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(JP)=2002年07月04日 00:00:00
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■米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数は、前週から1万1,000件の38万2,000件と急低下した。
エコノミストらは38万8,000件を予想していた。
これで、5週間連続で雇用創出分岐点の40万件割れとなり、市場では
労働市場の悪化も一服、との見方が更に一層強まってきている。
また米商務省が発表した5月の工場受注は、前月比0.7%増しと予想を上回った。 CNN
■半導体大手のアドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD:Research,
Estimates)は、2週間前の6月18日に引き続き、第2四半期の売上予想を下方修正した。
当初予想されれいた売上見通しは、8.2億から9億ドルで、2回にも渡る下方修正により、現在の見通しは6億ドルにまで落ち込んだ。
同社は、欧州と欧米における半導体需要低迷を売上減退の理由として挙げている。
7月17日に正式な決算発表を控え、ADM株は先行き不透明感から急落。
一方ライバル社インテル株(INTC:Research,
Estimates)は、小幅高に推移している。 CNN
水曜日の米国株式市場は、7月4日の独立記念日を翌日に控え、対米テロ攻撃や企業業績への懸念から下落して始まった。
半導体大手のアドバンスド・マイクロ・デバイスが2度に渡り売上見通しを下方修正し、前日に引き続きハイテク株は軟調なスタートを切った。
しかし、前日の急落で割安感が生じた銘柄や、空売りの買戻しなどが先行し、後半にかけ急反発した。
7月4日は、独立記念日のため米国株式市場は休場です。
NASDAQ
ナスダックは、サン・マイクロシステムズやオラクルが買われ急反発。
22.35ポイント高の1,380.17ドル。
取引高は約26.6億株。
NYSE
ダウは、J.P.モルガン・チェイスやシティグループ、アメックスなどの金融株が弱い中、AOLやワールドコム、IDTなどが買い戻され反発上昇。
47.22ポイント高の9,054.97ドル。
取引高は約15.2億株。
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