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詳細DATA   (JP)=2002年05月17日 00:00:00
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先週の新規失業保険申請件数は、エコノミストらの予想を大幅に上回る41万8,000件と前週から2,000件上昇した。

雇用創出分岐点である40万を7週間連続で上回り、米雇用情勢に対する警戒心は依然として強い。

また米商務省が発表した4月の住宅着工件数は、季節調整済みで年率156万戸と前月比5.4%減少した。

エコノミストらは162.5万戸を予想していた。 CNN




コンピューターメーカー大手のIBMは、前日開催した投資家説明会にて、長期的な業績見通しに強気な姿勢を示した。

目標としている1株あたり2桁の利益を達成するには、更なるコスト削減が必要となることから、アナリストらの間では追加人員削減が近日実施されるとの観測が強まっている。 CNN





曜日の米国株式市場は、好悪材料が入り乱れ、もみ合ってスタート。

朝方発表された住宅着工件数と失業保険申請者件数が予想以上に悪化したことや、バイオテク企業のインクローン・システムズが減収減益を発表したことなどを材料に前半は売りが優勢。

しかし終盤間際にかけ、前日開催された投資家説明会にて長期的な業績見通しに強気な姿勢を示したIBMを中心に買い戻され、ナスダックは5日続伸、ダウは急反発した。





NASDAQ

ナスダックは、バイオテクのインクローン・システムズが売られる中、本日通常取引終了後に決算発表を控えているDELLに期待買いが先行し、小幅続伸。

4.88ポイント高の1,730.44ドル。
取引高は約16.2億株。 



NYSE



ダウは、ウォルマートなどの小売株やハイテクリーダーのIBMまで幅広く買われ上昇。

45.53ポイント高の10,289.21ドル。 
取引高は約12.3億株。




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