詳細DATA
(JP)=2002年05月16日 00:00:00
←一つ後の記事(新)
一つ前の記事(古)→

■米労務省が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.5%上昇した。
振れの激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も、前月比0.3%上昇し、両指数ともにエコノミストらの予想を上回った。
また米商務省が個別に発表した3月の米企業在庫は、事前予想通りに前月比0.4%上昇した。
その他、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した4月の鉱工業生産指数も季節調整済みで年率前月比0.4%上昇し、4ヶ月連続の増加となった。 CNN
■ソフトウェアメーカーのBEAシステムズ(BEAS:Research,
Estimates)は、事業環境の不安定さを理由に今年度の業績見通しを下方修正した。
また同社が発表した第1四半期決算は、予想とは一致したものの、昨年同期から大幅減収減益となった。
減益警告の報道を受け、Wachovia証券は同社の収益見通しを引き下げた。 CNN

水曜日の米国株式市場は、ヒューレット・パッカードが予想を下回る決算を発表したことが嫌気され、ハイテク株全般に売りが優先。
前日通常取引終了後に予想以上に悪化した決算を発表したコンピューター大手のヒューレット・パッカードが、先行きに慎重な姿勢を示しブルーチップの売りを誘ったことからダウは急反落。
一方、ソフトウェアメーカーのBEAシステムズは業績見通しを下方修正したにも関わらず堅調に推移し、好決算を発表したアプライド・マテリアルズとともに急伸し、ナスダックの底値を支えた。
NASDAQ
ナスダックは、売られる銘柄も多い中、アプライド・マテリアルズやBEAシステムズ、クアルコムなどが買われ小幅続伸。
6.51ポイント高の1,725.56ドル。
取引高は約22.3億株。
NYSE
ダウは、ヒューレット・パッカードやIBMに失望売りが先行し、急反落。
54.46ポイント安の10,243.68ドル。
取引高は約13.9億株。
閉じる
|