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詳細DATA   (JP)=2002年08月08日 00:00:00
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夢を売る金融商品


今日の午後だけで、マイクロソフトから50%の利益を上げたと言っ
たら信じられるだろうか。

マイクロソフトの今日の高値は47ドル30セント、そして安値が45
ドル16セントだから、どう考えても50%の儲けなど出るわけが
ない。

しかし、あるトレーダー達は5割の利益を手に入れた。

その答えは個別銘柄オプション。

午後2時過ぎ、マイクロソフトは今日の安値を付け昨日の安値に
迫っていた。

この現物の弱さが個別銘柄オプションに反映され、8月の45ドル
コールオプションは2ドル(1枚200ドル)で取り引きされていた。

(簡単に説明すると、上がると思ったらコールを買い、下がると
思ったらプットを買う。)

そして突然やって来た引け間際のラリー。

3時50分、この同じコールオプションは3ドルを記録して何と50%
の利益をラッキーなトレーダー達に与えた。

これがオプションの大きな魅力であり、そして甘い罠でもある。

小さな資金で手っ取り早く儲かる。

ミリオネアも夢ではない。

個別オプションのセールスマン達は、絶えずこんな言葉を上司
から聞かされる。

「いいか、おまえ達は夢を売るセールスマンであることを断じて
忘れるな!」

相場の世界には色々な手法があるように様々な金融商品がある。

何故あなたは株に決めたのだろう?

SP500のような先物では目標は達成できないのだろうか。

人によっては株が体質に合わない場合がある。

どうせやるなら相性の良い金融商品を探し当てたいものだ。

ナスダック総合指数 <二日間のイントラデイチャート>


引け間際のラリー


ナスダック総合指数 <デイリーチャート>


相変わらず壁は20日移動平均線


ダウ指数 <二日間のイントラデイチャート> 


力強い終了間際の回復


ダウ指数 <デイリーチャート>


20日移動平均線の上での引け


Diamonds Trust (DIA) 02/8/7 (水) 9:56


15分足チャートに走る、200移動平均線が難関となっている。

早速の利食いといったところだが、ギャップを割るようなら失望売り
に注意したい。

DIA: 83.45 (+0.45)


NASDAQ 100 Index tracking Stock (QQQ) 02/8/7 (水) 10:14


(5分足参照)

ギャップを作っての勇ましい寄り付きだったが、簡単に売り手に
道を譲った。

20移動平均線がサポートになったようだが、はたしてもう一度
今日の高値に挑戦できるだろうか?

QQQ: 22.91 ((+0.41)


Macrovision Corp (MVSN) 02/8/7 (水) 10:36


5分足チャートにフラッグパターン(旗)が形成されている。

寄り付き直後の一本目の線が長すぎて売られてしまったが、
買い手の期待はこのパターンからのブレークアウト。

MVSN: 11.14 (+1.07)


Diamonds Trust (DIA) その2 02/8/7 (水) 10:59


今度は5分足チャートを使ってみたい。

ギャップがサポートになり、今日の安値圏で三角形を作っている。

底辺が切り上がっているので、期待は上離れ。

DIA: 83.35 (+0.35)


CheckFree Corp (CKFR) 02/8/7 (水) 12:11


なかなか連勝ができない。

昨日の高値引けに後続が見られず、5日の安値が迫っている。

ここが維持できないと安値の記録が塗り替えられる。

CKFR: 8.14 (-1.24)


Marsh Mclennan Co (MMC) 02/8/7 (水) 14:48


売りのポイント、8月5日の安値への接触が始まった。

そこが割れても、20日移動平均線がサポートになる可能性が
あるので注意したい。

MMC: 43.89 (-1.11)


Interpublic Group (IPG) 02/8/7 (水) 15:02


(5分足参照)

一時前から今日の高値圏で横ばいとなっている。

大引けまで60分を切ったが、はたしてもう一度ブレークアウト
が見られるだろうか?

IPG: 15.90 (+2.50)


Davita Inc (DVA) 02/8/7 (水) 15:52


大陰線を引いて20日移動平均線から転落だ。

出来高は昨日の三倍以上に膨れ上がり、パニック売りの観がある。

イントラデイのチャートを見ながら、プルバックが来たところで売って
みることが考えられる。

DVA: 20.95 (-1.28)


実際のマーケットでの、トレードシーカーの動作例とその検証例




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