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詳細DATA   (JP)=2002年07月11日 00:00:00
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米商務省が発表した5月の小売在庫は、自動車やコンピューター、消費グッズなどの供給が増えたことから、前月比0.1%増しの2,814億ドルと1年ぶりに上昇した。

エコノミストらの予想は、0.2%減だった。

同省が個別に発表した同月の小売売上は、前月比0.2%減と昨年12月以来初の低下となった。

また、米労働省が発表した6月の輸入価格は、乱高下の激しい石油価格が昨年11月以来の安値水準まで落ち込んだことが影響し、前月比0.6%減と6ヶ月ぶりの低下。

輸出価格は、前月比変動なし。 CNN




自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズとライバル社フォードは、バンク・オブ・アメリカから投資評価の引き下げを受け株価を急落させている。 CNN





曜日の米国株式市場は、米企業に対する会計不信と収益懸念が一層強まり、売り一色。

通信大手のクエスト・コミュニケーションズに不正会計疑惑が浮上し、刑事問題として司法省から調査を受けていることが明らかとなり、企業会計に対する不信感が拡大。

また自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズとフォードが投資判断を引き下げられ急落すると、米企業への収益懸念も重なり売り圧力は勢いを増し、ナスダックは5年間の安値水準にまで落ち込んだ。





NASDAQ

ナスダックは、前日に引き続きインテルやアプライド・マテリアルズなどの半導体株が弱く、全面安。

35.11ポイント安の1,346.01ドル。
取引高は約17.7億株。 



NYSE



ダウは、ジョンソン&ジョンソンやメルクなどの製薬株からゼネラル・モーターズにフォードなどの自動車メーカーまで幅広く売られ大幅続落。

282.59ポイント安の8,813.50ドル
取引高は約18.1億株。 



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