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詳細DATA   (JP)=2002年06月19日 00:00:00
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エコノミックアニマル


メリルリンチの調べによると、国際ファンド型(ヨーロッパ、アジア
などの国々の株、社債に投資)のマネージャーの6割が米国の株は
世界で最も割高と答えている。

また企業収益の将来性にポイントを絞ると、「日本と同様にたいした
期待は出来ない」と回答したマネージャーが30%近くいたようだ。

アメリカ株は日本株のように魅力が無い、と言っているわけだが、
どうもこのような比較をされると良い気持ちがしない。

確かに東京市場の低迷は長過ぎるが、駄目な物の代名詞にされる
と腹が立つ。

以前勤めていた会社で、よく日本の政治家の無能振りをからかわれた
ことがあるが、それに対しては全く腹が立たなかった。

しかし東京市場が「ガラクタ市」のように言われた時は許せなかった。

政治家などは、いくらでも入れ替えられるが、経済活動はそう簡単
に政治家のようにいかない。

スーパーマーケットでもデパートでもかまわないが、一度ライバルに
トップの座を奪われると中々トップに返り咲くのは難しい。

そればかりか、最悪の場合は倒産もありえる。

かつて日本は「エコノミックアニマル」と呼ばれたが、本当に懐かしい。

あの頃は「エコノミックアニマル」と呼ばれたことを反省する人達も
いたが、今日の私達に必要なのは「エコノミックワイルドアニマル」
になることではないだろうか。

ナスダック総合指数の二日間のイントラデイチャート


疲労?


ナスダック総合指数のデイリーチャート


嫌な尻尾


ダウ指数の二日間のイントラデイチャート


横ばい


ダウ指数のデイリーチャート


辛うじて連勝


Tuesday Morning (TUES) 02/6/18 (火) 10:04 (NY)


「20ドル以下なら積極的に買っていく」というのがリーマン
からのコメント。

そもそも今朝のギャップダウンはリーマンの一言が原因な
のだから、ちょっと何と言っていいかわからない。

辛うじて200日移動平均線の所で止まっているが、買い支
えは犯人のリーマンにしていただこう。

TUES: 18.68 (-2.71)


半導体セクター その2 02/6/18 (火) 10:39 (NY)


アナリストが強気な半導体だが、その指数に連動する
Semiconductor HOLDrs (SMH)を見てみたい。

6月14日に尻尾を作って今日で3連勝となるが、現在難関
に直面中だ。

先ずギャップから抜け出すこと、そしてその上には20日
移動平均線、ちょっと壁が多すぎる。

資金が豊富な投資家なら別だが、買い難いパターンだ。

SMH: 35.93 (+0.74)


Viacom Inc (VIA) 02/6/18 (火) 11:08 (NY)


100日移動平均線にぶつかり、ちょっと苦しそうだ。

まだこの時点では動けないが、上ヒゲが出来て失速の
色が見えている。

この銘柄に限ったことではないが、売り手は買い手の
ガソリン切れを心待ちしていることだろう。

VIA: 46.99 (+0.31)


Varco International (VRC) 02/6/18 (火) 12:11 (NY)


中々きれいに50日移動平均線を越えられない。

短いながらも尻尾が出来て、買い手の力が弱ってきて
いるようだ。

昨日の安値が割れしだい売りに入りたい。

VRC: 19.23 (-0.28)


Texas Instruments (TXN) 02/6/18 (火) 14:35 (NY)


3連勝は難しいようだ。

20日移動平均線に押し返されて、後味の悪い尻尾が形成
されている。

積極的に行くなら、ここで売って昨日の安値をターゲット
にすることが考えられる。

TXN: 26.25 (-0.39)


半導体セクター指数($SOX) 02/6/18 (火) 15:45 (NY)


今夜BBレシオ(半導体の受注規模と出荷規模の比較率)
が発表されるが、このセクター指数の動きには警戒感が
漂う。

20日移動平均線突破に失敗し、売り手の尻尾が見えて
いる。

アナリスト達はバラ色なBBレシオを予想しているよう
だが、それとは裏腹に投資者達はかなり慎重だ。

$SOX: -3.69





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