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(JP)=2002年05月21日 00:00:00
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チアリーダー エンロンの破綻以来、アナリストに対する風当たりが強くなっている。
いったいアナリスト達は、何を基準に売買の推薦を出しているの
だろうか?
素朴な疑問だが、エンロンが暴落を展開している時でさえ、買いの
推薦を取り消さないアナリスト達がいた。
おかげで多数の投資者が大被害を受け、ワシントンの政治家達は
アナリスト規制に乗り出している。
しかしこの「アナリスト規制」は、マーケットに弊害をもたらすと
マーシャル・ローブ氏(前フォーチュン誌エディター)は語る。
「今まで、アナリストによる買い推薦は、株価上昇に大きく役立って
いた。正にアナリストの推薦はチアリーダー的なものだった。
もしこれからアナリストが、このチアリーダーとしての役目を放棄して
客観的なレポート作成だけに徹するなら、株価は下がる結果となる
だろう。」
こんな言い方をされると、思わずこんな質問をしてしまう。
「証券会社はアナリストをチアリーダーとして雇っていたのですか?」
また当然のことながら、「アナリストが推薦しないと株は上がらないの
だろうか?」といった疑問も出てくる。
言い方を変えれば「ニュースが無いと株価は動かないのだろうか?」
ということになる。
話を元に戻すが、ローブ氏の見方には一理あると思う。
ファーストコール社の調べによると、アナリストによる推薦は「買い」
が主流を占め、「売り推奨」は全体の2%にも満たないという。
やはりアナリストはチアリーダーだったのだ。
これから規制が来るとなれば「売り推奨」が増えてくるのだろう。
ひょっとしたらマーケット回復は、これで少し遅れるかもしれない。
ナスダック総合指数の二日間のイントラデイチャート
ギャップダウン、安値引けナスダック総合指数のデイリーチャート/B>
軟調ダウ指数の二日間のイントラデイチャート
ほぼ安値引けダウ指数のデイリーチャート
50日移動平均線が危ないテロ懸念で航空会社が安い 02/5/20 (月) 22:59
航空会社の指数($XAL)の日足に、スイングの売り
パターンが出来上がり、この業種の弱さを示している。
$XAL.X: -1.86 (-2.22%) ダウ指数 02/5/20 (月) 23:36
金曜は高値引けで終わったものの、全く後続が見られ
ない。
逆に50日移動平均線が脅かされ、三連勝に赤信号だ。
ダウ: -113.20 懐かしい名前 (KDE) 02/5/21 (火) 0:00
以前4Kids(KDE)と言えば、ポケモンで大暴れした銘柄だ。
先程テレビ出演したファンドマネージャーが、このKDEを
大分推していた。
日足を見ると、レジスタンスにぶつかり頭打ちだが、本当に久しぶりに聞く名前だ。
KDE: 20.93 (-0.09) Protein Design Labs (PDLI) 02/5/21 (火) 0:24
寄り付き前に格下げをくらってギャップダウンとなったが、ジリジリと回復を見せている。
まだギャップ内での動きで手を出せないが、このまま金曜の引け値を越えるようだと更なる空売りの買い戻しに期待ができる。
PDLI: 11.85 (-0.42) IBM 02/5/21 (火) 0:43
どうやらプルバックも終了し、ダウンスイングが開始され
そうだ。
既に金曜の安値を切っているが、売りへの出動は20日
移動平均線からのブレークダウンを待った方が良い
だろう。
IBM: 84.15 (-1.54) Dynegy Inc (DYN) 02/5/21 (火) 1:00
二割近い上昇と派手な動きだが、先ず第一の難関に直面している。
15分足チャートに走る、200移動平均線の手前で足踏みとなり、正に模様眺めといった状態だ。
DYN: 8.31 (+1.29) Weatherford International (WFT) 02/5/21 (火) 3:46
50日移動平均線が支えとなって、5月14日からのプル
バックに終止符を打ったようだ。
パターンとしてはスイングの買いが出来上がりそうなのだが、先週作ったギャップが目障りだ。 (消極的な買い)
WFT: 49.83 (+0.63) Biovail Corp (BVF) 02/5/21 (火) 4:24
20日移動平均線に行く手をふさがれて、後退を強いられている。
ちょっと気になる、16日の安値が崩れてから売った方が
安全だろう。
BVF: 38.43 (-0.32) Xcel Energy Inc (XEL) 02/5/21 (火) 4:49
日足チャートに、明けの明星パターンが出来上がって
いる。
Pこれで目先の底が確認された形となり、明日もラリーが
期待できそうだ。
XEL: 21.69 (+1.24)
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