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詳細DATA   (JP)=2002年07月30日 00:00:00
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乗り遅れるな?


ダウ、ナスダック、両者揃って5%以上の上昇だ。

割安感、バーゲンハンターの台頭、言い方は色々あるが、要する
に乗り遅れたくないのが本音だろう。

奴が儲けているのに、自分だけこのゲームに参加していないのは
正に屈辱的、許されるべき行為ではない。

ベアマーケットが既に終了していることだってありえる。

ひょっとしたら獰猛な熊は、ほら穴に戻っているかもしれない。

違う、違う、熊達は牡牛に包囲されて最後のトドメを刺されるところだ。

「だから言っただろう。こんな水準で売るのが間違いなんだ。」

「一時的な撤退さ。単なるカウンタートレンドラリー(下げ基調に逆らう
上昇)、どうせ明日には早々利食いが来るはず。」

限りなく続くブルとベアの戦い。

ここでダウ30銘柄を検討したい。

全ての銘柄は覇気の無い状態だったが、2銘柄がここで大きく浮上して
来た。

UTXとMMMなのだが先頭を切って、四本の主要移動平均線(20、
50、100、200日)の上に乗り出した。

投資者達はインテルやマイクロソフトを選ばず、先ずダウ30銘柄の
老舗に走った。

また今日の大きく上げた銘柄リストを見ると、ほとんどニューヨークの
銘柄で占められ、ナスダック銘柄が避けられている。

ハイテク株はまだ買えない。

かつてインターネット株で大火傷を負った投資者達、かなり後遺症は
深い。

「地味に行こう」、これがウォールストリートの合言葉のようだ。

ナスダック総合指数 <二日間のイントラデイチャート>


後ろは見ない


ナスダック総合指数 <デイリーチャート>


20日移動平均線に王手


ダウ指数 <二日間のイントラデイチャート> 


全てのプルバックは買い場


ダウ指数 <デイリーチャート>


20日移動平均線を抜く


S & P Dep. Receipts (SPY)  02/7/29 (月) 9:46


(3分足参照)

かなり大きなギャップアップでのスタートを切った。

こんな日はいきなり飛び込むトレーダーが多いが次の15分の動き
を監視したい。

SPY: 87.65 (+2.05)


Microsoft (MSFT) 02/7/29 (月) 10:03


(3分足参照)

これも大きなギャップアップの一例。

時間も10時(NY)を回り、30分ギャッププレイに必要な抜くべき高値
が明瞭になった。

はたして攻略できるだろうか?

MSFT: 46.80 (+1.45)


ダウ指数 02/7/29 (月) 10:20


そろそろ20日移動平均線に到着する。

ここ2ヵ月間突破できなかった線だけに、売りのポイントになる可能性
があるので注意したい。

Dow Jones Industrial Average: +257.74


Northrop Grumman (NOC) 02/7/29 (月) 11:04


一時間ほど立ち往生だが、これには理由がある。

長期的なトレンドを振り分ける200日移動平均線が頭上に控え、
ここからが正念場。

NOC: 107.01 (+3.56)


United Technology (UTX) 02/7/29 (月) 11:43


(5分足参照)

今日の高値圏で横ばいの動きだったが、ブレークアウトに成功
した。

これで70ドル近辺が狙えそうだが、日足に走る100日移動平均線
に注意したい。

UTX: 68.85 (+3.06)


Nasdaq 100 Index Tracking Stock (QQQ) 02/7/29 (月) 14:27


20日移動平均線が見えてきた。

今日の話題は「これは単なるベアラリーか、それともブルマーケット
の到来か?」

ただ何もしないでサイドラインに立つのは辛いが、明らかにまだ
トレンドは下向き。

たとえ20日移動平均線が陥落しても、26ドル50セント弱にレジスタンス
レベルが控え前途は多難だ。

QQQ: 23.90 (+1.23)


Jones Apparel group (JNY) 02/7/29 (月) 14:54


200日移動平均線に王手がかかった。

大局的な流れを見る重要な線だが、通常に満たない出来高が少し
気になる。

JNY: 34.10 (+2.10)


実際のマーケットでの、トレードシーカーの動作例とその検証例




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