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詳細DATA 　 (JP)=2002年07月04日 00:00:00
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石井選手とebay.com

相変わらずテレビでは「マーケットは何時、底を打つのだろうか」の
討論が盛んに行なわれている。

名前を思い出せないのだが、あるアナリストがこんな事を言った。

「こんな討論をしているうちは、まだまだ底は遠い。本当にマーケット
が大底を入れる時は最悪の状態であり、大体こんな株の議論を
する気にすらなれないはずだ。」

人々が株に興味がある限り、底は打たないというわけだが、ここで
チャンネルを変えると、街角でのインタビューが放映されている。

30代くらいの若いアジア系の女性なのだが、「株のような形の無い
投資はやめました。主人と相談して不動産投資を始めたのですが、
やはりこれが本当の財産だと思います。」

次は50才くらいの白人の男性。

「今日のような環境で、株に投資するのはとても馬鹿らしい行為だと
思う。私は87年の暴落で懲りているから、もっぱら不動産に投資して
いる。」

そしてまた場所が変わって、証券アナリストの登場。

「テロリズム、そして度重なる巨大企業による不正行為が、人々を
株から離れさせています。しかし株は安く買って高く売るのが原則
ですから、正に今日のマーケットは良い買いの機会です。」

この安く買って、高く売るを聞いたら突然ドジャースの石井選手を
思い出した。

何かと思われるかもしれないが、野球解説者のビン・スカリー氏が
こんなエピソードを先日披露した。

「石井選手がクラブハウスで髪の毛を切っていました。たくさん髪の毛
が床に落ちているのですが突然ペレズ選手がそれを拾い上げて
こう言いました。　「カズ（石井選手）、この髪の毛インターネットのebay
で高く売れるんじゃないか？このくらいあれば30ドルくらいで売れるかな？
カズ、どう思う。30ドルは安いかな、それとも高いかな？カズ、30ドルじゃ
不満かい？」
その時です、何を勘違いしたのか石井選手は突然立ち上がり、ズボン
のポケットに手を突っ込みサイフを取り出しました。そして30ドルを抜いて
ペレズ選手に差し出したのです。もちろんペレズ選手は大笑いです。」

非常に支離滅裂となってきた。

まあいい。

明日は独立記念日でマーケットは休み。