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(JP)=2002年07月18日 00:00:00
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朝の一発
目まぐるしい一日だった。
最終的にはダウ、ナスダック両方ともプラスで引けたのだから
良かったと素直に思えないのが、決算シーズン真っ最中の証拠
なのかもしれない。
ナスダックは引け値ベースで見ればたしかに上げたが、今日ひい
た線は陰線。
ダウは陽線だが実体の上に尻尾が出来て、決して強い大引けを
むかえたわけではない。
しかし寄り付きの爆発的なエネルギーには脱帽だ。
ダウ指数を3分足で見ると、みごとな乱舞い振りが観察できる。
スタートが8479.07、そして約9分後には今日の高値の8723.09を
記録した。
急ピッチなどといった表現では追いつかない。
しかしもう一度この3分足を見てほしい。
寄り付きの一本目が大陽線、二本目、三本目と幅を短くし、問題の
頂点をつけた四本目には尻尾が登場。
要するに一本目でほとんどのガソリンを燃やし切り、四本目で完全な
息切れ状態に陥ったわけだ。
爆発的な上昇は長続きしない。
しかしそれにしても、こんな迫力ある寄り付きは久しぶりだ。
ナスダック総合指数 <二日間のイントラデイチャート>
サポートレベルは安泰
ナスダック総合指数 <デイリーチャート>
課題は20日移動平均線
ダウ指数 <二日間のイントラデイチャート>
目をみはる寄り付き
ダウ指数 <デイリーチャート>
尻尾付きの陽線
Intel (INTC) 02/7/17 (水) 9:49 (NY)
今日の強いマーケットの寄り付きは、このインテルのおかげだが
日足チャートを見てみたい。
20ドルのレジスタンスがネックになっている。
見方によっては三角形の形成ということになるが、とにかく20ドル
が攻略目標。
INTC: 19.58 (+1.22)
こんな銘柄が目立つ (STT) 02/7/17 (水) 10:01 (NY)
大きくギャップアップ、そして早速抵抗線にぶつかる。
勢いよく出たのはいいのだが、あまりにもギャップが大き過ぎる。
買い手が後悔して、一斉に売らなければ良いのだが。
STT: 44.10 (+1.90)
Nasdaq 100 Index Tracking Stock (QQQ) 02/7/17 (水) 10:14 (NY)
(3分足参照)
これも大きく窓を開けての出発。
第二波目の上げを展開しているが、はたして今日の高値が抜ける
だろうか。
駄目ならダブルトップ(二番天井)の可能性があるので注意。
QQQ: 26.15 (+0.96)
Tyco International (TYC) 噂 02/7/17 (水) 11:13 (NY)
既に不審な会計方法で叩かれた銘柄だが、二つの噂が悪材料に
なっている。
最高経営責任者の退陣、そしてもう一つは市場への1千万株の
放出だ。
売りのポイントはギャップから転落。
TYC: 11.16 (-1.65)
スリムジム (COF) 02/7/17 (水) 11:27 (NY)
(3分足参照)
値幅の狭い横ばいをスリムジムと呼ぶ。
多数のデイトレーダーが好むパターンだ。
大きくギャップダウン、そして今日の安値圏での保ち合い。
午後のゴーの候補として監視したい。
COF: 33.13 (-17.47)
Sabre Holdings (TSG) 02/7/17 (水) 14:55 (NY)
実体(ロウソク足の胴体)の上に尻尾が出来、そろそろ反転売りに
出動できそうだ。
30ドルが壁になったようだが、あとは昨日の安値割れを待つだけだ。
TSG: 28.16 (-0.25)
Dean Foods (DF) 02/7/17 (水) 15:13 (NY)
昨日に引き続き200日移動平均線が試されている。
下げ渋っているという見方もあるが、上を見ればギャップが控えて
買い難い。
はたしてこのレベルが維持できるだろうか。
DF: 31.86 (-0.14)
Eli Lilly (LLY) 02/7/17 (水) 15:31 (NY)
20日移動平均線が難関となり、買い手の力が衰えている。
スイングの売り候補として監視リストに入れておきたい。
LLY: 51.00 (-1.35)
実際のマーケットでの、トレードシーカーの動作例とその検証例
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