■■ -- DATA --■■

詳細DATA   (JP)=2002年06月15日 00:00:00
   ←一つ後の記事(新)   一つ前の記事(古)→


ヒートマップ


ダウ、ナスダックとも10時(NY時間)に底を打ち、見事な回復を
演じてくれた。

パキスタンのアメリカ領事館付近での爆破事件、CIEN、そして
JNPRの格下げなどのニュースが重なり多数の銘柄がギャップ
ダウンでのスタートを切った。

しかし10時に最後の一人が売り、完全に売り物は出尽くした。

肝心なのは、このマーケット回復をただ黙って見ているわけには
いかない。

この上昇に乗って何かを買わなければならない。

どの銘柄を買うべきだろうか?

こんな時に役に立つのがヒートマップだ。

http://screening.nasdaq.com/heatmaps/heatmap_100.asp

これで見ると簡単に、どの銘柄が買いを集めているかが分かる。

マーケットは10時に底を打ち、10時15分過ぎにはこのヒートマップ
によると、AMGNやBGENなどのバイオテクノロジー銘柄に買いが
入っている様子が示されていた。

そこでこの情報をどう使うか?

AMGNで説明したい。(5分足参照)

まず最初の買いは、200移動平均線を突破した10時40分、次は
10移動平均線にぶつかって反発した11時15分の二ヵ所になる。
(急激な上げが来た場合、10移動平均線がサポートになることが
多い)

言うまでもないが、ヒートマップだけに頼るのではなく、必ずチャート
パターンを確認することが大切だ。

ここでいきなり話を変えるが、今夜は石井選手が先発だ。

ナスダック総合指数の二日間のイントラデイチャート


10時に底打ち


ナスダック総合指数のデイリーチャート


高値引け


ダウ指数の二日間のイントラデイチャート


10時にかかったエンジン


ダウ指数のデイリーチャート


長い下影


ダウ指数 02/6/14 (金) 23:03


ほぼ30分経過、反転の起きやすい時間帯だが、はたして
どうなるだろうか?

200ドル以上の大きな下げとなり、市場は売り物一色。

兎に角、売るにしても買うにしても、一旦の下げ止まりが
見たい。

ナスダック指数 02/6/14 (金) 23:20


テキストブック通りの10時からの反転が開始されている。

そろそろギャップの下部に到着となり、続伸だろうか、それ
ともそこが壁になるだろうか?

ナスダック: -29.35

KPMG Consulting (KCIN) 02/6/14 (金) 23:35


(5分足参照)

ギャップダウンから回復を見せている。

あとはギャップからの脱出を確認しだい、買いに出動だ。

KCIN: 14.05 (+0.12)

PETsMART Inc (PETM) 02/6/15 (土) 0:42


ギャップダウンのダメージから立ち上がりを見せている。

長い下影が出来て、買い手の意欲が感じられるが、この
まま昨日の実体に食い込めるなら買ってみたい。

PETM: 17.04 (-0.16)

ナスダック指数 その2 02/6/15 (土) 0:50


(5分足参照)

10時からの反発はまだ生きている。

あともう少しでギャップからの抜け出しも近い。

セクターではバイオテクノロジー銘柄の活躍が目立つ。

ナスダック: -4.12

EchoStar Communications (DISH) 02/6/15 (土) 3:23


(5分足参照)

200移動平均線を突破した。

残るはギャップからの抜け出しを確認して、買いに出動だ。

DISH: 22.34 (--)

Medtronic Inc (MDT) 02/6/15 (土) 4:28


42ドル25セント付近を通るサポートラインが迫ってきた。

ギャップダウン、そして大きな出来高、正に売り手の圧力
が示されているようだ。

ブレークダウンなら、最近6ヶ月間の安値が更新される。

MDT: 42.70 (-1.34)




閉じる