利益が12.5%もアップしたそうで何よりです。みんな、あの辺りに集まりますからね。

あそこが移転したおかげであの辺りは、随分にぎやかになりました。ティファニーなどもありますし、シアトルではあの界隈が一番高級店の多いところで、そばにはナイキタウンやプラネットハリウッドなんかもありますからね。

私は時々歯医者へクリーニングに行った帰りに、フラフラと見て回ってますが、ノードストロムって女物というイメージがあります。

シアトルは最近天気が悪くこの間も、停電があったりしましたが、今の場所は停電しても3時間ほどで普及しています。引っ越す前は、レイクサマミッシュのそばでしたから、停電すると10時間くらいはダメでした。

日本だとほとんど停電しませんよね?確か。

アメリカは木が多いので、強風で枝が折れたりして電線を切って停電というのが多いのですが、日本は住宅地には木がほとんどないわけですから、停電もないんでしょうな。

この間はいつも散髪に行く途中の道が、崖崩れで通行止。

Y2Kつまり、2000年問題でも、食料品の買い置きをしておくという対策が推薦されているようですが、うちは72時間用非常救急・食料品セットが、人数分駐車場にあります。

それぞれのクルマのトランクにも、積んでますし、停電が多いところに住んでいたので、キャンプ用のバーナーもありますから、まあ大丈夫でしょうね。

私はこういうのにまめなんです。転ばぬ先の杖。

インテルは110ドルあたりまで、いきそうですなあ・・

個人的には、がんばれインテルです。



990301  Mon.  
今日のニュースから / 未確認飛行物体

シアトルのリアルネットワークスが、GeoCity というインターネットサイトの300万人へ、オンラインのストリーミングソフトを供給するために協定したようです。

ビデオと音声では、リアルオーディオが業界の標準になっていますが、無料配布でシェアを取るというインターネットでの戦略でも有名になりましたね。ここでダウンロードできます。

ちなみに、私はちゃんとお金を払っている正規ユーザです。エヘン。

読売ニュース・ストリーム という読売新聞のネット放送局は久しぶりに行ってみると、よくなってました。巨人軍のニュースが、重大ニュースのような扱いだったりして、笑ってしまいますが、スペースシャトルに乗り込んだ向井さんのコーナーが充実してます。

座礁貨物船の牽引は、一生懸命にやってるようですが、天候のせいで波が荒く手間取っているようです。

昨夜動いたのはたった20フィートで金曜からでも100フィート動いただけのようですが、波で前後に動くことで、めり込んでいる砂浜が掘れて通路ができれば、動きやすくなるのため、そう悲観はしていないようです。

何事もポジティブが大事ですからね。

ここのトップページの CNET News.com にリンクしてますがインテルとAMDの綱引きに関していろいろなニュースがあるようです。

インテルはノースウェストで1千万ドルをかけてプラントを建設しています。企業技術センターとして機能させるようで、9つの会社のエンジニアとデザイナーをチップ設計のために、ここへ集めるとのことです。がんばれインテル。

Beaverton ベースの Shari's Management というファミリーレストランチェーンが、96のレストランを、カリフォルニアにあるオレンジカウンティーの、Fairmont Capital というグループに売却。従業員1000人で年間1億2800万ドルの売り上げがあるそうです。

オレンジカウンティーって、確か株式投資に失敗し大損をして有名になったことがありましたね。

アメリカのレストランは、おいしいところは繁盛しています。

昨日の日曜に家族4人で、ステーキを食べにいきましたが高級店ですよ。チップを入れても220ドル。一人50ドル少し。ステーキのコースにワインや前菜を頼んで、デザートやコーヒーも入れてですから安い。

日本じゃこんなもんでは済まないですよね。味はもちろんGOOD。日曜の夜なのに、昼間に電話したら、7時半までテーブルの空きはなしでした。

バレットパーキングといって、乗りつけたら係員が駐車場へ停めておいてくれ、帰りは車を正面まで回してくれる。

もちろん駐車料金は無料。5ドルほどのチップが必要ですが気分いいですね。これって、さりげなくチップを渡す、これがかっこいい。まあ自己満足ですがね。

ディスカバリーチャンネルについては、以前ここで書きましたが、ケーブルTVの基本料金で見ることができるチャンネルでは、視聴率は全米で2位、1997年データでは、6935万人が見ている人気番組です。

昨日は、ここにあるような、エイリアン・UFO特集を、何と3時間をかけて放送していました。Alien on TLC は、チャンネル41ですが、日曜の、それも家族が揃って見る時間帯です。8時から11時までのいわばゴールデンタイム。

UFOs Uncovered: Out of This World
Feb. 28, 8 p.m.-9 p.m. ET

UFOs Uncovered: Dark Secrets
Feb. 28, 9 p.m.-10 p.m. ET

UFOs Uncovered: Are Aliens Here?
Feb. 28, 10 p.m.-11 p.m. ET

内容は、目撃者や写真ビデオを撮影した人へのインタビューを中心に、構成されていました。ロシアの高官からアメリカ空軍のトップガン指導教官、ルフトハンザなどの民間航空パイロット、スペースシャトルの乗組員、世界各地の航空管制官など、このインタビューだけでも膨大な時間をかけています。

そのうえ驚くようなクオリティーの膨大な実写ビデオ付です。

みなさん、隠してませんね。ただ政府が公式に認めていないだけのようです。

そのアメリカの空軍の次期の秘密偵察機は何とUFOそのもののようです。ウーン。

さらに3月7日までの一週間に、何とこれだけの時間をかけて放送するようです。スケジュールです

内容は一流です。スポンサーも一流の会社ばかり。これだけの時間をかけて、大々的にキワモノの扱いではなく全米のほとんどすべての家庭が見ているチャンネルで放送しているのです。

ちょっと乱暴な推測かもしれませんが、ハリウッド映画も加担し一般の国民に対しての広報活動の一環としての役割を持っているような気がします。

いざその時にパニックを起こさないような準備が着々と進行しているようです。


1999 03 01-

 


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