詳細DATA
(JP)=2002年07月02日 00:00:00
←一つ後の記事(新)
一つ前の記事(古)→
■米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景気指数は、56.2と前月比0.5ポイント上昇し景気拡大を示唆する50ポイントを5ヶ月連続で上回った。
エコノミストらの予想は55.5だった。
一方、米商務省が発表した5月の建設支出は、前月比0.7%減の8,520億ドルと事前予想を大幅に下回る結果に。 CNN
■製薬大手のジョンソン&ジョンソン(JNJ:
Research,
Estimates) は、持続型抗精神病薬の承認申請が食品医薬品局(FDA)によって却下されたことが、共同開発社Alkermesによって明らかになった。
ジョンソン&ジョンソンからの正式なコメントは、まだ発表されていない。
申請却下の報道を受け、バイオ株全般に売りが優先している。 CNN
週明け月曜日の米国株式市場は、収益懸念からバイオテクとハイテク株が軒並み売られ、大幅下落。
製薬大手のジョンソン&ジョンソンと共同開発社のAlkermesが、食品医薬品局(FDA)申請していた新薬の承認が却下されたとの報道が流れると、バイオテク株に売りが先行した。
また、史上規模最大の不正会計が発覚し先週から取引停止となっていたワールドコムの取引が再開され、一斉売りが殺到し25日の終値から90%超安となった。
本日のナスダック取引量は30億株と極めて多く、そのうちの半数はワールドコム株売却が占めていた。
NASDAQ
ナスダックは、Alkermesを筆頭にアムジェンやイミュネックスなどのバイオ株が安く急反落。
59.41ポイント安の1,403.80ドル。
取引高は約30億株。
NYSE
ダウは、通信株のエリクソンから製薬のメルクやジョンソン&ジョンソンに売りが優先し大幅続落。
133.47ポイント安の9,109.79ドル。
取引高は約14億株。
閉じる
|