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(JP)=2002年07月25日 00:00:00
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分からなければダイヤモンド
典型的なショートカバリングラリー(空売り買い戻し)を目撃して
いただけたと思う。
強烈なダウントレンドに支えられて、売り手は安心しきっていた。
空売り残は腐るほど有る。
正に売り手にとっては恐怖の一日。
ここからV字型の回復になるかもしれない、そんな悪夢にうなされ
ながら一斉に買い戻しにかかる。
こんな日には何を買うのがいいのだろう。
マーケット全体が強いのだから、ダウ指数に連動するダイヤモンド
(DIA)をやるのが一番手っ取り早い。
今日のイントラデイチャートで見ると明瞭だが、まずギャップダウンの
スタート。
しかし、一時間後には穴を埋めてのブレークアウト。(買いシグナル)
そして午後に入ってからは前日の高値を制覇して、また買いサイン。
もちろん数種類の移動平均線を使えば、買いチャンスはまだまだ
ある。
何を買おうかと迷ったらダイヤモンドを見てほしい。
ナスダック総合指数 <二日間のイントラデイチャート>
ブレークアウト
ナスダック総合指数 <デイリーチャート>
ほぼ呑み込みブル
ダウ指数 <二日間のイントラデイチャート>
一転反発、急騰
ダウ指数 <デイリーチャート>
目先底入れ?
Coca Cola (KO) 02/7/24 (水) 9:50 (NY)
(3分足参照)
ギャップダウンの寄り付きから一転してラリーの展開中。
無事にギャップから脱出できるだろうか。
KO: 44.60 (+0.02)
Clear Channel (CCU) 02/7/24 (水) 10:06 (NY)
(5分足参照)
カウンタートレンドラリー(基調に逆らう上げ)を見せていたが、
力尽きたようだ。
もう一度今日の安値のテストがありそう。
CCU: 23.00 (-2.00)
JP Morgan (JPM) 02/7/24 (水) 10:41 (NY)
(3分足参照)
見事にギャップから抜け出した。
このJPモルガンの回復が、ダウ指数の陽転に大きく貢献している。
少し頭打った感じだが、プルバックを狙った買いが考えられる。
JPM: 20.50 (+0.42)
ナスダック指数 02/7/24 (水) 11:09 (NY)
(15分足参照)
ギャップをクリアすることが出来なかった。
またもう一つ目につくには、20移動平均線も上昇の妨害に一役
かっている。
NASDAQ: -11.56
Hotels.com (ROOM) 02/7/24 (水) 12:11 (NY)
(3分足参照)
今日の高値圏で横ばいの動きとなっている。
ブレークアウトなら40ドル近辺が狙えそう。
ROOM: 38.17 (+3.17)
NASDAQ 100 Index Tracking Stock (QQQ) 02/7/24 (水) 14:30 (NY)
(3分足参照)
あともう一押しに欠ける。
200移動平均線に何度か挑戦したのだが、まだ良い結果が出ない。
下を見ると、22.31辺りにサポートラインが走っている。
QQQ: 22.49 (+0.09)
Bellsouth Corp (BLS) 02/7/24 (水) 14:49 (NY)
駄目な物の代名詞の電話会社まで、今日のラリーに参加している。
もちろん上のギャップがレジスタンスになるが、昨日の高値が処分
できたら買いに出向きたい。
BLS: 22.70 (+1.40)
BMC Software (BMC) 02/7/24 (水) 15:02 (NY)
ギャップダウンから見事な立ち直りを見せている。
今のところ刺し込み程度だが、昨日の実体の半分以上を埋めれば
切り込み線が出来上がり、目先底入れの可能性がある。
BMC: 12.43 (+0.31)
S&P Depos. Recpts. (SPY) 02/7/24 (水) 15:17 (NY)
同じ事の繰り返しでウンザリするだろうが、ここにも今日のテーマ、
底値圏での呑み込みブルが見える。
出来高は通常の約3倍に膨れ上がり、正にパニックの買い戻しだ。
SPY: 84.16 (+4.21)
Oil Service Holdrs (OIH) 02/7/24 (水) 15:44 (NY)
オイルセクターに連動する銘柄だが、底入れの兆しが見える。
当然一日だけでトレンドは作れないが、ここにも今日続出の包み線
がうかがえる。
OIH: 50.01 (+3.84)
実際のマーケットでの、トレードシーカーの動作例とその検証例
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