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詳細DATA   (JP)=2002年07月03日 00:00:00
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メリルリンチは、ハイテク設備投資の低迷を理由にPCメーカー大手DELLコンピューター(DELL: Research, Estimates)の下半期売上を350億ドルから342億ドルへと下方修正した。

一方、年間収益見通しに関しては、1株あたり77セントを据え置いた。

また、第3四半期の売上と収益についても下方修正を受け、DELL株は本日安く取引されている。 CNN


モルガン・スタンレーは、当面の収益回復は見込めないと指摘し、複数の半導体企業における目標価格と1株あたり収益見通しを下方修正した。

引き下げを受けた、アプライド・マテリアルズ(AMAT: Research, Estimates)やノベルス・システムズ(NVLS: Research, Estimates)、KLAテンコー(KLAC: Research, Estimates)などに売りが優先している。

また、ソフトウェアメーカーのアドベント・ソフトウェア(ADVS:Research, Estimates)は前日通常取引終了後に第2四半期の売上見通しが予想を下回るだろうとの減益警告を発し急落、ハイテク株の上値を重くしている。 CNN





火曜日の米国株式市場は、7月4日の独立記念日を目前に、対米テロ攻撃や企業業績への懸念などで急落。

先月30日には、パウエル米国務長官が某テレビにて4日の独立記念日に新たなテロ攻撃の可能性があると述べ、米国民に対し警戒体制をとるよう呼びかけていた。

また今日はPC大手のデルコンピューターや半導体大手のアプライド・マテリアルズにノベルス・システムズがハイテク設備投資の低迷を理由にアナリストから収益や売上の下方修正を受け、売りを誘った。





NASDAQ

ナスダックは、デルやアプライド・マテリアルズ、ノベルス・システムズ、KLAテンカーなどのハイテクリーダーを中心に売りが膨らみ急落。

45.98ポイント安の1,357.82ドル。
取引高は約26.5億株。 



NYSE



ダウは、CITグループとタイコ・インターナショナルズが軟調で大幅続落。

102.04ポイント安の9,007.75ドル
取引高は約18.1億株。 



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