12日(火)の日経平均指数はギャップダウンで開始。開始から1時間は強かったが、その後前場終わりまでは軟調で推移。後場は終始強かったが最後の1時間は軟調で終了。日経平均株価の終値は2008年10月3日以来約1年3カ月ぶりの高値で1万0879円14銭。 東証1部の売買高は概算で25億2381万株。
出遅れ感のあった主力株に外国人投資家からの見直し買いが入り、後場には物色先のすそ野が広がる展開となった。世界的な景気回復や企業業績の改善に期待感から、事業を国際展開する銘柄への買いが目立った。上場廃止の可能性が高くなってきた日本航空 (9205) は、前場9時30分過ぎからストップ安の37円(30円安)で売り気配のまま推移、大引けには比例配分されて値がついた。