26日(火)の日経平均指数は薄いギャップダウンで開始。開始から30分は強く、その後軟調という値幅の少ない展開で、その後も同じパターンを繰り返して前場を終了、後場は大きなギャップダウンで始まり、軟調のまま最後まで下げ続けて終了。日経平均株価の日足は上にヒゲをつけた長い陰線となり約1カ月ぶりの安値。東証1部の売買高は23億7259万株。
後場の大きな下げは、中国の金融引き締め観測が伝わったためで、中国の上海総合指数や香港ハンセン指数も大きく下落、中国株関連のコマツや日立建機などが売られた。さらに外国為替市場ではドルやユーロに対して円高となったため、輸出関連銘柄も軟調で、東京マーケット全体が全面安の展開となったままで終了。